JP2016043652A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力ジョブに対するRIP処理によるユーザの待ち時間を短縮することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】印刷ジョブ及びユーザIDを受信する通信部112と、受信された印刷ジョブ及びユーザIDを記憶する記憶部104と、RIP処理により印刷データから画像データを生成する画像処理部108と、ユーザを検出するセンサ部116及び距離認識部114と、接近するユーザのユーザIDを特定する撮像部120及び顔認識部118と、ユーザが画像形成装置100に接近したことが検出され、特定されたユーザIDに対応する未出力の印刷ジョブが記憶部に存在すれば、画像処理部は画像データの生成を開始する。これにより、ユーザが画像形成装置に近づけば、事前にそのユーザに対応するジョブの出力処理に必要な画像データを生成することができ、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンピュータ等の端末装置から印刷を指示したユーザが、印刷ジョブに対するRIP処理により待たされる時間を短縮することができる画像形成装置に関する。
電子機器である画像形成装置の1種として、複合機(MFP(MultiFunction Peripheral))が知られている。MFPは、コピー、プリント(以下、印刷ともいう)、ファクシミリ(以下、FAXともいう)、及びスキャナ等、複数の機能を備える。MFPによって、ユーザは手軽にコピー、FAX、及びプリント等を行なうことが可能になる。企業等では、MFPを通信ネットワーク(以下、単にネットワークともいう)に接続し、複数の端末装置(コンピュータ等)からMFPを共用することも行なわれている。例えば、コンピュータで作成した文書をネットワーク経由で送受信して印刷すること等を容易に行なうことができる。
複数のユーザがMFPを使用する場合、ユーザ情報(ユーザID及びパスワード等)を管理し、ログイン認証をパスしたユーザのみがMFPを使用できるような運用がされることがある。ユーザが端末装置から印刷を指示した場合、MFPは受信した印刷ジョブを記憶する。ユーザは、MFPの所に行き、操作画面を操作してログインした後、印刷を実行することができる。ユーザがMFPを操作しなければ印刷が実行されないので、秘密文書等の漏洩を防止することができ、安全である。
その一方、ユーザがMFPを操作してから印刷準備が行なわれるので、ユーザの待ち時間が長くなり、印刷物を得るまでに時間がかかる問題がある。印刷を実行するためには、RIP(Raster Image Processor)処理により、記憶された印刷ジョブから記録紙に印刷する画像データ(ビットマップデータ)を生成することが必要である。RIP処理により、PostScriptデータの解析(オブジェクトの位置の特定、アウトライン化、及びフォントの呼出し等)、レンダリング(ラスタライズ)、及び、スクリーニング処理による網点の生成が実行される。
ユーザの待ち時間が長くなる問題に関して、下記特許文献1には、複合機が低電力モード又はスリープモードに切り替わる機能を有している場合に、ユーザが複合機に近づいていることを検出して、事前に複合機のウォーミングアップを行なう画像形成システムが開示されている。この画像形成システムは、複合機、情報サーバ、及び複数の受信装置がネットワークを介して接続されている。ユーザ情報を記憶した無線タグをユーザが携行し、情報サーバは、複数の受信装置によりユーザの位置を特定する。情報サーバは、複合機の利用権限があるユーザが複合機に近づいていることが検出されると、複合機にウォーミングアップを要求する。これにより、複合機は、低電力モード又はスリープモードになっている場合、事前にウォーミングアップを行なうことができる。
特開2010−135993号公報
特許文献1によっては、省電力モードになっている画像形成装置において、ウォーミングアップによるユーザの待ち時間を短縮することはできるが、ユーザによるログイン操作の後にRIP処理が実行されることにより、ユーザの待ち時間が長くなり、印刷物を取得するまでの時間が長くなってしまうことを軽減することはできない。この問題は、MFPが端末装置から受信した印刷ジョブを処理する場合に限らない。例えば、FAX受信したジョブを印刷する場合にも発生する。
親展プリント機能を備えた画像形成装置の場合には、印刷物を取得するまでの時間がさらに長くなる。親展プリント機能では、ユーザが端末装置から印刷指示するときに、パスワードとして所定の番号(暗証番号)を設定する。端末装置から親展プリントで印刷を指示したユーザは、画像形成装置の操作部を操作して、設定された暗証番号を入力することにより、印刷を実行することができる。したがって、ユーザにより、ユーザ認証、親展プリントジョブの選択、及び暗証番号の入力がなされた後にRIP処理が実行されるので、印刷物を取得するまでの時間はさらに長くなる。
画像形成装置のユーザには、様々な身長の人が含まれているが、通常、排紙トレイの位置は固定されており、排紙トレイから印刷物を回収することが容易でない場合がある。特に、車椅子の人にとっては、高い位置の排紙トレイに排出される印刷物を回収することは容易ではない。また、排紙トレイの位置が低ければ、身長の高いユーザは、排紙トレイから印刷物を回収することが容易ではない。したがって、排紙トレイの高さを調整することができれば好ましい。
したがって、本発明は、出力ジョブに対するRIP処理によるユーザの待ち時間を短縮することができる画像形成装置を提供することを目的とする。また、本発明は、ユーザの身長に応じた高さの排紙トレイに印刷物を排出することができる画像形成装置を提供することをも目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、外部装置から、ジョブデータ及び当該ジョブデータに対応するユーザを識別するための識別情報を受信する通信部と、ジョブデータ及び識別情報を記憶する記憶部と、ジョブデータに基づいて、記録紙への画像形成に使用される画像データを生成する生成部とを含む。画像形成装置は、画像形成装置に接近するユーザを検出するユーザ検出部と、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から第1距離の範囲内に位置するか否かを判定する第1判定部と、ユーザ検出部により検出されたユーザの識別情報を特定する特定部と、第1判定部により、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から第1距離の範囲内に位置すると判定され、且つ、特定部により、当該ユーザの識別情報が特定されたことを受けて、特定された識別情報に対応する、画像形成装置による画像形成に使用されていない未出力のジョブデータが、記憶部に存在するか否かを判定するジョブ判定部とをさらに含む。ジョブ判定部により、特定された識別情報に対応する未出力のジョブデータが、記憶部に存在すると判定されたことを受けて、生成部は、未出力のジョブデータに基づいて画像データの生成を開始する。
これにより、登録ユーザが、画像形成装置から所定範囲内(第1距離の範囲内)に接近し、そのユーザのユーザIDに対応する未出力の印刷ジョブが記憶部に記憶されていれば、RIP処理が開始される。したがって、ユーザが画像形成装置の前に来るまでに、画像形成に使用される画像データが生成され、印刷ジョブが選択されてから、記録紙への画像形成が開始されるまでの時間を短縮することができる。
好ましくは、特定部は、画像形成装置に接近するユーザの顔画像を取得する撮像部と、撮像部により取得された顔画像に対する顔認識処理により、画像形成装置に接近するユーザの識別情報を特定する顔認識部とを含む。
これにより、ユーザID及びパスワードを入力する等のユーザ認証により画像形成装置の使用の可否が決定される場合でも、ユーザは操作部の操作によるユーザ認証処理を行なうことなく、印刷を実行させることができる。
より好ましくは、画像形成装置は、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から第1距離の範囲内に位置することが第1判定部により検出されて、生成部により、未出力のジョブデータに基づいて画像データが生成された後、当該ユーザが第1距離の範囲内に位置しないことが第1判定部により検出されことを受けて、生成部により生成された画像データを削除する削除部をさらに含む。
これにより、直ぐには使用されない画像データが不要に記憶部を占有することを回避することができる。
さらに好ましくは、画像形成装置は、操作画面を表示する表示部をさらに含む。第1判定部は、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から、第1距離よりも短い第2距離の範囲内に位置するか否かを判定する第2判定部を含む。第2判定部により、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から第2距離の範囲内に位置すると判定されたことを受けて、表示部は、当該ユーザの識別情報に対応する未出力のジョブデータを表す情報を表示する。
これにより、ユーザは、印刷したい印刷ジョブを容易に選択することができ、印刷ジョブを選択するだけで、直ちに画像形成が開始される。
好ましくは、画像形成装置は、画像形成装置から所定距離以内に、人が存在するか否かを検出する人検出部をさらに含む。第2判定部により、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から第2距離の範囲内に位置すると判定された状態で、表示部は、人検出部により、画像形成装置から所定距離以内に、1人だけ人が検出されたことを受けて、当該ユーザの識別情報に対応する未出力のジョブデータを表す情報を表示し、人検出部により、画像形成装置から所定距離以内に、複数の人が検出されたことを受けて、当該ユーザの識別情報に対応する未出力のジョブデータを表す情報を表示しない。
より好ましくは、画像形成装置は、ユーザのログイン認証処理を行なう認証部をさらに含む。第2判定部により、ユーザ検出部により検出されたユーザが画像形成装置から第2距離の範囲内に位置すると判定された状態で、人検出部により、複数の人が検出されたことを受けて、認証部は、ログイン認証処理を行ない、認証部によるログイン認証をパスしたことを受けて、表示部は、ユーザ検出部により検出されたユーザの識別情報に対応する未出力のジョブデータを表す情報を表示する。
これにより、印刷を指示したユーザは、他人が画像形成装置の近くにいない場合には、速やかに印刷物を取得することができ、他人が画像形成装置の近くにいる場合には、ログイン認証に成功しなければ、未出力のジョブデータを表す情報を表示しないことにより、セキュリティを担保することができる。
さらに好ましくは、画像形成装置は、画像データを使用して記録紙への画像形成を行なう画像形成部をさらに含む。ジョブ判定部により、未出力のジョブデータが、記憶部に存在すると判定されたことを受けて、画像形成部は、生成部により生成された画像データを使用して記録紙への画像形成を開始する。
これにより、登録ユーザが、画像形成装置から所定範囲内に接近し、そのユーザのユーザIDに対応する未出力の印刷ジョブが記憶部に記憶されていれば、RIP処理だけでなく画像形成まで実行されるので、ユーザの待ち時間をより短縮することができる。
好ましくは、画像形成装置は、ユーザ検出部により検出され、且つ、特定部により識別情報が特定されたユーザの身長を計測する身長計測部と、画像形成された後に画像形成装置から排出される記録紙を保持する保持部と、身長計測部により身長が計測されたことを受けて、計測された身長に応じて、保持部の装着位置の高さを調整する調整部とをさらに含む。
より好ましくは、画像形成装置は、ユーザ検出部により検出され、且つ、特定部により識別情報が特定されたユーザの身長を計測する身長計測部と、画像形成された後に画像形成装置から排出される記録紙を保持する複数の保持部と、身長計測部により身長が計測されたことを受けて、計測された身長に応じて、複数の保持部の中から、排出される記録紙を保持させる保持部を決定する決定部とをさらに含む。
これにより、ユーザは、無理な姿勢を取ることなく、排出されて排紙トレイに保持されている記録紙を、容易に回収することができる。
本発明によれば、ユーザが画像形成装置に近づけば、事前にそのユーザに対応するジョブの出力処理に必要な画像データを生成することができ、ユーザの待ち時間を短縮することができる。さらに、事前にそのユーザに対応するジョブの出力処理に必要な画像データを生成することに加えて、出力処理を開始することにより、ユーザの待ち時間をより一層短縮することができる。
また、本発明によれば、ユーザは、無理な姿勢を取ることなく容易に、排紙トレイから印刷物を回収することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置がネットワークに接続された構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す正面図である。 図1に示した画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置において実行される、ユーザの待ち時間を短縮するためのプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 ユーザが画像形成装置に接近する状態を模式的に示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置において実行される、ユーザの待ち時間を短縮するためのプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置を示す正面図である。 図7に示した画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図7に示した画像形成装置において実行される、ユーザの待ち時間を短縮し、排紙トレイの高さを調整するためのプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置は、プリント機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能等の複数の機能を備えたデジタル複合機(MFP)である。図1を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置100は、LAN等のネットワーク190に接続され、コンピュータ等の端末装置200から印刷指示を受付ける。
図2を参照して、画像形成装置100は、画像形成部106、操作部110、センサ部116、撮像部120、原稿読取部130、原稿自動送り装置132、給紙部134、及び、胴内の排紙トレイ136を含む。操作部110は、タッチパネルディスプレイ及び操作キー部を備えている。タッチパネルディスプレイは、表示パネルと、表示パネルの上に配置されたタッチパネルとを含む。操作キー部には、ハードウェアの機能キー(電源スイッチ等)が配置される。操作キー部には、テンキーが配置される場合もある。
図3を参照して、画像形成装置100はさらに、制御部102、記憶部104、画像処理部108、距離認識部114、及び顔認識部118を含む。制御部102は、CPU(Central Processing Unit)と、プログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)と、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)とを含み、画像形成装置100全体を制御する。ROMには、画像形成装置100の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータが記憶されている。制御部102内部のCPUは、ROMからプログラムをRAM上に読出して、RAMの一部を作業領域としてプログラムを実行する。即ち、CPU102は、ROMに格納されているプログラムにしたがって画像形成装置100を構成する各部の制御を行ない、画像形成装置100の各機能を実現する。
記憶部104は、通電が遮断された場合にもデータを保持する不揮発性記憶装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)である。
通信部112は、ネットワーク190に有線又は無線で接続され、画像形成装置100がネットワーク190を介して外部装置である端末装置200と通信するためのインターフェイスであり、例えば、NIC(Network Interface Card)である。
画像形成装置100は、FAXモデム(図示せず)を含む。FAXモデムは、外部の電話回線(図示せず)に接続され、画像形成装置100が電話回線を介して外部装置とFAX通信するためのインターフェイスである。
原稿読取部130は、画像を読取るためのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)と、原稿台又は原稿自動送り装置132にセットされた原稿を検知する原稿検知センサとを備え、原稿を読取って画像データを入力する。画像データは制御部102のRAMに一時的に記憶される。
画像処理部108は、読取った画像データに対して、種々の画像処理を実行する。画像形成部106は、画像データに基づき記録紙に画像を形成(印刷)する。画像データは、必要に応じて記憶部104に記憶される。画像形成装置100が印刷ジョブを受信した場合、画像処理部108は、印刷ジョブに対するRIP処理を実行し、画像形成部106による画像形成に使用される画像データを生成する。給紙部134は画像形成用の記録紙を保持する。
操作部110は、ユーザによる画像形成装置100に対する指示等の入力を受付ける。操作部110は、上記したように、各種の入力キー(ハードウェアキー)を備えた操作キー部と、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)等の表示パネルの上にタッチパネルが配置されたタッチパネルディスプレイとを備えている。ユーザは、タッチパネルディスプレイに表示される画面によって、画像形成装置100の状態及びジョブの処理状況等の確認を行なう。タッチパネルディスプレイに表示されたキーを、表示パネルに重ねられたタッチパネル上で選択する(タッチパネル上の該当部分にタッチする)ことによって、画像形成装置100の機能設定及び動作指示等ができる。
制御部102は、操作部110に設けられたタッチパネルディスプレイ、及び入力キー等に対するユーザの操作を監視すると共に、タッチパネルディスプレイに画像形成装置100の状態に関する情報等のユーザに通知すべき情報等を表示する。
センサ部116は、画像形成装置100の前面に配置される。センサ部116は、例えば赤外線センサであり、赤外線を受信し、受信した信号強度に応じた信号を距離認識部114に出力する。距離認識部114は、センサ部116からの信号を解析して、対象物との距離を算出する。赤外線センサによる検出信号から、対象物との距離を計測するには公知の技術を使用する。例えば、距離認識部114は、センサ部116の検出強度に応じて、対象物との距離を算出する。赤外線センサが、2次元センサであれば、距離認識部114は、赤外線センサの検出信号から生成した2次元画像上の該当領域の面積から、対象物との距離を算出することができる。センサ部116及び距離認識部114により、制御部102は、画像形成装置100とユーザとの距離を取得する。センサ部116は、ユーザとの距離を検出することができればよく、赤外線センサに限定されず、種々の距離センサを使用することができる。
撮像部120は、例えば、可視光を受信するCCDカメラであり、画像形成装置100の前面に配置される。顔認識部118は、撮像部120から出力される画像データから、顔領域を認識し、その特徴量を算出する。撮像部120及び顔認識部118により、制御部102は、撮像されたユーザの顔画像から特徴量を取得することができる。
センサ部116及び撮像部120は、画像形成装置100の周りに位置し得るユーザを検出できるように、検出範囲及び撮像範囲が広いことが好ましい。撮像部120は、例えば、周囲360度を撮像することができる全天球カメラである。
以下、画像形成装置100が搭載している機能(コピー機能、プリント機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能)を実行する各モードについて簡単に説明する。
(コピーモード)
画像形成装置100を複写機として利用する場合には、原稿読取部130によって読取られた原稿の画像データが、画像形成部106から複写物として出力される。
原稿読取部130に装備されたCCDにより、読取位置にセットされた原稿の画像を電子的に読取ることができる。読取られた画像データは、制御部102のRAM上に出力データ(印刷用データ)として完成された後、記憶部104に記憶される。その後、操作部110から指示された条件に基づいて、記憶部104に記憶された画像データが適切なタイミングで順次読出されて制御部102のRAMに送られる。そして、画像形成部106での画像形成のタイミングに合わせて、画像データは画像形成部106へと伝送される。
給紙部134では、記録紙がピックアップローラによって引き出され、複数の搬送用ローラによって、画像形成部106まで搬送される。画像形成部106では、帯電された感光体ドラムを入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラムの表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する。感光体ドラム上の静電潜像部分にトナーを付着させた後、トナーによる画像を、転写ベルトを介して、搬送された記録紙に転写される。その後、記録紙は加熱及び加圧され(これにより記録紙に画像が定着する)、排紙トレイ136に排出される。
(プリントモード)
画像形成装置100をプリンタとして利用する場合には、通信部112を介して受信した印刷ジョブから画像データが生成され、制御部102のRAM等を介して画像形成部106から出力される。
通信部112は、有線又は無線でネットワーク190と接続されており、ネットワーク190に接続されたコンピュータ等の端末装置200から印刷ジョブを受信する。受信された印刷ジョブに対して、画像処理部108によりRIP処理が実行され、画像データが生成され、出力画像データとしてページ単位に記憶部104に記憶される。そして、画像データは、記憶部104から制御部102のRAMに送られ、上記したコピーモードと同様に画像形成部106へと伝送され、記録紙への画像形成が行なわれる。
(スキャナモード)
画像形成装置100を、例えばネットワークスキャナとして利用する場合には、原稿読取部130において読取られた原稿の画像データを、通信部112からネットワーク190を介してコンピュータ等の外部装置へ送信する。この場合にも、原稿読取部130に装備されたCCDにより原稿を電子的に読取る。そして、読取られた原稿の画像データは、制御部102のRAM上に出力データとして完成された後、記憶部104に記憶される。そして、画像データは、再び記憶部104から制御部102のRAMに送られ、操作部110を介して指定された送信先との通信を確立した上で、通信部112から、指示された送信先へと送信される。
(ファクシミリモード)
画像形成装置100をファクシミリ装置として使用する場合、ファクシミリ装置からFAX受信したデータを、画像データとして制御部102のRMA上に形成し、上記と同様に、記憶部104への記憶、画像形成部106による印刷を実行することができる。また、画像形成装置100は、記憶部104から画像データを読出して、FAX通信用のデータ形式に変換して、FAXモデム及び電話回線網を介して外部のファクシミリ装置に送信することができる。
以下に、画像形成装置100において実行される、ユーザの待ち時間を短縮するためのプログラムの制御構造に関して説明する。本プログラムは、画像形成装置100の電源がオンされることにより起動される。画像形成装置100ではマルチタスクにより複数のプログラムが並行して実行される。例えば、ユーザにより操作部110の操作を検出するプログラム、及び、印刷ジョブを受信して、記憶部104に記憶するプログラム等も、本プログラムと並行して実行される。
ここでは、画像形成装置100の使用が許可されているユーザ(以下、登録ユーザともいう)に関して、ユーザIDとユーザの顔画像の特徴量(顔認識処理による認識対象を特定するための情報であり、例えば、各特徴をユニットベクトルとするベクトル空間におけるベクトル成分)とを対応付けたデータベースが、記憶部104に記憶されているとする。また、ユーザは、端末装置200を操作して、画像形成装置100に印刷指示を行なうときに、プリンタドライバにより提供される印刷条件の設定画面においてユーザIDを入力するとする。入力されたユーザIDは、印刷ジョブと共に画像形成装置100に送信される。画像形成装置100は、ユーザID及び印刷ジョブを受信して記憶部104に記憶する。印刷を指示したユーザは、画像形成装置100を操作して印刷を実行するために、画像形成装置100の所に行く。
図4を参照して、ステップ400において、制御部102は、距離認識部114を制御して、画像形成装置100に人が接近しているか否かを判定する。接近していると判定された場合、制御はステップ402に移行する。そうでなければ、ステップ400が繰返される。制御部102は、人を検出した場合、検出された人との距離を計測して、制御部102内のRAMに記憶する。したがって、制御部102は、計測された最新の距離が、前回計測された距離よりも小さくなっていれば、接近していると判定することができる。
ステップ402において、制御部102は、ステップ400で接近が検出されたユーザに関して顔認識処理を実行する。具体的には、制御部102は、撮像部120を制御して撮像を行ない、画像データを取得し、顔認識部118に、取得された画像データに対して顔認識処理を実行させる。顔認識部118は、公知の顔認識処理により、撮像された画像に含まれる顔に対応するユーザIDを記憶部104から検出する。対応するユーザIDが記憶されていれば、顔認識部118は、そのユーザIDを制御部102に出力する。対応するユーザIDが記憶されていなければ、顔認識部118は、その旨を表す所定のデータを制御部102に出力する。制御部102は、顔認識部118から入力されたデータをRAMに記憶する。なお、ここで実行される顔認識処理における画像処理は、記憶部に記憶されているユーザの顔画像の特徴量を取得するために使用された画像処理と同じである。
ステップ404において、制御部102は、ステップ400で接近が検出され、ステップ402で顔認識されたユーザが、登録ユーザであるか否かを判定する。具体的には、制御部102は、ステップ402により顔認識部118から取得しRAMに記憶したデータが、記憶部104に記憶されているユーザIDであるか否かを判定する。記憶部104に記憶されているユーザIDであれば、登録ユーザであると判定され、制御はステップ406に移行する。そうでなければ、制御はステップ400に戻る。
ステップ406において、制御部102は、接近が検出され顔認識により登録ユーザと判定されたユーザが、画像形成装置100から所定距離内にいるか否かを判定する。具体的には、制御部102は、距離認識部114を制御して、登録ユーザとの距離dを取得し、距離dが第1距離D1以下(d≦D1)であるか否かを判定する。d≦D1と判定された場合、制御はステップ408に移行する。そうでなければ(d>D1)、制御はステップ400に戻る。第1距離D1は、画像形成装置100が設置されている状況に応じて設定されていればよい。
ステップ408において、制御部102は、ステップ402で検出されRAMに記憶されたユーザIDに対応する、未出力のジョブ(印刷されていない印刷ジョブ)が記憶部104に記憶されているか否かを判定する。ここでは、記憶部104に記憶されている印刷ジョブは、印刷されると、削除される、又は印刷されたことを示す情報が付加されるとする。そのユーザIDに対応する未出力のジョブが存在すれば、制御部102は、そのジョブを特定する情報(例えば、印刷ジョブの名前)をRAMに記憶した後、制御はステップ410に移行する。そうでなければ、制御はステップ400に戻る。
ステップ410において、制御部102は、ステップ408でRAMに記憶されたジョブを特定する情報により特定されるジョブに対してRIP処理の実行を開始する。具体的には、制御部102は、RIP処理プログラムを起動して、対象のジョブを特定する情報を引渡す。RIP処理プログラムにより生成された画像データは、記憶部104に記憶される。
ステップ412において、制御部102は、接近が検出され顔認識により登録ユーザと判定されたユーザが、画像形成装置100から所定距離外に出たか否かを判定する。具体的には、制御部102は、距離認識部114を制御して、登録ユーザとの距離dを取得し、距離dが第1距離D1よりも大きい(d>D1)か否かを判定する。ユーザが第1距離D1外に出たと判定された場合、制御はステップ430に移行する。そうでなければ(d≦D1)、制御はステップ414に移行する。
ステップ414において、制御部102は、接近が検出され顔認識により登録ユーザと判定されたユーザが、画像形成装置100の所に到着したか否かを判定する。具体的には、制御部102は、距離認識部114を制御して、登録ユーザとの距離dを取得し、距離dが第2距離D2(ここで、D2<D1)以下(d≦D2)であるか否かを判定する。ユーザが画像形成装置の所に到着したと判定された場合(d≦D2)、制御はステップ416に移行する。そうでなければ(d>D2)、制御はステップ412に戻る。第2距離D2は、0<D2<D1の範囲内で、画像形成装置100が設置されている状況に応じて設定されていればよい。第2距離D2は、ユーザが画像形成装置100の操作部110を直接操作できる距離、又は、操作部110を直接操作することはできないが、操作部110の画面を視認することができる距離等、画像形成装置100から比較的近い距離に設定されることが好ましい。
ステップ416において、制御部102は、画像形成装置100の周りに、画像形成装置100の所に到着した登録ユーザ以外の人がいるか否かを判定する。例えば、制御部102は、撮像部120を制御して撮像を行ない、撮像された画像中に、所定の大きさ以上の大きさの複数の顔領域が検出されるか否かを判定する。所定の大きさ以上の大きさの複数の顔領域が検出された場合、制御はステップ426に移行する。そうでなければ(所定の大きさ以上の大きさの顔領域が1つだけ検出された場合)、制御はステップ418に移行する。ここでは、少なくとも画像形成装置100の所に到着した登録ユーザが検出される。なお、撮像された画像中の顔領域の検出は、デジタルカメラ等で使用されている公知の方法を使用することができる。検出の基準となる顔領域の所定の大きさは、画像形成装置100からどの程度の範囲内の人を検出するかに応じて決定すればよい。画像形成装置100から第2距離D2以内にいる人を検出することが好ましい。
ステップ418において、制御部102は、ステップ408でRAMに記憶された未出力のジョブのリストを、操作部110に表示する。例えば、ユーザIDと共に、印刷ジョブの名前が、ユーザにより選択可能なように表示される。このとき、ジョブの実行をキャンセルするためのキャンセルキーも表示される。
ステップ420において、制御部102は、ユーザが操作部110を操作して、ステップ418で表示された印刷ジョブを選択したか否かを判定する。ジョブが選択されたと判定された場合、制御はステップ422に移行する。そうでなければ、制御はステップ428に移行する。
ステップ422において、制御部102は、ステップ420で選択された印刷ジョブに対応する画像データ(ステップ410で起動されたRIP処理プログラムにより生成され、記憶部104に記憶された画像データ)を記憶部104から読出して、画像形成部106により記録紙への画像形成を実行する。制御部102は、画像形成された印刷ジョブを記憶部104から削除し、RAMに記憶された未出力のジョブのリストからも削除する。
ステップ424において、制御部102は、RAMに記憶されていた未出力のジョブの全てについて出力が完了したか否かを判定する。全て出力されたと判定された場合、制御はステップ400に戻る。そうでなければ、制御はステップ418に戻り、残りの未出力のジョブのリストを表示する。
ステップ420でジョブが選択されなかったと判定された場合、ステップ428において、制御部102は、キャンセルキーが選択されたか否かを判定する。キャンセルキーが選択されたと判定された場合、制御はステップ400に戻る。このとき、操作部110において、未処理のジョブのリストは消去され、例えば、ホーム画面が表示される。キャンセルキーが選択されなければ、制御はステップ420に戻る。
なお、本プログラムは、並行して実行されている操作部110の操作を検出するプログラム等により、本プログラムを終了するトリガ(割込み等)を検出すると終了する。
ステップ416で、画像形成装置100の周りに、画像形成装置100に到着したユーザ以外の人がいると判定された場合(所定の大きさ以上の大きさの複数の顔領域が検出された場合)、ステップ426において、制御部102は、画像形成装置100へのログイン認証を実行する。認証に成功したと判定された場合、制御はステップ418に移行し、上記したように、ステップ408でRAMに記憶された未出力のジョブのリストが、操作部110に表示される。そうでなければ(認証に失敗した場合)、制御はステップ430に移行する。
ステップ412で、接近が検出され顔認識により登録ユーザと判定されたユーザが、画像形成装置100から所定距離(第1距離D1)以上離れたと判定された場合、又は、ステップ426で、ログイン認証に失敗した場合、ステップ430において、制御部102は、ステップ410で起動されたRIP処理プログラムにより生成され、記憶部104に記憶された画像データを記憶部104から削除する。その後、制御はステップ400に戻る。
図5を参照して、上記の処理を具体的に説明する。図5において、角度αは撮像部120の撮像範囲を示し、角度βはセンサ部116の検出範囲を示す。
登録ユーザ150が画像形成装置100に接近している場合、ステップ400によりユーザ150の接近が検出される。検出されたユーザ150と画像形成装置100との距離が遠く(図5において、そのときのユーザ150を破線で示す)、ステップ402で撮像して得られた画像中の顔領域が小さければ、顔認識処理によりユーザIDは特定されず、ステップ404では登録ユーザとは判定されない。したがって、顔認識処理により登録ユーザとして検出できる程度に、ユーザ150が画像形成装置100に近づくまで、ステップ400〜ステップ404が繰返される。
ユーザ150がさらに画像形成装置100に接近すると、ステップ402での顔認識処理の信頼度が十分になり、ステップ404により登録ユーザであると判定される。この段階で、検出されたユーザ150と画像形成装置100との距離が第1距離D1以下でなければ、制御はステップ400に戻る。
検出されたユーザ150と画像形成装置100との距離が第1距離D1以下になり(図5において、そのときのユーザ150を実線で示す)、検出された登録ユーザに対応する未出力のジョブが記憶されていれば(ステップ408の判定結果がYES)、RIP処理プログラムが起動され、画像データの生成が開始される(ステップ410)。
検出されたユーザ150が画像形成装置100にさらに接近し、ユーザ150と画像形成装置100との距離が第2距離D2以下になり(ステップ414での判定結果がYES)、且つ、画像形成装置100の近くに他人がいなければ(ステップ416での判定結果がNO)、未出力のジョブのリストが表示される(ステップ418)。ユーザ150と画像形成装置100との距離が第2距離D2以下になっても、画像形成装置100の近くに他人がいれば(ステップ416での判定結果がYES)、ログイン認証が実行され(ステップ426)、ログイン認証に成功すれば未出力のジョブのリストが表示される(ステップ418)。
検出されたユーザ150と画像形成装置100との距離が、一旦第1距離D1以下になったが、その後、第2距離D2以下になる前に、第1距離D1よりも大きくなった場合には(ステップ412の判定結果がYES)、RIP処理により生成された画像データは削除される(ステップ430)。画像形成装置100の近くに他人がいてログイン認証が実行され、認証に失敗した場合にも(ステップ426の判定結果がNO)、RIP処理により生成された画像データは削除される(ステップ430)。
以上のように、ユーザが、画像形成装置100から第1距離D1以内に接近し、そのユーザのユーザIDに対応する未出力のジョブが記憶部104に記憶されていれば、RIP処理が開始される。したがって、ユーザが画像形成装置100の前に来るまでに、画像形成に使用される画像データが生成され得る。ユーザがさらに接近し、画像形成装置100から第2距離D2以内に接近したときに、画像形成装置100の近くに他人がいなければ、そのユーザに対応する印刷ジョブのリストが操作部110に表示される。したがって、ユーザが印刷ジョブを選択すれば、直ちに画像形成が実行され、ユーザ認証及びRIP処理によりユーザの待ち時間が生じることを回避することができる。
親展プリントジョブである場合にも、同様に、ユーザが、画像形成装置100から第1距離D1以内に接近し、そのユーザのユーザIDに対応する未出力の親展プリントジョブが記憶部104に記憶されていれば、RIP処理を開始するようにすれば、ユーザが親展プリントジョブを選択し、暗証番号を入力すれば、直ちに画像形成が実行される。したがって、RIP処理によりユーザの待ち時間が生じることを回避することができる。
ユーザが画像形成装置100から第2距離D2以内に接近したときに、画像形成装置100の近くに他人がいれば、ログイン認証が実行される。登録ユーザと画像形成装置100との間に他人がいることもある。そのような場合に、不用意に印刷ジョブのリストが表示されることを回避し、セキュリティを確保することができる。
また、ユーザが、一旦画像形成装置100から第1距離D1以内に接近しても、画像形成装置100との距離が第2距離D2以下になる前に、第1距離D1以上離れると、RIP処理により生成され記憶部104に記憶されている画像データは削除される。したがって、直ぐには使用されない不要な画像データが、記憶部104に記憶されたままになることを回避することができる。
なお、第2距離D2を適切に設定すれば、ステップ416及びステップ426はなくてもよい。他人が画像形成装置100の近くにいても、登録ユーザと画像形成装置100との間にいなければ(例えば、他人が登録ユーザの後ろにいれば)、印刷ジョブのリストを操作部110に表示してもよい。
また、図4において、ステップ402〜ステップ408を実行する順序は、適宜変更することができる。例えば、ステップ400の次に、ステップ406を実行し、その判定結果がYESの場合に、ステップ402及びステップ404を実行するようにしてもよい。
上記では、ユーザを認識するための情報を含むデータベースが、画像形成装置100の記憶部104に記憶されている場合を説明したが、これに限定されない。当該データベースは、画像形成装置100の外部装置(コンピュータ等)に記憶されていてもよい。例えば、当該データベースが、ネットワーク190に接続されたサーバコンピュータに記憶されている場合、画像形成装置100は、接近するユーザを撮像して得られた画像データをサーバコンピュータに送信し、サーバコンピュータが、受信した画像データを用いて顔認識処理を実行すればよい。画像形成装置100は、サーバコンピュータから顔認識処理の結果を受信し、登録ユーザであれば、上記と同様に、図4のステップ406以降の処理を実行することができる。
上記では、顔認識処理によりユーザを識別する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、ユーザIDに対応するIDを含む無線タグ(例えば、RFIDを含むRFタグ)をユーザが携行し、画像形成装置100は、無線タグからIDを読取る装置を備え、読取ったIDにより、接近するユーザ(ユーザID)を識別してもよい。
図5では、ユーザ150が画像形成装置100の正面から接近する状況を示しているが、広い撮像範囲の撮像部120、及び広い検出範囲のセンサ部116を採用すれば、任意の方向から画像形成装置100に接近するユーザを検出し、顔認識処理を行なうことが可能である。
上記では、ユーザが印刷を指示した画像形成装置100に記憶されている印刷ジョブを対象とする場合を説明したが、これに限定されない。ユーザIDに対応するジョブが記憶されていれば、印刷ジョブ以外であっても処理対象としてもよい。例えば、ユーザに対応する受信したFAXジョブが、画像形成装置100に記憶されていれば、そのFAXジョブも、ユーザが画像形成装置100から所定距離以内に接近した場合に、RIP処理の対象とすることができる。
上記では、撮像部120及びセンサ部116が画像形成装置100に配置される場合を説明したが、これに限定されない。画像形成装置100の周囲の壁及び天井等に配置されてもよい。撮像部120は、それが設置される場所、及び、画像形成装置100に接近する人が通る経路に応じた撮像範囲のものを、1台又は複数台採用することができる。センサ部116に関しても同様に、それが設置される場所、及び、画像形成装置100に接近する人が通る経路に応じた検出範囲のものを、1台又は複数台採用することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、ユーザが画像形成装置の所に到着する前にRIP処理を実行するのに対して、第2の実施の形態においては、RIP処理に加えて記録紙への画像形成をも実行する。本実施の形態に係る画像形成装置は、第1の実施の形態と同様に構成され、同様にネットワークに接続される(図1〜図3)。以下においては、図1〜図3の参照番号を引用する。
本実施の形態に係る画像形成装置においては、図6に示すプログラムが実行される。図6のフローチャートが、図4と異なる点は、ステップ418がステップ500で代替され、ステップ420〜ステップ428が削除されていることだけである。
本実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、画像形成装置100の使用が許可されているユーザに関して、ユーザIDとユーザの顔画像の特徴量とを対応付けたデータベースが、記憶部104に記憶されている。ユーザは、端末装置200を操作して、画像形成装置100に印刷指示を行なうときに、プリンタドライバにより提供される印刷条件の設定画面においてユーザIDを入力する。入力されたユーザIDは、印刷ジョブと共に画像形成装置100に送信される。画像形成装置100は、ユーザID及び印刷ジョブを受信して記憶部104に記憶する。印刷を指示したユーザは、画像形成装置100を操作して印刷を実行するために、画像形成装置100の所に行く。
図6を参照して、画像形成装置100の電源がオンされると、第1の実施の形態と同様に、ステップ400において、画像形成装置100に人が接近しているか否かが判定され、接近していれば、ステップ402〜ステップ408が実行される。その結果、登録ユーザが第1距離D1内に入り、そのユーザの未出力のジョブが記憶部104に記憶されていれば、ステップ410において、それらに対してRIP処理が実行される。さらに、ステップ414において、登録ユーザと判定されたユーザが、画像形成装置100の所に到着した(d≦D2)ことが検出されると、ステップ416において、画像形成装置100の周りに、他人がいるか否かが判定される。画像形成装置100の周りに、他人がいなければ(ステップ416の判定結果がNO)、制御はステップ500に移行する。
ステップ500において、制御部102は、画像形成部106を制御して、ステップ410で起動されたRIP処理プログラムにより生成され、記憶部104に記憶されている画像データを用いて、記録紙への画像形成を開始する。その後、制御はステップ400に戻る。
一方、画像形成装置100の周りに、他人がいれば(ステップ416での判定結果がYES)、記録紙への画像形成を開始することなく、制御はステップ400に戻る。
以上により、登録ユーザが、画像形成装置100から第1距離D1以内に接近し、そのユーザのユーザIDに対応する未出力のジョブが記憶部104に記憶されていれば、RIP処理が開始され、ユーザがさらに接近し、画像形成装置100から第2距離D2以内に接近したときに、画像形成装置100の近くに他人がいなければ、画像形成が実行される。したがって、ユーザは、印刷ジョブを指定する操作を行なわなくても全ての印刷物を取得することができ、ユーザの待ち時間をより一層短縮することができる。
なお、画像形成装置100の周りに、他人がいて(ステップ416での判定結果がYES)、記録紙への画像形成を開始することなく、制御がステップ400に戻った場合、ユーザは、従来と同様にログイン認証を行ない、未出力のジョブを選択して印刷を実行することができる。
また、画像形成装置100の周りに、他人がいる場合(ステップ416での判定結果がYES)、第1の実施の形態と同様にログイン認証を行ない、認証に成功すれば、記憶部104に記憶されている画像データを用いて、記録紙への画像形成を開始するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態においては、ユーザが画像形成装置の所に到着する前に登録ユーザを認識したのに対して、第3の実施の形態においては、さらにそのユーザの身長を認識し、排紙トレイの位置を調整する。本実施の形態に係る画像形成装置は、第1の実施の形態と同様にネットワークに接続される(図1)。
本実施の形態に係る画像形成装置は、第1の実施の形態の画像形成装置に新たな構成が追加されており、図7及び図8に示すように構成されている。図7及び図8に示した画像形成装置300が、図2及び図3に示した画像形成装置100と異なる点は、排紙トレイ302及び排紙トレイ調整部304を含むことだけである。画像形成装置300は、画像形成装置100の構成要素を含む。
排紙トレイ302は、画像形成装置300から排出される画像形成された記録紙を保持する。排紙トレイ調整部304は、モータ等の可動機構を備えており、制御部102の制御を受けて、排紙トレイ302の位置(高さ)を調整する。図7において、排紙トレイ302の位置が調整され得る範囲をHで示す。
画像形成装置300においては、図9に示すプログラムが実行される。図9のフローチャートが、図4と異なる点は、ステップ520及びステップ522が追加され、ステップ418がステップ524で代替されていることだけである。
本実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、画像形成装置100の使用が許可されているユーザに関して、ユーザIDとユーザの顔画像の特徴量とを対応付けたデータベースが、記憶部104に記憶されている。ユーザは、端末装置200を操作して、画像形成装置100に印刷指示を行なうときに、プリンタドライバにより提供される印刷条件の設定画面においてユーザIDを入力する。入力されたユーザIDは、印刷ジョブと共に画像形成装置100に送信される。画像形成装置100は、ユーザID及び印刷ジョブを受信して記憶部104に記憶する。印刷を指示したユーザは、画像形成装置100を操作して印刷を実行するために、画像形成装置100の所に行く。
図9を参照して、画像形成装置100の電源がオンされると、第1の実施の形態と同様に、ステップ400において、画像形成装置100に人が接近しているか否かが判定され、接近していれば、ステップ402〜ステップ408が実行される。その結果、登録ユーザが第1距離D1内に入ったことが検出され、そのユーザの未出力のジョブが記憶部104に記憶されていれば(ステップ408の判定結果がYES)、制御はステップ520に移行する。
ステップ520において、制御部102は、接近が検出され顔認識により登録ユーザと判定されたユーザの身長を計測する。具体的には、制御部102は、撮像部120を制御して撮像を行ない、取得した画像データから人の領域を抽出し、その大きさから身長を算出する。このとき撮像されるユーザは、画像形成装置300からほぼ決まった距離(第1距離D1)離れた場所に位置するので、撮像された画像内の人の領域の大きさ(長さ)から実際の寸法を算出することができる。図5に示したように、撮像部120が人の全身を撮像することができない場合でも、撮像部120の位置及び撮像方向が固定されていれば、撮像された画像の下端部に対応する位置の実際の高さを予め決定しておくことができ、その値(高さ)を考慮して、撮像されたユーザの身長を算出することができる。
ステップ522において、制御部102は、ステップ520で算出された身長に応じて、後述のステップ524で画像形成された記録紙を排出するときに使用される排紙トレイ302の高さを決定し、RAMに記憶する。例えば、予め身長と排紙トレイ302の位置を表すデータとを対応させたテーブルを記憶部104に記憶しておき、制御部102は、そのテーブルを参照して、身長に対応する排紙トレイ302の位置を決定する。
その後、ステップ410において、そのユーザの未出力のジョブに対してRIP処理が実行される。さらに、ステップ414において、登録ユーザと判定されたユーザが、画像形成装置100の所に到着した(d≦D2)ことが検出されると、ステップ416において、画像形成装置100の周りに、他人がいるか否かが判定される。画像形成装置100の周りに、他人がいなければ(ステップ416の判定結果がNO)、制御はステップ524に移行する。
ステップ524において、制御部102は、排紙トレイ調整部304を制御して、ステップ522で決定された位置に排紙トレイ302を移動させ、画像形成部106を制御して、ステップ410で起動されたRIP処理プログラムにより生成され、記憶部104に記憶されている画像データを用いて、記録紙への画像形成を実行する。画像形成された記録紙は、位置調整後の排紙トレイ302に排出される。その後、ステップ420〜ステップ428の処理が実行され、ユーザは操作部110に表示されたジョブを選択して印刷すること、及び、印刷をキャンセルすることができる。
ここで決定される身長に対応する排紙トレイの位置は、その身長の人が画像形成装置300から排出されて排紙トレイに保持されている記録紙を、容易に回収することができる位置である。背の高い人に対しては、必要以上にかがむことなく、排紙トレイに保持されている記録紙を回収することができる高さに、排紙トレイの位置が決定されることが好ましい。車椅子に乗っている人に対しては、必要以上に伸び上ることなく、排紙トレイに保持されている記録紙を回収することができる高さに、排紙トレイの位置が決定されることが好ましい。
一方、画像形成装置100の周りに、他人がいれば(ステップ416の判定結果がYES)、制御はステップ426に移行し、ログイン認証が実行される。ログイン認証の結果に応じて、第1の実施の形態と同様の処理が実行される。
以上により、登録ユーザが、画像形成装置100から第1距離D1以内に接近し、そのユーザのユーザIDに対応する未出力のジョブが記憶部104に記憶されていれば、RIP処理が開始され、ユーザがさらに接近し、画像形成装置100から第2距離D2以内に接近したときに、画像形成装置100の近くに他人がいなければ、画像形成された記録紙が排出される。したがって、ユーザは、印刷ジョブを指定する操作を行なわなくても印刷物を取得することができ、ユーザの待ち時間をより一層短縮することができる。
また、このとき排紙トレイの高さは、そのユーザの身長に応じて、排紙トレイに保持されている記録紙を容易に回収することができる高さに調整される。したがって、ユーザが、排紙トレイから印刷物を回収するときの負担を軽減することができる。
上記では、1つの排紙トレイ302の位置を、計測されたユーザの身長に応じて変更する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、画像形成装置が、異なる高さ位置に配置された複数の排紙トレイを有する場合には、それらの中から、計測された身長に応じて、適切な排紙トレイを選択してもよい。その場合、予め、身長と排紙トレイを特定する情報とを対応させて記憶部104に記憶しておけばよい。
また、上記では、未出力のジョブを表示する場合を説明したが、第2の実施の形態と同様に、画像形成装置100の周りに他人がいなければ、未出力のジョブに関して出力(印刷)を実行してもよい。
上記では、撮像部120により身長を計測する場合を説明したが、これに限定されない。ユーザの身長の計測方法は任意であり、公知の方法を使用することができる。
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更して実施することができる。
100 画像形成装置
102 制御部
104 記憶部
106 画像形成部
108 画像処理部
110 操作部
112 通信部
114 距離認識部
116 センサ部
118 顔認識部
120 撮像部
130 原稿読取部
132 原稿自動送り装置
134 給紙部
136 排紙トレイ
190 ネットワーク
200 端末装置

Claims (9)

  1. 外部装置から、ジョブデータ及び当該ジョブデータに対応するユーザを識別するための識別情報を受信する通信手段と、
    前記ジョブデータ及び前記識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記ジョブデータに基づいて、記録紙への画像形成に使用される画像データを生成する生成手段とを含む画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に接近するユーザを検出するユーザ検出手段と、
    前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から第1距離の範囲内に位置するか否かを判定する第1判定手段と、
    前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザの前記識別情報を特定する特定手段と、
    前記第1判定手段により、前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から前記第1距離の範囲内に位置すると判定され、且つ、前記特定手段により、当該ユーザの前記識別情報が特定されたことを受けて、特定された前記識別情報に対応する、前記画像形成装置による画像形成に使用されていない未出力のジョブデータが、前記記憶手段に存在するか否かを判定するジョブ判定手段とをさらに含み、
    前記ジョブ判定手段により、特定された前記識別情報に対応する前記未出力のジョブデータが、前記記憶手段に存在すると判定されたことを受けて、前記生成手段は、前記未出力のジョブデータに基づいて前記画像データの生成を開始する、画像形成装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記画像形成装置に接近するユーザの顔画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された前記顔画像に対する顔認識処理により、前記画像形成装置に接近する前記ユーザの前記識別情報を特定する顔認識手段とを含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から前記第1距離の範囲内に位置することが前記第1判定手段により検出されて、前記生成手段により、前記未出力のジョブデータに基づいて前記画像データが生成された後、当該ユーザが前記第1距離の範囲内に位置しないことが前記第1判定手段により検出されことを受けて、前記生成手段により生成された前記画像データを削除する削除手段をさらに含む、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 操作画面を表示する表示手段をさらに含み、
    前記第1判定手段は、前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から、前記第1距離よりも小さい第2距離の範囲内に位置するか否かを判定する第2判定手段を含み、
    前記第2判定手段により、前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から前記第2距離の範囲内に位置すると判定されたことを受けて、前記表示手段は、当該ユーザの前記識別情報に対応する前記未出力のジョブデータを表す情報を表示する、請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置から所定距離以内に、人が存在するか否かを検出する人検出手段をさらに含み、
    前記第2判定手段により、前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から前記第2距離の範囲内に位置すると判定された状態で、前記表示手段は、
    前記人検出手段により、前記画像形成装置から前記所定距離以内に、1人だけ人が検出されたことを受けて、当該ユーザの前記識別情報に対応する前記未出力のジョブデータを表す情報を表示し、
    前記人検出手段により、前記画像形成装置から前記所定距離以内に、複数の人が検出されたことを受けて、当該ユーザの前記識別情報に対応する前記未出力のジョブデータを表す情報を表示しない、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. ユーザのログイン認証処理を行なう認証手段をさらに含み、
    前記第2判定手段により、前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザが前記画像形成装置から前記第2距離の範囲内に位置すると判定された状態で、前記人検出手段により、複数の人が検出されたことを受けて、前記認証手段は、前記ログイン認証処理を行ない、
    前記認証手段による前記ログイン認証をパスしたことを受けて、前記表示手段は、前記ユーザ検出手段により検出された前記ユーザの前記識別情報に対応する前記未出力のジョブデータを表す情報を表示する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像データを使用して記録紙への画像形成を行なう画像形成手段をさらに含み、
    前記ジョブ判定手段により、前記未出力のジョブデータが、前記記憶手段に存在すると判定されたことを受けて、前記画像形成手段は、前記生成手段により生成された前記画像データを使用して記録紙への画像形成を開始する、請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ユーザ検出手段により検出され、且つ、前記特定手段により前記識別情報が特定された前記ユーザの身長を計測する身長計測手段と、
    画像形成された後に前記画像形成装置から排出される記録紙を保持する保持手段と、
    前記身長計測手段により前記身長が計測されたことを受けて、計測された前記身長に応じて、前記保持手段の装着位置の高さを調整する調整手段とをさらに含む、請求項1から7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記ユーザ検出手段により検出され、且つ、前記特定手段により前記識別情報が特定された前記ユーザの身長を計測する身長計測手段と、
    画像形成された後に前記画像形成装置から排出される記録紙を保持する複数の保持手段と、
    前記身長計測手段により前記身長が計測されたことを受けて、計測された前記身長に応じて、複数の前記保持手段の中から、排出される記録紙を保持させる保持手段を決定する決定手段とをさらに含む、請求項1から7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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