JP2003274027A - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents
集合住宅用インターホンシステムInfo
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Abstract
なくとも、集合住宅の各共用場所を監視することができ
ると共に、監視するための制御を簡単に構成し、かつシ
ステムのコストを削減する。 【解決手段】集合住宅のエントランスEに設置される集
合玄関機1と、居室に設置される居室親機4a、4b、
…と、集合玄関機および居室親機間との呼出・通話を制
御する制御機3とを備え、集合住宅は、エントランスや
駐車場T等の各共用場所を監視するためのカメラ5a、
5bと、カメラで撮像された映像を記憶するための記憶
装置6とを有し、居室親機は、記憶装置に記憶された映
像を出画するための映像取得要求信号を送出し、制御機
の制御により前記映像取得要求信号にしたがって前記記
憶装置から読み出された映像を表示するための表示手段
41を有する。
Description
ーホンシステムに係り、特に、集合住宅のエントランス
や駐車場等の各共用場所を監視できる集合住宅用インタ
ーホンシステムに関する。
ホンシステムとして、特開平5−328356号公報に
開示される集合住宅システムや特開平6−244973
号公報に開示される駐車場監視システムが知られてい
る。
者が不在モードに設定された住戸を訪問し共同玄関カメ
ラドアホンの所定部分を操作すると、来訪者の画像およ
び音声が動画像音声蓄積部に蓄積され、蓄積された来訪
者の画像および音声が所要時に不在モードに設定された
住戸に転送できるように構成されており、また、後者の
駐車場監視システムにおいては、駐車場に設置した旋回
装置を有する監視カメラの撮像方向が住戸内から操作で
きるように構成されている。
集合住宅システムにおいては、住戸毎に不在モードの設
定を行なう必要があり、また、システムを構成する機器
が複雑になると共にコストアップになるという難点があ
った。また、後者の駐車場監視システムにおいては、監
視カメラの撮像方向を住戸内で操作するための制御が複
雑化し、コストアップになるという難点があった。
されたもので、住戸において特別に不在モードの設定を
行なわなくとも、集合住宅の各共用場所を監視すること
ができると共に、監視するための制御を簡単に構成し、
かつシステムのコストを削減することができる集合住宅
用インターホンシステムを提供することを目的としてい
る。
め、本発明の集合住宅用インターホンシステムは、集合
住宅のエントランスに設置される集合玄関機と、居室に
設置される居室親機と、集合玄関機および居室親機間と
の呼出・通話を制御する制御機とを備え、集合住宅は、
エントランスや駐車場等の各共用場所を監視するための
カメラと、カメラで撮像された映像を記憶するための記
憶装置とを有し、居室親機は、記憶装置に記憶された映
像を出画するための映像取得要求信号を送出し、制御機
の制御により映像取得要求信号にしたがって記憶装置か
ら読み出された映像を表示するための表示手段を有して
いる。
ステムは、集合住宅のエントランスに設置される集合玄
関機と、居室に設置される居室親機と、集合玄関機およ
び居室親機間との呼出・通話を制御する制御機とを備
え、集合住宅は、各共用場所を監視するためのカメラ
と、カメラで撮像された映像を記憶するための記憶装置
とを有し、制御機は、記憶装置に記憶された映像を所定
間隔で読み出すと共に居室親機へ送信する制御をするも
のであり、居室親機は、送信された映像を出画するため
表示手段を有している。
ステムにおける集合住宅は、管理室に設置され、居室親
機、集合玄関機と呼出・通話を行なう管理室親機を備
え、集合住宅は、各共用場所を監視するためのカメラ
と、カメラで撮像された映像を記憶するための記憶装置
とを有し、管理室親機は、記憶装置に記憶された映像を
出画するための映像取得要求信号を送出し、制御機の制
御により映像取得要求信号にしたがって記憶装置から読
み出された映像を表示するための表示手段を有し、制御
機には、記憶装置に記憶された映像を取得できる親機を
予め設定し登録しておき前記管理室親機、前記居室親機
のうち設定された親機からの映像取得要求信号を受信し
たときのみ記憶装置に記憶された映像を読み出し、送信
するための登録手段を有している。
ステムにおける集合住宅は、管理室に設置され、居室親
機、集合玄関機と呼出・通話を行なう管理室親機を備
え、集合住宅は、各共用場所を監視するためのカメラ
と、カメラで撮像された映像を記憶するための記憶装置
とを有し、制御機は、記憶装置に記憶された映像を取得
できる親機を予め設定し登録しておき、記憶装置に記憶
された映像を所定間隔で読み出すと共に設定された居室
親機および/または管理室親機へ送信する制御をするた
めの登録手段を有し、管理室親機は、送信された映像を
出画するための表示手段を有している。
によれば、必要なときに居室親機や管理室親機などから
集合住宅の各共用場所の映像を取得できることから、若
しくは自動的に居室親機や管理室親機などに対して映像
が送信されることから、従来の集合住宅用インターホン
システムにように、住戸において特別に不在モードに設
定しなくとも、各共用場所を監視することができる。ま
た、集合住宅内に一つの記憶装置を設けることにより、
各共用場所を監視することができることから、従来の集
合住宅用インターホンシステムのように、各住戸に記憶
装置を設ける必要がない上、監視するための制御を簡単
に構成することができ、ひいては、集合住宅用インター
ホンシステムのコストを削減することができる。
ーホンシステムを適用した好ましい実施の形態例につい
て、図面を参照して説明する。
システムのシステム構成図を示している。同図におい
て、集合住宅用インターホンシステムは、集合住宅のエ
ントランスEに設置される集合玄関機1と、集合住宅の
各居室に設置され、表示手段41を有する居室親機4
a、4b、…と、管理室Kに設置され、居室親機4a、
4b、…および集合玄関機1と呼出・通話を行なう管理
室親機2と、集合玄関機1、管理室親機2および居室親
機4a、4b、…間との呼出・通話を制御する制御機3
と、集合住宅の共用場所に侵入する不審者などを監視す
るために設置されたカメラ、例えばエントランスEを監
視するためのカメラ5a(以下「エントランスカメラ5
a」という。)および駐車場Tを監視するためのカメラ
5b(以下「駐車場カメラ5b」という。)と、エント
ランスカメラ5aおよび駐車場カメラ5bで撮像された
映像を記憶するためのサーバなどで構成される記憶装置
6とを備えている。また、管理室親機2は、送信された
映像を出画するための表示手段21を有しており、制御
機3は、記憶装置6に記憶された映像を取得できる親機
を予め設定し登録しておき、記憶装置6に記憶された映
像を所定間隔で読み出すと共に設定された居室親機・管
理室親機へ送信する制御をするための登録手段31を有
している。
介して集合玄関機1に、第2の伝送路L2を介して管理
室親機2に、第3の伝送路L3を介して各居室親機4
a、4b、…に、第4の伝送路L4を介して記憶装置6
にそれぞれ接続され、記憶装置6には、第5の伝送路L
5を介してエントランスカメラ5aが、第6の伝送路L
6を介して駐車場カメラ5bがそれぞれ接続されてい
る。
住宅用インターホンシステムの動作について説明する。
メラ5bによって撮像された集合住宅のエントランスE
や駐車場Tなどの映像は、撮像日時が付加されて映像取
得情報としてそれぞれ第5、第6の伝送路L5、L6を
介して記憶装置6へ伝送され、当該記憶装置6に順次記
憶されている。
居室親機4a(以下「第1の居室親機4a」という。)
に係る居住者(以下「第1の居住者」という。)が、集
合住宅の各共用場所の映像を取得するために映像取得ボ
タン(不図示)を操作すると、第1の居室親機4aから
アドレスを含有する映像取得要求信号が第3の伝送路L
3を介して制御機3へ伝送される。かかる映像取得要求
信号が制御機3で検出されると、制御機3の制御によ
り、記憶装置6から映像取得要求信号にしたがって映像
取得情報が読み出され、かかる読み出された映像取得情
報は、前述の映像取得要求信号と逆の経路を経由して第
1の居室親機4aの表示手段41へ伝送される。これに
より、表示手段41にエントランスEや駐車場Tなどの
映像が出画される。同様にして、他の居室親機4bなど
からも映像取得要求信号を送出し、当該他の居室親機4
bの表示手段41に、エントランスEや駐車場Tなどの
映像を出画させることができる。
各共用場所の映像を取得するために映像取得ボタン(不
図示)を操作すると、管理室親機2から映像取得要求信
号が第2の伝送路L2を介して制御機3へ伝送される。
これにより、前述と同様に、制御機3の制御により、記
憶装置6から映像取得情報が読み出され、第2の伝送路
L2を経由して管理室親機2の表示手段21へ伝送さ
れ、当該表示手段21に、エントランスEや駐車場Tな
どの映像が出画される。
室親機4a、4b、…および管理室親機2のうち、記憶
装置6に記憶された映像を取得できる機器(以下「登録
親機」という。)が予め設定して登録されている。
同様に操作して映像取得要求信号を送出すると、制御機
3において当該映像取得要求信号を送出した登録親機の
アドレス情報と登録手段31に予め登録された登録親機
の登録情報とが照合され、両者が一致したときに、記憶
装置6から記憶された映像が読み出され、この映像が前
述と同様にして登録親機へ送信される。
を取得できる機器を予め設定し登録した場合において
は、映像取得情報が登録親機にのみ送出されることか
ら、プライバシーの侵害を防止することができる。
親機4a、4b、…や管理室親機2から映像取得要求信
を送出した場合に記憶装置6から映像取得情報を送出し
ているが、制御機3の制御により、記憶装置6に記憶さ
れた映像取得情報を所定間隔(1時間程度)で読み出
し、読み出した映像取得情報を各居室親機4a、4b、
…や管理室親機2に対して自動送信するようにしてもよ
い。
ために、前述の実施例と同様に、登録親機のみに対して
所定間隔で映像取得情報を自動送信するようにしてもよ
い。
6としてのサーバを制御機3と別個に設けているが、記
憶装置6としてのサーバを制御機3内に設けても同様の
効果を奏する。また、エントランスや駐車場に監視用の
カメラを1台づつ設置しているが、共用部の規模により
監視用のカメラを2台以上設置してもよく、さらに、監
視用のカメラはエントランスや駐車場の何れか一方に設
置してもよい。また、記憶装置6に記憶される映像は、
静止画であると動画であるとを問わない。
の集合住宅用インターホンシステムによれば、住戸にお
いて特別に不在モードに設定しなくとも、各共用場所を
監視することができる。また、各共用場所を監視するこ
とができることから、各住戸に記憶装置を設ける必要が
ない上、監視するための制御を簡単に構成することがで
き、ひいては、集合住宅用インターホンシステムのコス
トを削減することができる。
の一実施例を示すブロック図。
Claims (4)
- 【請求項1】集合住宅のエントランス(E)に設置され
る集合玄関機(1)と、居室に設置される居室親機(4
a、4b、…)と、前記集合玄関機および前記居室親機
間との呼出・通話を制御する制御機(3)とを備え、 前記集合住宅は、前記エントランスや駐車場(T)等の
各共用場所を監視するためのカメラ(5a、5b)と、
前記カメラで撮像された映像を記憶するための記憶装置
(6)とを有し、 前記居室親機は、前記記憶装置に記憶された映像を出画
するための映像取得要求信号を送出し、前記制御機の制
御により前記映像取得要求信号にしたがって前記記憶装
置から読み出された映像を表示するための表示手段(4
1)を有していることを特徴とする集合住宅用インター
ホンシステム。 - 【請求項2】集合住宅のエントランス(E)に設置され
る集合玄関機(1)と、居室に設置される居室親機(4
a、4b、…)と、前記集合玄関機および前記居室親機
間との呼出・通話を制御する制御機(3)とを備え、 前記集合住宅は、各共用場所を監視するためのカメラ
(5a、5b)と、前記カメラで撮像された映像を記憶
するための記憶装置(6)とを有し、 前記制御機は、前記記憶装置に記憶された映像を所定間
隔で読み出すと共に前記居室親機へ送信する制御をする
ものであり、 前記居室親機は、前記送信された映像を出画するため表
示手段(41)を有していることを特徴とする集合住宅
用インターホンシステム。 - 【請求項3】前記集合住宅は、管理室(K)に設置さ
れ、前記居室親機、前記集合玄関機と呼出・通話を行な
う管理室親機(2)を備え、 前記集合住宅は、各共用場所を監視するためのカメラ
(5a、5b)と、前記カメラで撮像された映像を記憶
するための記憶装置(6)とを有し、 前記管理室親機は、前記記憶装置に記憶された映像を出
画するための映像取得要求信号を送出し、前記制御機の
制御により前記映像取得要求信号にしたがって前記記憶
装置から読み出された映像を表示するための表示手段
(21)を有し、 前記制御機には、前記記憶装置に記憶された映像を取得
できる親機を予め設定し登録しておき前記管理室親機、
前記居室親機のうち設定された親機からの前記映像取得
要求信号を受信したときのみ前記記憶装置に記憶された
映像を読み出し、送信するための登録手段(31)を有
することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用インタ
ーホンシステム。 - 【請求項4】前記集合住宅は、管理室(K)に設置さ
れ、前記居室親機、前記集合玄関機と呼出・通話を行な
う管理室親機(2)を備え、 前記集合住宅は、各共用場所を監視するためのカメラ
(5a、5b)と、前記カメラで撮像された映像を記憶
するための記憶装置(6)とを有し、 前記制御機は、前記記憶装置に記憶された映像を取得で
きる親機を予め設定し登録しておき、前記記憶装置に記
憶された映像を所定間隔で読み出すと共に前記設定され
た居室親機および/または前記管理室親機へ送信する制
御をするための登録手段(31)を有し、 前記管理室親機は、前記送信された映像を出画するため
表示手段(21)を有していることを特徴とする請求項
2記載の集合住宅用インターホンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002076889A JP3955777B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 集合住宅用インターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002076889A JP3955777B2 (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 集合住宅用インターホンシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003274027A true JP2003274027A (ja) | 2003-09-26 |
JP3955777B2 JP3955777B2 (ja) | 2007-08-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002076889A patent/JP3955777B2/ja not_active Expired - Fee Related
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