JP2002118644A - 無線通信端末装置 - Google Patents
無線通信端末装置Info
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Abstract
信端末装置の無線送受信部は機能停止とされ、暗証番号
の入力か、所定時間が経過しない限り機能停止が解除さ
れないモードと、その他のモードとを容易に切替えるモ
ード切替手段を具備した装置を提供すること。 【解決手段】 無線通信端末装置が従来の着信通知モー
ド(ST2)と、着信無音モード(ST4)とを切替え
るモード切替手段の追加構成として、無線送受信部が機
能停止したときそれを解除するために暗証番号の入力を
必要としないモード(ST6)と、暗証番号の入力を必
要とするモード(ST12)とを設けたこと。又は機能
停止の解除のとき所定時間の経過を必要とすること。
Description
無線通信端末装置に関し、特に無線通信端末装置の内、
無線送受信部の機能を停止したモードと他のモードとを
容易に切替えることができるようにした無線通信端末装
置に関する。
何処でも場所を選ばずに無線通信ができる便利な端末装
置であるが、最近は、場所によってはその便利な機能を
無闇に使用することに対し自粛が求められるケースが多
くなった。自粛が求められる第1のケースとしては、会
議室や講習会、講演会、コンサート会場などである。こ
れら静粛な場所では、着信音を鳴らさないのがマナーと
される。
ては、病院や飛行機内など無線電波によって誤動作する
可能性のある精密電子機器が設置されている場所では、
端末装置の電源を切って使用できない状態とすることが
マナーとされる。
あった着信音を無音にして、代わりにバイブレータが振
動して着信を知らせるマナーモードに、ボタン一つで素
早く切替えられる機能が実用化されている。そのため携
帯電話機の個々の使用者の判断と実行力により、着信音
を鳴動させないように、電源を切る作業が行われてい
る。
の要請に応じて携帯電話機の電源を切ると、電話帳検索
ができず、有線電話機が近くにあっても、連絡を取りた
い相手に電話をかけられないという問題が生じたり、携
帯電話機を時計代わりに使っている人は時刻が分からな
くなる。待ち時間の退屈しのぎに、携帯電話機に内蔵し
たゲームを楽しもうとしても携帯電話機が動作しない
し、携帯電話機に内蔵した音楽再生機能で音楽を聴こう
としてもそれもできないという不便が生じた。そのた
め、携帯電話機の無線送受信部の電源だけを切るための
電源スイッチを設けるという技術が提案されている。
の場合、中には切替えを忘れてしまって着信音を鳴動さ
せるマナー違反者がいる。特にコンサート会場では、静
かな音楽を演奏中に、突然その演奏音楽にそぐわない他
の曲が鳴ったときには、主催者の立場として興冷めとい
うだけでは済まない厳しい事態になってしまうので、携
帯電話機を持っている聴衆にマナーモードへの設定変更
や、電源を切ることを繰り返し要請している。とはいっ
てもマナーモードへの切替や電源切断の行為は、最終的
には使用者まかせであり、その効果には限界がある。
電源を切るという行為も、上記と同様に最終的には使用
者まかせとなり、完全に徹底させることは非常に難し
い。
る状況下では、無線通信端末装置の使用者以外の者がそ
の無線通信端末装置から電波が発せられず、着信音もな
いという状態に無線通信端末装置をロックし、特定の場
所では、または一定時間以内では、そのロック状態を解
除できないという動作モードにし、次いでそのロック状
態の解除を容易に切替えることが可能な無線通信端末装
置を提供することを目的とする。
音がなく、電波の送信がないモードにセットされている
ときには、無線通信端末装置の使用者に対しては勿論、
周囲の人々にもそのことを端末装置に表示して知らせる
ことができる無線通信端末装置を提供することを第2の
目的としている。
発明は、無線通信端末装置には、無線通信部の機能を動
作させて着信時に着信音が鳴動する第1のモードと、前
記無線通信部の機能を動作させて着信時に着信音が無音
となる第2のモードと、前記無線通信部の機能を停止さ
せた後に機能停止を解除するには暗証番号の入力を必要
としない第3のモードと、前記無線送受信部の機能を停
止させた後に機能停止を解除するには暗証番号の入力を
必要とする第4のモードとが存在し、前記第1のモード
乃至第4のモードのいずれか一つのモードを選択・切替
え動作させるモード切替手段を具備することを特徴とす
る。
定されたときの無線通信端末装置の動作は従来通りであ
る。第3のモードに設定されたときは、機能停止となっ
た無線通信端末装置の機能停止を解除することは容易に
できる。しかし、第4のモードに設定されたときはは、
無線通信端末装置の通信機能は不能状態とされてしまっ
て、暗証番号を入力しない限り通信を再開するすること
はできない。
のモードは、前記無線通信部の機能を停止させた後に暗
証番号の入力がなされないまま所定時間が経過すると、
前記無線通信部の機能停止を解除するモードに構成した
ことを特徴とする。
証番号が分からず、又は暗証番号が入力されないときは
永久に通信不能とされることもあるので、所定時間が経
過したときは無線通信端末装置の機能停止を解除する。
施の形態について説明する。
の形態として無線通信端末装置の一つである折畳み式携
帯電話機を示している。図1において、本体筐体を閉じ
た状態を示す側面図を(a)、本体筐体を閉じた状態を
示す正面図を(b)、本体筐体を開いた状態を示す正面
図を(c)、本体筐体を上方へ開いた状態での部分的側
面図が(d)である。
うに、第2の本体筐体2をヒンジ部3で連結した形にし
て、第1の本体筐体1と第2の本体筐体2をヒンジ部3
により折り畳み自在としている。第2の本体筐体2の側
面には、カード式の音楽用メモリ4を着脱自在に収納す
るカードメモリ収納部5と、イヤホンジャック6が設け
られている。図示していないイヤホンを接続して音楽を
楽しめるようにしている。また第1の本体筐体1の側面
には第1の表示手段7が設けられ、後述する無線通信部
電源のオンオフ状態と端末の動作中のモード名を表示す
るようにしている。
1の外面(本体筐体2の側ではなく外表面側)には液晶
表示装置などから成る第2の表示手段8を設け、筐体1
の周囲には、ゲーム用のAボタン9a、ゲーム用のBボ
タン9b、ゲーム用のCボタン9c、上下左右の4方向
のスクロール及び中央を押して選択・決定を行う所謂第
1のナビゲーションキー10が設けられている。
体筐体1を上方へ開いた状態では、第1の本体筐体1の
内面にある第3の表示手段11に文字や画像情報を表示す
るようにしている。第2の本体筐体2の内面には、テン
キー12、4方向にスクロールし中央を押して選択・決定
する所謂第1のナビゲーションキー13、通話開始キー14
a、通話終了キー14b、メニューキー15、iモードなど
の非音声無線通信サービス受信開始キー16などのキー操
作部が設けられている。また第2の本体筐体2の下方に
送話器(マイクロホン)17があり、第1の本体筐体1の
上方には受話器(スピーカ)18が設けられている。
式ゲーム機として使用するときには、図1(b)に示す
ように本体筐体1、2を折り畳み、左手で第1のナビゲ
ーションキー10を操作し、右手でゲーム用のBボタン9
b、ゲーム用のスタートボタン9cを操作して遊ぶよう
にしている。なお、アンテナは内蔵アンテナを用いてい
るので、図1には示されていない。
示した携帯電話機の構成を示すブロック図である。図2
において、アンテナ20で受信した電波は無線通信部21の
受信部(図示せず)で受信して、受信情報を制御部22に
伝える。制御部22は受信した電話番号などの受信情報を
本体筐体1の外面に設けた第2の表示手段22は受信情報
を音声に変換して受話部(スピーカ)18で音声出力す
る。また送話部(マイク)17は利用者の音声29を受け
て制御部22に伝え、無線通信部21の送信部(図示せず)
と、アンテナ20とにより、通話相手先22に無線送信す
る。
ー操作部23は、キー操作によって制御部22に信号を入力
したり、制御部22を介して電話番号情報や一般的な機能
の照合用の暗証番号や無線通信部ロック用の暗証番号な
どのデータをメモリ24に記憶させたり、読み出したりす
るようにしている。本体筐体の開閉状態検出部25は本体
筐体が閉じているか、開いているかの状態を検出して制
御部22に伝えている。制御部22は携帯ゲームの制御を除
く、携帯電話機としての制御や音楽再生装置としての機
能を始めとする装置全体の制御を行う。
ムとCPUとを備え、前記キー操作部23の内の第1の本
体筐体の外面にある操作手段からの入力操作により、第
1の本体筐体の外面にある第2の表示手段8に携帯ゲー
ムの動作状況を表示するようにしている。
したり分離可能に構成しており、制御部22の制御の下、
第1または第2のナビゲーションキーに対する使用者の
入力操作によって音楽再生モードに切替え、イヤホンジ
ャック6にイヤホン27を接続して音楽を楽しめるように
構成している。電池電源28は制御部22の制御の下で装置
全体に電源を供給したり、無線通信部を除く装置部分に
電源を供給する。
て、電源が投入され動作が立ち上がった後に、着信待受
けのモードを切り替えて行く手順を示すフローチャート
である。なお、モードを切り替える操作は、図1(b)
のように本体筐体を閉じているときには、ゲーム用のス
タートキー9cを押して行うようにしており、図1
(c)のように、本体筐体を開いているときには、#キ
ーの下に設けてあるマナーボタン19を押して行うことと
している。
信時には有音の着信音が鳴動するモード(通常のモー
ド)に設定されて、着信待ち受け状態となる(ST2)
これが第1のモードである。
キー9c、或いはマナーボタン19の一定時間押し続けが
されると(ST3)、着信時には着信音が無音となり、
代わりにバイブレータ(図示せず)が振動して着信を伝
える所謂マナーモードが設定される(ST4)。これが
第2のモードである。
ナーボタン19が引き続き押されていなければ(ST
5)、そのまま着信待ち受け状態になる(ST6)。着
信待ち受け状態にあるときに、再度前記スタートキー9
c、或いはマナーボタン19が一定時間押されると(ST
7)、それはマナーモードを解除する指示であると制御
部22は判断して、通常モードに戻して着信を待ち受ける
ようにする(ST2)。
はマナーボタン19が引き続き押されていなければ(ST
9)、メニューを表示する(ST10)。メニューの中
から電話帳検索を選択すれば、無線通信機能を停止した
状態で電話帳検索装置としての使用ができる。またメニ
ューの中からゲーム機或いは音楽再生を選択すれば、そ
れぞれ無線通信機能を停止した状態で、ゲーム機或いは
音楽再生装置としての使用が可能となる。このように無
線通信機能を停止した状態となったときが、第3のモー
ドである。
らゲーム機を選択したときには、第1の筐体1の側面に
ある第1の表示手段7には、図1(a)のように「無線
OFF/ゲーム機モード」のように、または図示してな
いが「無線OFF/音楽再生モード」のように、無線通
信手段が停止していることと、動作中のモード名が表示
される。その後、スタートキー9c或いはマナーボタン
19が一定期間押されると(ST7)、無線通信部に電力
を供給して機能停止を解除し、通常の着信待受け状態と
なる(ST2)。ここで、ST10でメニュー表示され
た動作モード歯、「着信音を消して使用する」という従
来のマナーモードを超えた「無線通信部の電源を停止し
て使用する。着信音はもとより、無線電波も発しない」
というより使い方を自粛した動作モードであり、このモ
ードをスーパーマナーモードと呼ぶ。
ナーボタン19が引き続き一定時間押されていると、モー
ド解除用の暗証番号の入力を要求するメッセージを第2
の表示手段8または第3の表示手段11に表示して、暗証
番号の入力を待つ。そして暗証番号が入力されると、入
力された解除用の暗証番号を持つ。そして入力されたモ
ード解禁用の暗証番号をメモリ24に記憶してから(ST
11)メニューを表示する(ST12)。そして、メニ
ューの中から電話帳検索を選択すれば、無線通信機能を
停止した状態で電話帳検索装置として使用ができる。
は音楽再生を選択すれば、それぞれ無線通信機能を停止
した状態でゲーム機或いは音楽再生装置としての使用が
可能になる。メニューの中からゲーム機を選択したとき
には、第1の本体筐体1の側面にある第1の表示手段7
には、図1(a)のように「無線OFF/ゲーム機モー
ド」というように、無線通信部が停止していることと、
動作中のモード名が表示される。
日付と時刻を記憶し、無線通信部の機能を停止したとき
から、一定時間を経過したか、どうかをチェックするよ
うにしている(ST13)。一定時間が経過していない
状態で、スタートキー9c、或いはマナーボタン19が一
定時間押されると(ST14)、モード解除用の暗証番
号の入力を待つ。そして暗証番号が再入力されると(S
T15)、無線通信部に電力を供給して機能停止を解除
して通常の着信待ち受けを行う通常モードに設定し直し
て、着信待ち受け状態となる(ST2)。なお、ST1
5で暗証番号が入力されなくても、無線通信部の機能を
停止した時から一定時間を経過すれば、無線通信部に電
力を供給して機能停止を解除し、通常の着信待ち受けを
行う通常モードに設定し直すようにしている。
ナーモードと称したST10の動作モードがマナーボタ
ンを長押しすることで使用者自らが無線通信部の機能停
止を解除できるのに対して、無線通信部の機能を停止し
て後は、暗証番号を入力するか、機能を停止してから一
定時間を経過しなければ、無線通信部の機能停止を解除
することができないというものであり、特に使用者以外
の第三者に無線通信部の機能停止を解除する暗証番号を
入力させたときには、その第三者に暗証番号を入力して
貰うか、暗証番号を知らせて貰わなければ無線通信部の
機能停止を解除することができないという使い方を可能
とした点で、使い方の自由度をさらに自粛した動作モー
ドであり、スーパーマナーモードを超えたウルトラマナ
ーモードとでも呼ぶことができよう。このモードが請求
項1に係る発明の第4のモードである。
が厳しく要求される場所では、携帯電話の電源をオンと
したまま、マナーボタンを操作しない者が存在するた
め、その場所の管理者は、強制的に無線通信部をロック
状態に入るように処理することができる。即ち、電話着
信用周波数の無線電波を使用して暗証番号を含む信号を
着信させれば、各装置の無線通信部のみがロックされ
る。上記の管理者が、着信状態切替のされなかった携帯
電話に対して無線通信部のみをロックしていること、及
び場所のマナー維持が必要で無くなる頃(例えばコンサ
ートの終了後)にロック解除用の暗証番号を放送するの
で操作をするようにということ、を通達すれば良い。な
お、時間経過を条件としてロックが解除される様式もあ
ることを通達すれば、携帯電話の使用者が混乱すること
はない。
ードボタンを一定時間押し続ける、所謂長押しでモード
を切替える例を説明したが、マナーボタンの長押しの代
わりにマナーボタンに代わる他のモード切替ボタンを押
す回数でモードを切り替えることも可能である。図4は
そのような場合の動作フローチャートを示す。図4の場
合の動作は基本的には図3の場合と同様であり、図3の
場合と異なる場合には、符号にダッシュ記号を付してい
る。
記のように構成しているが、特に図3・図4に示すST
11で任意に定めた暗証番号を任意に入力できるように
したことが、本発明の一つの特徴である。無線通信部を
使用不可能にロックする際に、ロック解除用の暗証番号
を入力できるということは、ロック解除用の暗証番号を
無線通信端末装置の使用者以外の者、例えば病院を例に
取れば、病院において無線通信端末装置の使用許可者が
その暗証番号を入力することを、端末装置の使用許可の
条件であるとして運用することが可能である。その場合
を図5により説明する。
方をイラストを用いて説明する図である。図5(a)
は、無線通信端末装置を無線電波を発しない電子機器と
して使用許可を申請する者30が病院受付の使用許可者31
の前に来たシーンを示す。図5(b)では、申請者30が
ロック解除用の暗証番号の入力待ちというステップ(図
3に示すST12のステップ)まで操作した状態の無線
通信端末装置32を、使用許可者31が受取り、ロック解除
用の暗証番号を入力しているシーンである。
ロック解除用の暗証番号を使用許可証33に記入し、その
番号が見えないように使用許可証33を袋内に密閉してか
ら、無線通信部のロックされた無線通信端末装置32と共
に申請者30に返却しようとしている。
置32と使用許可証33を受け取る。図5(e)で、申請を
済ませた申請者は使用許可証33を第三者に提示しつつ、
無線通信端末装置32を使用する。使用許可証33を提示す
ることによって、その装置が無線電波を発しない状態に
してあることが明確になり、病院側は医療用電子機器の
誤動作が防止できる利益があり、申請を済ませた者は気
兼ねなく装置を使用することができるという利益が得ら
れる。
閉した袋を破り内部の使用許可証33を取り出して暗証番
号を調べる。その番号をロック解除のため装置に入力す
れば、無線通信端末装置は無線通信部の機能停止のロッ
クが解除され、従前通り使用することができる。
定許可を要する場所での申請者が予め許可申請するに
は、「通信機能の停止をロックする際に入力された通信
機能のロック解除用の暗証番号を記憶し、その後通信機
能のロックを解除する際に入力された暗証番号が前記暗
証番号と一致した場合に通信機能のロックを解除するよ
うにした無線通信端末装置を持ち込み、前記無線通信端
末装置について通信機能をロックした状態での使用許可
を申請すること」の条件を満足する装置を持参すること
である。
を独自に入力するようにすれば、携帯電話機や音楽配信
機能を持ったPHSなどの無線通信端末装置について、
病院内や飛行機内やコンサート会場などでは通信機能が
ロックした状態での使用だけを許可し、通信機能が動作
する状態での使用を禁止することを徹底することが可能
となる。そのため、このように処理された通信端末装置
であれば、特定場所での使用として誤動作の恐れがな
く、また端末装置の使用者にとっても無駄な装置となっ
たものを持ち込むことは無い。
る。図6は携帯電話機32を使用している利用者34が使用
を監督している監督者35に、使い方が好ましくないとし
て、一定期間の使用禁止措置をとられているシーンをイ
ラストで示している。前記のウルトラマナーモードと称
した第4のモードにおいて、監督者35が暗証番号を入力
して無線通信部を機能停止にすると共に、一定期間とし
て例えば3日間を設定して、無線通信部の機能停止が3
日後に自動解除するようにセットすることにより、3日
間の使用禁止措置をすることが可能になる。
番号を入力するまで無期限に、または一定期間だけ無線
通信部の機能を停止する例を説明したが、毎日、予め定
めた第1の時刻になると、自動的に無線通信部の機能を
停止するようにして、無線通信部の機能が停止した後
に、暗証番号の入力がされないときには、予め定められ
た第2の時刻になると無線通信部の機能停止を解除する
ようにしても良い。例えば第1の時刻を午前9時に、第
2の時刻を午後5時と設定するとき、午前9時から午後
5時までは通常の携帯電話機として使用を許可している
業務用携帯電話機を、その時間以外は通常の携帯電話機
としても使用できないように禁止するという使い方が可
能となる。
フローチャートに示すように、前記4つのモードの切替
えは、制御部22内のモード切替手段によって、第1のモ
ード・第2のモード・第3のモード・第4のモードの順
に順次切替えるようにしていると説明したが、そのモー
ドの切替の順序については、予めキー操作部23を用い
て、モードを切替える順序をメモリ24に対し、各モード
の順次を任意に入れ替えた順番に設定して記憶させるこ
とによって変更可能である。このとき前記モード切替手
段によって、予め任意に設定変更した順番で切替えるよ
うにしても良い。使用者によっては、特定のモードを優
先的に使いたい場合があるので、使用者によってはより
使い易いものとなる。
1・第2のモードに設定された無線通信端末装置の動作
は通常通りである。また、第3のモードに設定されたと
きも、機能停止となった状態を解除することは使用者が
容易にできる。しかし、第4のモードに対しては、外部
から暗証番号をあらかじめ入力したことを条件としてモ
ード設定とし、その後は暗証番号を入力しない限り機能
停止の状態を解除することはできない。そのため厳しい
マナーを守ることが要求される場所において、一旦機能
停止状態としておけば、違反者の生じることがなくな
る。このとき、第1モード乃至第4モードについて、そ
れらを順次に又は必要なモードへ、モード切替手段によ
り切替えることができるから、使用者の使い勝手は良好
である。
止をすることではなく、所定時間の経過によって停止状
態を解除することができるようにすることもできる。そ
の場合、マナーの厳しい会場から離れていればマナーの
問題発生が少ない、という効果が大きい。
ついて閉じた状態と、開いた状態とを各方向から見た
図、
示すブロック図、
手順を示すフローチャート、
操作手順を示すフローチャート、
合を示したイラスト図、
する場合を示したイラスト図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 無線通信端末装置には、無線通信部の機
能を動作させて着信時に着信音が鳴動する第1のモード
と、前記無線通信部の機能を動作させて着信時に着信音
が無音となる第2のモードと、前記無線通信部の機能を
停止させた後に機能停止を解除するには暗証番号の入力
を必要としない第3のモードと、前記無線通信部の機能
を停止させた後に機能停止を解除するには暗証番号の入
力を必要とする第4のモードとが存在し、前記第1のモ
ード乃至第4のモードのいずれか一つのモードを選択・
切替え動作させるモード切替手段を具備することを特徴
とする無線通信端末装置。 - 【請求項2】 前記第4のモードは、前記無線通信部の
機能を停止させた後に暗証番号の入力がなされないまま
所定時間が経過すると、前記無線通信部の機能停止を解
除するモードに構成したことを特徴とする請求項1記載
の無線通信端末装置。 - 【請求項3】 前記所定時間の経過として、前記無線通
信部の機能を停止した時から予め任意に設定した時間が
経過した時点で、前記無線通信部の機能停止を解除する
手段を動作させることを特徴とする請求項2記載の無線
通信端末装置。 - 【請求項4】 前記所定時間の経過として、前記無線通
信部の機能を停止した時から予め任意に設定した時刻に
なった時点で、前記無線通信部の機能停止を解除する手
段を動作させることを特徴とする請求項2記載の無線通
信端末装置。 - 【請求項5】 前記所定時間の経過として、前記無線通
信部の機能を停止した日から予め任意に設定した日に日
付が変わった時点で、無線通信部の機能停止を解除する
手段を動作させることを特徴とする請求項2記載の無線
通信端末装置。 - 【請求項6】 前記第4のモードは、予め定めた第1の
時刻になると自動的に前記無線通信部の機能を停止する
ように設定し、前記無線通信部の機能が停止した後に暗
証番号の入力がされないまま予め定めた第2の時刻にな
ると前記無線通信部の機能停止を解除する手段を動作さ
せることを特徴とする請求項2記載の無線通信端末装
置。 - 【請求項7】 前記モード切替手段は、第1のモード、
第2のモード、第3のモード、第4のモードの順に順次
切替えるように構成したことを特徴とする請求項1乃至
請求項6の何れか1項記載の無線通信端末装置。 - 【請求項8】 前記モード切替手段は、前記第1乃至第
4のモードの順序を任意に入れ換えることが可能で、前
記モード切替手段によって、前記設定変更をした順序で
切替えるように構成したことを特徴とする請求項1乃至
請求項6の何れか1項記載の無線通信端末装置。 - 【請求項9】 前記モード切替手段は、一つの操作ボタ
ンを押している時間の長さに基づいてモード切替えが可
能であるように構成したことを特徴とする請求項1乃至
請求項8の何れか1項記載の無線通信端末装置。 - 【請求項10】 前記モード切替手段は、一つの操作ボ
タンを押した回数に基づいてモード切替えが可能である
ように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項8
の何れか1項記載の無線通信端末装置。 - 【請求項11】 前記モード切替手段は、メニューに順
次表示するようにしたモード名を選んでモード切替えが
可能であるように構成したことを特徴とする請求項1乃
至請求項8の何れか1項記載の無線通信端末装置。 - 【請求項12】 前記モード切替手段によって前記第3
のモード又は第4のモードに設定されているとき、前記
無線通信部の機能を停止したことを表示する表示手段を
筐体の外表面に設けたことを特徴とする請求項1乃至請
求項11記載の無線通信端末装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000308229A JP2002118644A (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 無線通信端末装置 |
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JP2002118644A5 JP2002118644A5 (ja) | 2007-11-22 |
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