JP2004304550A - テレビドアホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ子機と接続アダプタとの間を無線化してデータの送受信を行うとともに、接続アダプタと端末との間のデータの送受信をインターネットを介して行う。
【解決手段】カメラ子機1のカメラ13にて撮像/作成された映像や子機マイク14へと入力された音声を接続アダプタ2へと無線送信でき、この映像はビデオ表示器23にて出画され、音声はアダプタスピーカ26から出力される。また、カメラ子機からの映像および音声は、接続アダプタのWebインターフェース回路29を介してインターネットプロトコル変換された後、インターネット4を介して端末3へと伝送できる。さらに、接続アダプタのアダプタマイク25へと入力された音声や端末へと入力されインターネットプロトコル変換された後、インターネットを介して接続アダプタへと伝送されてきた音声をカメラ子機へと無線送信でき、これらの音声は子機スピーカ15から出力される。
【選択図】 図1
【解決手段】カメラ子機1のカメラ13にて撮像/作成された映像や子機マイク14へと入力された音声を接続アダプタ2へと無線送信でき、この映像はビデオ表示器23にて出画され、音声はアダプタスピーカ26から出力される。また、カメラ子機からの映像および音声は、接続アダプタのWebインターフェース回路29を介してインターネットプロトコル変換された後、インターネット4を介して端末3へと伝送できる。さらに、接続アダプタのアダプタマイク25へと入力された音声や端末へと入力されインターネットプロトコル変換された後、インターネットを介して接続アダプタへと伝送されてきた音声をカメラ子機へと無線送信でき、これらの音声は子機スピーカ15から出力される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビドアホン装置に係り、特に、無線によるデータの送受信機能およびインターネットへの接続機能を有するテレビドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のテレビドアホン装置として、美観を損ねることなく増設親機を容易に設けることができ、しかも、室内のレイアウトが決定した後であっても増設親機の設置場所を自由に変更することが可能なインターホン装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
従来例のインターホン装置によれば、子機からの呼び出しが行われた場合、子機へと有線接続されている親機にて呼出報知が行われるばかりでなく、親機との間で無線によるデータの送受信が可能な増設親機および/または自営基地局を介して親機との間で無線によるデータの送受信が可能なPHSにて同様な呼出報知を行うことができ、この呼び出しに対して最先に応答操作を行った機器と子機との間で通話が成立する。
【0004】
【特許文献1】特開平11−168568号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のインターホン装置では、子機と親機とを有線接続せねばならず、親機の設置場所に制約が生じるばかりでなく配線が煩雑となる難点があった。
【0005】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、カメラ子機と接続アダプタとの間を無線化してデータの送受信を行い、配線が不要となることに伴い接続アダプタの設置場所の制約を解消するとともに、接続アダプタと端末との間のデータの送受信をインターネットを介して行うことができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のテレビドアホン装置は、来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ、音声で通話を行うための子機マイク、子機スピーカおよび子機送受話回路、映像および音声をA/D・D/A変換するための子機A/D・D/A変換回路、映像を送信し、音声を送受信するための子機無線送受信回路を備えたカメラ子機と、映像を受信し、音声を送受信するためのアダプタ無線送受信回路、無線送受信回路に接続されインターネットプロトコル変換機能を有するWebインターフェース回路を備えた接続アダプタとの間を無線化するものである。接続アダプタは、映像を表示し、音声を送受信し、インターネットWeb機能を有する端末がWebインターフェース回路に接続されるものである。
【0007】
また、本発明のテレビドアホン装置において、接続アダプタは、アダプタ無線送受信回路に接続され映像および音声をA/D・D/A変換するためのアダプタA/D・D/A変換回路、映像を出画するためのビデオ表示器、音声で通話を行うためのアダプタマイク、アダプタスピーカおよびアダプタ送受話回路を備えている。
【0008】
このようなテレビドアホン装置によれば、カメラ子機のカメラにて撮像/作成された映像や子機マイクへと入力された音声を接続アダプタへと無線送信でき、この映像はビデオ表示器にて出画され、音声はアダプタスピーカから出力される。また、カメラ子機からの映像および音声は、接続アダプタのWebインターフェース回路を介してインターネットプロトコル変換された後、インターネットを介して端末へと伝送できる。さらに、接続アダプタのアダプタマイクへと入力された音声や端末へと入力されインターネットプロトコル変換された後、インターネットを介して接続アダプタへと伝送されてきた音声をカメラ子機へと無線送信でき、これらの音声は子機スピーカから出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照し説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施例によるテレビドアホン装置を示すシステム構成図である。
【0011】
図1のシステム構成図に示すテレビドアホン装置は、住戸玄関に設置されており、来訪者が住戸内に在室中の居住者(以下、この居住者を在室中の居住者という。)、および/または外出等で住戸内を不在としている居住者(以下、この居住者を外出中の居住者という。)を呼び出して通話(音声通話)を行うとともに、呼出操作を行った来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ子機1と、住戸内に設置されカメラ子機1との間で無線によるデータの送受信が可能であり、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを映像の出画と併せて報知し、これを確認した在室中の居住者が来訪者との間で通話(音声通話)を行うとともに、電話回線、光ファイバケーブル等の通信ラインL1を介してインターネット4への接続機能を有し、このインターネット4を介して後述する端末3との間でデータの送受信を行うための接続アダプタ2と、外出中の居住者により携行されており、来訪者からの呼び出しが映像の出画と併せて報知され、これを確認した外出中の居住者が来訪者との間で通話(音声通話)を行うとともに、インターネットWeb機能を有する端末、例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Acisstants)等の端末3と、インターネット4と、端末3および(通信ラインL1上の)インターネット4の間の信号伝送路を形成するための基地局(無線基地局)5とから構成されている。
【0012】
また、カメラ子機1は、当該カメラ子機の構成各部をそれぞれ制御するための子機CPU10と、商用電源(AC100V)を整流/平滑し、整流/平滑させた直流電源を動作電源として当該カメラ子機の構成各部へとそれぞれ供給するための子機電源回路11と、住戸玄関に居る来訪者により呼出操作が行われる呼出ボタン12と、呼出操作を行った来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等のカメラ13と、呼出操作を行った来訪者が通話を行うための音声を入出力する子機マイク14および子機スピーカ15と、子機マイク14へと入力される音声(送話音声)であり信号処理されたアナログ音声信号を4線/2線変換するとともに、子機スピーカ15から出力される音声(受話音声)であるアナログ音声信号を2線/4線変換するための子機送受話回路16と、カメラ13にて撮像/作成された映像であり信号処理されたアナログ映像信号、子機送受話回路16を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号をそれぞれデジタル映像信号、デジタル音声信号にA/D変換(アナログ/デジタル変換)するとともに、接続アダプタ2から無線送信されてくる後述する子機無線送受信回路18を介して受信されたデジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換(デジタル/アナログ変換)するための子機A/D・D/A変換回路17と、子機CPU10からの呼出信号、子機A/D・D/A変換回路17からのデジタル映像信号、デジタル音声信号を適宜、重畳して信号変換させた無線信号を接続アダプタ2へと無線送信するとともに、接続アダプタ2から無線送信されてくる無線信号を受信して電気信号に信号変換させたデジタル音声信号を子機A/D・D/A変換回路17へと出力するための子機無線送受信回路18とを備えている。
【0013】
また、接続アダプタ2は、当該接続アダプタの構成各部をそれぞれ制御するためのアダプタCPU20と、商用電源(AC100V)を整流/平滑し、整流/平滑させた直流電源を動作電源として当該接続アダプタの構成各部へとそれぞれ供給するためのアダプタ電源回路21と、カメラ子機1から無線送信されてくる無線信号を受信して電気信号に信号変換させた呼出信号をアダプタCPU20へと出力し、同様に信号変換させたデジタル映像信号、デジタル音声信号はそれぞれ後述するアダプタA/D・D/A変換回路28へと出力するとともに、上述の呼出信号、デジタル映像信号を含む電気信号を後述するWebインターフェース回路29へと出力するばかりでなく、アダプタA/D・D/A変換回路28またはWebインターフェース回路29からのデジタル音声信号を無線信号に信号変換してカメラ子機1へと無線送信するためのアダプタ無線送受信回路22と、呼出操作を行った来訪者の映像を出画するためのビデオ表示器23と、ビデオ表示器23にて出画される映像であるアナログ映像信号を増幅するためのビデオアンプ24と、応答操作(詳述せず)を行った在室中の来訪者が通話を行うための音声を入出力するアダプタマイク25およびアダプタスピーカ26と、アダプタマイク25へと入力される音声(送話音声)であり信号処理されたアナログ音声信号を4線/2線変換するとともに、アダプタスピーカ26から出力される音声(受話音声)であるアナログ音声信号を2線/4線変換するためのアダプタ送受話回路27と、アダプタ無線送受信回路22を介して電気信号に変換されたデジタル映像信号をアナログ映像信号にD/A変換してビデオアンプ24へと出力し、同様に信号変換させたデジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換してアダプタ送受話回路27へと出力するとともに、アダプタ送受話回路27を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号をデジタル音声信号にA/D変換してアダプタ無線送受信回路22へと出力するためのアダプタA/D・D/A変換回路28と、アダプタ無線送受信回路22を介して電気信号に信号変換された呼出信号、デジタル映像信号について、通信ラインL1上のインターネット4へと伝送させるために所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコルによる信号にインターネットプロトコル変換するとともに、通信ラインL1上のインターネット4より伝送されてくる端末3からのインターネットプロトコルによる信号をインターネットプロトコル変換前の電気信号であるデジタル音声信号へと信号変換するためのWebインターフェース回路29とを備えており、アダプタスピーカ26は、上述の通話機能の他、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音を出力させる機能も有する。
【0014】
さらに、端末3は、外出中の居住者が住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しに応答する、または外線電話を行うためにそれぞれ操作するとともに、インターネット4上のWeb(ホームページ)へと接続してその内容を確認するための操作部30と、呼出操作を行った来訪者の映像やWebの内容を出画するための表示部31と、操作部30にて応答操作、または外線呼出操作を行った外出中の居住者が通話を行うための音声を入出力する端末マイク32および端末スピーカ33とを備えており、端末スピーカ33は、上述の通話機能の他、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音を出力させる機能も有する。
【0015】
このように構成された本発明の実施例によるテレビドアホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
【0016】
なお、本発明の実施例において、端末3にて行われる信号処理/信号変換の図示、すなわち、各種信号の図示は省略する。
【0017】
図1のシステム構成図に示すテレビドアホン装置が待受状態、すなわち、住戸玄関に設置されるカメラ子機1から住戸内に設置される接続アダプタ2および外出中の居住者により携行されている端末3への呼び出しがなく通話(音声通話)も行われていない状態において、カメラ付親機1の構成各部には、待受時用の動作電源が子機電源回路11からそれぞれ供給されており、接続アダプタ2の構成各部には、待受時用の動作電源がアダプタ電源回路21からそれぞれ供給されている。
【0018】
上述のような待受状態において、住戸玄関に居る来訪者が在室中の居住者および/または外出中の居住者を呼び出すためにカメラ子機1の呼出ボタン12を操作すると、この呼出操作を検出した子機CPU10は、カメラ13、子機A/D・D/A変換回路17をそれぞれ制御して作動させるとともに、子機無線送受信回路18へと呼出信号S1を出力するばかりでなく、子機電源回路11を制御して待受時用の動作電源よりも大きな電源量である呼出時用の動作電源を当該カメラ子機の構成各部へとそれぞれ供給させる。
【0019】
カメラ子機1の子機A/D・D/A変換回路17は、カメラ13にて撮像/作成された(呼出操作を行った)来訪者の映像であり信号処理されたアナログ映像信号S2をA/D変換し、A/D変換させたデジタル映像信号S2aを子機無線送受信回路18へと出力する。
【0020】
また、カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、子機CPU10からの呼出信号S1と子機A/D・D/A変換回路17からのデジタル映像信号S2aとを適宜、重畳させた呼出/映像信号S3を生成し、この呼出/映像信号S3を無線信号である呼出/映像無線信号S3aに信号変換した後、接続アダプタ2へと無線送信する。この呼出/映像無線信号S3aは、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22にて受信される。
【0021】
また、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、カメラ子機1からの呼出/映像無線信号S3aを電気信号である呼出/映像信号S3に信号変換した後、この呼出/映像信号S3に含まれている呼出信号S1およびデジタル映像信号S2aを分離させ、呼出信号S1はアダプタCPU20へと出力し、デジタル映像信号S2aはアダプタA/D・D/A変換回路28へと出力するとともに、信号変換させた呼出/映像信号S3をWebインターフェース回路29へと出力する。
【0022】
また、接続アダプタ2のアダプタCPU20は、アダプタ無線送受信回路29からの呼出信号S1をもとに住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しがあることを検出し、その旨を報知するためにアダプタスピーカ26から呼出音を出力させるとともに、ビデオ表示器23、ビデオアンプ24、アダプタA/D・D/A変換回路28およびWebインターフェース回路29をそれぞれ制御して作動させるばかりでなく、アダプタ電源回路21を制御して待受時用の動作電源よりも大きな電源量である呼出時用の動作電源を当該親機アダプタの構成各部へとそれぞれ供給させる。
【0023】
また、接続アダプタ2のアダプタA/D・D/A変換回路28は、アダプタ無線送受信回路22からのデジタル映像信号S2aをD/A変換し、D/A変換させたアナログ映像信号S2をビデオアンプ24へと出力する。
【0024】
また、接続アダプタ2のビデオ表示器23は、ビデオアンプ24を介して増幅されたアナログ映像信号S2を信号処理して呼出操作を行った来訪者の映像を出画することにより、在室中の居住者は、接続アダプタ2のアダプタスピーカ26からの呼出音の出力およびビデオ表示器23での映像の出画をもとに、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを当該来訪者の識別と併せて確認できる。
【0025】
また、接続アダプタ2のWebインターフェース回路29は、アダプタ無線送受信回路22からの呼出/映像信号S3を所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコルによる信号(以下、インターネットプロトコル信号という。)S4にインターネットプロトコル変換した後、このインターネットプロトコル信号S4を、通信ラインL1上のインターネット4、基地局5を介して端末3へと伝送させる。
【0026】
さらに、端末3では、接続アダプタ2からのインターネットプロトコル信号S4についてインターネットプロトコル変換前の呼出/映像信号S3に信号変換した後、信号変換させた呼出/映像信号S3に含まれている呼出信号S1をもとに住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しがあることを検出し、その旨を報知するための呼出音を端末スピーカ33から出力させるとともに、同様に信号変換させた呼出/映像信号S3に含まれているデジタル映像信号S2aをD/A変換して呼出操作を行った来訪者の映像を表示部31へと出画させることにより、外出中の居住者は、端末3の端末スピーカ33からの呼出音の出力および表示部31での映像の出画をもとに、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを当該来訪者の識別と併せて確認できる。
【0027】
次に、住戸玄関に居る来訪者を当該来訪者の識別と併せて確認した在室中の居住者および外出中の居住者のうち、最先に応答操作を行った居住者、先ず、在室中の居住者が接続アダプタ2にて応答操作(詳述せず)を行うと、この応答操作を検出したアダプタCPU20およびカメラ子機1の子機CPU10の制御(詳述せず)により、アダプタ送受話回路27と子機送受話回路16とがそれぞれ作動して、在室中の居住者が使用するアダプタマイク25およびアダプタスピーカ26と、アダプタ送受話回路27、アダプタA/D・D/A変換回路28、アダプタ無線送受信回路22、カメラ子機1の子機無線送受信回路18、子機D/A・A/D変換回路17、子機送受話回路16を介して来訪者が使用する子機マイク14および子機スピーカ15との間の通話路(以下、第1の通話路という。)が形成される。
【0028】
ここで、上述のような第1の通話路が形成されている状態において、在室中の居住者により接続アダプタ2のアダプタマイク25へと入力された音声は、アダプタ送受話回路27を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号S10としてアダプタA/D・D/A変換回路28へと伝送される。また、アダプタA/D・D/A変換回路28は、アダプタ送受話回路27からのアナログ音声信号S10をA/D変換し、A/D変換させたデジタル音声信号S10aをアダプタ無線送受信回路22へと出力する。
【0029】
接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、アダプタA/D・D/A変換回路28からのデジタル音声信号S10aを無線信号であるアダプタ側音声無線信号S11に信号変換した後、カメラ子機1へと無線送信する。このアダプタ側音声無線信号S11は、カメラ子機1の子機無線送受信回路18にて受信される。
【0030】
また、カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、接続アダプタ2からのアダプタ側音声無線信号S11を電気信号であるデジタル音声信号S10aに信号変換した後、このデジタル音声信号S10aを子機A/D・D/A変換回路17へと出力する。
【0031】
また、カメラ子機1の子機A/D・D/A変換回路17は、子機無線送受信回路18からのデジタル音声信号S10aをD/A変換し、D/A変換させたアナログ音声信号S10を子機送受話回路16へと出力する。
【0032】
さらに、カメラ子機1の子機送受話回路16は、子機A/D・D/A変換回路17からのアナログ音声信号S10を2線/4線変換して子機スピーカ15へと出力することにより、在室中の居住者の音声が子機スピーカ15から出力される。
【0033】
一方、上述のような第1の通話路が形成されている状態において、来訪者によりカメラ子機1の子機マイク14へと入力された音声は、子機送受話回路16を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号S20として子機A/D・D/A変換回路17へと伝送される。また、子機A/D・D/A変換回路17は、子機送受話回路16からのアナログ音声信号S20をA/D変換し、A/D変換させたデジタル音声信号S20aを子機無線送受信回路18へと出力する。
【0034】
カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、子機A/D・D/A変換回路17からのデジタル音声信号S20aと上述の呼出操作時から継続して出力されているデジタル映像信号S2aとを適宜、重畳させた子機側音声/映像信号S21を生成し、この子機側音声/映像信号S21を無線信号である子機側音声/映像無線信号S21aに信号変換した後、接続アダプタ2へと無線送信する。この子機側音声/映像無線信号S21aは、上述の呼出/映像無線信号S3aと同様、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22にて受信される。
【0035】
また、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、カメラ子機1からの子機側音声/映像無線信号S21aを電気信号である子機側音声/映像信号S21に信号変換した後、この子機側音声/映像信号S21に含まれているデジタル音声信号S20aおよびデジタル映像信号S2aを分離させてそれぞれアダプタA/D・D/A変換回路28へと出力する。
【0036】
また、接続アダプタ2のアダプタA/D・D/A変換回路28は、アダプタ無線送受信回路22からのデジタル音声信号S20aとデジタル映像信号S2aとをぞれぞれD/A変換し、D/A変換させたアナログ音声信号S20はアダプタ送受話回路27へ出力し、同様にD/A変換させたアナログ映像信号S2はビデオアンプ24へと出力する。
【0037】
さらに、接続アダプタ2のアダプタ送受話回路27は、アダプタA/D・D/A変換回路28からのアナログ呼出信号S20を2線/4線変換してアダプタスピーカ26へと出力することにより、来訪者の音声がアダプタスピーカ26から出力され、このとき、ビデオ表示器23には、ビデオアンプ24を介して増幅されたアナログ映像信号S2をもとに通話中の来訪者の映像が出画され、在室中の居住者はこの映像を確認しながら来訪者との間で通話(音声通話)を行うことができる。
【0038】
次に、住戸玄関に居る来訪者を当該来訪者の識別と併せて確認した在室中の居住者および外出中の居住者のうち、最先に応答操作を行った居住者、ここでは、外出中の居住者が端末3の操作部30にて応答操作を行うと、この応答操作を検出した端末3およびカメラ子機1の子機CPU10の制御(詳述せず)により、端末3の通話路形成機能(詳述せず)と子機送受話回路16とがそれぞれ作動して、外出中の居住者が使用する端末マイク32および端末スピーカ33と、基地局5、通信ラインL1上のインターネット4、接続アダプタ2のWebインターフェース回路29、アダプタ無線送受信回路22、カメラ子機1の子機無線送受信回路18、子機A/D・D/A変換回路17、子機送受話回路16を介して来訪者が使用する子機マイク14および子機スピーカ15との間の通話路(以下、第2の通話路という。)が形成される。
【0039】
ここで、上述のような第2の通話路が形成されている状態において、外出中の居住者により端末3の端末マイク32へと入力された音声であり信号処理されたアナログ音声信号S30は、デジタル音声信号S30aにA/D変換される。このデジタル音声信号S30aは、所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコル信号S31にインターネットプロトコル変換された後、基地局5、通信ラインL1上のインターネット4を介して接続アダプタ2のWebインターフェース回路29へと伝送される。
【0040】
接続アダプタ2のWebインターフェース回路29は、端末3からのインターネットプロトコル信号S31についてインターネットプロトコル変換前のデジタル音声信号S30aに信号変換した後、このデジタル音声信号S30aをアダプタ無線送受信回路22へと出力する。
【0041】
また、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、Webインターフェース回路29からのデジタル音声信号S30aを無線信号である端末側音声無線信号S32に信号変換した後、カメラ子機1へと無線送信する。この端末側音声無線信号S32は、上述のアダプタ側音声無線信号S11と同様、カメラ子機1の子機無線送受信回路18にて受信される。
【0042】
また、カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、接続アダプタ2からの端末側音声無線信号S32を電気信号であるデジタル音声信号S30aに信号変換した後、このデジタル音声信号S30aを子機A/D・D/A変換回路17へと出力する。
【0043】
また、カメラ子機1の子機A/D・D/A変換回路17は、子機無線送受信回路18からのデジタル音声信号S30aをD/A変換し、D/A変換させたアナログ音声信号S30を子機送受話回路16へと出力する。
【0044】
さらに、カメラ子機1の子機送受話回路16は、子機A/D・D/A変換回路17からのアナログ音声信号S30を2線/4線変換して子機スピーカ15へと出力することにより、外出中の居住者の音声が子機スピーカ15から出力される。
【0045】
一方、上述のような第2の通話路が形成されている状態において、来訪者によりカメラ子機1の子機マイク14へと入力された音声についての信号伝送/信号処理を説明するにあたり、カメラ子機1からの子機側音声/映像無線信号S21aが接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22にて受信されるまでの動作は、第1の通話路が形成されている状態と同様の動作であることから説明は省略する。
【0046】
接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、カメラ子機1からの子機側音声/映像無線信号S21aを電気信号である子機側音声/映像信号S21に信号変換した後、この子機側音声/映像信号S21をWebインターフェース回路29へと出力する。
【0047】
また、接続アダプタ2のWebインターフェース回路29は、アダプタ無線送受信回路22からの子機側音声/映像信号S21について所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコル信号S22にインターネットプロトコル変換した後、このインターネットプロトコル信号S22を、上述のインターネットプロトコル信号S4と同様な経路を介して端末3へと伝送させる。
【0048】
さらに、端末3では、接続アダプタ2からのインターネットプロトコル信号S22についてインターネットプロトコル変換前の子機側音声/映像信号S21に信号変換した後、信号変換させた子機側音声/映像信号S21に含まれているデジタル音声信号S20aをアナログ音声信号S20にD/A変換して来訪者の音声を端末スピーカ33から出力させるとともに、同様に信号変換させた子機側音声/映像信号S21に含まれているデジタル映像信号S2aをアナログ映像信号S2にD/A変換して通話中の来訪者の映像を表示部31へと出画させることにより、外出中の居住者は、この映像を確認しながら来訪者との間で通話(音声通話)を行うことができる。
【0049】
なお、本発明の実施例では、カメラ子機1との間で無線によるデータの送受信が可能な接続アダプタを、1台の接続アダプタ2として説明したが、設置台数は1台に限定されず、例えば、住戸内の複数の居室毎に接続アダプタ2、2、・・・をそれぞれ設置した場合でもカメラ子機1との間で無線によるデータの送受信が可能であり、接続アダプタ2、2、・・・の設置場所への制約が解消され配線も不要となる。
【0050】
また、本発明の実施例では、カメラ子機1の子機CPU10および子機無線送受信回路18、接続アダプタ2のアダプタCPU20およびアダプタ無線送受信回路22をそれぞれ接続させて呼出信号S1の伝送路を形成していたが、これに限定されず、カメラ子機1における呼出信号S1の伝送路として子機CPU10から子機A/D・D/A変換回路17を介した子機無線送受信回路18への伝送路、接続アダプタ2における呼出信号S1の伝送路としてアダプタ無線送受信回路22からアダプタA/D・D/A変換回路28を介したアダプタCPU20への伝送路をそれぞれ形成することもでき、これらの伝送路を形成するにあたり、子機CPU10および子機無線送受信回路18の間の伝送路、アダプタCPU20およびアダプタ無線送受信回路22の間の伝送路は不要となるばかりでなく、子機A/D・D/A変換回路17、アダプタA/D・D/A変換回路28では、入力された呼出信号S1を信号処理せずに子機無線送受信回路18、アダプタCPU20へとそれぞれ出力することになる。
【0051】
さらに、本発明の実施例では、在室中の居住者が通話(音声通話)を行うために使用する接続アダプタ2の構成部として、拡声通話を行うためのアダプタマイク25およびアダプタスピーカ26を適用したが、これに限定されず、ハンドセット通話を行うためのマイクおよびレシーバを有するハンドセットを接続アダプタ2に備えることもでき、このハンドセットを備えるにあたり、アダプタマイク25は不要となる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のテレビドアホン装置によれば、映像撮像機能、通話機能を有するカメラ子機と映像出画機能、通話機能を有する接続アダプタとの間を無線化してデータの送受信が可能となり、これらの機器間の配線が不要とされ接続アダプタの設置場所の制約も解消する。また、接続アダプタと映像出画機能、通話機能およびインターネットWeb機能を有する端末との間でインターネットを介してデータの送受信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるテレビドアホン装置を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1・・・・・カメラ子機
13・・・・・カメラ
14・・・・・子機マイク
15・・・・・子機スピーカ
16・・・・・子機送受話回路
17・・・・・子機A/D・D/A変換回路
18・・・・・子機無線送受信回路
2・・・・・接続アダプタ
22・・・・・アダプタ無線送受信回路
23・・・・・ビデオ表示器
25・・・・・アダプタマイク
26・・・・・アダプタスピーカ
27・・・・・アダプタ送受話回路
28・・・・・アダプタA/D・D/A変換回路
29・・・・・Webインターフェース回路
3・・・・・端末
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビドアホン装置に係り、特に、無線によるデータの送受信機能およびインターネットへの接続機能を有するテレビドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のテレビドアホン装置として、美観を損ねることなく増設親機を容易に設けることができ、しかも、室内のレイアウトが決定した後であっても増設親機の設置場所を自由に変更することが可能なインターホン装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
従来例のインターホン装置によれば、子機からの呼び出しが行われた場合、子機へと有線接続されている親機にて呼出報知が行われるばかりでなく、親機との間で無線によるデータの送受信が可能な増設親機および/または自営基地局を介して親機との間で無線によるデータの送受信が可能なPHSにて同様な呼出報知を行うことができ、この呼び出しに対して最先に応答操作を行った機器と子機との間で通話が成立する。
【0004】
【特許文献1】特開平11−168568号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のインターホン装置では、子機と親機とを有線接続せねばならず、親機の設置場所に制約が生じるばかりでなく配線が煩雑となる難点があった。
【0005】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、カメラ子機と接続アダプタとの間を無線化してデータの送受信を行い、配線が不要となることに伴い接続アダプタの設置場所の制約を解消するとともに、接続アダプタと端末との間のデータの送受信をインターネットを介して行うことができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のテレビドアホン装置は、来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ、音声で通話を行うための子機マイク、子機スピーカおよび子機送受話回路、映像および音声をA/D・D/A変換するための子機A/D・D/A変換回路、映像を送信し、音声を送受信するための子機無線送受信回路を備えたカメラ子機と、映像を受信し、音声を送受信するためのアダプタ無線送受信回路、無線送受信回路に接続されインターネットプロトコル変換機能を有するWebインターフェース回路を備えた接続アダプタとの間を無線化するものである。接続アダプタは、映像を表示し、音声を送受信し、インターネットWeb機能を有する端末がWebインターフェース回路に接続されるものである。
【0007】
また、本発明のテレビドアホン装置において、接続アダプタは、アダプタ無線送受信回路に接続され映像および音声をA/D・D/A変換するためのアダプタA/D・D/A変換回路、映像を出画するためのビデオ表示器、音声で通話を行うためのアダプタマイク、アダプタスピーカおよびアダプタ送受話回路を備えている。
【0008】
このようなテレビドアホン装置によれば、カメラ子機のカメラにて撮像/作成された映像や子機マイクへと入力された音声を接続アダプタへと無線送信でき、この映像はビデオ表示器にて出画され、音声はアダプタスピーカから出力される。また、カメラ子機からの映像および音声は、接続アダプタのWebインターフェース回路を介してインターネットプロトコル変換された後、インターネットを介して端末へと伝送できる。さらに、接続アダプタのアダプタマイクへと入力された音声や端末へと入力されインターネットプロトコル変換された後、インターネットを介して接続アダプタへと伝送されてきた音声をカメラ子機へと無線送信でき、これらの音声は子機スピーカから出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照し説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施例によるテレビドアホン装置を示すシステム構成図である。
【0011】
図1のシステム構成図に示すテレビドアホン装置は、住戸玄関に設置されており、来訪者が住戸内に在室中の居住者(以下、この居住者を在室中の居住者という。)、および/または外出等で住戸内を不在としている居住者(以下、この居住者を外出中の居住者という。)を呼び出して通話(音声通話)を行うとともに、呼出操作を行った来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ子機1と、住戸内に設置されカメラ子機1との間で無線によるデータの送受信が可能であり、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを映像の出画と併せて報知し、これを確認した在室中の居住者が来訪者との間で通話(音声通話)を行うとともに、電話回線、光ファイバケーブル等の通信ラインL1を介してインターネット4への接続機能を有し、このインターネット4を介して後述する端末3との間でデータの送受信を行うための接続アダプタ2と、外出中の居住者により携行されており、来訪者からの呼び出しが映像の出画と併せて報知され、これを確認した外出中の居住者が来訪者との間で通話(音声通話)を行うとともに、インターネットWeb機能を有する端末、例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Acisstants)等の端末3と、インターネット4と、端末3および(通信ラインL1上の)インターネット4の間の信号伝送路を形成するための基地局(無線基地局)5とから構成されている。
【0012】
また、カメラ子機1は、当該カメラ子機の構成各部をそれぞれ制御するための子機CPU10と、商用電源(AC100V)を整流/平滑し、整流/平滑させた直流電源を動作電源として当該カメラ子機の構成各部へとそれぞれ供給するための子機電源回路11と、住戸玄関に居る来訪者により呼出操作が行われる呼出ボタン12と、呼出操作を行った来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等のカメラ13と、呼出操作を行った来訪者が通話を行うための音声を入出力する子機マイク14および子機スピーカ15と、子機マイク14へと入力される音声(送話音声)であり信号処理されたアナログ音声信号を4線/2線変換するとともに、子機スピーカ15から出力される音声(受話音声)であるアナログ音声信号を2線/4線変換するための子機送受話回路16と、カメラ13にて撮像/作成された映像であり信号処理されたアナログ映像信号、子機送受話回路16を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号をそれぞれデジタル映像信号、デジタル音声信号にA/D変換(アナログ/デジタル変換)するとともに、接続アダプタ2から無線送信されてくる後述する子機無線送受信回路18を介して受信されたデジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換(デジタル/アナログ変換)するための子機A/D・D/A変換回路17と、子機CPU10からの呼出信号、子機A/D・D/A変換回路17からのデジタル映像信号、デジタル音声信号を適宜、重畳して信号変換させた無線信号を接続アダプタ2へと無線送信するとともに、接続アダプタ2から無線送信されてくる無線信号を受信して電気信号に信号変換させたデジタル音声信号を子機A/D・D/A変換回路17へと出力するための子機無線送受信回路18とを備えている。
【0013】
また、接続アダプタ2は、当該接続アダプタの構成各部をそれぞれ制御するためのアダプタCPU20と、商用電源(AC100V)を整流/平滑し、整流/平滑させた直流電源を動作電源として当該接続アダプタの構成各部へとそれぞれ供給するためのアダプタ電源回路21と、カメラ子機1から無線送信されてくる無線信号を受信して電気信号に信号変換させた呼出信号をアダプタCPU20へと出力し、同様に信号変換させたデジタル映像信号、デジタル音声信号はそれぞれ後述するアダプタA/D・D/A変換回路28へと出力するとともに、上述の呼出信号、デジタル映像信号を含む電気信号を後述するWebインターフェース回路29へと出力するばかりでなく、アダプタA/D・D/A変換回路28またはWebインターフェース回路29からのデジタル音声信号を無線信号に信号変換してカメラ子機1へと無線送信するためのアダプタ無線送受信回路22と、呼出操作を行った来訪者の映像を出画するためのビデオ表示器23と、ビデオ表示器23にて出画される映像であるアナログ映像信号を増幅するためのビデオアンプ24と、応答操作(詳述せず)を行った在室中の来訪者が通話を行うための音声を入出力するアダプタマイク25およびアダプタスピーカ26と、アダプタマイク25へと入力される音声(送話音声)であり信号処理されたアナログ音声信号を4線/2線変換するとともに、アダプタスピーカ26から出力される音声(受話音声)であるアナログ音声信号を2線/4線変換するためのアダプタ送受話回路27と、アダプタ無線送受信回路22を介して電気信号に変換されたデジタル映像信号をアナログ映像信号にD/A変換してビデオアンプ24へと出力し、同様に信号変換させたデジタル音声信号をアナログ音声信号にD/A変換してアダプタ送受話回路27へと出力するとともに、アダプタ送受話回路27を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号をデジタル音声信号にA/D変換してアダプタ無線送受信回路22へと出力するためのアダプタA/D・D/A変換回路28と、アダプタ無線送受信回路22を介して電気信号に信号変換された呼出信号、デジタル映像信号について、通信ラインL1上のインターネット4へと伝送させるために所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコルによる信号にインターネットプロトコル変換するとともに、通信ラインL1上のインターネット4より伝送されてくる端末3からのインターネットプロトコルによる信号をインターネットプロトコル変換前の電気信号であるデジタル音声信号へと信号変換するためのWebインターフェース回路29とを備えており、アダプタスピーカ26は、上述の通話機能の他、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音を出力させる機能も有する。
【0014】
さらに、端末3は、外出中の居住者が住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しに応答する、または外線電話を行うためにそれぞれ操作するとともに、インターネット4上のWeb(ホームページ)へと接続してその内容を確認するための操作部30と、呼出操作を行った来訪者の映像やWebの内容を出画するための表示部31と、操作部30にて応答操作、または外線呼出操作を行った外出中の居住者が通話を行うための音声を入出力する端末マイク32および端末スピーカ33とを備えており、端末スピーカ33は、上述の通話機能の他、来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音を出力させる機能も有する。
【0015】
このように構成された本発明の実施例によるテレビドアホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
【0016】
なお、本発明の実施例において、端末3にて行われる信号処理/信号変換の図示、すなわち、各種信号の図示は省略する。
【0017】
図1のシステム構成図に示すテレビドアホン装置が待受状態、すなわち、住戸玄関に設置されるカメラ子機1から住戸内に設置される接続アダプタ2および外出中の居住者により携行されている端末3への呼び出しがなく通話(音声通話)も行われていない状態において、カメラ付親機1の構成各部には、待受時用の動作電源が子機電源回路11からそれぞれ供給されており、接続アダプタ2の構成各部には、待受時用の動作電源がアダプタ電源回路21からそれぞれ供給されている。
【0018】
上述のような待受状態において、住戸玄関に居る来訪者が在室中の居住者および/または外出中の居住者を呼び出すためにカメラ子機1の呼出ボタン12を操作すると、この呼出操作を検出した子機CPU10は、カメラ13、子機A/D・D/A変換回路17をそれぞれ制御して作動させるとともに、子機無線送受信回路18へと呼出信号S1を出力するばかりでなく、子機電源回路11を制御して待受時用の動作電源よりも大きな電源量である呼出時用の動作電源を当該カメラ子機の構成各部へとそれぞれ供給させる。
【0019】
カメラ子機1の子機A/D・D/A変換回路17は、カメラ13にて撮像/作成された(呼出操作を行った)来訪者の映像であり信号処理されたアナログ映像信号S2をA/D変換し、A/D変換させたデジタル映像信号S2aを子機無線送受信回路18へと出力する。
【0020】
また、カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、子機CPU10からの呼出信号S1と子機A/D・D/A変換回路17からのデジタル映像信号S2aとを適宜、重畳させた呼出/映像信号S3を生成し、この呼出/映像信号S3を無線信号である呼出/映像無線信号S3aに信号変換した後、接続アダプタ2へと無線送信する。この呼出/映像無線信号S3aは、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22にて受信される。
【0021】
また、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、カメラ子機1からの呼出/映像無線信号S3aを電気信号である呼出/映像信号S3に信号変換した後、この呼出/映像信号S3に含まれている呼出信号S1およびデジタル映像信号S2aを分離させ、呼出信号S1はアダプタCPU20へと出力し、デジタル映像信号S2aはアダプタA/D・D/A変換回路28へと出力するとともに、信号変換させた呼出/映像信号S3をWebインターフェース回路29へと出力する。
【0022】
また、接続アダプタ2のアダプタCPU20は、アダプタ無線送受信回路29からの呼出信号S1をもとに住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しがあることを検出し、その旨を報知するためにアダプタスピーカ26から呼出音を出力させるとともに、ビデオ表示器23、ビデオアンプ24、アダプタA/D・D/A変換回路28およびWebインターフェース回路29をそれぞれ制御して作動させるばかりでなく、アダプタ電源回路21を制御して待受時用の動作電源よりも大きな電源量である呼出時用の動作電源を当該親機アダプタの構成各部へとそれぞれ供給させる。
【0023】
また、接続アダプタ2のアダプタA/D・D/A変換回路28は、アダプタ無線送受信回路22からのデジタル映像信号S2aをD/A変換し、D/A変換させたアナログ映像信号S2をビデオアンプ24へと出力する。
【0024】
また、接続アダプタ2のビデオ表示器23は、ビデオアンプ24を介して増幅されたアナログ映像信号S2を信号処理して呼出操作を行った来訪者の映像を出画することにより、在室中の居住者は、接続アダプタ2のアダプタスピーカ26からの呼出音の出力およびビデオ表示器23での映像の出画をもとに、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを当該来訪者の識別と併せて確認できる。
【0025】
また、接続アダプタ2のWebインターフェース回路29は、アダプタ無線送受信回路22からの呼出/映像信号S3を所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコルによる信号(以下、インターネットプロトコル信号という。)S4にインターネットプロトコル変換した後、このインターネットプロトコル信号S4を、通信ラインL1上のインターネット4、基地局5を介して端末3へと伝送させる。
【0026】
さらに、端末3では、接続アダプタ2からのインターネットプロトコル信号S4についてインターネットプロトコル変換前の呼出/映像信号S3に信号変換した後、信号変換させた呼出/映像信号S3に含まれている呼出信号S1をもとに住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しがあることを検出し、その旨を報知するための呼出音を端末スピーカ33から出力させるとともに、同様に信号変換させた呼出/映像信号S3に含まれているデジタル映像信号S2aをD/A変換して呼出操作を行った来訪者の映像を表示部31へと出画させることにより、外出中の居住者は、端末3の端末スピーカ33からの呼出音の出力および表示部31での映像の出画をもとに、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを当該来訪者の識別と併せて確認できる。
【0027】
次に、住戸玄関に居る来訪者を当該来訪者の識別と併せて確認した在室中の居住者および外出中の居住者のうち、最先に応答操作を行った居住者、先ず、在室中の居住者が接続アダプタ2にて応答操作(詳述せず)を行うと、この応答操作を検出したアダプタCPU20およびカメラ子機1の子機CPU10の制御(詳述せず)により、アダプタ送受話回路27と子機送受話回路16とがそれぞれ作動して、在室中の居住者が使用するアダプタマイク25およびアダプタスピーカ26と、アダプタ送受話回路27、アダプタA/D・D/A変換回路28、アダプタ無線送受信回路22、カメラ子機1の子機無線送受信回路18、子機D/A・A/D変換回路17、子機送受話回路16を介して来訪者が使用する子機マイク14および子機スピーカ15との間の通話路(以下、第1の通話路という。)が形成される。
【0028】
ここで、上述のような第1の通話路が形成されている状態において、在室中の居住者により接続アダプタ2のアダプタマイク25へと入力された音声は、アダプタ送受話回路27を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号S10としてアダプタA/D・D/A変換回路28へと伝送される。また、アダプタA/D・D/A変換回路28は、アダプタ送受話回路27からのアナログ音声信号S10をA/D変換し、A/D変換させたデジタル音声信号S10aをアダプタ無線送受信回路22へと出力する。
【0029】
接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、アダプタA/D・D/A変換回路28からのデジタル音声信号S10aを無線信号であるアダプタ側音声無線信号S11に信号変換した後、カメラ子機1へと無線送信する。このアダプタ側音声無線信号S11は、カメラ子機1の子機無線送受信回路18にて受信される。
【0030】
また、カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、接続アダプタ2からのアダプタ側音声無線信号S11を電気信号であるデジタル音声信号S10aに信号変換した後、このデジタル音声信号S10aを子機A/D・D/A変換回路17へと出力する。
【0031】
また、カメラ子機1の子機A/D・D/A変換回路17は、子機無線送受信回路18からのデジタル音声信号S10aをD/A変換し、D/A変換させたアナログ音声信号S10を子機送受話回路16へと出力する。
【0032】
さらに、カメラ子機1の子機送受話回路16は、子機A/D・D/A変換回路17からのアナログ音声信号S10を2線/4線変換して子機スピーカ15へと出力することにより、在室中の居住者の音声が子機スピーカ15から出力される。
【0033】
一方、上述のような第1の通話路が形成されている状態において、来訪者によりカメラ子機1の子機マイク14へと入力された音声は、子機送受話回路16を介して4線/2線変換されたアナログ音声信号S20として子機A/D・D/A変換回路17へと伝送される。また、子機A/D・D/A変換回路17は、子機送受話回路16からのアナログ音声信号S20をA/D変換し、A/D変換させたデジタル音声信号S20aを子機無線送受信回路18へと出力する。
【0034】
カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、子機A/D・D/A変換回路17からのデジタル音声信号S20aと上述の呼出操作時から継続して出力されているデジタル映像信号S2aとを適宜、重畳させた子機側音声/映像信号S21を生成し、この子機側音声/映像信号S21を無線信号である子機側音声/映像無線信号S21aに信号変換した後、接続アダプタ2へと無線送信する。この子機側音声/映像無線信号S21aは、上述の呼出/映像無線信号S3aと同様、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22にて受信される。
【0035】
また、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、カメラ子機1からの子機側音声/映像無線信号S21aを電気信号である子機側音声/映像信号S21に信号変換した後、この子機側音声/映像信号S21に含まれているデジタル音声信号S20aおよびデジタル映像信号S2aを分離させてそれぞれアダプタA/D・D/A変換回路28へと出力する。
【0036】
また、接続アダプタ2のアダプタA/D・D/A変換回路28は、アダプタ無線送受信回路22からのデジタル音声信号S20aとデジタル映像信号S2aとをぞれぞれD/A変換し、D/A変換させたアナログ音声信号S20はアダプタ送受話回路27へ出力し、同様にD/A変換させたアナログ映像信号S2はビデオアンプ24へと出力する。
【0037】
さらに、接続アダプタ2のアダプタ送受話回路27は、アダプタA/D・D/A変換回路28からのアナログ呼出信号S20を2線/4線変換してアダプタスピーカ26へと出力することにより、来訪者の音声がアダプタスピーカ26から出力され、このとき、ビデオ表示器23には、ビデオアンプ24を介して増幅されたアナログ映像信号S2をもとに通話中の来訪者の映像が出画され、在室中の居住者はこの映像を確認しながら来訪者との間で通話(音声通話)を行うことができる。
【0038】
次に、住戸玄関に居る来訪者を当該来訪者の識別と併せて確認した在室中の居住者および外出中の居住者のうち、最先に応答操作を行った居住者、ここでは、外出中の居住者が端末3の操作部30にて応答操作を行うと、この応答操作を検出した端末3およびカメラ子機1の子機CPU10の制御(詳述せず)により、端末3の通話路形成機能(詳述せず)と子機送受話回路16とがそれぞれ作動して、外出中の居住者が使用する端末マイク32および端末スピーカ33と、基地局5、通信ラインL1上のインターネット4、接続アダプタ2のWebインターフェース回路29、アダプタ無線送受信回路22、カメラ子機1の子機無線送受信回路18、子機A/D・D/A変換回路17、子機送受話回路16を介して来訪者が使用する子機マイク14および子機スピーカ15との間の通話路(以下、第2の通話路という。)が形成される。
【0039】
ここで、上述のような第2の通話路が形成されている状態において、外出中の居住者により端末3の端末マイク32へと入力された音声であり信号処理されたアナログ音声信号S30は、デジタル音声信号S30aにA/D変換される。このデジタル音声信号S30aは、所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコル信号S31にインターネットプロトコル変換された後、基地局5、通信ラインL1上のインターネット4を介して接続アダプタ2のWebインターフェース回路29へと伝送される。
【0040】
接続アダプタ2のWebインターフェース回路29は、端末3からのインターネットプロトコル信号S31についてインターネットプロトコル変換前のデジタル音声信号S30aに信号変換した後、このデジタル音声信号S30aをアダプタ無線送受信回路22へと出力する。
【0041】
また、接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、Webインターフェース回路29からのデジタル音声信号S30aを無線信号である端末側音声無線信号S32に信号変換した後、カメラ子機1へと無線送信する。この端末側音声無線信号S32は、上述のアダプタ側音声無線信号S11と同様、カメラ子機1の子機無線送受信回路18にて受信される。
【0042】
また、カメラ子機1の子機無線送受信回路18は、接続アダプタ2からの端末側音声無線信号S32を電気信号であるデジタル音声信号S30aに信号変換した後、このデジタル音声信号S30aを子機A/D・D/A変換回路17へと出力する。
【0043】
また、カメラ子機1の子機A/D・D/A変換回路17は、子機無線送受信回路18からのデジタル音声信号S30aをD/A変換し、D/A変換させたアナログ音声信号S30を子機送受話回路16へと出力する。
【0044】
さらに、カメラ子機1の子機送受話回路16は、子機A/D・D/A変換回路17からのアナログ音声信号S30を2線/4線変換して子機スピーカ15へと出力することにより、外出中の居住者の音声が子機スピーカ15から出力される。
【0045】
一方、上述のような第2の通話路が形成されている状態において、来訪者によりカメラ子機1の子機マイク14へと入力された音声についての信号伝送/信号処理を説明するにあたり、カメラ子機1からの子機側音声/映像無線信号S21aが接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22にて受信されるまでの動作は、第1の通話路が形成されている状態と同様の動作であることから説明は省略する。
【0046】
接続アダプタ2のアダプタ無線送受信回路22は、カメラ子機1からの子機側音声/映像無線信号S21aを電気信号である子機側音声/映像信号S21に信号変換した後、この子機側音声/映像信号S21をWebインターフェース回路29へと出力する。
【0047】
また、接続アダプタ2のWebインターフェース回路29は、アダプタ無線送受信回路22からの子機側音声/映像信号S21について所定の伝送フォーマットのインターネットプロトコル信号S22にインターネットプロトコル変換した後、このインターネットプロトコル信号S22を、上述のインターネットプロトコル信号S4と同様な経路を介して端末3へと伝送させる。
【0048】
さらに、端末3では、接続アダプタ2からのインターネットプロトコル信号S22についてインターネットプロトコル変換前の子機側音声/映像信号S21に信号変換した後、信号変換させた子機側音声/映像信号S21に含まれているデジタル音声信号S20aをアナログ音声信号S20にD/A変換して来訪者の音声を端末スピーカ33から出力させるとともに、同様に信号変換させた子機側音声/映像信号S21に含まれているデジタル映像信号S2aをアナログ映像信号S2にD/A変換して通話中の来訪者の映像を表示部31へと出画させることにより、外出中の居住者は、この映像を確認しながら来訪者との間で通話(音声通話)を行うことができる。
【0049】
なお、本発明の実施例では、カメラ子機1との間で無線によるデータの送受信が可能な接続アダプタを、1台の接続アダプタ2として説明したが、設置台数は1台に限定されず、例えば、住戸内の複数の居室毎に接続アダプタ2、2、・・・をそれぞれ設置した場合でもカメラ子機1との間で無線によるデータの送受信が可能であり、接続アダプタ2、2、・・・の設置場所への制約が解消され配線も不要となる。
【0050】
また、本発明の実施例では、カメラ子機1の子機CPU10および子機無線送受信回路18、接続アダプタ2のアダプタCPU20およびアダプタ無線送受信回路22をそれぞれ接続させて呼出信号S1の伝送路を形成していたが、これに限定されず、カメラ子機1における呼出信号S1の伝送路として子機CPU10から子機A/D・D/A変換回路17を介した子機無線送受信回路18への伝送路、接続アダプタ2における呼出信号S1の伝送路としてアダプタ無線送受信回路22からアダプタA/D・D/A変換回路28を介したアダプタCPU20への伝送路をそれぞれ形成することもでき、これらの伝送路を形成するにあたり、子機CPU10および子機無線送受信回路18の間の伝送路、アダプタCPU20およびアダプタ無線送受信回路22の間の伝送路は不要となるばかりでなく、子機A/D・D/A変換回路17、アダプタA/D・D/A変換回路28では、入力された呼出信号S1を信号処理せずに子機無線送受信回路18、アダプタCPU20へとそれぞれ出力することになる。
【0051】
さらに、本発明の実施例では、在室中の居住者が通話(音声通話)を行うために使用する接続アダプタ2の構成部として、拡声通話を行うためのアダプタマイク25およびアダプタスピーカ26を適用したが、これに限定されず、ハンドセット通話を行うためのマイクおよびレシーバを有するハンドセットを接続アダプタ2に備えることもでき、このハンドセットを備えるにあたり、アダプタマイク25は不要となる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のテレビドアホン装置によれば、映像撮像機能、通話機能を有するカメラ子機と映像出画機能、通話機能を有する接続アダプタとの間を無線化してデータの送受信が可能となり、これらの機器間の配線が不要とされ接続アダプタの設置場所の制約も解消する。また、接続アダプタと映像出画機能、通話機能およびインターネットWeb機能を有する端末との間でインターネットを介してデータの送受信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるテレビドアホン装置を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1・・・・・カメラ子機
13・・・・・カメラ
14・・・・・子機マイク
15・・・・・子機スピーカ
16・・・・・子機送受話回路
17・・・・・子機A/D・D/A変換回路
18・・・・・子機無線送受信回路
2・・・・・接続アダプタ
22・・・・・アダプタ無線送受信回路
23・・・・・ビデオ表示器
25・・・・・アダプタマイク
26・・・・・アダプタスピーカ
27・・・・・アダプタ送受話回路
28・・・・・アダプタA/D・D/A変換回路
29・・・・・Webインターフェース回路
3・・・・・端末
Claims (2)
- 来訪者を撮像して映像を作成するためのカメラ(13)、音声で通話を行うための子機マイク(14)、子機スピーカ(15)および子機送受話回路(16)、前記映像および音声をA/D・D/A変換するための子機A/D・D/A変換回路(17)、前記映像を送信し、前記音声を送受信するための子機無線送受信回路(18)を備えたカメラ子機(1)と、前記映像を受信し、前記音声を送受信するためのアダプタ無線送受信回路(22)、前記無線送受信回路に接続されインターネットプロトコル変換機能を有するWebインターフェース回路(29)を備えた接続アダプタ(2)との間を無線化し、
前記接続アダプタは、前記映像を表示し、前記音声を送受信し、インターネットWeb機能を有する端末(3)が前記Webインターフェース回路に接続されることを特徴とするテレビドアホン装置。 - 前記接続アダプタは、前記アダプタ無線送受信回路に接続され前記映像および音声をA/D・D/A変換するためのアダプタA/D・D/A変換回路(28)、前記映像を出画するためのビデオ表示器(23)、前記音声で通話を行うためのアダプタマイク(25)、アダプタスピーカ(26)およびアダプタ送受話回路(27)を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビドアホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003095621A JP2004304550A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | テレビドアホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003095621A JP2004304550A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | テレビドアホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004304550A true JP2004304550A (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=33407911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003095621A Withdrawn JP2004304550A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | テレビドアホン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004304550A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2422506A (en) * | 2005-01-20 | 2006-07-26 | Peter Blacklock | A wireless, internet connected doorbell and intercom system |
JP2009094728A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | テレビインターホンシステム |
WO2017070814A1 (zh) * | 2015-10-26 | 2017-05-04 | 黄玉倩 | 智能猫眼 |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003095621A patent/JP2004304550A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2422506A (en) * | 2005-01-20 | 2006-07-26 | Peter Blacklock | A wireless, internet connected doorbell and intercom system |
JP2009094728A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Nippon Telegraph & Telephone East Corp | テレビインターホンシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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