JP2011205570A - 集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】エントランスにいる来訪者に監視されている旨の警告を与えることにより、エントランスにおける来訪者の不審な行動や共連れ的な進入を抑止することができる集合住宅インターホンシステムを提供する。
【解決手段】集合玄関機10のセンサ14またはエントランスカメラ20のセンサ21が来訪者を感知した場合にカメラ13またはエントランスカメラ20を起動し、このカメラ13またはエントランスカメラ20により撮像される映像を表示部12に表示する。これにより、エントランスAにいる来訪者自身の姿が表示部12に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動を抑止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】集合玄関機10のセンサ14またはエントランスカメラ20のセンサ21が来訪者を感知した場合にカメラ13またはエントランスカメラ20を起動し、このカメラ13またはエントランスカメラ20により撮像される映像を表示部12に表示する。これにより、エントランスAにいる来訪者自身の姿が表示部12に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動を抑止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、集合住宅インターホンシステムに関する。
従来、マンション等の集合住宅で使用される集合住宅インターホンシステムとして、そのエントランスにオートドアが設けられているものが存在する。このようにオートドアが設けられた集合住宅インターホンシステムによれば、不特定人のマンション内への自由な立ち入りを防止することができるため、セキュリティを高めることができる。
しかしながら、このようなオートドア付きの集合住宅インターホンシステムにおいても、オートドアの外側のエントランスにおける来訪者の不審な行動を把握できないことが多い。すなわち、エントランスの状況を把握するための集合玄関機のカメラまたはエントランスに設置されるエントランスカメラは集合玄関機から居住者等の呼出操作などを行った場合に起動するような構成になっているため、来訪者により呼出操作がなされるまではエントランスが監視状態にないのが一般的である。このため、エントランスに設置されている集合玄関機やその他の備品が第三者により損傷されたり、張り紙をされたりいたずら書き等のいたずらをされる場合がある。また、このようにエントランスが監視状態にない際、集合住宅内の他の居住者が他の来訪者のためにオートドアを解錠した際に共連れ的に第三者がマンション内に立ち入ってしまう等、居住者にとって好ましくない来訪者や不審者のマンション内への立ち入る場合もある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、エントランスにいる来訪者に監視されている旨の警告を与えることにより、エントランスにおける来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる集合住宅インターホンシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願発明者は、以下のような集合住宅インターホンシステムを提案する。
本発明の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、前記エントランスに設置され、来訪者を撮像するためのエントランスカメラと、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機と、前記集合玄関機、前記エントランスカメラおよび前記居室親機を制御する制御装置と、を有している。
前記集合玄関機は、表示部を有しており、前記エントランスカメラは、人を感知するセンサを有しており、前記制御装置は、前記エントランスカメラの前記センサが来訪者を感知した場合、前記エントランスカメラを起動させ、このエントランスカメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行うような構成となっている。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、エントランスカメラのセンサが来訪者を感知した場合にエントランスカメラが起動し、このエントランスカメラにより撮像される映像が表示部に表示される。すなわち、エントランスにいる来訪者自身の姿が集合玄関機の表示部に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。
前記集合玄関機は、表示部を有しており、前記エントランスカメラは、人を感知するセンサを有しており、前記制御装置は、前記エントランスカメラの前記センサが来訪者を感知した場合、前記エントランスカメラを起動させ、このエントランスカメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行うような構成となっている。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、エントランスカメラのセンサが来訪者を感知した場合にエントランスカメラが起動し、このエントランスカメラにより撮像される映像が表示部に表示される。すなわち、エントランスにいる来訪者自身の姿が集合玄関機の表示部に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。
本発明の他の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機と、前記集合玄関機および前記居室親機を制御する制御装置と、を有している。
前記集合玄関機は、来訪者を撮像するための集合玄関機カメラ、表示部および人を感知するセンサを有しており、前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラを起動させ、この集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行うような構成となっている。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機のセンサが来訪者を感知した場合に集合玄関機カメラが起動し、この集合玄関機カメラにより撮像される映像が表示部に表示される。すなわち、上記の集合住宅インターホンシステムと同様、エントランスにいる来訪者自身の姿が表示部に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。
前記集合玄関機は、来訪者を撮像するための集合玄関機カメラ、表示部および人を感知するセンサを有しており、前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラを起動させ、この集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行うような構成となっている。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機のセンサが来訪者を感知した場合に集合玄関機カメラが起動し、この集合玄関機カメラにより撮像される映像が表示部に表示される。すなわち、上記の集合住宅インターホンシステムと同様、エントランスにいる来訪者自身の姿が表示部に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。
また、本発明の他の集合住宅インターホンシステムは、集合住宅のエントランスに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、前記エントランスに設置され、来訪者を撮像するためのエントランスカメラと、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機と、前記集合玄関機、前記エントランスカメラおよび前記居室親機を制御する制御装置と、を有している。
前記集合玄関機は、来訪者を撮像するための集合玄関機カメラ、表示部および人を感知するセンサを有しており、前記エントランスカメラは、人を感知するセンサを有しており、前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサまたは前記エントランスカメラの前記センサのいずれかが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラおよび前記エントランスカメラを起動させ、この集合玄関機カメラまたは前記エントランスカメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行うような構成となっている。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機のセンサまたはエントランスカメラのセンサが来訪者を感知した場合に集合玄関機カメラまたはエントランスカメラが起動し、この集合玄関機カメラまたはエントランスカメラにより撮像される映像が表示部に表示される。すなわち、上記の集合住宅インターホンシステムと同様、エントランスにいる来訪者自身の姿が表示部に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。また、この集合住宅インターホンシステムでは、集合玄関機のセンサまたはエントランスカメラのセンサのいずれかが来訪者を感知した場合にカメラが起動するため、来訪者の感知度を上げることができる。また、来訪者の撮像も集合玄関機カメラおよびエントランスカメラの双方のカメラによってなされるため、複数の角度からの撮像が可能となり、監視体制をより高めることができる。
前記集合玄関機は、来訪者を撮像するための集合玄関機カメラ、表示部および人を感知するセンサを有しており、前記エントランスカメラは、人を感知するセンサを有しており、前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサまたは前記エントランスカメラの前記センサのいずれかが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラおよび前記エントランスカメラを起動させ、この集合玄関機カメラまたは前記エントランスカメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行うような構成となっている。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、集合玄関機のセンサまたはエントランスカメラのセンサが来訪者を感知した場合に集合玄関機カメラまたはエントランスカメラが起動し、この集合玄関機カメラまたはエントランスカメラにより撮像される映像が表示部に表示される。すなわち、上記の集合住宅インターホンシステムと同様、エントランスにいる来訪者自身の姿が表示部に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。また、この集合住宅インターホンシステムでは、集合玄関機のセンサまたはエントランスカメラのセンサのいずれかが来訪者を感知した場合にカメラが起動するため、来訪者の感知度を上げることができる。また、来訪者の撮像も集合玄関機カメラおよびエントランスカメラの双方のカメラによってなされるため、複数の角度からの撮像が可能となり、監視体制をより高めることができる。
前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサのまたは前記エントランスカメラの前記センサのいずれかが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラおよび前記エントランスカメラを起動させ、この集合玄関機カメラにより撮像される映像またはエントランスカメラにより撮像される映像を所定のタイミングで切り替えて前記表示部に表示する制御を行うような構成とすることができる。
このように、集合玄関機カメラにより撮像される映像またはエントランスカメラにより撮像される映像を所定のタイミングで表示部に表示する構成とすれば、来訪者に複数のカメラで監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動をさらに抑止することができる。
なお「所定のタイミングで切り替えて」とは、所定の時間が経過する毎に切り替える場合のほか、所定の時間が経過した場合に一度だけ映像を切り替える場合も含まれる。
このように、集合玄関機カメラにより撮像される映像またはエントランスカメラにより撮像される映像を所定のタイミングで表示部に表示する構成とすれば、来訪者に複数のカメラで監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動をさらに抑止することができる。
なお「所定のタイミングで切り替えて」とは、所定の時間が経過する毎に切り替える場合のほか、所定の時間が経過した場合に一度だけ映像を切り替える場合も含まれる。
前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、監視中であることを示すメッセージを前記集合玄関機から出力する制御を行うような構成とすることができる。
このように、監視中であることを示すメッセージを集合玄関機から出力するような構成にすれば、自分自身が監視のターゲットになっていることを知らせることができるため、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入をさらに抑止することができる。
ここで「監視中であることを示すメッセージ」とは、「監視中です。」等のテロップを表示部に表示する文字によるメッセージまたは音声によるメッセージを意味する。この文字によるメッセージおよび音声によるメッセージは、そのいずれか一方を出力するような構成としてもよいし、双方を出力するような構成としてもよい。
このように、監視中であることを示すメッセージを集合玄関機から出力するような構成にすれば、自分自身が監視のターゲットになっていることを知らせることができるため、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入をさらに抑止することができる。
ここで「監視中であることを示すメッセージ」とは、「監視中です。」等のテロップを表示部に表示する文字によるメッセージまたは音声によるメッセージを意味する。この文字によるメッセージおよび音声によるメッセージは、そのいずれか一方を出力するような構成としてもよいし、双方を出力するような構成としてもよい。
前記制御装置は、前記エントランスカメラの前記センサまたは前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知してから所定の時間内に前記集合玄関機の入力操作がなかった場合にのみ、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させるような構成となっていてもよい。
マンションの居住者やいたずら目的ではない来訪者は、エントランスに立ち入ったらすぐに集合玄関機の入力操作を行うことが多く、逆に、エントランスに立ち入ったまま集合玄関機にて何ら入力操作をしない者は、立ち入りの目的が不明確で不審者である場合が多い。したがって、このような構成になっていれば、所定の時間内(例えば1分以内)に集合玄関機の入力操作を行わなかった来訪者のみを撮像することとなるため、不審者である可能性の低い前者についての撮像を回避することができる可能性が高く、マンションの居住者や通常の来訪者に対して監視カメラによって監視されているという不快感を与えずにすむ。
マンションの居住者やいたずら目的ではない来訪者は、エントランスに立ち入ったらすぐに集合玄関機の入力操作を行うことが多く、逆に、エントランスに立ち入ったまま集合玄関機にて何ら入力操作をしない者は、立ち入りの目的が不明確で不審者である場合が多い。したがって、このような構成になっていれば、所定の時間内(例えば1分以内)に集合玄関機の入力操作を行わなかった来訪者のみを撮像することとなるため、不審者である可能性の低い前者についての撮像を回避することができる可能性が高く、マンションの居住者や通常の来訪者に対して監視カメラによって監視されているという不快感を与えずにすむ。
前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させる前に、まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージを前記集合玄関機から出力する制御を行うような構成となっていてもよい。
このような構成にすれば、エントランスに立ち入ってから所定の時間内に集合玄関機にて入力操作をしない場合、まもなく監視が始まることが予告されるため、不審な行動を未然に防止できる効果を期待することができる、また、マンションの居住者や通常の来訪者にこれから撮像されるという心づもりをさせることができ、プライバシーを保護することができる。
ここで「まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージ」とは、「まもなく撮像が開始されます。」等のテロップを表示部に表示する文字によるメッセージまたは音声によるメッセージを意味する。この文字によるメッセージおよび音声によるメッセージは、そのいずれか一方を出力するような構成としてもよいし、双方を出力するような構成としてもよい。
このような構成にすれば、エントランスに立ち入ってから所定の時間内に集合玄関機にて入力操作をしない場合、まもなく監視が始まることが予告されるため、不審な行動を未然に防止できる効果を期待することができる、また、マンションの居住者や通常の来訪者にこれから撮像されるという心づもりをさせることができ、プライバシーを保護することができる。
ここで「まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージ」とは、「まもなく撮像が開始されます。」等のテロップを表示部に表示する文字によるメッセージまたは音声によるメッセージを意味する。この文字によるメッセージおよび音声によるメッセージは、そのいずれか一方を出力するような構成としてもよいし、双方を出力するような構成としてもよい。
前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させてから所定の時間内に前記集合玄関機の入力操作がなかった場合には、予め決められた時間が経過した後、または前記エントランスカメラの前記センサまたは前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知しなくなった後に、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラの撮像を終了させるような構成とすることができる。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、エントランス内の清掃・修理その他何らかの事情によりエントランス立ち入り後に集合玄関機の入力操作を行わない場合に、カメラによる撮像を無駄に続けることを防止することができる。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、エントランス内の清掃・修理その他何らかの事情によりエントランス立ち入り後に集合玄関機の入力操作を行わない場合に、カメラによる撮像を無駄に続けることを防止することができる。
前記制御装置は、前記集合玄関機の入力操作があった場合に予め決められた時間居住者を呼び出し続けるための呼出状態継続用のタイマを有しており、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラの起動中に前記集合玄関機の入力操作があった場合には、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させた状態を維持するとともに、前記呼出状態継続用のタイマを起動させ、前記居住者が前記居室親機により応答することなく前記予め決められた時間が経過した場合、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラの撮像を終了させるような構成としてもよい。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、来訪者が呼び出した居住者が不在である場合においても、呼出状態継続用のタイマの作動により予め決められた時間が経過した場合にはカメラによる撮像が終了するため、カメラによる撮像を無駄に続けることを防止することができる。
このような構成の集合住宅インターホンシステムによれば、来訪者が呼び出した居住者が不在である場合においても、呼出状態継続用のタイマの作動により予め決められた時間が経過した場合にはカメラによる撮像が終了するため、カメラによる撮像を無駄に続けることを防止することができる。
前記集合玄関機または前記制御装置の少なくとも一方は、メモリを備えており、前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、この映像を前記メモリに録画するような構成としてもよい。
このように、映像をメモリに録画するような構成とすれば、エントランスの集合玄関機または備品等に損傷があった場合や、マンション内に不審者がいた場合に、この人物が立ち去った後にも来訪時の様子を確認することができ、利便性が高い。
このように、映像をメモリに録画するような構成とすれば、エントランスの集合玄関機または備品等に損傷があった場合や、マンション内に不審者がいた場合に、この人物が立ち去った後にも来訪時の様子を確認することができ、利便性が高い。
管理人室に設置され、表示部を備える管理室親機をさらに有しており、前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、前記管理人室の前記表示部にも表示するような構成としてもよい。
このように、管理人室の表示部にも映像を表示するような構成とすれば、リアルタイムに管理人による監視を行うことができる。
このように、管理人室の表示部にも映像を表示するような構成とすれば、リアルタイムに管理人による監視を行うことができる。
前記管理室親機は、メモリを備えており、前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、この映像を前記メモリに録画するような構成としてもよい。
このように、映像をメモリに録画するような構成とすれば、エントランスの集合玄関機または備品等に損傷があった場合、この人物が立ち去った後にも来訪時の様子を確認することができ、利便性が高い。
このように、映像をメモリに録画するような構成とすれば、エントランスの集合玄関機または備品等に損傷があった場合、この人物が立ち去った後にも来訪時の様子を確認することができ、利便性が高い。
本発明によれば、エントランスにおける来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる集合住宅インターホンシステムを提供することができる。
以下、本発明の集合住宅インターホンシステムの好ましい一実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態による集合住宅インターホンシステム1は、概略で図1に示したように構成される。
すなわち、このインターホンシステム1は、集合住宅のエントランスAに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機10と、集合玄関機10に接続されているエントランスカメラ20と、管理人室に設置される管理室親機30と、各住戸に設置され、集合玄関機10または管理室親機30からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機40と、集合玄関機10、エントランスカメラ20、管理室親機30、および居室親機40を制御する制御装置50と、を有している。
集合玄関機10とエントランスカメラ20、管理室親機30、および居室親機40は、それぞれ集合玄関接続幹線L1、管理室接続幹線L2、および居室接続幹線L3を介して制御装置50に接続されている。
すなわち、このインターホンシステム1は、集合住宅のエントランスAに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機10と、集合玄関機10に接続されているエントランスカメラ20と、管理人室に設置される管理室親機30と、各住戸に設置され、集合玄関機10または管理室親機30からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機40と、集合玄関機10、エントランスカメラ20、管理室親機30、および居室親機40を制御する制御装置50と、を有している。
集合玄関機10とエントランスカメラ20、管理室親機30、および居室親機40は、それぞれ集合玄関接続幹線L1、管理室接続幹線L2、および居室接続幹線L3を介して制御装置50に接続されている。
集合玄関機10は、来訪者が来訪先の居室番号等を入力して呼出操作を行うための操作部11と、操作部11にて入力された居室番号等が表示される表示部12と、来訪者を撮像するためのカメラ13と、人を感知するセンサ14と、音声メッセージ等を格納するメモリ15と、集合玄関接続幹線L1を介して制御装置50と通信するための通信回路16と、マイク17およびスピーカ18と、集合玄関機10全体をそれぞれ制御するための制御回路19と、を有している。この制御回路19は、集合住宅内への立ち入りを制限するための図示しないオートドアと接続されている。
エントランスカメラ20は、来訪者を撮像するためのエントランスに取り付けられたカメラである。このエントランスカメラ20は、人を感知するセンサ21を備えている。このエントランスカメラ20は、図1に示すように、本実施形態では、集合玄関機10の制御回路19に接続されており、制御回路19の制御に基づいて動作するように構成されているものとして説明するが、集合玄関機10の制御回路19ではなく、制御装置50に接続されるような構成とすることもできる。
エントランスカメラ20は、来訪者を撮像するためのエントランスに取り付けられたカメラである。このエントランスカメラ20は、人を感知するセンサ21を備えている。このエントランスカメラ20は、図1に示すように、本実施形態では、集合玄関機10の制御回路19に接続されており、制御回路19の制御に基づいて動作するように構成されているものとして説明するが、集合玄関機10の制御回路19ではなく、制御装置50に接続されるような構成とすることもできる。
管理室親機30は、管理人が通話したい居住者の居室番号等を入力して呼出操作を行うための操作部31と、操作部31にて入力された居室番号、呼出元や警報報知元の居室番号等が表示される表示部32と、メモリ33と、管理室接続幹線L2を介して制御装置50と通信するための通信回路34と、管理室親機30全体を制御するための制御回路35と、を有している。本実施形態では、この管理室親機30は1つであるものとして説明するが、複数設けられていてもよい。
居室親機40は、集合玄関機10や管理室親機30からの呼び出しに応答する応答操作や居住者が管理人を呼び出す呼出操作等を行うための操作部41と、操作部41で行った各種操作情報や、通話している来訪者または管理人の画像を表示等するための表示部42と、居室接続幹線L3を介して制御装置50と通信するための通信回路43と、居室親機40全体をそれぞれ制御するための制御回44と、を有している。
操作部41は、来訪者からの呼び出しがあった際にオートドアを解錠するための図示しない解錠ボタンを有している。
その他、管理室親機30および居室親機40が通話に必要な音声回路や映像回路等を備えていることは従来のインターホンシステムと同様であるので、これらについての説明は省略する。
操作部41は、来訪者からの呼び出しがあった際にオートドアを解錠するための図示しない解錠ボタンを有している。
その他、管理室親機30および居室親機40が通話に必要な音声回路や映像回路等を備えていることは従来のインターホンシステムと同様であるので、これらについての説明は省略する。
制御装置50は、集合玄関接続幹線L1を介して集合玄関機10と通信するための通信回路51と、管理室接続幹線L2を介して管理室親機30と通信するための通信回路52と、居室親機接続幹線L3を介して居室親機40と通信するための通信回路53と、メモリ54と、呼出状態継続用のタイマ55と、制御装置50全体を制御するための主制御回路56と、を有している。
呼出状態継続用のタイマ55は、集合玄関機10から居室親機40の呼び出しがあった場合、呼び出しがあってから、設定された所定の時間をカウントするタイマである。
呼出状態継続用のタイマ55は、集合玄関機10から居室親機40の呼び出しがあった場合、呼び出しがあってから、設定された所定の時間をカウントするタイマである。
次に、以上のように構成された集合住宅インターホンシステム1の動作について、説明する。
なお、集合玄関機10による来訪者からの呼出操作に対して管理室親機30または居室親機40で応答した場合、制御装置50を介して集合玄関機10と管理室親機30または居室親機40との間で通話が行える点等については従来と同様であるので説明を省略し、ここでは、来訪者がエントランスAに立ち入った場合の集合住宅インターホンシステム1の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、集合玄関機10による来訪者からの呼出操作に対して管理室親機30または居室親機40で応答した場合、制御装置50を介して集合玄関機10と管理室親機30または居室親機40との間で通話が行える点等については従来と同様であるので説明を省略し、ここでは、来訪者がエントランスAに立ち入った場合の集合住宅インターホンシステム1の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
集合玄関機10のセンサ14またはエントランスカメラ20のセンサ21がエントランスAに立ち入った来訪者を感知すると(ST101:Yes)、人を感知したことを示す感知信号がこれらのセンサ14、21から制御回路19、集合玄関接続幹線L1を介して制御装置50の通信回路51に送信される。
主制御回路56は、通信回路51から感知信号を受け取ると、図示しないタイマにより所定の時間(例えば30秒)のカウントを開始する(ST102)。そして、感知信号を受け取ってから所定の時間内に来訪者による集合玄関機の入力操作がなかった場合(ST102:No)、主制御回路56は、さらに図示しないタイマによる所定の時間(例えば10秒)のカウントを開始するとともに、まもなく撮像を開始する旨のメッセージを集合玄関機10から流すように集合玄関機10を制御する。具体的には、集合玄関機10から撮像を開始する旨のメッセージを流すための信号を通信回路51から集合玄関機10に送信する。この信号は、通信回路16を介して制御回路19に送信される。制御回路19は、メモリ15から「まもなく撮像を開始します。」との音声メッセージおよび「御用の方は、居室番号を入力ください。」との文字メッセージを読み出し、音声メッセージをスピーカ18から流すとともに、文字メッセージを表示部12に表示する(ST103)。
そして、この所定の時間内にも来訪者による集合玄関機の入力操作がなかった場合(ST104:No)、主制御回路56は、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させる制御を実行する。具体的には、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させる起動信号を通信回路51から集合玄関機10に送信する。この起動信号は、通信回路16、制御回路19を介してカメラ13およびエントランスカメラ20に送信され、カメラ13およびエントランスカメラ20が起動し、撮像が開始される(ST105)。
一方、まもなく撮像を開始する旨のアナウンスがされるまでに、またはこのアナウンスがされてから所定の時間が経過するまでに、来訪者による集合玄関機10の入力操作があった場合、主制御回路56は、監視のためにカメラ13およびエントランスカメラ20を起動させる制御を実行しない。
主制御回路56は、通信回路51から感知信号を受け取ると、図示しないタイマにより所定の時間(例えば30秒)のカウントを開始する(ST102)。そして、感知信号を受け取ってから所定の時間内に来訪者による集合玄関機の入力操作がなかった場合(ST102:No)、主制御回路56は、さらに図示しないタイマによる所定の時間(例えば10秒)のカウントを開始するとともに、まもなく撮像を開始する旨のメッセージを集合玄関機10から流すように集合玄関機10を制御する。具体的には、集合玄関機10から撮像を開始する旨のメッセージを流すための信号を通信回路51から集合玄関機10に送信する。この信号は、通信回路16を介して制御回路19に送信される。制御回路19は、メモリ15から「まもなく撮像を開始します。」との音声メッセージおよび「御用の方は、居室番号を入力ください。」との文字メッセージを読み出し、音声メッセージをスピーカ18から流すとともに、文字メッセージを表示部12に表示する(ST103)。
そして、この所定の時間内にも来訪者による集合玄関機の入力操作がなかった場合(ST104:No)、主制御回路56は、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させる制御を実行する。具体的には、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させる起動信号を通信回路51から集合玄関機10に送信する。この起動信号は、通信回路16、制御回路19を介してカメラ13およびエントランスカメラ20に送信され、カメラ13およびエントランスカメラ20が起動し、撮像が開始される(ST105)。
一方、まもなく撮像を開始する旨のアナウンスがされるまでに、またはこのアナウンスがされてから所定の時間が経過するまでに、来訪者による集合玄関機10の入力操作があった場合、主制御回路56は、監視のためにカメラ13およびエントランスカメラ20を起動させる制御を実行しない。
起動したカメラ13およびエントランスカメラ20により撮像された映像は制御回路19に送信され、制御回路19は、カメラ13またはエントランスカメラ20により撮像された映像のうち、いずれか一方の映像を表示部12に表示するとともに、監視中であることを示すメッセージを集合玄関機10から出力する。具体的には、まずエントランスカメラ20により撮像された映像を表示部12に表示する(ST106)。そして、予め設定された時間(例えば30秒)が経過したら(ST107:Yes)一度だけ映像を切り替え、カメラ13により撮像された映像を表示部12に表示する(ST108)。また、表示部12に映像を表示するとともに「監視中です。」等のテロップを流し、「監視中です。」との音声を集合玄関機10のスピーカ18から出力する。
また、制御回路19は、表示部12に映し出す映像をメモリ15に録画する(ST106)とともに、通信回路16から制御装置50の通信回路51、主制御回路56、通信回路52、管理室接続幹線L2を介して管理室親機30の通信回路34に送信される。
制御回路35は、通信回路34から表示部12に映し出す映像を受け取ると、この映像を表示部32に表示する(ST106、ST108)。
制御回路35は、通信回路34から表示部12に映し出す映像を受け取ると、この映像を表示部32に表示する(ST106、ST108)。
カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させてから、来訪者による呼出操作もなく、集合玄関機10のセンサ14およびエントランスカメラ20のセンサ21による感知信号が制御装置50に送信されなくなった場合(ST114:Yes)、主制御回路56は、カメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させる制御を実行する(ST115)。具体的には、カメラ13およびエントランスカメラ20の撮像を終了させる停止信号を通信回路51から集合玄関機10に送信する。この停止信号は、通信回路16、制御回路19を介してカメラ13およびエントランスカメラ20に送信され、カメラ13およびエントランスカメラ20による撮像が終了する。
このように、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1では、センサ14およびセンサ21が来訪者を感知しなくなった場合にカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させるような構成になっているものとして説明したが、これに限られず、どのようなタイミングで終了させてもよい。例えば、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させてから所定の時間(例えば1分)内に集合玄関機の入力操作がなかった場合には、予め決められた時間(例えば2分)が経過した後に終了させるような構成としてもよい。また、センサ14またはセンサ21のいずれか一方が来訪者を感知しなくなった場合にカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させるような構成としてもよい。
このように、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1では、センサ14およびセンサ21が来訪者を感知しなくなった場合にカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させるような構成になっているものとして説明したが、これに限られず、どのようなタイミングで終了させてもよい。例えば、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させてから所定の時間(例えば1分)内に集合玄関機の入力操作がなかった場合には、予め決められた時間(例えば2分)が経過した後に終了させるような構成としてもよい。また、センサ14またはセンサ21のいずれか一方が来訪者を感知しなくなった場合にカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させるような構成としてもよい。
一方、カメラ13およびエントランスカメラ20の起動中に、来訪者による居住者または管理人の呼び出しがあった場合(ST109)、すなわち、来訪者による集合玄関機10の操作部11の入力操作があった場合には、主制御回路56は、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させた状態を維持するとともに、呼出状態継続用のタイマ55を起動させる(ST110)。呼出状態継続用のタイマ55により設置された時間内に居住者または管理人が居室親機40または管理室親機30により応答した場合(ST111:Yes)、通話状態となり(ST112)、主制御回路56は、通話の終了(ST113)と同時にカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させる(ST113)。一方、居住者または管理人が居室親機40または管理室親機30により応答することなく呼出状態継続用のタイマ55により設置された時間が経過した場合(ST111:No)、主制御回路56は、呼び出しを終了するとともにカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を終了させる(ST115)。
以上のように、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、エントランスにいる来訪者自身の姿が集合玄関機10の表示部12に映し出されるため、来訪者に監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入を抑止することができる。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、エントランスカメラ20センサ21または集合玄関機10のセンサ14が来訪者を感知してから所定の時間内に来訪者による集合玄関機の入力操作がなかった場合にのみ、エントランスカメラ20およびカメラ13を起動させるような構成となっている。
マンションの居住者やいたずら目的ではない来訪者は、エントランスAに立ち入ったらすぐに集合玄関機10の入力操作を行うことが多く、逆に、エントランスAに立ち入ったまま集合玄関機10にて何ら入力操作をしない者は、立ち入りの目的が不明確で不審者である場合が多い。したがって、このような構成になっていれば、所定の時間内に集合玄関機10の入力操作を行わなかった来訪者のみを撮像することとなるため、不審者である可能性の低い者の撮像を回避することができる可能性が高く、マンションの居住者や通常の来訪者に対して監視カメラによって監視されているという不快感を与えずにすむ。
マンションの居住者やいたずら目的ではない来訪者は、エントランスAに立ち入ったらすぐに集合玄関機10の入力操作を行うことが多く、逆に、エントランスAに立ち入ったまま集合玄関機10にて何ら入力操作をしない者は、立ち入りの目的が不明確で不審者である場合が多い。したがって、このような構成になっていれば、所定の時間内に集合玄関機10の入力操作を行わなかった来訪者のみを撮像することとなるため、不審者である可能性の低い者の撮像を回避することができる可能性が高く、マンションの居住者や通常の来訪者に対して監視カメラによって監視されているという不快感を与えずにすむ。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、エントランスカメラ20またはカメラ13を起動させる前に、まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージが集合玄関機10から出力される構成となっている。すなわち、まもなく監視が始まることが予告されるため、不審な行動を未然に防止できる効果を期待することができる。また、マンションの居住者や通常の来訪者にこれから撮像されるという心づもりをさせることができ、プライバシーを保護することができる。
なお、本実施形態では、まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージを文字および音声により出力するものとして説明したが、これに限られず、文字によるメッセージおよび音声によるメッセージは、そのいずれか一方を出力するような構成としてもよい。
なお、本実施形態では、まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージを文字および音声により出力するものとして説明したが、これに限られず、文字によるメッセージおよび音声によるメッセージは、そのいずれか一方を出力するような構成としてもよい。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、エントランスカメラ20により撮像される映像からカメラ13により撮像される映像に切り替えて表示部12に表示するような構成となっているので、来訪者に複数のカメラで監視されているという警告を与えることができ、来訪者の不審な行動や共連れ的な侵入をさらに抑止することができる。なお、本実施形態では、エントランスカメラ20により撮像される映像からカメラ13により撮像される映像に一度だけ切り替えて表示部12に表示するような構成であるものとして説明したが、これに限られず、カメラ13により撮像される映像からエントランスカメラ20により撮像される映像に一度だけ切り替えて表示部12に表示するような構成、または所定の時間が経過する毎にこれらの映像を交互に切り替えて表示部12に表示する構成としてもよい。
さらに、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、エントランスカメラ20またはカメラ13により撮像される映像に加えて、監視中であることを示すメッセージが集合玄関機10から出力されるような構成になっているので、来訪者に監視されている旨のより強い警告を与えることができ、来訪者の不審な行動をさらに抑止することができる。なお、本実施形態では、文字によるメッセージまたは音声によるメッセージの双方を出力するような構成になっているものとして説明するが、これに限られず、文字によるメッセージおよび音声によるメッセージのうち、そのいずれか一方を出力するような構成になっていてもよい。
さらに、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、エントランスカメラ20またはカメラ13により撮像される映像に加えて、監視中であることを示すメッセージが集合玄関機10から出力されるような構成になっているので、来訪者に監視されている旨のより強い警告を与えることができ、来訪者の不審な行動をさらに抑止することができる。なお、本実施形態では、文字によるメッセージまたは音声によるメッセージの双方を出力するような構成になっているものとして説明するが、これに限られず、文字によるメッセージおよび音声によるメッセージのうち、そのいずれか一方を出力するような構成になっていてもよい。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、管理人室の表示部32にも映像が表示されるため、リアルタイムに管理人による監視を行うことができる。
また、撮像した映像がメモリ15に録画されるような構成となっているので、エントランスAの集合玄関機10または備品等に損傷があった場合や、マンション内に不審者がいた場合に、この人物が立ち去った後にも来訪時の様子を確認することができ、利便性が高い。
なお、本実施形態では、撮像した映像がメモリ15に録画されるような構成となっているものとして説明したが、これに限られず、録画は行わないような構成としてもよいし、撮像した映像はメモリ15、33、54のいずれに録画してもよい。
また、撮像した映像がメモリ15に録画されるような構成となっているので、エントランスAの集合玄関機10または備品等に損傷があった場合や、マンション内に不審者がいた場合に、この人物が立ち去った後にも来訪時の様子を確認することができ、利便性が高い。
なお、本実施形態では、撮像した映像がメモリ15に録画されるような構成となっているものとして説明したが、これに限られず、録画は行わないような構成としてもよいし、撮像した映像はメモリ15、33、54のいずれに録画してもよい。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させてから所定の時間内に集合玄関機10の入力操作がなかった場合には、センサ14およびセンサ21が来訪者を感知しなくなった後に、カメラ13およびエントランスカメラ20の撮像を終了させるような構成となっているので、来訪者が集合玄関機10の入力操作を行わないまま立ち去ってしまった場合に、カメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を無駄に続けることを防止することができる。なお、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させてから所定の時間内に集合玄関機10の入力操作がなかった場合、所定の時間経過した後に、カメラ13およびエントランスカメラ20の撮像を終了させるような構成とした場合には、エントランスA内の清掃・修理その他何らかの事情によりエントランスAに立ち入った後に集合玄関機10の入力操作を行わない場合に、カメラ13およびエントランスカメラ20による撮像を無駄に続けることを防止することができる。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1によれば、カメラ13およびエントランスカメラ20の起動中に集合玄関機10の入力操作があった場合には、カメラ13およびエントランスカメラ20を起動させた状態を維持するとともに、呼出状態継続用のタイマ55を起動させ、居住者が居室親機40により応答することなく予め決められた時間が経過した場合、カメラ13およびエントランスカメラ20の撮像を終了させるような構成となっているので、来訪者が呼び出した居住者が不在である場合においても、呼出状態継続用のタイマ55の作動により予め決められた時間が経過した場合にはカメラ13およびエントランスカメラ20による撮像が終了するため、撮像を無駄に続けることを防止することができる。
また、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1は、集合玄関機10のカメラ13およびエントランスカメラ20の双方を備えており、集合玄関機10のセンサ14またはエントランスカメラ20のセンサ21のいずれかが来訪者を感知した場合にカメラ13、エントランスカメラ20が起動するため、来訪者の感知度を上げることができる。また、来訪者の撮像もカメラ13、エントランスカメラ20の双方のカメラによってなされるため、複数の角度からの撮像が可能となり、監視体制をより高めることができる。
このように、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1は、集合玄関機10のカメラ13およびエントランスカメラ20の双方を備えているような構成として説明したが、これに限られず、少なくともいずれか一方を備えていればよい。
このように、本実施形態の集合住宅インターホンシステム1は、集合玄関機10のカメラ13およびエントランスカメラ20の双方を備えているような構成として説明したが、これに限られず、少なくともいずれか一方を備えていればよい。
1・・集合住宅インターホンシステム、10・・集合玄関機、11,31,41・・操作部、12,32,42・・表示部、13・・カメラ、14,21・・センサ、15,33,54・・メモリ、16,34,43,51,52,53・・通信回路、17・・マイク、18・・スピーカ、19,35,44・・制御回路、20・・エントランスカメラ、30・・管理室親機、40・・居室親機、50・・制御装置、55・・呼出状態継続用のタイマ、56・・主制御部、A・・エントランス。
Claims (12)
- 集合住宅のエントランスに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、前記エントランスに設置され、来訪者を撮像するためのエントランスカメラと、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機と、前記集合玄関機、前記エントランスカメラおよび前記居室親機を制御する制御装置と、を有する集合住宅インターホンシステムにおいて、
前記集合玄関機は、表示部を有しており、
前記エントランスカメラは、人を感知するセンサを有しており、
前記制御装置は、前記エントランスカメラの前記センサが来訪者を感知した場合、前記エントランスカメラを起動させ、このエントランスカメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行う、
集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅のエントランスに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機と、前記集合玄関機および前記居室親機を制御する制御装置と、を有する集合住宅インターホンシステムにおいて、
前記集合玄関機は、来訪者を撮像するための集合玄関機カメラ、表示部および人を感知するセンサを有しており、
前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラを起動させ、この集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行う、
集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅のエントランスに設置され、居住者を呼び出す機能を備えた集合玄関機と、前記エントランスに設置され、来訪者を撮像するためのエントランスカメラと、各住戸に設置され、前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能を備えた複数の居室親機と、前記集合玄関機、前記エントランスカメラおよび前記居室親機を制御する制御装置と、を有する集合住宅インターホンシステムにおいて、
前記集合玄関機は、来訪者を撮像するための集合玄関機カメラ、表示部および人を感知するセンサを有しており、
前記エントランスカメラは、人を感知するセンサを有しており、
前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサまたは前記エントランスカメラの前記センサのいずれかが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラおよび前記エントランスカメラを起動させ、この集合玄関機カメラまたは前記エントランスカメラにより撮像される映像を前記表示部に表示する制御を行う、
集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御装置は、前記集合玄関機の前記センサまたは前記エントランスカメラの前記センサのいずれかが来訪者を感知した場合、前記集合玄関機カメラおよび前記エントランスカメラを起動させ、この集合玄関機カメラにより撮像される映像またはエントランスカメラにより撮像される映像を所定のタイミングで切り替えて前記表示部に表示する制御を行う、
請求項3記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、監視中であることを示すメッセージを前記集合玄関機から出力する制御を行う、
請求項1ないし4のいずれかの項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御装置は、前記エントランスカメラの前記センサまたは前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知してから所定の時間内に前記集合玄関機の入力操作がなかった場合にのみ、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させる、
請求項1ないし5のいずれかの項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させる前に、まもなく撮像が開始される旨を知らせるメッセージを前記集合玄関機から出力する制御を行う、
請求項6記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させてから所定の時間内に前記集合玄関機の入力操作がなかった場合には、予め決められた時間が経過した後、または前記エントランスカメラの前記センサまたは前記集合玄関機の前記センサが来訪者を感知しなくなった後に、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラの撮像を終了させる、
請求項1ないし7のいずれかの項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御装置は、前記集合玄関機の入力操作があった場合に予め決められた時間居住者を呼び出し続けるための呼出状態継続用のタイマを有しており、
前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラの起動中に前記集合玄関機の入力操作があった場合には、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラを起動させた状態を維持するとともに、前記呼出状態継続用のタイマを起動させ、前記居住者が前記居室親機により応答することなく前記予め決められた時間が経過した場合、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラの撮像を終了させる、
請求項1ないし8のいずれかの項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記集合玄関機または前記制御装置の少なくとも一方は、メモリを備えており、
前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、この映像を前記メモリに録画する、
請求項1ないし9のいずれかの項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 管理人室に設置され、表示部を備える管理室親機をさらに有しており、
前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、前記管理人室の前記表示部にも表示する、
請求項1ないし10のいずれかの項記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記管理室親機は、メモリを備えており、
前記制御装置は、前記エントランスカメラまたは前記集合玄関機カメラにより撮像される映像を前記表示部に表示するとともに、この映像を前記メモリに録画する、
請求項11記載の集合住宅インターホンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010073192A JP2011205570A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 集合住宅インターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010073192A JP2011205570A (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 集合住宅インターホンシステム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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