JP4617981B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、プリント用紙に画像形成を行う画像形成システムに関する。
画像形成装置においては、ジャム(紙詰まり)発生時に、ジャムが発生したプリント用紙のサイズやジャム発生位置等の履歴を記憶しておくことにより、後にジャムの原因究明や開発に利用することが行われている(例えば、特許文献1、2参照)。また、ジャムの履歴により画像形成装置のメンテナンスのタイミングを判断したり、部品交換を自動的にメンテナンスセンターに通知する画像形成装置も開発されている。
近年では、プリント用紙の材料、質感、斤量、サイズ等が多様化しており、様々な属性のプリント用紙がプリントに使用されることが多くなってきた。画像形成装置では、規定外の属性のプリント用紙はジャム発生の原因となるため、プリント用紙の設定時の選択肢から規定外の属性のものを外したり、設定入力を制限する等してその設定を禁止している。
特開平5−270622号公報 特開平8−152818号公報
しかしながら、プリント用紙の属性とプリント時のプリント条件との組合せによってはジャムが発生しやすい場合がある。例えば、うすくサイズが大きいプリント用紙を両面で多数出力する場合はジャムが発生しやすい。よって、そのようなジャム発生率が高い設定は事前に回避するべきであるが、従来の画像形成装置では、ジャム発生後にその履歴をメンテナンス等に利用するのみであり、ジャムの回避にはつながらなかった。
また、ユーザにより設定されるプリント用紙の属性、さらに属性とそのプリント条件の組合せの数は膨大である。しかし、従来のジャムの履歴管理方法では、プリント用紙の属性、或いはプリント用紙の属性とプリント条件の組合せまでは考慮していないため、履歴によりジャム発生率が高いかどうかを判断することはできなかった。
本発明の課題は、設定によって発生しやすいジャムを未然に防止することである。
請求項に記載の発明は、
複数の画像形成装置とサーバとがネットワークを介して接続された画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、
プリント用紙の属性及びプリント条件を設定するための操作手段と、
前記設定された属性のプリント用紙を用いて、かつ、前記設定されたプリント条件に基づいて、プリント出力を行うプリント手段と、
前記プリント手段によるプリント出力中にジャムが発生した場合、ジャム発生時に設定されていたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件毎に当該ジャム発生に関するジャム発生情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶されたジャム発生情報を前記サーバに送信し、一方で、他の画像形成装置において記憶されているジャム発生情報を前記サーバから受信して前記記憶手段に出力する通信手段と、
前記操作手段によりプリント用紙の属性及びプリント条件が設定された場合、該設定されたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件に対応するジャム発生情報を前記記憶手段から検索し、該当するジャム発生情報が検索された場合、同一の設定により過去にジャムが発生したことがある旨を報知手段により報知する制御及び/又はプリント動作を禁止する制御、を行う制御手段と、
を備え、
前記サーバは、
一の画像形成装置からジャム発生情報を受信するとともに、該受信したジャム発生情報を他の画像形成装置に送信する通信手段と、
前記通信手段により受信されたジャム発生情報を記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、プリント時の環境条件を検出する環境検出手段を備え、
前記記憶手段は、前記プリント手段によるプリント出力中にジャムが発生した場合、ジャム発生時に設定されていたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件及び前記環境検出手段により検出された環境条件毎にジャム発生情報を記憶し、
前記制御手段は、前記操作手段によりプリント用紙の属性及びプリント条件が設定された場合、該設定されたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件及び前記環境検出手段により検出された環境条件に対応するジャム発生情報を前記記憶手段から検索し、該当するジャム発生情報が検索された場合、同一の環境により過去にジャムが発生したことがある旨を報知手段により報知する制御及び/又はプリント動作を禁止する制御、を行うことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成システムにおいて、
前記プリント用紙の属性は、プリント用紙の種類、サイズ、斤量の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記プリント条件は、片面又は両面のプリント方法、プリントに使用した給紙トレイ、後処理条件の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記環境条件は、プリント時の温度、湿度の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、ジャム発生情報を各画像形成装置において共有することができ、効率的にジャム発生の未然防止を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、後にどの属性のプリント用紙、プリント条件及び環境条件の組み合わせがジャムの発生につながるのかについて、ジャムの原因究明にジャム発生情報を利用することができる。また、後のプリント時にジャム発生率が高いプリント用紙の属性、プリント条件及び環境条件が設定された際にはその旨をユーザに通知する等の対応をとることもでき、設定によって発生しやすいジャムの発生を未然に防止することが可能となる。また、プリント時に設定されたものと同じプリント用紙の属性、プリント条件及び環境条件のジャム発生情報が検索されると、同一の設定で過去にジャムが発生していることを報知するので、ジャム発生率が高いプリント用紙の属性、プリント条件及び環境条件の組み合わせでプリントが行われる前に、その旨をユーザに報知することができ、設定によって発生しやすいジャムの発生を未然に防止することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、ジャム発生に影響が大きい用紙種類、サイズ、斤量を元にジャム発生率の判断を行うことができ、正確な判断が可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、ジャム発生に影響が大きい片面/両面プリント方法、給紙トレイ、後処理条件を元にジャム発生率の判断を行うことができ、正確な判断が可能となる。
また、請求項5に記載の発明によれば、ジャム発生に大きい温度、湿度を元にジャム発生率の判断を行うことができ、正確な判断が可能となる。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施形態における画像形成装置1を示す。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像読取部16、圧縮/伸張部17、画像メモリ18、書込処理部19、プリンタ部20を備えて構成されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成される制御手段であり、記憶部16に格納されるプリント処理プログラムとの協働によりプリント処理動作を統括的に制御する。例えば、操作部13からの指示に応じてえコピーモード、プリンタモード、スキャナモードを切り替え、印刷データの拡大縮小、回転等のデータ処理や、プリンタ部20によるプリント処理の制御、画像読取部16による画像読取の制御を行う。
また、制御部11は、本発明に係る履歴管理処理プログラム(図3参照)、ジャム報知処理プログラム(図4参照)を記憶部12から読み出し、当該プログラムとの協働により各処理の実行を制御する。処理の内容については後述する。
記憶部12は、上述したプリント処理プログラムの他、履歴管理処理プログラム、ジャム報知処理プログラム等の各種プログラム、プログラムの実行に必要なパラメータ、処理結果等のデータを記憶している。
また、記憶部12は、過去に発生したジャムに関するジャム発生情報を管理するためのジャム履歴DB(Data Base;DB)12aを記憶している記憶手段である。
ジャム履歴DB12aは、図2に示すように、ジャム発生情報として、ジャム発生時にユーザにより設定されていたプリント用紙の属性(例えば、用紙種類、斤量、サイズ等)、プリント条件(例えば、片面/両面、給紙トレイ、後処理設定の内容等)、環境条件(例えば、温度、湿度等)等が記憶されており、この設定により過去に発生したジャムの発生回数がカウントされて記憶されている。
操作部13は、プリント用紙のサイズ、斤量等の属性、或いはプリント部数、両面/片面プリント、プリント倍率等のプリント条件、ジャム発生回数の閾値等を設定するための各種機能キー、数字キー等のキー群や、表示部14と一体に構成されたタッチパネルを備え、操作に対応する操作信号を制御部11に出力する操作手段である。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、制御部11からの指示に従って、プリント条件を設定するための設定画面等の各種操作画面を表示する。また、表示部13は、制御部11からの指示に従って過去のジャム発生を報知する警告メッセージ、報知メッセージ等を表示する報知手段である。
通信部15は、NIC(Network Interface Card)等の通信用インターフェイスを備え、外部装置とデータの送受信を行う。例えば、通信部15を介してユーザ端末からプリント対象のデータを受信することができる。
画像読取部16は、コンタクトガラスの下部に、光源、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子等を備えて、原稿面を読み取ってその画像データを生成するものである。具体的には、コンタクトガラス上に載置された原稿を光走査し、その反射光をCCDにより光電変換後、デジタル変換して画像データを取得する、取得された画像データは、圧縮/伸張処理部17を介して画像メモリ18に記憶される。
なお、ADF(Auto Document Feeder;自動原稿送り機能)を備えて原稿画像を読み取ることとしてもよい。
圧縮/伸張部17は、画像読取部16から入力された画像データに圧縮処理を施して、その圧縮画像データを画像メモリ18に記憶させる。一方、制御部11により画像データの読み出しが指示されると、画像メモリ18に記憶されている圧縮画像データに伸張処理を施して元の画像データを再構成し、出力する。
画像メモリ18は、大容量メモリから構成され、画像読取部16により読み取られた画像データ等、プリント対象の画像データを記憶する。
書込処理部19は、プリント対象の画像データに基づいて、画像形成のためのプリント用データを生成し、プリンタ部20に出力する。
プリンタ部20は、給紙部、露光部、感光ドラム、現像部、定着部等を備えて構成されるプリント手段であり、制御部11からのプリント指示に従って、ユーザにより設定されたプリント用紙に設定されたプリント条件でプリント出力を行うプリント手段である。具体的には、書込処理部19から入力されたプリント用データに基づいて、露光部により感光ドラム表面に静電潜像を形成する。そして、現像部によりトナーを付着させて感光ドラム表面にトナー像を形成し、このトナー像を給紙部から給紙されたプリント用紙に転写して定着部により定着後、装置外部に排出する。本実施形態では、プリント方式として電子写真方式を適用した場合を説明したが、これに限らず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を適用することとしてもよい。
また、プリンタ部20は、内部に温度、湿度等の環境条件を検出する各種センサを備えており、当該環境条件の検出情報を制御部11に出力する。
次に、上記画像形成装置1の動作について説明する。
まず、ジャムが発生した際にそのジャムの履歴を蓄積するために実行される履歴管理処理について、図3を参照して説明する。説明の前提として、画像形成装置1においてプリント用紙の属性及びプリント条件がユーザにより設定されていることとする。設定されたプリント用紙の属性及びプリント条件の設定情報は、制御部11内のRAMに一時記憶される。そして、その設定に応じたジョブ(一操作に応じたプリント作業をいう)の実行中にジャムが発生すると、制御部11の制御により、以下に示す履歴管理処理が開始される。
図3に示す履歴管理処理では、ジャム発生時に実行中であったジョブのプリント用紙の属性及びプリント条件の設定が制御部11において判別される(ステップA1)。次いで、制御部11により、ジャム履歴DB12aが参照され、前記判別されたプリント用紙の属性及びプリント条件の設定に一致するジャム発生情報が検索される(ステップA2)。
そして、プリント用紙の属性及びプリント条件と同一設定のジャム発生情報が検索された場合(ステップA3;Y)、制御部11によりその同一設定のジャム発生情報においてジャム発生回数が+1カウントアップされ、ジャム履歴DB12aが更新記憶される(ステップA4)。
一方、同一設定のジャム発生情報が検索されなかった場合(ステップA3;N)、ジャム履歴DB12aにおいて新規のジャム発生情報が作成され、そのジャム発生情報においてステップA1で判別されたプリント用紙の属性及びプリント条件の設定情報が記憶される。また、ジャム発生回数が初期値1に設定され、ジャム履歴DB12aが更新記憶される(ステップA5)。
このように、ジャム履歴DB12aのジャム発生情報の記憶が終了すると、本処理を終了する。
次に、上記の履歴管理処理によりジャム履歴DB12aに記憶されたジャム発生情報に基づき、過去におけるジャム発生率が高いプリント用紙の属性及びプリント条件の設定については、プリント設定時にその旨を報知するジャム報知処理について、図4を参照して説明する。なお、過去におけるジャム発生率が高いか否かの判断は、ジャム発生回数が閾値を超えたか否かにより行われ、この閾値は図5に示す設定画面D1においてオペレータやユーザが事前に設定しておくことができる。また、この設定画面D1では、ジャム発生率が高いと判断された場合の画像形成装置1の動作について、印刷を禁止する、過去に同じ設定でジャムが発生している旨の警告のみする、或いは何もしないのうちから何れかの動作を選択設定することができる。
以下、ジャム報知処理について説明するが、ジャム発生回数の閾値及び画像形成装置1の動作については、上記設定画面D1を介して予めオペレータにより設定され、その設定情報が記憶部12に記憶されていることとする。
図4に示すジャム報知処理では、まずプリント用紙の属性及びプリント条件の設定画面が表示部14上に表示される。そして、操作部13を介してユーザによりプリント用紙の属性及びプリント条件の設定情報が入力されると、当該設定情報が制御部11のRAM内に一時記憶され、プリント設定が行われる(ステップB1)。
次いで、制御部11によりジャム履歴DB12aが参照され、そのプリント用紙の属性及びプリント条件の設定と一致するジャム発生情報が検索される(ステップB2)。同一設定のジャム発生情報が検索されない場合(ステップB3;N)、本処理を終了し、同一設定のジャム発生情報が検索された場合(ステップB3;Y)、検索されたジャム発生情報に基づいて制御部11によりジャム発生回数が判別される。そして、予めオペレータにより設定されたジャム発生回数の閾値の情報が記憶部12から読み出され、ジャム発生回数は当該閾値を超えたか否かが判別される(ステップB4)。
ジャム発生回数が閾値を超えていない場合(ステップB4;N)、過去にジャムが発生しているものの、まだ報知する段階ではないと判断され、本処理を終了する。一方、ジャム発生回数が閾値を超えた場合(ステップB4;Y)、ジャム発生回数を超えたときの画像形成装置1の動作としてオペレータにより設定された動作情報が記憶部12から読み出される。そして、設定された動作が印刷禁止の動作である場合には(ステップB5;Y)、制御部11の制御によりプリンタ部20のプリント動作が禁止されるとともに、図6に示すように表示部14上にユーザにより設定されたプリント用紙の属性及びプリント条件の組合せは、過去にジャムが発生しているため、プリント動作が禁止されている旨を報知するメッセージが表示される(ステップB6)。なお、報知は表示に限らず、音出力部を設けて報音する、アナウンスする等、他の方法であってもよい。
一方、画像形成装置1の動作設定が印刷禁止ではなく(ステップB5;N)、警告のみの設定である場合(ステップB7;Y)、表示部14上にユーザにより設定されたプリント用紙の属性及びプリント条件の組合せは、過去にジャムが発生している旨を警告するメッセージが表示される(ステップB6)。このとき、プリント動作が禁止されているわけではないため、ユーザによりプリント開始が指示操作されると、指示に応じて設定されたプリント用紙の属性及びプリント条件でプリンタ部20によりプリント処理が行われることとなる。
さらに、画像形成装置1の動作設定が警告のみではなく(ステップB7;N)、何もしない設定であった場合(ステップB7;N)、本処理を終了する。つまり、過去にジョブが発生している旨等はユーザには報知されず、ユーザによる指示に応じて、設定されたプリント用紙の属性及びプリント条件でプリンタ部20によりプリント処理が行われることとなる。
以上のように、本実施形態によれば、ジャムが発生するとその際に設定されていたプリント用紙の属性及びプリント条件をそのジャム発生回数とともにジャム発生情報として記憶する。そして、後にジャム発生情報で記憶されているプリント用紙の属性及びプリント条件と同一の設定が行われると、過去にジャムが発生している旨を報知する。これにより、ジャム発生率が高いプリント用紙及びプリント条件の組み合わせの場合には、プリントする前にその旨をユーザに報知することができ、ジャムの発生を未然に防ぐことができる。
また、過去のジャム発生を報知するジャム発生回数の閾値や、その閾値に達したときの画像形成装置1の動作をオペレータ等が選択設定可能な構成としたので、画像形成装置の利用状況等に応じた仕様とすることができる。
なお、本実施形態における画像形成装置1は、本発明を適用した好適な一例を示したものに過ぎず、これに限定されない。
例えば、上述した説明では、プリント用紙の属性とプリント条件の組み合わせにより、過去のジャム発生を報知することとしていたが、プリント用紙の属性のみ、或いはプリント条件のみで過去のジャム発生状況を判断し、報知することとしてもよい。また、プリント用紙の属性及びプリント条件に、プリンタ部20内のセンサにより検出された環境条件の情報を組み合わせてジャム発生情報として記憶し、上記と同様にプリント時に同一設定がされると、過去のジャム発生を報知することとしてもよい。これにより、環境条件によって生じやすいジャムの発生を未然に防止することができる。
また、管理センター等のサーバにより画像形成装置1を遠隔操作可能な構成である場合には、画像形成装置1からジャム発生情報を当該管理センターのサーバに送信することとしてもよい。これにより、サーバにおいて同じ機種の画像形成装置に当該ジャム発生情報を送信して同様にジャム発生の報知を行わせることにより、ジャム発生率の高いプリント用紙の属性及びプリント条件の情報を共有化することができる。
本実施形態における画像形成装置の内部構成を示す図である。 図1の記憶部に記憶されるジャム発生情報の履歴例を示す図である。 画像形成装置により実行される履歴管理処理を説明するフローチャートである。 画像形成装置により実行されるジャム報知処理を説明するフローチャートである。 ジャム発生回数の閾値及びその閾値に達した後の画像形成装置の動作設定を行うための設定画面例を示す図である。 過去のジャム発生の報知例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
11 制御部
12 記憶部
12a ジャム履歴DB
13 操作部
14 表示部
15 通信部
16 画像読取部
17 圧縮/伸張部
18 画像メモリ
19 書込処理部
20 プリンタ

Claims (5)

  1. 複数の画像形成装置とサーバとがネットワークを介して接続された画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    プリント用紙の属性及びプリント条件を設定するための操作手段と、
    前記設定された属性のプリント用紙を用いて、かつ、前記設定されたプリント条件に基づいて、プリント出力を行うプリント手段と、
    前記プリント手段によるプリント出力中にジャムが発生した場合、ジャム発生時に設定されていたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件毎に当該ジャム発生に関するジャム発生情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶されたジャム発生情報を前記サーバに送信し、一方で、他の画像形成装置において記憶されているジャム発生情報を前記サーバから受信して前記記憶手段に出力する通信手段と、
    前記操作手段によりプリント用紙の属性及びプリント条件が設定された場合、該設定されたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件に対応するジャム発生情報を前記記憶手段から検索し、該当するジャム発生情報が検索された場合、同一の設定により過去にジャムが発生したことがある旨を報知手段により報知する制御及び/又はプリント動作を禁止する制御、を行う制御手段と、
    備え、
    前記サーバは、
    一の画像形成装置からジャム発生情報を受信するとともに、該受信したジャム発生情報を他の画像形成装置に送信する通信手段と、
    前記通信手段により受信されたジャム発生情報を記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、プリント時の環境条件を検出する環境検出手段を備え、
    前記記憶手段は、前記プリント手段によるプリント出力中にジャムが発生した場合、ジャム発生時に設定されていたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件及び前記環境検出手段により検出された環境条件毎にジャム発生情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記操作手段によりプリント用紙の属性及びプリント条件が設定された場合、該設定されたプリント用紙の属性及び/又はプリント条件及び前記環境検出手段により検出された環境条件に対応するジャム発生情報を前記記憶手段から検索し、該当するジャム発生情報が検索された場合、同一の環境により過去にジャムが発生したことがある旨を報知手段により報知する制御及び/又はプリント動作を禁止する制御、を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記プリント用紙の属性は、プリント用紙の種類、サイズ、斤量の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム
  4. 前記プリント条件は、片面又は両面のプリント方法、プリントに使用した給紙トレイ、後処理条件の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成システム
  5. 前記環境条件は、プリント時の温度、湿度の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成システム
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