JP2007011614A - 警備装置及び警備方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】併設された監視領域を監視対象とする場合の、操作性を向上させること。
【解決手段】警備装置において、自宅の警備モードを記憶する自宅用警備モード記憶部212と、店舗の警備モードを記憶する店舗用警備モード記憶部213と、自宅に設置され、自宅の警備モードの入力を受け付ける操作表示部221と、店舗に設置され、店舗の警備モードの入力を受け付ける操作表示部231と、自宅用警備モード記憶部212に操作表示部221により入力された警備モードを設定し、店舗用警備モード記憶部213に操作表示部231により入力された警備モードを設定する警備モード切替部221とを備え、操作表示部221は、自宅在室者による店舗の警備モードの入力を受け付け、警備モード切替部211は、店舗用警備モード記憶手段213に、操作表示部221により入力された警備モードを設定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、監視領域における異常を検知した場合に、異常検知情報を通報する警備装置に関するものであり、特に、併設された監視領域おいて、一方の監視領域から他方の監視領域の警備設定操作または状況確認等を行うことができる警備装置及び警備方法に関するものである。
従来の警備装置として、監視領域に設置されているセンサが異常を検知した場合に、監視センタに警報を通報したり、ブザーなどの警報により在宅者に対して異常を報知するなど、監視領域の状況に応じて任意の警備モードに設定して警備を行うものが一般に知られている。
また、一般電話回線の接続されたテレビ電話と、自動通報機能、自動応答機能及び遠隔操作機能を備えた装置と、各種センサとを接続して、映像により自宅、店舗等を監視する技術が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−154292号公報
しかしながら、上記特許文献1は、警備装置を設置した監視領域から遠隔の場所より監視するものである。このため、併設された監視対象、例えば、自宅及び自宅に併設された店舗等の監視対象に設置するには、別個の警備装置を設置しなくてはならない。
また、警備モードとして、警備装置が異常を検知した場合に、異常検知情報を通報する警備状態と、異常検知情報を通報しない警備解除状態があり、警備状態に設定していた場合に、併設された監視領域の一方の監視領域である店舗部分において異常が検知され、他方の監視領域である自宅部分に店舗部分で異常検知された旨が報知される。このとき、自宅部分にいる者が店舗部分の状況を確認するために店舗部分に入る際、センサに検知されて無用な通報が行われるのを回避するため、まず、店舗側の警備装置の場所まで行き、店舗側を警備状態から警備解除状態に切り替えなければならず、店舗側の状況を確認する前に警備モードの変更という手間を要していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、併設された監視領域のそれぞれ設置された警備装置において、一方の監視領域から他方の監視領域の警備モードの設定を行えるようにすることで、一方の監視領域に併設された他方の監視領域まで移動せずに状況に応じた警備モードの設定が可能となり、警備装置の操作性を向上させた警備装置、警備方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、第1の監視領域及び第1の監視領域と併設された第2の監視領域の異常を検知する警備装置において、第1の監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを記憶する第1の警備モード記憶手段と、第2の監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを記憶する第2の警備モード記憶手段と、第1の監視領域に設置され、第1の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付ける第1の操作表示手段と、第2の監視領域に設置され、第2の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付ける第2の操作表示手段と、前記第1の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定し、前記第2の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定する警備モード切替手段と、を備え、前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、前記警備モード切替手段は、更に、第2の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定すること、を特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、前記警備モード切替手段は、更に、第1の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の警備装置において、前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、前記第1の操作表示手段に表示する状況確認手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置において、前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、前記状況確認手段は、更に、第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、前記第2の操作表示手段に表示すること、を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置において、第2の監視領域の異常を検知した場合に、第1の監視領域に異常検知情報を通報する異常通報手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備装置において、前記異常通報手段は、更に、第1の監視領域の異常を検知した場合に、第2の監視領域に異常検知情報を通報すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の警備装置において、利用者に固有の利用者識別情報と前記警備モード切替手段による第2の監視領域における警備モードの設定の可否とを対応付けて記憶する利用者情報記憶手段を備え、前記第1の操作表示手段は、更に、利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付け、前記第1の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第2の監視領域における警備モードの設定を許可されているか否かを照合する認証手段を備え、前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、前記警備モード切替手段は、更に、前記認証手段によって利用者が第2の監視領域における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、第2の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示手段によって受け付けた前記警備モードを設定すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の警備装置において、前記利用者情報記憶手段は、更に、前記利用者識別情報と前記警備モード切替手段による第1の監視領域における警備モードの設定の可否とを対応付けて記憶し、前記第2の操作表示手段は、更に、利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付け、前記認証手段は、更に、前記第2の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第1の監視領域における警備モードの設定を許可されているか否かを照合し、前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、前記警備モード切替手段は、更に、前記認証手段によって利用者が第1の監視領域における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、第1の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示手段によって受け付けた前記警備モードを設定すること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の警備装置において、前記利用者情報記憶手段は、更に、前記利用者識別情報と第2の監視領域の状況確認要求の可否とを対応付けて記憶し、前記認証手段は、更に、前記第1の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第2の監視領域の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、前記状況確認手段は、更に、前記認証手段によって、利用者が第2の監視領域の状況確認を許可されていると判断された場合は、前記第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を、第1の操作表示手段に表示すること、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項1〜9のいずれか一つに記載の警備装置において、前記利用者情報記憶手段は、更に、前記利用者識別情報と第1の監視領域の状況確認要求の可否とを対応付けて記憶し、前記認証手段は、更に、前記第2の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第1の監視領域の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、前記状況確認手段は、更に、前記認証手段によって、利用者が第1の監視領域の状況確認を許可されていると判断された場合は、前記第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を、第2の操作表示手段に表示すること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを設定するために、第1の監視領域にいる利用者による入力を受け付ける第1の操作表示ステップと、異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを設定するために、第2の監視領域にいる利用者による入力を受け付ける第2の操作表示ステップと、第1の監視領域における前記警備モードを記憶する第1の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示ステップによって入力を受け付けた前記警備モードを設定し、第2の監視領域における前記警備モードを記憶する第2の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示ステップによって入力を受け付けた前記警備モードを設定する警備モード切替ステップと、を含み、前記第1の操作表示ステップは、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、前記警備モード切替ステップは、更に、第2の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示ステップによって入力を受け付けた前記警備モードを設定すること、を特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、第1の監視領域に設置された第1の操作表示手段によって、第1の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、第2の監視領域に設置された第2の操作表示手段によって、第2の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替手段によって、第1の警備モード記憶手段に、第1の操作表示手段によって入力を受け付けた警備モードを設定し、第2の警備モード記憶手段に、第2の操作表示手段によって入力を受け付けた警備モードを設定し、第1の操作表示手段によって、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替手段によって、第2の警備モード記憶手段に、第1の操作表示手段によって入力を受け付けた警備モードを設定する。
このため、第1の監視領域に併設された第2の監視領域まで移動せずに、第1の監視領域から第2の監視領域の警備モードを設定することができ、警備モードの設定について労力の軽減と時間の節約が可能となるという効果を奏する。
また、第2の監視領域において異常が検知された場合、第1の監視領域にいる利用者は、その場で第1の操作表示手段を操作して第2の監視領域を警備解除状態に設定でき、点検や確認のために第2の監視領域に入る際の第2の監視領域の警備モードの設定を即時に行うことができ、速やかに点検や確認を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、第2の操作表示手段によって、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替手段によって、更に、第1の警備モード記憶手段に、第2の操作表示手段によって入力を受け付けた警備モードを設定する。
このため、第2の監視領域に併設された第1の監視領域まで移動せずに、第2の監視領域から第1の監視領域の警備モードを設定することができ、警備モードの設定について労力の軽減と時間の節約が可能となるという効果を奏する。
また、第1の監視領域において異常が検知された場合、第2の監視領域にいる利用者は、その場で第2の操作表示手段を操作して第1の監視領域を警備解除状態に設定でき、点検や確認のために第1の監視領域に入る際の第1の監視領域の警備モードの設定を即時に行うことができ、速やかに点検や確認を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、第1の操作表示手段によって、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、状況確認手段によって、第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、第1の操作表示手段に表示する。
このため、第1の監視領域に併設された第2の監視領域まで移動せずに、第1の監視領域から第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況を確認することができるという効果を奏する。
また、第2の監視領域において異常が検知された場合、第1の監視領域にいる利用者は、第1の操作表示手段で第2の監視領域における異常発生箇所など詳細な状況を把握した上で、点検や確認のために第2の監視領域に入ることができるため、速やかに第2の監視領域の異常発生箇所に移動し、適切かつ安全に確認または対処を行うことができる。更に、窃盗犯等が侵入した場合には、窃盗犯が潜んでいる可能性のある場所を把握した上で対処できることから、無防備な状態で窃盗犯に鉢合わせするなどの危険な状況に陥ることを回避できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、第2の操作表示手段によって、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、状況確認手段によって、第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、第2の操作表示手段に表示する。
このため、第2の監視領域に併設された第1の監視領域まで移動せずに、第2の監視領域から第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況を確認することができるという効果を奏する。
また、第1の監視領域において異常が検知された場合、第2の監視領域にいる利用者は、第2の操作表示手段で第1の監視領域における異常発生箇所など詳細な状況を把握した上で、点検や確認のために第1の監視領域に入ることができるため、速やかに第1の監視領域の異常発生箇所に移動し、適切かつ安全に確認または対処を行うことができる。更に、窃盗犯等が侵入した場合には、窃盗犯が潜んでいる可能性のある場所を把握した上で対処できることから、無防備な状態で窃盗犯に鉢合わせするなどの危険な状況に陥ることを回避できるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、第2の監視領域の異常を検知した場合、異常通報手段によって、第1の監視領域に異常検知情報を通報する。このため、第1の監視領域に併設された第2の監視領域において異常が検知されたことを早期に知ることができるので、窃盗犯の侵入等や火災やガス漏れなどが発生した場合に、第1の監視領域にいる利用者が身の危険にさらされることを回避し、あるいは早期に対処することで被害拡大を防止することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、第1の監視領域の異常を検知した場合、異常通報手段によって、第2の監視領域に異常検知情報を通報する。このため、第2の監視領域に併設された第1の監視領域において異常が検知されたことを早期に知ることができるので、窃盗犯の侵入等や火災やガス漏れなどが発生した場合に、第2の監視領域にいる利用者が身の危険にさらされることを回避し、あるいは早期に対処することで被害拡大を防止することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、第1の操作表示手段によって、利用者による利用者識別情報の入力を受け付け、認証手段によって、第1の操作表示手段により入力を受け付けた利用者識別情報の利用者が、利用者情報において、第2の監視領域における警備モードの設定を許可されているか否かを照合し、第1の操作表示手段によって、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替手段によって、認証手段によって利用者が第2の監視領域における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、第2の警備モード記憶手段に、第1の操作表示手段によって受け付けた警備モードを設定する。
このように、第2の監視領域に対する警備モード設定の許可または不許可の権限を与えることにより、第1の監視領域から第2の監視領域の警備モードの設定を行わせたくない者による警備モードの設定を制限し、第2の監視領域の状況に合わせた警備モード設定の権限による利用を可能にするという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、第2の操作表示手段によって、利用者による利用者識別情報の入力を受け付け、認証手段によって、第2の操作表示手段により入力を受け付けた利用者識別情報の利用者が、利用者情報において、第1の監視領域における警備モードの設定を許可されているか否かを照合し、第2の操作表示手段によって、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替手段によって、認証手段によって利用者が第1の監視領域における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、第1の警備モード記憶手段に、第2の操作表示手段によって受け付けた警備モードを設定する。
このように、第1の監視領域に対する警備モード設定の許可または不許可の権限を与えることにより、第2の監視領域から第1の監視領域の警備モードの設定を行わせたくない者による警備モードの設定を制限し、第1の監視領域の状況に合わせた警備モード設定の権限による利用を可能にするという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、第1の操作表示手段によって、第1の監視領域を利用する者による利用者識別情報の入力を受け付け、認証手段によって、第1の操作表示手段により入力を受け付けた利用者識別情報の利用者が、利用者情報において、第2の監視領域の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、第1の操作表示手段によって、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、状況確認手段によって、認証手段により利用者が第2の監視領域の状況確認を許可されていると判断された場合は、第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を、第1の操作表示手段に表示する。
このように、第2の監視領域の状況確認要求の許可または不許可の権限を与えることにより、第1の監視領域から第2の監視領域の状況を確認させたくない者による状況確認を制限し、第2の監視領域の状況に合わせた状況確認要求の権限による利用を可能にするという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、第2の操作表示手段によって、第2の監視領域を利用する者による利用者識別情報の入力を受け付け、認証手段によって、第2の操作表示手段により入力を受け付けた利用者識別情報の利用者が、利用者情報において、第2の監視領域の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、第2の操作表示手段によって、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、状況確認手段によって、認証手段により利用者が第1の監視領域の状況確認を許可されていると判断された場合は、第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を、第2の操作表示手段に表示する。
このように、第1の監視領域の状況確認要求の許可または不許可の権限を与えることにより、第2の監視領域から第1の監視領域の状況を確認させたくない者による状況確認を制限し、第1の監視領域の状況に合わせた状況確認要求の権限による利用を可能にするという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、第1の操作表示ステップにより、第1の監視領域を利用する者による第1の監視領域の警備モードの入力を受け付け、第2の操作表示ステップにより、第2の監視領域を利用する者による第2の監視領域の警備モードの入力を受け付け、警備モード切替ステップによって、第1の警備モード記憶手段に、第1の操作表示ステップによって入力を受け付けた警備モードを設定し、第2の警備モード記憶手段に、第2の操作表示ステップによって入力を受け付けた警備モードを設定し、第1の操作表示ステップによって、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替ステップによって、第2の警備モード記憶手段に、第1の操作表示ステップによって入力を受け付けた警備モードを設定する。
このため、第1の監視領域に併設された第2の監視領域まで移動せずに、第1の監視領域から第2の監視領域の警備モードを設定することができ、警備モードの設定について労力の軽減と時間の節約が可能となるという効果を奏する。
また、第2の監視領域において異常が検知された場合、第1の監視領域にいる利用者は、その場で第1の操作表示手段を操作して第2の監視領域を警備解除状態に設定でき、点検や確認のために第2の監視領域に入る際の第2の監視領域の警備モードの設定を即時に行うことができ、速やかに点検や確認を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置、警備方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態の警備装置は、監視領域において異常が検知された場合に、異常検知情報を監視センタ等の通報先に通報する警備装置において、併設された監視領域に警備装置を設置している場合に、一方の監視領域から他方の監視領域の警備モードを変更できるものである。
図1は、本実施の形態にかかる警備システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる警備システム100は、警備装置110と、監視センタ130とから構成されており、警備装置110と監視センタ130はネットワーク120を介して接続されている。
警備装置110は、自宅と店舗が併設されている店舗付き住宅において、自宅と店舗のそれぞれを監視領域としており、自宅側に設置されている。そして、警備装置110の警備設定等の操作を行うコントローラ220、サブコントローラ230が自宅、店舗のそれぞれに設置されている。ここで、自宅は本発明における第1の監視領域に相当し、店舗は本発明における第2の監視領域に相当する。
警備装置110は、自宅及び店舗のそれぞれにおいて異常を検知した場合、監視センタ130に異常検知情報を通報し、さらに自宅と店舗のそれぞれに異常を検知した旨の警報等を報知するものである。
ネットワーク120は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどであって、警備装置110と監視センタ130を接続している。
監視センタ130は、警備装置110からの異常検知情報を受信した場合に、待機中の警備員に対して異常が検知された監視領域へ向かう旨の指示を出すとともに、必要に応じて警察や消防など関係機関への通報を行うセンタである。
次に、警備装置110の詳細について説明する。図2は、本実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施の形態にかかる警備装置110は、複数のセンサ201a〜201nと、カメラ202と、複数のセンサ203a〜203nと、カメラ204と、入出力制御部205と、通信制御部206と、利用者データベース207と、制御部210と、コントローラ220と、サブコントローラ230と、を主に備えている。
センサ201a〜201nは、自宅側に設置されて自宅への侵入者等を検知するもので設置された人感センサであり、たとえば赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサ、赤外線などの受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、電磁波の乱れで人の存在を検知する気配センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの監視領域の異常を検出する各種センサ等が該当する。また、センサ203a〜203nは、店舗側に設置されて店舗への侵入者等を検知するもので設置された人感センサであり、具体的なセンサの例としては、自宅側のセンサ201a〜201nと同様である。
カメラ202は、自宅側に設置され、自宅の内部及びその周辺を撮像するものである。カメラ204は、店舗側に設置され、店舗の内部及びその周辺を撮像するものである。
入出力制御部205は、サブコントローラ230の入出力制御、センサ201a〜201n、センサ203a〜203n、カメラ202、カメラ204の入力制御より種々のデータの入出力を制御する処理部である。
通信制御部206は、警備装置110とネットワーク120との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
利用者データベース207は、予め設定された利用者IDを登録したデータベースである。ここで、利用者データベース207は、本発明における利用者情報記憶手段に相当する。
制御部210は、さらに警備モード切替部211と、自宅用警備モード記憶部212と、店舗用警備モード記憶部213と、認証部214と、異常通報部215と、状況確認部216とを主に備えている。
警備モード切替部211は、自宅用警備モード記憶部212又は店舗用警備モード記憶部213に、コントローラ220又はサブコントローラ230から入力を受け付けた警備モードの設定を行うものである。ここで、警備モードとは、自宅及び店舗において異常を検知した場合の通報の可否、自宅内または店舗内へ異常検知した旨の報知の可否など、警備装置の動作を決定するモードである。具体的には、警備モードとして、警備状態、在宅警備状態、セルフ警備状態、警備解除状態があり、コントローラ220又はサブコントローラ230によって、いずれかの警備モードに設定される。
まず、警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、監視センタに異常を知らせる警報を通報する状態である。また、異常が検知された監視領域内に対して、異常が検知された旨を報知する場合もある。これは、侵入者を威嚇する目的や誤報である場合に警報解除操作を促す目的で報知するものである。
在宅警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、監視領域において異常を検知したことを報知する状態である。また、監視領域だけではなく監視センタに異常を知らせる警報を報知する場合もある。これは、在宅時においても監視センタへの通報を行う契約を結んだ場合であり、監視領域において異常を検知したことを報知した後に、監視センタに通報を行うなどの動作をする。
セルフ警備状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合に、外出時の利用者が所持する携帯電話や固定電話などの通報先端末に異常を検知したことを通報する状態である。また、監視領域において異常を検知したことを報知する場合がある。これは、侵入者を威嚇する目的や誤報である場合に警報解除操作を促す目的で報知するものである。
警備解除状態とは、センサによって異常を検知したときに発せられる検知信号を警備装置が受信した場合でも、監視センタへの警報の通報、監視領域における異常の検知、通報先端末への異常の通報のいずれも行わない状態である。尚、前記いずれの警備モードであっても、検知された異常が火災やガス漏れの場合、または、非常ボタンが操作された場合は、監視センタへの通報を行い、必要に応じて監視領域における異常の検知、通報先端末への異常の通報などを行う。
自宅用警備モード記憶部212は、自宅における現在の上述した警備モードを記憶するメモリなどの記憶媒体である。また、店舗用警備モード記憶部213は、店舗における現在の警備モードを記憶するメモリなどの記憶媒体である。ここで、自宅用警備モード記憶部212は、本発明における第1の警備モード記憶手段に相当し、店舗用警備モード記憶部213は、本発明における第2の警備モード記憶手段に相当する。
認証部214は、コントローラ220又はサブコントローラ230により、警備モードの設定等を行う自宅または店舗の在室者が入力したIDが、利用者データベース207に登録されている利用者IDであるかを照合するものである。ここで、自宅在室者は、本発明における第1の監視領域にいる利用者に相当し、店舗在室者は、本発明における第2の監視領域にいる利用者に相当する。
異常通報部215は、自宅又は店舗の現在の警備モードが警備解除状態以外に設定され、自宅用警備モード記憶部212又は店舗用警備モード記憶部213に記憶されている場合に、センサ201a〜201又はセンサ203a〜203nが異常を検知すると、異常検知情報を通報するものである。また、異常通報部215は、監視センタ130に対しても異常検知情報を通報する。
状況確認部216は、自宅用警備モード記憶部212又は店舗用警備モード記憶部213から自宅又は店舗の現在の警備モードを取得し、カメラ202又はカメラ204によって撮像された自宅又は店舗の状況確認情報を取得し、操作表示部221又は操作表示部231に表示するものである。ここで、状況確認情報とは、カメラ202、カメラ204による監視領域の内部及びその周辺の撮像画像等が該当する。
次に、コントローラ220の詳細について説明する。コントローラ220は、自宅の警備装置に設置されており、自宅及び店舗の警備モードの設定、状況確認等のための表示制御及び入力制御を行うものである。コントローラ220は、更に、操作表示部221と、マイク222と、スピーカ223と、を主に備えている。
操作表示部221は、例えばタッチ入力式の液晶画面であり、自宅在室者により入力された利用者IDを受け付け、自宅における上記いずれかの警備モードの入力を受け付けるものであり、更に、自宅在室者が自宅にいながら、店舗における上記いずれかの警備モードの入力を受け付けるものである。また、操作表示部221は、自宅在室者により自宅の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付けるものであり、更に、自宅在室者が自宅にいながら、店舗の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付けるものである。ここで、操作表示部221は、本発明における第1の操作表示手段に相当する。
マイク222は、自宅にいる者が発した音声を取得し、スピーカ223は送信された音声を自宅に出力するものである。
次に、サブコントローラ230の詳細について説明する。サブコントローラ230は、店舗に設置されており、自宅及び店舗の警備モードの設定、状況確認等のための表示制御及び入力制御を行うものである。コントローラ230は、更に、操作表示部231と、マイク232と、スピーカ233と、を主に備えている。
操作表示部231は、例えばタッチ入力式の液晶画面であり、店舗在室者により入力された利用者IDを受け付け、店舗における上記いずれかの警備モードの入力を受け付けるものであり、更に、店舗在室者が店舗にいながら、自宅における上記いずれかの警備モードの入力を受け付けるものである。また、操作表示部231は、店舗在室者により店舗の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付けるものであり、更に、店舗在室者が店舗にいながら、自宅の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付けるものである。ここで、操作表示部231は、本発明における第2の操作表示手段に相当する。
マイク232は、店舗にいる者が発した音声を取得し、スピーカ233は送信された音声を店舗に出力するものである。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる警備モード設定処理について説明する。図3は、本実施の形態にかかる自宅に設置されたコントローラ220の操作表示部221により店舗及び自宅の警備モード設定が行われた場合の警備モード設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、自宅に設置されたコントローラ220の操作表示部221から、自宅在室者による利用者IDが入力される。そして、認証部214は、操作表示部221より受け付けた利用者IDが利用者データベース207に登録されているか否かを判断することにより、認証部214が利用者データベース207に登録されている利用者であるか否かを照合する(ステップS301)。
次に、操作表示部221から、自宅在室者によって監視領域と警備モードが入力される。図4は、操作表示部221における監視領域の選択画面の一例を示す模式図である。図4に示すように、操作表示部221には、警備モード設定を行う監視領域を選択するための自宅及び店舗のボタンが表示される。自宅在室者が店舗の警備モード設定を行う場合には、自宅在室者が店舗のボタンを押下すると、警備モード設定を行う監視領域が店舗に選択され、店舗の警備モード設定画面が表示される。
また、図5は、操作表示部221における店舗の警備モード設定画面の一例を示す模式図である。図5に示すように、操作表示部221には、警備モード設定としての、警備状態、在宅警備状態、セルフ警備状態及び警備解除状態に対応する各ボタンが表示される。自宅在室者が警備モードを、警備状態から警備解除状態に設定する場合には、自宅在室者が警備解除状態のボタンを押下すると、警備モード切替部221は、店舗用警備モード記憶部213に記憶されている警備状態を警備解除状態に設定する。
次に、警備モード切替部211は、自宅在室者により入力された監視領域と警備モードを受け付ける(ステップS302)。そして、警備モード切替部211は、受け付けた監視領域が店舗であるか自宅であるかを判断する(ステップS303)。
受け付けた監視領域が店舗であった場合(ステップS303:Yes)、警備モード切替部211は、店舗用警備モード記憶部213に記憶されている現在の警備モードを、自宅在室者により入力された警備モードに設定する(ステップS304)。具体的には、警備状態、在宅警備状態、セルフ警備状態、警備解除状態が設定される。
そして、警備モード切替部211は、操作表示部221に、店舗の警備モードを設定した旨を表示する(ステップS306)。図6は、操作表示部221における店舗の警備モード設定完了画面の一例を示す模式図である。図6に示すように、警備モード切替部211による設定が完了した場合は、「店舗を警備解除状態に設定しました。」等の警備モード設定を行った自宅在室者に警備モード設定が完了した旨のメッセージが表示される。
一方、受け付けた監視領域が自宅であった場合(ステップS303:No)、警備モード切替部211は、自宅用警備モード記憶部213に記憶されている現在の警備モードを、自宅在室者により入力された警備モードに設定する(ステップS305)。そして、警備モード切替部211は、操作表示部221に、自宅の警備モード設定が完了した旨を表示する(ステップS306)。
このように、本実施の形態では、操作表示部221によって、自宅在室者による店舗の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替部211によって、店舗用警備モード記憶部213に、操作表示部221によって入力を受け付けた警備モードを設定する。このため、自宅に併設された店舗まで移動せずに、自宅から店舗の警備モードを設定することができ、警備モードの設定について労力の軽減と時間の節約が可能となる。また、店舗において異常が検知された場合、自宅在室者は、その場で操作表示部221を操作して店舗を警備解除状態に設定でき、点検や確認のために店舗に入る際の店舗の警備モードの設定を即時に行うことができ、速やかに点検や確認を行うことができる。
例えば、店舗において異常が検知された場合に、自宅在室者が店舗の状況確認や点検のために店舗に入る際、店舗の警備モードを、予め警備状態から警備解除状態に設定してから店舗に入ることができる。また、コントローラ220、サブコントローラ230は、それぞれの監視領域にいる利用者が利用しやすい位置、即ち、自宅であれば台所や居間、店舗であればレジ周りなどに設置されていることが多く、自宅と店舗の出入りを行う両領域間に設けられた扉からは、離れた位置に設置されることもある。このような場合、本実施の形態では、自宅在室者が店舗のサブコントローラ230まで移動せずに、自宅のコントローラ220において店舗の警備モードの設定を行うことができる。
次に、本実施の形態にかかる状況確認処理について説明する。図7は、本実施の形態にかかる自宅に設置されたコントローラ220の操作表示部221により店舗及び自宅の状況確認がなされた場合の状況確認処理の手順を示すフローチャートである。
まず、自宅に設置されたコントローラ220の操作表示部221から、自宅在室者による利用者IDが入力される。そして、認証部214は、操作表示部221より受け付けた利用者IDが利用者データベース207に登録されているか否かを判断することにより、認証部214が利用者データベース207に登録されている利用者であるか否かを照合する(ステップS701)。
次に、操作表示部221から、自宅在室者によって監視領域と状況確認要求が入力される。図8は、操作表示部221における監視領域の選択画面の一例を示す模式図である。図8に示すように、操作表示部221には、状況確認を行う監視領域を選択するための自宅及び店舗のボタンが表示される。自宅在室者が店舗の状況確認要求を行う場合には、自宅在室者が店舗のボタンを押下すると、状況確認要求を行う監視領域が店舗に選択される。
次に、状況確認部216は、自宅在室者により入力された監視領域と状況確認要求を受け付ける(ステップS702)。そして、状況確認部216は、受け付けた監視領域が店舗であるか自宅であるかを判断する(ステップS703)。
受け付けた監視領域が店舗であった場合(ステップS703:Yes)、状況確認部216は、店舗用警備モード記憶部213に記憶されている設定されている現在の店舗の警備モードと、カメラ204によって店舗の内部及びその周辺を撮像した画像を取得する(ステップS704)。そして、状況確認部216は、店舗用警備モード記憶部213より取得した現在の店舗の警備モードと、カメラ204より取得した店舗の内部及びその周辺の撮像画像を、操作表示部221に表示する(ステップS705)。これにより、自宅在室者は店舗に移動せず、自宅において、店舗内部の状況確認を行うことができる。
図9は、操作表示部221における店舗の現在の状況確認情報の一例を示す模式図である。図9に示すように、操作表示部221には、選択された監視領域、現在の警備モード、監視領域の撮像画像が表示される。店舗の状況確認要求を行う場合には、監視領域である店舗が表示され、店舗用警備モード記憶部213に記憶されている現在の警備モードが警備状態である旨が表示され、更に、カメラ204によって撮像された画面が表示される。
一方、受け付けた監視領域が自宅であった場合(ステップS703:No)、状況確認部216は、自宅用警備モード記憶部212に記憶されている設定されている現在の自宅の警備モードと、カメラ202によって自宅の内部及びその周辺を撮像した画像を取得する(ステップS706)。そして、状況確認部216は、自宅用警備モード記憶部212より取得した現在の自宅の警備モードと、カメラ202より取得した自宅の内部及びその周辺の撮像画像を、操作表示部221に表示する(ステップS707)。これにより、自宅在室者は、自宅の状況確認を行うことができる。
尚、本実施の形態における状況確認処理では、現在の店舗又は自宅(監視領域)の警備モード及び状況確認情報である監視領域における撮像画像の両方を、操作表示部221に表示しているが、警備モードまたは、撮像画像のいずれか一方を表示するような状況確認を行えるように構成しても良い。
このように、本実施の形態では、操作表示部221によって、自宅在室者による店舗の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、状況確認部216によって、店舗の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、操作表示部221に表示する。このため、自宅に併設された店舗まで移動せずに、自宅から店舗の現在の警備モードまたは状況を確認することができる。また、店舗において異常が検知された場合、自宅在室者は、操作表示部221で店舗における異常発生箇所など詳細な状況を把握した上で、点検や確認のために店舗に入ることができるため、速やかに店舗の異常発生箇所に移動し、適切かつ安全に確認または対処を行うことができる。更に、窃盗犯等が侵入した場合には、窃盗犯が潜んでいる可能性のある場所を把握した上で対処できることから、無防備な状態で窃盗犯に鉢合わせするなどの危険な状況に陥ることを回避できる。
例えば、店舗で異常が検知された場合、自宅在室者は、予め自宅において異常個所を確認した上で店舗に行くことができ、店舗に入る前に異常個所を把握することができる。
次に、本実施の形態にかかる異常検知情報の通報処理について説明する。図10は、本実施の形態にかかる店舗に設置されたセンサ203a〜203nにより店舗の異常が検知され、異常通報部215によって、自宅に設置されているスピーカ223に店舗の異常検知情報が通報された場合の異常検知情報の通報処理の手順を示すフローチャートである。
まず、センサ201a〜201n、センサ203a〜203nが、自宅又は店舗の異常を検知すると、異常通報部215は、異常を検知したセンサが店舗のセンサ203a〜203nか自宅のセンサ201a〜201nであるか否かの判断をする(ステップS1001)。
異常を検知したセンサが、店舗のセンサ203a〜203nであった場合(ステップS1001:Yes)、異常通報部215は、店舗用警備モード記憶部213から店舗の現在の警備モードを取得する。異常通報部215は、取得した店舗の現在の警備モードが警備解除状態に設定されているか否かを判断する(ステップS1002)。
取得した店舗の現在の警備モードが、警備解除状態であった場合(ステップS1002:Yes)は、異常通報部215は、異常検知情報を出力せずに、そのまま処理を抜ける。一方、取得した店舗の現在の警備モードが、警備解除状態ではなかった場合(ステップS1002:No)は、異常通報部215は、自宅のコントローラ220に設置されたスピーカ223に店舗の異常検知情報を出力する(ステップS1003)。これにより、自宅在室者でも、店舗で検知された異常を知ることができる。
一方、異常を検知したセンサが、自宅のセンサ201a〜201nであった場合(ステップS1001:No)、異常通報部215は、自宅用警備モード記憶部212から自宅の現在の警備モードを取得する。異常通報部215は、取得した自宅の現在の警備モードが警備解除状態に設定されているか否かを判断する(ステップS1004)。
取得した自宅の現在の警備モードが、警備解除状態であった場合(ステップS1004:Yes)は、異常通報部215は、異常検知情報を出力せずに、そのまま処理を抜ける。一方、取得した自宅の現在の警備モードが、警備解除状態ではなかった場合(ステップS1004:No)は、異常通報部215は、自宅のコントローラ220に設置されたスピーカ223に自宅の異常検知情報を出力する(ステップS1005)。これにより、自宅在室者は、自宅で検知された異常を知ることができる。
このように、本実施の形態では、店舗の異常を検知した場合、異常通報部215によって、自宅に異常検知情報を通報する。このため、自宅に併設された店舗において異常が検知されたことを早期に知ることができるので、窃盗犯の侵入等や火災やガス漏れなどが発生した場合に、自宅在室者が身の危険にさらされることを回避し、あるいは早期に対処することで被害拡大を防止することができる。
例えば、自宅と店舗が監視領域であった場合に、店舗での火災やガス漏れなどの災害が、自宅に影響を及ぼすことも想定できる。このような場合でも、本実施の形態は、自宅において、店舗の異常検知情報の通報を受けることでき、検知された異常に対して早期に対処でき、被害の拡大を防止することができる。
尚、本実施の形態では、自宅から店舗及び自宅の警備モード設定、状況確認を行い、店舗での異常が検知された場合でも、自宅に店舗の異常検知情報が出力されるが、店舗から自宅及び店舗の警備モード設定、状況確認を行い、自宅での異常が検知された場合でも、店舗に自宅の異常検知情報が出力されるようにすることも可能である。
例えば、親が店舗で働いているときに、自宅に子供が帰ってきた場合、小さい子供に警備モードの設定を行わせることは容易ではなく、また、親が自宅に戻って警備モードの設定を行うために店舗を離れることが不都合な場合もある。このような場合であっても、親が店舗にいながらにして、自宅の警備モードの設定を行うことができるため、自宅、店舗の相互で警備モードの設定を行えることは有効である。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の警備装置は、自宅の操作表示部より店舗を監視領域として選択し、警備モードを入力した場合、自宅から店舗の警備モードの設定を行うことができるものであったが、第2の実施の形態の警備装置では、更に、予め特定の者に警備モードの設定を行うことができる権限を与え、利用者IDを入力することによって、その権限を有すると認証された者のみが警備モードの設定を行えるものである。以下に、添付図面を参照して、第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態にかかる警備システムは、図1に示す第1の実施の形態にかかる警備システムと同様に、警備装置110と監視センタ130から構成されており、ネットワーク120を介して接続されている。ここで、監視センタ130、ネットワーク120の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
また、本実施の形態にかかる警備装置は、図2に示す第1の実施の形態にかかる警備装置と同様に構成されているため、図2を参照して、本実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる警備装置110は、複数のセンサ201a〜201nと、カメラ202と、複数のセンサ203a〜203nと、カメラ204と、入出力制御部205と、通信制御部206と、利用者データベース207と、制御部210と、コントローラ220と、サブコントローラ230と、を主に備えている。
ここで、複数のセンサ201a〜201nと、カメラ202と、複数のセンサ203a〜203nと、カメラ204と、入出力制御部205と、通信制御部206の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
利用者データベース207は、予め設定された利用者のID及び各IDに対応して自宅、店舗の各監視領域の警備モードの設定の可否、状況確認要求の可否を登録したデータベースである。図11は、利用者データベース207の一例を示すデータ構造図である。図11に示すように、各利用者IDに対応して、警備モードの設定及び状況確認要求の可否が自宅と店舗の各々について登録されている。
制御部210は、さらに警備モード切替部211と、自宅用警備モード記憶部212と、店舗用警備モード記憶部213と、認証部214と、異常通報部215と、状況確認部216とを主に備えている。
ここで、自宅用警備モード記憶部212と、店舗用警備モード記憶部213と、異常通報部215の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
警備モード切替部211は、認証部214によって、操作表示部221又は操作表示部231から利用者IDを入力した自宅又は店舗の在室者が、自宅又は店舗における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、自宅用警備モード記憶部212又は店舗用警備モード記憶部213に、操作表示部221又は操作表示部231によって受け付けた警備モードの設定を行うものである。
認証部214は、第1の実施の形態の構成及び機能に加えて、自宅に設置された操作表示部221又は、店舗に設置された操作表示部231に利用者IDを入力した自宅又は店舗の在室者が、利用者データベース207において、自宅又は店舗における警備モード設定、状況確認要求の許可がされているか否かを判断するものである。
状況確認部216は、認証部214によって、操作表示部221又は操作表示部231から利用者IDを入力した自宅又は店舗の在室者が、自宅又は店舗における状況確認を許可されていると判断された場合は、自宅用警備モード記憶部212又は店舗用警備モード記憶部213から自宅又は店舗の現在の警備モードを取得し、カメラ202又はカメラ204によって撮像された自宅又は店舗の状況確認情報を取得し、操作表示部221又は操作表示部231に表示する。
ここで、コントローラ220、サブコントローラ230の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかる警備モード設定処理について説明する。図12は、本実施の形態にかかる警備モード設定を許可された店舗在室者によって、店舗から店舗及び自宅の警備モード設定が行われた場合の警備モード設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、店舗に設置されたコントローラ230の操作表示部231から、店舗在室者による利用者IDが入力される。そして、認証部214は、操作表示部231より受け付けた利用者IDが利用者データベース207に登録されているか否かを判断することにより、認証部214が利用者データベース207に登録されている利用者であるか否かを照合する(ステップS1201)。
次に、店舗に設置された操作表示部231から、店舗在室者によって監視領域と警備モードが入力される。警備モード切替部211は、店舗在室者により入力された監視領域と警備モードを受け付ける(ステップS1202)。そして、警備モード切替部211は、受け付けた監視領域が店舗であるか自宅であるかを判断する(ステップS1203)。
受け付けた監視領域が店舗であった場合(ステップS1203:Yes)、認証部214は、監視領域(店舗)と警備モードを入力した店舗在室者が、利用者データベース207に登録された店舗における警備モード設定を許可された者であるか否かを判断する(ステップS1204)。警備モードを入力した店舗在室者が、店舗における警備モード設定を許可された者でなかった場合(ステップS1204:No)は、エラーメッセージが出力され(ステップS1205)、処理を抜ける。
一方、警備モードを入力した店舗在室者が、店舗における警備モード設定を許可されたものであった場合(ステップS1204:Yes)、警備モード切替部211は、店舗用警備モード記憶部213に記憶されている警備モードを、店舗在室者により入力された警備モードに設定する(ステップS1206)。
ステップS1203において、受け付けた監視領域が自宅であった場合(ステップS1203:No)、認証部214は、監視領域(自宅)と警備モードを入力した店舗在室者が、利用者データベース207に登録された自宅における警備モード設定を許可された者であるか否かを判断する(ステップS1207)。警備モードを入力した店舗在室者が、自宅における警備モード設定を許可された者でなかった場合(ステップS1207:No)は、エラーメッセージが出力され(ステップS1208)、処理を抜ける。
警備モードを入力した店舗在室者が、店舗における警備モード設定を許可されたものであった場合(ステップS1207:Yes)、警備モード切替部211は、自宅用警備モード記憶部212に記憶されている警備モードを、店舗在室者により入力された警備モードに設定する(ステップS1209)。
そして、警備モード切替部211は、店舗に設置された操作表示部231に、店舗又は自宅の警備モードの設定を行った旨を表示する(ステップS1210)。これにより、店舗在室者が入力した警備モードの設定がなされたことが確認できる。
このように、本実施の形態では、操作表示部231によって、店舗在室者による利用者IDの入力を受け付け、認証部214によって、操作表示部231に利用者IDを入力した店舗在室者が、利用者情報において、自宅における警備モードの設定を許可されているか否かを照合し、操作表示部231によって、店舗在室者による自宅の警備モードを設定するための入力を受け付け、警備モード切替部211によって、認証部214によって店舗在室者が自宅における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、自宅用警備モード記憶部212に、操作表示部231によって受け付けた警備モードを設定する。このように、自宅に対する警備モード設定の許可または不許可の権限を与えることにより、店舗から自宅の警備モードの設定を行わせたくない者による警備モードの設定を制限し、自宅の状況に合わせた警備モード設定の権限による利用を可能にする。
例えば、店舗の警備設定の操作を従業員に任せるような場合、従業員が勝手に自宅の警備モードの設定をも行ってしまうのは好ましくない。よって、監視領域ごとに警備モードの設定を行える権限を有する者を予め設定しておくことにより、従業員が勝手に自宅の警備モードの設定を行うことを回避して、自宅の状況に合わせた警備モードを維持できる。
次に、本実施の形態にかかる状況確認処理について説明する。図13は、本実施の形態にかかる状況確認要求を許可された店舗在室者によって、店舗から店舗及び自宅の状況確認要求が行われた場合の状況確認要求処理の手順を示すフローチャートである。
まず、店舗に設置されたコントローラ230の操作表示部231から、店舗在室者による利用者IDが入力される。そして、認証部214は、操作表示部231より受け付けた利用者IDが利用者データベース207に登録されているか否かを判断することにより、認証部214が利用者データベース207に登録されている利用者であるか否かを照合する(ステップS1301)。
次に、店舗に設置された操作表示部231から、店舗在室者によって監視領域と状況確認要求が入力される。状況確認部216は、店舗在室者により入力された監視領域と状況確認要求を受け付ける(ステップS1302)。そして、状況確認部216は、受け付けた監視領域が店舗であるか自宅であるかを判断する(ステップS1303)。
受け付けた監視領域が店舗であった場合(ステップS1303:Yes)、認証部214は、監視領域(店舗)と状況確認要求を入力した店舗在室者が、利用者データベース207に登録された店舗の状況確認要求を許可された者であるか否かを判断する(ステップS1304)。状況確認要求を入力した店舗在室者が、店舗における状況確認要求を許可された者でなかった場合(ステップS1304:No)は、エラーメッセージが出力され(ステップS1305)、処理を抜ける。
一方、ステップS1304において、状況確認要求を入力した店舗在室者が、店舗における状況確認要求を許可されたものであった場合(ステップS1304:Yes)、状況確認部216は、店舗用警備モード記憶部213に記憶されている現在の警備モードを取得し、カメラ204によって店舗の内部及びその周辺を撮像した画像を取得する(ステップS1306)。そして、状況確認部216は、取得した店舗の警備モードと撮像画像を、店舗に設置されている操作表示部231に表示する(ステップS1307)。
ステップS1303において、受け付けた監視領域が自宅であった場合(ステップS1303:No)、認証部214は、監視領域(自宅)と状況確認要求を入力した店舗在室者が、利用者データベース207に登録された自宅の状況確認要求を許可された者であるか否かを判断する(ステップS1308)。状況確認要求を入力した店舗在室者が、自宅における状況確認要求を許可された者でなかった場合(ステップS1308:No)は、エラーメッセージが出力され(ステップS1309)、処理を抜ける。
一方、ステップS1308において、状況確認要求を入力した店舗在室者が、自宅における状況確認要求を許可されたものであった場合(ステップS1308:Yes)、状況確認部216は、自宅用警備モード記憶部212に記憶されている現在の警備モードを取得し、カメラ202によって自宅の内部及びその周辺を撮像した画像を取得する(ステップS1310)。そして、状況確認部216は、取得した自宅の警備モードと撮像画像を、店舗に設置されている操作表示部231に表示する(ステップS1311)。
このように、本実施の形態では、操作表示部231によって、店舗在室者による利用者IDの入力を受け付け、認証部214によって、操作表示部231に利用者IDを入力した店舗在室者が、利用者情報において、店舗の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、操作表示部231によって、店舗在室者による自宅の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、状況確認部216によって、認証部214により店舗在室者が自宅の状況確認を許可されていると判断された場合は、自宅の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した自宅の現在の警備モードまたは状況確認情報を、操作表示部231に表示する。このように、自宅の状況確認要求の許可または不許可の権限を与えることにより、店舗から自宅の状況を確認させたくない者による状況確認を制限し、自宅の状況に合わせた状況確認要求の権限による利用を可能にする。
第1の実施の形態かかる警備システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる自宅から店舗及び自宅の警備モード設定が行われ た場合の警備モード設定処理の手順を示すフローチャートである。 監視領域の選択画面の一例を示す模式図である。 店舗の警備モード設定画面の一例を示す模式図である。 店舗の警備モード設定完了画面の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかる自宅から店舗及び自宅の状況確認がなされた場合 の状況確認処理の手順を示すフローチャートである。 監視領域の選択画面の一例を示す模式図である。 店舗の現在の状況確認情報の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかる異常検知情報の通報処理の手順を示すフローチ ャートである。 利用者データベースの一例を示すデータ構造図である。 第2の実施の形態にかかる警備モード設定を許可された店舗在室者による 警備モード設定処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる状況確認要求を許可された店舗在室者による状 況確認要求処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 警備システム
110 警備装置
120 ネットワーク
130 監視センタ
201a〜201n、201a〜201n センサ
202、204 カメラ
205 入出力制御部
206 通信制御部
207 利用者データベース
210 制御部
211 警備モード切替部
212 自宅用警備モード記憶部
213 店舗用警備モード記憶部
214 認証部
215 異常通報部
216 状況確認部
220 コントローラ
221、231 操作表示部
222、232 マイク
223、233 スピーカ
230 サブコントローラ

Claims (11)

  1. 第1の監視領域及び第1の監視領域と併設された第2の監視領域の異常を検知する警備装置において、
    第1の監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを記憶する第1の警備モード記憶手段と、
    第2の監視領域において異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを記憶する第2の警備モード記憶手段と、
    第1の監視領域に設置され、第1の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付ける第1の操作表示手段と、
    第2の監視領域に設置され、第2の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付ける第2の操作表示手段と、
    前記第1の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定し、前記第2の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定する警備モード切替手段と、を備え、
    前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、
    前記警備モード切替手段は、更に、第2の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定すること、
    を特徴とする警備装置。
  2. 前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、
    前記警備モード切替手段は、更に、第1の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示手段によって入力を受け付けた前記警備モードを設定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、
    第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、前記第1の操作表示手段に表示する状況確認手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の警備装置。
  4. 前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の状況を確認する状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、
    前記状況確認手段は、更に、第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、前記第2の操作表示手段に表示すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置。
  5. 第2の監視領域の異常を検知した場合に、第1の監視領域に異常検知情報を通報する異常通報手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置。
  6. 前記異常通報手段は、更に、第1の監視領域の異常を検知した場合に、第2の監視領域に異常検知情報を通報すること、
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の警備装置。
  7. 利用者に固有の利用者識別情報と前記警備モード切替手段による第2の監視領域における警備モードの設定の可否とを対応付けて記憶する利用者情報記憶手段を備え、
    前記第1の操作表示手段は、更に、利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付け、
    前記第1の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第2の監視領域における警備モードの設定を許可されているか否かを照合する認証手段を備え、
    前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、
    前記警備モード切替手段は、更に、前記認証手段によって利用者が第2の監視領域における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、第2の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示手段によって受け付けた前記警備モードを設定すること、
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の警備装置。
  8. 前記利用者情報記憶手段は、更に、前記利用者識別情報と前記警備モード切替手段による第1の監視領域における警備モードの設定の可否とを対応付けて記憶し、
    前記第2の操作表示手段は、更に、利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付け、
    前記認証手段は、更に、前記第2の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第1の監視領域における警備モードの設定を許可されているか否かを照合し、
    前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、
    前記警備モード切替手段は、更に、前記認証手段によって利用者が第1の監視領域における警備モードの設定を許可されていると判断された場合は、第1の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示手段によって受け付けた前記警備モードを設定すること、
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の警備装置。
  9. 前記利用者情報記憶手段は、更に、前記利用者識別情報と第2の監視領域の状況確認要求の可否とを対応付けて記憶し、
    前記認証手段は、更に、前記第1の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第2の監視領域の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、
    前記第1の操作表示手段は、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、
    前記状況確認手段は、更に、前記認証手段によって、利用者が第2の監視領域の状況確認を許可されていると判断された場合は、前記第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した第2の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を、第1の操作表示手段に表示すること、
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の警備装置。
  10. 前記利用者情報記憶手段は、更に、前記利用者識別情報と第1の監視領域の状況確認要求の可否とを対応付けて記憶し、
    前記認証手段は、更に、前記第2の操作表示手段によって、入力を受け付けた前記利用者識別情報の利用者が、前記利用者情報において、第1の監視領域の状況確認要求を許可されているか否かを照合し、
    前記第2の操作表示手段は、更に、第2の監視領域にいる利用者による第1の監視領域の状況確認情報を要求する状況確認要求の入力を受け付け、
    前記状況確認手段は、更に、前記認証手段によって、利用者が第1の監視領域の状況確認を許可されていると判断された場合は、前記第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を取得し、取得した第1の監視領域の現在の警備モードまたは状況確認情報を、第2の操作表示手段に表示すること、
    を特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の警備装置。
  11. 異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを設定するために、第1の監視領域にいる利用者による入力を受け付ける第1の操作表示ステップと、
    異常を検知した場合における通報先への通報の可否または監視領域内への報知の可否など、警備装置の動作を決定する複数の状態からなる警備モードを設定するために、第2の監視領域にいる利用者による入力を受け付ける第2の操作表示ステップと、
    第1の監視領域における前記警備モードを記憶する第1の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示ステップによって入力を受け付けた前記警備モードを設定し、第2の監視領域における前記警備モードを記憶する第2の警備モード記憶手段に、前記第2の操作表示ステップによって入力を受け付けた前記警備モードを設定する警備モード切替ステップと、を含み、
    前記第1の操作表示ステップは、更に、第1の監視領域にいる利用者による第2の監視領域の前記警備モードを設定するための入力を受け付け、
    前記警備モード切替ステップは、更に、第2の警備モード記憶手段に、前記第1の操作表示ステップによって入力を受け付けた前記警備モードを設定すること、
    を特徴とする警備方法。
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