JP2011114720A - 外部異常検知機能を有するインターホンシステム - Google Patents

外部異常検知機能を有するインターホンシステム Download PDF

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Abstract

【課題】新たに特別の機器を追加することなく、インターホンシステムが外部の異常を監視する技術を提供する。
【解決手段】カメラ付きのインターホン子機とインターホン親機から構成されるインターホンシステムにおいて、前記インターホン子機は、望遠モードによる外部の映像または接写モードによる来訪者の映像を入力するカメラと、外部異常音を監視する外部音監視モードによる外部音または接話モードによる来訪者の音声を入力するマイクと、前記マイクの感度を制御して前記外部音監視モードと前記接話モードを切り替える手段を有する。
【選択図】図1

Description

外部異常検知が可能なインターホンシステムに関する。
従来、防犯機能を実現する上で、異常検知とインターホンシステムの連動については、センサ機能を有する別装置を使用し、それをインターホン親機に接続、連動を行うことで、異常を検知し、また、外部のカメラユニットにより、映像情報を取得するシステムは知られている。
例えば、特許文献1の記載のように、センサ付き通信子機からの受信が可能な通信親機をインターホン親機に接続し、通信子機センサの異常検知信号でカメラを動作させて撮影し、撮影した映像をインターホン親機にて録画を行うことができるといったインターホン装置が提案されているが、これら装置は、個々が防犯装置として機能する装置であり、各装置に対して個別にセンサ装置やカメラ等を増設することで、防犯強化を計る装置である。
特開2007-104015号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、インターホンシステムとは独立に、相互に無線通信可能な通信子機と通信親機を用意し、外部の異常を検知可能なセンサを通信子機に接続し、検知した異常を通信親機に送信する。さらに外部にカメラユニットを接続して親機の指示により映像を撮影、その結果を親機側で録画し、異常の分析に提供する。したがって、本技術の実施のためには、インターホンシステム以外に通信子機、異常検知センサ、カメラユニット、録画機能を有する通信親機とを必要とし、かなり大がかりなシステムとなるという問題がある。
本発明は係る問題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、新たに特別の機器を追加することなく、インターホンシステムが外部の異常を監視する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、インターホン子機と前記インターホン子機を制御するインターホン親機から構成されるインターホンシステムにおいて、前記インターホン子機は、
来訪者が押下する呼出ボタンと、外部の映像を入力する外部映像入力モードおよび近傍に居る来訪者の映像を入力する来訪者映像入力モードを有する映像入力手段と、前記呼出ボタンが押下されると前記映像入力手段が具備するカメラの焦点または撮像範囲を制御して前記映像入力手段のモードを前記外部映像入力モードから前記来訪者映像入力モードに切り替える映像入力モード切替手段並びに/若しくは、前記インターホン子機は、来訪者が押下する呼出ボタンと、外部の音声を入力する外部音声入力モードおよび近傍に居る来訪者からの音声を入力する来訪者音声入力モードを有する音声入力手段と、前記呼出ボタンが押下されると前記音声入力手段が具備するマイクの感度または集音範囲を制御して前記外部音声入力モードから前記来訪者音声入力モードに切り替える音声入力モード切替手段と、を有することを特徴とする。
本発明のインターホンシステムにおいて呼出ボタンが押下されていない場合に、インターホン子機のマイクは外部音声入力モードで集音し、さらに該インターホン子機がカメラを有する場合、該カメラは外部映像入力モードで撮像するので、新たに特別の機器を追加することなく防犯監視システムを実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の外部異常検知機能を有するドアホンシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、インターホン子機と前記インターホン子機を制御するインターホン親機から構成されるインターホンシステムにおいて、インターホン子機2は、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が呼出時に押下する呼出ボタン202、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203、呼出ボタン押下時の呼び出し音および在宅者からの音声を送出するスピーカ204、インターホン親機1とインターホン子機2間の接続制御およびインターホン子機2そのものの制御を行う制御部210、呼出ボタン押下情報に連動し、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207、カメラ201からの映像を処理する映像信号入力部205、マイク203から集音された音信号を処理する音信号入力部208、スピーカ204への音信号の調整を行う音信号出力部209の構成要素を有する。
また、インターホン親機1は、インターホン子機2からの映像を表示するモニタ101、インターホン子機2からの呼出に対して応答を行う際に操作する操作部102、インターホン子機2からの呼出時に応答後、通話に在宅者の音信号を聴取するためのマイク103、インターホン子機2からの呼出があった際に、呼び出し音を送出およびインターホン子機2からの音信号を送出するスピーカ104、インターホン子機2からの映像信号、音信号経路切替を行うインターフェース切替部106、インターホン子機2との通話切替を行うインターホン部107、インターホン子機2からの音信号により異常音検知を行う異常音判定部108、異常音検知を行うに当たり異常音判定に使用する異常音登録データを保持している異常音サンプルデータベース部109、異常音検知により、一時録画されているデータに対する制御を行う録画制御部110、外部異常音検知動作中における外部の録画データを一時的に保存している一時録画部111、録画制御部110からの制御により一時録画部111に保存されていた録画データの抽出を行う特定録画箇所抽出部112、録画として保存データを保持する録画保存部113、録画保存されたデータを外部に取り出すための外部IF部116、録画保存されたデータをあらかじめ登録した宛先に通報動作を行う通報部115、外部に通報するために使用する回線IF部114の構成要素を有する。
以下、図2から図5を用いて、本発明の内容を詳細に説明する。
図2は、来訪者6によるインターホン子機2を呼出時の動作を示すシーケンス図である。
来訪者6によりインターホン子機2の呼出ボタン202を押下される(S300)と、ボタン押下情報通知(S301)を、インターホン親機1に通知する。インターホン親機1は、ボタン押下情報通知(S301)により、インターホン子機2に対して、カメラの撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に接写モード切替命令(S302)、および、マイクの集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に接話モード切替命令(S303)を行い、これにより、インターホン子機2のカメラ201および、マイク203の動作モードの切替が行われる。
このようにカメラ201の動作モードの切り替えと同期して、マイク203の動作モードの切り替えを行う場合には、本発明のインターホンシステムは、呼出ボタンが押下されない場合、インターホン子機のカメラは外部映像入力モードで撮像し、マイクは外部音声入力モードで録音するので、新たに特別の機器を追加することなく音声付防犯監視カメラシステムを実現することができるという効果がある。
また、カメラおよび関連映像処理機能を有さないインターホンシステムにおいては、呼出ボタンの押下によってマイク203の動作モードのみを切り替えることにより音声のみの防犯監視システムを実現することができるという効果がある。ここで言うカメラおよび関連映像処理機能とは、図1においてカメラ201、映像信号入力部205、望遠・接写切替制御部206、信号加算器211、モニタ101、一時録画部111、録画制御部110、特定録画箇所抽出部112および録画保存部113並びに、図2において、シーケンス接写モードへ切り替えS302,映像情報S304,親機モニタ画像表示S305、並びに図3における親機モニタ大気表示S402,望遠モード切り替えS404を言う。以下の説明においても関連の部分は、不要であることは容易に理解されるので、詳細は省略する。
カメラ201のレンズは、無限焦点レンズを使用するが、前記望遠/接写切替制御部206により焦点あわせのための初期距離設定値を変更することにより、焦点調整のための時間短縮および主要被写体(撮りたいもの)にピントが合わず、ぼけてしまった画像録画の防止をはかる。また、マイク203においては、前記外部音監視/接話切替制御部207により、マイク感度の変更を行うが、マイク203は、無指向性のものを使用することで、インターホン子機2の前面のみだけでなく、周辺の音の集音を可能とする。
カメラ201により撮影された映像データは、インターホン親機1に送られ(S304)、呼出ボタンが押下されるとインターホン親機1のモニタ101に表示され(S305)、呼び出し音が、インターホン親機1のスピーカ104およびインターホン子機2のスピーカ204より送出される(S306、S307)。このとき、インターホン親機1の操作部102より、応答操作(S308)を行うことで、インターホン親機1と、インターホン子機2間が通話状態(S309)となる。
図3は、インターホン子機2が呼出通話終了時の動作を示すシーケンス図である。
来訪者6と在宅者3による通話状態(S400)において、在宅者3による停止操作または、所定時間経過により(S401)、インターホン親機のモニタ101は、待機時表示(S402)となり、インターホン親機1と、インターホン子機2間の通話は、切断される(S403)。
また、インターホン子機2に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令(S404)、および、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令(S405)を行い、これにより、インターホン子機2のカメラ201、および、マイク203のモード切替を行う。
カメラ201のレンズは、無限焦点レンズを使用するが、前記望遠/接写切替制御部206により焦点あわせのための初期距離設定値を変更することにより、焦点調整のための時間短縮および主要被写体(撮りたいもの)にピントが合わず、ぼけてしまった画像録画の防止をはかる。
また、マイク203においては、前記外部音監視/接話切替制御部207により、マイク感度の変更を行うがマイクは、無指向性のものを使用することで、インターホン子機2の前面のみだけでなく、周辺の音の集音を可能とする。なお、集音モードの切り替えは、ガンマイク、マイクロフォンアレーの集音技術を用いて、集音範囲(指向性)を制御してもよい。
図4から図10は、カメラ及び関連映像処理機能を有するインターホンシステムに関する説明図である。
図4は、インターホン子機2による外部異常音検出時の動作を示すシーケンス図である。
インターホン子機2に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令(S500)、および、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令(S501)を行い、インターホン子機2のカメラ201の撮影モードおよび、マイク203の集音モードの切替を行う。
外部音監視モード切替時には、マイク感度のレベルは、事前に設定された外部音を集音するのに適切な感度レベルとなる。このとき、インターホンシステムは、外部異常音検知モードとなる。ここで、外部から異常音が集音されると(S503)、該異常音および異常音発生時の映像信号がインターホン子機2より、インターホン親機1に通知され(S504)、インターホン親機1内の異常音判定部108が、該異常音と異常音サンプルとの照合を行う(S505)。
異常音判定部108により、異常音か否かの判定を行い(S506)、異常音との判定がされた場合、その時刻前後の撮像された映像を一時録画部111から特定録画箇所抽出部112によって抽出し、録画保存部113に保存する。また、通報部115によって、特定録画箇所抽出部112で抽出した録画を所定の宛先に送信処理を行う(S508)。これにより、本発明のインターホン親機は異常検知機能を実現し、異常発生時の音声信号および映像信号をインターホン親機において録音、録画し、保存または所定の宛先に送信することで、異常事態の発生に対処する防犯監視カメラシステムを実現する効果がある。
異常音であるとの判定がされなかった場合、撮像された映像データは一時録画部111に保存され、所定の時間が経過した映像データは、所定時間毎にオーバーライトされ破棄される。(S507)
通報部115には、図示されない宛先記憶部があり、送信する宛先をあらかじめ複数登録ができ、宛先の順番設定も可能である。たとえば、宛先Aに正常に配信できなかった場合は、宛先Bに配信処理を行う。以降所定の登録数の宛先に巡視配信処理することが可能である。
図5は、インターホン子機2による異常音サンプル音のデータベース登録動作を示すシーケンス図である。
インターホン子機2から操作者7により、特定操作を行う(S600)。特定操作が行われたことを制御部210で検出し、特定操作通知(S601)が、インターホン親機1の制御部105に送信される。
また、同様に、操作者7により、インターホン親機1の操作部102より特定操作を行うことでも可能である(S602)。
ここで、特定操作の手段として、インターホン子機2からの操作としては呼出ボタン202を一定時間長押しすること、またインターホン親機1からの操作としては操作部102の所定のボタンを一定時間長押しすることで、異常音サンプル音のデータベース登録動作に移行することを可能とするが、前述の手段は一例でありその他操作でも可能である。
特定操作通知(S601)により、インターホン親機1の制御部105は、インターホン子機2に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に接写モード切替命令(S603)、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に接話モード切替命令(S604)を送付する。
これにより、インターホン子機2のカメラ201、マイク203のモード切替が行われる。また、インターホン親機1の制御部105は、インターホン部107に対して、異常音登録動作モードを設定し、所定の時間登録待ち状態を継続する(S608)。このとき、インターホン子機2より、登録したい異常音サンプル音(S605)として、例えば、「自動車の急ブレーキ時の音」や、「女性の悲鳴」などのサンプル音を入力することで(S606)、入力された異常音サンプルは、インターホン親機1のインタ−ホン部107に伝達され(S607)、インターホン部107によって、異常音サンプルデータベース部109に異常音サンプル一時登録が行われる(S609)。
異常音サンプルデータベース部109に一時登録された異常音データは、操作者7が最終的な意思を表示のための登録操作(S611)を行うと、登録要否の判定が行われる(S610)。最終的意思表示としての登録操作として「登録判定を登録する」を選択すると登録処理が行われ登録操作が終了する(S613)。「登録判定時に登録しない」を選択すると異常音サンプルとして一時登録された異常音データは破棄され、登録動作は終了する。(S612)
図6は、インターホン子機2の望遠/接写切替部動作206(来訪者6によるインターホン子機2の呼出ボタン202押下時)を示すシーケンス図である。
来訪者6によりインターホン子機2の呼出ボタン202が押下される(S300)と、ボタン押下情報通知(S301)を、インターホン親機1に通知する。インターホン親機1の制御部105は、ボタン押下情報通知(S301)を受信すると、インターホン子機2に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に接写モード切替命令(S302)、および、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に接話モード切替命令(S303)を送信し、これにより、インターホン子機2のカメラ201、マイク203のモード切替が行われる。
カメラ201のレンズは、無限焦点レンズを使用するが、前記望遠/接写切替制御部206により焦点あわせのための初期距離設定値を変更し(S3021)、焦点調整を行う(S3022)。これにより、焦点合わせのための時間短縮および主要被写体(撮りたいもの)にピントが合わず、ぼけてしまった画像録画の防止をはかる。また、マイク203においては、前記外部音監視/接話切替制御部207により、マイク感度の変更(S3031)を行うがマイク特性は、無指向性のものを使用することで、インターホン子機2の前面のみだけでなく、周辺の音の集音を可能とする。
以上、本発明のインターホンシステムの動作原理について詳細にのべたが、本発明によれば、インターホン親機、子機以外に特別の装置を設置することなく、防犯監視カメラ機能が実現し、また、本提案のインターホン装置を例えば集団住宅の全住宅に設置することで、各インターホン子機が該集合住宅の全地域をカバーする広範な監視カメラとして機能し、親機に録画された異常音検出時の解析によって、設置された地域の防犯システムとしての役目を果たすことも可能である。
図7〜図9は、インターホン親機動作を示すフローチャートである。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出ボタン押下通知がなかった場合(S701,No)、さらに、所定の特定操作がなかった場合(S721,No)は、インターホン子機2に対して、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令を行う(S731)。
このとき、外部異常音があるか否かを判定(S732)にて外部異常音がない場合(S732,No)には、インターホン子機2からの映像信号、音信号の一時録画動作(S736)を行い、再度、呼出ボタン押下通知がないかの判定処理(S701)に戻る。
前術の外部異常音があるか否かを判定(S732)にて外部異常音がある場合には(S732,Yes)、インターホン子機2からの映像信号、音信号が一時保存されている一時録画部111に保存されたデータより、所定時間の過去データより抽出を行い(S733)、先に登録された外部異常音がある場合の動作設定により、通報または、記録時それぞれの処理を行う。(S734)
ここで、通報が設定されていた場合には、通報動作の処理動作(S737)として、インターホン親機1の通報部115および回線IF部114より、記録した録画データの配信を行う。
また、記録が設定されていた場合には、記録動作の処理動作(S737)として、インターホン親機1の録画保存部113に記録した録画データが保存される。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出ボタン押下通知がなかった場合(S701,No)、さらに、所定の特定操作が行われた場合(S721,Yes)は、インターホン子機2に対して、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令を行う(S722)。
このとき、外部異常音として登録するサンプル音をインターホン子機2のマイク203より入力し(S723)、一定時間の間に入力する(S724)。
登録操作の完了後、前に登録操作をしたサンプル音が自動再生され保存するか否かの再確認を行い(S725)、異常音サンプルとして登録する場合は、一定時間ないに再度呼出ボタンの押下により登録(S726)し、一定時間内に呼出ボタンの押下がされない場合は、登録せずに待ち状態となる。
インターホン親機1は、インターホン子機2からの呼出ボタン押下通知があった場合(S701,Yes)は、インターホン子機2に対して、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に接写モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に接話モード切替命令を行う(S702)。
その後、インターホン子機2より、映像情報を取得し、インターホン親機1のモニタ101に取得映像を表示(S703)および呼び出し音の送出をインターホン子機2や、インターホン親機1に対して行い(S704)、インターホン子機2からの呼出に対して応答待ち状態(S705)となる。
ここで、一定時間内に応答操作を行わない場合には(S708,Yes)、モニタを待機状態(S709)とし、通話路の切断(S710)を行った後、インターホン子機2に対して外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令を行う(S711)。
また、応答操作を行った場合(S705,Yes)には、インターホン子機2との通話状態となり(S706)、終了操作を行わないか(S707,No)、一定の時間が経過しない間は(S708,No)、通話を継続する。終了操作が行われた場合には、モニタを待機状態(S709)とし、通話路の切断(S710)を行った後、インターホン子機2に対して外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令を行い(S711)待ち状態となる。
図10は、インターホン子機動作を示すフローチャートである。
インターホン子機2は、呼出ボタンが押下されたか否か(S801)により、呼出ボタンが押下されない場合(S801,No)、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令を行い、これにより、インターホン子機2のカメラ201、マイク203のモード切替を行い(S808)、外部音監視状態(S809)として、監視状態となる。
インターホン子機2は、呼出ボタンが押下されたか否か(S801)により、呼出ボタンが押下された場合(S801,Yes)、呼出ボタン押下情報をインターホン親機2に通知を行い(S802)、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に接写モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に接話モード切替命令を行い、これにより、インターホン子機2のカメラ201、マイク203のモード切替を行う(S803)。
その後、インターホン子機2のカメラ201およびマイク203により得られる映像信号や音信号は、インターホン親機1に出力し(S804)、インターホン親機1とは片通話状態となる。
また、インターホン親機1は、前述のインターホン子機1からの呼出ボタン押下情報通知(S802)により、呼出音をインターホン子機2に送出し、インターホン子機2のスピーカ204より呼出音が送出される。
このとき、在宅者により、インターホン親機1の操作部102により応答し、インターホン親機1のインターホン部107,インターフェース切替部106の経路接続が行われると、インターホン親機1とインターホン子機2間は通話状態となる(S806)。
また、一定時間の間に在宅者により、インターホン親機1の操作部102により応答操作がされなかった場合は、インターホン親機1より、インターホン子機2の制御部210に通知を行い(S807)、通話経路の切断と、外部の映像または、来訪者の映像を撮像するカメラ201、来訪者が在宅者と会話するため、および外部の異常音を聴取するためのマイク203に対して、カメラ201の撮影モードの切替を行う望遠/接写切替制御部206に望遠モード切替命令、およびに、マイク203の集音モードの切替を行う外部音監視/接話切替制御部207に外部音監視モード切替命令を行い、これにより、インターホン子機2のカメラ201、マイク203のモード切替を行い(S808)、外部音監視状態(S809)として、監視状態となる。

本発明のインターホンシステムの構成を示すブロック図である。 来訪者によるインターホン子機呼出時動作を示すシーケンス図である。 インターホン子機呼出通話終了時動作を示すシーケンス図である。 インターホン子機による外部異常音検出時動作を示すシーケンス図である。 インターホン子機による異常音サンプル音のデータベース登録動作を示すシーケンス図である。 インターホン子機の望遠/接写切替部動作(来訪者によるインターホン子機呼出ボタン押下時)を示すシーケンス図である。 インターホン親機動作を示すフローチャートである。 インターホン子機動作を示すフローチャートである。
1:インターホン親機
2:インターホン子機
101:モニタ
102:操作部
103:マイク
104:スピーカ
105:制御部
106:インターフェース切替部
107:インターホン部
108:異常音判定部
109:異常音サンプルデータベース部
110:録画制御部
111:一時録画部
112:特定録画箇所抽出部
113:録画保存部
114:回線IF部
115:通報部
116:外部IF部
201:カメラ
202:呼出ボタン
203:マイク
204:スピーカ
205:映像信号入力部
206:望遠/接写切替制御部
207:外部音監視/接話切替制御部
208:音信号入力部
209:音信号出力部
210:制御部
211:加算器部

Claims (3)

  1. インターホン子機と前記インターホン子機を制御するインターホン親機から構成されるインターホンシステムにおいて、
    前記インターホン子機は、
    来訪者が押下する呼出ボタンと、
    外部の映像を入力する外部映像入力モードおよび近傍に居る来訪者の映像を入力する来訪者映像入力モードを有する映像入力手段と、
    前記呼出ボタンが押下されると前記映像入力手段が具備するカメラの焦点または撮像範囲を制御して前記映像入力手段のモードを前記外部映像入力モードから前記来訪者映像入力モードに切り替える映像入力モード切替手段と、
    を有することを特徴とするインターホンシステム。
  2. インターホン子機と前記インターホン子機を制御するインターホン親機から構成されるインターホンシステムにおいて、
    前記インターホン子機は、
    来訪者が押下する呼出ボタンと、
    外部の音声を入力する外部音声入力モードおよび近傍に居る来訪者からの音声を入力する来訪者音声入力モードを有する音声入力手段と、
    前記呼出ボタンが押下されると前記音声入力手段が具備するマイクの感度または集音範囲を制御して前記外部音声入力モードから前記来訪者音声入力モードに切り替える音声入力モード切替手段と、
    を有することを特徴とするインターホンシステム。
  3. 請求項1または2に記載のインターホンシステムにおいて、
    前記インターホン親機は
    異常音に係る音声信号のサンプルを登録する異常音登録手段と
    前記インターホン子機から受信する音声信号と前記異常音登録手段に登録された異常音に係る音声信号のサンプルとを比較して、前記インターホン子機から受信する音声信号中に前記異常音登録手段に登録された異常音に類似した音声信号の有無を検知する異常音検知手段と、を有し、
    前記異常音検知手段が異常音に類似した音声信号を検知した場合に、当該異常音が検知した時刻の所定の時間前または直後から、前記インターホン子機から受信する映像信号または音声信号を保存するまたは所定の宛先に送信することを特徴とするインターホンシステム。
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