JP2018201251A - 中継器およびインターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】親機と外部機器との通信を利用者に有効に利用させることができる中継器を提供する。【解決手段】中継器10は、本体部20と、第1通信部と、第2通信部と、保持部30とを備える。本体部20は、インターホンシステムで用いられる親機と外部機器との間でデータの送受信を行う通信処理部21を有する。第1通信部は、親機と有線通信を行う。第2通信部は、外部機器と通信を行う。保持部30は、外部機器を保持する。利用者は、外部機器を中継器10の保持部30に保持させることで、外部機器を宅内のどこに置いたかを忘れることはなく、その上親機を利用している感覚で外部機器を利用することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に中継器およびインターホンシステム、より詳細にはインターホンシステムの親機と外部機器との間でデータの送受信を行う中継器およびインターホンシステムに関する発明である。
近年、インターホンシステムの親機と携帯端末(外部機器)との間でデータの送受信を行うアダプタ(中継器)が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のアダプタを利用することで、親機と携帯端末との通信が可能となる。そして、インターホンシステムの利用者は、携帯端末を利用することで、自宅に客の訪問があっても、親機の設置場所まで行くことなくてもその客が誰であるかの認識や会話等を行うことができる。
特開2011−114703号公報
ところで、携帯端末は、どこででも持ち歩くことができる。宅内において、いつも所持している場合には、急な来客にも対応可能であるが、利用者はいつも肌身離さず携帯端末を持っているとは限らない。また、携帯端末は、据え置き型の端末と比較して、その置き場所が決まっているわけではない。そのため、急な来客があって、利用者が携帯端末を宅内のどこに置いたかを忘れた場合には、来客の対応のため親機の設置場所まで行く必要があり、アダプタを用いた親機と携帯端末との通信を有効に利用できているとは言い難い。
そこで、本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、親機と外部機器との通信を利用者に有効に利用させることができる中継器およびインターホンシステムを提供することにある。
本発明の中継器は、インターホンシステムで用いられる親機と外部機器との間でデータの送受信を行う通信処理部を有する本体部と、前記親機と有線通信を行う第1通信部と、前記外部機器と通信を行う第2通信部と、前記外部機器を保持する保持部とを備えることを特徴とする。
また、本発明のインターホンシステムは、上記中継器と、前記親機とを備えることを特徴とする。
上記構成によると、中継器およびインターホンシステムは、親機と外部機器との通信を利用者に有効に利用させることができる。
実施形態における中継器を説明する図である。 実施形態における中継器の利用形態の一例を説明する図である。 実施形態における通信処理部の構成を説明する図である。 図4Aは、本体部の形状を説明する図であり、図4Bは、保持部の形状を説明する図である。 図5Aは、中継器が外部機器を保持している状態を説明する斜視図であり、図5Bは、中継器が外部機器を保持している状態を説明する側面図である。 保持部の代わりに部品が本体部に装着された状態を説明する図である。 実施形態における中継器の動作、特に指示信号を送信する場合の動作を説明する流れ図である。 図8Aは、変形例1における保持部が本体部に収納されている状態を説明する図であり、図8Bは、変形例1における保持部を本体部から引き出した状態を説明する図である。 図9Aは、変形例1における保持部の2つの第1部品を回転させた状態を説明する図であり、図9Bは、中継器が外部機器を保持している状態を説明する図である。 変形例2における通信処理部の構成を説明する図である。 変形例2における中継器の動作、特に起動信号を送信した後で外部機器と通信を行う動作を説明する流れ図である。
1.実施形態
1.1 構成
本実施形態の中継器は、インターホンシステムで利用される親機で送信されたデータを受信し、外部機器へ送信する機器である。ここで、外部機器は、タブレット型の端末装置といった通信機能を備えた携帯型の端末装置である。
中継器10は、例えば携帯電話アダプタであり、図1に示すように、本体部20と保持部30とを備えている。
図2は、中継器10を用いたインターホンシステムを示す図であり、インターホンシステムは、中継器10、無線機器11、親機40、ドアホン子機41および外部機器50を備えている。
中継器10は、図2に示すように、親機40とケーブル61により接続されている。また、中継器10は、例えばEthernet(登録商標)規格の同軸ケーブル62により無線機器11と接続されている。
例えばドアホン子機41が、来客をケーブル60を介して親機40へ通知すると、親機40は、その通知をケーブル61を介して中継器10へ出力する。
中継器10は、来客の通知を受け取ると、その通知を同軸ケーブル62を介して無線機器11へ出力する。無線機器11は、外部機器50と無線通信を行う機器であり、中継器10から来客の通知を受け取ると、その通知を無線通信により外部機器50へ送信する。
外部機器50では、親機40と通信を行うための専用アプリケーションソフトウェアが起動中に、来客の通知を受け取ると、ユーザに対して報知する。報知後、外部機器50は、ユーザの操作によって親機40との間で、中継器10および無線機器11を介して、通信を行う。具体的には、外部機器50は、ユーザの音声を受け付け、受け付けた音声を中継器10および無線機器11を介して、親機40へ送信する。親機40は、外部機器50で送信された音声を受け取ると、その音声をケーブル60を介してドアホン子機41へ送信する。ドアホン子機41では、親機40で送信された音声を出力する。
ドアホン子機41では、来客の音声が入力されると、その音声をケーブル60を介して親機40へ出力する。親機40は、来客の音声をドアホン子機41から受け取ると、中継器10および無線機器11を介して、外部機器50へ送信する。外部機器50では、親機40で送信された来客の音声を出力する。
これにより、外部機器50は、ドアホン子機41との通信を可能とする。
なお、インターホンシステムが集合住宅で用いられる場合には、ドアホン子機41は、ロビーに設けられたインターホン(ロビーインターホン)であったり、管理人室に設けられた親機(管理人室親機)であったりしてもよい。この場合、外部機器50は、ロビーインターホンおよび管理人室親機との通信が可能となる。
以下、中継器10の各構成要素(本体部20、保持部30)について説明する。
(1)本体部20
本体部20は、図1に示すように、通信処理部21、USB(universal serial bus)ケーブル22(有線接続部)、表示部23、検出部24および操作部25を備えている。
通信処理部21は、図1に示すように、本体部20の内部に備えられる。通信処理部21は、図3に示すように、第1通信部101、第2通信部102および制御部103を備える。
第1通信部101は、ケーブル61を介して親機40と通信を行う。具体的には、第1通信部101は、YUV信号を用いた通信方式(第1の通信方式)により、親機40と通信を行う。
第2通信部102は、同軸ケーブル62を介して無線機器11と通信を行う。具体的には、第2通信部102は、第1の通信方式とは異なる第2の通信方式(ここでは、Ethernet(登録商標)規格に応じた通信方式)により、無線機器11を介して外部機器50と通信を行う。
制御部103は、親機40と外部機器50との間の通信の制御を行う。具体的には、制御部103は、ドアホン子機41から中継器10までのネットワークと、中継器10から外部機器50までのネットワークとの間のプロトコル変換を行う。制御部103は、外部機器50のIPアドレスを記憶している。制御部103は、第1通信部101が親機40で送信されたデータを受信すると、記憶しているIPアドレスを宛先として、第2通信部102を介して無線機器11へ転送する。また、制御部103は、第2通信部102からデータを受信すると、データの送信元のIPアドレスが記憶しているIPアドレスと一致する場合に、受信したデータを第1通信部101を介して親機40へ転送する。
制御部103は、本体部20の動作状態をユーザに報知するように表示部23を制御する。
制御部103は、後述する検出部24で外部機器50が保持されていることを検出すると、上述した専用アプリケーションソフトウェアの起動を指示する指示信号を、後述するUSBケーブル22を介して外部機器50へ送信する。専用アプリケーションソフトウェアは、親機40がドアホン子機41との間で行う通信、通話および画像表示などの処理と同等の処理を行うアプリケーションソフトウェアである。
外部機器50は、プロセッサおよびメモリを含んで構成されたコンピュータである。メモリは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であり、専用アプリケーションソフトウェアは、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。例えば、外部機器50は、メモリに記憶されているプログラムを実行することで、音声を受け付けて中継器10および親機40を介してドアホン子機41へ送信したり、ドアホン子機41で受け付けた音声を出力したりする通話処理を実現することができる。なお、外部機器50として、例えば携帯電話機、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等を用いることができる。
制御部103は、操作部25を用いたユーザによる操作に応じた制御を行う。
USBケーブル22は、その一端が外部機器50のUSBケーブルの接続口に接続されると、電源部(図示せず)からの電源を外部機器50へ供給する。また、制御部103で出力された指示信号を外部機器50へ出力する。
なお、USBケーブル22は、中継器10の本体部20から取り外しができないように取り付けられていてもよい。または、本体部20にUSBコネクタのアダプタを設けて、USBコネクタを有するUSBケーブル22が着脱可能であってもよい。
表示部23は、例えばLED(Light Emitting Diode)ランプであり、LEDランプの点灯色により、本体部20の動作状態をユーザに報知する。例えば、赤色の点灯は通信ができない状態を表し、緑色の点灯は通信ができる状態を表している。
なお、表示部23として、複数のLEDランプを設けて、点灯するLEDの違いにより、本体部20の動作状態をユーザに報知してもよい。または、表示部23として、液晶や有機EL等のディスプレイを設けて、その表示内容により、本体部20の動作状態をユーザに報知してもよい。
検出部24は、例えば反射型の近接センサであり、後述する保持部30で外部機器50が保持されているか否かを検出する。具体的には、検出部24は、光を投光し、反射光を受光することで、保持部30で外部機器50が保持されていることを検出する。
操作部25は、例えば電源スイッチ、設定ボタン、操作レバー、タッチパネル等であり、本体部20に着脱可能な保持部30が装着されているときには、保持部30により覆われている。
ここで、本体部20の形状について説明する。本体部20は、図1および図4Aに示すように、L字形状の立体形状に形成されている。具体的には、本体部20は、前後方向の長さが異なる2つの直方体形状(第1直方体、第2直方体)が組み合わさった形状に形成されている。ここで、第1直方体の前後方向の寸法は、第2直方体の前後方向の寸法よりも長く、本体部20の上部を形成し、第2直方体が本体部20の下部を形成している。
本体部20の上部と下部とのそれぞれの前後方向の長さが異なることで、段差が形成されている。段差が形成されている第2直方体の全面である面20aに対向するように、後述する保持部30が取り付けられる。
(2)保持部30
保持部30は、外部機器50を載せる台であり、本体部20の下部、具体的には段差が形成されている面20aに対向するように取り付けられている。
保持部30の形状について、図1および図4Bを参照して説明する。
保持部30では、図1,図4Bに示すように、左右方向を長辺とする直方体の面30a上の前方に支持壁30bが、後方に取付壁30cがそれぞれ左右方向に沿って設けられている。ここで、支持壁30bの上下方向の寸法は、取付壁30cの上下方向の寸法よりも短い。これにより、保持部30に負荷がかかった場合に取付壁30cにかかる負荷を軽減することができる。また、保持部30では、面30a上に支持壁30bおよび取付壁30cが設けられることで、左右方向に沿って溝部30dが形成されている。ここで、支持壁30bは、左右方向を長辺とする直方体形状に形成され、外部機器50を保持(支持)する際に、外部機器50が保持部30から離脱しないために設けられている。また、取付壁30cは、左右方向を長辺とする直方体形状に形成され、保持部30を本体部20に取り付けるために設けられている。
利用者は、保持部30に形成されている溝部30dに沿って面30a上に外部機器50を載せることができる。
図5Aは、外部機器50が保持されている状態を示し、図5Bはその状態時の側面図である。
外部機器50は、図5Aおよび図5Bに示すように、保持部30の溝部30dに沿って面30a上に置かれる。このとき、外部機器50が溝部30dに沿って面30a上に置かれても、保持部30は、溝部30dを形成する支持壁30bにより外部機器50が保持部30から離脱しないように外部機器50を保持(支持)することができる。
また、保持部30は、本体部20の面20aに設けられたスライドレール(図示せず)により、右方向または左方向にスライドさせることで、本体部20に着脱可能である。
利用者は、本体部20に保持部30を取り付ける場合には、保持部30の取付壁30cを、面20aの左端から右方向へまたは面20aの右端から左方向へスライドさせて装着する。保持部30を利用しない、つまり外部機器50を保持させない場合には、保持部30の代わりに、直方体形状の部品31が装着される(図6参照)。
1.2 動作
ここでは、中継器10の動作、特に指示信号を送信する場合の動作について、図7に示す流れ図を用いて説明する。なお、外部機器50が保持部30で保持されている場合には、USBケーブル22を介して本体部20と外部機器とは接続されているとする。
検出部24は、保持部30が外部機器50を保持しているか否かを検出する(ステップS5)。
検出部24で保持部30が外部機器50を保持していると検出した場合(ステップS5における「Yes」)、制御部103は、フラグの値が0であるか否かを判断する(ステップS10)。ここで、フラグとは、指示信号の送信の要否を表す。フラグの値が0である場合には指示信号の送信が必要であることを、フラグの値が1である場合には指示信号の送信は不要であることを表す。
制御部103でフラグの値が0でないと判断する場合には(ステップS10における「No」)、処理はステップS5へ戻る。
フラグの値が0であると判断する場合には(ステップS10における「Yes」)、制御部103は、指示信号を、USBケーブル22を介して外部機器50へ送信する(ステップS15)。
制御部103は、指示信号を送信後、フラグの値を1に変更する(ステップS20)。そして、処理はステップS5へ戻る。
検出部24で保持部30が外部機器50を保持していないことを検出した場合(ステップS5における「No」)、制御部103は、フラグの値が1であるか否かを判断する(ステップS25)。
フラグの値が1であると判断する場合には(ステップS25における「Yes」)、制御部103は、その値を0に変更する(ステップS30)。処理は、ステップS30を実行すると、ステップS5へ戻る。
制御部103でフラグの値が1でないと判断する場合には(ステップS25における「No」)、処理はステップS5へ戻る。
2.変形例1
ここでは、保持部30の変形例について、図8A,8B,9A,9Bを参照して説明する。上記では、保持部30は本体部20に着脱可能であるとしたが、本変形例では、保持部30は本体部20に収納される。
なお、本変形例では、上記と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本変形例の保持部30は、2つの第1部品35と、1つの第2部品36とから構成されている。
各第1部品35は、バネ(図示しない)により、本体部20の下端部と接続されている。各第1部品35は、L字形状に形成され、利用されない場合には下方向に働くバネの弾性力により、本体部20の内部に収納されている(図8A,図8B参照)。
第2部品36は、直方体形状に形成され、表示部23を備えている。第2部品36は、スライドレールにより前方向にスライド可能となっており、利用されない場合には、本体部20の下端部に収納されている(図8A,図8B参照)。
ユーザは、保持部30を利用する場合には、2つの第1部品35を上方に、第2部品36を前方向に、それぞれ引き出す(図8B参照)。そして、上方に引き出した各第1部品35の先端部30eが前方を向くように、各第1部品35を回転する(図9A参照)。
各第1部品35の先端部30eと、本体部20の下端部から引き出した第2部品36との間に外部機器50が装着される。そうすると、バネの弾性力が下方向に働いているので、外部機器50は、各第1部品35の先端部30eと第2部品36との間で保持(支持)される(図9B参照)。
なお、上記実施形態では、表示部23は、本体部20の側面に設けられ、本変形例では、第2部品36の前方に設けられている表示部23の設置位置は、これらの位置の限定されるものではない。表示部23は、保持部30に外部機器50が保持された状態である場合に、ユーザが視認可能な位置に設けられていればよい。ここで、視認可能な位置とは、保持部30が外部機器50を保持した場合に、表示部23が外部機器50で覆われない位置である。
また、第1部品35は2つの限らず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
3.変形例2
上記では、中継器10と無線機器11とは個別の機器としたが、ここでは、無線機器11の機能を備える中継器10について説明する。
なお、本変形例では、上記と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本変形例では、通信処理部21の構成、特に第2通信部102の構成が上記とは異なる。
本変形例の第2通信部102は、図10に示すように、有線通信部110と無線通信部111とを備える。
有線通信部110は、外部機器50がUSBケーブル22を介して本体部20と接続されている場合に、USBケーブル22を介して外部機器50と通信を行う。無線通信部111は、外部機器50がUSBケーブル22を介して本体部20と接続されていない場合に、外部機器50と無線通信を行う。
なお、本変形例では、上述した第2の通信方式とは、無線通信およびUSBケーブル22を介した通信が相当する。
制御部103は、ドアホン子機41から中継器10までのネットワークと、中継器10から外部機器50までのネットワークとの間のプロトコル変換を行う。制御部103は、外部機器50がUSBケーブル22を介して本体部20と接続されている場合には、親機40と外部機器50との間で、有線通信部110を介してデータの送受信を行う。制御部103は、外部機器50がUSBケーブル22を介して本体部20と接続されていない場合には、親機40と外部機器50との間で、無線通信部111を介してデータの送受信を行う。
また、制御部103は、無線通信部111を介して外部機器50へデータの送信を行う場合には、検出部24の検出結果に応じて、送信すべき信号の強度を変更するよう、無線通信部111を制御する。具体的には、検出部24で保持部30が外部機器50を保持していないことを検出した場合には、送信する信号の強度を第1レベルとするように無線通信部111を制御する。検出部24で保持部30が外部機器50を保持していることを検出した場合には、送信する信号の強度を第1レベルよりも低い第2レベルとするように無線通信部111を制御する。この場合、外部機器50に送信する無線信号が他の機器の通信の障害となることを抑制することができる。
次に、本変形例での中継器10の動作、特に指示信号を送信する動作について、図7との変更点を中心に説明する。
本変形例では、図7に示すステップS15の動作が上記とは異なる。具体的には、制御部103は、本体部20が外部機器50とUSBケーブル22を介して接続されている場合には、指示信号を有線通信部110を介して外部機器50へ送信する。制御部103は、本体部20が外部機器50とUSBケーブル22を介して接続されていない場合には、指示信号を無線通信部111を介して外部機器50へ送信する。さらに、制御部103は、指示信号を無線で送信する場合、検出部24で保持部30が外部機器50を保持していないことを検出しているときには、指示信号の信号強度を第1レベルとするように無線通信部111を制御する。制御部103は、指示信号を無線で送信する場合、検出部24で保持部30が外部機器50を保持していることを検出しているときには、指示信号の信号強度を第2レベルとするように無線通信部111を制御する。
次に、本変形例での中継器10の動作、特に起動信号を送信した後で外部機器50と通信を行う動作について、図11に示す流れ図を用いて説明する。
検出部24は、保持部30が外部機器50を保持しているか否かを検出する(ステップS100)。
検出部24で保持部30が外部機器50を保持していると検出した場合(ステップS100における「Yes」)、制御部103は、本体部20が外部機器50とUSBケーブル22を介して接続されているか否かを判断する(ステップS105)。
USBケーブル22を介して接続されていると判断する場合には(ステップS105における「Yes」)、制御部103は、有線通信部110を介して外部機器50と通信を行う(ステップS110)。
検出部24で保持部30が外部機器50を保持していないと検出した場合(ステップS100における「No」)、制御部103は、第1レベルの信号強度で外部機器50と通信を行うように無線通信部111を制御する(ステップS115)。
USBケーブル22を介して接続されていないと判断する場合には(ステップS105における「No」)、制御部103は、第2レベルの信号強度で外部機器50と通信を行うように無線通信部111を制御する(ステップS120)。
4.その他の変形例
以上、実施形態および各変形例に基づいて本発明について説明したが、本発明は上述した実施形態に限られない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態および各変形例では、検出部24は、反射型の近接センサとしたが、これに限定されない。
誘導型の近接センサ、静電容量型の近接センサ等の他の方式による近接センサであってもよい。
または、検出部24は、近接センサに限定されない。例えば、検出部24は機械式スイッチであってもよい。検出部24(機械式スイッチ)は、オン状態である場合に保持部30が外部機器50を保持していると判断し、オフ状態である場合に保持部30が外部機器50を保持していないと判断する。
または、検出部24は、USBケーブル22が外部機器50に接続されているか否かの検出により、保持部30が外部機器50を保持している否かを判断してもよい。この場合、検出部24は、USBケーブル22が外部機器50に接続されていることを検出すると、保持部30が外部機器50を保持していると判断する。検出部24は、USBケーブル22が外部機器50に接続されていないことを検出すると、保持部30が外部機器50を保持していないと判断する。
(2)上記実施形態および各変形例で説明したUSBケーブル22は、外部機器50への給電および専用アプリケーションソフトウェア起動後の外部機器50との通信のうち少なくとも一方を行っていればよい。
例えば、変形例2でUSBケーブル22が給電のみを行っている場合には、中継器10は、以下のように動作する。図11のステップS100で、保持部30が外部機器50を保持していることが検出されると(ステップS100における「Yes」)、制御部103は、第2レベルの信号強度で外部機器50と通信を行うように無線通信部111を制御する(ステップS120)。
(3)上記実施形態および変形例を組み合わせてもよい。
5.まとめ
以上説明したように、中継器10は、インターホンシステムで用いられる親機40と外部機器50との間でデータの送受信を行う通信処理部21を有する本体部20と、外部機器50を保持する保持部30とを備えることを特徴とする。
この構成によると、利用者は、外部機器50を中継器10に保持させることで、外部機器50を宅内のどこに置いたかを忘れることはなく、その上親機40を利用している感覚で外部機器50を利用することができる。これにより、中継器10は、親機と外部機器との通信を利用者に有効に利用させることができる。
ここで、通信処理部21は、親機40と第1の通信方式で通信を行う第1通信部101と、外部機器50と第1の通信方式とは異なる第2の通信方式で通信を行う第2通信部102とを備えることが好ましい。
この構成によると、中継器10は、親機40との間の通信プロトコルと、外部機器50との間の通信プロトコルとが異なる場合であっても、親機40と外部機器との間でデータの送受信を行うことができる。
ここで、中継器10は、さらに、外部機器50と有線接続するUSBケーブル22(有線接続部)を備え、本体部20は、USBケーブル22を介して、外部機器50に電力供給および外部機器50との通信のうち少なくとも一方を行うことが好ましい。
この構成によると、中継器10は、USBケーブル22を介して、外部機器50に電力供給および外部機器50との通信のいずれか一方を行うことができる。例えば、給電を行う場合には、外部機器50は給電を受けながら利用される。
ここで、中継器10は、保持部30に外部機器50が保持された状態でユーザが視認可能な位置に、本体部20の動作状態を表示する表示部23を備えることが好ましい。
この構成によると、中継器10は、保持部30が外部機器50を保持している状態であっても、利用者は、本体部20の動作状態を確認することができる。
ここで、中継器10は、さらに、保持部30に外部機器50が保持されているか否かを検出する検出部24を備えることが好ましい。
この構成によると、中継器10は、検出部24により外部機器50が保持されているか否かを検出するので、外部機器50に対して検出結果に応じた制御を行うことができる。
ここで、検出部24で保持部30に外部機器50の保持が検出されると、通信処理部21は、親機40との通信を行うためのアプリケーションを起動する指示信号を外部機器50に送信することが好ましい。
この構成によると、中継器10は、検出部24で保持部30に外部機器50の保持が検出されると起動信号を外部機器50へ送信している。これにより、外部機器はアプリケーションを起動するので、利用者は、外部機器50が保持部30で保持されている場合には、アプリケーションの起動に係る操作を行うことなく、外部機器50を親機40と同様の感覚で利用することができる。
ここで、本体部20は、さらに、操作部25を有し、保持部30は、本体部20に着脱可能であり、保持部30が本体部20に装着されているときには操作部25は保持部30により覆われていることが好ましい。
この構成によると、中継器10は、保持部30が本体部20に装着されているときに、操作部25が誤って操作されることを防ぐことができる。
ここで、外部機器50が保持部30で保持されないときには、保持部30は本体部20に収納されることが好ましい。
この構成によると、中継器10は、保持部30を本体部20へ収納することで、外観の美観を保つことができる。
また、インターホンシステムは、上記何れかの中継器10と、親機40とを備えることを特徴とする。
この構成によると、利用者は、外部機器50を中継器10に保持させることで、外部機器50を宅内のどこに置いたかを忘れることはなく、その上親機40を利用している感覚で外部機器50を利用することができる。これにより、インターホンシステムは、親機と外部機器との通信を利用者に有効に利用させることができる。
10 中継器
20 本体部
21 通信処理部
22 USBケーブル(有線接続部)
23 表示部
24 検出部
25 操作部
30 保持部
40 親機
50 外部機器
101 第1通信部
102 第2通信部

Claims (3)

  1. インターホンシステムで用いられる親機と外部機器との間でデータの送受信を行う通信処理部を有する本体部と、
    前記親機と有線通信を行う第1通信部と、
    前記外部機器と通信を行う第2通信部と、
    前記外部機器を保持する保持部とを備える
    ことを特徴とする中継器。
  2. 前記第2通信部は、前記外部機器と有線通信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継器。
  3. 請求項1又は2に記載の前記中継器と、前記親機とを備える
    ことを特徴とするインターホンシステム。
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