JP2016192690A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カメラの撮像映像を保存する映像記憶部31を備えたサーバ3が通信ネットワークNを介して接続されると共に、インターホン子機1は、呼出動作と登録動作との2つの動作を実施する子機CPU18を有し、呼出動作は所定の呼出ボタン12の押下操作を受けて実施され、インターホン親機2に呼出信号及びカメラ11の撮像映像を送信する一方、登録動作は呼出ボタン12の長押しを受けて実施され、サーバ3に呼出信号及びカメラ11の撮像映像を送信し、呼出信号及び撮像映像が送信されたサーバ3は、受信した撮像映像を日時情報と共に映像記憶部31に保存する。
【選択図】 図1
Description
このような通信ネットワークを介して接続されたインターホンシステムは、無人駅等関係者が居ない場所から離れた場所にいる関係者を呼び出すのに便利であるし、町内等の地域において不審者の通報等の防犯に活用できるため、普及が見込まれている。
1つは、紙媒体やパーソナルコンピュータにより履歴を残すことになるが、例えば2回しか巡回していないのに3回巡回したと実施チェックが改ざんされる場合があった。また、2人1組での巡回が義務づけられていても、実際は1人だけで巡回して、記録上は2人と記録する改ざんもあった。
このような改ざんを防止するには、正確な巡回履歴を記録する機器も存在するが、専用機器になりコストアップとなった。
この構成によれば、警備員等が所定の場所を巡回した際に、巡回場所に設置されたインターホン子機を操作すれば巡回履歴をサーバに残すことができる。そのため、履歴が改ざんされる余地が発生しないし、履歴に映像情報が含まれることで巡回人数も把握でき、巡回が疎かになるのを防止できる。そして、巡回後に別途巡回記録を作成する必要がなくなる。
この構成によれば、警備員等が所定の場所を巡回した際に、巡回場所に設置されたインターホン子機を操作すれば巡回履歴を監視カメラ録画装置に残すことができる。そのため、履歴が改ざんされる余地が発生しないし、履歴に映像情報が含まれることで、巡回人数も把握でき、巡回が疎かになるのを防止できる。そして、巡回後に別途巡回記録を作成する必要がなくなる。加えて、監視カメラ録画装置に履歴が保存されるため、監視カメラの映像と共に録画映像を一括管理できるし、別途履歴保存手段を設ける必要が無く安価な構成で実施できる。
この構成によれば、呼出ボタンの操作で登録操作もできるため、インターホン子機には呼出ボタンを1つ設ければ良く、従来のインターホン子機を変更すること無く使用でき、安価に構成できる。
この構成によれば、登録操作中の映像が保管されるので、操作者の映像を確実に録画できるし、映像を含むファイルの伝送は登録操作終了後のため、伝送速度を下げても良いし、インターホン子機カメラの解像度を上げることも可能となる。更に、エラーリトライも可能となるため、確実な記録を実施できる。
尚、子機1は、例えば警備員が巡回する場所に設置され、親機2及びサーバ3は警備会社等に設置される。例えば、子機1は、公園、イベント会場、オフィスビル、コインパーキング等巡回で立ち寄る場所に設置される。
サーバ3は、映像を保存する映像記憶部31、サーバ3を制御するサーバCPU32、子機1及び親機2と通信するサーバIF33等を備えている。
具体的に子機CPU18は、呼出ボタン12が押下されたらカメラ11を起動して撮像映像をメモリ17に録画して一時保管する。この録画は呼出ボタン12の押下が終了するまで継続され、呼出ボタン12の長押し終了を受けて録画も終了する。この結果、2秒以上の映像がメモリ17に保管される。尚、呼出ボタン12の押下時間が所定時間に満たなかった場合は、呼出操作されたと判断し後述する呼出動作を実施し、メモリ17へ録画した像が消去される。
呼出信号及び映像を受信したサーバCPU32は、呼出信号に含まれる子機1のID情報と受信した映像を、受信した時刻情報と共に映像記憶部31に保存する。
通信ネットワークNを介して呼出信号及び映像を受信した親機2では、親機CPU26がスピーカ23から呼出音を報音させると共に、送信された映像をモニタ21に表示させる。
こうして、親機2の呼出音に気づいた応答者がハンドセット22を取り上げると、通話路が形成されて、呼出者と応答者との間で通話が成される。
また、呼出ボタン12の操作で登録操作もできるため、子機1には呼出ボタン12を1つ設ければ良く、従来の子機を変更すること無く使用でき、安価に構成できる。
更に、登録操作中の映像が保管されるので、操作者の映像を確実に録画できるし、映像を含むファイルの伝送は登録操作終了後のため、伝送速度を下げても良いし、カメラ11の解像度を上げることも可能となる。更に、エラーリトライも可能となるため、確実な記録を実施できる。
子機1、親機2の接続形態は図1と同様であり、監視カメラ録画装置4も上記サーバ3と同様に通信ネットワークNを介して子機1及び親機2に接続されている。尚、監視カメラ録画装置4が本来録画する対象の監視カメラは省略してある。
呼出信号及び映像を受信した監視カメラ録画装置4は、呼出信号に含まれる子機1のID情報と映像を、受信した時刻情報と共に映像記憶部41に保存する。
そのため、子機1のカメラ11が出力する映像信号も、映像処理部16aにおいて監視カメラ録画装置4が録画可能なH.264のフォーマットに変換されて出力される。
加えて、監視カメラ録画装置4に履歴が保存されるため、監視カメラの映像と共に録画映像を一括管理できるし、別途履歴保存手段を設ける必要が無く安価な構成で実施できる。
また、呼出ボタン12を呼出専用として、別途登録専用のボタンを設けても良い。
Claims (4)
- 操作者を撮像するためのカメラ及び呼び出し/通話機能を備えた少なくとも1つのインターホン子機と、前記カメラの撮像映像を表示するモニタ及び前記インターホン子機からの呼び出しを受けて応答する通話機能を備えたインターホン親機とが通信ネットワークを介して接続されたインターホンシステムであって、
前記カメラの撮像映像を保存する映像情報保存部を備えたサーバが前記通信ネットワークを介して接続されると共に、
前記インターホン子機は、呼出動作と登録動作との2つの動作を実施する呼出制御部を有し、
前記呼出動作は所定の呼出操作を受けて実施され、前記インターホン親機に呼出信号及び前記カメラの撮像映像のうち少なくとも呼出信号を送信する一方、
前記登録動作は所定の登録操作を受けて実施され、前記サーバに呼出信号及び前記カメラの撮像映像を送信し、前記呼出信号及び前記撮像映像が送信された前記サーバは、受信した前記撮像映像を日時情報と共に前記映像情報保存部に保存することを特徴とするインターホンシステム。 - 操作者を撮像するためのカメラ及び呼び出し/通話機能を備えた少なくとも1つのインターホン子機と、前記カメラの撮像映像を表示するモニタ及び前記インターホン子機からの呼び出しを受けて応答する通話機能を備えたインターホン親機とが通信ネットワークを介して接続されたインターホンシステムであって、
監視カメラと当該監視カメラの撮像映像を保存する監視カメラ録画装置とが、前記通信ネットワークを介して接続される一方、
前記インターホン子機は、前記カメラの撮像映像を前記監視カメラ録画装置に保存可能な映像データに変換する映像処理部と、呼出動作と登録動作との2つの動作を実施する呼出制御部とを有し、
前記呼出動作は所定の呼出操作を受けて実施され、前記インターホン親機に呼出信号及び前記カメラの撮像映像のうち少なくとも呼出信号を送信する一方、
前記登録動作は所定の登録操作を受けて実施され、前記監視カメラ録画装置に呼出信号及びデータ変換された前記カメラの撮像映像を送信し、前記監視カメラ録画装置に撮像映像が日時情報と共に保存されることを特徴とするインターホンシステム。 - 前記インターホン子機は、押下して前記呼出操作するための呼出ボタンを有し、
前記呼出制御部は、前記呼出ボタンが一定時間以上継続して押下されると前記登録操作が成されたと判断して前記登録動作を開始することを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンシステム。 - 前記インターホン子機は、映像を一時保管する一時記憶部を有し、
前記呼出制御部は、前記登録操作中の前記カメラの撮像映像を前記一時記憶部に保管し、
前記登録操作の完了を受けて前記一時記憶部に保管された映像を送信することを特徴とする請求項3記載のインターホンシステム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2015-03-31 JP JP2015071767A patent/JP6408413B2/ja active Active
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