JP4869732B2 - 映像表示装置および映像表示方法 - Google Patents

映像表示装置および映像表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4869732B2
JP4869732B2 JP2006043912A JP2006043912A JP4869732B2 JP 4869732 B2 JP4869732 B2 JP 4869732B2 JP 2006043912 A JP2006043912 A JP 2006043912A JP 2006043912 A JP2006043912 A JP 2006043912A JP 4869732 B2 JP4869732 B2 JP 4869732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
display
camera
room
entrance side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006043912A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007226316A (ja
Inventor
勝彦 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006043912A priority Critical patent/JP4869732B2/ja
Publication of JP2007226316A publication Critical patent/JP2007226316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869732B2 publication Critical patent/JP4869732B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は映像表示装置および映像表示方法に関し、特に、部屋の入口に設けられたドアの開閉の際の制御を行う映像表示装置および映像表示方法に関する。
ビル等に据付されている扉は、通常、部屋の中が見えない扉となっており、扉開で扉と人との衝突がおこる可能性がある。そのため、従来のカメラ切替表示装置として、ドア開き側(室外側)のドア直前に人が居る場合は、ドアが少し開いて停止し、全開しないように制御することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1のドア制御装置においては、ドアと人との予期せぬ接触を防ぐために、ドア直前に人がいるか否かを確認するために、室外側を画像にて確認することも提案されている。
特開平10−121844号公報
特許文献1に記載の従来のドア制御装置においては、ドア開き側(室外側)のドア直前に人が居るか否かの確認ができるのみで、それ以外の状況確認は一切できないので、ドアと人との予期せぬ接触を防ぐのみであり、それ以外のセキュリティ確保に役立つものではないという問題点があった。
また、ドア開き反対側(室内側)の状況は全く確認できないので、例えば、部屋内に侵入者がいても、それに気が付かず部屋に入ってしまう場合や異常を認識していても扉外から部屋内を見ることはできず、部屋内状況が把握できないという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、扉の反対側の状況をディスプレイ上で確認でき、開扉時の扉と人との予期せぬ接触を防止し、セキュリティ向上を図ることを可能にした映像表示装置および映像表示方法を得ることを目的とする。
この発明は、扉の入側と出側の両方に設けられ、前記扉の入側の近傍および出側の近傍を撮影する2つのカメラ手段と、前記カメラ手段に接続されて、前記カメラ手段が撮影した前記入側の近傍および前記出側の近傍の映像をそれぞれ画面表示するための前記扉の出側と入側の両方に設けられた2つの映像表示手段と、前記扉の入側と出側の両方に設けられ、前記扉の入側の近傍および出側の近傍に存在する人をそれぞれ検知する2つの検知手段とを備え、前記扉の入側および出側に設けられた前記検知手段のいずれか一方が前記近傍に人の存在を検知したときに、当該検知手段と同じ側に設けられている前記映像表示手段は、当該検知手段からの信号に基づいて、前記扉の反対側に設けられたカメラ手段が撮影した前記扉の反対側の近傍の映像を画面表示する映像表示装置であって、前記扉の入側に設けられた室内状況表示選択釦と、前記扉が設置されている部屋の内部に設けられ、前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知する室内検知手段と、前記室内状況表示選択釦が押下されたときに、周期的に撮影エリアを変更して室内全体を撮影し、その映像を前記扉の入側に設けられた前記映像表示手段に画面表示するための映像信号を出力するとともに、その状態において、前記室内検知手段が前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知した場合には、前記室内検知手段からの信号に基づいて、当該物体が存在する撮影エリアを選択し、その撮影映像を前記扉の入側に設けられた前記映像表示手段に画面表示するための映像信号を出力する室内用カメラ手段とをさらに備えたことを特徴とする映像表示装置。
この発明は、扉の入側と出側の両方に設けられ、前記扉の入側の近傍および出側の近傍を撮影する2つのカメラ手段と、前記カメラ手段に接続されて、前記カメラ手段が撮影した前記入側の近傍および前記出側の近傍の映像をそれぞれ画面表示するための前記扉の出側と入側の両方に設けられた2つの映像表示手段と、前記扉の入側と出側の両方に設けられ、前記扉の入側の近傍および出側の近傍に存在する人をそれぞれ検知する2つの検知手段とを備え、前記扉の入側および出側に設けられた前記検知手段のいずれか一方が前記近傍に人の存在を検知したときに、当該検知手段と同じ側に設けられている前記映像表示手段は、当該検知手段からの信号に基づいて、前記扉の反対側に設けられたカメラ手段が撮影した前記扉の反対側の近傍の映像を画面表示する映像表示装置であって、前記扉の入側に設けられた室内状況表示選択釦と、前記扉が設置されている部屋の内部に設けられ、前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知する室内検知手段と、前記室内状況表示選択釦が押下されたときに、周期的に撮影エリアを変更して室内全体を撮影し、その映像を前記扉の入側に設けられた前記映像表示手段に画面表示するための映像信号を出力するとともに、その状態において、前記室内検知手段が前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知した場合には、前記室内検知手段からの信号に基づいて、当該物体が存在する撮影エリアを選択し、その撮影映像を前記扉の入側に設けられた前記映像表示手段に画面表示するための映像信号を出力する室内用カメラ手段とをさらに備えたことを特徴とする映像表示装置であるので、扉の反対側の状況をディスプレイ上で確認でき、開扉時の扉と人との予期せぬ接触を防止し、セキュリティ向上を図ることができる。
実施の形態1.
まず、この発明に係るカメラ切替表示装置の構成について図1の構成図により説明する。図1(a)に示すように、入扉側ディスプレイ1(映像表示手段)が入側から見た扉3に設置されている。なお、図においては、扉3に対する入扉側ディスプレイ1の面積の比率がかなり大きく図示されているが、実際には、入扉側ディスプレイ1はもう少し小さいものを想定している。また、入扉側センサー2(検知手段)も扉3に設けられている。入扉側ディスプレイ1は、ディスプレイ操作による画面表示と、後述する出扉用カメラ8(カメラ手段)による撮影映像の表示と、同じく後述する室内用カメラ9による撮影映像の表示とを行うものである。また、入扉側センサー2は人感センサーとなっており、入扉側センサー2は、ドアの直前に人が来た場合に、それを検知してディスプレイ操作を行うための画面表示を行う。
図1(b)に示すように、出扉側ディスプレイ4(映像表示装置)が出側から見た扉6に設置されている。出扉側ディスプレイ4も、図においては、扉6に対する面積の比率がかなり大きく図示されているが、実際には、もう少し小さいものを想定している。また、出扉側センサー5(検知手段)も扉6に設けられている。出扉側ディスプレイ4は、ディスプレイ操作による画面表示と、後述する入扉用カメラ7(カメラ手段)による撮影映像の表示とを行うものである。また、出扉側センサー5は人感センサーとなっており、入扉側センサー2は、ドアの直前に人が来た場合に、それを検知して、ディスプレイ操作を行うための画面表示を行うとともに、入扉用カメラ表示を同時に行うものである。
なお、扉3および6とは、扉が2枚あるのではなく、これらは1枚の扉を示し、室内11の外側から見た場合を扉3と呼び、内側から見た場合を扉6と呼んでいる。
図1(c)は、この発明のカメラ切替表示装置を設置する部屋の構成の一例を示した図である。図1(c)に示すように、扉3,6が設けられている部屋の室内11には、出扉用カメラ8と、室内用カメラ9(室内用カメラ手段)と、室内センサー10(室内検知手段)とが設けられている。また、室外には、入扉用カメラ7が設置されている。出扉用カメラ8は、出側から見た扉6の直前付近(扉6の近傍)の状態を撮影するためのカメラで、図に示すように、扉6の近傍に設置されている。なお、図1(c)においては、扉6の前に存在している人を横方向から撮影する位置に出扉用カメラ8が設置されているが、人の顔が撮影できるように、扉6内または扉6の上方などに設置するようにしてもよい。室内用カメラ9は、扉6から比較的離れた位置に設置され、室内全体の状態を撮影するためのカメラである。室内用カメラ9は、複数設けられている場合は所定周期で切り替えを行うが、1つのみ設置されている場合には、所定周期で自動的に首振りして、室内全体を撮影できるように構成されている。また、室内センサー10は、警備中の侵入検知用センサー及び室内カメラが多数ある場合のカメラ切替センサーとして活用されるセンサーである。すなわち、室内センサー10は、警備中のときは、予め登録されている所定の状況(例:動く物体が存在している状況)を検知する。また、室内センサー10は、室内用カメラ9が複数設けられている場合は、所定周期でそれらの切り替えを行う。あるいは、室内センサー10が常に360°回転していて、動く物体を検知した場合に、当該物体が存在するエリアを撮影することが可能な室内用カメラを検索して、それにより撮影を行うように切り替えを行うようにしてもよい。また、入扉用カメラ7は、入側から見た扉3の直前付近の状態を撮影するためのカメラで、図に示すように、扉3の近傍に設置されている。なお、図1(c)においては、扉3の前に存在している人を横方向から撮影する位置に入扉用カメラ7が設置されているが、人の顔が撮影できるように、扉3内または扉3の上方などに設置するようにしてもよい。
なお、各種センサー2,5,10及びディスプレイ1,4の取り付け位置に関しては、扉3,6に埋め込んで設置するか、あるいは、扉3,6に直付け設置するか、あるいは、部屋内外の壁等による設置のいずれでもよく、また、これらに限定せずに、適宜、最も適切であると思われる場所に設置するようにしてよいものとする。
また、図1(a)に示すように、ディスプレイ操作のための画面が表示されている場合の入扉側ディスプレイ1には、室内状況表示選択釦20(室内映像釦)と、出扉状況表示選択釦21(出扉映像釦)と、警備切替選択釦22(警備釦)と、錠制御選択釦23(解錠釦)と、緊急通知選択釦24(通報釦)と、来客者選択釦25(来客釦)と、カメラ映像表示ウインドウ26とが表示される。
また、図1(b)に示すように、ディスプレイ操作のための画面が表示されている場合の出扉側ディスプレイ4には、入扉状況表示選択釦30(退室釦)と、錠制御選択釦31(解錠釦)と、来客者選択釦32(来客釦)と、カメラ映像表示ウインドウ33とが表示される。
図1には図示していないが、この発明のカメラ切替表示装置には、CPU等から構成された制御手段が設けられており、制御手段に接続されたメモリ(記憶手段)に予め記憶されている各種データおよび動作プログラムに基づいて、当該制御手段が、各ディスプレイ1,4、各センサー2,5,10、各カメラ7,8,9、ドア3,4の電子錠等の動作を制御する。
また、制御手段、各ディスプレイ1,4、各センサー2,5,10、各カメラ7,8,9、ドア3,4の電子錠等は、互いに電気的に接続されている。各ディスプレイ1,4、各センサー2,5,10、各カメラ7,8,9、ドア3,4の電子錠等は、制御手段を解して信号のやりとりを行ってもよいが、その場合に限らず、直接信号のやりとりを行うようにしてもよい。
また、図1(a)および図1(b)においては、図示をしていないが、入室および退室の際の利用者の認証に、IDカードを用いる場合には、扉3および6、あるいは、それらの近傍に、IDカードに記憶された磁気データを読み取るためのカードリーダを設置する。IDカードは接触または非接触によりカードリーダによって磁気データが読み込まれるものとする。読み込まれた磁気データには、各利用者の個人情報が含まれており、当該個人情報とメモリ内に予め記憶されている入退室許可者の情報とが一致した場合に、当該利用者を入退室許可者として認証する。
一方、画面により入力操作をして利用者の認証を行う場合には、入扉側ディスプレイ1および出扉側ディスプレイ4に数字やアルファベットを入力するためのキーボードを表示し、それらを用いて画面タッチ操作でパスワードや暗証番号を入力することにより、認証を行うようにする。
次に、この発明に係るカメラ切替表示装置の動作について説明する。
まず、図2の入扉側動作フローチャートをもとに動作説明を行う。
室内11の外側に設けられた入側から見た扉3に設置されている入扉側ディスプレイ1は、通常時は、企業CM等の所定の映像を表示しているか、あるいは、消灯している。このとき、利用者が扉3に近づいて、扉3に設置されている入扉側センサー2によりそれが検知される(ステップS1)と、入扉側センサー2からの信号に基づいて、制御手段または入扉側ディスプレイ1の働きにより、入扉側ディスプレイ1に図1(a)に示すような操作用画面が表示される(ステップS2)ので、その画面を用いて利用者が認証に必要なデータを入力操作するか(ステップS3)、又は、利用者がカード操作をする(ステップS4)ことで、制御手段により、室内11への入室を許可してもよい入室許可者であるか否かが判断される。当該認証の結果、入室許可者であれば、図1(a)に示すように、カメラ映像表示ウインドウ26に、出扉用カメラ8が撮影した映像を表示する(ステップS5)。当該映像を表示した時点からの経過時間をカウントし始め、予め設定された所定時間が経過したか否かを判定するためのタイムアウトチェックを開始する(ステップS6)。当該タイムアウトチェック中に、入扉側ディスプレイにおいて、いずれかの釦の押下が有るか否かを判定し(ステップS7)、押下があれば、ステップS8に進み、無ければ、ステップS6に戻る。
当該押下が、利用者が操作用入力画面での室内状況表示選択釦20を押下していたものであったと判定されると(ステップS8)、カメラ映像表示ウインドウ26に表示する画像を、出扉用カメラ8の撮影映像から室内用カメラ9の撮影映像に切り替える(ステップS9)。
また、当該押下が、利用者が操作用入力画面での出扉状況表示選択釦21を押下していたものであったと判定されると(ステップS10)、カメラ映像表示ウインドウ26に表示する画像を、室内用カメラ9の撮影映像から出扉用カメラ8の撮影映像に切り替える(ステップS11)。
もし、出扉用カメラ映像及び室内用カメラ映像により問題が発生していると利用者が判定して、緊急通知選択釦24を利用者が押下した場合には(ステップS12)、当該信号に基づいて、警報を鳴らすか、あるいは、所定場所へ緊急警報を通知することができる(ステップS13)。
一方、そのディスプレイに表示された映像により、安全であることを利用者が確認して、警備切替選択釦22又は錠制御選択釦23を押下することで(ステップS14あるいはステップS16)、それぞれ、セキュリティ監視切替(ステップS15)及び電気錠制御(ステップS17)を可能とするとともに、入扉側ディスプレイ1のカメラ映像表示ウインドウ26のカメラ映像表示を終了する(ステップS18)。
なお、いずれの釦の押下もない場合には、ステップS6に戻り、ステップS6において、タイムアウトであると判定された場合には、入扉側ディスプレイ1のカメラ映像表示ウインドウ26のカメラ映像表示を終了する(ステップS19)。
このように、図2の動作においては、カメラ映像により、扉の反対側の状況把握が確実となり、扉開時の扉と人との予期せぬ接触を防止することができる。また、入側に関しては、安易に室内の映像を表示すると、プライバシーの侵害やセキュリティ上の問題があるため、認証操作等の特殊操作を元に表示許可させてから表示を行うため、利用者が快適に利用することができる。また、企業CM等や天気予報及びニュース等の情報を画面表示することができるので、廊下を通過する利用者が当該映像により種々の情報を得ることができる。さらに、カメラを切り替えることにより、室内の映像を確認することができるので、扉を開ける前に、入扉前で部屋内状況を把握することができるので、部屋内に侵入者がいることを知ることができるので、安心である。
次に、図3の出扉動作フローチャートをもとに動作説明を行う。
室内11の内側に設けられた出側から見た扉6に設置されている出扉側ディスプレイ4は、通常時は、企業CM等の所定の映像を表示しているか、あるいは、消灯している。このとき、利用者が扉6に近づいて、扉6に設置されている出扉側センサー5により当該利用者が検知される(ステップS30)と、当該検知信号に基づいて、制御手段は、出扉側ディスプレイ4のカメラ映像表示ウインドウ33に、図1(b)に示すように、入扉用カメラ7が撮影した映像を表示する(ステップS31)。次に、出扉側ディスプレイ4に、図1(b)に示すように、操作用画面が表示される(ステップS32)ので、その画面を用いて利用者が認証に必要なデータを入力操作するか(ステップS33)、又は、利用者がカード操作をする(ステップS36)ことで、室内11からの退室を許可してもよい退室許可者であるか否かが判断される。退室許可者であれば、電気錠制御を行って、解錠し、扉6を開扉可能な状態にする(ステップS34)。
なお、ここで、ステップ32において操作用画面が表示された時点から経過時間がカウントされ始め、所定の時間を経過したか否かを判定するためのタイムアウトチェックが開始されている(ステップS37)。当該タイムアウトチェック中に、ステップS33あるいはS36の認証が行われて退室許可者であると判定された場合には、当該認証結果信号に基づいて、制御手段は電気錠制御を行って解錠し、扉6を開扉可能な状態にする(ステップS34)。
一方、タイムアウトチェックの結果、所定の時間が経過してタイムアウトと判定された場合には、出扉側ディスプレイ4のカメラ映像表示ウインドウ33のカメラ映像表示を終了する(ステップS35)。
なお、退室側での退室可能者判定処理がいらない場合は、出扉側センサー認識で電気錠制御を行うか、出扉側ディスプレイ4の操作用表示画面で錠制御選択釦31の押下操作により電気錠制御を行うことにより実現ができる。
このように、図3の動作においては、カメラ映像により、扉の反対側の状況把握が確実となり、扉開時の扉と人との予期せぬ接触を防止することができる。また、企業CM等や天気予報及びニュース等の情報を画面表示することができるので、室内の利用者が当該映像により種々の情報を得ることができる。
次に、図4の来客者動作フローチャートをもとに動作説明を行う。なお、来客者動作は、図2の入扉側動作フローチャート内に含まれる機能であるが、ここでは、来客者動作のみの動作に絞って説明する。
室内11の外側に設けられた入側から見た扉3に設置されている入扉側ディスプレイ1は、通常時は、企業CM等の所定の映像を表示しているか、あるいは、消灯している。このとき、来客が扉3に近づいて、扉3に設置されている入扉側センサー2によりそれが検知される(ステップS40)と、出扉側ディスプレイ4に図1(b)に示すような操作用画面が表示される(ステップS41)。この時点から経過時間をカウントし始め、所定の時間を経過したか否かを判定するためのタイムアウトチェックを開始する(ステップS42)。
このとき、室内側にいる利用者が出扉側ディスプレイ4に図1(b)に示すような操作用画面が表示されたことに気付いて、扉6に近づくと、扉6に設置されている出扉側センサー5によりそれが検知される(ステップS43)。それにより、制御手段は、出扉側ディスプレイ4のカメラ映像表示ウインドウ33に、図1(b)に示すように、入扉用カメラ7が撮影した映像を表示する(ステップS44)。次に、その画面を用いて利用者が来客か否か、すなわち、入室許可者か否かを利用者が判定し、入室許可者だった場合に、利用者が来客者選択釦32を押下することで、電気錠制御が行なわれ、解錠され、扉6を開扉可能な状態にするとともに、来客者があることを部屋内にアナウンスする(ステップS46)。
一方、所定時間が経過しても、出扉側センサー5により人が検知されない場合には、出扉側ディスプレイ4のカメラ映像表示ウインドウ33のカメラ映像表示を終了する(ステップS35)。このように、扉3の前に人が立った場合には、室内11側の利用者が、出扉側ディスプレイ4を確認し、出扉側から扉をあける動作を実現することで安全を確保することが可能となる。
このように、図4の動作においては、来客者に対して扉開することなく、映像により判断できるので、安心である。
以上のように、この発明に係るカメラ切替表示装置においては、第1の効果として、カメラ映像により扉の反対側の状況把握が確実となり、扉開時の扉と人との衝突を確実に防止することができる。また、来客者があった場合も、扉開することなく、映像により相手を判断することができる。また、第2の効果として、警報発生時は部屋内に入らず、入側扉前で部屋内状況を把握することができるので、危険が少なくなり、即緊急通報することが可能である。
なお、来客者が、予めメモリに登録されているか、あるいは、IDカードを携帯している場合には、入扉側ディスプレイ1の来客者選択釦25を押下した後に、入扉側ディスプレイ1の画面を用いて来客が認証に必要なデータを入力操作するか、又は、来客がカード操作をすることで、室内11に入室を許可してもよい入室許可者であるか否かが判断され、入室許可者であれば、電気錠制御を行って、解錠し、扉3を開扉可能な状態にするようにしてもよい。
この発明に係るカメラ切替表示装置の構成を示した構成図である。 この発明に係るカメラ切替表示装置の動作を示した流れ図である。 この発明に係るカメラ切替表示装置の動作を示した流れ図である。 この発明に係るカメラ切替表示装置の動作を示した流れ図である。
符号の説明
1 入扉側ディスプレイ、2 入扉側センサー、3,6 扉、4 出扉側ディスプレイ、5 出扉側センサー、7 入扉用カメラ、8 出扉用カメラ、9 室内用カメラ、10 室内センサー、11 室内。

Claims (2)

  1. 扉の入側と出側の両方に設けられ、前記扉の入側の近傍および出側の近傍を撮影する2つのカメラ手段と、
    前記カメラ手段に接続されて、前記カメラ手段が撮影した前記入側の近傍および前記出側の近傍の映像をそれぞれ画面表示するための前記扉の出側と入側の両方に設けられた2つの映像表示手段と、
    前記扉の入側と出側の両方に設けられ、前記扉の入側の近傍および出側の近傍に存在する人をそれぞれ検知する2つの検知手段と
    を備え、
    前記扉の入側および出側に設けられた前記検知手段のいずれか一方が前記近傍に人の存在を検知したときに、当該検知手段と同じ側に設けられている前記映像表示手段は、当該検知手段からの信号に基づいて、前記扉の反対側に設けられたカメラ手段が撮影した前記扉の反対側の近傍の映像を画面表示する映像表示装置であって、
    前記扉の入側に設けられた室内状況表示選択釦と、
    前記扉が設置されている部屋の内部に設けられ、前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知する室内検知手段と、
    前記室内状況表示選択釦が押下されたときに、周期的に撮影エリアを変更して室内全体を撮影し、その映像を前記扉の入側に設けられた前記映像表示手段に画面表示するための映像信号を出力するとともに、その状態において、前記室内検知手段が前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知した場合には、前記室内検知手段からの信号に基づいて、当該物体が存在する撮影エリアを選択し、その撮影映像を前記扉の入側に設けられた前記映像表示手段に画面表示するための映像信号を出力する室内用カメラ手段と
    をさらに備えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 扉の入側の近傍に存在する人を検知する入側検知ステップと、
    前記入側検知ステップにより前記人が検知された場合に、前記扉の出側の近傍に存在する人を検知する出側検知ステップと、
    前記出側検知ステップにより前記人が検知された場合に、前記扉の入側に設置されたカメラにより撮影された前記扉の入側の近傍の映像を、前記扉の出側に設置されたディスプレイに表示する映像表示ステップと
    を備えた映像表示方法であって、
    前記扉の入側に設けられた室内状況表示選択釦が押下されたときに、周期的に撮影エリアを変更して室内全体を撮影し、その映像を前記扉の入側に設置されたディスプレイにするとともに、その状態において、前記扉が設置されている部屋の内部に設けられた室内検知手段が前記部屋の内部において動く物体が存在していることを検知した場合に、前記室内検知手段からの信号に基づいて、当該物体が存在する撮影エリアを選択し、その撮影映像を前記扉の入側に設置された前記ディスプレイに画面表示する室内状況表示ステップ
    をさらに備えたことを特徴とする映像表示方法。
JP2006043912A 2006-02-21 2006-02-21 映像表示装置および映像表示方法 Expired - Fee Related JP4869732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043912A JP4869732B2 (ja) 2006-02-21 2006-02-21 映像表示装置および映像表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043912A JP4869732B2 (ja) 2006-02-21 2006-02-21 映像表示装置および映像表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007226316A JP2007226316A (ja) 2007-09-06
JP4869732B2 true JP4869732B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38548113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006043912A Expired - Fee Related JP4869732B2 (ja) 2006-02-21 2006-02-21 映像表示装置および映像表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869732B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5404076B2 (ja) * 2009-02-02 2014-01-29 三菱電機株式会社 扉制御装置
CN103306592A (zh) * 2012-03-08 2013-09-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 安全提醒系统及安全提醒方法
JP7096059B2 (ja) * 2018-04-24 2022-07-05 Ykk Ap株式会社 自動開閉システム及び開閉制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007226316A (ja) 2007-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070268145A1 (en) Automated tailgating detection via fusion of video and access control
US20120169880A1 (en) Method and system for video-based gesture recognition to assist in access control
KR101676104B1 (ko) 비밀번호 도어락을 구비한 보안시스템
JP5121122B2 (ja) 監視装置
TWM527479U (zh) 智能化門禁系統
WO2014157770A1 (ko) 디지탈 도어락과 무선통신 단말기를 이용한 출입 인증 방법 및 그 장치
JP4866801B2 (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP2008208656A (ja) 集合住宅インターホンシステム
JP4869732B2 (ja) 映像表示装置および映像表示方法
JP2010211514A (ja) 侵入者監視システム
JP2006120086A (ja) 共連れ検出システム
JP2007162369A (ja) セキュリティシステム
JPH09198538A (ja) 入退室管理端末装置
JP2010246056A (ja) 建物の撮影システム
RU2321068C1 (ru) Способ видеоконтроля и управления доступом
JP4493521B2 (ja) 出入管理装置
JPH10222773A (ja) ビルセキュリティシステム
TWI599991B (zh) Intelligent access control system
JP4559802B2 (ja) セキュリティシステム、セキュリティ装置及びセキュリティ方法
JP2004265007A (ja) 集合住宅用セキュリティシステム
JP2006121442A (ja) 表札表示装置
JP2006132195A (ja) 入場管理システム
JP5760183B2 (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP5367949B2 (ja) セキュリティ機能付集合住宅インターホンシステム
KR20170073904A (ko) 홈 네트워크를 이용한 세대 방범시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4869732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees