JP2019161347A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような省電力モードを有する複合機において、通常モードと省電力モードを自動で切り替えるために、人体感知センサ(または人感センサ)等の人体検知装置やカメラ等の撮像装置を備え、人体を検知した場合に省電力モードから通常動作モードに復帰する、といった利用が従来よりなされている。
このような侵入者検知機能としては、例えば、侵入者検知モード中に人感センサが侵入者を検知すると、侵入者として通報したり、警告音を再生したりする機能などがあげられる。
また、定められた監視領域を撮像する撮像手段と、画像形成装置を駆動するために必要な電力よりも低い電力が供給された状態で人を検知する人検知手段と、前記人検知手段が人を検知した場合に前記撮像手段に対して定められた監視領域を撮像するのに必要な電力量を伝送する第1の待機モードと、前記撮像手段に対して前記人検知手段の出力に拘わらず前記定められた監視領域を撮像するのに必要な電力量を伝送する第2の待機モードとを選択可能に切り替える切替手段とを有する画像形成装置の発明が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
「予め定められた既定ジョブ」は、FAXデータを受信した場合やPCから実施されたプリントジョブを受信した場合など、侵入者検知モードの実施中に正規ユーザーが移動してくる可能性の高いジョブである。
「侵入者検知部」は、例えば、人体感知センサ(または人感センサ)等の人体検知装置やカメラ等の撮像装置により、侵入者を検知する部分である。
次に、図1〜図4に基づき、この発明の画像形成装置の一実施形態であるデジタル複合機1について説明する。
図1は、この発明の画像形成装置の一実施形態であるデジタル複合機1の外観を示す斜視図である。図2は、図1に示すデジタル複合機1の平面図である。図3は、図1の画像形成装置のパネルユニット17を示す説明図である。図4は、図1のデジタル複合機1の概略構成を示すブロック図である。
また、図3に示すように、パネルユニット17は、表示操作部171および物理操作部172を備える。
図4に示すように、デジタル複合機1は、制御部10、画像データ取得部11、画像形成部12、記憶部13、画像処理部14、通信部15、給紙部16、パネルユニット17、タイマー18、報知部19および人体感知センサ20を備える。
以下、デジタル複合機1の各構成要素を説明する。
制御部10は、デジタル複合機1全体の動作をコントロールするために、各センサの検知、モーター、クラッチ、パネルユニット17等、あらゆる負荷の監視・制御を行う。
なお、画像データを外部の情報処理装置等から取得する場合、有線または無線ネットワークを経由して画像データを取得するものであっても、またはUSB等に記録された画像データを取得するものであってもよく、また、これらを組み合わせたものであってもよい。
LSU121は、デジタル信号からなる画像データの情報に対応するレーザー光を帯電状態にある感光体ドラムの表面に照射して、静電潜像を形成する装置である。
なお、データを保持する領域がハードディスクドライブで、プログラムを保持する領域がフラッシュ記憶部で構成するといったように、プログラムとデータが異なる装置に保持されてもよい。
また、報知部19は、ネットワークを通じて外部のサーバーにアラートメールを送信したり、警備会社に連絡したりするものであってもよい。
管理者は、アラートメールの送信先となるメールアドレスや警備会社への連絡先を予め登録しておく。
人体感知センサ20として、例えば、侵入者の動作により生じた赤外線の変化量を検出する焦電素子を備えた焦電型赤外線センサなどが用いられる。
また、カメラ等の撮像装置により取得した画像を解析することで侵入者を検知するものであってもよい。この場合、所定時間間隔で予め定められた範囲を撮像し、撮像した複数のフレーム間で画像の変化の有無を検出して、画像に変化があった場合、侵入者を発見したものとして、侵入者の検知をおこなう。
人体感知センサ20は、対象物が予め定められた範囲(例えば、0m〜5m)内に存在する場合に出力し、その出力レベルは対象物との距離に応じて変動する。
次に、図5〜図11に基づき、本願発明の実施形態1に係る侵入者検知処理の流れについて説明する。
図5〜図7は、図1のデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示すフローチャートである。また、図8は、図1のデジタル複合機1の侵入者検知モード時の機能制限の設定画面の一例を示す説明図である。また、図9は、図1のデジタル複合機1の侵入者検知モードの有効・無効設定画面の一例を示す説明図である。また、図10は、図1のデジタル複合機1の侵入者検知モードスケジュール設定画面の一例を示す説明図である。
侵入者検知モードの終了条件としては、例えば、予め定められた侵入者検知モード無効化時刻になった場合などがあげられる。
侵入者検知モードの有効・無効設定については、図10および図11の説明において後述する。
これらの既定ジョブが実行された場合、正規ユーザーが印刷済みの用紙の回収のため(印刷データが印刷されず、記憶部13に一時的に記憶された場合は、当該印刷データの実行操作のため)またはスキャン原稿のセットのために、デジタル複合機1前に移動してくる可能性が高いと考えられるためである。
実施形態1においては、Tmaxは、1〜3分程度に設定される。
その後、制御部10は、ステップS1の判定を繰り返す(ステップS1)。
ここで、一時停止時間を延長すべき動作が検出された場合としては、例えば、印刷ジョブが動作中の場合、デジタル複合機1が操作された場合、人体感知センサ20が検知された場合などがあげられる。
また、既定ジョブの受信後または印刷完了後の予め定められた時間(例えば、数分間など)に該当する場合も、一時停止時間を延長するようにしてもよい。
その後、制御部10は、ステップS17の判定を行う(ステップS17)。
ここで、Twは、残り時間の初期値Tmaxよりも小さい正の実数であり、残り時間が短いことをユーザーに通知するための基準となる時間である。
その後、制御部10は、ステップS17の判定を行う(ステップS17)。
その後、制御部10は、ステップS17の判定を行う(ステップS17)。
デジタル複合機1にジョブが投入された場合(ステップS19の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS20の判定を行う(ステップS20)。
一方、デジタル複合機1にジョブが投入されていない場合(ステップS19の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS1の判定を繰り返す(ステップS1)。
「侵入者検知モードを有効にする」にチェックが入った場合、侵入者検知モードが有効となる。
「スケジュール機能を有効にする」にチェックが入った場合、侵入者検知モードのスケジュール機能が有効となる。
その後、制御部10は、ステップS1の判定を繰り返す(ステップS1)。
その後、制御部10は、ステップS1の判定を繰り返す(ステップS1)。
次に、図11および図12に基づき、この発明の実施形態2に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図11は、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の侵入者検知モード時の自動制御の設定画面の一例を示す説明図である。図12は、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機の侵入者検知処理の流れを示す図5対応図である。
ここでは、図5に記載のないステップS131の判定について説明する。
一方、実施形態2においては、予めデジタル複合機1の侵入者検知モード時の自動制御の設定を行うことができるようにする。
次に、図13および図14に基づき、この発明の実施形態3に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図13は、この発明のデジタル複合機1の侵入者検知モード時の自動制御の設定画面の一例を示す説明図である。また、図14は、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図5対応図である。
ここでは、図13に記載のないステップS232の判定について説明する。
次に、図15に基づき、この発明の実施形態4に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図15は、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機の侵入者検知処理の流れを示す図7対応図である。
ここでは、図7に記載のないステップS323およびS324の処理について説明する。
また、図5および図6対応図の処理については、図5および図6と同一であるため、説明を省略する。
一方、実施形態4においては、侵入者検知モード中のジョブ実施において、さらにパスワード認証設定がある場合の処理について説明する。
正しい認証パスワードが入力された場合(ステップS324の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS321の判定を行う(ステップS321)。
一方、正しい認証パスワードが入力されなかった場合(ステップS324の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS322の処理を行う(ステップS322)。
次に、図17に基づき、この発明の実施形態5に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図17は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の侵入者検知モード時の自動制御の設定画面の一例を示す説明図である。
一方、侵入者検知モード中に「リモートスキャナツールの起動」のジョブが投入されても、制御部10は、侵入者検知モードを一時停止状態としない。
次に、図18に基づき、この発明の実施形態6に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図18は、この発明の実施形態6に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図7対応図である。
ここでは、図7に記載のないステップS423〜425の処理について説明する。
また、図5および図6対応図の処理については、図5および図6と同一であるため、説明を省略する。
その後、制御部10は、ステップS1の判定を繰り返す(ステップS1)。
次に、図19に基づき、この発明の実施形態7に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図19は、この発明の実施形態6に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図6対応図である。
ここでは、図6に記載のないステップS531および532の処理について説明する。
また、図5および図7対応図の処理については、図5および図7と同一であるため、説明を省略する。
一方、排紙トレイ内に用紙がない場合(ステップS531の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS517の判定を行う(ステップS517)。
次に、図20に基づき、この発明の実施形態8に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図20は、この発明の実施形態8に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図5対応図である。
次に、図21に基づき、この発明の実施形態9に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図21は、この発明の実施形態9に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図6対応図である。
ここでは、図6に記載のないステップS731の処理について説明する。
また、図5および図7対応図の処理については、図5および図7と同一であるため、説明を省略する。
次に、図22に基づき、この発明の実施形態10に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図22は、この発明の実施形態10に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図7対応図である。
ここでは、図7に記載のないステップS823〜S827の処理について説明する。
また、図5および図6対応図の処理については、図5および図6と同一であるため、説明を省略する。
一方、当該ジョブが記憶部13に保存すべきジョブである場合(ステップS823の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS824において、当該ジョブを記憶部13に保存させる(ステップS824)。
次に、図23に基づき、この発明の実施形態11に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図23は、この発明の実施形態11に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図5対応図である。
ここでは、図5に記載のないステップS904の判定について説明する。
次に、図24に基づき、この発明の実施形態12に係る侵入者検知モード時の自動制御の設定について説明する。
図24は、この発明の実施形態12に係るデジタル複合機1の侵入者検知処理の流れを示す図7対応図である。
ここでは、図7に記載のないステップS1023およびS1024の処理について説明する。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
Claims (7)
- 侵入者を検知する侵入者検知部と、
侵入者の検知を通報する通報部と、
前記侵入者検知部を動作させて侵入者を検知したとき、前記通報部に通報させる侵入者検知モードを実施させる侵入者検知モード実施部と、
ジョブの実行指示を受け付けるジョブ受付部と、
画像を形成する画像形成部とを備え、
前記侵入者検知モード実施部が前記侵入者検知モードの実施中に前記ジョブ受付部が予め定められた既定ジョブの実行指示を受け付けた場合、前記侵入者検知モード実施部は、前記侵入者検知モードを予め定められた一時停止時間の間停止することを特徴とする画像形成装置。 - ユーザー認証を行うユーザー認証部をさらに備え、
前記侵入者検知モード実施部が前記侵入者検知モードの実施中に前記ジョブ受付部が前記既定ジョブの実行指示を受け付けた場合、前記ユーザー認証部はユーザー認証を行い、正規ユーザーの認証の受付後、前記既定ジョブを実行する請求項1に記載の画像形成装置。 - 外部機器から印刷データを受信する通信部をさらに備え、
前記既定ジョブは、前記外部機器から受信した印刷データの印刷指示に係るジョブである請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 排紙トレイと、
前記排紙トレイ内の用紙の有無を検知する用紙検知センサと、
印刷データの印刷を行う印刷部とをさらに備え、
前記印刷部が前記既定ジョブに係る印刷データの印刷を行った後、前記用紙検知センサが前記排紙トレイ内の用紙を検知しなくなった場合、前記侵入者検知モード実施部は、前記一時停止時間内であっても前記侵入者検知モードの一時停止を解除する請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。 - ユーザーへの報知部をさらに備え、
前記侵入者検知モード実施部が前記侵入者検知モードの一時停止時間が終了する一定時間前に、前記用紙検知センサが前記排紙トレイ内に用紙を検知している場合、前記報知部は、前記用紙の回収を促すメッセージをユーザーに報知する請求項4に記載の画像形成装置。 - ユーザーへの報知部をさらに備え、
前記侵入者検知モード実施部が前記侵入者検知モードの実施を行う場合または前記侵入者検知モードの一時停止を行う場合に、前記報知部は、前記侵入者検知モードの実施または一時停止をユーザーに報知する請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像形成装置。 - スキャナと、外部機器から前記スキャナ用のアプリケーションを起動させる指示を受信する通信部とをさらに備え、
前記既定ジョブは、前記外部機器から受信した前記スキャナ用のアプリケーションの起動指示に係るジョブである請求項1,2,5または6に記載の画像形成装置。
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