JP2002300656A - 無線装置の動作制御システム及び方法 - Google Patents

無線装置の動作制御システム及び方法

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JP2002300656A
JP2002300656A JP2001100633A JP2001100633A JP2002300656A JP 2002300656 A JP2002300656 A JP 2002300656A JP 2001100633 A JP2001100633 A JP 2001100633A JP 2001100633 A JP2001100633 A JP 2001100633A JP 2002300656 A JP2002300656 A JP 2002300656A
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control signal
transmission
unit
radio wave
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Hideyuki Hayashi
秀行 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 場所によらず電子機器の正常動作を妨げる無
線装置の動作を制限する。 【解決手段】 心臓ペースメーカ装着者1が心臓ペース
メーカ2から所定距離をおいて動作制御装置3を所持
し、動作制御装置3が所定周波数の電波を用いて所定の
周期毎に所定の動作制御信号を所定の送信電力で送信し
周囲に動作制御領域4を設ける。移動体通信端末A5
は、動作制御装置3の送信する動作制御信号を受信し、
受信した動作制御信号に基づいて自己の動作制御を行
い、動作制御領域4にある間、電波送信を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線装置の動作制
御システム、動作制御方法及びこれらに用いる装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、PHS(Personal Hand
y Phone System)、通信機能付属携帯情報端末などの移
動体通信端末の急速な普及により、これらを携帯して使
用することが一般的に行われるようになった。これに伴
い、これら移動体通信端末の使用に伴う問題点が指摘さ
れている。第1の問題点は、移動体通信端末が発信する
電波により近傍の電子機器の正常な動作が妨げられると
いう問題である。第2の問題点は、静粛性を求められる
場所で移動体通信端末の着信音が鳴動し、静粛性を乱す
という問題である。このため、移動体通信端末の使用に
関して、場所に応じた制限事項が設けられるようになっ
てきている。
【0003】第1の問題点に対する制限事項として、身
動きがとれないほど混雑した電車やバスの車内、病院な
どの医療機関内、航空機内など電子機器が移動体通信端
末の発信する電波によって誤動作する可能性のある場所
では、電波発信を防ぐため移動体通信端末の電源を切る
ことが求められている。これは、移動体通信端末は電源
を入れた状態では、通話中以外でも自動的に電波を発信
するためである。心臓ペースメーカーなどの医用電子機
器を装着している人にとって、近傍の移動体通信端末が
発信する電波によって装着した医用電子機器が誤動作す
ることは人命に関わる重大な問題であり、混雑した電車
やバスの車内では医用電子機器と移動体通信端末の距離
が非常に接近した状態になることがあるためである。
【0004】また、多数の医用電子機器が使用されてい
る病院などの医療機関において、移動体通信端末の発信
する電波によって、これら医用電子機器の一部が誤動作
を起こしたり、微弱な信号を測定する測定機器にノイズ
が混入して正しい測定データが得られないという事態が
発生することは、人命に関わる問題となるためである。
同様に、航空機にとって搭載された電子機器が移動体通
信端末の発信する電波によって誤動作したり、計器のデ
ータが異常となることは、飛行の安全を脅かす重大な問
題となるためである。
【0005】第2の問題点に対する制限事項として、美
術館や博物館、劇場や映画館などといった静粛さを求め
られる場所や、混雑していなくとも電車やバスの車内の
ような不特定多数の人が集まりそこから容易に離れられ
ないような場所では、着信音が鳴動しないように振動着
信(バイブレータ着信)に切り替え、通話は遠慮するこ
とが求められている。現在、これらの問題点に対する制
限事項への対応は、全て移動体通信端末を使用する人に
委ねられている。このため、移動体通信端末の使用が制
限された場所における不注意や故意による着信音の鳴動
や通話はよく目にするところである。
【0006】このような問題を解決するため、特開平1
1−4478号公報などに示されるような、公共輸送機
関や公共施設などの特定の場所に移動体通信端末の機能
をエリアを限定して規制するための規制情報を送信する
規制基地局を設けるとともに、移動体通信端末に規制情
報を受信すると電源を切る機能や振動着信などに切り替
える機能を設けた無線通信システムが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている無線通信システムは、移動体通信端末の使
用を規制している場所に規制基地局を設置する方式であ
るため、規制エリア外においては、依然として電子機器
の正常な動作が妨げられる恐れがあった。また、通話規
制されたエリア内では、消防・救急・警察などへの通報
やその他の緊急通信を行うことができないという問題が
あった。また、建物内や乗り物内などのエリアを一括し
て規制するため、状況に応じたきめ細かな規制ができず
移動体通信端末利用者の利便性を損ねていた。
【0008】本発明は、移動体通信端末などの無線装置
と電子機器とが接近したときに、場所によらず電子機器
の正常動作を妨げる無線装置の動作を制限するための動
作制御システム及び方法を提供することを目的とする。
また、通話規制されたエリア内においても、緊急通信を
可能とする移動体通信端末を提供することを目的とす
る。また、状況に応じて規制領域の範囲や規制条件を柔
軟に変更することができる無線装置の動作制御システム
及び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の無線装置の動作制御システムは、動作
制御信号を生成する動作制御信号生成手段及びこの動作
制御信号を送信する第1の送受信手段を有する動作制御
装置と、第1の周波数の電波を送出する電波送出手段、
動作制御信号を受信する第2の送受信手段及び動作制御
信号の内容に基づいて自己の動作制御を行う動作制御手
段を有する無線装置とからなり、第1の送受信手段と第
2の送受信手段は、第1の周波数の電波と周波数の異な
る電波により、所定の送信電力及び所定の周期で通信を
行い動作制御信号を伝送することによって特徴づけられ
る。
【0010】この無線装置の動作制御システムの一構成
例は、動作制御信号生成手段が無線装置の用いる前記第
1の周波数の電波の送信抑止を含む動作制御信号を生成
可能に構成され、動作制御手段が無線装置の用いる第1
の周波数の電波の送信抑止手段を有する。動作制御信号
生成手段の一構成例は、第2の送受信手段の送信出力設
定を含む動作制御信号を生成可能に構成され、動作制御
手段の一構成例は、第2の送受信手段の送信出力制御手
段を有する。
【0011】動作制御装置の一構成例は、第1の周波数
の電波の影響を受ける電子装置を含み、電子装置から所
定距離内に配置されている。電子装置の一構成例は、心
臓ペースメーカである。動作制御装置の別の構成例は、
公的認定機関から認可された人のみが動作制限信号の送
信を可能とする認証手段を有する。無線装置の一構成例
は、移動体通信端末である。
【0012】また、本発明の動作制御装置は、無線装置
の動作制御内容を設定する設定手段と、この設定手段の
設定に基づいて無線装置の動作を制御する動作制御信号
を生成する動作制御信号生成手段と、無線装置が用いる
第1の周波数の電波と周波数の異なる電波により通信を
行い動作制御信号を伝送する送受信手段とを有すること
によって特徴づけられる。動作制御装置の一構成例は、
公的認定機関から認可された人のみが設定手段の設定及
び動作制御信号の送信を可能とする認証手段をさらに有
する。動作制御装置の別の構成例は、第1の周波数の電
波の影響を受ける電子装置を含み、電子装置から所定距
離内に配置されている。この場合、電子装置の一構成例
は、心臓ペースメーカである。
【0013】本発明の移動体通信端末は、第1の周波数
の電波を送出する電波送出手段と、第1の周波数の電波
と周波数の異なる電波により前述の動作制御装置と通信
を行い動作制御信号を受信する第2の送受信手段と、動
作制御信号に基づいて電波送出手段の電波送信を抑止す
る送信抑止手段と、動作制御信号に基づいて第2の送受
信手段の送信出力を制御する送信出力制御手段とを有す
ることによって特徴づけられる。移動体通信端末の一構
成例は、動作制御信号に基づく送信抑止手段の動作を所
定の通話先に対して無効とする動作制御解除手段をさら
に有する。
【0014】移動体通信端末の別の構成例は、無線装置
の動作制御内容を設定する設定手段と、設定手段の設定
に基づいて無線装置の動作を制御する動作制御信号を生
成する動作制御信号生成手段と、公的認定機関から認可
された人のみが設定手段の設定及び動作制御信号の送信
を可能とする認証手段とをさらに備え、第2の送受信手
段が動作制御信号生成手段の生成した動作制御信号を送
信し、かつ他の動作制限装置の送信する動作制御信号を
受信し、送信出力制御手段が動作制御信号生成手段の生
成した動作制御信号を送信するときは第2の送受信手段
の送信電力を所定の設定値に制御し、他の動作制限装置
の送信する動作制御信号を受信したときはこの動作制御
信号に基づいて第2の送受信手段の送信電力を制御す
る。
【0015】本発明の無線装置の動作制御方法は、動作
制御信号を生成する動作制御信号生成手段及びこの動作
制御信号を送信する第1の送受信手段を有する動作制御
装置と、第1の周波数の電波を送出する電波送出手段、
動作制御信号を受信する第2の送受信手段及びその内容
に基づいて自己の動作制御を行う動作制御手段を有する
無線装置とからなる無線装置の動作制御方法であって、
第1の送受信手段と第2の送受信手段が、第1の周波数
の電波と周波数の異なる電波により、所定の送信電力及
び所定の周期で通信を行い、動作制御信号を伝送するこ
とによって特徴づけられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて発明の実施の形
態を説明する。本発明の第1の実施の形態にかかる無線
装置の動作制御システムとして、心臓ペースメーカ装着
者が所持する動作制御装置により、近傍の移動体通信端
末の動作制御を行う場合を例に説明する。図1は、この
実施に形態にかかる無線装置の動作制御システムの構成
を示す構成図である。同図において、心臓ペースメーカ
装着者1は、心臓ペースメーカ2から所定距離をおいて
動作制御装置3を所持している。
【0017】動作制御装置3は、所定周波数の電波を用
いて所定の周期毎に所定の動作制御信号を所定の送信電
力で送信しており、これによって周囲に動作制御領域4
を設けている。ここで、動作制御領域4は、動作制御信
号が解読可能な受信レベルが得られる領域であり、主と
して動作制御装置3の出力する動作制御信号の送信電力
により決まる。なお、心臓ペースメーカ2と動作制御装
置3の距離及び動作制御装置3の送信電力は、心臓ペー
スメーカ2の動作に影響を与えない値に設定する。
【0018】一方、移動体通信端末A5と移動体通信端
末B6は、それぞれ、無線基地局7との通信手段と別に
動作制御装置3と通信可能な送受信手段を有しており、
動作制御装置3の送信する動作制御信号が受信可能に構
成されている。また、動作制御信号に基づいて自己の動
作制御を行う動作制御手段を有しており、無線基地局7
へ電波を送信する前に動作制御信号を受信しているか否
かを確認し、受信している場合には動作制御信号による
制御を行う。ここでは、移動体通信端末A5が動作制御
領域4内にあり、移動体通信端末B6が動作制御領域4
外にあるとしてそれぞれの動作を説明する。
【0019】移動体通信端末A5は、動作制御装置3の
送信する動作制御信号を受信し、受信した動作制御信号
に基づいて自己の動作制御を行う。例えば、動作制御信
号が電波送信を禁じるものである場合、移動体通信端末
A5は、動作制御領域4にある間、電波送信を禁じる動
作制御信号を受信し続けるので、電波送信を行わない。
一方、移動体通信端末B6は、動作制御装置3の送信す
る動作制御信号が受信されないため動作制御装置3の動
作制御を受けない。このため、全ての機能が実行可能な
状態にある。すなわち、移動体通信端末A5は電波送信
ができないため通話が不可能な状態となり、移動体通信
端末B6は通話可能な状態となる。
【0020】次に、動作制御装置について詳細に説明す
る。図2は、図1の動作制御装置の一例を示すブロック
図である。この動作制御装置20は、マンマシンインタ
フェース部21、動作制御信号生成部22、送受信部2
3、送信電力制御部24及びアンテナ25を備えてい
る。マンマシンインタフェース部21は、移動体通信端
末の動作制御内容や動作制御装置20を使用する際の各
種設定を行う設定機能を有する。この機能は、例えば、
設定項目を表示する表示器と設定内容を入力する設定ボ
タンなどの周知の構成で実現する。
【0021】この実施の形態では、マンマシンインタフ
ェース部21において、少なくとも移動体通信端末の無
線基地局への電波送信抑止と、移動体通信端末が動作制
御装置との通信に用いる送受信部の出力する電波の送信
電力とが設定可能である。また、送受信部23が送信す
る電波の送信電力が設定可能である。なお、これら送信
電力の設定値は、所定距離離れた心臓ペースメーカの正
常動作を妨げないようにするためと、動作制御領域を制
限するために所定の規格値以下で任意に設定可能であ
る。マンマシンインタフェース部21で設定された内容
は、動作制御信号生成部22に入力される。
【0022】動作制御信号生成部22は、マンマシンイ
ンタフェース部21から入力された設定情報に基づい
て、移動体通信端末の動作制御を行うための動作制御信
号を所定のフォーマットで生成する機能と、生成した動
作制御信号を動作制御装置20の各種設定と共に送受信
部23に入力する機能と、送受信部23の送信電力の設
定値を送信電力制御部24に入力する機能とを有する。
【0023】送受信部23は、公知の無線通信手段であ
るブルートゥース(Bluetooth)方式のマイクロチップで
構成されており、入力された動作制御信号を2.4GH
z帯の電波を用いて所定の周期毎に最大1mWの送信電
力で一斉同報通知する。ブルートゥース方式の規格で
は、最大送信電力が1mW(クラス3)、2.5mW
(クラス2)、100mW(クラス1)の3種類がある
が、ここで最大送信電力を1mWとしたのは、1mWの
場合、到達距離が10m程度であり、動作制御を行いた
い距離に比べて十分であるためである。さらに、心臓ペ
ースメーカなどにおいて、到達距離が短い方が好ましい
場合は、クラス3のオプション仕様の送信電力制御を用
いれば、到達距離を1m程度にまで短くすることも可能
である。
【0024】送信電力制御部24は、ブルートゥース方
式のオプション仕様である送信電力制御に対応してお
り、送受信部23の出力する電波の電力が設定された送
信電力となるように、送受信部23の送信電力を制御す
る機能を有する。アンテナ25は、無指向性の放射パタ
ーンを有する周知のものでよい。
【0025】次に、移動体通信端末について詳細に説明
する。図3は、図1の移動体通信端末の一例を示すブロ
ック図である。なお、同図において、本発明に関係しな
い構成は省略している。この移動体通信端末30は、送
受信部31、動作制御信号解読部32、送信抑止制御部
33、送信電力制御部34、電波送出部35、第1アン
テナ36及び第2アンテナ37を備えている。
【0026】送受信部31は、動作制御装置20に用い
た送受信部23と同じブルートゥース方式のマイクロチ
ップで構成されており、第2アンテナ37が受信した電
波から一斉同報通知された動作制御信号を復調し、動作
制御信号解読部32へ入力する機能を有する。動作制御
信号解読部32は、送受信部31から入力された動作制
御信号を解読して電波送出部31に関する設定情報を送
信抑止制御部33へ入力する機能と、送受信部31に関
する設定情報を送信出力制御部34へ入力する機能とを
有する。
【0027】送信抑止制御部33は、動作制御信号解読
部32から入力される設定情報に基づいて電波送出部3
1の電波送出を抑止する機能を有する。送信電力制御部
34は、動作制御装置20に用いた送信電力制御部24
と同じものであり、送受信部31の出力する電波が設定
情報で設定された送信電力となるように、送受信部31
の送信電力を制御する機能を有する。
【0028】電波送出部35は、移動体通信端末30が
無線基地局と通信を行うための電波送出手段であり、送
信抑止制御部33により電波送信が抑止可能に構成され
ている以外は、周知の移動体通信端末の電波送出部と同
じものである。第1アンテナ36は、移動体通信端末3
0が無線基地局と通信を行うためのアンテナであり、周
知の移動体通信端末のアンテナと同じものである。第2
アンテナ37は、動作制御装置20と通信を行うための
アンテナであり、動作制御装置20のアンテナ25と同
じものである。
【0029】この実施の形態によれば、動作制御装置3
の送信する動作制御信号により、動作制御領域4内の移
動体通信端末A5が無線基地局7へ電波送信を抑止する
ので、場所によらず心臓ペースメーカ装着者1を保護す
ることができる。また、動作制御信号の送受信にブルー
トゥース方式の送受信部を用い、送信電力を規定値以下
に制御可能としたので、移動体通信端末がブルートゥー
ス方式を用いた他の装置と相互に通信する場合であって
も心臓ペースメーカ2の正常動作を妨げない送信電力に
制御することができるため、様々な装置とのインタフェ
ース手段として共通に使用でき、低コスト化が可能とな
る。
【0030】この実施の形態では、心臓ペースメーカ2
から所定距離をおいて動作制御装置3を所持するとした
が、必要な動作制御領域4の得られる送信電力が、心臓
ペースメーカ2の動作に影響を与えない値であれば、所
定距離内のいずれに配置してもよい。また、動作制御装
置3を内蔵しても必要な動作制御領域4の得られる送信
電力が、心臓ペースメーカ2の動作に影響を与えない値
であれば、心臓ペースメーカ2に内蔵させてもよい。こ
の場合、動作制御装置3がサイズ、質量、消費電力など
心臓ペースメーカ2に内蔵する上で考慮すべき他の諸条
件を同時に満足していることが必要なことは言うまでも
ない。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる
点は、動作制御装置に公的認定機関から認可された人の
みが動作制御装置の設定を可能とする認証処理部を設け
たことである。図4は、この実施の形態にかかる動作制
御装置の一例を示すブロック図である。同図において、
この動作制御装置40は、マンマシンインタフェース部
41、動作制御信号生成部42、送受信部43、送信電
力制御部44、アンテナ45及び認証処理部46を備え
ている。ここで、動作制御信号生成部42、送受信部4
3、送信電力制御部44及びアンテナ45は、第1の実
施の形態で説明したものと同じであるので、説明を省略
する。
【0032】マンマシンインタフェース部41は、第1
の実施の形態で説明した機能に加えて、使用者が認証操
作を行うための入出力機能と、認証されたときのみ設定
操作を可能とする機能とを備えている。この場合、マン
マシンインタフェース部41は、使用者に認証コードの
入力を求め、入力された認証コードを認証処理部46に
入力する。認証処理部46は、マンマシンインタフェー
ス部41から入力された認証コードの認証処理を行い、
設定操作の可否をマンマシンインタフェース部41へ通
知する機能を有する。なお、マンマシンインタフェース
部41の設定操作の一部として、この動作制御装置40
の起動の可否を含めてもよい。
【0033】この認証処理部46は、例えば、公的認定
機関から与えられた所定の認証コードを記憶した記憶回
路と、マンマシンインタフェース部41から使用者が入
力した認証コードを記憶回路の認証コードと比較し、一
致した場合のみマンマシンインタフェース部41の設定
操作を可能とする信号を出力する論理演算回路とを用い
て実現できる。なお、認証処理部46は、これに限られ
るものではなく、周知の認証手段で構成してよい。
【0034】この実施の形態によれば、動作制御装置4
0の起動あるいは動作設定が可能な者を公的認定機関に
認定された者に限ることができるので、第1の実施の形
態で得られる効果に加えて、実際に心臓ペースメーカを
使用する人以外の人が、移動体通信端末の発着信規制な
どを行うことを防ぐことができる。また、知識のない者
が動作設定を行うことを防ぐことができる。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる
点は、移動体通信端末に緊急通信検出部と緊急通信制御
部とを設けたことである。図5は、この実施の形態にか
かる移動体通信端末の一例を示すブロック図である。同
図において、この移動体通信端末50は、送受信部5
1、動作制御信号解読部52、送信抑止制御部53、送
信電力制御部54、電波送出部55、第1アンテナ5
6、第2アンテナ57、緊急通信検出部58及び緊急通
信制御部59を備えている。
【0036】ここで、送受信部51、動作制御信号解読
部52、送信電力制御部54、電波送出部55、第1ア
ンテナ56及び第2アンテナ57は、第1の実施の形態
で説明したものと同じであるので、説明を省略する。送
信抑止制御部53は、第1の実施の形態で説明した機能
に加えて、後述する緊急通信制御部59から抑止解除信
号が入力されている間、電波送出の抑止を解除する機能
を有する。
【0037】緊急通信検出部58は、消防、救急及び警
察への通報や、その他の緊急通信先への通報を検出し、
緊急通信制御部59へ通知する機能を有する。この緊急
通信検出部58は、例えば、記憶回路と論理演算回路を
設け、記憶回路にこれらの通報先の電話番号を記憶して
おき、論理演算回路が記憶回路に記憶された電話番号と
入力された電話番号とを比較し、一致した場合に緊急通
信制御部59へ信号を出力することで実現できる。緊急
通信制御部59は、緊急通信検出部58からの信号に基
づいて、緊急通信の通話が終了するまでの間、送信抑止
制御部53へ送信抑止を解除する抑止解除信号を出力す
る機能を有する。
【0038】この実施の形態によれば、動作制御装置の
動作制御領域内であっても、緊急通信に限り通話を行う
ことができるので、緊急事態を通報できないという問題
点を解決することが可能である。なお、動作制御領域の
設定は、ある程度の安全を見込んであるので、動作制御
領域内で電波を送信しても必ずしも心臓ペースメーカの
動作に支障が及ぶわけではないが、動作制御領域におい
ては、例えば「医用電子機器の着用者が近傍に存在する
ので、周囲の人との間隔をあけて通話を行ってくださ
い」というようなメッセージを表示するとよい。
【0039】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。この実施の形態が第1の実施の形態と異なる
点は、第3の実施の形態にかかる移動体通信端末に第2
の実施の形態にかかる動作制御装置を組み込んだ形態の
移動体通信端末を動作制御装置として用いるようにした
ことである。図6は、この実施の形態にかかる移動体通
信端末の一例を示すブロック図である。同図において、
この移動体通信端末60は、送受信部61、動作制御信
号解読部62、送信抑止制御部63、送信電力制御部6
4、電波送出部65、第1アンテナ66、第2アンテナ
67、緊急通信検出部68、緊急通信制御部69、動作
制御信号生成部70、マンマシンインタフェース部71
及び認証処理部72を備えている。
【0040】ここで、動作制御信号解読部62、電波送
出部65、第1アンテナ66、第2アンテナ67及び動
作制御信号生成部70は、第1の実施の形態で説明した
ものと同じであるので、説明を省略する。マンマシンイ
ンタフェース部71及び認証処理部72は、第2の実施
の形態で説明したものと同じであるので、説明を省略す
る。送信抑止制御部63、緊急通信検出部68及び緊急
通信制御部69は、第3の実施の形態で説明したものと
同じであるので、説明を省略する。
【0041】送受信部61は、ブルートゥース方式のマ
イクロチップで構成されており、動作制御信号生成部7
0から入力された動作制御信号を2.4GHz帯の電波
を用いて所定の周期毎に送信電力制御部64の制御に基
づく送信電力で一斉同報通知する機能と、非送信時に第
2アンテナ67が受信した電波から他の動作制御装置が
一斉同報通知した動作制御信号を復調し、動作制御信号
解読部62へ入力する機能と、他のブルートゥース方式
の装置と送信電力制御部64の制御に基づく送信電力で
相互に通信する機能とを有する。
【0042】送信電力制御部64は、ブルートゥース方
式のオプション仕様である送信電力制御に対応してお
り、送受信部61の出力する電波の送信電力を動作制御
信号送出用に設定された送信電力と、他の動作制御装置
の設定情報で設定された送信電力のいずれか低い方の送
信電力となるように、送受信部61の送信電力を制御す
る機能を有する。
【0043】この実施の形態によれば、移動体通信端末
が動作制御装置として動作するので、心臓ペースメーカ
装着者1が独立した動作制御装置を用いることなく、他
の移動体通信端末の動作制御を行うことができ、経済性
や利便性が向上する。この移動体通信端末60は、認証
処理機能を備えているため、心臓ペースメーカ装着者1
以外の人による他の移動体通信端末の発着信規制の乱用
を防ぐことができる。また、他の動作制御装置の動作制
御領域内であっても緊急通信を行うことが可能である。
【0044】以上説明した実施の形態では、心臓ペース
メーカ装着者1を例に説明したが、本発明はこれに限ら
れるものでない。すなわち、本発明の動作制御装置は、
携帯可能でかつ動作制御領域を局所的に設けることが可
能であるため、人が装着あるいは所持する電子機器や任
意の場所に移動して使用する電子機器など、場所によっ
て特定されずに使用され、電波による誤動作の可能性が
あるもの全てに適用することができる。この場合、電波
による誤動作や障害の発生状況は、電子機器の種類によ
って異なることが多いが、本発明によれば電子機器にあ
わせた規制を行うことができる。
【0045】また、無線装置として移動体通信端末を例
に説明したが、これに限られるものではなく、固定配置
される装置を含む電波応用装置全般について適用するこ
とができる。また、移動体通信端末に行う動作制御とし
て送信抑止を例に説明したが、これに限られるものでは
ない。例えば、送信抑止制御部に代えて若しくは追加し
て移動体通信端末に出力装置制御部を設けてメッセージ
表示や信号音の鳴動により、移動体通信端末の使用者に
対して電源OFFを求めるようにしたり、メッセージ表
示や信号音の鳴動後、一定時間経過しても電源OFFに
ならない場合に送信抑止するようにしてもよい。また、
送受信部をブルートゥース方式のマイクロチップで構成
したが、これに限られるものではなく、心臓ペースメー
カなどの電子機器の正常動作を妨げないように送信電力
を制御することのできるものであればよい。
【0046】また、応用例として、病院内、乗り物内、
美術館や博物館、劇場や映画館などの特定の場所におい
て、局所的に携帯電話の発着信を規制することも可能で
ある。この場合、図7に示すように、施設81内におい
て、保護したい電子機器82若しくは規制したい規制領
域84に動作制御装置83を配置することにより、規制
領域84内の携帯電話A85のみ発着信を規制すること
ができ、規制領域84外の携帯電話B86は、無線基地
局87との発着信を行うことができる。この場合、動作
制御装置83は、第1の実施の形態で説明したように、
マンマシンインタフェースを介して動作制御の設定を変
更可能であるため、状況に応じて規制領域84の範囲や
規制条件を柔軟に変更することができる。これにより、
特定の施設81内における携帯電話の局所的かつ柔軟な
動作規制が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による無線
装置の動作制御システムによれば移動体通信端末などの
無線装置と電子機器とが接近したときに、場所によらず
電子機器の正常動作を妨げる無線装置の動作を制限する
ことが可能となる。また、無線装置の動作制御に用いる
送受信手段の送信電力を設定に合わせて変更可能とした
ので、電子装置に支障を与えずに無線装置の動作制御を
行うことができると共に、無線装置の動作制御領域を必
要最小限にすることができる。
【0048】また、動作制御装置に公的認定機関から認
可された人のみが動作制御装置の設定を可能とする認証
手段を設けたので、携帯電話などの移動体通信端末に対
する発着信規制の乱用を防ぐことが可能である。また、
本発明による移動体通信端末は、緊急通信を識別するこ
とができるので、通話規制されたエリア内においても、
緊急通信に限り通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施に形態にかかる無線装置の動作制
御システムの構成を示す構成図である。
【図2】 図1の動作制御装置の一例を示すブロック図
である。
【図3】 図1の移動体通信端末の一例を示すブロック
図である。
【図4】 第2の実施の形態にかかる動作制御装置の一
例を示すブロック図である。
【図5】 第3の実施の形態にかかる移動体通信端末の
一例を示すブロック図である。
【図6】 第4の実施の形態にかかる移動体通信端末の
一例を示すブロック図である。
【図7】 本発明の応用例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…心臓ペースメーカ装着者、2…心臓ペースメーカ、
3,20,40,83…動作制御装置、4…動作制御領
域、5,6,30,50,60…移動体通信端末、7,
87…無線基地局、21,41,71…マンマシンイン
タフェース部、22,42,70…動作制御信号生成
部、23,31,43,51,61…送受信部、24,
34,44,54,64…送信電力制御部、25,45
…アンテナ、32,52,62…動作制御信号解読部、
33,53,63…送信抑止制御部、35,55,65
…電波送出部、36,56,66…第1アンテナ、3
7,57,67…第2アンテナ、46,72…認証処理
部、58,68…緊急通信検出部、59,69…緊急通
信制御部、81…施設、82…電子機器、84…規制領
域、85,86…携帯電話。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB09 CC08 HH11 HH14 HH26 5K067 AA35 BB04 DD11 EE02 EE12 EE35 GG08 HH12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作制御信号を生成する動作制御信号生
    成手段及びこの動作制御信号を送信する第1の送受信手
    段を有する動作制御装置と、 第1の周波数の電波を送出する電波送出手段、前記動作
    制御信号を受信する第2の送受信手段及び前記動作制御
    信号の内容に基づいて自己の動作制御を行う動作制御手
    段を有する無線装置とからなる無線装置の動作制御シス
    テムであって、 前記第1の送受信手段と前記第2の送受信手段は、前記
    第1の周波数の電波と周波数の異なる電波により、所定
    の送信電力及び所定の周期で通信を行い前記動作制御信
    号を伝送することを特徴とする無線装置の動作制御シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記動作制御信号生成手段は、 前記無線装置が用いる前記第1の周波数の電波の送信抑
    止を含む前記動作制御信号を生成可能に構成され、 前記動作制御手段は、 前記無線装置が用いる前記第1の周波数の電波の送信抑
    止手段を有することを特徴とする無線装置の動作制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記動作制御信号生成手段は、 前記第2の送受信手段の送信出力設定を含む前記動作制
    御信号を生成可能に構成され、 前記動作制御手段は、 前記第2の送受信手段の送信出力制御手段を有すること
    を特徴とする無線装置の動作制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、 前記動作制御装置は、 前記第1の周波数の電波の影響を受ける電子装置を含
    み、前記電子装置から所定距離内に配置されていること
    を特徴とする無線装置の動作制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記電子装置は、 心臓ペースメーカであることを特徴とする無線装置の動
    作制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
    て、 前記動作制御装置は、 公的認定機関から認可された人のみが前記動作制限信号
    の送信を可能とする認証手段を有することを特徴とする
    無線装置の動作制御システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、 前記無線装置は、移動体通信端末であることを特徴とす
    る無線装置の動作制御システム。
  8. 【請求項8】 無線装置の動作制御内容を設定する設定
    手段と、 この設定手段の設定に基づいて前記無線装置の動作を制
    御する動作制御信号を生成する動作制御信号生成手段
    と、 前記無線装置が用いる第1の周波数の電波と周波数の異
    なる電波により通信を行い前記動作制御信号を伝送する
    送受信手段とを有する動作制御装置。
  9. 【請求項9】 公的認定機関から認可された人のみが前
    記設定手段の設定及び前記動作制御信号の送信を可能と
    する認証手段をさらに有することを特徴とする請求項8
    記載の動作制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の周波数の電波の影響を受け
    る電子装置を含み、前記電子装置から所定距離内に配置
    されていることを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    の動作制御装置。
  11. 【請求項11】 前記電子装置は、 心臓ペースメーカであることを特徴とする請求項10記
    載の動作制御装置。
  12. 【請求項12】 第1の周波数の電波を送出する電波送
    出手段と、 前記第1の周波数の電波と周波数の異なる電波により請
    求項8から請求項10のいずれかに記載の動作制御装置
    と通信を行い動作制御信号を受信する第2の送受信手段
    と、 前記動作制御信号に基づいて前記電波送出手段の電波送
    信を抑止する送信抑止手段と、 前記動作制御信号に基づいて前記第2の送受信手段の送
    信出力を制御する送信出力制御手段とを有することを特
    徴とする移動体通信端末。
  13. 【請求項13】 前記動作制御信号に基づく前記送信抑
    止手段の動作を所定の通話先に対して無効とする動作制
    御解除手段をさらに有することを特徴とする請求項12
    記載の移動体通信端末。
  14. 【請求項14】 無線装置の動作制御内容を設定する設
    定手段と、 前記設定手段の設定に基づいて前記無線装置の動作を制
    御する動作制御信号を生成する動作制御信号生成手段
    と、 公的認定機関から認可された人のみが前記設定手段の設
    定及び前記動作制御信号の送信を可能とする認証手段と
    をさらに備え、 前記第2の送受信手段は、 前記動作制御信号生成手段の生成した動作制御信号を送
    信し、かつ他の動作制限装置の送信する動作制御信号を
    受信し、 前記送信出力制御手段は、 前記動作制御信号生成手段の生成した動作制御信号を送
    信するときは前記第2の送受信手段の送信電力を所定の
    設定値に制御し、他の動作制限装置の送信する動作制御
    信号を受信したときはこの動作制御信号に基づいて前記
    第2の送受信手段の送信電力を制御することを特徴とす
    る請求項12又は13記載の移動体通信端末。
  15. 【請求項15】 動作制御信号を生成する動作制御信号
    生成手段及びこの動作制御信号を送信する第1の送受信
    手段を有する動作制御装置と、 第1の周波数の電波を送出する電波送出手段、前記動作
    制御信号を受信する第2の送受信手段及びその内容に基
    づいて自己の動作制御を行う動作制御手段を有する無線
    装置とからなる無線装置の動作制御方法であって、 前記第1の送受信手段と前記第2の送受信手段が、前記
    第1の周波数の電波と周波数の異なる電波により、所定
    の送信電力及び所定の周期で通信を行い、前記動作制御
    信号を伝送することを特徴とする無線装置の動作制限方
    法。
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