JP2012060554A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】証憑を特定するための画像情報が出力されていない証憑の画像を受け付けても、証跡と証憑を対応させるようにした情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置の依頼手段は、証跡の画像に対応する証憑の画像の読み込みを担当者に依頼し、受付手段は、担当者による読み込み操作によって、証憑の画像を受け付け、証憑型画像取得手段は、証憑の画像と対応する証憑の型画像を取得し、属性取得手段は、証憑の型画像と該証憑の属性である領域を対応させて記憶する証憑型属性情報を用いて、証憑の型画像に対応する属性である領域を取得し、文字認識手段は、証憑の画像内の該領域内の画像を文字認識し、属性判断手段は、文字認識の結果と証跡の属性とが対応するか否かを判断し、出力手段は、対応すると判断された場合は、証跡の画像と証憑の画像を対応させて出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、簡易に高精度で効率的にデータを一元管理でき、コード画像を正確に識別でき、また、認証済みデータを正確に判定できる証憑管理装置及び証憑管理方法を提供することを課題とし、キーワード情報をコード画像情報に変換し、コード画像情報を帳票データ上に表示した帳票画像情報を生成し、当該帳票画像情報を印刷し、生成された帳票画像情報と、キーワード情報と、を対応付けた帳票画像情報ファイルを記憶部に格納し、印刷された帳票画像情報と証憑とを含む書類セットの画像情報を連続的に読取り、画像情報からコード画像情報を識別し、コード画像情報が固有識別情報を含む場合には、次の固有識別情報を含むコード画像情報を識別するまでを1つの書類セットとして認識し、帳票番号に基づいて、帳票画像情報ファイルに格納することが開示されている。
特開2009−301272号公報
本発明は、証憑を特定するための画像情報が出力されていない証憑の画像を受け付けても、証跡と証憑を対応させるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、証跡の画像に対応する証憑の画像の読み込みを担当者に依頼する依頼手段と、前記担当者による読み込み操作によって、証憑の画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像と対応する証憑の型画像を取得する証憑型画像取得手段と、証憑の型画像と該証憑の属性である領域を対応させて記憶する証憑型属性情報を用いて、前記証憑型画像取得手段によって取得された証憑の型画像に対応する属性である領域を取得する属性取得手段と、前記属性取得手段によって取得された領域である属性に基づいて、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像内の該領域内の画像を文字認識する文字認識手段と、前記文字認識手段による文字認識の結果と前記証跡の属性とが対応するか否かを判断する属性判断手段と、前記属性判断手段によって対応すると判断された場合は、前記証跡の画像と前記証憑の画像を対応させて出力する出力手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記証跡の画像と対応する証跡の型の画像を取得する証跡型画像取得手段をさらに具備し、前記証憑型画像取得手段は、証跡の型の画像と証憑の型の画像を対応させて記憶する証跡証憑型情報を用いて、前記証跡型画像取得手段によって取得された証跡の型の画像と対応する証憑の型の画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記証憑型画像取得手段によって取得された証憑の型の画像と前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像とが対応するか否かを判断する画像判断手段をさらに具備し、前記属性取得手段は、前記画像判断手段によって対応すると判断された場合は、前記領域を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記画像判断手段によって対応しないと判断された場合又は前記属性判断手段によって対応しないと判断された場合は、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像は、前記依頼手段によって依頼された証憑の画像ではないことを提示する提示手段を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、コンピュータを、証跡の画像に対応する証憑の画像の読み込みを担当者に依頼する依頼手段と、前記担当者による読み込み操作によって、証憑の画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像と対応する証憑の型画像を取得する証憑型画像取得手段と、証憑の型画像と該証憑の属性である領域を対応させて記憶する証憑型属性情報を用いて、前記証憑型画像取得手段によって取得された証憑の型画像に対応する属性である領域を取得する属性取得手段と、前記属性取得手段によって取得された領域である属性に基づいて、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像内の該領域内の画像を文字認識する文字認識手段と、前記文字認識手段による文字認識の結果と前記証跡の属性とが対応するか否かを判断する属性判断手段と、前記属性判断手段によって対応すると判断された場合は、前記証跡の画像と前記証憑の画像を対応させて出力する出力手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、証憑を特定するための画像情報が出力されていない証憑の画像を受け付けても、証跡と証憑を対応させることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、証跡の型の画像から証憑の型の画像を取得することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、証憑の型の画像と証憑の画像とが対応するか否かの判断をすることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、担当者が読み込ませた画像は依頼された証憑ではないことを提示することができる。
請求項5の情報処理プログラムによれば、証憑を特定するための画像情報が出力されていない証憑の画像を受け付けても、証跡と証憑を対応させることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態の証憑解析モジュール内の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を具現化する場合のシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 発注書テンプレート画像の例を示す説明図である。 領収書テンプレート画像の例を示す説明図である。 証跡テンプレート管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 証憑テンプレート管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 収集依頼管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 メニュー画面の例を示す説明図である。 領収書画像の例を示す説明図である。 発注書画像の例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置は、図1の例に示すように、情報処理装置100は、証跡/証憑情報管理モジュール110、収集依頼管理モジュール120、画像受付処理モジュール130、証憑解析モジュール140、評価用情報管理モジュール150を有している。
本実施の形態は、企業の統制活動である財務内部統制に主に利用される。
財務内部統制とは、1992年にCOSO(トレッドウェイ委員会組織委員会)が発表した「内部統制−統合的枠組み」が、事実上の標準となっており、「(1)業務の有効性・効率性、(2)財務諸表の信頼性、(3)関連法規の遵守の3つの目的を達成するために、合理的な保証を提供することを意図した、取締役会、経営者及びその他の職員によって遂行される1つのプロセス」と定義されている。
そして、財務内部統制の評価においては、業務プロセス内で発生した取引の内容が正しいかどうかを確認することが一般的に実施される。取引の内容が正しいかどうかは、取引で使用された証跡(取引の原因となる書面、例えば、発注書等)に対して証憑(取引の結果となる書面、例えば、領収証等)をつき合わせることで確認される。証跡と証憑の対(例えば、発注書とその発注書に対する領収書)に対する確認は、証跡と証憑が画像である場合(つまり、証跡と証憑が紙の書類であり、それをスキャナー等の画像読取装置によって読み込ませた場合、さらに、その読み込まれた画像又は印刷画像(証跡又は証憑をPDF(Portable Document Format)等の印刷用の画像としたもの)によって証跡、証憑のやり取りが行われる場合等が含まれる)、担当者による目視での確認が必要である。本実施の形態は、この目視での確認を必要とする証跡の画像と証憑の画像を出力するものである。
証跡/証憑情報管理モジュール110は、証憑解析モジュール140と接続されている。証跡/証憑情報管理モジュール110は、業務プロセスで使用される証跡と証憑のテンプレート(型、雛型)の組み合わせ情報を管理する。1つの証跡テンプレートに対して複数の証憑テンプレートを対応付けてもよい。また、複数の証跡テンプレートに対して1つの証憑テンプレートを対応付けてもよい。
収集依頼管理モジュール120は、証憑解析モジュール140と接続されている。収集依頼管理モジュール120は、収集を依頼された担当者と収集対象の証跡を管理する。
画像受付処理モジュール130は、証憑解析モジュール140と接続されている。画像受付処理モジュール130は、画像読込装置(例えば、スキャナー、複合機(スキャナー、プリンタ、複写機、ファクス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等)から証憑をスキャンすることで証憑画像の受付処理を実施する。画像読込装置のタッチパネルに表示したメニューに対しての操作者の操作に応じて、スキャンモードを設定することによって通常のスキャンと証憑受付用のスキャンを区別する。証憑受付用のスキャンモードで読み込まれた画像は、スキャン操作を指示した操作者を示す操作者情報と共に証憑解析モジュール140に送信する。また、証跡の画像を受け付けるようにしてもよい。
評価用情報管理モジュール150は、証憑解析モジュール140と接続されている。評価用情報管理モジュール150は、収集された証憑を評価用の情報として証跡と対応付けて管理する。
証憑解析モジュール140は、証跡/証憑情報管理モジュール110、収集依頼管理モジュール120、画像受付処理モジュール130、評価用情報管理モジュール150と接続されている。証憑解析モジュール140内のモジュール構成例については、図2を用いて後述する。証憑解析モジュール140は、証憑の画像と操作者を示す操作者情報を使用して、対象の証跡を特定して評価用情報管理モジュール150に証憑の画像を登録する。
例えば、証憑解析モジュール140は、以下のように処理を行う。
スキャン操作を指示した操作者に対して収集依頼が行われているかどうかを収集依頼管理モジュール120に確認する。収集依頼されている場合は、対象の証跡を取得するための処理を行う。収集依頼されていない場合は、スキャン操作を指示した操作者に証憑の収集依頼がない旨を通知する。
スキャンされた証憑に対する証跡を特定するために、証憑テンプレートを証跡/証憑情報管理モジュール110から取得する。証憑テンプレートは、対象である証跡の証跡テンプレートに対応したものだけを取得する。対象の証跡に対する証跡テンプレートの特定は、両者の画像の解析結果の比較によって行う。
証憑の画像と証憑テンプレートの画像を比較して、スキャンされた証憑に対する証憑テンプレートかどうかを確認する。証憑テンプレートの場合は、証憑テンプレートに対応する対象の証跡を証憑の登録候補として取得する。証憑テンプレートではない場合は、スキャン操作を指示した操作者にスキャンした証憑は対象の証跡に対応していない旨を通知する。
証憑の画像を解析して、証跡を特定するための属性情報を取得する。取得した属性情報に対応する対象の証跡が存在する場合は、評価用情報管理モジュール150にスキャンした証憑の画像を登録する。取得した属性情報に対応する収集対象の証跡が存在しない場合は、スキャン操作を指示した操作者にスキャンした証憑は対象の証跡に対応していない旨を通知する。
図2は、本実施の形態の証憑解析モジュール140内の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
証憑解析モジュール140は、証跡画像取得モジュール210、証跡画像解析モジュール220、証跡テンプレート特定モジュール230、証憑テンプレート特定モジュール240、証憑画像解析モジュール250、証憑画像判断モジュール260、証憑テンプレート属性取得モジュール270、文字認識モジュール280、証憑属性判断モジュール290、提示モジュール295を有している。
収集依頼管理モジュール120は、証憑解析モジュール140内の証跡画像取得モジュール210と接続されている。収集依頼管理モジュール120は、証跡の画像に対応する証憑の画像の読み込みを担当者に依頼する。これは、財務内部統制の評価において用いられる証憑を収集するためである。例えば、電子メール等を用いて、担当者に依頼する。収集依頼管理モジュール120は、依頼したことを例えば収集依頼管理テーブル1000に記憶する。図10は、収集依頼管理テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。収集依頼管理テーブル1000は、ID欄1010、依頼元ID欄1020、依頼先ID欄1030、対象証跡ID欄1040を有している。ID欄1010は、依頼を本実施の形態において一意に識別する依頼ID(IDentification)を記憶する。依頼元ID欄1020は、依頼を行った依頼者(例えば、前述の電子メールでの依頼の場合は送信者)を本実施の形態において一意に識別する依頼元IDを記憶する。依頼先ID欄1030は、依頼を受け取った依頼先の担当者(例えば、前述の電子メールでの依頼の場合は受信者)を本実施の形態において一意に識別する依頼先IDを記憶する。対象証跡ID欄1040は、対象とする証跡を本実施の形態において一意に識別する対象証跡IDを記憶する。例えば、証跡の画像のファイル名等が該当する。また、ここでの依頼の内容は、依頼元ID欄1020の依頼者が依頼先ID欄1030の依頼先に、対象証跡ID欄1040の証跡に対応する証憑の画像をスキャンすることである。
画像受付処理モジュール130は、証憑解析モジュール140内の証憑画像解析モジュール250と接続されている。画像受付処理モジュール130は、収集依頼管理モジュール120によって依頼された担当者による読み込み操作によって、証憑の画像を受け付ける。証憑の読み込みが行われる画像読込装置には、操作を行う担当者を示す担当者IDを受け付ける担当者ID受付装置が備え付けられている。例えば、ICカード読取り装置であり、操作者が所持しているICカードを読み取り、その操作を行う担当者の担当者IDを受け付ける。また、キーボード、タッチパネル等を用いて、担当者IDとパスワードを受け付けられるようにしてもよい。また、画像受付処理モジュール130は、証跡の画像を受け付けるようにしてもよい。
証跡画像取得モジュール210、証跡画像解析モジュール220、証跡テンプレート特定モジュール230は、証跡の画像と対応する証跡のテンプレート画像を取得する。
証跡画像取得モジュール210、証跡画像解析モジュール220、証跡テンプレート特定モジュール230、証憑テンプレート特定モジュール240は、画像受付処理モジュール130によって受け付けられた証憑の画像と対応する証憑のテンプレート画像を取得する。証跡のテンプレート画像と証憑のテンプレート画像を対応させて記憶する証跡証憑型情報(例えば、証跡/証憑情報管理モジュール110内の証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900)を用いて、証跡テンプレート特定モジュール230によって取得された証跡のテンプレート画像と対応する証憑のテンプレート画像を取得する。
証跡画像取得モジュール210は、収集依頼管理モジュール120、証跡画像解析モジュール220と接続されている。証跡画像取得モジュール210は、収集依頼管理モジュール120によって収集を依頼された証憑に対応する証跡の画像を取得する。例えば、収集依頼管理テーブル1000の対象証跡ID欄1040を用いて、証跡の画像を取得する。また、画像受付処理モジュール130によって受け付けられた画像の読み込み操作を行った担当者に収集を依頼した証憑に対応する証跡の画像を取得するようにしてもよい。例えば、収集依頼管理テーブル1000の依頼先ID欄1030を用いてその担当者に該当する行を特定し、その行の対象証跡ID欄1040を用いて証跡の画像を取得する。
証跡画像解析モジュール220は、証跡画像取得モジュール210、証跡テンプレート特定モジュール230と接続されている。証跡画像解析モジュール220は、証跡画像取得モジュール210によって取得された証跡の画像を解析する。例えば、表の位置、線の本数、線の位置等を抽出し、それらを解析結果としてもよい。また、文字認識技術を用いて、文字認識結果を解析結果としてもよい。
証跡テンプレート特定モジュール230は、証跡/証憑情報管理モジュール110、証跡画像解析モジュール220、証憑テンプレート特定モジュール240と接続されている。証跡テンプレート特定モジュール230は、証跡画像解析モジュール220による解析結果を用いて、その証跡の画像に対応する証跡のテンプレート画像を特定する。例えば、証跡/証憑情報管理モジュール110内の証跡テンプレート管理テーブル700を用いて、解析結果と合致する属性を有する証跡のテンプレート画像を特定する。より具体的には、例えば、証跡テンプレート管理テーブル700の会社名記載領域欄740の領域内の画像を証跡画像解析モジュール220によって文字認識した結果が証跡テンプレート管理テーブル700の会社名欄730内の会社名と合致した場合に、その行の画像欄790内の画像を証跡のテンプレート画像として特定する。
証憑テンプレート特定モジュール240は、証跡/証憑情報管理モジュール110、証跡テンプレート特定モジュール230、証憑画像解析モジュール250と接続されている。証憑テンプレート特定モジュール240は、証跡テンプレート特定モジュール230によって特定された証跡のテンプレート画像を用いて、その証跡のテンプレート画像に対応する証憑のテンプレート画像を特定する。例えば、証跡/証憑情報管理モジュール110内の証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900を用いて、証憑テンプレート特定モジュール240は、証跡テンプレート特定モジュール230によって特定された証跡のテンプレート画像の証跡テンプレートIDに対応する証憑のテンプレート画像の証憑テンプレートIDを特定する。これによって、複数の証憑テンプレートIDが特定される場合がある。
証跡/証憑情報管理モジュール110は、証憑解析モジュール140内の証跡テンプレート特定モジュール230、証憑テンプレート特定モジュール240、証憑画像判断モジュール260、証憑テンプレート属性取得モジュール270と接続されている。証跡/証憑情報管理モジュール110内には、例えば証跡テンプレート管理テーブル700、証憑テンプレート管理テーブル800、証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900を記憶している。
図7は、証跡テンプレート管理テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。証跡テンプレート管理テーブル700は、ID欄710、名前欄720、会社名欄730、会社名記載領域欄740、画像欄790等を有している。ID欄710は、証跡のテンプレート画像を本実施の形態において一意に識別する証跡テンプレートIDを記憶する。名前欄720は、その証跡の名前を記憶する。会社名欄730は、その証跡を用いる会社名を記憶する。会社名記載領域欄740は、その会社名を記載する領域の位置を記憶する。会社名記載領域欄740は、X欄741、Y欄742、W欄743、H欄744を有している。X欄741は、その領域の左上のX座標を記憶する。Y欄742は、その領域の左上のY座標を記憶する。W欄743は、その領域の幅を記憶する。H欄744は、その領域の高さを記憶する。画像欄790は、証跡のテンプレート画像のファイル名を記憶する。会社名欄730、会社名記載領域欄740等は、証跡のテンプレート画像の属性の例である。これらの他に、表の位置、線の本数、線の位置等を属性として記憶するようにしてもよい。属性を記憶する欄は、必要に応じて付加したり、削除してもよい。
図8は、証憑テンプレート管理テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。証憑テンプレート管理テーブル800は、ID欄810、名前欄820、会社名欄830、会社名記載領域欄840、画像欄890等を有している。ID欄810は、証憑のテンプレート画像を本実施の形態において一意に識別する証憑テンプレートIDを記憶する。名前欄820は、その証憑の名前を記憶する。会社名欄830は、その証憑を用いる会社名を記憶する。会社名記載領域欄840は、その会社名を記載する領域の位置を記憶する。会社名記載領域欄840は、X欄841、Y欄842、W欄843、H欄844を有している。X欄841は、その領域の左上のX座標を記憶する。Y欄842は、その領域の左上のY座標を記憶する。W欄843は、その領域の幅を記憶する。H欄844は、その領域の高さを記憶する。画像欄890は、証憑のテンプレート画像のファイル名を記憶する。会社名欄830、会社名記載領域欄840等は、証憑のテンプレート画像の属性の例である。これらの他に、表の位置、線の本数、線の位置等を属性として記憶するようにしてもよい。属性を記憶する欄は、必要に応じて付加したり、削除してもよい。
図9は、証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900は、ID欄910、証跡テンプレートID欄920、証憑テンプレートID欄930を有している。ID欄910は、証跡テンプレートと証憑テンプレートとの対応を本実施の形態において一意に識別する証跡テンプレート/証憑テンプレート組IDを記憶する。証跡テンプレートID欄920は、証跡テンプレートIDを記憶する。証跡テンプレート管理テーブル700のID欄710に対応する。また、複数の証跡テンプレートIDを記憶してもよい。証憑テンプレートID欄930は、証憑テンプレートIDを記憶する。証憑テンプレート管理テーブル800のID欄810に対応する。また、複数の証憑テンプレートIDを記憶してもよい。
なお、証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900の生成は予め行っておく。例えば、証跡のテンプレート画像として図5に例示の発注書テンプレート画像500があり、証憑のテンプレート画像として図6に例示の領収書テンプレート画像600がある。そして、発注書テンプレート画像500と領収書テンプレート画像600の組み合わせを証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900に記憶させる。そして、発注書テンプレート画像500と領収書テンプレート画像600の必要な属性情報を、それぞれ証跡テンプレート管理テーブル700、証憑テンプレート管理テーブル800に登録する。その際に、属性情報を生成するのに、証跡画像解析モジュール220、証憑画像解析モジュール250と同等の処理を行うようにしてもよい。
評価用情報管理モジュール150は、証憑解析モジュール140内の証憑属性判断モジュール290と接続されている。評価用情報管理モジュール150は、証憑属性判断モジュール290によって対応すると判断された場合は、証跡の画像と証憑の画像を対応させて出力する。画像を出力するとは、例えば、プリンタ等の印刷装置で印刷すること、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、ファクス等の画像送信装置で画像を送信すること、画像データベース等の画像記憶装置へ画像を書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること、他の情報処理装置へ渡すこと等が含まれる。また、対応させて出力するとは、証跡の画像と証憑の画像を連続して印刷装置で印刷すること、証跡の画像と証憑の画像を縮小して1枚の用紙に並べて印刷装置で印刷すること、証跡の画像と証憑の画像を並べて表示装置に表示すること、証跡の画像と証憑の画像が対応していることを示す情報を含めて画像記憶装置へ画像を書き込むこと等が該当する。
証憑画像解析モジュール250は、画像受付処理モジュール130、証憑テンプレート特定モジュール240、証憑画像判断モジュール260と接続されている。証憑画像解析モジュール250は、画像受付処理モジュール130によって受け付けられた証憑の画像を解析する。例えば、表の位置、線の本数、線の位置等を抽出し、それらを解析結果としてもよい。また、文字認識技術を用いて、文字認識結果を解析結果としてもよい。
証憑画像判断モジュール260は、証跡/証憑情報管理モジュール110、証憑画像解析モジュール250、証憑テンプレート属性取得モジュール270、提示モジュール295と接続されている。証憑画像判断モジュール260は、証憑テンプレート特定モジュール240によって特定された証憑のテンプレート画像と画像受付処理モジュール130によって受け付けられた証憑の画像とが対応するか否かを判断する。つまり、証憑画像判断モジュール260は、証憑画像解析モジュール250による解析結果を用いて、証憑テンプレート特定モジュール240によって特定された証憑のテンプレート画像と対応するか否かを判断する。例えば、証跡/証憑情報管理モジュール110内の証憑テンプレート管理テーブル800を用いて、解析結果と特定された証憑のテンプレート画像の属性は合致するか否かを判断する。より具体的には、例えば、証憑画像解析モジュール250による解析結果と証憑テンプレート管理テーブル800の会社名記載領域欄840の領域内の画像を文字認識した結果が合致した場合に、その行の画像欄890内の画像を証憑のテンプレート画像と合致したと判断する。なお、複数の証憑のテンプレート画像が特定されている場合があり、その場合は、複数の証憑のテンプレート画像の属性と比較することを行う。
証憑テンプレート属性取得モジュール270は、証跡/証憑情報管理モジュール110、証憑画像判断モジュール260、文字認識モジュール280と接続されている。証憑テンプレート属性取得モジュール270は、証憑のテンプレート画像とその証憑の属性である領域を対応させて記憶する証憑型属性情報(例えば、証跡/証憑情報管理モジュール110によって記憶されている証憑テンプレート管理テーブル800)を用いて、取得された証憑のテンプレート画像に対応する属性である領域を取得する。また、証憑テンプレート属性取得モジュール270は、証憑画像判断モジュール260によって証憑のテンプレート画像と証憑の画像とが対応すると判断された場合に、その領域を取得するようにしてもよい。
文字認識モジュール280は、証憑テンプレート属性取得モジュール270、証憑属性判断モジュール290と接続されている。文字認識モジュール280は、証憑テンプレート属性取得モジュール270によって取得された領域である属性に基づいて、画像受付処理モジュール130によって受け付けられた証憑の画像内のその領域内の画像を文字認識する。
証憑属性判断モジュール290は、評価用情報管理モジュール150、文字認識モジュール280、提示モジュール295と接続されている。証憑属性判断モジュール290は、文字認識モジュール280による文字認識の結果と証跡の属性とが対応するか否かを判断する。
提示モジュール295は、証憑画像判断モジュール260、証憑属性判断モジュール290と接続されている。提示モジュール295は、証憑画像判断モジュール260によって対応しないと判断された場合又は証憑属性判断モジュール290によって対応しないと判断された場合は、画像受付処理モジュール130によって受け付けられた証憑の画像は、収集依頼管理モジュール120によって依頼された証憑の画像ではないことを提示する。ここで、提示するとは、画像読込装置の操作を行った担当者に提示すること、より具体的には、画像読込装置に備え付けられているディスプレイ等の表示装置に表示すること、スピーカー等の音声出力装置によって音声出力すること等が含まれる。
図3は、本実施の形態を具現化する場合のシステム構成例を示す説明図である。画像処理装置310は、情報処理装置100の画像受付処理モジュール130、認証サーバー320と接続されており、前述の画像読込装置を含む。つまり、担当者の読込操作によって証憑を読み込む。読み込んだ画像を画像受付処理モジュール130に渡す。認証サーバー320は、画像処理装置310と接続されており、画像処理装置310の操作を行う担当者を認証する。例えば、前述のICカード内の担当者IDを認証する。文書管理システム330は、情報処理装置100の評価用情報管理モジュール150と接続されており、証跡の画像と証憑の画像を対応させて記憶する。そして、その対応する画像を用いて、財務内部統制の評価を行う。
図4は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS402では、収集依頼管理モジュール120が、対象としている証跡に対応する証憑の収集依頼を担当者に対して行う。そして、その依頼内容を収集依頼管理テーブル1000に記憶する。例えば、情報処理装置100に、依頼元の依頼者(ID:USR001)から依頼先の担当者(ID:USR005)に証跡(ID:EVD001)に対する収集依頼を登録する。対象としている証跡として、図13に例示する発注書画像1300がある。収集依頼は、例えば、電子メールを用いて行われる。その電子メールを受け取った担当者は、発注書画像1300に対応する証憑(図12に例示の領収書画像1200)を収集する。
ステップS404では、画像受付処理モジュール130が、担当者の操作によって読み込まれた証憑画像を受け付ける。
例えば、画像読込装置のタッチパネルにメニュー画面1100を表示する。図11は、メニュー画面1100の例を示す説明図である。メニュー画面1100は、コピーボタン1110、ファクスボタン1120、スキャナー(PC保存)ボタン1130、スキャナー(メール送信)ボタン1140、スキャナー(証憑保存)ボタン1150、ジョブ管理ボタン1160、外部アクセスボタン1170を有している。担当者の操作によってスキャナー(証憑保存)ボタン1150が選択され、担当者が収集した証憑を読み込む操作を行う。受け付けた証憑の画像として、図12に例示する領収書画像1200がある。また、この際に、ICカード等を用いて、担当者の認証を行い、担当者ID(例えば、ID:USR005)を取得する。
ステップS406では、証跡画像取得モジュール210が、収集依頼管理テーブル1000を用いて、ステップS404で操作を行った担当者への収集依頼から証跡の画像を取得する。また、ここで、証跡の画像を取得できなかった場合(つまり、その担当者には収集依頼が行われていない場合)は、ステップS426へ進んでもよい。前述の例では、収集依頼管理テーブル1000を参照すると担当者(ID:USR005)に証跡(ID:EVD001)に対する証憑の収集依頼が行われていることが確認できる。
ステップS408では、証跡画像解析モジュール220が、証跡の画像を画像解析する。
ステップS410では、証跡テンプレート特定モジュール230が、証跡テンプレート管理テーブル700を用いて、証跡の画像に対応する証跡のテンプレート画像を特定する。例えば、発注書画像1300に対応する証跡のテンプレート画像として、図5に例示する発注書テンプレート画像500(ID:ET001)を特定する。
ステップS412では、証憑テンプレート特定モジュール240が、収集依頼管理テーブル1000を用いて、証跡テンプレートに対応する証憑のテンプレート画像を特定する。例えば、発注書テンプレート画像500(ID:ET001)に対応する証憑のテンプレート画像として、図6に例示する領収書テンプレート画像600(ID:VT001)を特定する。
ステップS414では、証憑画像解析モジュール250が、証憑画像を画像解析する。
ステップS416では、証憑画像判断モジュール260が、解析結果と証憑テンプレート管理テーブル800を用いて、証憑テンプレートと証憑画像は対応するか否かを判断し、対応する場合はステップS418へ進み、それ以外の場合はステップS426へ進む。前述の例では、領収書画像1200と領収書テンプレート画像600との比較が行われる。
ステップS418では、証憑テンプレート属性取得モジュール270が、証憑テンプレート管理テーブル800を用いて、証憑テンプレートの属性情報を取得する。ここでの属性情報としては、領域の位置情報(証憑テンプレート管理テーブル800の会社名記載領域欄840)があり、具体的には、図12に例示する領収書画像1200内の領域1210である。
ステップS420では、文字認識モジュール280が、証憑テンプレートの属性情報を用いて証憑画像内の領域を文字認識する。図12に例示する領収書画像1200内の領域1210の文字認識結果は、「株式会社 会社A」となる。
ステップS422では、証憑属性判断モジュール290が、証跡テンプレート管理テーブル700を用いて、証跡の属性情報と文字認識結果は対応するか否かを判断し、対応する場合はステップS424へ進み、それ以外の場合はステップS426へ進む。前述の例では、証跡の属性情報として証跡テンプレート管理テーブル700の会社名欄730、文字認識結果は「株式会社 会社A」である。ここで、証跡の属性情報と比較するのは、受け付けた証憑の画像は、対象としている証跡と対応しているかを確認するためである。ステップS422では1つの属性情報が対応するか否かで判断しているが、複数の属性情報が対応することを条件としてもよい。
ステップS424では、評価用情報管理モジュール150が、証跡画像と証憑画像とを対応させて記憶する。
ステップS426では、提示モジュール295が、証憑画像は収集依頼したものではないことを提示する。
図4に例示するフローチャートでは、担当者に証憑の収集依頼を行ったことを契機として、処理を行ったが、予め証跡に対応する証跡のテンプレート画像を特定し、さらに、その証跡のテンプレート画像に対応する証憑のテンプレート画像を特定するようにしてもよい。この処理について、図14、図15に例示のフローチャートを用いて説明する。
図14は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1402では、画像受付処理モジュール130が、証跡の画像を受け付ける。
ステップS1404では、証跡画像解析モジュール220が、証跡の画像を画像解析する。
ステップS1406では、証跡テンプレート特定モジュール230が、証跡テンプレート管理テーブル700を用いて、証跡の画像に対応する証跡テンプレートを特定する。
ステップS1408では、証憑テンプレート特定モジュール240が、証跡テンプレート/証憑テンプレート管理テーブル900を用いて、証跡テンプレートに対応する証憑テンプレート画像を特定する。つまり、証跡に対応する証憑テンプレート画像が特定されたことになる。
この処理によって、担当者に証憑の収集依頼を行う前に、証跡に対応する証跡のテンプレート画像を特定し、さらに、その証跡のテンプレート画像に対応する証憑のテンプレート画像を特定する。
図15は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図14に例示のフローチャートによる処理を行った後に行う。
ステップS1502では、対象としている証跡に対応する証憑の収集依頼を担当者に対して行う。そして、その依頼内容を収集依頼管理テーブル1000に記憶する。
ステップS1504では、画像受付処理モジュール130が、担当者の操作によって読み込まれた証憑画像を受け付ける。
ステップS1506では、担当者への収集依頼とステップS1408による特定結果から証憑テンプレートを特定する。つまり、収集依頼管理テーブル1000の対象証跡ID欄1040内の証跡に対応する証憑テンプレートを特定する。また、ここで、証跡テンプレートを特定できなかった場合(つまり、その担当者には収集依頼が行われていない場合)は、ステップS1520へ進んでもよい。
ステップS1508では、証憑画像解析モジュール250が、証憑画像を画像解析する。
ステップS1510では、証憑画像判断モジュール260が、解析結果と証憑テンプレート管理テーブル800を用いて、証憑テンプレートと証憑画像は対応するか否かを判断し、対応する場合はステップS1512へ進み、それ以外の場合はステップS1520へ進む。
ステップS1512では、証憑テンプレート属性取得モジュール270が、証憑テンプレート管理テーブル800を用いて、証憑テンプレートの属性情報を取得する。ここでの属性情報としては、領域の位置情報である。
ステップS1514では、文字認識モジュール280が、証憑テンプレートの属性情報を用いて証憑画像内の領域を文字認識する。
ステップS1516では、証憑属性判断モジュール290が、証跡テンプレート管理テーブル700を用いて、証跡の属性情報と文字認識結果は対応するか否かを判断し、対応する場合はステップS1518へ進み、それ以外の場合はステップS1520へ進む。
ステップS1518では、評価用情報管理モジュール150が、証跡画像と証憑画像とを対応させて記憶する。
ステップS1520では、提示モジュール295が、証憑画像は収集依頼したものではないことを提示する。
図16を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図16に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナー等のデータ読み取り部1617と、プリンタなどのデータ出力部1618を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU1601は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、証跡/証憑情報管理モジュール110、収集依頼管理モジュール120、画像受付処理モジュール130、証憑解析モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1602は、CPU1601が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM1603は、CPU1601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス1604により相互に接続されている。
ホストバス1604は、ブリッジ1605を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス1606に接続されている。
キーボード1608、マウス等のポインティングデバイス1609は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1610は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1611は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1601によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、受け付けた証憑の画像、証跡の型の画像、証憑の型の画像、証跡の属性、証憑の属性などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1612は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1613に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1607、外部バス1606、ブリッジ1605、及びホストバス1604を介して接続されているRAM1603に供給する。リムーバブル記録媒体1613も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1614は、外部接続機器1615を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1614は、インタフェース1607、及び外部バス1606、ブリッジ1605、ホストバス1604等を介してCPU1601等に接続されている。通信部1616は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1617は、例えばスキャナーであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1618は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図16に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファクス、スキャナー、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…証跡/証憑情報管理モジュール
120…収集依頼管理モジュール
130…画像受付処理モジュール
140…証憑解析モジュール
150…評価用情報管理モジュール
210…証跡画像取得モジュール
220…証跡画像解析モジュール
230…証跡テンプレート特定モジュール
240…証憑テンプレート特定モジュール
250…証憑画像解析モジュール
260…証憑画像判断モジュール
270…証憑テンプレート属性取得モジュール
280…文字認識モジュール
290…証憑属性判断モジュール
295…提示モジュール
310…画像処理装置
320…認証サーバー
330…文書管理システム

Claims (5)

  1. 証跡の画像に対応する証憑の画像の読み込みを担当者に依頼する依頼手段と、
    前記担当者による読み込み操作によって、証憑の画像を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像と対応する証憑の型画像を取得する証憑型画像取得手段と、
    証憑の型画像と該証憑の属性である領域を対応させて記憶する証憑型属性情報を用いて、前記証憑型画像取得手段によって取得された証憑の型画像に対応する属性である領域を取得する属性取得手段と、
    前記属性取得手段によって取得された領域である属性に基づいて、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像内の該領域内の画像を文字認識する文字認識手段と、
    前記文字認識手段による文字認識の結果と前記証跡の属性とが対応するか否かを判断する属性判断手段と、
    前記属性判断手段によって対応すると判断された場合は、前記証跡の画像と前記証憑の画像を対応させて出力する出力手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記証跡の画像と対応する証跡の型の画像を取得する証跡型画像取得手段
    をさらに具備し、
    前記証憑型画像取得手段は、証跡の型の画像と証憑の型の画像を対応させて記憶する証跡証憑型情報を用いて、前記証跡型画像取得手段によって取得された証跡の型の画像と対応する証憑の型の画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記証憑型画像取得手段によって取得された証憑の型の画像と前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像とが対応するか否かを判断する画像判断手段
    をさらに具備し、
    前記属性取得手段は、前記画像判断手段によって対応すると判断された場合は、前記領域を取得する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像判断手段によって対応しないと判断された場合又は前記属性判断手段によって対応しないと判断された場合は、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像は、前記依頼手段によって依頼された証憑の画像ではないことを提示する提示手段
    を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    証跡の画像に対応する証憑の画像の読み込みを担当者に依頼する依頼手段と、
    前記担当者による読み込み操作によって、証憑の画像を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像と対応する証憑の型画像を取得する証憑型画像取得手段と、
    証憑の型画像と該証憑の属性である領域を対応させて記憶する証憑型属性情報を用いて、前記証憑型画像取得手段によって取得された証憑の型画像に対応する属性である領域を取得する属性取得手段と、
    前記属性取得手段によって取得された領域である属性に基づいて、前記受付手段によって受け付けられた証憑の画像内の該領域内の画像を文字認識する文字認識手段と、
    前記文字認識手段による文字認識の結果と前記証跡の属性とが対応するか否かを判断する属性判断手段と、
    前記属性判断手段によって対応すると判断された場合は、前記証跡の画像と前記証憑の画像を対応させて出力する出力手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018081530A (ja) * 2016-11-17 2018-05-24 セイコーエプソン株式会社 財務帳票作成システム、財務帳票作成端末、及び財務帳票作成プログラム

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