JP2011134257A - 警備操作装置及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】警備操作装置を操作するユーザと監視センタにいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができる警備操作装置及び通信方法を提供する。
【解決手段】検知部48が、通常の警備操作である通常操作とは異なる特殊操作を検知する。通信部36が、特殊操作が検知された場合に、特殊操作が行われたことを示す特殊操作信号を、警備装置を介して監視センタに送信する。通信部36が、監視センタから警備装置を介して特殊操作信号に対する応答である発呼信号を受信する。確立部52が、発呼信号が受信された場合に、監視センタとの間で、マイク30から入力される音声を送信するとともにスピーカ32から出力させる音声を受信する音声通信、及びカメラ34によって撮像される映像を送信する映像通信の少なくとも一方を確立する。
【選択図】図2

Description

本発明は、警備操作装置及び通信方法に関する。
従来から、所定の警備領域を警備する警備装置と、当該警備装置の警備内容を監視する監視センタとを、備えた警備システムが知られている。このような警備システムでは、通常、警備装置とLAN(Local Area Network)などを介して接続された警備操作装置を用いて、警備装置に対して警備の開始や解除を指示する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−188976号公報
しかしながら、従来の警備操作装置では、警備操作装置を操作するユーザと監視センタにいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、警備操作装置を操作するユーザと監視センタにいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができる警備操作装置及び通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の警備操作装置は、監視センタと第1ネットワークを介して接続される警備装置と第2ネットワークを介して接続され、前記警備装置に対して警備動作の実行を指示する警備操作装置であって、通常の警備操作である通常操作とは異なる特殊操作を検知する検知手段と、前記特殊操作が検知された場合に、特殊操作が行われたことを示す特殊操作信号を、前記警備装置を介して前記監視センタに送信するとともに、前記監視センタから前記警備装置を介して前記特殊操作信号に対する応答である発呼信号を受信する通信手段と、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、音声入力手段から入力される音声を送信するとともに音声出力手段から出力させる音声を受信する音声通信、及び撮像手段によって撮像される映像を送信する映像通信の少なくとも一方を確立する確立手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、監視センタと第1ネットワークを介して接続される警備装置と第2ネットワークを介して接続され、前記警備装置に対して警備動作の実行を指示する警備操作装置で実行される通信方法であって、検知手段が、通常の警備操作である通常操作とは異なる特殊操作を検知する検知ステップと、通信手段が、前記特殊操作が検知された場合に、特殊操作が行われたことを示す特殊操作信号を、前記警備装置を介して前記監視センタに送信する送信ステップと、通信手段が、前記監視センタから前記警備装置を介して前記特殊操作信号に対する応答である発呼信号を受信する受信ステップと、確立手段が、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、音声入力手段から入力される音声を送信するとともに音声出力手段から出力させる音声を受信する音声通信、及び撮像手段によって撮像される映像を送信する映像通信の少なくとも一方を確立する確立ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、警備操作装置を操作するユーザと監視センタにいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の警備操作装置を含む警備システムの概略構成例を示す図である。 図2は、本実施形態の警備操作装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の警備装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の警備操作装置で不正操作が検出された際に警備システムで行われる処理例を示すシーケンス図である。 図5は、不正操作として照合の失敗を検知する処理例を示すフローチャートである。 図6は、不正操作として操作ミスを検知する処理例を示すフローチャートである。 図7は、不正操作として筐体が開けられたことを検知する処理例を示すフローチャートである。 図8は、本実施形態の警備操作装置で非常操作が検出された際に警備システムで行われる処理例を示すシーケンス図である。 図9は、本実施形態の警備操作装置でヘルプ操作が受け付けられた際に警備システムで行われる処理例を示すシーケンス図である。 図10は、本実施形態の警備装置で不良入館が検知された際に警備システムで行われる処理例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる警備操作装置及び通信方法の実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施形態の警備操作装置を含む警備システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態の警備操作装置20を含む警備システム10の概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、警備システム10は、警備操作装置20と、警備装置70と、監視センタ90とを、備える。警備操作装置20及び警備装置70は、監視対象となる監視先(例えば、オフィス)に設置され、本実施形態では、LAN11(第2ネットワークの一例)を介して接続されている。監視センタ90は、警備装置70を用いて監視先の監視を行うシステムであり、本実施形態では、インターネット12(第1ネットワークの一例)を介して警備装置70と接続されている。但し、警備システム10が備える各装置の接続形態はこれに限定されるものではない。
警備操作装置20は、ユーザから、警備領域の警備の開始や解除などの警備動作の実行を指示する操作を受け付け、受け付けた指示内容を、LAN11を介して警備装置70に通知する。警備装置70は、警備操作装置20からの指示を受けて警備領域の警備の開始や解除などの警備動作を実行し、警備中に警備領域の異常などを検知した場合には、インターネット12を介して監視センタ90に通報する。監視センタ90は、警備装置70から通報を受信すると、警備員に監視先への出動を指示したり、必要に応じて警察や消防などの関係機関に通報したりする。
図2は、本実施の形態の警備操作装置20の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、警備操作装置20は、カードリーダ22と、タッチパネルディスプレイ24と、ヘルプボタン26と、タンパースイッチ28と、マイク30と、スピーカ32と、カメラ34と、通信部36と、制御部38とを、備える。
カードリーダ22は、ユーザが所持するIDカードや非常時に用いる非常用カード(パニックカード)を読み取ることにより操作入力を行う。タッチパネルディスプレイ24は、各種操作の入力を行ったり、警備状態を表示したりする。ヘルプボタン26は、監視センタ90のオペレータを呼び出すための操作入力を行うものであり、例えば操作子などである。
タンパースイッチ28は、警備操作装置20(筐体)の開閉を検知するために用いられるセンサであり、例えば、光を検知する光センサ、磁気を検知する磁気センサ、又は圧力を検知する圧力センサなどの各種センサにより実現できる。
マイク30(音声入力手段の一例)は、ユーザが発話する音声などを入力(集音)する。スピーカ32(音声出力手段の一例)は、監視センタ90のオペレータが発話した音声などを出力する。カメラ34は、警備操作装置20を使用するユーザの映像(画像)を撮像するものであり、例えばビデオカメラなどである。そして、本実施形態の警備操作装置20では、マイク30、スピーカ32、及びカメラ34によりインターフォン機能を実現する。
通信部36は、LAN11を介して、警備装置70と通信するものであり、通信インターフェースなどの既存の通信装置により実現できる。
制御部38は、警備操作装置20の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの既存の制御装置により実現できる。そして、制御部38は、音声受付部40と、音声制御部42と、画像受付部44と、操作受付部46と、検知部48と、通信制御部50と、確立部52とを、含む。
音声受付部40は、マイク30により入力(集音)された音声の入力を受け付ける。そして音声受付部40は、受け付けた音声を、AD変換技術などを用いてアナログ信号からデジタル信号に変換する。
音声制御部42は、監視センタ90のオペレータが発話した音声などをスピーカ32に出力させる。具体的には、音声制御部42は、通信部36により監視センタ90から受信されたオペレータの音声の音声信号を、DA変換技術などを用いてデジタル信号からアナログ信号に変換してスピーカ32に音声出力させる。
画像受付部44は、カメラ34により撮像された時系列の画像を映像として受け付ける。なお、画像受付部44は、カメラ34により撮像された画像(映像)に画像処理を施すようにしてもよい。
操作受付部46は、カードリーダ22、タッチパネルディスプレイ24、又はヘルプボタン26から、各種操作の入力を受け付ける。
検知部48は、操作受付部46により受け付けられた各種操作の入力から、通常の警備操作である通常操作とは異なる特殊操作を検知する。具体的には、検知部48は、特殊操作として、非常用の警備操作である非常操作(パニック操作)、並びに通常操作及び非常操作とは異なる不正操作を検知する。例えば、検知部48は、不正操作として、操作者が正規のユーザであるか否かを照合する照合操作が所定回数失敗したこと、又は予め定められた操作とは異なる操作である操作ミスが所定回数行われたことを検知する。なお、「通常操作」とは、警備装置70に警備の開始や解除などの通常の警備動作を実行させるための操作である。また、「非常操作」とは、強盗侵入時などの非常事態時に行われる操作であり、カードリーダ22が非常用カード(パニックカード)を読み取ることによる操作入力やタッチパネルディスプレイ24による非常操作の入力などが該当する。また、検知部48は、タンパースイッチ28から信号を受信し、信号の変化(例えば、タンパースイッチ28が光センサであれば、光の検知から不検知への変化)などから警備操作装置20(筐体)が開けられたことも不正操作として検知する。
通信制御部50は、通信部36を制御して、警備装置70と通信を行わせる。具体的には、通信制御部50は、検知部48により特殊操作が検知された場合に、通信部36を制御して、特殊操作が行われたことを示す特殊操作信号を、警備装置70を介して監視センタ90に送信させる。例えば、通信制御部50は、検知部48により不正操作が検知された場合に、通信部36を制御して、不正操作が行われたことを示す不正操作信号を、警備装置70を介して監視センタ90に送信させる。また例えば、通信制御部50は、検知部48により非常操作が検知された場合に、通信部36を制御して、非常操作が行われたことを示す非常操作信号を、警備装置70を介して監視センタ90に送信させる。
また、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介して特殊操作信号に対する応答である発呼信号を受信させる。例えば、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介して不正操作信号に対する応答である発呼信号を受信させる。また例えば、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介して非常操作信号に対する応答である発呼信号を受信させる。
また、通信制御部50は、操作受付部46により通常操作の入力が受け付けられた場合には、通信部36を制御して、警備領域の警備の開始や解除などを指示する警備操作信号を警備装置70に送信する。
確立部52は、通信部36により特殊操作信号に対する応答である発呼信号が受信された場合に、通信制御部50及び通信部36を制御して、監視センタ90との間で、音声通信及び映像通信の少なくとも一方を確立する。ここで、「音声通信」とは、マイク30から入力される音声(詳細には、音声受付部40によりデジタル信号に変換された音声)を監視センタ90に送信するとともに、スピーカ32から出力させる音声(詳細には、音声制御部42によりアナログ信号に変換されるデジタル信号の音声)を監視センタ90から受信する通信である。また、「映像通信」とは、カメラ34によって撮像される映像(詳細には、画像受付部44により受け付けられる時系列の画像)を監視センタ90に送信する通信である。
例えば、確立部52は、通信部36により不正操作信号に対する応答である発呼信号が受信された場合に、通信制御部50及び通信部36を制御して、音声通信及び映像通信を確立する。なお確立部52は、音声通信のみを確立するようにしてもよい。また例えば、確立部52は、通信部36により非常操作信号に対する応答である発呼信号が受信された場合に、通信制御部50及び通信部36を制御して、映像通信を確立する。なお確立部52は、映像通信に加え音声通信を確立するようにしてもよい。但しこの場合には、音声制御部42が、スピーカ32から出力させる音声をミュートする。このことにより、監視センタ側の音声が強盗に聞こえて通報が知られてしまうことを防止する。
なお、警備操作装置20は、上述した各部の全てを必須の構成とする必要はなく、その一部を省略した構成としてもよい。
図3は、本実施の形態の警備装置70の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、警備装置70は、センサ72と、通信部74と、制御部76とを、備える。
センサ72は、警備領域に設置され、侵入者の有無などを検知するために用いられる人感センサであり、例えば、赤外線の受光量を検知する赤外線センサ、赤外線等の受信の有無を検知する遮断センサ、電磁波の乱れを検知する気配センサなどの各種センサにより実現できる。
通信部74は、LAN11を介して警備操作装置20と通信するとともに、インターネット12を介して警備センタ90と通信するものであり、通信インターフェースなどの既存の通信装置により実現できる。通信部74は、例えば、警備操作装置20からLAN11を介して警備操作信号を受信したり、インターネット12を介して警備センタ90に、侵入者が居ることを示す不良入館信号を送信する。
制御部76は、警備装置70の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの既存の制御装置により実現できる。制御部76は、例えば、通信部74により警備操作信号が受信された場合に、受信された警備操作信号が示す警備動作(警備の開始又は解除など)を実行する。そして、制御部76は、タイマ部78を含む。
タイマ部78は、制御部76により警備が開始されると作動し、所定時間(例えば、60秒)を計時する。そして制御部76は、所定時間の経過後に、センサ72から受信する信号の変化(例えば、センサ72が赤外線センサであれば、赤外線の受光量の変化)などから侵入者を検知すると、不良入館信号を生成し、通信部74を制御して、警備センタ90へ送信させる。
次に、本実施の形態の警備操作装置を含む警備システムの動作について説明する。
図4は、本実施の形態の警備操作装置20で不正操作が検出された際に警備システム10で行われる処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、検知部48は、操作受付部46により受け付けられた各種操作の入力から、不正操作を検知する(ステップS100)。なお、不正操作の検知の詳細については後述する。
続いて、通信制御部50は、検知部48により不正操作が検知された場合に、通信部36を制御して、不正操作が行われたことを示す不正操作信号を、警備装置70を介して監視センタ90に送信させる(ステップS102)。
続いて、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介して不正操作信号に対する応答である発呼信号を受信させる(ステップS104)。
続いて、確立部52は、通信部36により不正操作信号に対する応答である発呼信号が受信された場合に、通信制御部50及び通信部36を制御して、監視センタ90との間で、音声通信及び映像通信を確立する(ステップS106)。
続いて、通信制御部50は、確立部52により音声通信及び映像通信が確立されると、通信部36を制御して、監視センタ90との間で音声通信及び映像通信を行う(ステップS108)。
続いて、確立部52は、通信部36により監視センタ90からの切断要求が受信されると、通信制御部50及び通信部36を制御して、監視センタ90との間で、音声通信及び映像通信を切断する(ステップS110)。
図5は、図4のステップS100に示す不正操作検知の処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、不正操作として、操作者が正規のユーザであるか否かを照合する照合操作が所定回数失敗したことを検知する例について説明する。
まず、操作受付部46は、カードリーダ22、又はタッチパネルディスプレイ24からユーザIDの入力を受け付ける(ステップS200)。
続いて、操作受付部46は、タッチパネルディスプレイ24からパスワードの入力を受け付ける(ステップS202)。
続いて、操作受付部46は、HDDなどの記憶部(図示省略)に記憶されている認証用のユーザIDとパスワードとを対応付けた認証テーブルを参照して、入力されたユーザID及びパスワードを認証する(ステップS204)。
そして、認証に失敗した場合には(ステップS204でNo)、検知部48は、RAMなどの記憶部(図示省略)に記憶されている第1カウンタをインクリメントする(ステップS206)。一方、認証に成功した場合には(ステップS204でYes)、処理を終了する。
続いて、検知部48は、インクリメントされた第1カウンタの値が第1閾値(例えば、3)以上であるか否かを確認する(ステップS208)。
そして、第1カウンタの値が第1閾値以上であり、検知部48により照合操作が所定回数失敗したことが検知されると(ステップS208でYes)、通信制御部50は、不正操作信号を生成する(ステップS210)。一方、第1カウンタの値が第1閾値未満である場合には(ステップS208でNo)、ステップS202に戻り、操作受付部46は、再度、パスワードの入力を受け付ける。
図6は、図4のステップS100に示す不正操作検知の処理の手順の流れの他の例を示すフローチャートである。なお、ここでは、不正操作として、予め定められた操作とは異なる操作である操作ミスが所定回数行われたことを検知する例について説明する。
まず、操作受付部46は、カードリーダ22、又はタッチパネルディスプレイ24から操作入力を受け付ける(ステップS300)。
続いて、操作受付部46は、受け付けた操作入力が予め定められた正しい操作入力であるか否かを確認する(ステップS302)。
そして、正しい操作入力でない場合には(ステップS302でNo)、検知部48は、RAMなどの記憶部(図示省略)に記憶されている第2カウンタをインクリメントする(ステップS304)。一方、正しい操作入力である場合には(ステップS302でYes)、処理を終了する。
続いて、検知部48は、インクリメントされた第2カウンタの値が第2閾値(例えば、3)以上であるか否かを確認する(ステップS306)。
そして、第2カウンタの値が第2閾値以上であり、検知部48により操作ミスが所定回数行われたことが検知されると(ステップS306でYes)、通信制御部50は、不正操作信号を生成する(ステップS308)。一方、第2カウンタの値が第2閾値未満である場合には(ステップS306でNo)、ステップS300に戻り、操作受付部46は、再度、操作入力を受け付ける。
なお、ここでは、操作ミスが連続して所定回数行われた場合に不正操作として検知する例について説明したが、一連の操作の中で操作ミスが所定回数行われた場合に不正操作として検知するようにしてもよい。
図7は、図4のステップS100に示す不正操作検知の処理の手順の流れの他の例を示すフローチャートである。なお、ここでは、不正操作として、警備操作装置20(筐体)が開けられたことを検知する例について説明する。
まず、検知部48は、タンパースイッチ28から信号を受信し、信号が変化したか否かを確認する(ステップS400)。
そして、信号が変化し、検知部48により警備操作装置20(筐体)が開けられたことが検知されると(ステップS400でYes)、通信制御部50は、不正操作信号を生成する(ステップS402)。一方、信号が変化しなかった場合には、ステップS400に戻り、検知部48は、再度、信号が変化したか否かを確認する。
以上のように本実施形態では、不正操作を検知した場合に、警備操作装置20と監視センタ90との間で音声通信及び映像通信を自動的に確立するため、警備操作装置20を操作するユーザと監視センタ90にいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができる。これにより、例えば、監視センタ90のオペレータが、警備操作装置20を操作する不正操作を行ったユーザに正しい操作を指示したり、警備操作装置20(筐体)を開けるなどのいたずらを行うユーザを威嚇したりすることができる。この結果、警報の誤報などによる警備員の出動回数を削減することができ、警備員の出動による負荷を減らすことができる。
図8は、本実施の形態の警備操作装置20で非常操作が検出された際に警備システム10で行われる処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、検知部48は、操作受付部46により受け付けられた各種操作の入力から、非常操作を検知する(ステップS500)。
続いて、通信制御部50は、検知部48により非常操作が検知された場合に、通信部36を制御して、非常操作が行われたことを示す非常操作信号を、警備装置70を介して監視センタ90に送信させる(ステップS502)。
続いて、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介して非常操作信号に対する応答である発呼信号を受信させる(ステップS504)。
続いて、確立部52は、通信部36により非常操作信号に対する応答である発呼信号が受信された場合に、通信制御部50及び通信部36を制御して、監視センタ90との間で、映像通信を確立する(ステップS506)。
続いて、通信制御部50は、確立部52により映像通信が確立されると、通信部36を制御して、監視センタ90との間で映像通信を行う(ステップS508)。
続いて、確立部52は、通信部36により監視センタ90からの切断要求が受信されると、通信制御部50及び通信部36を制御して、監視センタ90との間で、映像通信を切断する(ステップS510)。
以上のように本実施形態では、非常操作を検知した場合に、警備操作装置20と監視センタ90との間で映像通信を自動的に確立するため、警備操作装置20を操作するユーザと監視センタ90にいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができる。これにより、例えば、監視センタ90のオペレータが、警備操作装置20を操作する非常操作を行ったユーザの状況を把握できる。
図9は、本実施の形態の警備操作装置20でヘルプ操作が受け付けられた際に警備システム10で行われる処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、操作受付部46は、ヘルプボタン26の押下によるヘルプ操作の入力を受け付ける(ステップS600)。
続いて、通信制御部50は、操作受付部46によりヘルプ操作が受け付けられると、通信部36を制御して、ヘルプ操作が行われたことを示すヘルプ操作信号を、警備装置70を介して監視センタ90に送信させる(ステップS602)。
続いて、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介してヘルプ操作信号に対する応答である発呼信号を受信させる(ステップS604)。
以下、ステップS606〜S610までの処理は、図4のシーケンス図のステップS106〜S110までの処理と同様であるため、説明を省略する。
以上のように本実施形態では、ヘルプ操作を受け付けた場合に、警備操作装置20と監視センタ90との間で音声通信及び映像通信を自動的に確立するため、警備操作装置20を操作するユーザと監視センタ90にいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができる。これにより、例えば、監視センタ90のオペレータが、警備操作装置20を操作するヘルプ操作を行ったユーザに正しい操作を指示することができる。この結果、警報の誤報などによる警備員の出動回数を削減することができ、警備員の出動による負荷を減らすことができる。
図10は、本実施の形態の警備装置70で不良入館が検知された際に警備システム10で行われる処理の手順の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、制御部76は、タイマ部78により計時される所定時間の経過後に、センサ72から受信する信号の変化などから不良入館を検知する(ステップS700)。
続いて、制御部76は、不良入館を検知した場合に、通信部74を制御して、侵入者が居ることを示す不良入館信号を、監視センタ90に送信させる(ステップS702)。
続いて、通信制御部50は、通信部36を制御して、監視センタ90から警備装置70を介して不良入館信号に対する応答である発呼信号を受信させる(ステップS704)。
以下、ステップS706〜S710までの処理は、図4のシーケンス図のステップS106〜S110までの処理と同様であるため、説明を省略する。
以上のように本実施形態では、不良入館を検知した場合に、警備操作装置20と監視センタ90との間で音声通信及び映像通信を自動的に確立するため、警備領域にいるユーザと監視センタ90にいるオペレータとの間で意思の疎通を図ることができる。これにより、例えば、監視センタ90のオペレータが、警備領域にいるユーザに不良入館であることを通知できる。この結果、警報の誤報などによる警備員の出動回数を削減することができ、警備員の出動による負荷を減らすことができる。
なお、本実施形態の警備操作装置20及び警備装置70は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD(Hard Disk Drive)ドライブ装置等の外部記憶装置、入出力装置等を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
10 警備システム
11 LAN
12 インターネット
20 警備操作装置
22 カードリーダ
24 タッチパネルディスプレイ
26 ヘルプボタン
28 タンパースイッチ
30 マイク
32 スピーカ
34 カメラ
36 通信部
38 制御部
40 音声受付部
42 音声制御部
44 画像受付部
46 操作受付部
48 検知部
50 通信制御部
52 確立部
70 警備装置
72 センサ
74 通信部
76 制御部
78 タイマ部
90 監視センタ

Claims (8)

  1. 監視センタと第1ネットワークを介して接続される警備装置と第2ネットワークを介して接続され、前記警備装置に対して警備動作の実行を指示する警備操作装置であって、
    通常の警備操作である通常操作とは異なる特殊操作を検知する検知手段と、
    前記特殊操作が検知された場合に、特殊操作が行われたことを示す特殊操作信号を、前記警備装置を介して前記監視センタに送信するとともに、前記監視センタから前記警備装置を介して前記特殊操作信号に対する応答である発呼信号を受信する通信手段と、
    前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、音声入力手段から入力される音声を送信するとともに音声出力手段から出力させる音声を受信する音声通信、及び撮像手段によって撮像される映像を送信する映像通信の少なくとも一方を確立する確立手段と、
    を備えることを特徴とする警備操作装置。
  2. 前記検知手段は、前記特殊操作として、前記通常操作及び非常用の警備操作である非常操作とは異なる不正操作を検知し、
    前記通信手段は、前記不正操作が検知された場合に、不正操作が行われたことを示す不正操作信号を、前記警備装置を介して前記監視センタに送信するとともに、前記監視センタから前記警備装置を介して前記不正操作信号に対する応答である発呼信号を受信し、
    前記確立手段は、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で前記音声通信を確立することを特徴とする請求項1に記載の警備操作装置。
  3. 前記検知手段は、前記不正操作として、正規のユーザであるか否かを照合する照合操作が所定回数失敗したこと、又は予め定められた操作とは異なる操作である操作ミスが所定回数行われたことを検知することを特徴とする請求項2に記載の警備操作装置。
  4. 前記検知手段は、前記不正操作として、筐体が開けられたことを検知することを特徴とする請求項2に記載の警備操作装置。
  5. 前記確立手段は、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、更に、前記映像通信を確立することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の警備操作装置。
  6. 前記検知手段は、前記特殊操作として、非常用の警備操作である非常操作を検知し、
    前記通信手段は、前記非常操作が検知された場合に、非常操作が行われたことを示す非常操作信号を、前記警備装置を介して前記監視センタに送信するとともに、前記監視センタから前記警備装置を介して前記非常操作信号に対する応答である発呼信号を受信し、
    前記確立手段は、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、前記映像通信を確立することを特徴とする請求項1に記載の警備操作装置。
  7. 前記発呼信号が受信された場合に、前記音声出力部から出力される音声をミュートする音声制御手段を更に備え、
    前記確立手段は、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、更に、前記音声通信を確立することを特徴とする請求項6に記載の警備操作装置。
  8. 監視センタと第1ネットワークを介して接続される警備装置と第2ネットワークを介して接続され、前記警備装置に対して警備動作の実行を指示する警備操作装置で実行される通信方法であって、
    検知手段が、通常の警備操作である通常操作とは異なる特殊操作を検知する検知ステップと、
    通信手段が、前記特殊操作が検知された場合に、特殊操作が行われたことを示す特殊操作信号を、前記警備装置を介して前記監視センタに送信する送信ステップと、
    通信手段が、前記監視センタから前記警備装置を介して前記特殊操作信号に対する応答である発呼信号を受信する受信ステップと、
    確立手段が、前記発呼信号が受信された場合に、前記監視センタとの間で、音声入力手段から入力される音声を送信するとともに音声出力手段から出力させる音声を受信する音声通信、及び撮像手段によって撮像される映像を送信する映像通信の少なくとも一方を確立する確立ステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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