JP2004206635A - 通信端末装置 - Google Patents

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JP2004206635A
JP2004206635A JP2002378114A JP2002378114A JP2004206635A JP 2004206635 A JP2004206635 A JP 2004206635A JP 2002378114 A JP2002378114 A JP 2002378114A JP 2002378114 A JP2002378114 A JP 2002378114A JP 2004206635 A JP2004206635 A JP 2004206635A
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徹 平岡
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Abstract

【課題】音声入力により認証情報(パスワード等)を入力して警報装置の機能を無効にし、また逆に有効にして、ガードマンの巡回時等の一時的に警報装置を無効化する必要がある場合の操作を簡易にする。
【解決手段】音声入力部19へ入力された音声が音声認識部21により音声認識されてテキストデータに変換され、変換された後のテキストデータと解除/復帰用メッセージ記憶部40に記憶されているテキストデータとが照合される。そして、この照合結果が、解除用の認証情報のテキストデータと一致した場合は赤外線センサ17による異常状態の検知が無効にされ、復帰用の証情報のテキストデータと一致した場合は赤外線センサ17による異常状態の検知結果が有効にされる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末装置に関し、より詳細には、電話回線,インターネット等により外部との音声,ファクシミリ,電子メール等による通信が可能な通信端末装置に警報機能を付設した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
侵入者を検知して外部へ通報する警報装置は種々の方式が実用化されているが、従来は専用の装置を専用の回線で警備会社等に接続する構成が一般的であった。しかし、近年の通信手段の発達によりたとえば室内に置かれた携帯電話機の近傍に人間が接近すると所定の通信先へ自動的に発呼し、音声メッセージで不審者の侵入を報知したり、音声情報,画像情報を取得してインターネットを介して送信するような技術も開発されている(特許文献1参照)。
【0003】
ところで、上述の特許文献1に開示された技術に限らず、警報装置ではその機能を有効にする際、また逆に無効にする際に本来の目的に反して警報が発生される虞がある。このため、たとえば警報装置の機能を有効にした時点から所定時間内は警報を発生しないような構成、また逆に警報装置の機能を無効にする場合には異常を検知した時点から所定時間内に無効化の操作を行なえば警報が発生しないような構成が採られている場合が多い。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−183851号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、たとえばガードマンの巡回時等にはその都度、警報装置を無効化する必要があり、多数の部屋それぞれに警報装置が設置されているような場合には、それぞれの警報装置を個別に無効にし、また有効にする操作を反復する必要があり、非常に煩瑣であると共に無駄な時間を要していた。
【0006】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、音声入力により認証情報(パスワード等)を入力して警報装置の機能を無効にし、また逆に有効にすることが可能な警報機能を有する通信端末装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る通信端末装置は、周囲環境の状態を検知する検知手段を備え、該検知手段が異常状態を検知した場合に他の端末装置へ異常が発生した旨を送信する通信端末装置であって、音声入力手段と、該音声入力手段へ入力された音声を音声認識してテキストデータに変換する音声認識手段と、前記検知手段による検知結果を無効化するための認証情報をテキストデータとして記憶した認証情報記憶手段と、前記音声認識手段により変換された後のテキストデータと前記認証情報記憶手段に記憶されているテキストデータとを照合する照合手段と、前記照合手段による照合結果が、前記認証情報のテキストデータと一致した場合は前記検知手段による検知結果を無効にする制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
このような第1発明の通信端末装置では、音声入力手段へ入力された音声が音声認識されてテキストデータに変換され、変換された後のテキストデータと認証情報記憶手段に記憶されているテキストデータとが照合される。そして、この照合結果が認証情報のテキストデータと一致した場合は検知手段による検知が無効にされる。
【0009】
第2発明に係る通信端末装置は第1発明において、前記認証情報記憶手段は、更に前記検知手段による検知結果を有効化するための認証情報をテキストデータとして記憶しており、前記制御手段は、前記照合手段による照合結果が、前記検知手段による検知結果を有効化するための認証情報のテキストデータと一致した場合は前記検知手段による検知結果を有効にするようにしてあることを特徴とする。
【0010】
このような第2発明の通信端末装置では、照合手段による照合結果が検知手段による検知結果を有効化するための認証情報のテキストデータと一致した場合は検知手段による検知が有効にされる。
【0011】
第3発明に係る通信端末装置は第1又は第2発明において、周囲環境の音を集音するマイクロフォンを更に備え、前記音声入力手段は、前記マイクロフォンから前記認証情報を音声入力するようにしてあることを特徴とする。
【0012】
このような第3発明の通信端末装置では、検知手段による検知結果を無効化するための、または有効化するための認証情報がマイクロフォンから音声入力される。
【0013】
第4発明に係る通信端末装置は第1又は第2発明において、携帯通話装置との通話手段を更に備え、前記音声入力手段は、前記携帯通話装置から送話された前記認証情報を前記通話手段を介して音声入力するようにしてあることを特徴とする。
【0014】
このような第4発明の通信端末装置では、検知手段による検知結果を無効化するための、または有効化するための認証情報が携帯通話装置(携帯電話機)からの送話により音声入力される。
【0015】
第5発明に係る通信端末装置は第1乃至第4発明において、音声再生手段と、警告用の音声メッセージを記憶した警告メッセージ記憶手段とを更に備え、前記制御手段は、他の端末装置へ異常が発生した旨を送信するのに伴って、前記音声再生手段から前記警告メッセージ記憶手段に記憶されている警告メッセージを再生出力するようにしてあることを特徴とする。
【0016】
このような第5発明の通信端末装置では、他の端末装置へ異常が発生した旨を送信するのに伴って、音声再生手段から警告メッセージ記憶手段に記憶されている警告メッセージが再生出力される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。なお、以下の実施の形態においては、本発明の通信端末装置は電話回線及び/又はインターネットにより外部と接続されているいわゆる複合機(コピー機,プリンタ,ファクシミリ装置としての各機能を併せ持つ装置)に適用した例を示す。しかし本発明はこのような実施の形態のみならず、専用の警報装置として構成することも勿論可能である。
【0018】
図1は本発明の通信端末装置としての複合機100の外観の概略を示す模式図である。なお、本発明の複合機100は通常は一般的な複合機として機能する通常モードと、監視装置として機能する監視モードとを所定のスイッチの操作、または所定の認証情報の音声入力により切り換えることが出来るように、または所定の時刻に自動的に両モードを切り換えるように構成されている。
【0019】
本発明の複合機100は基本的には従来一般的な複合機と同様に、コピー機としての機能,プリンタとしての機能,ファクシミリ装置としての機能を有している。また本発明の複合機100の前面には赤外線センサ17,CCDカメラ18,スピーカ9等が備えられている。
【0020】
赤外線センサ17は従来一般的な複合機,コピー機等にも備えられている場合が多い。従来の複合機,コピー機等では通常は待機状態にあり、ユーザ、即ち人間がある距離内に接近するとそれを検知してたとえば稼働状態への移行を開始するために赤外線センサ17が備えられている。しかし、本発明の複合機100ではこの赤外線センサ17を監視モードにおいて周囲環境の状態を検知するために、具体的には侵入者の検知用に利用する。
【0021】
またCCDカメラ18は従来の複合機,コピー機においても、たとえば紙幣等の違法なコピーを防止するため等の目的で使用者を記録するために備えられている場合がある。本発明の複合機100ではこのCCDカメラ18を監視モードにおいて異常状態の検知時の周囲環境の状況、具体的には侵入者を撮像する目的で利用する。なお、CCDカメラ18は静止画像のみを撮像することが可能なものであってもよいし、動画を撮像することが可能なものであってもよい。
【0022】
更にスピーカ9はいわゆる音声ガイダンス機能を有する従来の複合機,コピー機等に備えられている。本発明の複合機100ではこのスピーカ9を監視モードにおいて異常状態の検知時に侵入者に対する警告メッセージを音声出力する目的で利用する。
【0023】
また、本発明の複合機100のユーザの操作に邪魔にならない部分、たとえば図示するような奥側の部分にはマイクロフォン20が設置されている。このマイクロフォン20は後述するように、監視モード時に監視モードを一時的に解除するための認証情報としての音声メッセージを直接入力するために、また監視モード時に監視モードが一時的に解除されている場合に監視モードに復帰させるための認証情報としての音声メッセージを直接入力するために利用される。
【0024】
なお、参照符号14は数字入力のためのテンキー,文字入力のための文字キー等を有する操作部であり、通常モードと監視モードとを切り換えるためのモード切換キー140も備えられている。また、参照符号15はLCDを利用した表示部である。
【0025】
なお、参照符号104は携帯電話機であり、上述したマイクロフォン20に代えて、監視モード時に監視モードを一時的に解除するための音声メッセージを送話により入力するために、また監視モード時に監視モードが一時的に解除されている場合に監視モードに復帰させるための音声メッセージを送話により入力するために利用される。
【0026】
図2は上述のような外観を有する本発明の複合機100の機能構成例を示すブロック図である。
【0027】
本発明の複合機100は、主制御部(CPU)1を制御中枢としてバス2を介して以下のような各部の動作を制御する。
【0028】
バス2には、主制御部1の制御手順(コンピュータプログラム)等を記録したROM3、主制御部1による制御動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM4、画像データを一時的に記憶する画像メモリ(DRAM等)5、画像メモリ5に記憶された画像データをファクシミリ送信するために符号化し、また逆にファクシミリ通信により受信したデータを画像データに復号化するためのコーデック6、音声による種々のメッセージが適宜の音声データ形式で予め記録されている音声メッセージメモリ7、この音声メッセージメモリ7を制御して音声データを読み出してスピーカ9から再生出力させるメッセージ発生制御部8、前述した赤外線センサ17及びCCDカメラ18等が接続されている。
【0029】
なお、RAM4には解除/復帰用メッセージ記憶部40及び異常通知メッセージ記憶部41が適宜の領域に設定されている。解除/復帰用メッセージ記憶部40には監視モードを一時的に解除するためのメッセージ、たとえば「けいほうをかいじょしてください」等のようなメッセージがテキストデータとして、また監視モードへ復帰するためのメッセージ、たとえば「けいほうをせっていしてください」等のようなメッセージがテキストデータとして予め記憶されている。
【0030】
また、異常通知メッセージ記憶部41には「異常が発生しました。」等のような異常が発生した旨を表わすメッセージがテキストデータとして予め記憶されている。
【0031】
なお、監視モードを一時的に解除するため及び監視モードに復帰させるためのメッセージとしては、上述のような具体的なメッセージのみならず、数字,アルファベット等を羅列したパスワード形式でもよい。また、このような監視モードを一時的に解除するため及び監視モードに復帰させるためのメッセージは高頻度で変更することが望ましいため、操作部14の操作により、または後述する外部(公衆)通信網101、LAN等の通信網102を介して外部から解除/復帰用メッセージ記憶部40の記憶内容を変更可能に構成することが好ましい。または他の方法として、解除/復帰用メッセージ記憶部40には予め複数のメッセージをテキストデータとして記憶させておき、たとえば曜日,日付等に応じて異なるメッセージを有効にするようにしてもよい。
【0032】
また、画像メモリ5は一般的なDRAMを使用しているが、高速処理が可能なSDRAM又はDDR―SDRAM等である方が画像形成装置のスループット向上のためには好ましい。
【0033】
また、音声メッセージメモリ7には本発明の複合機100を使用するための通常モード時のガイダンス用の種々のメッセージの他に、異常状態の検知時の威嚇用のメッセージを記憶した威嚇用メッセージ記憶部70が適宜の領域に設定されている。この威嚇用メッセージ記憶部70には威嚇用のメッセージ、たとえば「あなたをさつえいしました」「がぞうはすでにけいびがいしゃへおくりました」等のようなメッセージが音声データとして予め記憶されている。このような威嚇用メッセージ記憶部70に記憶されているメッセージは主制御部1からの指示を受けてメッセージ発生制御部8が読み出してスピーカ9から音声出力させる。
【0034】
赤外線センサ17は通常モードでは人間の接近を検知した場合に待機状態から稼働開始状態に移行するため等に利用されるが、監視モードでは侵入者を検知するために利用される。なお、この赤外線センサ17の検知範囲は複合機100の前面の扇形状の数メートルの範囲である。
【0035】
CCDカメラ18は通常モードではユーザの確認のために利用されるが、監視モードでは侵入者を撮像するために利用される。なお、前述したように、CCDカメラ18は静止画像のみを撮像可能であってもよいし、動画を撮像可能であってもよい。
【0036】
またバス2には、一般アナログ回線等の外部(公衆)通信網にデータを送受信するための変復調機能を備えたモデム10、このモデム10と外部(公衆)通信網101とを接続する場合に通信相手を呼び出すためにダイヤル信号を送出する機能を備えたNCU(網制御部)11、コピーすべき原稿またはファクシミリ送信すべき原稿をデジタルデータの画像データとして読み取る画像読取部12、コピーすべき原稿を読み取った場合にその画像データを、またはファクシミリ通信により受信した画像データを用紙に記録出力するプリンタ13、テンキー及びボタン等を備え、これらの操作が行なわれた場合に対応する信号を入力する操作部14、使用方法の案内、処理状態の途中経過等の状況表示又は操作確認を表示するための表示部(たとえばLCD等)15、LAN等の通信網102に接続するためのLANI/F16、携帯電話機104から外部(公衆)通信網101,NCU11を経由して送話された音声またはマイクロフォン20から直接入力された音声を取り込む音声入力部19、この音声入力部19が取り込んだ音声を音声認識してテキストデータに変換する音声認識部21等が接続されている。
【0037】
なお、操作部14にはコピー部数を入力するため、またはファクシミリ送信の際の宛先の電話番号(ファクシミリ番号)を入力する等のために使用されるテンキーが備えられていることは言うまでもないが、前述したように、本発明の複合機100を通常モードと監視モードとのいずれかのモードに切り換えるモード切換キー140等も備えられている。
【0038】
また、音声入力部19は、後述するようにたとえば携帯電話機104から着呼した場合に、携帯電話機104から送話された音声を外部(公衆)通信網101からNCU11を経由して取り込んで音声認識部21へ与える。また音声入力部19はマイクロフォン20へ直接入力された音声を取り込んで音声認識部21へ与える。従って、音声認識部20は携帯電話機104から送話された音声またはマイクロフォン20へ直接入力された音声を音声認識し、テキストデータに変換することができる。
【0039】
次に、上述のような構成の本発明の複合機の監視モードにおける動作について、主制御部1の処理手順を示す図3のフローチャートを参照して以下に説明する。但し、以下の説明においては、本発明の複合機100の通常モードにおける動作については従来の複合機と基本的には同様であるのでその説明を省略し、夜間,休日等に監視機能を利用して監視モードにある場合の動作についてのみ説明する。
【0040】
なお、本発明の複合機100を通常モードから監視モードに切り換えるためには、前述したモード切換キー140を操作すればよい。但し、マイクロフォン20を通じて、または携帯電話機104からの送話による音声入力によりモードの切り換えを指示し、主制御部1がこの指示に従ってモードを切り換えるように構成することも可能である。また、第1の所定時刻において通常モードから監視モードへ、第2の所定時刻において監視モードから通常モードへ自動的に切り換わるように設定することも、更にこれに加えて曜日によって、具体的には土曜及び日曜は終日監視モードに自動的に切り換わるように構成することも勿論可能である。
【0041】
本発明の複合機100が監視モードにある場合、赤外線センサ17が人体(侵入者)を検知するか(ステップS11)、または監視モードの一時解除の指示(監視モードを無効化する指示)の入力があるまで(ステップS21)、主制御部1は待機している。
【0042】
赤外線センサ17が人体を検知すると(ステップS11でYES)、主制御部1はCCDカメラ18に撮像を行なわせ(ステップS12)、異常情報を作成する(ステップS13)。なお、CCDカメラ18が撮像した画像(静止画または動画)は画像メモリ5またはRAM4に一時記憶される。
【0043】
ここで、異常情報とは、異常が発生した旨を所定の通報先、たとえば警備会社等へ通知するための異常通知メッセージ記憶部41に記憶されている異常通知メッセージと、上述のようなCCDカメラ18が撮像した画像とをセットにした情報である。
【0044】
次に、主制御部1はステップS13で作成した異常情報をファクシミリ送信または電子メールにより所定の送信先へ送信する(ステップS14)。異常情報をファクシミリ送信する場合は、主制御部1はRAM4の異常通知メッセージ記憶部41に記憶されている「異常が発生しました。」等のようなテキストデータの異常通知メッセージを読み出すと共に、画像メモリ5またはRAM4に一時記憶されているCCDカメラ18が撮像した画像を読み出し、両者をコーデック6でファクシミリ通信用のデータに符号化し、モデム10,NCU11を制御してファクシミリ送信する。なお、ファクシミリデータに符号化された後のデータを電子メールファクシミリとしてLANI/F16を制御して通信網102からインターネットへ送信してもよい。
【0045】
また、異常情報を電子メールで送信する場合は、主制御部1はRAM4の異常通知メッセージ記憶部41に記憶されている「異常が発生しました。」等のようなテキストデータの異常通知メッセージを読み出して電子メールの本文にすると共に、画像メモリ5またはRAM4に一時記憶されているCCDカメラ18が撮像した画像を読み出して電子メールの添付ファイルとし、モデム10,NCU11を制御して、またはLANI/F16を制御して送信する。
【0046】
次に主制御部1は音声メッセージメモリ7の威嚇用メッセージ記憶部70に音声データとして記憶されている威嚇用メッセージ、たとえば「あなたをさつえいしました」「がぞうはすでにけいびがいしゃへおくりました」等のようなメッセージを、メッセージ発生制御部8に読み出させてスピーカ9から音声出力させる(ステップS15)。この後、主制御部1は異常を検知したことをたとえばRAM4に異常検知履歴として検知時刻等の情報と併せて追加記憶する(ステップS16)。
【0047】
一方、監視モードを一時的に解除する指示(監視モードを無効化する指示)の入力があると(ステップS21でYES)、具体的にはたとえばガードマンが巡回中に赤外線センサ17の検知範囲外から「けいほうをかいじょしてください」等のような解除用メッセージを発声すると、この音声がマイクロフォン20により取り込まれ、音声入力部19から音声認識部21に与えられる。音声認識部21は与えられた音声の情報をテキストデータに変換する。主制御部1はこの音声認識部21が変換した後のテキストデータとRAM4の解除/復帰用メッセージ記憶部40にテキストデータの形で記憶されているメッセージとを照合する(ステップS22)。この照合結果が一致した場合は(ステップS23でYES)、主制御部1は監視モードを一時的に解除(無効化)する(ステップS24)。
【0048】
このようにして監視モードが一時的に解除された場合には、赤外線センサ17の検知範囲にガードマンが侵入したとしても、主制御部1は異常情報の作成等の処理を行なわない。
【0049】
一方、ステップS23において照合結果が不一致であった場合は(ステップS23でNO)、主制御部1は前述のステップS12へ処理を移し、前述したステップS13乃至S16の処理を行なう。これにより、たとえ赤外線センサ17が侵入者を検知せずとも、ある程度以上の音量、たとえばドアまたは窓が破壊されたような場合の音がマイクロフォン20に入力された場合には異常発生として前述同様の処理が行なわれる。
【0050】
なお、たとえば携帯電話機104から本発明の複合機100へ発呼して回線接続し、上述同様に「けいほうをかいじょしてください」等のような解除用メッセージを携帯電話機104を通して送話すると、この音声が外部(公衆)通信網101,NCU11から音声入力部19へ入力されて音声認識部21に与えられる。従って、この場合もマイクロフォン20から直接音声入力があった場合と同様に、音声認識部21は与えられた音声の情報をテキストデータに変換し、この変換した後のテキストデータとRAM4の解除/復帰用メッセージ記憶部40にテキストデータの形で記憶されているメッセージとが照合される。照合結果の一致/不一致による以降の処理は前述同様である。
【0051】
このように、本発明の複合機100では、赤外線センサ17の検知範囲外から直接監視モード解除用の音声メッセージにより監視モードを解除することが可能であると共に、携帯電話機104等を通じて同様の解除用の音声メッセージを送話することによっても監視モードを解除することが可能である。
【0052】
上述のようにして監視モードが一時的に解除された後、主制御部1は監視モードに復帰するための指示(監視モードを有効化する指示)の入力があるまで所定時間待機する(ステップS25でNO、S26でNO)。但し、この待機期間中に所定時間が経過すると(ステップS26でYES)、主制御部1はステップS12へ処理を移し、前述したステップS13乃至S16の処理を行なう。これにより、たとえばガードマンが監視モードを一時的に解除した後に監視モードに復帰させるのを忘れて立ち去ったような場合、または監視モードが一時的に解除されている間になんらかの異常事態が発生したような場合にも異常発生として前述同様の処理が行なわれる。
【0053】
所定時間経過以前に監視モードに復帰するための指示(監視モードを有効化する指示)の入力があった場合(ステップS25でYES)、具体的には、たとえばガードマンが復帰用メッセージ、たとえば「けいほうをせっていしてください」等のようなメッセージを赤外線センサ17の検知範囲外から発声すると、この音声がマイクロフォン20により取り込まれ、音声入力部19から音声認識部21に与えられる。音声認識部21は与えられた音声の情報をテキストデータに変換する。主制御部1はこの音声認識部21が変換した後のテキストデータとRAM4の解除/復帰用メッセージ記憶部40にテキストデータの形で記憶されているメッセージとを照合する(ステップS27)。この照合結果が一致した場合は(ステップS28でYES)、主制御部1は監視モードに復帰(監視モードを有効化)する(ステップS29)。
【0054】
但し、上述のステップS25における監視モードに復帰するための指示(監視モードを有効化する指示)の入力は、上述のような音声によるメッセージのみならず、複合機100に備えられた所定の監視モード復帰用スイッチの操作によることとしてもよい。なおこの場合、複合機100に備えられた監視モード復帰用スイッチが操作されると同時に監視モードに復帰すると、その時点で異常発生となるため、監視モード復帰用スイッチが操作された時点から所定時間、たとえば数分間後に実際に監視モードに復帰するようにしておく必要がある。
【0055】
なお、ステップS28において照合結果が不一致であった場合は(ステップS28でNO)、主制御部1は前述のステップS12へ処理を移し、前述したステップS13乃至S16の処理を行なう。これにより、たとえば侵入者が正当な解除用メッセージを使用して監視モードを一時的に解除した後に監視モードに復帰させることができなかったような場合にも異常発生として前述同様の処理が行なわれる。
【0056】
なお、たとえば携帯電話機104から本発明の複合機100へ発呼して回線接続し、上述同様に「けいほうをかいじょしてください」等のような復帰用メッセージを携帯電話機104を通して送話すると、この音声が外部(公衆)通信網101,NCU11から音声入力部19へ入力されて音声認識部21に与えられる。従って、この場合もマイクロフォン20から直接音声入力があった場合と同様に、音声認識部21は与えられた音声の情報をテキストデータに変換し、この変換した後のテキストデータとRAM4の解除/復帰用メッセージ記憶部40にテキストデータの形で記憶されているメッセージとが照合される。照合結果の一致/不一致による以降の処理は前述同様である。
【0057】
このように、本発明の複合機100では、赤外線センサ17の検知範囲外から直接復帰用の音声メッセージにより監視モードに復帰させることが可能であると共に、携帯電話機104等を通じて同様の復帰用の音声メッセージを送話することによっても監視モードに復帰させることが可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上に詳述したように本発明の通信端末装置によれば、検知手段による検知結果を無効にすることが音声入力により容易に可能になるので、多数の部屋それぞれに警報装置が設置されているような場合にも煩瑣な操作が不要になる。
【0059】
また本発明の通信端末装置によれば、検知手段による検知結果を無効にした後に再度有効にすることも音声入力により容易に可能になるので、多数の部屋それぞれに警報装置が設置されているような場合にも煩瑣な操作が不要になる。
【0060】
また本発明の通信端末装置によれば、マイクロフォンが集音した音声メッセージにより、検知手段による異常状態の検知を無効にし、また有効にすることが可能になるので、現場において直接音声入力により検知手段による異常状態の検知を無効にし、また有効にすることができる。
【0061】
また本発明の通信端末装置によれば、携帯通話装置、具体的には携帯電話機からの送話により、検知手段による異常状態の検知を無効にし、また有効にすることが可能になるので、現場にいるガードマン等の要請で、現場にいない管理者等が検知手段による異常状態の検知を無効にし、また有効にすることができる。
【0062】
また本発明の通信端末装置によれば、他の端末装置へ異常が発生した旨を送信するのに伴って、音声再生手段、具体的にはスピーカから警告メッセージ記憶手段に記憶されている警告メッセージが音声で再生出力されるので、侵入者に対して威嚇効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置としての複合機の概略の外観を示す模式図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置としての複合機の機能構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置としての複合機の監視モードにおける主制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部(CPU)
4 RAM
40 解除/復帰用メッセージ記憶部
41 異常通知メッセージ記憶部
5 画像メモリ
6 コーデック
7 音声メッセージメモリ
70 威嚇用メッセージ記憶部
8 メッセージ発生制御部
9 スピーカ
10 モデム
11 NCU
13 プリンタ
14 操作部
15 表示部
16 LAN I/F
17 赤外線センサ
18 CCDカメラ
19 音声入力部
20 マイクロフォン
21 音声認識部
104 携帯電話機
140 モード切換キー

Claims (5)

  1. 周囲環境の状態を検知する検知手段を備え、該検知手段が異常状態を検知した場合に他の端末装置へ異常が発生した旨を送信する通信端末装置であって、
    音声入力手段と、
    該音声入力手段へ入力された音声を音声認識してテキストデータに変換する音声認識手段と、
    前記検知手段による検知結果を無効化するための認証情報をテキストデータとして記憶した認証情報記憶手段と、
    前記音声認識手段により変換された後のテキストデータと前記認証情報記憶手段に記憶されているテキストデータとを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果が、前記認証情報のテキストデータと一致した場合は前記検知手段による検知結果を無効にする制御手段と
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記認証情報記憶手段は、更に前記検知手段による検知結果を有効化するための認証情報をテキストデータとして記憶しており、
    前記制御手段は、前記照合手段による照合結果が、前記検知手段による検知結果を有効化するための認証情報のテキストデータと一致した場合は前記検知手段による検知結果を有効にするようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 周囲環境の音を集音するマイクロフォンを更に備え、
    前記音声入力手段は、前記マイクロフォンから前記認証情報を音声入力するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
  4. 携帯通話装置との通話手段を更に備え、
    前記音声入力手段は、前記携帯通話装置から送話された前記認証情報を前記通話手段を介して音声入力するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末装置。
  5. 音声再生手段と、警告用の音声メッセージを記憶した警告メッセージ記憶手段とを更に備え、
    前記制御手段は、他の端末装置へ異常が発生した旨を送信するのに伴って、前記音声再生手段から前記警告メッセージ記憶手段に記憶されている警告メッセージを再生出力するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通信端末装置。
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