JPH11168568A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

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Publication number
JPH11168568A
JPH11168568A JP33617997A JP33617997A JPH11168568A JP H11168568 A JPH11168568 A JP H11168568A JP 33617997 A JP33617997 A JP 33617997A JP 33617997 A JP33617997 A JP 33617997A JP H11168568 A JPH11168568 A JP H11168568A
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JP
Japan
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unit
monitor
master
base unit
image
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Pending
Application number
JP33617997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Tanaka
香子 田中
Minoru Fukushima
実 福島
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Akira Terasawa
章 寺澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP33617997A priority Critical patent/JPH11168568A/ja
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】美観を損なうことなく増設親機を容易に設ける
ことができ、増設親機の設置場所を自由に変更すること
が可能なインターホン装置を提供する。 【解決手段】子機100は戸外に設置され、屋内に設置
された親機200との間で通話が可能になっている。増
設親機300は親機200との間に無線による伝送路を
形成し、親機200を介して子機100との通話が可能
になっている。したがって、子機100と親機200と
からなるインターホン装置が設置されている既設の住宅
に増設親機300を設ける場合には、親機200を交換
するとともに増設親機300を任意の場所に設置すれば
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として住宅で用
いるインターホン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、インターホン装置は、戸外に設
置した子機と屋内に設置した親機とを有線で接続してい
る。近年では屋内の複数の部屋で子機との通話を可能に
したり、部屋間での通話を可能にしたりすることが要求
されており、このような要求を満たすために、増設親機
を付加することができるインターホン装置が提供されて
いる。図17に示すように、増設親機300は一般には
親機200に対して4線式の伝送線Ltなどを介して有
線で接続される。図示例では親機200と増設親機30
0とにそれぞれ2線式の伝送線Lsを介して子機100
が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、既設のイン
ターホン装置に増設親機300を追加しようとすれば、
親機200と増設親機300との間に伝送線Ltを配線
する必要があり、配線施工が面倒であるとともに、伝送
線Ltが室内に露出して美観を損なうなどの問題が生じ
る。また、新築であれば先行配線を行なうことができる
から伝送線Ltにより美観が損なわれることはないとい
うものの、室内のレイアウトが十分に決まらないうちに
増設親機300の設置場所を決めなければならず、イン
ターホン装置を設けたことによって室内のレイアウトが
制約される場合がある。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、美観を損なうことなく増設親機を容
易に設けることができ、しかも、室内のレイアウトが決
定した後であっても増設親機の設置場所を自由に変更す
ることが可能なインターホン装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、戸外
に設置された子機と、屋内に設置され子機との間で少な
くとも通話が可能な親機と、親機との間に無線による伝
送路を形成し親機を介して少なくとも子機との間で通話
が可能な増設親機とを設けたものである。この構成によ
れば、子機と親機とからなるインターホン装置が設置さ
れている既設の住宅に増設親機を設ける際に、親機を交
換するとともに増設親機を任意の場所に設置すればよい
のであって、親機と増設親機との間の伝送路を形成する
ための配線施工が不要になり、増設親機の設置場所に制
約がなくまた伝送路を設けることによって美観を損なう
こともない。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記増設親機が電源としての2次電池を内蔵し、商
用電源を電源として2次電池を充電する充電台に増設親
機が着脱可能であって、充電台は親機と増設親機との間
を伝送される無線信号を中継する中継手段を備えるもの
である。この構成によれば、充電台の近傍で増設親機を
使用すれば、増設親機が小出力であっても充電台の中継
手段によって増幅され比較的遠方に配置した子機との間
でも通話が可能になる。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、複数台の充電台を設け、親機と増設親機との間を伝
送される無線信号を充電台により順次中継するものであ
る。この構成によれば、充電台間でも無線信号を転送す
ることになるから、充電台の位置や間隔を適宜に設定し
ておけば、直接波が届かないような条件でも親機と増設
親機との間で無線信号を授受することができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、増設親機が、通話手段を設けた汎用のノート型パソ
コンと、ノート型パソコンに接続されノート型パソコン
と親機との間で無線信号を授受させる無線送受信装置と
からなるものである。この構成によれば、汎用のノート
型パソコンを増設親機として流用することができ、ノー
ト型パソコンをすでに使用していれば、無線送受信装置
の付加のみで増設親機の機能を持たせることができる。
また、増設親機としても使用可能なノート型パソコンと
して販売すれば、ノート型パソコンの付加価値が高まり
商業的効果が期待できる。さらに、ノート型パソコンを
用いて作業を行なっている間に増設親機として使用する
ことも可能になる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、増設親機が操作部を覆う蓋部材と、子機または親機
から無線信号による呼出を受けると蓋部材を開く蓋開閉
手段とを備えるものである。この構成によれば、子機ま
たは親機から増設親機が呼び出されると蓋部材が開いて
呼出があったことを報知することになり、しかも、蓋部
材を人が開く必要がないから操作が容易になるととも
に、非使用時には蓋部材によって操作部が覆われるから
誤操作の可能性が低減する。
【0010】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、増設親機が子機または親機からの無線信号による呼
出を受けると振動して呼び出されたことを報知する振動
発生器を備えるものである。この構成によれば、増設親
機が呼び出されたことを振動によって報知するから、使
用者の聴覚に障害があっても使用可能になり、また、周
囲に騒音が生じにくいものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、親機と増設親機とがPHSの伝送形態による無線信
号を授受するものである。この構成によれば、無線信号
の授受に関して専用の回路設計がほとんど不要であっ
て、量産されている比較的安価な部品を用いることがで
きるとともに、増設親機を形態可能とすればPHSの端
末機としての使用が可能になる。
【0012】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、子機が、通話者を撮像するテレビカメラと、周囲光
量を検出する光センサと、光センサにより検出された周
囲光量に応じてテレビカメラにより撮像された画像の明
るさを適正値に調節した映像信号を出力させる制御部と
を備え、親機がテレビカメラにより撮像された画像を表
示するモニタを備えものである。この構成によれば、周
囲の明るさによらず、モニタに表示される画像の明るさ
が適正に調節されて見やすくなる。
【0013】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、子機が、音源の方向が検出可能なマイクロホンと、
視野の方向が調節可能なテレビカメラよりなる可動カメ
ラと、音波の到来方向に可動カメラを向ける音方向検出
部とを備え、親機がテレビカメラにより撮像された画像
を表示するモニタを備えるものである。この構成によれ
ば、通話者の声に応答して可動カメラを通話者のほうに
向けるのであって、通話者を可動カメラによって確実に
捕らえることができる。
【0014】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、子機が、視野の方向が調節可能なテレビカメラよ
りなる可動カメラと、可動カメラにより撮像された画像
内から人の画像を抽出して可動カメラを人に向ける画像
認識処理部とを備え、親機がテレビカメラにより撮像さ
れた画像を表示するモニタを備えるものである。この構
成によれば、可動カメラを通話者と考えられる人物に向
けることができ、通話者を可動カメラの視野にほぼ確実
に捕らえることができる。
【0015】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、増設親機が、無線信号を送受する本体とは別体に
設けられ本体に着脱される通話用のハンドセットと、ハ
ンドセットの本体への着脱を検出する設置スイッチと、
ハンドセットが本体に装着されているとハンズフリー通
話が可能になりハンドセットが本体から外れているとハ
ンドセットを用いた通話が可能となるようにハンドセッ
トの音量を制御する通話切換処理部とを備えるものであ
る。この構成によれば、増設親機にハンドセットを設け
てあり、ハンドセットを本体に装着した状態であればハ
ンズフリーで通話することができ、ハンドセットを本体
から外した状態ではハンドセットを用いた通常の通話が
可能になって使い勝手のよいものになる。
【0016】請求項12の発明は、請求項1の発明にお
いて、子機が通話者を撮像するテレビカメラを備え、増
設親機が、無線信号を送受する本体とは別体に設けられ
本体に着脱されるとともにテレビカメラで撮像された画
像を表示するモニタ部と、モニタ部の本体への着脱を検
出する設置スイッチと、モニタ部が本体に装着されてい
ると動画をモニタ部に表示させモニタ部が本体から外れ
ていると静止画をモニタ部に表示させる画像切換処理部
とを備えるものである。この構成によれば、モニタ部に
電力が十分に供給されるときには動画を表示して画質を
優先し、モニタ部を本体から外して単独で使用する際に
は静止画を表示して消費電力の低減を優先するのであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態のイン
ターホン装置は、図1に示すように、屋外に設置される
カメラ付の子機100と、2線式の伝送線Lsを介して
子機100と接続され室内に配設される親機200と、
無線により親機200とデータを授受する増設親機30
0とを備える。増設親機300は携帯可能であって2次
電池を電源とし、増設親機300を充電台400に装着
すると2次電池がフローティング充電されるようになっ
ている。
【0018】子機100は、スピーカ14、マイクロホ
ン15、テレビカメラ16、呼出釦17を備え、スピー
カ14とマイクロホン15とはインターホン回路12に
接続されており、インターホン回路12では音声信号の
増幅およびエコーやハウリングの抑制を行なう。マイク
ロホン15からの音声信号、テレビカメラ16からの映
像信号、呼出釦17の押操作により発生する制御信号は
CPUからなる制御部13に入力され、制御部13では
通話路の形成を制御する。制御部13を通過した音声信
号、映像信号、制御信号は、伝送処理部11に入力され
多重化されて伝送線Lsに送出される。また、親機20
0からは音声信号が電源とともに伝送線Lsに送出され
ており、伝送処理部11では多重化された信号から音声
信号と電源とを分離する。ここに、音声信号は子機10
0と親機200との間で双方向に伝送され、伝送線Ls
は2線式であるから、伝送処理部11で2−4線変換を
行なうことにより双方向の通話を可能としている。伝送
処理部11において電源から分離された音声信号はイン
ターホン回路12を通りスピーカ14から出力される。
【0019】親機200は、スピーカ24、マイクロホ
ン25、モニタ26、呼出釦27、モニタ釦28を備
え、これらは中央処理部23に接続されている。中央処
理部23はCPU(マイコン)およびDSU(デジタル
シグナルプロセッサ)を主構成要素とする。中央処理部
23は子機100や後述する増設親機300で呼出釦1
7,37が操作されたときに呼出音を生成する機能およ
び通話路を形成する機能を有し、またエコーやハウリン
グを抑制する機能、テレビカメラ16で撮像された画像
をモニタ26に表示させる画像処理機能も備えている。
モニタ26にはCRTあるいは液晶表示器が用いられ
る。マイクロホン25から出力され増幅器22aで増幅
された後に中央処理部23を通過した音声信号と、呼出
釦27の操作に対応して中央処理部23で生成された制
御信号とは、伝送処理部21を通して多重化され電源に
重畳されて伝送線Lsに送出される。また、伝送線Ls
から伝送処理部21に入力された信号は、音声信号、映
像信号、制御信号に分離されて中央処理部23に入力さ
れる。中央処理部23から出力された音声信号は増幅器
22bにより増幅されてスピーカ24から音声信号に応
じた音声が出力される。モニタ26は映像信号に応じた
画像を表示する。また、制御信号に対応して中央処理部
23で呼出音が生成され、呼出音もスピーカ24から送
出される。モニタ釦28はテレビカメラ16で撮像され
た画像をモニタ26に表示するか否かを選択する押釦ス
イッチである。
【0020】ところで、親機200は、無線送信部51
および無線受信部52を備え、無線送信部51および無
線受信部52は中央処理部23に接続されている。無線
送信部51および無線受信部52はそれぞれアンテナ5
3,54を備え、増設親機300との間で無線(電波)
による伝送路を形成する。ここで、アンテナ53,54
はサーキュレータなどを用いて送受信で共用するのが望
ましい。
【0021】増設親機300は、スピーカ34、マイク
ロホン35、モニタ36、呼出釦37、モニタ釦38を
備え、これらは信号処理部33に接続されている。信号
処理部33はCPU(マイコン)を主構成要素とし、子
機100や親機200で呼出釦17,27が操作された
ときに呼出音を生成する機能を有し、またエコーやハウ
リングを抑制する機能、テレビカメラ16で撮像された
画像をモニタ36に表示させる画像処理機能も備えてい
る。さらに、信号処理部33は親機200との間で通信
を行なうために親機200の中央処理部23とともにプ
ロトコルを規定している。
【0022】モニタ36には親機200と同様にCRT
あるいは液晶表示器が用いられる。マイクロホン35か
ら出力された音声信号は増幅器32aにより増幅された
後に信号処理部33を通過し、呼出釦37の操作に対応
して信号処理部33で生成された制御信号と多重化さ
れ、無線送信部55およびアンテナ57を通して電波と
して送出される。また、増設親機300は親機200か
らの電波を受信するアンテナ58および無線受信部56
を備え、無線受信部56から出力された信号は、信号処
理部33に入力されて音声信号、映像信号、制御信号に
分離されて信号処理部33に入力される。信号処理部3
3により分離された音声信号は増幅器32bにより増幅
されスピーカ34から音声信号に応じた音声が出力され
る。モニタ36には映像信号に応じた画像が表示され
る。また、制御信号に対応して信号処理部23で呼出音
が生成され、呼出音もスピーカ34から送出される。モ
ニタ釦38はテレビカメラ16で撮像された画像をモニ
タ26に表示するか否かを選択する押釦スイッチであ
る。結局、増設親機300は親機200との間で無線に
よる伝送路を形成し子機100との間では伝送路が形成
されていない点を除けば、親機200と同様の構成を有
している。ここで、アンテナ57,58はサーキュレー
タなどを用いて送受信で共用するのが望ましい。
【0023】ところで、図2に示すように、増設親機3
00は、スピーカ34とマイクロホン35と呼出釦36
とを備える通話部310と、モニタ36およびモニタ釦
38を備えるモニタ部320と、信号処理部33、無線
送信部55、無線受信部56、アンテナ57,58を備
える本体330とを備え、本体330に対して通話部3
10とモニタ部320とは着脱可能になっている。ま
た、本体330から通話部310やモニタ部320を取
り外した状態では、本体330との間で無線通信を行な
うことによって音声信号、映像信号を授受する。通話部
310およびモニタ部320の電源には2次電池を用い
ており、本体330を介して充電台400による2次電
池のフローティング充電が可能になっている。
【0024】充電台400は、商用電源により給電され
増設親機300に内蔵した2次電池を充電する電源回路
41を備える。図2に示すように、増設親機300の2
次電池は本体330を充電台400の上に載置すること
により充電される。ここで、本体330に通話部310
やモニタ部320が装着されていれば、通話部310や
モニタ部320に内蔵した2次電池も充電される。
【0025】しかして、子機100と親機200とを伝
送線Lsを介して接続しておけば、配線施工を伴うこと
なく増設親機300を増設することができる。つまり、
屋内の複数箇所で子機100と通話したり子機110で
撮像された画像を監視したりすることが可能になる。増
設親機300は基本的には親機200と同様の機能を有
しており、親機200とほぼ同様の情報を子機100と
の間で親機200を介して授受することができる。ま
た、親機200と増設親機300とを用いることにより
屋内の異なる部屋間で通話することも可能になる。さら
に、通話部310やモニタ部320は本体330から分
離可能であるから、たとえば通話部310のみを屋内で
携帯することも可能になる。
【0026】なお、上述の例では子機100と親機20
0とを伝送線Lsにより有線で接続しているが、子機1
00にも無線送受信の機能を設けて子機100と親機2
00との間に無線による伝送路を形成してもよい。 (実施形態2)本実施形態は、増設親機300として図
3に示すようなノート型パソコン60を用いたものであ
る。ノート型パソコン60は、汎用のものであって液晶
ディスプレイ62をモニタ36として用い、呼出釦37
およびモニタ釦38はキーボード61により実現されて
いる。また、ノート型パソコン60に設けたPCカード
用のカードスロットに装着される機能拡張カード63に
信号処理部33が設けられ、無線送信部55、無線受信
部56、アンテナ57,58はノート型パソコン60に
設けた汎用のインタフェース(RS232Cなど)を介
して接続される無線送受信装置340に設けられる。ス
ピーカ34およびマイクロホン35は、ノート型パソコ
ン60の音声信号入出力端子に接続されるヘッドホンマ
イク64により実現される。ただし、呼出釦17,27
の操作時に生成される呼出音はノート型パソコン60の
内蔵スピーカ65から送出される。すなわち、ノート型
パソコン60を図4に示す形で用いることになる。ここ
に、内蔵スピーカ65には信号処理部33で生成された
呼出音が増幅器32cを通して入力される。なお、ノー
ト型パソコン60には2次電池が内蔵され、電源アダプ
タが接続可能になっているから、本実施形態では充電部
400は用いていない。また、マイクロホン35を設け
るためにヘッドホンマイク64を用いているが、マイク
ロホン35を内蔵したノート型パソコン60を用いる場
合にはヘッドホンマイク64を用いなくてもよい。他の
構成および動作は実施形態1と同様である。
【0027】(実施形態3)本実施形態は、増設親機3
00として、図5に示すように、実施形態2に示したノ
ート型パソコン60と同様の筐体66を用いている。た
だし、筐体66がほぼ共通しているものの、本実施形態
の増設親機300は専用機であって、信号処理部33、
無線送信部55、無線受信部56、アンテナ57,58
を筐体66に内蔵している。図5には図示していない
が、スピーカ34およびマイクロホン35は実施形態2
と同様にヘッドホンマイク64を用いればよい。また、
呼出釦37およびモニタ釦38としてキーボード61を
用いている。スピーカ34およびマイクロホン35は筐
体66に内蔵させてもよい。
【0028】ところで、本実施形態では、モニタ36と
して設けたディスプレイ62を保持する蓋部材67が通
話状態に応じて開閉されるように構成されている。つま
り、蓋部材67は図示しないモータを含む開閉機構によ
り開閉駆動され、図6のように蓋部材67は蓋開閉制御
部68により開閉が制御され、通常は蓋部材67を閉じ
てディスプレイ62、キーボード61を隠しているが、
呼出釦17,27などが操作されて増設親機300が呼
び出されると、そのときに信号処理部33から発生する
制御信号によって蓋開閉制御部68を通してモータが駆
動され、蓋部材67が開くようになっている。つまり、
蓋開閉制御部68およびモータを含む開閉機構により蓋
開閉手段が構成される。また、通話が終了してから所定
時間が経過すると(つまり、信号処理部33にトラフィ
ックのない状態が一定時間以上継続すると)、蓋開閉制
御部68を通してモータが駆動されて蓋部材67が閉じ
るようになっている。他の構成および動作は実施形態2
と同様である。また、本実施形態では増設親機300と
して専用機を用いているが、実施形態2の構成において
蓋部材67を開閉させる開閉機構および開閉機構を制御
する蓋開閉制御部68を追加した構成とすれば、ノート
型パソコンを流用することも可能である。
【0029】(実施形態4)本実施形態は、図7に示す
ように、実施形態1に示した増設親機300の構成に振
動発生器39を付加したものである。振動発生器39は
信号処理部33により制御され、呼出釦17,27の操
作によって増設親機300が呼び出されると振動する。
振動発生器39は増設親器300のどの部位に設けても
よいが、通話部310の筐体の内壁面に取り付けるのが
望ましい。これによって、通話部310を携帯している
ときに呼出釦17,27が操作されると、振動発生器3
9から発生する振動によって呼び出されたことを知るこ
とができる。他の構成および動作は実施形態1と同様で
ある。
【0030】(実施形態5)本実施形態は、図8に示す
ように、PHS用の自営基地局350を設け、親機20
0と増設親機300との間の伝送路に自営基地局350
を介在させるようにしたものである。つまり、集合住宅
の周辺などの特定地域内をカバーするPHSの自営基地
局350を設けて親機200と増設親機300との間の
伝送路をPHSの伝送形態で確保するのである。ここ
で、増設親機300にモニタ36が不要であれば、PH
S端末器(電話機)を増設親機300として流用し、親
機200を通して子機100との間で通話することが可
能である。さらに、子機100と親機200との間も無
線化しPHSの伝送路を用いて通話することが可能であ
る。この場合は伝送路として自営基地局350を用いる
ほか、子機間直接通話を行なうようにしてもよい。ま
た、PHSの伝送形態であっても映像信号をデジタル化
することにより子機100から親機200に映像信号を
伝送することが可能である。他の構成および動作は実施
形態1と同様である。
【0031】(実施形態6)本実施形態では、図9に示
すように、親機200と増設親機300との間を伝送さ
れる電波を中継する機能を有した充電台400を開示す
る。充電台400は電源回路41を備えるとともに無線
送信部42と無線受信部43とを備え、さらに無線受信
部43で受信した情報を増幅して無線送信部42から送
出させる中継増幅部44を備えている。無線送信部42
および無線受信部43はアンテナ45,46に接続さ
れ、親機200や増設親機300との間で電波を授受す
るように構成されている。つまり、図10のように、本
体330および充電台400にアンテナ45,46,5
7,58が設けられることになる。
【0032】したがって、通話部310やモニタ部32
0を本体330から外して携帯する場合に、充電台40
0を介して電波が中継される。このように、無線送信部
42、無線受信部43、中継増幅部44、アンテナ4
5,46により中継手段が構成されている。ここで、充
電台400は商用電源を電源として用いるから、2次電
池を電源とする通話部310やモニタ部320に比較し
て十分な電力を得ることができ、通話部310やモニタ
部320での消費電力を少なくして長時間の使用を可能
としながらも、親機200から離れた場所で使用するこ
とが可能になる。他の構成および動作は実施形態1と同
様である。
【0033】ところで、本実施形態で用いた充電台40
0は、親機200と増設親機300との間だけではなく
他の充電台400と親機200や増設親機300との間
でも電波を中継することが可能になっている。つまり、
図11に示す例は、充電台400を追加したものであ
り、増設親機300を設けた充電台400と親機200
との間で、別の充電台400を介して電波を授受させる
構成になっている。もちろん、充電台400はさらに多
段に設けてもよい。他の構成および動作は実施形態1と
同様である。
【0034】(実施形態7)本実施形態は、図12に示
すように、テレビカメラ16による撮像部位付近の照度
を検出する光センサ18を付加し、光センサ18の出力
に応じてテレビカメラ16の絞りの開量を制御するもの
である。絞りの開量は制御部13に設けた絞り制御部1
3aによって光センサ18の出力に基づいて調節され
る。これによって、親機200や増設親機300のモニ
タ部26,36の画像が見やすくなり、テレビカメラ1
6で撮像されている人を認識しやすくなる。他の構成お
よび動作は実施形態1と同様である。
【0035】なお、光センサ18で検出された光量を親
機200に伝送し、親機200の中央処理部23におい
て光量に基づく画像処理を行ない、これによってモニタ
26,36に表示される画像の濃度を調節してもよい。
このような処理を行なえば、絞りを持たないテレビカメ
ラ16も使用可能になる。 (実施形態8)本実施形態は、図13に示すように、テ
レビカメラとして撮像範囲をモータなどの駆動機構によ
って変更することができる可動カメラ16’を用いてい
る。つまり、可動カメラ16’は視野の大きさを変えず
に向きを変えるものである。また、マイクロホン15に
代えて複数本の指向性マイクロホン15’を用いる。本
実施形態のように指向性マイクロホン15’を複数本列
設すると、各指向性マイクロホン15’の出力に基づい
て音波の到来方向を推定することができる。
【0036】音波の到来方向を推定するには、各指向性
マイクロホン15’の向きを異ならせておき、最大出力
の得られた指向性マイクロホン15’の方向に音源が存
在すると推定する方法がある。また、各指向性マイクロ
ホン15’で音波を受けたときの位相差と各指向性マイ
クロホン15’の位置関係とに基づいて音波の到来方向
を推定する方法もある。制御部13には音方向検出部1
3bが設けられ、音方向検出部13bでは指向性マイク
ロホン15’の出力に基づいて上述のような方法で音波
の到来方向を推定する。このようにして、音波の到来方
向が推定されると、制御部13に設けたカメラ制御部1
3cによって可動カメラ16’が音波の到来方向に向け
られ、来客などが可動カメラ16’の視野の中心付近に
確実に収められる。なお、指向性マイクロホン15’の
うち出力が最大であるものを通話用にも用いるとよい。
こうすれば、音を明瞭に拾うことができる。他の構成お
よび動作は実施形態1と同様である。
【0037】(実施形態9)本実施形態は、図14に示
すように、可動カメラ16’を備える点で実施形態7と
同様であるが、実施形態8で用いた指向性マイクロホン
15’を用いず、可動カメラ16’により撮像した画像
に基づいて来客などを可動カメラ16’の視野の中心付
近に収めるものである。つまり、制御部13には画像認
識処理部13dを設けて可動カメラ16’の向きを制御
している。画像認識処理部13dは可動カメラ16’で
撮像した画像内から人の画像を抽出し、可動カメラ1
6’の視野の中心付近に人の画像が位置するように可動
カメラ16’の向きを制御するのである。この構成で
は、指向性マイクロホンのようなハードウェアを用いる
ことなく信号処理のみによって可動カメラ16’の向き
を制御するから、子機100の小型化が可能になる。ま
た、本実施形態では、同一人物が可動カメラ16’の視
野内に存在する時間が規定時間を越えると、親機200
および増設親機300を呼び出すようになっている。こ
の呼び出しは呼出釦17を操作した場合と同様である。
他の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0038】(実施形態10)本実施形態は、図15に
示すように、増設親機300にハンズフリー機能を付加
したものである。スピーカ34とマイクロホン35とは
ハンドセット(通話部310に対応する)に組み込んで
ある。増設親機300にはハンドセットが充電台400
に装着されているか否かを検出する設置スイッチ47が
設けられる。設置スイッチ47は制御部13に設けた通
話切換処理部13eに接続され、増設親機300が充電
台400に装着されているときにはハンズフリー通話が
可能になり、ハンドセットが充電台400から外されて
いるときにはハンドセットを手で持って通話することが
できるように、スピーカ34の出力を調節するとともに
エコーやハウリングを抑制する処理を使用状態に適合す
るように切り換える。他の構成および動作は実施形態1
と同様である。
【0039】(実施形態11)本実施形態は、図16に
示すように、増設親機300に設けたモニタ36に表示
する画像を動画とするか静止画とするかを切り換える画
像切換処理部13fを増設親機300に設け、増設親機
300のモニタ部320が充電台400に装着されてい
るか否かを検出する設置スイッチ47により、モニタ3
6に表示する画像の種類を切り換えるようにしたもので
ある。すなわち、動画の表示を行なうと電力消費が大き
くなるから、充電台400に接続されず2次電池を電源
としているときには長時間の使用を可能とするために静
止画を表示し、充電台400から十分な電力が供給され
るときには動画を表示するようになっている。また、静
止画はデジタル画像を用い、動画はアナログ画像を用い
ている。充電台400に接続されアナログ画像を表示可
能なときには圧縮と伸長とを行なわずに画像を表示し、
電源容量の少ないときには圧縮と伸長とを行なってデジ
タル静止画像を表示するのである。他の構成および動作
は実施形態1と同様である。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、戸外に設置された子
機と、屋内に設置され子機との間で少なくとも通話が可
能な親機と、親機との間に無線による伝送路を形成し親
機を介して少なくとも子機との間で通話が可能な増設親
機とを設けたものであり、子機と親機とからなるインタ
ーホン装置が設置されている既設の住宅に増設親機を設
ける際に、親機を交換するとともに増設親機を任意の場
所に設置すればよいのであって、親機と増設親機との間
の伝送路を形成するための配線施工が不要になり、増設
親機の設置場所に制約がなくまた伝送路を設けることに
よって美観を損なうこともないという利点がある。
【0041】請求項2の発明のように、前記増設親機が
電源としての2次電池を内蔵し、商用電源を電源として
2次電池を充電する充電台に増設親機が着脱可能であっ
て、充電台は親機と増設親機との間を伝送される無線信
号を中継する中継手段を備えるものでは、充電台の近傍
で増設親機を使用すれば、増設親機が小出力であっても
充電台の中継手段によって増幅され比較的遠方に配置し
た子機との間でも通話が可能になるという利点がある。
【0042】請求項3の発明のように、複数台の充電台
を設け、親機と増設親機との間を伝送される無線信号を
充電台により順次中継するものでは、充電台間でも無線
信号を転送することになるから、充電台の位置や間隔を
適宜に設定しておけば、直接波が届かないような条件で
も親機と増設親機との間で無線信号を授受することがで
きるという利点がある。
【0043】請求項4の発明のように、増設親機が、通
話手段を設けた汎用のノート型パソコンと、ノート型パ
ソコンに接続されノート型パソコンと親機との間で無線
信号を授受させる無線送受信装置とからなるものでは、
汎用のノート型パソコンを増設親機として流用すること
ができ、ノート型パソコンをすでに使用していれば、無
線送受信装置の付加のみで増設親機の機能を持たせるこ
とができるという利点がある。また、増設親機としても
使用可能なノート型パソコンとして販売すれば、ノート
型パソコンの付加価値が高まり商業的効果が期待できる
という利点があり、さらに、ノート型パソコンを用いて
作業を行なっている間に増設親機として使用することも
可能になる。
【0044】請求項5の発明のように、増設親機が操作
部を覆う蓋部材と、子機または親機から無線信号による
呼出を受けると蓋部材を開く蓋開閉手段とを備えるもの
では、子機または親機から増設親機が呼び出されると蓋
部材が開いて呼出があったことを報知することになり、
しかも、蓋部材を人が開く必要がないから操作が容易に
なるとともに、非使用時には蓋部材によって操作部が覆
われるから誤操作の可能性が低減するという利点があ
る。
【0045】請求項6の発明のように、増設親機が子機
または親機からの無線信号による呼出を受けると振動し
て呼び出されたことを報知する振動発生器を備えるもの
では、増設親機が呼び出されたことを振動によって報知
するから、使用者の聴覚に障害があっても使用可能にな
り、また、周囲に騒音が生じにくいという利点を有す
る。
【0046】請求項7の発明のように、親機と増設親機
とがPHSの伝送形態による無線信号を授受するもので
は、無線信号の授受に関して専用の回路設計がほとんど
不要であって、量産されている比較的安価な部品を用い
ることができるとともに、増設親機を形態可能とすれば
PHSの端末機としての使用が可能になるという利点が
ある。
【0047】請求項8の発明のように、子機が、通話者
を撮像するテレビカメラと、周囲光量を検出する光セン
サと、光センサにより検出された周囲光量に応じてテレ
ビカメラにより撮像された画像の明るさを適正値に調節
した映像信号を出力させる制御部とを備え、親機がテレ
ビカメラにより撮像された画像を表示するモニタを備え
ものでは、周囲の明るさによらず、モニタに表示される
画像の明るさが適正に調節されて見やすくなるという利
点がある。
【0048】請求項9の発明のように、子機が、音源の
方向が検出可能なマイクロホンと、視野の方向が調節可
能なテレビカメラよりなる可動カメラと、音波の到来方
向に可動カメラを向ける音方向検出部とを備え、親機が
テレビカメラにより撮像された画像を表示するモニタを
備えるものでは、通話者の声に応答して可動カメラを通
話者のほうに向けるのであって、通話者を可動カメラに
よって確実に捕らえることができるという利点がある。
【0049】請求項10の発明のように、子機が、視野
の方向が調節可能なテレビカメラよりなる可動カメラ
と、可動カメラにより撮像された画像内から人の画像を
抽出して可動カメラを人に向ける画像認識処理部とを備
え、親機がテレビカメラにより撮像された画像を表示す
るモニタを備えるものでは、可動カメラを通話者と考え
られる人物に向けることができ、通話者を可動カメラの
視野にほぼ確実に捕らえることができるという利点があ
る。
【0050】請求項11の発明のように、増設親機が、
無線信号を送受する本体とは別体に設けられ本体に着脱
される通話用のハンドセットと、ハンドセットの本体へ
の着脱を検出する設置スイッチと、ハンドセットが本体
に装着されているとハンズフリー通話が可能になりハン
ドセットが本体から外れているとハンドセットを用いた
通話が可能となるようにハンドセットの音量を制御する
通話切換処理部とを備えるものでは、増設親機にハンド
セットを設けてあり、ハンドセットを本体に装着した状
態であればハンズフリーで通話することができ、ハンド
セットを本体から外した状態ではハンドセットを用いた
通常の通話が可能になって使い勝手のよいものになると
いう利点がある。
【0051】請求項12の発明のように、子機が通話者
を撮像するテレビカメラを備え、増設親機が、無線信号
を送受する本体とは別体に設けられ本体に着脱されると
ともにテレビカメラで撮像された画像を表示するモニタ
部と、モニタ部の本体への着脱を検出する設置スイッチ
と、モニタ部が本体に装着されていると動画をモニタ部
に表示させモニタ部が本体から外れていると静止画をモ
ニタ部に表示させる画像切換処理部とを備えるもので
は、モニタ部に電力が十分に供給されるときには動画を
表示して画質を優先し、モニタ部を本体から外して単独
で使用する際には静止画を表示して消費電力の低減を優
先するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】実施形態2を示す要部外観図である。
【図4】同上の要部ブロック図である。
【図5】実施形態3を示す要部外観図である。
【図6】同上の要部ブロック図である。
【図7】実施形態4の要部ブロック図である。
【図8】実施形態5の使用例を示す概略図である。
【図9】実施形態6を示す要部ブロック図である。
【図10】同上の使用例を示す構成図である。
【図11】同上の別の使用例を示す構成図である。
【図12】実施形態7を示す要部ブロック図である。
【図13】実施形態8を示す要部ブロック図である。
【図14】実施形態9を示す要部ブロック図である。
【図15】実施形態10を示す要部ブロック図である。
【図16】実施形態11を示す要部ブロック図である。
【図17】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
13a 絞り制御部 13b 音方向検出部 13d 画像認識処理部 13e 通話切換処理部 13f 画像切換処理部 15 マイクロホン 15’ マイクロホン 16 テレビカメラ 16’ 可動カメラ 18 光センサ 26 モニタ 36 モニタ 39 振動発生器 42 無線送信部 43 無線受信部 44 中継増幅部 45,46 アンテナ 47 設置スイッチ 60 ノート型パソコン 61 キーボード 67 蓋部材 68 蓋開閉制御部 100 子機 200 親機 300 増設親機 310 通話部 320 モニタ部 330 本体 340 無線送受信装置 400 充電台 Ls 伝送線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺澤 章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 戸外に設置された子機と、屋内に設置さ
    れ子機との間で少なくとも通話が可能な親機と、親機と
    の間に無線による伝送路を形成し親機を介して少なくと
    も子機との間で通話が可能な増設親機とを設けたことを
    特徴とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】 前記増設親機は電源としての2次電池を
    内蔵し、商用電源を電源として2次電池を充電する充電
    台に増設親機が着脱可能であって、充電台は親機と増設
    親機との間を伝送される無線信号を中継する中継手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のインターホン装
    置。
  3. 【請求項3】 複数台の充電台を設け、親機と増設親機
    との間を伝送される無線信号を充電台により順次中継す
    ることを特徴とする請求項2記載のインターホン装置。
  4. 【請求項4】 増設親機は、通話手段を設けた汎用のノ
    ート型パソコンと、ノート型パソコンに接続されノート
    型パソコンと親機との間で無線信号を授受させる無線送
    受信装置とからなることを特徴とする請求項1記載のイ
    ンターホン装置。
  5. 【請求項5】 増設親機は操作部を覆う蓋部材と、子機
    または親機から無線信号による呼出を受けると蓋部材を
    開く蓋開閉手段とを備えることを特徴とする請求項1記
    載のインターホン装置。
  6. 【請求項6】 増設親機は子機または親機からの無線信
    号による呼出を受けると振動して呼び出されたことを報
    知する振動発生器を備えることを特徴とする請求項1記
    載のインターホン装置。
  7. 【請求項7】 親機と増設親機とはPHSの伝送形態に
    よる無線信号を授受することを特徴とする請求項1記載
    のインターホン装置。
  8. 【請求項8】 子機は、通話者を撮像するテレビカメラ
    と、周囲光量を検出する光センサと、光センサにより検
    出された周囲光量に応じてテレビカメラにより撮像され
    た画像の明るさを適正値に調節した映像信号を出力させ
    る制御部とを備え、親機はテレビカメラにより撮像され
    た画像を表示するモニタを備えることを特徴とする請求
    項1記載のインターホン装置。
  9. 【請求項9】 子機は、音源の方向が検出可能なマイク
    ロホンと、視野の方向が調節可能なテレビカメラよりな
    る可動カメラと、音波の到来方向に可動カメラを向ける
    音方向検出部とを備え、親機はテレビカメラにより撮像
    された画像を表示するモニタを備えることを特徴とする
    請求項1記載のインターホン装置。
  10. 【請求項10】 子機は、視野の方向が調節可能なテレ
    ビカメラよりなる可動カメラと、可動カメラにより撮像
    された画像内から人の画像を抽出して可動カメラを人に
    向ける画像認識処理部とを備え、親機はテレビカメラに
    より撮像された画像を表示するモニタを備えることを特
    徴とする請求項1記載のインターホン装置。
  11. 【請求項11】 増設親機は、無線信号を送受する本体
    とは別体に設けられ本体に着脱される通話用のハンドセ
    ットと、ハンドセットの本体への着脱を検出する設置ス
    イッチと、ハンドセットが本体に装着されているとハン
    ズフリー通話が可能になりハンドセットが本体から外れ
    ているとハンドセットを用いた通話が可能となるように
    ハンドセットの音量を制御する通話切換処理部とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載のインターホン装置。
  12. 【請求項12】 子機は通話者を撮像するテレビカメラ
    を備え、増設親機は、無線信号を送受する本体とは別体
    に設けられ本体に着脱されるとともにテレビカメラで撮
    像された画像を表示するモニタ部と、モニタ部の本体へ
    の着脱を検出する設置スイッチと、モニタ部が本体に装
    着されていると動画をモニタ部に表示させモニタ部が本
    体から外れていると静止画をモニタ部に表示させる画像
    切換処理部とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    インターホン装置。
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