JP4563831B2 - テレビドアホン装置 - Google Patents

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本発明はテレビドアホン装置に係り、特に子機と親機等で通話をしている間に、監視カメラ等の他の機器からのカメラの映像をモニタに出画させることができるテレビドアホン装置に関する。
従来から、この種のテレビドアホン装置として、玄関に設置される子機にて来訪者が呼出ボタンを操作することにより室内に設置される親機を呼び出し、子機のカメラにて撮影された来訪者の映像を親機のモニタに出画表示するとともに、子機の子機マイク、子機スピーカとのハンズフリー通話を行なうための通話ボタンおよびハンドセット通話を行なうためのハンドセットの少なくとも一つとで来訪者と通話を行なうテレビドアホン装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、当該子機は、親機のパンチルト操作ボタンの操作に基づく信号でカメラおよび子機マイクのパンチルト動作を行なうためのパンチルト機構を備えている。
このような構成のテレビドアホン装置によれば、親機のパンチルト操作ボタンを操作すると、子機のカメラのパンチルト動作に連動して子機マイクのみ、または子機マイク、子機スピーカ双方がパンチルト動作され、これにより、カメラの撮影範囲が可動となり親機のモニタに出画表示される来訪者の映像を視認性の高い映像として出画表示させることができるとともに、子機マイクの集音範囲、または子機マイクの集音範囲、子機スピーカの放音範囲双方が可動となり、子機が設置される玄関先の周囲近傍で雑音が発生している場合でも良好な通話品質を確保することができる。
特開2003−219409号公報(段落番号「0014」〜「00 16」、図1)
しかしながら、このような構成のテレビドアホンにおいては、音声と映像とが独立していないため、親機や増設親機のモニタには通話している特定の機器(例えば子機)のカメラの映像が出画され、通話している間は、他の機器(例えば監視カメラ)のカメラの映像をモニタに出画させることができないという難点があった。また、親機と増設親機で室内間通話をしている間は、子機や監視カメラの映像をモニタに出画させることができないという難点があった。
本発明は上述の難点を解消するためになされたもので、本発明のテレビドアホン装置は、子機のカメラにて撮像された映像を親機及び増設親機のモニタに出画させ、子機の通話部と親機及び増設親機の通話部との間で通話を行うテレビドアホン装置であって、子機は、カメラにて撮像された映像データを映像パケット化し、子機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し親機に送出するとともに、音声パケット化された親機の通話部からの音声を音声データに処理するためのパケット処理部を備え、親機及び増設親機は、子機からの映像パケット化された映像パケットを映像データに処理してモニタに出画表示し、子機からの音声パケットを音声データに処理して親機及び増設親機の通話部から出力し、親機または増設親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し増設親機または親機の通話部に送出するとともに、親機及び増設親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し子機に送出するためのパケット処理部とを備え、親機は、増設親機との間で通話中においてモニタボタンの押下を検出したとき、子機からの映像パケット化された映像パケットの映像データをモニタに出画表示するためのCPUを備えるものである。
また、本発明のテレビドアホン装置は、子機及び監視カメラのカメラにて撮像された映像を親機及び増設親機のモニタに出画させ、子機の通話部と親機及び増設親機の通話部との間で通話を行うテレビドアホン装置であって、子機及び監視カメラは、カメラにて撮像された映像データを映像パケット化し、子機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し親機及び増設親機に送出するとともに、音声パケット化された親機及び増設親機の通話部からの音声を音声データに処理するためのパケット処理部を備え、親機及び増設親機は、子機及び監視カメラの少なくとも一方からの映像パケット化された映像パケットを映像データに処理してモニタに出画表示し、子機及び監視カメラの少なくとも一方からの音声パケットを音声データに処理して親機および増設親機の通話部から出力し、親機または増設親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し増設親機または親機の通話部に送出するとともに、親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し子機及び監視カメラの少なくとも一方に送出するためのパケット処理部とを備え、親機は、増設親機との間で通話中においてモニタボタンの押下を検出したとき、子機及び監視カメラの少なくとも一方からの映像パケット化された映像パケットの映像データをモニタに出画表示するためのCPUを備えるものである。
以上の説明から明らかなように、本発明のテレビドアホン装置によれば、子機や監視カメラ等の機器で撮像された映像データを映像パケット化し、また、子機や監視カメラ等の機器から入力された音声データを音声パケット化して親機や増設親機に送出することができることから、特定の機器(子機等)からの映像パケットの映像データを親機や増設親機のモニタに出画させながら、特定の機器(子機等)と通話中に、他の機器(監視カメラ等)からの映像パケットの映像データに切換えて出画表示させることができる。
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
[実施例1]
図1は、本発明の第1の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図、図2は同実施例におけるテレビドアホン装置のブロック図である。
図1において、本発明のテレビドアホン装置は、表玄関等に設置される第1の子機1aと、裏玄関等に設置される第2の子機1bと、表玄関付近や窓等に設置される第1の監視カメラ3aと、裏玄関付近や窓等に設置される第2の監視カメラ3bと、居室内に設置される親機5および第1、第2の増設親機7a、7bとを備えている。ここで、親機5は、第1の伝送路L1を介して第1の子機1aに、第2の伝送路L2を介して第2の子機1bに、第3の伝送路L3を介して第1の増設親機7aにそれぞれ接続され、第1の増設親機7aには第4の伝送路L4を介して第2の増設親機7bが接続されている。また、第2の増設親機7bは、第5の伝送路L5を介して第2の監視カメラ3bに接続され、第2の監視カメラ3bには第6の伝送路L6を介して第1の監視カメラ3aが接続されている。
第1、第2の子機1a、1bはそれぞれ同様の構成とされ、それぞれ、図2(a)に示すように、呼出ボタン11と、親機5、第1、第2の増設親機7a、7bと通話をするための子機マイク12aおよび子機スピーカ12bから成る通話部(以下「子機通話部」という。)12と、来訪者を撮像するカメラ(以下「子機カメラ」という。)14と、親機5、第1、第2の増設親機7a、7bの音声を増幅する子機スピーカアンプ15と、子機マイク12aの音声を増幅する子機マイクアンプ16と、子機カメラ14の映像信号を圧縮映像データに変換する子機圧縮回路17と、親機5から送信される音声データをアナログ音声信号に変換し、また子機マイクアンプ16により増幅された子機マイク12aからのアナログ音声信号を音声データに変換する子機コーデック18と、他機器から送信されたパケットで、送信先アドレスが自アドレスのパケットを制御データと音声データに分離し、またパケットを送信する際は送信先のアドレスを付加し、呼出信号およびその他の制御データと、子機圧縮回路17から出力される圧縮映像データと、子機コーデック18から出力される音声データを合成しパケット化するパケット処理部(以下「子機パケット処理部」という。)19と、自アドレス以外の受信パケットを後述する他の送受信回路21a、21bから送信する子機ブリッジ20と、他機器と接続し、パケットの交換をする第1、第2の子機送受信回路21a、21bとを備えている。ここで、子機パケット処理部19は、呼出ボタン11、子機圧縮回路17、子機コーデック18および子機ブリッジ20に接続され、子機圧縮回路17には子機カメラ14が、子機ブリッジ20には第1、第2の子機送受信回路21a、21bがそれぞれ接続されている。また、子機コーデック18は、子機スピーカアンプ15および子機マイクアンプ16に接続され、子機スピーカアンプ15には子機スピーカ12bが、子機マイクアンプ16には子機マイク12aがそれぞれ接続されている。
第1、第2の監視カメラ3a、3bは、それぞれ同様の構成とされ、それぞれ、図2(b)に示すように、人体感知センサ31と、監視カメラが設置された周囲近傍の音を聴取する監視マイク32aおよび居住者からの威嚇音等を放音する監視スピーカ32bから成る通話部(以下「監視通話部」という。)32と、不審者や監視カメラが設置された周囲近傍を撮像するカメラ34と、親機5、第1、第2の増設親機7a、7bの音声を増幅する監視スピーカアンプ35と、監視マイク32aの音声を増幅する監視マイクアンプ36と、カメラ34の映像信号を圧縮映像データに変換する監視圧縮回路37と、親機5から送信される音声データをアナログ音声信号に変換し、また監視マイクアンプ36により増幅された監視マイク32aからのアナログ音声信号を音声データに変換する監視コーデック38と、他機器から送信されたパケットで、送信先アドレスが自アドレスのパケットを制御データと音声データに分離し、またパケットを送信する際は送信先のアドレスを付加し、人体感知センサ31の感知信号およびその他の制御データと、監視圧縮回路37から出力される圧縮映像データと、監視コーデック38から出力される音声データを合成しパケット化するパケット処理部(以下「監視パケット処理部」という。)39と、自アドレス以外の受信パケットを後述する他の監視送受信回路41a〜41cから送信する監視ブリッジ40と、他機器と接続し、パケットの交換をする第1〜第3の監視送受信回路41a〜41cとを備えている。ここで、監視パケット処理部39は、人体感知センサ31、監視圧縮回路37、監視コーデック38および監視ブリッジ40に接続され、監視圧縮回路37にはカメラ34が、監視ブリッジ40には第1〜第3の監視送受信回路41a〜41cが接続されている。また、監視コーデック38は、監視スピーカアンプ35および監視マイクアンプ36に接続され、監視スピーカアンプ35には監視スピーカ32bが、監視マイクアンプ36には監視マイク32aがそれぞれ接続されている。さらに、第1の監視カメラ3aの第1の監視送受信回路41aは第2の監視カメラ3bの第1の監視送受信回路41aに接続されている。
親機5は、図2(c)に示すように、他機器と接続し、パケットデータの交換をする第1〜第6の親機送受信回路51a〜51fと、第1、第2の子機1a、1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの画像を出画する親機モニタ52と、第1、第2の子機1a、1bの子機カメラ(以下「第1、第2の子機カメラ」という。)14、14や第1、第2の監視カメラ3a、3bのカメラ(以下「第1、第2のカメラ」という。)34、34の画像をモニタするための親機モニタボタン53と、第1、第2の子機1a、1b、第1、第2の監視カメラ3a、3bおよび第1、第2の増設親機7a、7bと通話するための親機通話ボタン54と、第1、第2の増設親機7a、7bを呼び出すための親機室内呼出ボタン55と、親機マイク56aおよび親機スピーカ56bから成る通話部(以下「親機通話部」という。)56と、第1、第2の子機1a、1b、第1、第2の監視カメラ3a、3bおよび第1、第2の増設親機7a、7bの音声を増幅する親機スピーカアンプ58と、親機マイク56aの音声を増幅する親機マイクアンプ59と、第1、第2の子機1a、1b、第1、第2の監視カメラ3a、3bおよび第1、第2の増設親機7a、7bから送信される音声データをアナログ音声信号に変換し、また親機マイクアンプ59により増幅された親機マイク56aからのアナログ音声信号を音声データに変換する親機コーデック60と、圧縮映像データ化された第1、第2の子機カメラ14、14および第1、第2のカメラ34、34の映像信号を伸張する親機伸張回路61と、親機伸張回路61により伸張された映像データを格納するための親機メモリ62と、親機の内部を制御する親機CPU63と、親機メモリ62に格納された映像データを親機CPU63の指示により親機モニタ52に出画する親機モニタ制御回路64と、他機器から送信されたパケットで、送信先アドレスが自アドレスのパケットデータを制御データと圧縮映像データと音声データに分離し、またパケットを送信する際は送信先のアドレスを付加し、親機CPU63から出力される制御データと親機コーデック60から出力される音声データとを合成しパケット化するパケット処理部(以下「親機パケット処理部」という。)65と、自アドレス以外の受信パケットを他の親機送受信回路51a〜51fから送信する親機ブリッジ66と、親機送受信回路51a〜51f間でパケットのフォワーディングをする親機HUBスイッチ67とを備えている。ここで、親機CPU63は、親機モニタボタン53、親機通話ボタン54、親機室内呼出ボタン55、親機コーデック60、親機伸張回路61、親機メモリ62、親機モニタ制御回路64および親機パケット処理部65に接続され、親機パケット処理部65には親機コーデック60、親機伸張回路61および親機ブリッジ66が接続され、親機伸張回路61には親機モニタ制御回路64を介して親機モニタ52が接続されている。また、親機コーデック60は、親機スピーカアンプ58および親機マイクアンプ59に接続され、親機スピーカアンプ58には親機スピーカ56bが、親機マイクアンプ59には親機マイク56aがそれぞれ接続されている。さらに、親機ブリッジ66は親機HUBスイッチ67を介して第1〜第6の親機送受信回路51a〜51fに接続され、第1の親機送受信回路51aには第1の伝送路L1を介して第1の子機1aの第1の子機送受信回路21aが、第2の親機送受信回路51bには第2の伝送路L2を介して第2の子機1bの第1の子機送受信回路21aがそれぞれ接続されている。
第1、第2の増設親機7a、7bは、それぞれ同様の構成とされ、それぞれ図2(d)に示すように、他機器と接続し、パケットデータの交換をする第1〜第3の増設親機送受信回路71a〜71cと、第1、第2の子機1a、1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの画像を出画する増設親機モニタ72と、第1、第2の子機カメラ14、14や第1、第2のカメラ34、34の画像をモニタするための増設親機モニタボタン73と、第1、第2の子機1a、1b、第1、第2の監視カメラ3a、3b、親機5および他の増設親機(第1の増設親機7aまたは第2の増設親機7b)と通話するための増設親機通話ボタン74と、親機5や他の増設親機(第1の増設親機7aまたは第2の増設親機7b)を呼び出すための増設親機室内呼出ボタン75と、増増設親機マイク76aおよび増設親機マイク76bから成る通話部(以下「増設親機通話部」という。)76と、第1、第2の子機1a、1b、第1、第2の監視カメラ3a、3b、親機5および他の増設親機(第1の増設親機7aまたは第2の増設親機7b)の音声を増幅する増設親機スピーカアンプ78と、増設親機マイク76aの音声を増幅する増設親機マイクアンプ79と、第1、第2の子機1a、1b、第1、第2の監視カメラ3a、3b、親機5および他の増設親機(第1の増設親機7aまたは第2の増設親機7b)から送信される音声データをアナログ音声信号に変換し、また増設親機マイクアンプ79により増幅された増設親機マイク76aからのアナログ音声信号を音声データに変換する増設親機コーデック80と、圧縮映像データ化された第1、第2の子機カメラ14、14や第1、第2のカメラ34、34の映像信号を伸張する増設親機伸張回路81と、増設親機伸張回路81により伸張された映像データを格納するための増設親機メモリ82と、第1、第2の増設親機7a、7bの内部を制御する増設親機CPU83と、増設親機メモリ82に格納された映像データを増設親機CPU83の指示により増設親機モニタ72に出画する増設親機モニタ制御回路84と、他機器から送信されたパケットで、送信先アドレスが自局宛てのパケットデータを制御データと圧縮映像データと音声データに分離し、またパケットを送信する際は送信先のアドレスを付加し、増設親機CPU83から出力される制御データと増設親機コーデック80から出力される音声データとを合成しパケットデータ化するパケット処理部(以下「増設親機パケット処理部」という。)85と、自アドレス以外の受信パケットを他の増設親機送受信回路71a〜7cから送信する増設親機ブリッジ86とを備えている。ここで、増設親機CPU83は、増設親機モニタボタン73、増設親機通話ボタン74、増設親機室内呼出ボタン75、増設親機コーデック80、増設親機伸張回路81、増設親機メモリ82、親機モニタ制御回路84および増設親機パケット処理部85に接続され、増設親機パケット処理部85には増設親機コーデック80、増設親機伸張回路81および増設親機ブリッジ86が接続され、増設親機伸張回路81には増設親機モニタ制御回路84を介して増設親機モニタ72が接続されている。また、増設親機コーデック80は、増設親機スピーカアンプ78および増設親機マイクアンプ79に接続され、増設親機スピーカアンプ78には増設親機スピーカ76bが、増設親機マイクアンプ79には増設親機マイク76aがそれぞれ接続されている。さらに、増設親機ブリッジ86は第1〜第3の増設親機送受信回路71a〜71cに接続され、第1の増設親機7aの第1の増設親機送受信回路71aには第3の伝送路L3を介して親機5の第3の親機送受信回路51cが、第1の増設親機7aの第2の増設親機送受信回路71bには第4の伝送路L4を介して第2の増設親機7bの第1の増設親機送受信回路71aが、第2の増設親機7bの第2の増設親機送受信回路71bには第5の伝送路L5を介して第2の監視カメラ3bの第2の監視カメラ送受信回路41bがそれぞれ接続されている。
次に、このように構成された本発明のテレビドアホン装置の動作について説明する。
[動作例1]
最初に、来訪者が第1の子機1aの呼出ボタン11を押下して親機5を呼び出した場合の動作について説明する。なお、呼出ボタン11が押下されると、第1、第2の増設親機7a、7bは親機5と同様の動作をすることから、ここでは第1、第2の増設親機7a、7bの動作の説明を省略する。
先ず、来訪者が第1の子機1aの呼出ボタン11を押下すると、デジタル化された呼出信号(以下「第1の呼出信号」という。)が第1の子機1aの子機パケット処理部(以下「第1の子機パケット処理部」という。)19へ送信され、当該第1の子機パケット処理部19において、第1の子機1aのアドレス(以下「第1の子機アドレス」という。)および親機5のアドレス(以下「親機アドレス」という。)が付与されるとともに、第1の呼出信号からパケット(以下「第1の子機呼出パケット」という。)が生成される。かかる第1の子機呼出パケットは、第1の子機1aのブリッジ(以下「第1の子機ブリッジ」という。)20、第1の子機1aの第1の子機送受信回路21a、第1の伝送路L1、第1の親機送受信回路51a、親機HUBスイッチ67および親機ブリッジ66介して親機パケット処理部65へ送出され、当該親機パケット処理部65において第1の子機呼出パケットから第1の呼出信号が分離されて親機CPU63へ送出される。
かかる第1の呼出信号が親機CPU63で検出されると、親機CPU63において呼出音が作成され、親機コーデック60および親機スピーカアンプ58を介して親機スピーカ56bへ送信される。これにより、親機スピーカ56bから呼出音が鳴動する。
ここで、来訪者の呼び出しに応答するため、居住者が親機通話ボタン54を押下すると、第1の伝送路L1を介して第1の子機1aの子機通話部(以下「第1の子機通話部」という。)12と、親機通話部56間に通話路が形成され、これにより、居住者は次のようにして来訪者と通話することができる。
すなわち、第1の子機1aの子機マイク(以下「第1の子機マイク」という。)12aから入力された来訪者のアナログ音声信号は、子機マイクアンプ(以下「第1の子機マイクアンプ」という。)16で増幅され第1の子機1aの子機コーデック(以下「第1の子機コーデック」という。)18において音声データ(以下「第1の子機音声データ」という。)に変換されて第1の子機パケット処理部19へ送信される。かかる第1の子機音声データは第1の子機パケット処理部19において、前述の第1の呼出信号と同様に、第1の子機アドレスおよび親機アドレスが付与されるとともに第1の子機音声データからパケット(以下「第1の子機音声パケット」という。)が生成される。かかる第1の子機音声パケットは、第1の子機呼出パケットと同様の経路を経由して親機パケット処理部65へ送信され、当該親機パケット処理部65において第1の子機呼出パケットから第1の子機音声データが分離されて親機コーデック60へ送信される。かかる第1の子機音声データは親機コーデック60においてアナログ音声信号に変換され、親機スピーカアンプ58で増幅されて親機スピーカ56bへ送信される。これにより、来訪者の音声が親機通話部56から出力される。
次に、親機マイク56aから入力された居住者のアナログ音声信号は、親機マイクアンプ59により増幅され、親機コーデック60において音声データ(以下「親機音声データ」という。)に変換されて親機パケット処理部65へ送信される。かかる親機音声データは親機パケット処理部65において、親機音声データからパケット(以下「親機音声パケット」という。)が生成される。かかる親機音声パケットは、第1の子機音声パケットと逆の経路を経由して第1の子機パケット処理部19へ送信され、当該子機パケット処理部19において親機音声パケットから親機音声データが分離されて第1の子機コーデック18へ送信される。かかる親機音声データは第1の子機コーデック18においてアナログ音声信号に変換され、第1の子機1aの子機スピーカアンプ(以下「第1の子機スピーカアンプ」という。)15で増幅されて第1の子機1aの子機スピーカ(以下「第1の子機スピーカ」という。)12bへ送信される。これにより、居住者の音声が第1の子機通話部12から出力される。
一方、第1の子機カメラ14で撮像された来訪者の映像信号(以下「第1の映像信号」という。)は、第1の子機1aの子機圧縮回路(以下「第1の子機圧縮回路」という。)17において圧縮映像データ(以下「第1の子機圧縮映像データ」という。)に変換されて第1の子機パケット処理部19へ送信される。かかる第1の子機圧縮映像データは第1の子機パケット処理部19において、前述の第1の呼出信号と同様に、第1の子機アドレスおよび親機アドレスが付与されるとともに第1の子機圧縮映像データからパケット(以下「第1の子機映像パケット」という。)が生成される。かかる第1の子機映像パケットは、第1の子機呼出パケットと同様の経路を経由して親機パケット処理部65へ送信され、当該親機パケット処理部65において第1の子機映像パケットから第1の子機圧縮映像データが分離されて親機伸張回路61へ送信される。かかる第1の子機圧縮映像データは親機伸張回路61において伸張され、第1の映像信号として親機メモリ62に格納される。
次に、居住者が親機モニタボタン53を押下すると、モニタ信号(以下「第1のモニタ信号」という。)が親機CPU63へ送信され、かかる第1のモニタ信号が親機CPU63で検出されると、親機モニタ制御回路64が制御され、これにより、親機モニタ52に来訪者の映像が出画される。
居住者が再度、親機モニタボタン53を押下すると、モニタ信号(以下「第2のモニタ信号」という。)が親機CPU63へ送信され、かかる第2のモニタ信号が親機CPU63で検出されると、親機CPU63の制御により、親機5から第2の伝送路L2を介して第2の子機カメラ14を起動するための電源が供給される。
これにより、第2の子機カメラ14で第2の子機1bが設置された玄関付近の映像が撮像され、撮像された映像信号(以下「第2の映像信号」という。)が、第2の子機1bの子機圧縮回路(以下「第2の子機圧縮回路」という。)17において圧縮映像データ(以下「第2の子機圧縮映像データ」という。)に変換されて第2の子機1bの子機パケット処理部(以下「第2の子機パケット処理部」という。)19へ送信される。かかる第2の子機圧縮映像データは第2の子機パケット処理部19において、第2の子機1bのアドレス(以下「第2の子機アドレス」という。)および親機アドレスが付与されるとともに第2の子機圧縮映像データからパケット(以下「第2の子機映像パケット」という。)が生成される。かかる第2の子機映像パケットは、第2の子機1bのブリッジ(以下「第2の子機ブリッジ」という。)20、第2の子機1bの第1の子機送受信回路21a、第2の伝送路L2、第2の親機送受信回路51b、親機HUBスイッチ67および親機ブリッジ66介して親機パケット処理部65へ送出され、当該親機パケット処理部65において第2の子機映像パケットから第2の子機圧縮映像データが分離されて親機伸張回路61へ送信される。かかる第2の子機圧縮映像データは親機伸張回路61において伸張され、第2の映像信号として親機メモリ62に格納される。かかる第2の映像信号が親機メモリ62に格納されると、親機モニタ制御回路64の制御により親機モニタ52の出画映像が切り換えられ、当該親機モニタ52に第2の子機1aが設置された付近の映像が出画される。
以下、順次親機モニタボタン53を繰り返して押下すると、前述と同様にして、親機5から第1、第2の監視カメラ3a、3bのカメラ(以下「第1、第2のカメラ」という。)3a、3bを起動するための電源が供給され、前述と同様して、第1、第2のカメラ3a、3bで撮像された映像を映像信号としてそれぞれ親機メモリ62に格納することができることから、居住者は親機モニタボタン53の繰り返しの押下操作により第1、第2の監視カメラ3a、3bが設置された付近の映像を親機モニタ52に出画させることができる。
以上のように、本発明のテレビドアホン装置によれば、親機5が第1の子機1aからの映像データを親機モニタ52に出画させながら第1の子機1aと通話中に、第2の子機1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを親機モニタ52に出画させることができる。
なお、前述の実施例においては、親機5と第1の子機1aとの通話中に、第2の子機1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを親機モニタ52に出画させる場合について説明しているが、親機5と第2の子機1bとの通話中に、第1の子機1aや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを親機モニタ52に出画させることができ、また、第1の増設親機7a若しくは第2の増設親機7bと第1の子機1a(若しくは第2の子機1b)との通話中に、第2の子機1b(若しくは第1の子機1a)、第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを第1の増設親機7a若しくは第2の増設親機7bの増設親機モニタ72に出画させることができる。
[動作例2]
次に、不審者の侵入により、第1の監視カメラ3aの人体感知センサ(以下「第1の人体感知センサ」という。)31が反応して親機5を呼び出した場合の動作について説明する。
先ず、不審者の侵入により、第1の人体感知センサ31が反応すると、デジタル化された警報信号(以下「第1の警報信号」という。)が第1の監視カメラ3aの監視パケット処理部(以下「第1の監視パケット処理部」という。)39へ送信され、当該第1の監視パケット処理部39において、第1の監視カメラ3aのアドレス(以下「第1の監視アドレス」という。)および親機アドレスが付与されるとともに、第1の警報信号からパケット(以下「第1の警報パケット」という。)が生成される。かかる第1の警報パケットは、第1の監視カメラ3aの監視ブリッジ(以下「第1の監視ブリッジ」という。)40、第1の監視カメラ3aの第1の監視送受信回路41a、第6の伝送路L6、第2の監視カメラ3bの第1の監視送受信回路41a、第2の監視カメラ3bの監視ブリッジ(以下「第2の監視ブリッジ」という。)40、第2の監視カメラ3bの第2の監視送受信回路41b、第5の伝送路L5、第2の増設親機7bの第2の増設親機送受信回路71b、第2の増設親機7bの増設親機ブリッジ(以下「第2の増設親機ブリッジ」という。)86、第2の増設親機7bの第1の増設親機送受信回路71a、第4の伝送路L4、第1の増設親機7aの第2の増設親機送受信回路71b、第1の増設親機7aの増設親機ブリッジ(以下「第1の増設親機ブリッジ」という。)86、第1の増設親機7aの第1の増設親機送受信回路71a、第3の伝送路L3、親機5の第3の親機送受信回路51c、親機HUBスイッチ67および親機ブリッジ66を介して親機パケット処理部65へ送信される。
ここで、第1の警報パケットには送信先アドレスとして親機アドレスが付与され、また、第2の監視カメラ3bに第2の監視ブリッジ40が、第1、第2の増設親機7a7bに第1、第2の増設親機ブリッジ86、86が搭載されていることから、第2の監視カメラ3bの監視パケット処理部(以下「第2の監視パケット処理部」という。)39、第1、第2の増設親機7a7bの増設親機パケット処理部(以下「第1、第2の増設親機パケット処理部」という。)85、85においては、第1の警報パケットから第1の警報信号が分離されず、そのまま親機パケット処理部65へ送信され、当該親機パケット処理部65において第1の警報パケットから第1の警報信号が分離されて親機CPU63へ送出される。
かかる第1の警報信号が親機CPU63で検出されると、親機CPU63において警報音が作成され、親機コーデック60および親機スピーカアンプ58を介して親機スピーカ56bへ送信される。これにより、親機スピーカ56bから警報音が放音される。
一方、第1のカメラ34で撮像された映像信号(以下「第1の監視映像信号」という。)は、第1の監視カメラ3aの監視圧縮回路(以下「第1の監視圧縮回路」という。)37において圧縮映像データ(以下「第1の監視圧縮映像データ」という。)に変換されて第1の監視カメラ3aの監視パケット処理部(以下「第1の監視パケット処理部」という。)39へ送信される。かかる第1の監視圧縮映像データは第1の監視パケット処理部39において、前述の第1の警報信号と同様に、第1の監視アドレスおよび親機アドレスが付与されるとともに第1の監視圧縮映像データからパケット(以下「第1の監視映像パケット」という。)が生成される。かかる第1の監視映像パケットは、第1の警報パケットと同様の経路を経由して親機パケット処理部65へ送信され、当該親機パケット処理部65において第1の監視映像パケットから第1の監視圧縮映像データが分離されて親機伸張回路61へ送信される。かかる第1の監視圧縮映像データは親機伸張回路61において伸張され、第1の監視映像信号として親機メモリ62に格納される。
ここで、居住者が親機モニタボタン53を押下すると、モニタ信号(以下「第3のモニタ信号」という。)が親機CPU63へ送信され、かかる第3のモニタ信号が親機CPU63で検出されると、親機モニタ制御回路64が制御され、これにより、親機モニタ52に不審者の映像が出画される。
次いで、居住者が親機通話ボタン54を押下すると、第1の監視カメラ3aの監視通話部(以下「第1の監視通話部」という。)32と、親機通話部56間に通話路が形成され、これにより、居住者は次のようにして、不審者に対して威嚇音を放音することができる。
すなわち、親機マイク56aから入力される居住者の威嚇音は、前述の親機マイク56aから入力される音声と同様に、親機マイクアンプ59により増幅され、親機コーデック60において音声データ(以下「威嚇音声データ」という。)に変換されて親機パケット処理部65へ送信される。かかる威嚇音声データは親機パケット処理部65において、威嚇音声データからパケット(以下「威嚇音声パケット」という。)が生成される。かかる威嚇音声パケットは、第1の警報パケットと逆の経路を経由して第1の監視パケット処理部39へ送信され、当該監視パケット処理部39において威嚇音声パケットから威嚇音声データが分離されて第1の監視コーデック38へ送信される。かかる威嚇音声データは第1の監視コーデック38においてアナログ音声信号に変換され、第1の監視カメラ3aの監視スピーカアンプ(以下「第1の監視スピーカアンプ」という。)35で増幅されて第1の監視カメラ3aの監視スピーカ(以下「第1の監視スピーカ」という。)32bへ送信される。これにより、不審者に対する威嚇音が第1の監視通話部32から放音される。
居住者が再度、親機モニタボタン53を押下すると、モニタ信号(以下「第4のモニタ信号」という。)が親機CPU63へ送信され、かかる第4のモニタ信号が親機CPU63で検出されると、親機CPU63の制御により、親機5から第3の伝送路L3、第1の増設親機7a、第4の伝送路L4、第2の増設親機7bおよび第5の伝送路L5を経由して第2のカメラ34を起動するための電源が供給される。
これにより、第2のカメラ34で第2の監視カメラ3bが設置された玄関付近の映像が撮像され、撮像された映像信号(以下「第2の監視映像信号」という。)が、第2の監視カメラ3bの監視圧縮回路(以下「第2の監視圧縮回路」という。)37において圧縮映像データ(以下「第2の監視圧縮映像データ」という。)に変換されて第2の監視カメラ3bの監視パケット処理部(以下「第2の監視パケット処理部」という。)39へ送信される。かかる第2の監視圧縮映像データは第2の監視パケット処理部39において、第2の監視カメラ3bのアドレス(以下「第2の監視アドレス」という。)および親機アドレスが付与されるとともに第2の監視圧縮映像データからパケット(以下「第2の監視映像パケット」という。)が生成される。かかる第2の監視映像パケットは、第4のモニタ信号と逆の経路を経由して親機パケット処理部65へ送出され、当該親機パケット処理部65において第2の監視映像パケットから第2の監視圧縮映像データが分離されて親機伸張回路61へ送信される。かかる第2の監視圧縮映像データは親機伸張回路61において伸張され、第2の監視映像信号として親機メモリ62に格納される。かかる第2の監視映像信号が親機メモリ62に格納されると、親機CPU63により親機モニタ制御回路64が制御され、親機モニタ52に第2の監視カメラが設置された付近の映像が出画される。
以下、順次親機モニタボタン53を繰り返して押下すると、親機5から第1、第2の伝送路L1、L2を経由して第1、第2の子機カメラ14,14を起動するための電源が供給され、前述と同様にして、第1、第2のカメラ3a、3bで撮像された映像を映像信号としてそれぞれ親機メモリ62に格納することができることから、居住者は親機モニタボタン53の繰り返しの押下操作により第1、第2の子機カメラ14、14bが設置された付近の映像を親機モニタ52に出画させることができる。
以上のように、本発明のテレビドアホン装置によれば、親機モニタ52に第1のカメラ34からの映像データを出画させ、かつ、不審者に対して威嚇音を放音しながら、第1、第2の子機カメラ14、14や第2のカメラ34からの映像データを親機モニタ52に出画させることができる。
なお、前述の実施例においては、親機モニタ52に第1のカメラ34からの映像データを出画させ、かつ、不審者に対して威嚇音を放音しながら、第1、第2の子機カメラ14、14や第2のカメラ34からの映像データを出画させる場合について説明しているが、親機モニタ52に第2のカメラ34からの映像データを出画させ、かつ、不審者に対して威嚇音を放音しながら、第1、第2の子機カメラ14、14や第1のカメラ34からの映像データを親機モニタ52に出画させることができ、また、第1の増設親機7a若しくは第2の増設親機7bの増設親機モニタ72に第1のカメラ34からの映像データを出画させ、かつ、不審者に対して威嚇音を放音しながら、第1、第2の子機カメラ14、14や第2のカメラ34からの映像データを第1の増設親機7a若しくは第2の増設親機7bの増設親機モニタ72に出画させることができる。
[動作例3]
次に、親機5が設置された部屋に居る居住者(以下「第1の居住者」という。)が親機5を操作して、第1の増設親機7aが設置された部屋に居る居住者(以下「第2の居住者」という。)と室内通話をした場合の動作について説明する。
先ず、第1の居住者が親機室内呼出ボタン55を押下すると、デジタル化された呼出信号(以下「第1の増設親機呼出信号」という。)が親機パケット処理部65へ送信され、当該親機パケット処理部65おいて、親機アドレスおよび第1の増設親機7aのアドレス(以下「第1の増設親機アドレス」という。)が付与されるとともに、第1の増設親機呼出信号からパケット(以下「第1の増設親機呼出パケット」という。)が生成される。かかる第1の増設親機呼出パケットは、親機ブリッジ66、親機HUBスイッチ67、第3の親機送受信回路51c、第3の伝送路L3、第1の増設親機送受信回路71aおよび第1の増設親機ブリッジ86を介して第1の増設親機パケット処理部85へ送出され、当該第1の増設親機パケット処理部85において第1の増設親機呼出パケットから第1の増設親機呼出信号が分離されて第1の増設親機7aの増設親機CPU(以下「第1の増設親機CPU」という。)83へ送出される。
かかる第1の増設親機呼出信号が第1の増設親機CPU83で検出されると、第1の増設親機CPU83において呼出音が作成され、第1の増設親機7aの増設親機コーデック(以下「第1の増設親機コーデック」という。)80および第1の増設親機7aの増設親機スピーカアンプ(以下「第1の増設親機スピーカアンプ」という。)78を介して第1の増設親機7aの増設親機スピーカ(以下「第1の増設親機スピーカ」という。)76bへ送信される。これにより、第1の増設親機スピーカ76bから呼出音が鳴動する。
ここで、第1の居住者の呼び出しに応答するため、第2の居住者が第1の増設親機7aの増設親機通話ボタン(以下「第1の増設親機通話ボタン」という。)74を押下すると、第3の伝送路L3を介して親機通話部56と、第1の増設親機の増設親機通話部(以下「第1の増設親機通話部」という。)76間に通話路が形成され、これにより、第1の居住者は次のようにして第2の居住者と通話することができる。
すなわち、親機マイク56aから入力される第1の居住者の音声は、前述の親機マイク56aから入力される音声と同様に、親機マイクアンプ59で増幅され親機コーデック60において音声データ(以下「第1の増設親機下り音声データ」という。)に変換されて親機パケット処理部65へ送信される。かかる第1の増設親機下り音声データは親機パケット処理部65において、前述の第1の増設親機呼出信号と同様に、親機アドレスおよび第1の増設親機アドレスが付与されるとともに第1の増設親機下り音声データからパケット(以下「第1の増設親機下り音声パケット」という。)が生成される。かかる第1の増設親機下り音声パケットは、第1の増設親機呼出パケットと同様の経路を経由して第1の増設親機パケット処理部85へ送信され、当該第1の増設親機パケット処理部85において第1の増設親機下り音声パケットから第1の増設親機下り音声データが分離されて第1の増設親機コーデック80へ送信される。かかる第1の増設親機下り音声データは第1の増設親機コーデック80においてアナログ音声信号に変換され、第1の増設親機7aの増設親機スピーカアンプ(以下「第1の増設親機スピーカアンプ」という。)78で増幅されて第1の増設親機7aの増設親機スピーカ(以下「第1の増設親機スピーカ」という。)76bへ送信される。これにより、第1の居住者の音声が第1の増設親機通話部56から出力される。
次に、第1の増設親機7aの増設親機マイク(以下「第1の増設親機マイク」という。)76aから入力された第2の居住者のアナログ音声信号は、第1の増設親機7aの増設親機マイクアンプ(以下「第1の増設親機マイクアンプ」という。)59により増幅され、第1の増設親機コーデック80において音声データ(以下「第1の増設親機上り音声データ」という。)に変換されて第1の増設親機パケット処理部85へ送信される。かかる第1の増設親機上り音声データは第1の増設親機パケット処理部85において、第1の増設親機上り音声データからパケット(以下「第1の増設親機上り音声パケット」という。)が生成される。かかる第1の増設親機上り音声パケットは、第1の増設親機下り音声パケットと逆の経路を経由して親機パケット処理部65へ送信され、当該親機パケット処理部65において第1の増設親機上り音声パケットから第1の増設親機上り音声データが分離されて親機コーデック60へ送信される。かかる第1の増設親機上り音声データは親機コーデック60においてアナログ音声信号に変換され、親機スピーカアンプ58で増幅されて親機スピーカ56bへ送信される。これにより、第2の居住者の音声が親機通話部56から出力される。
ここで、第1の居住者が親機モニタボタン53を押下すると、モニタ信号(以下「第5のモニタ信号」という。)が親機CPU63へ送信され、かかる第5のモニタ信号が親機CPU63で検出されると、親機CPU63の制御により、親機5から第1の伝送路L1を介して第1の子機カメラ14を起動するための電源が供給される。
これにより、第1の子機カメラ14で第1の子機1aが設置された玄関付近の映像が撮像され、撮像された映像信号(以下「第3の映像信号」という。)が、第1の子機圧縮回路17において圧縮映像データ(以下「第3の子機圧縮映像データ」という。)に変換されて第1の子機パケット処理部19へ送信される。かかる第3の子機圧縮映像データは第1の子機パケット処理部19において、第1の子機アドレスおよび親機アドレスが付与されるとともに第3の子機圧縮映像データからパケット(以下「第3の子機映像パケット」という。)が生成される。かかる第3の子機映像パケットは、第2の子機映像パケットと同様の経路を経由して親機パケット処理部65へ送出され、当該親機パケット処理部65において第3の子機映像パケットから第3の子機圧縮映像データが分離されて親機伸張回路61へ送信される。かかる第3の子機圧縮映像データは親機伸張回路61において伸張され、第3の映像信号として親機メモリ62に格納される。かかる第3の映像信号が親機メモリ62に格納されると、親機CPU63により親機モニタ制御回路64が制御され、親機モニタ52に第1の子機1aの周辺の映像が出画される。
以下、順次親機モニタボタン53を繰り返して押下すると、前述と同様にして、親機5から第1、第2のカメラ34、34を起動するための電源が供給され、前述と同様にして、第1、第2のカメラ34、34で撮像された映像を映像信号としてそれぞれ親機メモリ62に格納することができることから、第1の居住者は親機モニタボタン53の繰り返しの押下操作により第1、第2の監視カメラ3a、3bが設置された付近の映像を親機モニタ52に出画させることができる。
以上のように、本発明のテレビドアホン装置によれば、第1の居住者が第2の居住者と室内通話を継続しつつ、第1、第2の子機1a、1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを親機モニタ52に出画させることができる。
なお、前述の実施例においては、第1の居住者が第2の居住者と室内通話を継続しつつ、第1、第2の子機1a、1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを親機モニタ52に出画させる場合について説明しているが、第1の居住者と、第2の増設親機7bが設置された部屋に居る居住者(以下「第3の居住者」という。)とが室内通話を継続しつつ、第1、第2の子機1a、1bや第1、第2の監視カメラ3a、3bからの映像データを親機モニタ52に出画させることができる。
[実施例2]
図3は、本発明の第2の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図、図4は同実施例における制御盤9のブロック図である。なお、これらの図において、図1および図2と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3において、本発明の第2の実施例におけるテレビドアホン装置は、図1に示す第2の増設親機7bに代えて制御盤9が設置されている。ここで、制御盤9は、第11の伝送路L11を介して第1の子機1aに、第12の伝送路L12を介して第2の子機1bに、第13の伝送路L13を介して第1の監視カメラ3aに、第14の伝送路L14を介して第2の監視カメラ3bに、第15の伝送路L15を介して親機5に、第16の伝送路L16を介して第1の増設親機7aにそれぞれ接続され、第1の監視カメラ3aには第17の伝送路L17を介して第2の監視カメラ3bが、親機5には第18の伝送路L18を介して第1の増設親機7aが、第2の増設親機7bには第19の伝送路L19を介して第2の監視カメラ3bがそれぞれ接続されている。
制御盤9は、図4に示すように、他機器と接続し、パケットデータの交換をする第1〜第8の制御盤送受信回路91a〜91hと、制御盤の内部を制御する制御盤CPU92と、他機器から送信されたパケットで、送信先アドレスが自アドレスのパケットデータを制御データと圧縮映像データと音声データに分離し、またパケットを送信する際は送信先のアドレスを付加し、制御盤CPU92から出力される制御データをパケット化するパケット処理部(以下「制御盤パケット処理部」という。)93と、自アドレス以外の受信パケットを他の制御盤送受信回路91a〜91hから送信する制御盤ブリッジ94と、制御盤送受信回路91a〜91h間でパケットのフォワーディングをする制御盤HUBスイッチ95と、第1〜第8の防犯センサインターフエース(以下「I/F」という。)96a〜96hとを備えている。ここで、制御盤CPU92は、制御盤パケット処理部93および第1〜第8の防犯センサI/F96a〜96hに接続され、制御盤パケット処理部93には制御盤ブリッジ94および制御盤HUBスイッチ95を介して第1〜第8の制御盤送受信回路91a〜91hが接続されている。
この実施例においては、制御盤9に制御盤パケット処理部93、制御盤ブリッジ94および制御盤HUBスイッチ95が搭載されていることから、第1の実施例と同様に、第1に、制御盤パケット処理部93において、他機器から送信されたパケットで、送信先アドレスが自アドレスのパケットデータを制御データと圧縮映像データと音声データに分離し、またパケットを送信する際は送信先のアドレスを付加し、制御盤CPU92から出力される制御データをパケット化することができ、第2に、制御盤ブリッジ94において、自アドレス以外の受信パケットを制御盤送受信回路91a〜91hから送信することができ、第3に、制御盤HUBスイッチ95において、ポート間でパケットのフォワーディングをすることができる。
本発明は、特許請求の範囲内で、次のように、変更、修正を加えることができる。
第1に、前述の実施例においては、第1、第2の子機1a、1bに2個の子機送受信回路が、第1、第2の監視カメラ3a、3bに3個の監視カメラ送受信回路が、親機5に6個の親機送受信回路が、第1、第2の増設親機監視カメラ7a、7bに3個の親機送受信回路が搭載された場合について述べているが、これらの送受信回路は装置の規模や各機器間の伝送路の接続態様により増減することができる。
第2に、前述の実施例においては、各機器にブリッジが搭載されているが、各機器間を伝送路でブリッジ接続しない場合は設けなくてもよい。
第3に、HUBスイッチの子機や増設親機に設けてもよい。
本発明の第1の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図。 本発明の第1の実施例におけるテレビドアホン装置のブロック図で、(a) は第1、第2の子機のブロック図、(b)は第1、第2の監視カメラのブロック図、 (c)は親機のブロック図、(d)は第1、第2の増設親機のブロック図。 本発明の第2の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図。 本発明の第2の実施例におけるテレビドアホン装置の制御盤のブロック図。
1a・・・第1の子機
1b・・・第2の子機
12・・・子機の通話部(子機通話部)
14・・・カメラ
19・・・パケット処理部(子機パケット処理部)
3a・・・監視カメラ(第1の監視カメラ)
3b・・・監視カメラ(第2の監視カメラ)
32・・・監視カメラの通話部(監視通話部)
34・・・カメラ
39・・・パケット処理部(監視パケット処理部)
5・・・親機
52・・・モニタ(親機モニタ)
56・・・親機の通話部(親機通話部)
63・・・CPU(親機CPU)
65・・・パケット処理部(親機パケット処理部)
7a・・・増設親機(第1の増設親機)
7b・・・増設親機(第2の増設親機)
72・・・モニタ(増設親機モニタ)
76・・・増設親機の通話部(増設親機通話部)
83・・・CPU(増設親機CPU)
85・・・パケット処理部(増設親機パケット処理部)

Claims (2)

  1. 子機(1a)のカメラ(14)にて撮像された映像を親機(5)及び増設親機(7a、7b)のモニタ(52、72)に出画させ、前記子機の通話部(12)と前記親機及び増設親機の通話部(56、76)との間で通話を行うテレビドアホン装置であって、
    前記子機は、前記カメラにて撮像された映像データを映像パケット化し、前記子機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し前記親機に送出するとともに、音声パケット化された前記親機の通話部からの音声を音声データに処理するためのパケット処理部(19)を備え、
    前記親機及び増設親機は、前記子機からの映像パケット化された映像パケットを映像データに処理して前記モニタに出画表示し、前記子機からの音声パケットを音声データに処理して前記親機及び増設親機の通話部から出力し、前記親機または前記増設親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し前記増設親機または前記親機の通話部に送出するとともに、前記親機及び増設親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し前記子機に送出するためのパケット処理部(65、85)とを備え、
    前記親機は、前記増設親機との間で通話中においてモニタボタン(53)の押下を検出したとき、前記子機からの映像パケット化された映像パケットの映像データを前記モニタに出画表示するためのCPU(63)を備えることを特徴とするテレビドアホン装置。
  2. 子機(1a)及び監視カメラ(12)のカメラ(14、34)にて撮像された映像を親機(5)及び増設親機(7a、7b)のモニタ(52、72)に出画させ、前記子機の通話部(12)と前記親機及び前記増設親機の通話部(56、76)との間で通話を行うテレビドアホン装置であって、
    前記子機及び前記監視カメラは、前記カメラにて撮像された映像データを映像パケット化し、前記子機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し前記親機及び増設親機に送出するとともに、音声パケット化された前記親機及び増設親機の通話部からの音声を音声データに処理するためのパケット処理部(19、39)を備え、
    前記親機及び増設親機は、前記子機及び監視カメラの少なくとも一方からの映像パケット化された映像パケットを映像データに処理して前記モニタに出画表示し、前記子機及び監視カメラの少なくとも一方からの音声パケットを音声データに処理して前記親機及び前記増設親機の通話部から出力し、前記親機または増設親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し前記増設親機または前記親機の通話部に送出するとともに、前記親機の通話部に入力された音声データを音声パケット化し前記子機及び監視カメラの少なくとも一方に送出するためのパケット処理部(65、85)とを備え、
    前記親機は、前記増設親機との間で通話中においてモニタボタン(53)の押下を検出したとき、記子機及び監視カメラの少なくとも一方からの映像パケット化された映像パケットの映像データを前記モニタに出画表示するためのCPU(63)を備えることを特徴とするテレビドアホン装置。
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