JP3990382B2 - 電子機器及び電子機器の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般の電子機器に関し、特に外部からの信号による一部の機能の制限及び制限の解除が可能な電子機器に関する。
昨今、特定の施設内において電子機器の使用が制限されることが多い。博物館、コンサート会場、映画館、企業の構内、学校、講演会場、電車、航空機など、多くの施設内において、携帯電話、カメラ、ムービー、パソコンなどの電子機器の使用が禁止される。このような施設では、施設の管理者から電子機器の使用者に対し、電子機器の使用を一時控えるよう指示される。この際、本来は機器の持つ機能の一部のみの停止、又は所定の時間内のみの動作停止で十分である。ところが、電源を切るなどしてその機器の使用自体を中止するように指示されることもある。
以上のように、電子機器の使用を中止するよう指示を受ける機会は多い。しかし、実態としては、機器の使用者は指示を必ずしも守っていない。各使用者のマナーに期待することには限界があると考えなければならない。
例えば、カメラ付き携帯電話に関しては、撮影禁止エリアでの不正使用による著作権侵害、情報漏洩などの問題が発生する。そのため、撮影禁止エリアに入場する場合、携帯電話装置自体を一時預かりに出さなければならない場合がある。その間、音声送受信、メール送受信、時計・スケジュール確認など、携帯電話の基本機能も使用することができない。
従来の技術では、特定エリア内において電子機器の機能制限を行うものがある。それは特定エリアの入り口で端末装置の機能を制限した動作モードに設定するものである。機能を制限する際、パスワードが端末装置に設定されるため、出口においてそのパスワードを入力するか、あるいは一定の時間が経過しなければ、機能制限は解除されない(例えば、特許文献1参照。)。
また、無線通信手段で受信した動作制御情報により、機能の制限及び制限の解除を行う撮像装置に関する技術もある。そして、一定時間の経過後、その機能が制限、あるいは解除される技術も記載されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−118644号公報 (第4−6頁、図3−5) 特開2003−087637号公報 (第3頁、図2、図4)
上記の各公知技術にはそれぞれ問題がある。
特許文献1記載の技術では、機能を制限した動作モードへの設定は端末装置の使用者も行うことができる。端末の使用者自らがパスワードと共に機能制限モードに設定すればよい。そのため、使用者自身が端末を機能制限モードに設定した後、機能の制限を図る側である使用許可者にそれを提示し、装置の使用許可を得ることも不可能ではない。そして、その後、使用者自身がパスワードを入力し機能制限を解除し端末を使用するという不正行為も実行可能である。このように、機器の使用者自身による機器の機能制限が可能であることは、大きな欠点である。
特許文献2記載の技術で使用している無線通信による機能制限状態への設定方法には以下のような問題がある。すなわち、無線信号の受信にエラーが発生した場合は、機能の制限は行われない。そのため、機能が制限されず、機能制限したい施設内においても機能が有効になったままになる可能性がある。また、意図的に一時的に電源を切るなどして、機能を制限する信号の受信を行わないという不正行為も可能である。機能制限の確実性がないことは施設の管理者にとっては重大な問題である。
逆に、機能制限の解除を行うときに無線通信を用いると、受信エラー、あるいは送信機の故障などにより、機能制限が解除できない危険がある。当然ながら、使用者によって簡単に機能の制限が解除できないように制限が加えられると考えられるので、一旦機能が制限されると容易には解除できない。これは機器の使用者にとって重大な問題である。
このように、無線を用いた機器の機能制限及び解除は、確実性に乏しいという問題があり、機能制限、制限解除を行う手段として無線以外の方法も備えることが不可欠である。
以上説明したように、従来の技術では機器の使用者による機能制限の解除が可能なため不正使用が防止できない、あるいは、機能の制限、解除の確実性がないという欠点があった。
(発明の目的)
本発明は上記のような技術的欠陥に鑑みて行われたもので、機器の機能の制限及びその制限の解除は一定条件を満足したときのみ行うことが可能で、かつその制限及び解除が確実に実行可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、その機能のすべてが動作可能な通常動作モードと少なくとも一部の機能を停止させた複数の機能制限モードとを含む動作モードに設定可能で、第1の動作モード変更信号が入力されたとき第1の動作モードに設定し、第2の動作モード変更信号が入力されたとき第2の動作モードに設定する機能制限制御部とを備えた電子機器であって、第1の動作モード変更信号は、所定の第3のデータ及び第1のデータを含み、所定の第1の入力装置より入力され、第2の動作モード変更信号は、第2のデータを含み、所定の第2の入力装置より入力され、機能制限制御部は、第1の動作モード変更信号から抽出した第1のデータを第1のデータ記憶部に記憶し、第1の動作モード変更信号から抽出した第3のデータに基づく第1の判定を行った結果が所定の判定基準を満たしたとき第1の動作モードに設定し、第2の動作モード変更信号から抽出した第2のデータと第1のデータに基づく判定の結果が所定の判定基準を満たしたとき第2の動作モードに設定することを特徴とする。
第3のデータは、電子機器を識別可能なデータであってもよい。また、第3のデータは所定の暗号化処理を行ったデータであってもよい。第2の動作モード変更信号は、第2の入力装置に代わり第1の入力装置より入力してもよい。
機能制限制御部は、所定の第4のデータに基づき第1の動作モードへの設定を継続する機能制限時間を設定してもよい。
機能制限制御部は、第2の判定の結果、所定の回数だけ連続して判定基準を満たさなかったとき、機能制限時間が経過するまで第1の動作モードへの設定を継続するようにしてもよい。
また、機能制限制御部は、所定の第5のデータが設定されているときは特定の機能制限モードへの設定を禁止するようにしてもよい。
機能制限制御部は、本電子機器の機能の内、所定の第6のデータによって選択した一部の機能が停止した機能制限モードに設定してもよい。
第1の動作モード変更信号と第2の動作モード変更信号は、無線受信部又は有線受信部からの受信信号に基づき発生させてもよい。あるいは、第1の動作モード変更信号と第2の動作モード変更信号は、スイッチの開閉により入力されるキー入力信号に基づき発生させてもよい。あるいは、第1の動作モード変更信号と第2の動作モード変更信号は、光検出部からの光検出信号に基づき発生させてもよい。この光検出信号は、静止画又は動画を撮影する画像入力部からの画像入力信号を用いてもよい。また、第1の動作モード変更信号と第2の動作モード変更信号は、音声入力部からの音声入力信号に基づき発生させてもよい。
本電子機器が通常動作モード又は機能制限モードに設定されていることを、無線通信、有線通信、視覚手段又は音声手段を用いて外部に通知してもよい。
本発明の電子機器は、動作モードの変更の際に所定の判定を行い、判定基準を満足したときに動作モードを変更する。そのため、判定基準を知る者のみが動作モードを変更することができ、誰もが容易に動作モードを変更することができないという効果がある。
例えば、電子機器の使用者が知ることのできない固有の情報に基づき機能制限をかけることができる。その場合、その使用者による機能制限はできない。従って、使用者自らが機能制限をかけ、その後自らがその制限を解除するという不正行為が不可能になるという顕著な効果がある。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロック図である。図2は第2の実施例の機能制限制御部のブロック図である。図3は第3の実施例の機能制限制御部のブロック図である。図4は第3の実施例の動作を示すフローチャートである。図5は第4の実施例を示すブロック図である。図6は第5の実施例の機能制限制御部のブロック図である。
まず、図1を参照して本発明の第1の実施例について説明する。図1は撮影機能停止機能を備えたカメラ付き携帯電話装置のブロック図である。本実施例の携帯電話装置は、無線受信部101、無線送信部102、画像入力部103、音声入力部104、音声出力部105、キー入力部106、有線通信部107、表示部108、装置制御部109、信号検出部110、機能制限制御部111を備える。機能制限制御部111はその内部にデータ分離部112、復号部113、第1の比較部114、第3のデータ記憶部115、機能許可信号出力部116を備える。
表示部108は、本実施例の携帯電話装置の携帯電話の一般的情報である電話番号、受信電波強度、電池残量などの他、本電子機器が設定されている動作モードも表示する。すなわち、本実施例の携帯電話が設定されている動作モードが、通常動作モードであるか、機能制限モードであるか、その場合はどの機能が制限された機能制限モードであるかも表示する。
装置制御部109は、無線受信部101からの無線受信信号117、画像入力部103からの画像入力信号118、音声入力部104からの音声入力信号119、キー入力部106からのキー入力信号120、有線通信部107からの有線受信信号121を入力する。そして、それらの信号を基にした情報処理を行った後、装置制御部109は、無線送信部102への無線送信データ122の出力、音声出力部105への音声出力データ123の出力、表示部108への表示データ124の出力、有線通信部107への有線送信信号125の出力等、電子機器全体の制御を行う。
無線受信部101は、制限信号入力装置126及び制限解除信号入力装置127が送信した無線信号128、無線信号129を受信し、無線受信信号117を信号検出部110及び装置制御部109に出力する。
信号検出部110は、無線受信信号117を解析し、第1の動作モードへの変更を意味する所定の制御コマンドを検出すると第1の動作モード変更信号130を機能制限制御部111に入力する。また、信号検出部110は、無線受信信号117を解析し、第2の動作モードへの変更を意味する所定の制御コマンドを検出すると第2の動作モード変更信号131を機能制限制御部111に入力する。
信号検出部110の検出方法については、無線受信信号117に動作モードの変更を意味する音声、例えば「機能制限」、「制限解除」等の音声を含ませ、音声認識によりこれらの音声を検出する方法もある。あるいは、無線受信信号117を電子メール情報を含む信号とし、その電子メールの文中に機能制限指示又は制限解除指示を意味する文字列を含ませておき、それを検出する方法もある。
上記説明における無線信号128、無線信号129は、電波だけでなく、赤外線等の光信号でもよい。
機能制限制御部111は、第1の動作モード変更信号130及び第2の動作モード変更信号131を入力するとそれに含まれる識別データ132をデータ分離部112で分離する。識別データ132は復号部113で復号され、復号データ133は第1の比較部114において第3のデータ記憶部115の出力である第3のデータ134と比較される。復号データ133が識別データ132に一致すると第1の一致信号135又は第2の一致信号136を出力する。復号データ133が第1の動作モード変更信号130に含まれていた識別データ132に対応する場合は第1の一致信号135を出力し、第2の動作モード変更信号131に含まれていた識別データ132に対応する場合は第2の一致信号136を出力する。
ここで、第3のデータ134は本携帯電話の固有の情報、例えば電話番号などを用いる。制限信号入力装置126は、本携帯電話の使用者から電話番号を入手しそれを暗号化し、その暗号を識別データ132として第1の動作モード変更信号130及び第2の動作モード変更信号131に含ませて本携帯電話に送信する。暗号化方式は、復号部113で用いられているものに対応した方式である。
機能許可信号出力部116は、第1の一致信号135を入力すると、画像入力許可信号137をインアクティブにし、スイッチ138をオフさせる。従って、装置制御部109への画像入力信号118の入力が禁止され、実施例1の携帯電話装置のカメラの撮影機能は禁止される。
なお、撮影禁止の方法として本実施例では装置制御部109への画像入力信号118の入力を禁止しているが、撮影した画像の表示の禁止、画像データの保存を禁止する方法もある。
機能許可信号出力部116は、第2の一致信号136を入力すると、画像入力許可信号137をアクティブにし、スイッチ138をオンさせる。従って、装置制御部109への画像入力信号118の入力が許可され、実施例1の携帯電話装置のカメラの撮影機能は許可される。
第1の一致信号135、第2の一致信号136とも入力されなかったとき、機能許可信号出力部116は画像入力許可信号137の出力レベルを保持する。
このようにして、第1の実施例のカメラ付き携帯電話装置では、第3のデータ134を暗号化したデータを含む無線信号128を受信すると撮影機能は禁止される。そして、第3のデータ134を含む無線信号129を受信すると撮影機能の禁止は解除される。
なお、制限信号入力装置126が制限解除信号入力装置127を兼ねてもよい。
上記の説明で明らかなように、第1の実施例では、第1の動作モードとはカメラの撮影機能が禁止された機能制限モードであり、第2の動作モードは全機能が許可された通常動作モードである。また、第1の比較部114による「比較」が「所定の判定」に相当し、「一致していること」が「所定の判定基準」に相当する。
第1の実施例の電子機器は、所定の判定を行い判定基準を満たさない限り、動作モードの変更は起きない。例えば、第1の実施例においては、暗号化方式の情報を本携帯電話の使用者が持たない限り、動作モードの変更が不可能である。このように、容易に動作モードを変更できないため、動作モードを任意に変更しての不正使用を防止できるという効果がある。
次に、図2を参照して第2の実施例について詳細に説明する。図2は、第2の実施例の構成の一部である機能制限制御部111の内部構成のブロック図である。機能制限制御部111以外のブロックについては第1の実施例と同じ構成、動作であるので図示は省略する。
機能制限制御部111は、復号部113、第1の比較部114、第3のデータ記憶部115、第1のデータ記憶部201、第2の比較部202、機能許可信号出力部116を備える。また、機能制限制御部111は、第1の動作モード変更信号130、第2の動作モード変更信号131を構成するパケット中から、識別データ132、第1のデータ203、第2のデータ204を分離するデータ分離部112を備える。
第1の実施例と同様に、第1の動作モード変更信号130に含まれる識別データ132はまず復号部113で復号される。復号データ133は、第1の比較部114において、第3のデータ記憶部115に記憶されている第3のデータ134と比較される。復号データ133が第3のデータ134に一致した場合、第1の一致信号135が出力される。
第1の実施例と同様に、第1の動作モード変更信号130に含まれる所定のデータは本携帯電話の固有の情報、例えば電話番号などを暗号化したデータである。暗号化方式は、復号部113で用いられているものに対応した方式である。
第1の一致信号135が入力されると機能許可信号出力部116は、画像入力許可信号137をインアクティブにする。これにより、本携帯電話の撮影機能は禁止される。
画像入力許可信号137をインアクティブにした後、第1のデータ203がパスワードとして第1のデータ記憶部201に記憶される。第2の動作モード変更信号131が入力されたとき、第2のデータ204は、第2の比較部202において、第1のデータ記憶部201に記憶されたパスワード205と比較される。パスワード205と第2のデータ204が一致した場合、第2の一致信号136を機能許可信号出力部116に出力する。第2の一致信号136が第2の比較部202から出力される点が第1の実施例と異なる。
第2の一致信号136が入力されると機能許可信号出力部116は、画像入力許可信号137をアクティブにする。これにより、本携帯電話の撮影機能は許可される。第2のデータ204がパスワード205と一致するように第2の動作モード変更信号131を入力しなければ第2の一致信号136は出力されない。すなわち、第2の動作モード変更信号131は無視されることとなる。
以上のように、第2の実施例の構成を用いることで、第3のデータ134と復号部113で用いられている暗号化方式の両方の情報を持つ制限信号入力装置126のみが機能制限の設定が可能である。そして、パスワード205が制限信号入力装置126によって設定されるため、パスワード205を入力しない限り、機能制限の解除ができない。
このように、第2の実施例の電子機器は、容易に動作モードを制限、解除できないので、動作モードを任意に変更しての不正使用を防止できるという効果がある。
次に、図3を参照して第3の実施例について詳細に説明する。図3は第3の実施例の構成の一部である機能制限制御部111の内部構成のブロック図である。機能制限制御部111以外のブロックについては第1の実施例と同じ構成、動作であるので図示は省略する。第3の実施例の電子機器は、機能制限指示を無効化する機能、所定時間が経過すると自動的に機能制限が解除される機能と、パスワードの不一致回数が所定回数を超えると所定時間が経過するまで機能制限が解除されない機能を備えている。
第3の実施例の機能制限制御部111は、データ分離部112、復号部113、第3のデータ記憶部115、第1の比較部114、第1のデータ記憶部201、第2の比較部202、機能許可信号出力部116、タイマ301、カウンタ302、第5のデータ記憶部303、機能制限無効判定部304を備える。
復号部113、第3のデータ記憶部115、第1の比較部114、第1のデータ記憶部201、第2の比較部202の機能は第2の実施例と同じであるので説明は省略する。以下、第3の実施例において、第2の実施例に追加されたブロック、及び第2の実施例における機能に追加された機能について説明する。
機能制限無効判定部304は、第5のデータ記憶部303に設定されている第5のデータ305が所定のデータに一致した場合、機能制限無効化信号306を出力する。
タイマ301は、データ分離部112で分離された第4のデータ307で指定された時間が経過すると時間制限解除信号308を出力する。カウンタ302は、第2の一致信号136を監視し、不一致の回数が所定回数を超えると制限解除禁止信号309を出力する。
機能許可信号出力部116は、第1の一致信号135、第2の一致信号136、機能制限無効化信号306、時間制限解除信号308、制限解除禁止信号309を入力し、次のように動作する。
まず、機能制限無効化信号306を入力すると、機能制限制御部111は一切の機能制限を行わない。すなわち、機能制限制御部111は、画像入力許可信号137をアクティブ状態で保持する。これにより、第5のデータを知る使用者の使用機器については機能制限を無効化することができる。特定の使用者に対しては機器の使用制限を行わない場合に、第5のデータ記憶部303に第5のデータ305を設定することで機能制限を無効化することができる。第5のデータ305の値は、制限信号入力装置126は知ることができ、携帯電話の使用者は知ることができないものとする。その方法としては、携帯電話のメーカが特定の権限を持った者にのみ第5のデータ305の値を開示するなどの方法がある。
機能制限無効化信号306が入力されていない場合は、第1の一致信号135を入力した時、機能許可信号出力部116は画像入力許可信号137をインアクティブにする。そして、機能許可信号出力部116は、第2の一致信号136を入力した時、所定の条件に基づき画像入力許可信号137をアクティブにする。以下、時間制限解除信号308、制限解除禁止信号309、第2の一致信号136の入力条件に基づく機能許可信号出力部116の動作を説明する。
時間制限解除信号308が入力された時、機能許可信号出力部116は、無条件に画像入力許可信号137をアクティブにする。
時間制限解除信号308が入力される前に制限解除禁止信号309が入力された場合、機能許可信号出力部116は以降の第2の一致信号136は無視する。すなわち、時間制限解除信号308が入力されるまで画像入力許可信号137の出力レベルをインアクティブ状態で保持する。
時間制限解除信号308が入力される前に第2の一致信号136が入力された時、制限解除禁止信号309が入力されていない場合は、機能許可信号出力部116は画像入力許可信号137をアクティブにする。制限解除禁止信号309が入力されている場合は、上記のように機能許可信号出力部116は時間制限解除信号308が入力されるのを待って、画像入力許可信号137をアクティブにする。
第3の実施例の携帯電話装置は、第5のデータを設定することによりカメラ機能が禁止できないように機能制限を無効化することができる。また、識別データ132を用いてカメラ機能を禁止するので容易には禁止の設定ができない。また、カメラ機能の禁止を解除する時はパスワード205の設定が必要で、所定回数だけ誤ったパスワードを入力するとカメラ機能を禁止したときに設定された時間が経過するまでカメラ機能は使用できない。パスワード205の入力がない場合も設定された時間が経過すると自動的にカメラ機能が使用可能となる。
このように、第3の実施例の携帯電話装置は、不正使用の完全な防止が可能で、機能の禁止が不要になった時点では自動的に機能の禁止を解除し不要な制限をかけないという効果がある。
(実施例3の動作)
次に、第3の実施例の動作について、図3のブロック図と図4のフローチャートを参照して詳細に説明する。図4ではカメラ機能が禁止される条件が満足されているものとする。すなわち、第5のデータの設定305及び機能制限無効化信号306の入力がないものとし、カメラ機能の禁止を行う動作以降を示している。
識別データ132を復号した復号データ133が第3のデータ134に一致した場合、第1の動作モード変更信号130は受け付けられる。このとき、画像入力許可信号137はインアクティブになり、カメラ機能が禁止される(S1)。そして、第1のデータ203は第1のデータ記憶部201に記憶され、第4のデータ307はカメラの撮影禁止時間としてタイマ301に設定される。機能制限制御部111がカメラ動作を禁止すると(S1)、タイマ301は動作を開始し、経過時間監視を行う(S2)。
なお、復号データ133が第3のデータ134に一致しない場合、第1の動作モード変更信号130は無視され、画像入力許可信号137はアクティブ状態を保持する。
S2ステップにてタイマ301のカウント値が第4のデータ307で設定された時間を越えた時、カメラ機能の禁止を解除する(S8)。具体的には画像入力許可信号137をアクティブにする。タイマ301のカウント値が設定時間内の場合は、第2のデータ204の入力監視を行う(S3)。
S3ステップにて第2のデータ204の入力がない場合には、S2ステップへ戻る。第2のデータ204の入力があった場合は、パスワード照合を行う(S4)。具体的には第2のデータ204とパスワード205を比較する。第2のデータ204は解除用パスワードであり、第1のデータ203(パスワード205に等しい)と一致しなければならない。従って、制限信号入力装置126から第1のデータを入手し、第2のデータ204としてパスワードを入力するまで本携帯電話の使用者はカメラ機能の禁止状態を解除することができない。
S4ステップにてパスワード照合の結果、第2のデータ204がパスワード205と一致した場合は、カメラ機能の禁止を解除する(S8)。照合結果が不一致の場合は、その不一致回数をカウンタ302でカウントし、不一致回数確認を行う(S5)。第3の実施例は、S5ステップにて不一致回数が3回未満の場合に、S3ステップへ戻る例である。
不一致回数が3回となった場合は、パスワード不一致によるアラームが発生したことを携帯電話の表示部108に表示する。さらに、カメラ機能禁止の解除までの時間表示を行い(S6)、設定された禁止時間までウェイトする(S7)。これらの表示内容の制御は装置制御部109が行う。その後、タイマ301のカウント値が第4のデータ307で設定された時間を経過するとカメラ機能の禁止を解除する(S8)。
このように、カメラ機能が禁止設定された携帯電話装置は、設定された禁止時間が経過するか、あるいはパスワードによる解除がなければ、カメラを使用することができない。
そして、機能制限時にパスワードが設定され、それを知るまでは機能制限を解除することができない。さらに、パスワードの入力を所定回数誤ると所定時間が経過するまで機能制限が解除されない。このようにして、機器の不正使用を完全に防止することができる。
次に、図5を参照して第4の実施例について詳細に説明する。第1、2、3の実施例では、第1の動作モード変更信号130、第2の動作モード変更信号131ともに、無線受信部101から入力した。しかし、画像入力部103、音声入力部104、キー入力部106、有線通信部107から入力してもまったく同様の制御を行うことができる。第4の実施例ではこれらの入力部を用いて、第1の動作モード変更信号130、第2の動作モード変更信号131を入力している。
図5は第4の実施例のカメラ付き携帯電話装置のブロック図である。第4の実施例の携帯電話装置は、画像入力、音声入力、キー入力、有線通信によるカメラ機能の制限と制限解除が可能である。
信号検出部110は、画像入力信号118、音声入力信号119、キー入力信号120、有線受信信号121を入力し、所定の基準に基づく判定を行い、第1の動作モード変更信号130、第2の動作モード変更信号131を出力する。
信号検出部110は、画像入力信号118を解析し、第1の動作モードへの変更を意味する特定の画像パターンを検出すると、第1の動作モード変更信号130を出力する。また、信号検出部110は、画像入力信号118を解析し、第2の動作モードへの変更を意味する特定の画像パターンを検出すると、第2の動作モード変更信号131を出力する。特定の画像パターンの例としては、バーコード、OCR(光学式文字認識)用文字がある。従って、特定のバーコード、文字認識等による第1の動作モード、第2の動作モードへの変更が可能である。ここでは、上記の特定画像を用意し画像入力部103に読み込ませる人物が制限信号入力装置126及び制限解除信号入力装置127に相当するが、図示は省略する。
ここでは画像入力信号118の生成にはカメラとして静止画、動画の撮影が可能な画像入力部103を用いているが、単純な2値の光信号の検出器を用いても良い。
また、信号検出部110は、音声入力信号119を音声認識処理し、第1の動作モードへの変更又は第2の動作モードへの変更を意味する特定の音声を検出すると、それぞれ第1の動作モード変更信号130又は第2の動作モード変更信号131を出力する。従って、特定の音声による第1の動作モード、第2の動作モードへの変更が可能である。ここでは、上記の特定の音声を出力し音声入力部104に入力する装置が制限信号入力装置126及び制限解除信号入力装置127に相当するが、図示は省略する。
キー入力部106は、キーマトリクス501を構成する複数のスイッチのオン、オフを検出し、キー入力信号120を信号検出部110に出力する。なお、キーマトリクス501の代わりにタッチパネル等を用いて、キー入力部106でオン、オフ検出の他、文字認識を行い、キー入力信号120を出力してもよい。
信号検出部110は、キー入力信号120中に第1の動作モードへの変更又は第2の動作モードへの変更を意味する特定の文字列を検出すると、それぞれ第1の動作モード変更信号130又は第2の動作モード変更信号131を出力する。従って、特定の文字入力による第1の動作モード、第2の動作モードへの変更が可能である。ここでは、上記の特定の文字列をキーマトリクス501から入力する人物が制限信号入力装置126及び制限解除信号入力装置127に相当するが、図示は省略する。
さらに、信号検出部110は、有線受信信号121中に第1の動作モードへの変更又は第2の動作モードへの変更を意味する制御コード、音声、文字列等を検出すると、それぞれ第1の動作モード変更信号130又は第2の動作モード変更信号131を出力する。従って、有線信号の受信による第1の動作モード、第2の動作モードへの変更が可能である。ここでは、上記の有線信号を出力し有線通信部107に信号を入力する装置が制限信号入力装置126及び制限解除信号入力装置127に相当するが、図示は省略する。
機能制限制御部111は第1の動作モード変更信号130又は第2の動作モード変更信号131を入力し、画像入力許可信号137、無線送信許可信号502、音声入力許可信号503、音声出力許可信号504を出力する。画像入力許可信号137、無線送信許可信号502、音声入力許可信号503、音声出力許可信号504を、機能制限制御部111がアクティブ、インアクティブにする条件は第1の実施例と同じである。機能制限制御部111は、第1の動作モード変更信号130を入力すると第1の動作モードに設定し、第2の動作モード変更信号131を入力しそれに含まれる第2とデータ204が第1のデータ記憶部203のデータに一致した場合、第2の動作モード変更信号131を出力する。
第1の動作モードへの変更を行う場合、どの機能を停止させるかを決定する必要がある。具体的には、画像入力許可信号137、無線送信許可信号502、音声入力許可信号503、音声出力許可信号504の中のいずれをインアクティブにするかを選択する必要がある。この選択は第6のデータに基づいて行う。これについては第5の実施例で説明する。
無線送信許可信号502がインアクティブのとき無線送信部102は送信を停止する。無線送信許可信号502がアクティブのとき無線送信部102は送信可能状態となり、無線送信データ122に従い無線送信部102は無線送信を行う。無線送信には電波の放射の他、赤外線等の光の放射も含む。
音声入力許可信号503がインアクティブのときスイッチ505はオフし、音声入力信号119は装置制御部109に入力されない。音声入力許可信号503がアクティブのときスイッチ505はオンし、音声入力信号119は装置制御部109に入力され、録音等の音声処理が可能となる。
音声出力許可信号504がインアクティブのとき音声出力部105は音声出力を停止し、音声出力許可信号504がアクティブのとき音声出力部105は音声出力データ123に従い音声を出力する。
なお、第1の動作モード変更信号130と第2の動作モード変更信号131の発生のために、異なる種類の入力信号を用いてもよい。
以上のように、第4の実施例の携帯電話装置は、種々の方法により機器の機能制限、解除を行うことができ、確実な機能制限、解除が可能である。例えば、バーコード、OCRなどを用いた機能制限が可能で、無線とは異なり、個々の機器にデータを設定することができ、機能制限・解除の確認を確実に行うことができる。キー入力、音声入力など簡単な設定手段を用いて機能制限を行うこともできる。
次に、図6を参照して第5の実施例について詳細に説明する。第6のデータを用いることで、機能を制限するブロックとして、カメラ機能以外の機能を選択することができる。第5の実施例では第6のデータを用いて機能制限を加える機能を選択している。図6は第5の実施例の構成の一部である機能制限制御部111の内部構成を示すブロック図である。機能制限制御部111以外のブロックについては図5の第4の実施例と同じ構成、動作であるので図示は省略する。
第5の実施例の機能制限制御部111は、復号部113、第1の比較部114、第1のデータ記憶部201、第3のデータ記憶部115、第2の比較部202、デコーダ601、データ分離部112、機能許可信号出力部116を備えている。
デコーダ601は、データ分離部112で分離された第6のデータ602をデコードし機能選択信号603を出力する。
なお、ここでは第6のデータ602は第1の動作モード変更信号130に含まれデータ分離部112により分離されるとした。その他の方法として、無線受信信号117、画像入力信号118、音声入力信号119、キー入力信号120、有線受信信号121から直接第4のデータ602をデコーダ601に入力するような構成も可能である。この場合、機能制限を行う機能は第1の動作モード変更信号130によるのではなく、直接これらの信号によって指定することになる。
復号部113、第1の比較部114、第3のデータ記憶部115、第1のデータ記憶部201、第2の比較部202の機能は、図2の第2の実施例及び図3の第3の実施例と同じである。
機能許可信号出力部116は、第1の一致信号135が入力された時、機能選択信号603に基づき、画像入力許可信号137、無線送信許可信号502、音声入力許可信号503、音声出力許可信号504の内のいずれかをインアクティブにする。これら4つの信号の内、インアクティブにする信号は1つでも複数個でもよい。これにより、第6のデータ602に選択された機能が禁止される。
機能許可信号出力部116は、第2の一致信号136が入力された時、画像入力許可信号137、無線送信許可信号502、音声入力許可信号503、音声出力許可信号504のすべてをインアクティブにする。
このように、第5の実施例では、第1の動作モードはカメラ、音声入力、音声出力、無線送信の内の1つ又は複数が禁止された機能制限モードであり、第2の動作モードはすべての機能が許可された通常動作モードとなる。
第5の実施例の電子機器は、制限を加える機能を選択することもできるので、禁止された機能以外の機能は使用することができる。そのため、機器を一時預かりに預けるといった必要もない。
以上説明したように、本発明によると、必要なときに必要な機能にのみ確実に機能制限を行い、機能制限を解除すべきときは確実に解除できる、非常に柔軟性の高い電子機器を提供することができる。
本発明の第1の実施例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例を示すブロック図である。
符号の説明
101 無線受信部
102 無線送信部
103 画像入力部
104 音声入力部
105 音声出力部
106 キー入力部
107 有線通信部
108 表示部
109 装置制御部
110 信号検出部
111 機能制限制御部
112 データ分離部
113 復号部
114 第1の比較部
115 第3のデータ記憶部
116 機能許可信号出力部
126 制限信号入力装置
127 制限解除信号入力装置

Claims (28)

  1. 所定の機能のすべてが動作可能な通常動作モードと前記所定の機能の少なくとも一部を停止させた複数の機能制限モードとを含む動作モードに設定可能で、第1の動作モード変更信号が入力されたとき第1の動作モードに設定し、第2の動作モード変更信号が入力されたとき第2の動作モードに設定する機能制限制御部を備えた電子機器において、
    前記第1の動作モード変更信号は、所定の第3のデータ及び第1のデータを含み、所定の第1の入力装置より入力され、
    前記第2の動作モード変更信号は、第2のデータを含み、所定の第2の入力装置より入力され、
    前記機能制限制御部は、前記第1の動作モード変更信号から抽出した第1のデータを第1のデータ記憶部に記憶し、前記第1の動作モード変更信号から抽出した前記第3のデータに基づき第1の判定を行い前記第1の判定の結果が所定の判定基準を満たしたとき前記第1の動作モードに設定し、前記第2の動作モード変更信号から抽出した前記第2のデータと前記第1のデータに基づき第2の判定を行い、前記第2の判定の結果が所定の判定基準を満たしたとき前記第2の動作モードに設定する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記第3のデータは、前記電子機器を識別可能なデータであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第2の動作モード変更信号は、第2のデータを含み、前記第2の入力装置に代わり前記第1の入力装置より入力されることを特徴とする請求項1又はのいずれかに記載の電子機器。
  4. 前記第3のデータは、所定の暗号化処理を行ったデータであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記機能制限制御部は、所定の第4のデータに基づき前記第1の動作モードへの設定を継続する機能制限時間を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記機能制限制御部は、前記第2の判定の結果、所定の回数だけ連続して前記判定基準を満たさなかったとき、前記機能制限時間が経過するまで前記第1の動作モードへの設定を継続することを特徴とする請求項5記載の電子機器。
  7. 前記機能制限制御部は、所定の第5のデータが設定されているときは特定の前記機能制限モードへの設定が禁止されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子機器。
  8. 前記機能制限制御部は、所定の第6のデータによって選択される前記機能の少なくとも一部が停止した前記機能制限モードに設定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、無線受信部又は有線受信部からの受信信号に基づき発生することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の電子機器。
  10. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、スイッチの開閉により入力されるキー入力信号に基づき発生することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の電子機器。
  11. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、光検出部からの光検出信号に基づき発生することを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電子機器。
  12. 静止画又は動画を撮影する画像入力部を備え、前記画像入力部からの画像入力信号を前記光検出信号として用いることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  13. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、音声入力部からの音声入力信号に基づき発生することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の電子機器。
  14. 前記電子機器が前記通常動作モード又は前記機能制限モードに設定されていることを、無線通信、有線通信、視覚手段又は音声手段を用いて外部に通知することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の電子機器。
  15. 所定の機能のすべてが動作可能な通常動作モードと前記所定の機能の少なくとも一部を停止させた複数の機能制限モードとを含む動作モードに設定可能な電子機器の制御方法であって
    所定の第3のデータ及び第1のデータを含む第1の動作モード変更信号を所定の第1の装置から入力するステップと、
    前記第1の動作モード変更信号から前記第1のデータを抽出し第1のデータ記憶部に記憶するステップと、
    前記第1の動作モード変更信号から抽出した前記第3のデータに基づき第1の判定を行い前記判定の結果が所定の判定基準を満たしたとき第1の動作モードに設定するステップと、
    第2のデータを含む第2の動作モード変更信号を所定の第2の装置から入力するステップと、
    前記第2の動作モード変更信号から抽出した前記第2のデータと前記第1のデータに基づき第2の判定を行うステップと、
    前記第2の判定の結果が所定の判定基準を満たしたとき第2の動作モードに設定するステップ
    を備えたことを特徴とする電子機器の制御方法。
  16. 前記第3のデータは、前記電子機器を識別可能なデータであることを特徴とする請求項15記載の電子機器の制御方法。
  17. 前記第2の動作モード変更信号は、第2のデータを含み、前記第2の入力装置に代わり前記第1の入力装置より入力するステップを備えたことを特徴とする請求項15又は16のいずれかに記載の電子機器。
  18. 前記第3のデータは所定の暗号化処理が行われたデータであることを特徴とする請求項15又は17のいずれかに記載の電子機器の制御方法。
  19. 所定の第4のデータに基づき前記第1の動作モードへの設定を継続する機能制限時間を設定するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  20. 前記第2の判定の結果、所定の回数だけ連続して前記判定基準を満たさなかったとき、前記機能制限時間が経過するまで前記第1の動作モードへの設定を継続するステップを備えたことを特徴とする請求項1記載の電子機器の制御方法
  21. 所定の第5のデータが設定されているときは特定の前記機能制限モードへの設定を禁止するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至20のいずれかに記載の電子機器の制御方法。
  22. 所定の第6のデータによって選択される前記機能の少なくとも一部が停止した前記機能制限モードに設定するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至21のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  23. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、無線通信又は有線通信により入力するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至22のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  24. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、スイッチの開閉により入力するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至23のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  25. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、光を検出することにより入力するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至24のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  26. 静止画又は動画を撮影する画像入力手段により入力するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至25のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  27. 前記第1の動作モード変更信号又は前記第2の動作モード変更信号は、音声により入力するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至26のいずれかに記載の電子機器の制御方法
  28. 前記電子機器が前記通常動作モード又は前記機能制限モードに設定されていることを、無線通信、有線通信、視覚手段又は音声手段を用いて外部に通知するステップを備えたことを特徴とする請求項15乃至27のいずれかに記載の電子機器の制御方法
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