JP7017034B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
特許文献1には、ユーザーのプリントジョブ又はそのアウトプットを適宜に処理でき、タイムリなサービスの提供とセキュリティの確保を調和することを課題とし、顔検出処理部は撮像画像中に顔画像があるかどうかを判別し、顔を判別したら例えばその中点の位置、移動等を検出し、また顔の向きや顔の大きさを判別し、顔認識処理部は顔画像から特徴量を抽出して、各登録ユーザーの特徴量とマッチングさせてユーザーのアイデンティティ(ユーザーID)を出力し、接近判断部は顔検出処理部、顔認識処理部からの出力に基づいて、接近状態を示す出力及び当該ユーザーIDを出力し、プリンターコントロール部はユーザーIDに基づいて例えば当該ユーザーがオーナであるプリントジョブについてプリント開始を行うことが開示されている。
特許文献2には、ユーザーの利便性を損なうことなく、顔認証による個人認証の精度を向上させることを課題とし、個人認証装置に、画像中の顔画像の位置情報と該顔画像の特徴情報とを関連づけた個人認証情報を記憶している個人認証情報記憶部、照合用の画像を入力する画像入力部、画像から顔画像を検出する顔画像検出部、画像中の顔画像の位置情報を取得する位置情報取得部、顔画像の特徴情報を取得する特徴情報取得部、上記特徴情報と個人認証情報に含まれる特徴情報とを比較しその一致度を求める顔認証部、上記位置情報と個人認証情報に含まれる位置情報とを比較しその一致度を求める位置認証部、及び、特徴情報の一致度が所定値以上、かつ、位置情報の一致度が所定値以上の場合に、対応する個人認証情報により特定されるユーザーと照合用の画像から検出された顔画像の人物とを同一人物であると判定する判定部を設けたことが開示されている。
特開2006-088499号公報 特開2007-156768号公報
操作者が認証されたことを条件として、その操作者による印刷指示を実行してしまうと、その操作者は印刷以外の別の目的で使用しようとしているにもかかわらず、印刷が行われてしまうことになる。
本発明は、操作者の認証の際に印刷の意図を検知した場合には、その操作者による印刷指示にしたがって印刷をすることができる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、操作者を認証する認証手段と、前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段を有し、前記認証手段は、前記操作者の顔認証を行い、前記検知手段は、表示手段に表示された前記操作者の顔の位置にしたがって、該操作者の印刷の意図を検知する、画像処理装置である。
請求項2の発明は、操作者を認証する認証手段と、前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段と、前記操作者を認証するための情報を受け付ける第1の受付手段と、前記操作者を認証するための情報を受け付ける第2の受付手段を有し、前記検知手段は、前記第2の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、該操作者に印刷の意図がないと検知し、前記印刷手段は、印刷を行わない、画像処理装置である。
請求項3の発明は、前記検知手段は、前記表示手段の表示領域に設けられた、予め定められた領域に、前記操作者の顔が表示されている場合に、該操作者に印刷の意図があると検知する、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項4の発明は、前記表示手段は、前記検知手段によって印刷の意図があると検知した場合は、印刷が行われる旨を表示する、請求項3に記載の画像処理装置である。
請求項5の発明は、前記検知手段は、予め定められた領域以外の領域に、前記操作者の顔が表示されている場合に、該操作者に印刷の意図がないと検知し、前記印刷手段は、印刷を行わない、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項6の発明は、前記操作者の認証を行い、認証された場合には、該操作者からの、画像処理を実行するための指示を受け付けることができる、請求項5に記載の画像処理装置である。
請求項7の発明は、前記表示手段は、前記検知手段によって印刷の意図がないと検知した場合であって、前記操作者の印刷指示がある場合は、該印刷指示による印刷は行われない旨を表示する、請求項5に記載の画像処理装置である。
請求項8の発明は、前記操作者の存在している位置を検知する第2の検知手段をさらに有し、前記検知手段は、前記操作者の存在している位置にしたがって、該操作者の印刷の意図を検知する、請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項9の発明は、前記検知手段は、予め定められた領域に、前記操作者が存在している場合に、該操作者に印刷の意図があると検知する、請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項10の発明は、前記検知手段は、予め定められた領域に、前記操作者が存在していない場合に、該操作者に印刷の意図がないと検知し、前記印刷手段は、印刷を行わない、請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項11の発明は前記検知手段は、前記第1の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、該操作者に印刷の意図があると検知する、請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項12の発明は、コンピュータを、操作者を認証する認証手段と、前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段として機能させ、前記認証手段は、前記操作者の顔認証を行い、前記検知手段は、表示手段に表示された前記操作者の顔の位置にしたがって、該操作者の印刷の意図を検知する、画像処理プログラムである。
請求項13の発明は、コンピュータを、操作者を認証する認証手段と、前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段と、前記操作者を認証するための情報を受け付ける第1の受付手段と、前記操作者を認証するための情報を受け付ける第2の受付手段として機能させ、前記検知手段は、前記第2の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、該操作者に印刷の意図がないと検知し、前記印刷手段は、印刷を行わない、画像処理プログラムである。
請求項1の画像処理装置によれば、操作者の認証の際に印刷の意図を検知した場合には、その操作者による印刷指示にしたがって印刷をすることができる。また、表示手段に表示された操作者の顔の位置にしたがって、その操作者の印刷の意図を検知することができる。
請求項2の画像処理装置によれば、操作者の認証の際に印刷の意図を検知した場合には、その操作者による印刷指示にしたがって印刷をすることができる。また、第2の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、その操作者に印刷の意図がないと検知することができる。
請求項3の画像処理装置によれば、表示手段の表示領域に設けられた、予め定められた領域に、操作者の顔が表示されている場合に、その操作者に印刷の意図があると検知することができる。
請求項4の画像処理装置によれば、印刷の意図があると検知した場合は、印刷が行われる旨を表示することができる。
請求項5の画像処理装置によれば、予め定められた領域以外の領域に、操作者の顔が表示されている場合に、その操作者に印刷の意図がないと検知する。
請求項6の画像処理装置によれば、認証後は、操作者からの、画像処理を実行するための指示を受け付けることができる。
請求項7の画像処理装置によれば、印刷の意図がないと検知した場合であって、操作者の印刷指示がある場合は、その印刷指示による印刷は行われない旨を表示することができる。
請求項8の画像処理装置によれば、操作者の存在している位置にしたがって、その操作者の印刷の意図を検知することができる。
請求項9の画像処理装置によれば、予め定められた領域に、操作者が存在している場合に、その操作者に印刷の意図があると検知することができる。
請求項10の画像処理装置によれば、予め定められた領域に、操作者が存在していない場合に、その操作者に印刷の意図がないと検知することができる。
請求項11の画像処理装置によれば、第1の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、その操作者に印刷の意図があると検知することができる。
請求項12の画像処理プログラムによれば、操作者の認証の際に印刷の意図を検知した場合には、その操作者による印刷指示にしたがって印刷をすることができる。また、表示手段に表示された操作者の顔の位置にしたがって、その操作者の印刷の意図を検知することができる。
請求項13の画像処理プログラムによれば、操作者の認証の際に印刷の意図を検知した場合には、その操作者による印刷指示にしたがって印刷をすることができる。また、第2の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、その操作者に印刷の意図がないと検知することができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 印刷指示テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 顔画像認証テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第3の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
まず、本実施の形態を説明する前に、その前提又は本実施の形態を利用する画像処理装置について説明する。なお、この説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。ここでの画像処理装置は、プリンター、ファックス、又は、複合機(スキャナー、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置であって、少なくとも、プリンター、ファックスのいずれかの機能を有している)等である。
画像形成装置において、利用者を撮像した顔画像を用いて認証を行い、認証が成功した場合に、その利用者がオーナである印刷指示についてプリント開始を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
この方法では、利用者はPC(Personal Computer)側でプリント指示をしておけば、画像処理装置前では認証をするだけで所望の文書出力を得ることができる。つまり、認証されたことを条件として、その利用者の印刷指示にしたがった印刷が行われる。
さらに、印刷指示に顔認識に基づくプリント制御を行うかどうかを示す属性を付加して、印刷指示の分量や、緊急性に応じて顔認識時の出力有無を制御することが記載されている。しかし、この方法では印刷指示ひとつずつに適切な属性を付与するのは煩雑である。また、印刷指示した文書を別のタイミングで受け取りたい場合には問題が生じる。印刷指示に属性として「出力有」をつけた場合、出力を望まないタイミングであるにも関わらず顔認証時に出力されてしまう。一方、印刷指示に属性として「出力無」をつけた場合、出力を望まないタイミングでは顔認証時に出力されないが、その後出力を望むタイミングで顔認証をしても出力されず、パネルから煩雑な操作を行って印刷指示を開始する必要があった。
そこで本実施の形態では、認証時に利用者の出力意図の有無に合わせて、必要であれば煩雑な操作なしに印刷指示を開始させられるようにしている。
<<第1の実施の形態>>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
第1の実施の形態である画像処理装置200は、印刷指示にしたがって印刷をするものであって、図1の例に示すように、認証装置100、印刷モジュール155、制御モジュール160を有している。印刷指示とは、印刷ジョブ、プリントジョブともいわれており、ユーザーの操作によって文書の印刷の操作が行われた場合に、その文書(印刷用に変換されたものであってもよい)、印刷属性(用紙サイズ、カラー指定等)等を内容として、画像処理装置200に送信されるものである。なお、印刷指示として、ファックス受信を含めてもよい。ファックス受信の場合は、宛先を示す情報が含まれている場合は、その宛先のユーザーが印刷指示を行った利用者であるとすればよい。
画像処理装置200は、通信回線等を介して、ユーザー(印刷指示者)からの印刷指示を受け付ける。そして、印刷物のセキュリティを確保するために(具体的には、他人の盗み見等を防止するために)、画像処理装置200にユーザーが認証されたこと(いわゆるログイン)、そのユーザーに印刷の意図があることを条件として、その印刷指示にしたがった印刷を行う。
印刷モジュール155は、認証装置100の印刷指示抽出モジュール150と接続されている。印刷モジュール155は、印刷指示抽出モジュール150による制御にしたがって印刷を行う。いわゆるプリンターとしての機能を有している。
制御モジュール160は、画像処理装置200の機能を発揮させるために、画像処理装置200内の各モジュールを制御する。
認証装置100は、印刷指示受付モジュール105、印刷指示記憶モジュール110、撮像ガイド提示モジュール115、撮像モジュール120、ユーザー操作受付モジュール125、出力意図検知モジュール130、認証モジュール135、印刷指示抽出モジュール150を有している。
印刷指示受付モジュール105は、印刷指示記憶モジュール110と接続されている。印刷指示受付モジュール105は、印刷指示を受け付ける。例えば、ユーザーのPCから通信回線を介して受け取ったり、他のファックスから電話回線(通信回線であってもよい)を介して受け取ったりする。受け取った印刷指示を印刷指示記憶モジュール110に記憶させる。印刷指示には、前述したように、文書(印刷用に変換されたものであってもよい)、印刷属性(用紙サイズ、カラー指定等)等が含まれている。この他に、印刷指示者を示す情報(例えば、ユーザーID:IDentification)が含まれていてもよい。また、印刷指示内に印刷指示者を示す情報が含まれていない場合は、印刷指示とともに印刷指示者を示す情報を受け取ってもよい。「認証モジュール135によって認証されたユーザーを示す情報」と「印刷指示内の印刷指示者を示す情報」が一致する印刷指示が、認証時の印刷対象となる。
印刷指示記憶モジュール110は、印刷指示受付モジュール105、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。印刷指示記憶モジュール110は、印刷指示受付モジュール105が受け取った印刷指示を記憶する。
撮像ガイド提示モジュール115は、出力意図検知モジュール130と接続されている。撮像ガイド提示モジュール115は、ユーザーに対して、顔認証のためのガイド(説明)、出力意図検知モジュール130、認証モジュール135による処理結果等を提示する。提示には、液晶ディスプレイ等の表示装置への表示の他に、3D(Dimensions)映像としての出力を含めてもよく、さらに、スピーカー等の音声出力装置による音声の出力、振動等を組み合わせてもよい。
撮像モジュール120は、出力意図検知モジュール130、認証モジュール135と接続されている。撮像モジュール120は、ユーザー(ユーザーの顔)を撮像する。具体的には、デジタルカメラである。撮像した画像を、出力意図検知モジュール130、認証モジュール135に渡す。
ユーザー操作受付モジュール125は、出力意図検知モジュール130と接続されている。ユーザー操作受付モジュール125は、ユーザーの操作を受け付ける。具体的には、パネル(タッチスクリーン)等である。受け付けた操作を出力意図検知モジュール130に渡す。受け付けるユーザーの操作として、例えば、印刷指示記憶モジュール110に記憶されている印刷指示による印刷を開始させるための操作等がある。
出力意図検知モジュール130は、撮像ガイド提示モジュール115、撮像モジュール120、ユーザー操作受付モジュール125、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。出力意図検知モジュール130は、認証モジュール135による認証の際に、操作者の印刷の意図を検知する。
また、出力意図検知モジュール130は、撮像ガイド提示モジュール115に表示された操作者の顔の位置にしたがって、その操作者の印刷の意図を検知するようにしてもよい。
そして、出力意図検知モジュール130は、撮像ガイド提示モジュール115の表示領域に設けられた、予め定められた領域に、操作者の顔が表示されている場合に、その操作者に印刷の意図があると検知するようにしてもよい。ここでの「予め定められた領域」として、画像処理装置200の用紙取り出し口がある方向の領域とする。
さらに、撮像ガイド提示モジュール115は、出力意図検知モジュール130によって印刷の意図があると検知した場合は、印刷が行われる旨を表示するようにしてもよい。具体的には、認証が成功した場合には、自動的に(ユーザー操作受付モジュール125に対する操作がなくても)、その操作者の印刷指示記憶モジュール110に記憶されている印刷指示にしたがって印刷を行う旨を表示する。
また、出力意図検知モジュール130は、予め定められた領域以外の領域に、操作者の顔が表示されている場合に、その操作者に印刷の意図がないと検知してもよい。そして、この場合、印刷モジュール155は、印刷を行わない。具体的には、その操作者による印刷指示が印刷指示記憶モジュール110に記憶されていたとしても、その印刷指示にしたがった印刷は行わない。ただし、印刷を行わないのは、認証直後に自動的に印刷はしないとのことであって、その操作者によって、ユーザー操作受付モジュール125が操作され、印刷指示記憶モジュール110に記憶されている印刷指示(本来、印刷の意図があると検知して印刷が行われるはずであった印刷指示を含めてもよい)にしたがった印刷を行うという操作を受け付けた場合は、印刷を行う。つまり、操作者の認証を行い、認証された場合(認証成功の場合)には、その操作者からの、画像処理を実行するための指示を受け付けることができる。ここでの画像処理として、ファックス送信、スキャン、複写等の他に、前述したように、印刷指示記憶モジュール110に記憶されている印刷指示にしたがった印刷も含まれる。
さらに、撮像ガイド提示モジュール115は、出力意図検知モジュール130によって印刷の意図がないと検知した場合であって、操作者の印刷指示がある場合は、その印刷指示による印刷は行われない旨を表示するようにしてもよい。ここで「操作者の印刷指示がある場合」とは、既に、その操作者による印刷指示を受け付けている場合(具体的には、印刷指示記憶モジュール110に、その操作者の印刷指示が記憶されている場合)をいう。
なお、撮像ガイド提示モジュール115には、撮像モジュール120が撮像した操作者の顔が写っているので、前述の「撮像ガイド提示モジュール115に表示された操作者の顔の位置」として、「撮像モジュール120が撮像した画像内で操作者の顔が写っている位置」としてもよい。すなわち、出力意図検知モジュール130は、撮像モジュール120が撮像した画像内で操作者の顔が写っている位置にしたがって、その操作者の印刷の意図を検知するようにしてもよい。そして、出力意図検知モジュール130は、画像内の予め定められた領域に、操作者の顔が写っている場合に、その操作者に印刷の意図があると検知するようにしてもよい。ここでの「予め定められた領域」として、画像処理装置200の用紙取り出し口がある方向の領域とする。
そして、出力意図検知モジュール130は、予め定められた領域以外の領域に、操作者の顔が写っている場合に、その操作者に印刷の意図がないと検知してもよい。
認証モジュール135は、照合モジュール140、顔画像記憶モジュール145を有しており、撮像モジュール120、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。認証モジュール135は、操作者を認証する。
認証モジュール135は、操作者の顔認証を行うようにしてもよい。例えば、認証モジュール135は、画像処理装置200の利用者を撮像モジュール120で撮影した顔画像と顔画像記憶モジュール145に予め記憶済みの利用者の顔画像とを比較することで照合を行い、照合が成功した場合に照合できた利用者で認証を行う。
照合モジュール140は、顔画像記憶モジュール145と接続されている。照合モジュール140は、撮像モジュール120が撮像した顔画像と顔画像記憶モジュール145内に記憶された顔画像との照合を行う。照合は、既知の顔画像照合技術を用いればよい。もちろんのことながら、顔画像そのものの照合ではなく、顔画像から特徴抽出して、その特徴量での照合を行ってもよい。
顔画像記憶モジュール145は、照合モジュール140と接続されている。顔画像記憶モジュール145は、ユーザー毎に顔画像(又は、その顔画像の特徴量)を記憶している。例えば、顔画像認証テーブル800を記憶している。図8は、顔画像認証テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。顔画像認証テーブル800は、ユーザーID欄810、顔画像欄820を有している。ユーザーID欄810は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。顔画像欄820は、そのユーザーIDのユーザーの顔画像を記憶している。
印刷指示抽出モジュール150は、印刷指示記憶モジュール110、出力意図検知モジュール130、認証モジュール135、印刷モジュール155と接続されている。印刷指示抽出モジュール150は、出力意図検知モジュール130によって印刷の意図を検知した場合は、認証モジュール135によって認証されたユーザーのユーザーIDに対応する印刷指示を認証装置100から抽出し、その印刷指示にしたがって、印刷するように印刷モジュール155を制御する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像処理装置200は、認証装置100を有している。画像処理装置200、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、ユーザー端末210Cは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
ユーザー220がユーザー端末210を操作することによって、画像処理装置200に印刷指示が送信される。その後、そのユーザー220は、印刷物を受け取るために画像処理装置200に行く。画像処理装置200では、そのユーザー220を認証し、認証の際に、ユーザー220の印刷の意図を検知した場合は、認証したすぐ後(ユーザー220による印刷開始の操作をする必要なく)、印刷指示にしたがった印刷を行う。印刷の意図がないと検知した場合は、その印刷は行わない。例えば、ユーザー220は、顔画像の認証時(撮像時)の顔の位置によって、印刷の意図を示すことができる。したがって、ユーザー220は、認証時の顔の位置によって、印刷を行わせるか否かを指定することができることになる。
図3は、第1の実施の形態による処理例(印刷指示の受付処理例)を示すフローチャートである。
ステップS302では、印刷指示受付モジュール105は、印刷指示を受け付ける。
ステップS304では、印刷指示受付モジュール105は、ユーザーIDと対応付けて印刷指示を印刷指示記憶モジュール110に記憶する。例えば、印刷指示テーブル400を生成する。図4は、印刷指示テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。印刷指示テーブル400は、ユーザーID欄410、印刷指示ID欄420を有している。ユーザーID欄410は、ユーザーIDを記憶している。印刷指示ID欄420は、そのユーザーによって行われた印刷指示であって、本実施の形態において、その印刷指示を一意に識別するための情報(印刷指示ID)を記憶している。
図5は、第1の実施の形態による処理例(顔認証処理例)を示すフローチャートである。
ステップS502では、撮像ガイド提示モジュール115は、ガイドを提示する。例えば、図6(a)に示す画面600を、画像処理装置200が備えている液晶ディスプレイ等の表示装置に表示する。画面600には、メッセージ領域610、撮像画像表示領域620を表示し、撮像画像表示領域620内に出力意図有領域625を表示する。メッセージ領域610には、例えば、「登録したユーザーは顔を向けてください。点線枠(出力意図有領域625)内に顔を入れると認証と同時にプリント出力されます。その他の領域では認証のみです。」と表示するようにしてもよい。そして、印刷意図がなければ、認証だけ完了させて、画像処理装置200にログインできる。ログイン後は、ファックス送信やスキャンなどのサービスを実行できる。また、操作者は、印刷したい印刷ジョブを選択して印刷指示も行うことができる。図6(b)の例に示すように、撮像画像表示領域620内は、出力意図有領域625、出力意図無領域630に分かれている。なお、出力意図有領域625は、用紙取り出し口がある方向の領域としてもよい。つまり、用紙取り出し口側に、ユーザーが立っている場合は、印刷の意図があると判断されることになる。
ステップS504では、撮像モジュール120は、ユーザー220を撮像する。
ステップS506では、撮像モジュール120は、顔の検知に成功したか否かを判断し、成功した場合はステップS508へ進み、それ以外の場合はステップS504へ戻る。顔の検知は、既知の顔画像検知技術を用いればよい。
ステップS508では、出力意図検知モジュール130は、顔の位置を取得する。撮像画像表示領域620内での顔画像の位置(又は、撮像された画像内での顔画像の位置)を検知する。
ステップS510では、出力意図検知モジュール130は、顔の位置が右枠内にあるか否かを判断し、右枠内にある場合はステップS512へ進み、それ以外の場合はステップS514へ進む。ここで、顔の位置として、例えば、顔の予め定められた位置(例えば、中心位置、重心位置、目の位置、鼻の位置等であってもよい)であってもよいし、顔全体としてもよい。つまり、前者の場合は、顔の予め定められた位置が、右枠(出力意図有領域625)内にあるか否かを判断し、後者の場合は、顔全体が、右枠(出力意図有領域625)内にあるか否かを判断することになる。
ステップS512では、撮像ガイド提示モジュール115は、枠の強調表示をONにする。例えば、図7(a)に示すように、顔画像710が出力意図有領域625内にある場合は、出力意図有領域625の枠を太くし、出力意図無領域630を暗くする。その他、メッセージ領域610に「そのままで認証した場合は、認証と同時にプリント出力されます。」等のガイドを表示するようにしてもよい。
ステップS514では、撮像ガイド提示モジュール115は、枠の強調表示をOFFにする。例えば、図7(b)に示すように、顔画像710が出力意図無領域630内にある場合は、出力意図有領域625、出力意図無領域630の形態はそのままとしている。なお、出力意図無領域630の枠を太くする等の表示に変更してもよい。その他、メッセージ領域610に「そのままで認証した場合は、プリント出力しません。」等のガイドを表示するようにしてもよい。
ステップS516では、照合モジュール140は、顔の照合に成功したか否かを判断し、成功した場合はステップS518へ進み、それ以外の場合はステップS504へ戻る。
ステップS518では、認証モジュール135は、認証処理を行う。認証された後(ユーザーIDが判明した後)に、そのユーザーに対応する印刷指示が印刷指示記憶モジュール110内にあって、右枠(出力意図有領域625)内に顔画像がある場合は、その印刷指示によって印刷が開始される旨を表示してもよい。そして、左枠(出力意図無領域630)内に顔画像がある場合は、そのユーザーに対応する印刷指示が印刷指示記憶モジュール110内にあったとしても、その印刷指示によって印刷はされない旨を表示してもよい。また、そのユーザーに対応する印刷指示が印刷指示記憶モジュール110内に無い場合であって、右枠(出力意図有領域625)内に顔画像があるときは、印刷指示を受けていない旨を表示するようにしてもよい。
ステップS520では、出力意図検知モジュール130は、顔画像の座標の変化を検出したか否かを判断し、検出した場合はステップS522へ進み、それ以外の場合はステップS542へ進む。いわゆるブレが発生したか否かを判断している。例えば、ステップS508での顔画像710の位置とステップS520での顔画像710の位置で、変化したか否かを判断すればよい。変化がない場合は、その意図(印刷するか否かの意図)が定まっていると判断して、ステップS542へ進む。変化がある場合は、その意図(印刷するか否かの意図)が定まっていない可能性があるので、ステップS522へ進む。
ステップS522では、出力意図検知モジュール130は、計時を開始する。ステップS540での判断を行うために計時を開始する。
ステップS524では、ユーザー操作受付モジュール125は、パネルを操作したか否かを判断し、操作した場合は処理を終了し(ステップS599)、それ以外の場合はステップS526へ進む。パネルに対して操作が行われた場合は、印刷の意図がないと判断して、ステップS546の処理を行わずに、認証だけをする。つまり、画像処理装置200を操作可能状態にする。なお、ステップS524の判断処理は、ステップS518以降であれば、いつ行ってもよい。例えば、割り込み処理としてもよい。
ステップS526からステップS536までの処理は、ステップS504からステップS514までの処理と同等である。
ステップS526では、撮像モジュール120は、ユーザー220を撮像する。
ステップS528では、出力意図検知モジュール130は、顔の検知に成功したか否かを判断し、成功した場合はステップS530へ進み、それ以外の場合はステップS526へ戻る。
ステップS530では、出力意図検知モジュール130は、顔の位置を取得する。
ステップS532では、出力意図検知モジュール130は、顔の位置が右枠内にあるか否かを判断し、右枠内にある場合はステップS534へ進み、それ以外の場合はステップS536へ進む。
ステップS534では、撮像ガイド提示モジュール115は、枠の強調表示をONにする。
ステップS536では、撮像ガイド提示モジュール115は、枠の強調表示をOFFにする。
ステップS538では、出力意図検知モジュール130は、顔画像の座標の変化を検出したか否かを判断し、検出した場合はステップS540へ進み、それ以外の場合はステップS542へ進む。例えば、ステップS530での顔画像710の位置とステップS538での顔画像710の位置で、変化したか否かを判断すればよい。変化がない場合は、その意図(印刷するか否かの意図)が定まっていると判断して、ステップS542へ進む。変化がある場合は、その意図(印刷するか否かの意図)が未だ定まっていない可能性があるので、ステップS540へ進む。
ステップS540では、出力意図検知モジュール130は、ステップS522からの時間がタイムアウトした(計時している時間が予め定められた閾値より大きい又は以上である)か否かを判断し、タイムアウトした場合はステップS542へ進み、それ以外の場合はステップS526へ戻る。
ステップS542では、出力意図検知モジュール130は、顔の位置が右枠内にあるか否かを判断し、右枠内にある場合はステップS544へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS599)。ステップS510と同等の処理である。
ステップS544では、印刷指示抽出モジュール150は、認証されたユーザーの印刷指示を印刷指示記憶モジュール110から抽出する。
ステップS546では、印刷モジュール155は、印刷を開始する。
<<第2の実施の形態>>
図9は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する(以下、同様)。
画像処理装置200は、認証装置900、印刷モジュール155、制御モジュール160を有している。
認証装置900は、印刷指示受付モジュール105、印刷指示記憶モジュール110、撮像ガイド提示モジュール115、人感センサモジュール920、ユーザー操作受付モジュール125、出力意図検知モジュール930、認証モジュール135、印刷指示抽出モジュール150、認証情報受付モジュール940を有している。
印刷指示受付モジュール105は、印刷指示記憶モジュール110と接続されている。
印刷指示記憶モジュール110は、印刷指示受付モジュール105、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。
撮像ガイド提示モジュール115は、出力意図検知モジュール930と接続されている。
人感センサモジュール920は、出力意図検知モジュール930と接続されている。人感センサモジュール920は、操作者の存在している位置を検知する。「操作者の存在している位置」として、例えば、操作者が立っている位置等が該当する。例えば、赤外線センサ、超音波センサ、可視光センサ等がある。人感センサモジュール920は複数であってもよい。例えば、用紙取り出し口の近辺に人感センサモジュール920を取り付けることで、画像処理装置200の用紙取り出し口側にユーザーが立ったことを検知するようにしてもよい。
ユーザー操作受付モジュール125は、出力意図検知モジュール930と接続されている。
出力意図検知モジュール930は、撮像ガイド提示モジュール115、人感センサモジュール920、ユーザー操作受付モジュール125、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。出力意図検知モジュール930は、操作者の存在している位置にしたがって、その操作者の印刷の意図を検知する。
そして、出力意図検知モジュール930は、予め定められた領域に、操作者が存在している場合に、その操作者に印刷の意図があると検知するようにしてもよい。ここで「予め定められた領域」として、画像処理装置200の用紙取り出し口がある方向の領域としてもよい。例えば、人感センサモジュール920が、人間の位置(人感センサモジュール920の右側、左側等)を検知でき、用紙取り出し口にいることを検知した場合は、その操作者に印刷の意図があると検知するようにしてもよい。また、例えば、人感センサモジュール920が複数取り付けられており、用紙取り出し口の近辺に取り付けられた人感センサモジュール920が反応した場合は、その操作者に印刷の意図があると検知するようにしてもよい。
また、出力意図検知モジュール930は、予め定められた領域に、操作者が存在していない場合に、その操作者に印刷の意図がないと検知するようにしてもよい。その場合、印刷指示抽出モジュール150は、印刷指示記憶モジュール110からその操作者の印刷指示を抽出することは行わず、印刷モジュール155に印刷を行わせる制御も行わない。
認証情報受付モジュール940は、認証モジュール135と接続されている。認証情報受付モジュール940は、操作者から認証用の情報を受け付ける。例えば、認証情報受付モジュール940は、第1の実施の形態による撮像モジュール120であってもよいし、ICカードリーダーであってもよいし、指紋等の生体情報の読取装置、ユーザーIDとパスワードを入力するためのキーボード等であってもよい。その場合、認証用の情報は、それぞれ、顔画像、ICカード内の情報、指紋画像等の生体情報、ユーザーIDとパスワード等になる。
認証モジュール135は、照合モジュール140、照合用情報記憶モジュール945を有しており、認証情報受付モジュール940、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。認証モジュール135は、操作者を認証する。
照合モジュール140は、照合用情報記憶モジュール945と接続されている。照合モジュール140は、認証情報受付モジュール940が受け付けた認証用の情報と照合用情報記憶モジュール945内の情報との照合を行う。
照合用情報記憶モジュール945は、照合モジュール140と接続されている。照合用情報記憶モジュール945は、ユーザーIDとそのユーザーの認証用の情報とを対応させて記憶している。つまり、照合用情報記憶モジュール945内の認証用の情報と、認証情報受付モジュール940が受け付けた認証用の情報が一致する場合は、その操作者はそのユーザーIDのユーザーであると認証されることになる。
印刷指示抽出モジュール150は、印刷指示記憶モジュール110、出力意図検知モジュール930、認証モジュール135、印刷モジュール155と接続されている。
印刷モジュール155は、認証装置900の印刷指示抽出モジュール150と接続されている。
制御モジュール160は、画像処理装置200の機能を発揮させるために、画像処理装置200内の各モジュールを制御する。
第2の実施の形態は、例えば、以下のように用いられる。ユーザーはICカードを持ち、画像処理装置200の前面でICカードを認証情報受付モジュール940(ICカードリーダー)に翳すことで認証する。照合が成功して認証できた後、予め定められた期間内(例えば、5秒以内)に、人感センサモジュール920により画像処理装置200の用紙取り出し口側にユーザーが移動したことを検知すると出力意図ありと判断して、認証したユーザーのプリント出力を開始する。また、予め定められた期間内に限らず、ユーザーがパネルを操作するまで人感センサモジュール920よる出力意図の検出を行ってもよい。
図10は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例は、認証情報受付モジュール940が第1の実施の形態の撮像モジュール120と同等のものであり、顔画像認証を行うものである。
ステップS1002では、撮像ガイド提示モジュール115は、ガイドを提示する。ステップS502と同等の処理である。
ステップS1004では、認証情報受付モジュール940は、ユーザー220を撮像する。ステップS504と同等の処理である。
ステップS1006では、認証情報受付モジュール940は、顔の検知に成功したか否かを判断し、成功した場合はステップS1008へ進み、それ以外の場合はステップS1004へ戻る。ステップS506と同等の処理である。
ステップS1008では、照合モジュール140は、顔の照合に成功したか否かを判断し、成功した場合はステップS1010へ進み、それ以外の場合はステップS1004へ戻る。ステップS516と同等の処理である。
ステップS1010では、認証モジュール135は、認証処理を行う。ステップS518と同等の処理である。
ステップS1012では、人感センサモジュール920は、ユーザーの位置を取得する。
ステップS1014では、出力意図検知モジュール930は、ユーザーの位置は用紙取り出し口側か否かを判断し、ユーザーが用紙取り出し口側にいる場合はステップS1016へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1099)。
ステップS1016では、印刷指示抽出モジュール150は、そのユーザーの印刷指示を印刷指示記憶モジュール110から抽出する。ステップS544と同等の処理である。
ステップS1018では、印刷モジュール155は、印刷を開始する。ステップS546と同等の処理である。
<<第3の実施の形態>>
図11は、第3の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
認証装置1100は、2つの認証情報受付モジュール(認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110)を有している。
操作者は、いずれの認証情報受付モジュールを用いるかによって、印刷の意図を表明することになる。例えば、認証情報受付モジュール(A)1105を用いた場合は、操作者に印刷の意図があると検知される。逆に、認証情報受付モジュール(B)1110を用いた場合は、操作者に印刷の意図はないと検知される。
画像処理装置200は、認証装置1100、印刷モジュール155、制御モジュール160を有している。
認証装置1100は、印刷指示受付モジュール105、印刷指示記憶モジュール110、認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110、出力意図検知モジュール1115、認証モジュール1120、ガイド提示モジュール1125、印刷指示抽出モジュール150を有している。
印刷指示受付モジュール105は、印刷指示記憶モジュール110と接続されている。
印刷指示記憶モジュール110は、印刷指示受付モジュール105、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。
認証情報受付モジュール(A)1105は、出力意図検知モジュール1115、認証モジュール1120と接続されている。認証情報受付モジュール(A)1105は、操作者を認証するための情報(認証用の情報)を受け付ける。認証情報受付モジュール(A)1105は、例えば、第1の実施の形態による撮像モジュール120であってもよいし、ICカードリーダーであってもよいし、指紋等の生体情報の読取装置、ユーザーIDとパスワードを入力するためのキーボード等であってもよい。その場合、認証用の情報は、それぞれ、顔画像、ICカード内の情報、指紋画像等の生体情報、ユーザーIDとパスワード等になる。
認証情報受付モジュール(A)1105は、画像処理装置200の用紙取り出し口側に設置されていてもよい。
認証情報受付モジュール(B)1110は、出力意図検知モジュール1115、認証モジュール1120と接続されている。認証情報受付モジュール(B)1110は、操作者を認証するための情報(認証用の情報)を受け付ける。認証情報受付モジュール(B)1110は、例えば、第1の実施の形態による撮像モジュール120であってもよいし、ICカードリーダーであってもよいし、指紋等の生体情報の読取装置、ユーザーIDとパスワードを入力するためのキーボード等であってもよい。その場合、認証用の情報は、それぞれ、顔画像、ICカード内の情報、指紋画像等の生体情報、ユーザーIDとパスワード等になる。
認証情報受付モジュール(B)1110は、認証情報受付モジュール(A)1105よりも画像処理装置200の用紙取り出し口側から遠い位置に設置されていてもよい。
認証情報受付モジュール(A)1105と認証情報受付モジュール(B)1110は、同じ認証情報を受け付けてもよいし、異なる認証情報を受け付けるようにしてもよい。例えば、認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110はともにICカードリーダーであってもよいし、認証情報受付モジュール(A)1105はICカードリーダーであって、認証情報受付モジュール(B)1110は指紋等の生体情報の読取装置であってもよい。
出力意図検知モジュール1115は、認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110、ガイド提示モジュール1125、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。出力意図検知モジュール1115は、認証情報受付モジュール(A)1105が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、その操作者に印刷の意図があると検知する。
そして、出力意図検知モジュール1115は、認証情報受付モジュール(B)1110が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、その操作者に印刷の意図がないと検知する。その場合、印刷指示抽出モジュール150は、印刷指示記憶モジュール110からその操作者の印刷指示を抽出することは行わず、印刷モジュール155に印刷を行わせる制御も行わない。
認証モジュール1120は、認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110、印刷指示抽出モジュール150と接続されている。認証モジュール1120は、認証情報受付モジュール(A)1105又は認証情報受付モジュール(B)1110のいずれか一方から受け取った認証用の情報を用いて認証処理を行う。
ガイド提示モジュール1125は、出力意図検知モジュール1115と接続されている。ガイド提示モジュール1125は、認証用のガイド等を提示する。
印刷指示抽出モジュール150は、印刷指示記憶モジュール110、出力意図検知モジュール1115、認証モジュール1120、印刷モジュール155と接続されている。
印刷モジュール155は、認証装置1100の印刷指示抽出モジュール150と接続されている。
制御モジュール160は、画像処理装置200の機能を発揮させるために、画像処理装置200内の各モジュールを制御する。
図12は、第3の実施の形態による処理例(認証処理例)を示すフローチャートである。
ステップS1202では、ガイド提示モジュール1125は、ガイドを提示する。
ステップS1204では、認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110のいずれか一方は、認証情報を受け付ける。
ステップS1206では、認証モジュール1120は、照合に成功したか否かを判断し、成功した場合はステップS1208へ進み、それ以外の場合はステップS1204へ戻る。
ステップS1208では、認証モジュール1120は、認証処理を行う。
ステップS1210では、出力意図検知モジュール1115は、いずれの認証情報受付モジュールであるかを判断し、認証情報受付モジュール(A)1105の場合はステップS1212へ進み、認証情報受付モジュール(B)1110の場合は処理を終了する(ステップS1299)。
ステップS1212では、印刷指示抽出モジュール150は、そのユーザーの印刷指示を印刷指示記憶モジュール110から抽出する。
ステップS1214では、印刷モジュール155は、印刷を開始する。
図13を参照して、本実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成例について説明する。図13に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナー等のデータ読み取り部1317と、プリンター等のデータ出力部1318を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1301は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、印刷指示受付モジュール105、出力意図検知モジュール130、認証モジュール135、照合モジュール140、印刷指示抽出モジュール150、制御モジュール160、出力意図検知モジュール930、出力意図検知モジュール1115、認証モジュール1120等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1302は、CPU1301が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1303は、CPU1301の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1304により相互に接続されている。
ホストバス1304は、ブリッジ1305を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1306に接続されている。
キーボード1308、マウス等のポインティングデバイス1309は、操作者により操作されるデバイス(ユーザー操作受付モジュール125の一例)である。ディスプレイ1310は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する(撮像ガイド提示モジュール115、ガイド提示モジュール1125の一例)。また、ポインティングデバイス1309とディスプレイ1310の両方の機能を備えているパネル(タッチスクリーン)等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1308のように物理的に接続しなくても、画面(パネル)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1311は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1301によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、印刷指示記憶モジュール110、顔画像記憶モジュール145等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1312は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1313に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1307、外部バス1306、ブリッジ1305、及びホストバス1304を介して接続されているRAM1303に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1313も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1314は、外部接続機器1315を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1314は、インタフェース1307、及び外部バス1306、ブリッジ1305、ホストバス1304等を介してCPU1301等に接続されている。外部接続機器1315として、例えば、デジタルカメラ等の撮像モジュール120、赤外線センサ等の人感センサモジュール920、カードリーダー等の認証情報受付モジュール(A)1105、認証情報受付モジュール(B)1110等がある。通信部1316は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1317は、例えばスキャナーであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1318は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図13に示す画像処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図13に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図13に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、ファックス、プリンター、複合機などに組み込まれていてもよい。
前述の複数の実施の形態を組み合わせてもよい。例えば、複数の実施の形態で印刷の意図を検知した場合に、認証されたならば印刷を行うようにしてもよい。全ての実施の形態で印刷の意図を検知した場合(いわゆる論理積)に、認証されたならば印刷を行うようにしてもよい。いずれかの1つの実施の形態で印刷の意図を検知した場合(いわゆる論理和)に、認証されたならば印刷を行うようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…認証装置
105…印刷指示受付モジュール
110…印刷指示記憶モジュール
115…撮像ガイド提示モジュール
120…撮像モジュール
125…ユーザー操作受付モジュール
130…出力意図検知モジュール
135…認証モジュール
140…照合モジュール
145…顔画像記憶モジュール
150…印刷指示抽出モジュール
155…印刷モジュール
160…制御モジュール
200…画像処理装置
210…ユーザー端末
220…ユーザー
290…通信回線
900…認証装置
920…人感センサモジュール
930…出力意図検知モジュール
940…認証情報受付モジュール
945…照合用情報記憶モジュール
1100…認証装置
1105…認証情報受付モジュール(A)
1110…認証情報受付モジュール(B)
1115…出力意図検知モジュール
1120…認証モジュール
1125…ガイド提示モジュール

Claims (13)

  1. 操作者を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段
    を有し、
    前記認証手段は、前記操作者の顔認証を行い、
    前記検知手段は、表示手段に表示された前記操作者の顔の位置にしたがって、該操作者の印刷の意図を検知する、
    画像処理装置。
  2. 操作者を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段と、
    前記操作者を認証するための情報を受け付ける第1の受付手段と、
    前記操作者を認証するための情報を受け付ける第2の受付手段
    を有し、
    前記検知手段は、前記第2の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、該操作者に印刷の意図がないと検知し、
    前記印刷手段は、印刷を行わない、
    画像処理装置。
  3. 前記検知手段は、前記表示手段の表示領域に設けられた、予め定められた領域に、前記操作者の顔が表示されている場合に、該操作者に印刷の意図があると検知する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記検知手段によって印刷の意図があると検知した場合は、印刷が行われる旨を表示する、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記検知手段は、予め定められた領域以外の領域に、前記操作者の顔が表示されている場合に、該操作者に印刷の意図がないと検知し、
    前記印刷手段は、印刷を行わない、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記操作者の認証を行い、認証された場合には、該操作者からの、画像処理を実行するための指示を受け付けることができる、
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示手段は、前記検知手段によって印刷の意図がないと検知した場合であって、前記操作者の印刷指示がある場合は、該印刷指示による印刷は行われない旨を表示する、
    請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記操作者の存在している位置を検知する第2の検知手段
    をさらに有し、
    前記検知手段は、前記操作者の存在している位置にしたがって、該操作者の印刷の意図を検知する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記検知手段は、予め定められた領域に、前記操作者が存在している場合に、該操作者に印刷の意図があると検知する、
    請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記検知手段は、予め定められた領域に、前記操作者が存在していない場合に、該操作者に印刷の意図がないと検知し、
    前記印刷手段は、印刷を行わない、
    請求項8に記載の画像処理装置。
  11. 前記検知手段は、前記第1の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、該操作者に印刷の意図があると検知する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  12. コンピュータを、
    操作者を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段
    として機能させ、
    前記認証手段は、前記操作者の顔認証を行い、
    前記検知手段は、表示手段に表示された前記操作者の顔の位置にしたがって、該操作者の印刷の意図を検知する、
    画像処理プログラム。
  13. コンピュータを、
    操作者を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証の際に、前記操作者の印刷の意図を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって印刷の意図を検知した場合は、前記操作者による印刷指示にしたがって印刷する印刷手段と、
    前記操作者を認証するための情報を受け付ける第1の受付手段と、
    前記操作者を認証するための情報を受け付ける第2の受付手段
    として機能させ、
    前記検知手段は、前記第2の受付手段が操作者を認証するための情報を受け付けた場合は、該操作者に印刷の意図がないと検知し、
    前記印刷手段は、印刷を行わない、
    画像処理プログラム。
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