JP2023030250A - 人検出機能付きの装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人検出機能付きの装置において、筐体の外装部の一部分に配置されて人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓を外装部の窪み部分に配置する際、窪み部分が外装部の中央の位置にある場合と検出窓よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができるようにする。【解決手段】外装部を有する筐体と、人を検出する人検出センサと、外装部の一部分に配置され、人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓と、を備え、外装部は、検出窓を配置する窪み部分を有し、前記窪み部分は、外装部の左右方向に存在する端部に達するまで延びる溝であり、その溝は溝長さが溝幅よりも長い寸法からなる溝である人検出機能付きの装置。【選択図】図1

Description

この発明は、人検出機能付きの装置に関するものである。
下記特許文献1には、人感センサを備える画像形成装置が記載されている。その画像形成装置は、画像形成装置の一連の操作における中途の段階において人感センサによる利用者の存在検知が無くなった場合に所定のオートクリア時間が経過した後にオートクリアを実行し、その人感センサとして、画像形成装置における操作部又はシート排出部の領域範囲内に配置される第1人感センサのみを備えることも記載されている。
特開2020-93503号公報(請求項1,2、図2など)
この発明は、筐体の外装部の一部分に配置されて人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓を外装部の窪み部分に配置する際、窪み部分が外装部の中央の位置にある場合と検出窓よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができる人検出機能付きの装置を提供するものである。
この発明(1)は、外装部を有する筐体と、人を検出する人検出センサと、前記外装部の一部分に配置され、前記人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓と、を備え、
前記外装部は、前記検出窓を配置する窪み部分を有し、
前記窪み部分は、前記外装部の左右方向に存在する端部に達するまで延びる溝であり、前記溝は溝長さが溝幅よりも長い寸法からなる溝である人検出機能付きの装置である。
この発明(2)は、外装部を有する筐体と、人を検出する人検出センサと、前記外装部の一部分に配置され、前記人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓と、を備え、
前記外装部は、前記検出窓を配置する窪み部分を有し、
前記窪み部分は、溝長さが前記検出窓の当該溝長さに沿う方向の寸法の5倍以上の長さを有する溝である人検出機能付きの装置である。
この発明(3)は、上記発明(1)の人検出機能付きの装置において、前記外装部の左右方向に存在する端部は、前記外装部の最も外側に存在する左右の端部である人検出機能付きの装置である。
この発明(4)は、上記発明(1)の人検出機能付きの装置において、前記外装部の左右方向に存在する端部の一方は、前記外装部の内側に存在する端部である人検出機能付きの装置である。
この発明(5)は、上記発明(1)から(4)のいずれかの人検出機能付きの装置において、前記溝は、溝幅を1としたときに、溝長さが前記溝幅の10倍以上の寸法の長さを有している人検出機能付きの装置である。
この発明(6)は、上記発明(1)から(5)のいずれかの人検出機能付きの装置において、前記溝は、前記検出窓の前記溝の幅方向における寸法の2倍の寸法よりも狭い溝幅を有している人検出機能付きの装置である。
この発明(7)は、上記発明(1)から(6)のいずれかの人検出機能付きの装置において、前記検出窓は、前記窪み部分の溝の内側に存在する状態で配置されている人検出機能付きの装置である。
この発明(8)は、上記発明(1)から(7)のいずれかの人検出機能付きの装置において、前記検出窓が、前記溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線の一方または双方と接した状態で配置されている人検出機能付きの装置である。
この発明(9)は、上記発明(1)から(7)のいずれかの人検出機能付きの装置において、前記検出窓が、前記溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線の一方または双方を前記外装部の内側において乗り越えた状態で配置されている人検出機能付きの装置である。
この発明(10)は、上記発明(1)から(9)のいずれかの人検出機能付きの装置において、画像を形成する画像形成部と原稿を読み取る原稿読取部を備え、
前記窪み部分が、前記外装部のうち前記画像形成部と前記原稿読取部との境界に該当する部分に設けられている人検出機能付きの装置である。
この発明(11)は、上記発明(1)から(9)のいずれかの人検出機能付きの装置において、画像を形成する画像形成部と読取対象物を載せる台部を備え、
前記窪み部分が、前記外装部のうち前記画像形成部と前記台部との境界に該当する部分に設けられている人検出機能付きの装置である。
この発明(12)は、上記発明(1)から(9)のいずれかの人検出機能付きの装置において、画像を形成する画像形成部と記録媒体を排出する媒体排出部を備え、
前記窪み部分が、前記外装部のうち前記画像形成部と前記媒体排出部との境界に該当する部分に設けられている人検出機能付きの装置である。
この発明(13)は、上記発明(1)から(12)のいずれかの人検出機能付きの装置において、前記人検出センサが複数の人検出センサを有し、前記検出窓が前記複数の人検出センサに個別に対応する複数の検出窓を有し、前記窪み部分に前記複数の検出窓が配置されている人検出機能付きの装置である。
この発明(14)は、上記発明(13)の人検出機能付きの装置において、第1の操作パネルと第2の操作パネルを備え、
前記人検出センサが前記第1の操作パネル用の第1の人検出センサと前記第2の操作パネル用の第2の人検出センサを有し、前記検出窓が前記第1の人検出センサ用の第1の検出窓と前記第2の人検出センサ用の第2の検出窓を有し、
前記窪み部分に前記第1の検出窓と前記第2の検出窓が配置されている人検出機能付きの装置である。
この発明(15)は、上記発明(14)の人検出機能付きの装置において、前記第1の操作パネルと前記第2の操作パネルは、前記筐体の左右方向の位置が異なるよう配置されており、
前記第1の検出窓は前記窪み部分の左右方向において前記第2の操作パネルよりも前記第1の操作パネルに近い位置に配置され、前記第2の検出窓は前記窪み部分の左右方向において前記第1の操作パネルよりも前記第2の操作パネルに近い位置に配置されている人検出機能付きの装置である。
この発明(16)は、上記発明(15)の人検出機能付きの装置において、前記窪み部分が前記筐体の左右方向に延びる細長い溝からなり、前記第1の検出窓と前記第2の検出窓が、前記窪み部分の溝の上下方向で同じ位置にかつ左右方向で異なる位置になるよう配置されている人検出機能付きの装置である。
上記発明(1)および(2)によれば、筐体の外装部の一部分に配置されて人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓を外装部の窪み部分に配置する際、窪み部分が外装部の中央の位置にある場合と検出窓よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(3)および(4)によれば、外装部の左右方向に存在する端部の双方が外装部の内側に存在する左右の端部である場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がない。
上記発明(5)によれば、窪み部分の溝が、溝幅を1としたときに溝長さが溝幅の10倍の寸法よりも短い長さからなる場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(6)によれば、窪み部分の溝が検出窓の前記溝の幅方向における寸法の2倍以上の寸法からなる溝幅を有している場合に比べて、窪み部分が検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(7)によれば、検出窓が外装部の表面と面一の状態またはその表面から突出する状態で窪み部分の溝に配置されている場合に比べて、窪み部分が検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(8)によれば、検出窓が窪み部分の溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線の一方または双方を外装部の外側から見たときに乗り越えた状態で配置されている場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がないことを維持して検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(9)によれば、検出窓が窪み部分の溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線の一方または双方を前記外装部の外側に乗り越えた状態で配置されている場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がないことを維持して検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(10)によれば、窪み部分が外装部のうち画像形成部と原稿読取部との境界に該当する部分に設けられていない場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(11)によれば、窪み部分が外装部のうち画像形成部と台部との境界に該当する部分に設けられていない場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(12)によれば、窪み部分が外装部のうち画像形成部と媒体排出部との境界に該当する部分に設けられていない場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(13)によれば、複数の検出窓の少なとも1つでも窪み部分に配置しない場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく複数の検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(14)によれば、窪み部分に第1の検出窓と第2の検出窓の一方または双方を配置しない場合に比べて、窪み部分がデザインとして違和感がなく2つの検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(15)によれば、第1の検出窓が窪み部分の左右方向において第2の操作パネルよりも第1の操作パネルに近い位置に配置されておらず、また第2の検出窓は窪み部分の左右方向において第1の操作パネルよりも第2の操作パネルに近い位置に配置されていない場合に比べて、次の効果がある。すなわち、第1の操作パネルと第2の操作パネルにそれぞれ接近する人を個別に検出しやすくなるうえ、窪み部分がデザインとして違和感がなく2つの検出窓を目立ちにくくすることができる。
上記発明(16)によれば、第1の検出窓と第2の検出窓が窪み部分の溝の上下方向で異なる位置になるよう配置されている場合に比べて、窪み部分が2つの検出窓を目立ちにくくすることができる。
第1の実施形態に係る人検出機能付きの装置の斜視図である。 図1の人検出機能付きの装置の正面概要図である。 図2、図8および図11の装置のIII-III線に沿う断面概要図である。 (A)は検出窓の窪み部分に対する配置状態の拡大した正面概要図、(B)は(A)のB-B線に沿う断面概要図である。 (A)は検出窓の窪み部分に対する配置の別の構成の拡大した正面概要図、(B)は検出窓の窪み部分に対する配置の更に他の構成の拡大した正面概要図である。 (A)は検出窓の窪み部分に対する配置の更に別の構成の拡大した正面概要図、(B)は(A)のB-B線に沿う断面概要図である。 第2の実施形態に係る画像形成装置の斜視図である。 図7の画像形成装置の正面概要図である。 図7の画像形成装置の上面概要図である。 第3の実施形態に係る画像形成装置の斜視図である。 図10の画像形成装置の正面概要図である。 図10の画像形成装置の上面概要図である。 第4の実施形態に係る画像形成装置の斜視図である。 図13の画像形成装置の正面概要図である。 図13の画像形成装置の上面概要図である。 (A)は検出窓の窪み部分に対する配置の構成の拡大した正面概要図、(B)は(A)のB1-B1線およびB2-B2線に沿う各部分を重ねて示す断面概要図である。
以下、この発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態.
図1は、この発明の第1の実施形態に係る人検出機能付きの装置1Aを斜め前方側から見たときの斜視図である。図2は、その装置1Aの正面概要図である。図1等の各図面において矢印を付して示す上下、左右および前後の各方向は、装置1Aを使用するときに使用者が立って向き合うことを想定した装置1Aの正面Ftを基準にして表した各方向になる。
第1の実施形態に係る人検出機能付きの装置1Aは、図1,図2等に示されるように、外装部(外装部分)を有する筐体10Aと、人検出センサ7と、筐体10Aの外装部の一部分に配置される検出窓8と、機能部2を備えている。
筐体10Aは、内部の骨組み部分と外部の外装部(外装部分)を有しており、複数のフレーム、外装カバー等の材料で所要の構造および形状からなる構造体である。
第1の実施形態における筐体10Aは、図1に示されるように、その外観が上下方向に長い直方体状の形状からなる構造体として形成されている。
また、この筐体10Aは、その外装部が、例えば正面カバー11a,背面カバー、左の側面カバー、右の側面カバー11d、上端カバー11e等の外装カバーにより形成されている。外装カバーは、その少なくとも一部が開閉可能な構造の開閉カバーとして構成されている。
人検出センサ7は、筐体10Aの正面Ftの所定の範囲内に接近した人を検出する検出器である。
この人検出センサ7としては、例えば、次の方式のセンサが用いられる。すなわち、赤外線、超音波等の検出波Dを出射部から予め設定する所定の範囲(検出エリア)Eに出射したときに反射して戻る検出波を検出部で受けて人の存在を検出する方式のセンサや、予め設定される所定の範囲E内に入った人から放射される赤外線を検出波Dとして検出部で受けて人の存在を検出する方式のセンサである。
また、人検出センサ7は、筐体10Aの内部側に配置される。さらに、人検出センサ7は、例えば、図3に示されるように筐体10Aの正面カバー11aの裏側(後方)に配置されるフレーム12の一部に設ける装着開口部12aに取り付けられる。
検出窓8は、人検出センサ7で使用する検出波Dが透過する部分であり、検出波Dが通過する開口部を覆って閉じる覆い部材81を有している。
検出波Dが通過する開口部は、人検出センサ7を取り付ける装着開口部12aや、検出波Dを通過させるために設ける開口部等である。
覆い部材81は、検出波Dが通過する開口部を覆うことが可能な形状であって、かつ検出波Dを透過させることが可能な材質の材料からなる部材であればよい。また、覆い部材81は、図3に示されるように人検出センサ7とは別体として構成されるものである以外にも、人検出センサ7と一体に構成されるものであってもよい。
検出窓8の形状、実際には覆い部材81の形状は、検出波Dを通過させるために必要な形状や大きさに設定される。第1の実施形態における検出窓8(覆い部材81)は、横長の矩形が採用されている。
また、検出窓8は、筐体10Aのうち接近する人を検出するために必要になる場所に配置される。第1の実施形態では、筐体10Aの正面Ftの所定の範囲内に接近する人を検出する必要があることから、検出窓8を正面カバー11aにおける所要の一部分に配置している。ちなみに、筐体10Aには、その正面カバー11aの上部内または正面カバー11aの上端から外側になる部分や筐体10Aの上面部などに図示しない使用者が使う操作部または表示部が配置されている。
機能部2は、装置1Aの用途に対応して必要になる機能を有する機器で構成される部分である。
この機能部2としては、後で例示する画像形成部(20)があるが、その他にも、自動販売機器部、現金自動預け入れ機器(ATM)部、自動発券機器部、情報案内機器部、課金機器部、端末機器部等が適用される。
この機能部2は、1種類の機能部を適用した構成に限らず、複数種類の機能部を適用して併存させたものでもよい。また、機能部2は、人検出センサ7等による人検出機能も含まれる。
機能部2の種類によっては、筐体10Aの形状および大きさが変更されることがある。例えば、筐体10Aの全体の形状が直方体以外の形状になることや、筐体10Aの一部に開口部、凹部等の必要な形状部分が設けられた形状や大きさになることがある。
また、機能部2は、図2に二点鎖線で例示されるように、その一部が筐体10Aの外部に配置されるよう設けられる外部機能部2Bを有してもよい。外部機能部2Bの設ける位置は、筐体10Aの上端の上方の位置に限らず、例えば、筐体10Aの左右の側面部の側方の位置等の位置であってもよい。外部機能部2Bとしては、例えば、操作部、表示部等が挙げられる。
そして、この人検出機能付きの装置1Aは、図1から図3等に示されるように、筐体10Aの外装部が検出窓8を配置する窪み部分15を有している。
窪み部分15は、検出窓8を配置すべき必要な場所に対応して設けられる。
第1の実施形態における窪み部分15は、図1や図2に示されるように、筐体10Aの外装部の左右方向に存在する端部に達するまで延びるとともに溝長さMnが溝幅Mwよりも長い寸法からなる溝として設けられている。
より詳しく説明すると、この窪み部分15である溝は、筐体10Aの最も外側に存在する左側の端部10hおよび右側の端部10mにそれぞれ達するまで左右方向にほぼ水平の状態で直線状に細長く延びる溝になっている。
また、この窪み部分15である溝は、筐体10Aの左側の端部10hおよび右側の端部10mを貫通する状態で設けられている。ただし、窪み部分15である溝は、筐体10Aの左側の端部10hおよび右側の端部10mを構成する一部分を残し、その一部分に接する状態(つまり貫通しない状態)で設けられたものであってもよい。端部10h,10mを構成する一部分とは、例えば左右の側面カバー、フレーム等の部分である。
また、第1の実施形態における窪み部分15は、別の観点から説明すると、図2と図4のいずれかに示されるように、溝長さMnが検出窓8の溝長さMnに沿う方向(本例では左右方向)の寸法Mnの5倍以上の長さを有する溝としても設けられている。
この溝長さMnが検出窓8の左右方向の寸法Hnの5倍未満の長さからなる溝である場合は、窪み部分15が検出窓8に比べて少し長い程度の長さからなる溝になって検出窓8を目立ちにくくすることが難しくなる。第1の実施形態では、窪み部分15の溝長さMnが、検出窓8の左右方向の寸法Hnの例えば6倍の長さに設定されている。
また、この窪み部分15は、溝幅Mwを1としたときに、溝長さMnが溝幅Mwの10倍以上の長さを有する溝としても設けられている。
この溝長さMnが溝幅Mwの10倍未満の長さからなる溝である場合は、窪み部分15が細長い溝にならずデザインとしても不自然なものになり、しかも検出窓8を目立ちにくくすることも難しくなる。第1の実施形態では、窪み部分15の溝長さMnについて、溝幅Mwの例えば12倍の長さに設定している。また、窪み部分15の溝幅Mwは、溝長さMnに沿う方向(本例では左右方向)の全域にわたってほぼ同じ寸法に設定されている。
さらに、窪み部分15の溝は、図4に示されるように、検出窓8の当該溝の幅方向(本例では上下方向)における寸法Hdの2倍の寸法(2・Hd)よりも狭い幅Hwで構成されている。溝の幅Hwが検出窓8の寸法Hdの2倍の寸法(2・Hd)以上になる場合は、検出窓8を目立ちにくくすることが難しくなる。
また、この溝からなる窪み部分15は、図3に示されるように、窪み部分15を設ける位置で正面カバー11aを上下に分割し、その分割された正面カバー11aの各部が上下に所要の間隔をあけて筐体10Aのフレーム12に接触するよう取り付けることで設けられている。このため、窪み部分15は、その上下方向の線に沿う縦断面がほぼ直角に曲がった角部を有するコの字状の形状からなる溝になっている。
窪み部分15は、この他にも、例えば正面カバー11aを窪み部分15の溝が存在する形状に成形することにより設けられるものであってもよい。
また、この溝からなる窪み部分15は、正面カバー11a以外の外装カバー、例えば左右の側面カバー等の外装カバーにも併せて設けてもよい。この場合、正面カバー11a以外の外装カバーに設ける他の窪み部分を、正面カバー11aに設ける窪み部分15と連続するような状態で設けることができる。このように連続した状態の他の窪み部分を設けたときには、その他の窪み部分を設けない場合に比べると、正面カバー11aに設ける窪み部分15が統一感のあるデザインになり好ましい。
一方、検出窓8は、図3や図4に示されるように、窪み部分15である溝の底面15b(本実施形態ではフレーム12の前面)に取り付けられている。さらに付言すると、検出窓8は、図3や図4に示されるように、溝の底面15bにおける装着開口部12aを覆い隠すように取り付けられている。検出窓8の取り付け方法としては、スナップフィット等の嵌め込み固定方法、貼り付け方法等の取付け手段が採用されている。
また、検出窓8は、図1や図2に示されるように、窪み部分15である溝の左右の方向におけるほぼ中央の位置に配置されている。検出窓8を配置する位置については、この中央の位置に限らず、例えば検出に必要な範囲等の条件に適した他の位置を選定すればよい。
また、検出窓8は、図3や図4(B)に示されるように、窪み部分15の溝の内側に存在する状態で配置されている。
これは、図4(B)に示されるように、検出窓8を、その窪み部分15の溝の外側にむく最表面部8aが窪み部分15の溝の幅方向で向き合う輪郭線(縁)Lu,Lvを結ぶ仮想線VRと接しない(交差しない)状態になるよう配置しているともいえる。検出窓8は、窪み部分15の溝内に配置することでより目立ちにくくする等の観点からは、検出窓8の上記最表面部8aが窪み部分15の輪郭線(縁)Lu,Lvから離れて窪み部分15の底面15bに接近した状態で配置するとよい。
さらに、検出窓8は、図4(A)に示されるように、窪み部分15である溝の幅方向で向き合う輪郭線Lu,Lvからそれぞれ所定の間隔Su,Svをあけた状態になるよう配置されている。第1の実施形態では、窪み部分15よりも上方の位置から見たときに検出窓8が目立ちにくくなるようにする等の観点から、検出窓8をその上の間隔Suが下の間隔Svよりも狭くなるように配置している。
以上の構成からなる人検出機能付きの装置1Aにおいては、検出窓8が配置されている筐体10Aの正面カバー11aに使用者等の人が近づいて人検出センサ7の検出エリアE内に入ると、人検出センサ7の検出部で必要な検出波Dが得られる。これにより、人検出機能付きの装置1Aにおいて人の存在が検出される。
また、この人検出機能付きの装置1Aにおいては、人検出センサ7で人の存在が検出されると、その検出情報が例えば機能部2の状態の変更をするときのきっかけ(トリガー)として利用される。機能部2の状態の変更は、例えば、機能部2において稼働の停止後に所定の時間が経過した後に移行される節電モード(スリープ状態)が検出情報の入手でスタンバイモード(稼働待機状態)に切り換えられる等の状態の変更である。
そして、この人検出機能付きの装置1Aでは、筐体10Aの外装部に検出窓8を設置する窪み部分15を有しており、しかも窪み部分15が筐体10Aの外装部の左右方向に存在する端部10h、10mに達するまで延びるとともに溝長さMnが溝幅Mwよりも長い寸法からなる溝として設けられている。
このため、この人検出機能付きの装置1Aによれば、筐体10Aの外装部の一部分に検出窓8をその外装部に設ける窪み部分に配置する際、その窪み部分がその外装部の中央の位置にある場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8を目立ちにくくする。
また、人検出機能付きの装置1Aでは、筐体10Aの外装部に検出窓8を設置する窪み部分15を有しており、しかも窪み部分15が検出窓8の溝長さMnに沿う方向の寸法Hnの5倍以上の溝長さMnからなる溝としても設けられている。
このため、この人検出機能付きの装置1Aによれば、筐体10Aの外装部の一部分に検出窓8をその外装部に設ける窪み部分に配置する際、その窪み部分が検出窓8よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8を目立ちにくくする。
また、人検出機能付きの装置1Aでは、窪み部分15が、筐体10Aの外装部の最も外側に存在する左側の端部10hおよび右側の端部10mにそれぞれ達するまで細長く延びる溝としても設けられている。このため、この装置1Aでは、筐体10Aの外装部の左右方向に存在する端部の双方がその外装部の内側に存在する左右の端部である場合に比べると、窪み部分15がデザインとしてより違和感がなくなり検出窓8を目立ちにくくする。また、この場合は、筐体10Aの窪み部分15の溝内の左右方向における検出窓8の配置の自由度が高められる。
また、人検出機能付きの装置1Aでは、窪み部分15の溝が、検出窓8の溝の幅方向における寸法Hdの2倍の寸法よりも狭い溝幅Mw(<2・Hd)で設けられている。このため、この装置1Aでは、窪み部分15の溝が検出窓8の寸法Hdの2倍以上の寸法からなる溝幅Mwからなる場合に比べると、窪み部分15が検出窓8を目立ちにくくする。
さらに、人検出機能付きの装置1Aでは、検出窓8が窪み部分15の溝の内側に存在する状態で配置されている。このため、この装置1Aでは、検出窓8が筐体10Aの外装部の表面と面一またはその表面から突出する状態で窪み部分15の溝に配置されている場合に比べると、窪み部分15が検出窓8を目立ちにくくする。
なお、検出窓8については、図5(A)に示されるように、窪み部分15である溝の幅方向における上下で向き合う輪郭線Lu,Lvの一方に接した状態(図示の例は上側の輪郭線Luに接した場合の構成例)に配置してもよい。また、検出窓8については、図5(B)に示されるように、窪み部分15である溝の輪郭線Lu,Lvの双方に接した状態に配置してもよい。
検出窓8が溝の輪郭線Lu,Lvに接した状態とは、その溝の真正面側から見たときに検出窓8の上の辺8uまたは下の辺8vが溝の輪郭線Lu,Lvの上下方向における高さとほぼ同じ高さでほぼ一致して見えるような状態にあることをいう。
このように検出窓8を窪み部分15である溝の上下で向き合う輪郭線Lu,Lvの一方または双方に接した状態に配置した場合は、検出窓8が溝の上側および下側の輪郭線Lu,Lvの双方に接しない状態に配置されている場合に比べると、窪み部分15が検出窓8をより目立ちにくくする。
図5(A)に示した検出窓8は、窪み部分15である溝の上側の輪郭線Luに接した状態で配置した場合の構成例である。このように配置した検出窓8は、検出窓8を溝の下側の輪郭線Lvに接した状態で配置する場合に比べると、検出窓8の少なくとも一部が溝の上側の輪郭線Luをなす縁が庇のように存在して隠された状態になりやすく、窪み部分15が検出窓8をより目立ちにくくする。この作用効果は、窪み部分15を筐体10Aのうち使用者等の人の目線よりも低い(高さ)位置に設けたときに、より顕著に得られる。
また、検出窓8については、図6に示される検出窓8Bのように、窪み部分15である溝の幅方向における上下で向き合う両側の輪郭線Lu,Lvの双方または一方を筐体10Aの外装部の内側(裏面側)において乗り越えた状態で配置するようにしてもよい。
図6に示す検出窓8Bは、窪み部分15である溝の上側の輪郭線Luと下側の輪郭線Lvの双方を乗り越えた状態で配置した場合の構成例になる。この場合、検出窓8Bの外側にむく最表面部8aは、窪み部分15である溝の底面(15b)に該当する。また検出窓8Bの覆い部材81は、正面カバー11aが接触するフレーム12に窪ませて設けた装着凹部12bに嵌め入れるように取り付けられる。
ちなみに、検出窓8Bを窪み部分15である溝の両側の輪郭線Lu,Lvの双方を乗り越えた状態で配置した場合は、図6(A)に示されるように、その検出窓8Bは、装置の正面Ft手前側から見ると、検出窓8を窪み部分15である溝の両側の輪郭線Lu,Lvに接触させて配置した場合の状態(図5(B))とほぼ同様の状態に見える。
また、検出窓8Bを窪み部分15である溝の両側の輪郭線Lu,Lvの一方(例えば上側の輪郭線Lu)を乗り越えた状態で配置した場合は、その検出窓8Bは、装置の正面Ft手前側から見ると、検出窓8を窪み部分15である溝の両側の輪郭線Lu,Lvの一方(例えば上側の輪郭線Lu)に接触させて配置した場合の状態(図5(A))とほぼ同様の状態に見える。
このような状態で検出窓8を配置した場合は、検出窓8が窪み部分15の溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線Lu,Lvの双方または一方を筐体10Aの外装部の外側において乗り越えた状態で配置されている場合に比べて、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8Bを目立ちにくくする。
この他、この装置1Aにおいては、窪み部分15(少なくとも溝の底面15b)を検出窓8の色と同色または同系色の色にするとよい。同系色の色は、例えば、色相環でいう隣や近い位置にある色をいう。このように構成した場合は、検出窓8が窪み部分15と色彩の影響を受けてより目立ちにくくなる。
ちなみに、検出窓8、厳密には覆い部材81は、人検出センサ7が外部から透けて見えることを防ぐ等の観点から、明るさの度合いが低く暗い感じのする暗色(例えば黒色)にすることが多い。検出窓8を例えば半透明の黒色とする場合、窪み部分15の少なくとも底面15bについては黒色または暗めの灰色にするとよい。
第2の実施形態.
図7は、この発明の第2の実施形態に係る人検出機能付きの装置の一例である画像形成装置1Bを斜め前方から見たときの斜視図である。図8は、その画像形成装置1Bの正面概要図である。図9は、その画像形成装置1Bの上面概要図である。
第2の実施形態に係る画像形成装置1Bは、図7または図8に示されるように、媒体排出部4が設けられた筐体10Bと、機能部2として画像形成部20、媒体供給部30および原稿読取部50を適用して変更した以外は第1の実施形態に係る装置1Aと同じ構成になっている。
このため、以下の説明では、共通する構成部分については第1の実施形態で用いた符号を同様に付して、その説明を必要な場合を除いて省略する。
筐体10Bは、画像形成部20で画像が形成された記録媒体39が排出される胴内空間からなる媒体排出部4が設けられた形状を有している点で最も異なるが、それ以外については第1の実施形態における筐体10Aとほぼ同様に構成されている。
このため、筐体10Bは、図7等に示されるように、その外観の全体が第1の実施形態における筐体10Aの場合とほぼ同様に上下方向に長い直方体状の形状からなる構造体として形成されている。また、筐体10Bは、外装カバーのうち媒体排出部4を設けた部分の形状が第1の実施形態における正面カバー11aおよび右の側面カバー11dと比べて少し異なった形状からなる正面カバー11fと右の側面カバー11gを使用している。少し異なった形状とは、媒体排出部4を設けた部分が切り欠かれた形状である。
正面カバー11fは、例えば、筐体10Bのうち媒体排出部4と原稿読取部50の部分を除く部分を開閉できる開閉カバーとして構成されている。この開閉カバーとしての正面カバー11fは、筐体10Bの媒体供給部30がある部分も除いた形状の開閉カバーとしてもよい。この場合の正面カバー11fは、筐体10Bのうち画像形成部20のある部分を開閉する開閉カバーになる。
媒体排出部4は、画像形成部20の右斜め上方の位置に設けられている。この媒体排出部4は、筐体10Bの正面Ft側の上部側に存在する排出空間40として形成されている。また、媒体排出部4の排出空間40は、筐体10Bの正面における右側に片寄って開口する正面開口と、その正面開口から筐体10Bの右の側面に連続して開口する側面開口とで外側に向けて開放された空間になっている。
また、媒体排出部4は、排出空間40の左側の内壁面に、記録媒体39の排出口41が設けられている。また、媒体排出部4は、排出空間40の底面に、排出口41から排出された記録媒体39を積載して収容する積載面42が設けられている。積載面42は、例えば、排出口41から右方向に離れるにつれて上方に盛り上がるよう傾く面、いわゆる右肩上がりの斜面として形成されている。
機能部2における画像形成部20は、画像情報に対応する画像を記録媒体39に形成するための機器を有する部分である。
この画像形成部20は、現像剤からなる画像を最終的に記録媒体39に形成する電子写真方式の作像装置を用いて構成されている。
電子写真方式の作像装置からなる画像形成部20は、いずれも図示しない、像を保持する面を有する感光体等の像保持体と、その像保持体の周囲に配置される帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置等の機器と、像保持体から離れた位置に配置される定着装置を備えている。また、この画像形成部20は、現像剤補給装置、画像処理装置、制御装置等の機器も備えている。
このうち転写装置としては、像保持体に形成する現像剤からなる画像を記録媒体39に直接転写する直接転写方式の装置や、その画像を像保持体から中間転写体を中継して記録媒体39に転写する中間転写方式の装置が採用される。
この画像形成部20は、画像形成装置1Bと接続される情報端末機等の外部機器から入力される画像情報に対応した画像を形成する機能と、原稿読取部50で読み取られる原稿の情報を画像情報として入手してその画像情報に対応した画像を形成する機能を備えている。
このため、画像形成部20では、上記作像装置において像保持体を中心にした帯電動作、画像情報に対応した露光動作、現像動作、転写動作がこの順に行われる。これにより、画像形成部20では、像保持体に現像剤からなる画像が作成され、しかる後、その画像が像保持体から記録媒体39に転写される。また、画像形成部20では、画像が転写された記録媒体39に対して定着動作が行われ、これにより、その画像が記録媒体39に定着される。この定着により画像が形成された記録媒体39は、最終的に媒体排出部4に排出される。
媒体供給部30は、記録媒体39を収容して画像形成部20に供給する部分である。
媒体供給部30は、画像形成部20の下方側に配置されている。この媒体供給部30は、いずれも図示しない、記録媒体39を収容するトレイ等の収容体と、その収容体から記録媒体39を送り出す送出装置等の機器を備えている。
収容体は、筐体10Bの内側から外側に引き出して記録媒体39の収容作業等が可能になるよう取り付けられている。この収容体は、単数に限らず、複数であってよい。また送出装置は、収容体の数と同数のものが配置される。
また、記録媒体39としては、例えば、所定のサイズからなるシート状の普通紙、コート紙、厚紙等の媒体が使用される。
この媒体供給部30では、画像形成部20における転写動作に合わせて所要の記録媒体39が画像形成部20にむけて送り出される。図8における一点鎖線で示す符号37は、媒体供給部30から画像形成部20の一部(記録媒体39に画像の転写を行う部分)を通過して媒体排出部4における排出口41に至るように記録媒体39が搬送される主な媒体搬送路である。
機能部2における原稿読取部50は、シート状の原稿を読み取る機器を有する部分である。
原稿読取部50は、画像読取部51と、プラテンカバー部53と、自動原稿送り装置55等で構成されている。画像読取部51は、原稿を置く原稿読取台としてのプラテンガラス52、プラテンガラス52に置かれた原稿を読み取る読取機器等を有する部分である。プラテンカバー部53は、プラテンガラス52を覆って開閉する部分である。プラテンカバー部53は、後方においてヒンジ58(図9参照)により画像読取部51に連結され、そのヒンジ58を支点にして矢印J1,J2で示す開閉方向に回動可能に取り付けられている。
自動原稿送り装置55は、プラテンカバー部53上に配置されて複数の原稿を自動で搬送して連続的な読み取りを可能にする機器である。この自動原稿送り装置55は、原稿の搬送路上に配置するイメージセンサ等で読み取る方式や、画像読取部51における読取機器を用いて読み取る方式が採用される。図8における一点鎖線で示す符号57は、自動原稿送り装置55において原稿が搬送される主な原稿搬送路である。
自動原稿送り装置55とプラテンカバー部53については、第1の実施形態で説明した筐体10Aの上方外部に配置する外部機能部2Bとして扱ってもよい。
この原稿読取部50は、原稿をプラテンガラス52上で読み取るかまたは自動原稿送り装置55で連続して読み取ることができる。また、原稿読取部50は、その読み取った原稿の情報を、画像読取部51から画像情報として画像形成部20等に送信するようになっている。
また、この原稿読取部50は、画像読取部51の前側の端部に、画像形成装置1Bの操作をする操作パネル91が配置されている。この操作パネル91は、ボタン、スイッチ等の機械的な操作部の他に、画面表示部、操作画面の表示と操作が可能なタッチ式液晶パネル等の表示部が含まれている。
そして、この画像形成装置1Bにおいては、図7等に示されるように、人検出センサ7と、筐体10Bの外装部の一部分に配置される検出窓8とを備えており、しかも、筐体10Bの外装部に検出窓8を配置する窪み部分15を有している。
このうち窪み部分15は、図7、図8等に示されるように、筐体10Bの外装部のうち画像形成部20と原稿読取部50との境界に該当する部分に設けられている。
第2の実施形態における窪み部分15は、筐体10Bの正面Ftから見て左側の端部10hから外装部の内側に存在する端部である右側の内側端部10pに達する細長い溝として設けられている。この窪み部分15は、筐体10Bの左側の端部10hから右側の端部10mに達する細長い溝からなる窪み部分15(図1,図2,図10,図11を参照)と比べると、比較的短い溝として構成されている。
また、この窪み部分15は、別の観点から説明すると、図8等に示されるように、溝長さMnが検出窓8の溝長さMnに沿う方向(本例では左右方向)の寸法Hnの5倍以上の長さを有する溝としても設けられている(図2と図4を参照)。第2の実施形態では、窪み部分15の溝長さMnについて、検出窓8の左右方向の寸法Hnの例えば5倍の長さに設定している。
さらに、この窪み部分15の他の構成については、第1の実施形態における窪み部分15の構成とほぼ同様になっている。
また、この画像形成装置1Bにおける人検出センサ7、検出窓8、検出窓8の窪み部分15への配置等の各構成については、第1の実施形態に係る装置1Aにおける人検出センサ7、検出窓8、検出窓8の窪み部分15への配置等の各構成(図2~図5等も参照)とほぼ同じ構成になっている。
以上の構成からなる画像形成装置1Bでは、筐体10Bの外装部に検出窓8を設置する窪み部分15を有しており、しかも窪み部分15が筐体10Bの外装部の左右方向に存在する左側の端部10hと右側の内側端部10pに達するまで延びるとともに溝長さMnが溝幅Mwよりも長い寸法からなる溝として設けられている。
このため、この画像形成装置1Bによれば、筐体10Bの外装部の一部分に検出窓8をその外装部に設ける窪み部分に配置する際、その窪み部分がその外装部の中央の位置にある場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8を目立ちにくくする。
また、この画像形成装置1Bでは、筐体10Bの外装部に検出窓8を設置する窪み部分15を有しており、しかも窪み部分15が検出窓8の溝長さMnに沿う方向の寸法Hnの5倍以上の溝長さMnからなる溝としても設けられている。
このため、この画像形成装置1Bによれば、筐体10Bの外装部の一部分に検出窓8をその外装部に設ける窪み部分に配置する際、その窪み部分が検出窓8よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8を目立ちにくくする。
さらに、この画像形成装置1Bでは、窪み部分15を筐体10Bの外装部のうち画像形成部20と原稿読取部50との境界に該当する部分に設け、その窪み部分15に検出窓8を配置している。
このため、画像形成装置1Bによれば、窪み部分15を筐体10Bの外装部のうち画像形成部20と原稿読取部50との境界でない部分に設ける場合に比べると、窪み部分15が不自然に見えず違和感がなく外観品質を向上させ、検出窓8を目立ちにくくする。
この他、この画像形成装置1Bにおいても、第1の実施形態に係る人検出機能付きの装置1Aで得られた窪み部分15および検出窓8に関する前述した作用効果が同様に得られる。
第3の実施形態.
図10は、この発明の第3の実施形態に係る人検出機能付きの装置の別の例である画像形成装置1Cを斜め前方から見たときの斜視図である。図11は、その画像形成装置1Cの正面概要図である。図12は、その画像形成装置1Cの上面概要図である。
第3の実施形態に係る画像形成装置1Cは、機能部2として原稿読取部50に代えて外部読取部60を適用し、一部の構成が異なる正面カバー11hを設けた筐体10Cを適用して変更した以外は第2の実施形態に係る画像形成装置1Bと同じ構成になっている。
このため、以下の説明では、共通する構成部分については第2の実施形態(厳密には第1の実施形態も含まれる)で用いた符号を同様に付して、その説明を必要な場合を除いて省略する。
外部読取部60は、筐体10Cの外部において読取対象物を読み取る形式の読取部である。この外部読取部60は、図10等に示されるように、読取対象物を載せて置く台部61と、台部61に置かれる読取対象物を読み取る読取機器部65等で構成されている。
台部61は、読取対象物を載せて静止させた状態で置くことが可能な平らな上面部61aを有する板状の部材で構成されている。また、台部61は、その上面部61aが筐体10Cの最上面になるよう筐体10Cの上端に取り付けられる。
読取対象物は、台部61に置いて読取機器部65により台部61の上方から読み取ることが可能な物であればよく、例えば、画像の情報が記録されたシート状の原稿の他に、本、雑誌、食品、植物等の立体的な物が含まれる。
読取機器部65は、台部61に置かれる読取対象物を光学的に読み取ることが可能な読取機器65aとその読取機器65aを支持して取り付ける部材等で構成されている。第3の実施形態における読取機器部65は、読取機器65aが、台部61の後端側から上方に所要の長さだけ立ち上がった状態で支持されて台部61の方を読み取ることが可能な姿勢で取り付けられている。
読取機器65aとしては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子やレンズ等の光学素子を組み合わせて構成されるカメラが使用される。この読取機器65aとしてのカメラは、書画カメラと称されることもある。読取機器部65は、読み取りの際に台部61に置かれている読取対象物を照明する照明機器を備えていてもよい。
また、読取機器部65は、図10等に示されるように、その読取機器65aを支持する部材の根元側でかつ手前側の位置に、画像形成装置1Cの操作をする操作パネル92が設けられている。操作パネル92は、その操作性の向上等の観点から、台部61より上方に離れた位置に存在するよう配置されている。この操作パネル92は、主に、操作画面の表示と操作が可能なタッチ式液晶パネル等の表示部を有したものであるが、ボタン等の機械的な操作部を備えていてもよい。
筐体10Cは、正面カバー11hを除いて、第2の実施形態における媒体排出部4が設けられた構造の筐体10Bとほぼ同様に構成されている。
正面カバー11hは、外部読取部60(台部61)の下方にある全体が、筐体10Cにおいて例えば左端を支点にして開閉動することができる開閉カバーとして構成されている。また、正面カバー11hは、正面カバー11hの上部の右側に、第2開閉カバー部11jが設けられている。
第2開閉カバー部11jは、媒体排出部4を正面Ft側から覆い隠した状態にすることと正面Ft側に露出させた状態にすることが可能になるよう開閉動する開閉カバーとして構成されている。
第2開閉カバー部11jは、正面カバー11hにおいて手前側で下方向又は左方向に開けることが可能にヒンジ等を介して取り付けられている。第2開閉カバー部11jは、正面カバー11hの裏側(後方の面)に下降して開いた状態にするよう取り付けてもよい。
そして、この画像形成装置1Cにおいては、図10等に示されるように、人検出センサ7と、筐体10Cの外装部の一部分に配置される検出窓8とを備えており、しかも、筐体10Cの外装部に検出窓8を配置する窪み部分15を有している。
このうち窪み部分15は、図10、図11等に示されるように、画像形成部20と媒体排出部4との境界に設けられている。
また、この窪み部分15は、筐体10Cの正面Ftから見て左側の端部10hから右側の端部10mに達する細長い溝として設けられている。
また、この窪み部分15は、別の観点から説明すると、図10に示されるように、溝長さMnが検出窓8の溝長さMnに沿う方向(本例では左右方向)の寸法Hnの5倍以上の長さを有する溝としても設けられている(図2と図4を参照)。第3の実施形態では、窪み部分15の溝長さMnについて、検出窓8の左右方向の寸法Hnの例えば12倍の長さに設定している。
さらに、この窪み部分15の他の構成については、第1の実施形態における窪み部分15の構成とほぼ同様になっている。
また、この画像形成装置1Cにおける人検出センサ7、検出窓8、検出窓8の窪み部分15への配置の仕方等の構成については、第2の実施形態の場合と同様に、第1の実施形態に係る装置1Aにおける人検出センサ7、検出窓8、検出窓8の窪み部分15への配置の仕方等の各構成(図2~図5等も参照)とほぼ同じ構成になっている。
以上の構成からなる画像形成装置1Cは、外部読取部60の読取機器65aで読み取った読取対象物の読取情報を画像形成部20に画像情報として取り込み、その画像情報に対応した画像を記録媒体39に形成することも可能である。これにより、画像形成装置1Cでは、読取対象物を読み取った画像を記録媒体39に記録して出力することもできる。
また、この画像形成装置1Cでは、筐体10Cの外装部の一部分に検出窓8をその外装部に設ける窪み部分に配置する際、その窪み部分がその外装部の中央の位置にある場合や窪み部分が検出窓8よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8を目立ちにくくする。
また、この画像形成装置1Cでは、窪み部分15を筐体10Cの外装部のうち画像形成部20と媒体排出部4との境界に該当する部分に設け、その窪み部分に検出窓8を配置している。
このため、画像形成装置1Cによれば、窪み部分15を筐体10Cの外装部のうち画像形成部20と媒体排出部4との境界でない部分に設ける場合に比べると、窪み部分15が不自然に見えず違和感がなく外観品質を向上させ、検出窓8を目立ちにくくする。
この他、この画像形成装置1Cにおいても、第1の実施形態に係る人検出機能付きの装置1Aで得られた窪み部分15および検出窓8に関する前述した作用効果が同様に得られる。
なお、この画像形成装置1Cにおいては、図11に二点鎖線で示されるように、窪み部分15に代えて、筐体10Cの外装部のうち画像形成部20と外部読取部60の台部61との境界に該当する部分に設ける窪み部分15Bを採用し、また、その窪み部分15Bに検出窓8を設けるよう構成してもよい。
このように構成した場合は、窪み部分15Bを筐体10Cの外装部のうち画像形成部20と外部読取部60の台部61との境界等の境界とは無関係な部分に設ける場合に比べると、窪み部分15Bが不自然に見えず違和感がなく外観品質を向上させ、検出窓8を目立ちにくくする。
また、この画像形成装置1Cにおいては、図10に示されるように、筐体10Cの外装部における右の側面カバー11gに前後方向に直線状に延びる細長い溝からなる窪み部分16を設けている。この窪み部分16は、筐体10Cの外装部における左の側面カバーに設けてもよい。ちなみに、窪み部分16は、正面カバー11hにある窪み部分15と右側の角部でつながって連続した状態で設けられているが、窪み部分16はこのような状態に設けることに限定されるものではない。
この場合、窪み部分16に検出窓8を設け、その検出窓8も目立ちにくくすることが可能になる。
第4の実施形態.
図13は、この発明の第4の実施形態に係る人検出機能付きの装置の別の例である画像形成装置1Dを斜め前方から見たときの斜視図である。図14は、その画像形成装置1Dの正面概要図である。図15は、その画像形成装置1Dの上面概要図である。
第4の実施形態に係る画像形成装置1Dは、以下の変更した点を除けば第3の実施形態に係る画像形成装置1Cと同じ構成になっている。
変更した点は、操作パネル92(以下、第1の操作パネル92とも称する)に加えて第2の操作パネル93を設けた点と、第1の操作パネル92用(操作パネル92に接近する人の検出用)の人検出センサ7と検出窓8に加えて第2の操作パネル93用(第2の操作パネル93に接近する人の検出用)の第1の人検出センサ7Aおよび第1の検出窓8Aを設けた点である。
このため、以下の説明では、共通する構成部分については第3の実施形態(厳密には第1の実施形態も含まれる)で用いた符号を同様に付して、その説明を必要な場合を除いて省略する。また、以下では、人検出センサ7と検出窓8を、第2の人検出センサ7Cと第2の検出窓8Cと称する。
第2の操作パネル93は、外部読取部60の台部61の左前端部に配置されており、例えば第1の操作パネル92の操作内容の一部を操作することができる小型の操作パネルとして構成されている。
また、第2の操作パネル93は、使用しないとき等の不要なときに例えば台部61の上に倒した状態にすることができるようになっている。
そして、この画像形成装置1Dにおいては、図13、図15等に示されるように、第1の操作パネル92と第2の操作パネル93は、筐体10Cの左右方向の位置が異なるよう配置されている。第4の実施形態における第1の操作パネル92と第2の操作パネル93は、筐体10Cの前後方向と上下方向の位置も互いに異なるよう配置されている。
より詳しく説明すると、第4の実施形態における第1の操作パネル92と第2の操作パネル93は、第2の操作パネル93が左右方向において第1の操作パネル92よりも左側にずれた異なる位置に配置されている。また、第2の操作パネル93が前後方向において第1の操作パネル92よりも前側(手前側)にずれた異なる位置に配置されている。さらに、第1の操作パネル92が上下方向において第2の操作パネル93よりも上方にずれた異なる位置に配置されている。
また、この画像形成装置1Dでは、筐体10Cに、第3の実施形態における窪み部分15と同様の構成(図9,図10等を参照)からなる窪み部分15を設けている。
さらに、この画像形成装置1Dにおいては、図14、図15等に示されるように、第1の検出窓8Aが窪み部分15の左右方向において第2の検出窓8Cよりも第1の操作パネル92に近い位置に配置されている。また、第2の検出窓8Cは、窪み部分15の左右方向において第1の検出窓8Aよりも第2の操作パネル93に近い位置に配置されている。
これにより、画像形成装置1Dでは、例えば第1の操作パネル92に接近する人が第1の人検出センサ7Aの検出エリアEa内に入ると、第1の人検出センサ7Aが第1の検出窓8Aを通過する検出波を受けて当該人の存在を検出する。また、第2の操作パネル93に接近する人が第2の人検出センサ7Cの検出エリアEc内に入ると、第2の人検出センサ7Cが第2の検出窓8Cを通過する検出波を受けて当該人の存在を検出する。
また、この画像形成装置1Dによれば、第3の実施形態に係る画像形成装置1Cの場合と同様に、筐体10Cの外装部の一部分に検出窓8をその外装部に設ける窪み部分に配置する際、その窪み部分がその外装部の中央の位置にある場合や窪み部分が検出窓8よりも少し長い程度の長さからなる窪みである場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく検出窓8を目立ちにくくする。
しかも、この画像形成装置1Dでは、筐体10Cの外装部における1つの窪み部分15に第1の検出窓8Aと第2の検出窓8Cとを配置している。
このため、画像形成装置1Dによれば、第1の検出窓8Aと第2の検出窓8Cの少なくとも1つでも窪み部分15に配置しない場合に比べると、窪み部分15がデザインとして違和感がなく2つの検出窓8A,8Cを目立ちにくくする。
さらに、画像形成装置1Dによれば、第1の検出窓8Aが窪み部分15の左右方向において第2の操作パネル93よりも第1の操作パネル92に近い位置に配置されておらず、また第2の検出窓8Cが窪み部分15の左右方向において第1の操作パネル92よりも第2の操作パネル93に近い位置に配置されていない場合に比べると、次の効果がある。すなわち、第1の操作パネル92と第2の操作パネル93にそれぞれ接近する人を個別に検出しやすくなるうえ、窪み部分15がデザインとして違和感がなく2つの検出窓8A,8Cを目立ちにくくする。
また、この画像形成装置1Dにおいては、図16等に示されるように、第1の検出窓8Aと第2の検出窓8Cが窪み部分15である溝の幅方向(本例では上下方向)で同じ位置にかつ左右方向で異なる位置になるよう配置されている。
これにより、第1の検出窓8Aと第2の検出窓8Cが、窪み部分15である溝の上下方向にずれた位置関係になるよう配置されている場合に比べると、窪み部分15が第1の検出窓8Aと第2の検出窓8Cを目立ちにくくする。
なお図16に示す窪み部分15は、窪み部分15が筐体10Cの外装部(正面カバー11h)の表面から同じ深さMdの溝になっている。このため、第1の検出窓8Aと第2の検出窓8Cは、窪み部分15の前後方向で同じ位置になるよう配置されている。
変形例.
この発明は、第1から第4の実施形態で例示した内容に限定されるものではなく、例えば、以下に挙げるような変形例も含むものである。
窪み部分15としては、検出窓8等を目立ちにくくすることが可能であれば、細長く延びる溝の断面形状がコ字の形状であることに限らず、他の断面形状からなる窪みであってもよい。
また、細長い溝からなる窪み部分15は、左右方向に細長く延びる溝に限らず、筐体10A,10B,10Cの各外装部において上下方向に延びる細長い溝として構成されていてもよい。
さらに、細長い溝からなる窪み部分15は、上記各外装部において左右方向または上下方向に存在する端部に達するよう斜め方向に延びる細長い溝として構成されていてもよい。この斜め方向に延びる細長い溝からなる窪み部分15である場合、溝幅Mwは斜め方向とほぼ直交する方向に沿う寸法になり、溝長さMnは斜め方向に沿う寸法になる。
検出窓8,8A,8Cと窪み部分15はいずれも、筐体10A,10B,10Cの各外装部における正面Ft側の正面部分に限らず、各外装部における左右の側面部分や背面部分に設けてもよい。また、検出窓8は、1つの窪み部分15に2つ以上配置してもよい。この場合、2つ以上の検出窓8は、操作パネルの設置数に対応した数にすることに限らず、操作パネルの設置数に関係のない数にしてもよい。
1A…人検出機能付きの装置
1B,1C,1D…画像形成装置(人検出機能付きの装置の一例)
4 …媒体排出部
7 …人検出センサ
7A…第1の人検出センサ
7C…第2の人検出センサ
8 …検出窓
8A…第1の検出窓
8C…第2の検出窓
10A,10B,10C…筐体
10h…左側の端部(筐体の外装部の左右方向に存在する端部の一例)
10m…右側の端部(筐体の外装部の左右方向に存在する端部の一例)
10p…右側の内側端部(筐体の外装部の内側に存在する端部の一例)
15 …窪み部分
20…画像形成部
39…記録媒体
50…原稿読取部
60…外部読取部
61…台部
92…第1の操作パネル
93…第2の操作パネル
D …検出波
Mw…溝幅
Mn…溝長さ
Hn…検出窓の長さ(溝長さに沿う方向の長さの一例)

Claims (16)

  1. 外装部を有する筐体と、
    人を検出する人検出センサと、
    前記外装部の一部分に配置され、前記人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓と、
    を備え、
    前記外装部は、前記検出窓を配置する窪み部分を有し、
    前記窪み部分は、前記外装部の左右方向に存在する端部に達するまで延びる溝であり、前記溝は溝長さが溝幅よりも長い寸法からなる溝である人検出機能付きの装置。
  2. 外装部を有する筐体と、
    人を検出する人検出センサと、
    前記外装部の一部分に配置され、前記人検出センサで使用する検出波が透過する検出窓と、
    を備え、
    前記外装部は、前記検出窓を配置する窪み部分を有し、
    前記窪み部分は、溝長さが前記検出窓の当該溝長さに沿う方向の寸法の5倍以上の長さを有する溝である人検出機能付きの装置。
  3. 前記外装部の左右方向に存在する端部は、前記外装部の最も外側に存在する左右の端部である請求項1に記載の人検出機能付きの装置。
  4. 前記外装部の左右方向に存在する端部の一方は、前記外装部の内側に存在する端部である請求項1に記載の人検出機能付きの装置。
  5. 前記溝は、溝幅を1としたときに、溝長さが前記溝幅の10倍以上の寸法の長さを有している請求項1ないし4のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  6. 前記溝は、前記検出窓の前記溝の幅方向における寸法の2倍の寸法よりも狭い溝幅を有している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  7. 前記検出窓は、前記窪み部分の溝の内側に存在する状態で配置されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  8. 前記検出窓が、前記溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線の一方または双方と接した状態で配置されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  9. 前記検出窓が、前記溝の幅方向で向き合う両側の輪郭線の一方または双方を前記外装部の内側において乗り越えた状態で配置されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  10. 画像を形成する画像形成部と原稿を読み取る原稿読取部を備え、
    前記窪み部分が、前記外装部のうち前記画像形成部と前記原稿読取部との境界に該当する部分に設けられている請求項1ないし9のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  11. 画像を形成する画像形成部と読取対象物を載せる台部を備え、
    前記窪み部分が、前記外装部のうち前記画像形成部と前記台部との境界に該当する部分に設けられている請求項1ないし9のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  12. 画像を形成する画像形成部と記録媒体を排出する媒体排出部を備え、
    前記窪み部分が、前記外装部のうち前記画像形成部と前記媒体排出部との境界に該当する部分に設けられている請求項1ないし9のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  13. 前記人検出センサが複数の人検出センサを有し、
    前記検出窓が前記複数の人検出センサに個別に対応する複数の検出窓を有し、
    前記窪み部分に前記複数の検出窓が配置されている請求項1ないし12のいずれか1項に記載の人検出機能付きの装置。
  14. 第1の操作パネルと第2の操作パネルを備え、
    前記人検出センサが前記第1の操作パネル用の第1の人検出センサと前記第2の操作パネル用の第2の人検出センサを有し、
    前記検出窓が前記第1の人検出センサ用の第1の検出窓と前記第2の人検出センサ用の第2の検出窓を有し、
    前記窪み部分に前記第1の検出窓と前記第2の検出窓が配置されている請求項13に記載の人検出機能付きの装置。
  15. 前記第1の操作パネルと前記第2の操作パネルは、前記筐体の左右方向の位置が異なるよう配置されており、
    前記第1の検出窓は前記窪み部分の左右方向において前記第2の操作パネルよりも前記第1の操作パネルに近い位置に配置され、前記第2の検出窓は前記窪み部分の左右方向において前記第1の操作パネルよりも前記第2の操作パネルに近い位置に配置されている請求項14に記載の人検出機能付きの装置。
  16. 前記窪み部分が前記筐体の左右方向に延びる細長い溝からなり、
    前記第1の検出窓と前記第2の検出窓が、前記窪み部分の溝の上下方向で同じ位置にかつ左右方向で異なる位置になるよう配置されている請求項15に記載の人検出機能付きの装置。
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