JP2006277394A - 警備システム、警備装置及び警備方法 - Google Patents

警備システム、警備装置及び警備方法 Download PDF

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Abstract

【課題】警備装置が警備解除状態のまま放置される時間の低減を可能にし、警備会社等の警備員の出動をできるかぎり抑制することで、業務の運用効率を向上させる。
【解決手段】利用者により入力された利用者IDを受信し、センサ111から検知信号が出力されていない状態で認証部154により利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行うように警備状態切替部151を制御し、センサ111から検知信号が出力されている状態で認証部154によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わないように警備状態切替部151を制御する。連絡部157は、警備状態切替制御部153による警備解除状態から警備状態への切替の制御を行わない場合に、その旨を示す連絡情報を認証部154により認証された利用者IDに対応する連絡先に通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、監視領域における異常を検知するセンサが異常を検知した場合に、異常検知情報をネットワークに接続された監視センタに通報する警備装置に関するものであり、特に、センサが検知信号を出力している際に、警備状態の設定がなされた場合は、警備状態の切替は行わず、その旨をあらかじめ登録された連絡先へ通知する警備システム、警備装置及び警備方法に関する。
従来、マグネットスイッチが取り付けられている窓やドアの開放状態等によって、センサが検知信号を出力している場合に、警備状態の設定操作を行うと、警備状態に設定されると同時に窓の開放状態を侵入ととらえ、即座に監視センタに誤った異常検知情報を通報していた。この誤った通報を回避するため、上記のような場合には、警備状態の設定が行なわれてもそれを無効とし、監視領域の再点検を求めるメッセージを出力する技術が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−320659号公報
しかしながら、警備状態の設定変更という行為は、ほぼ毎日繰り返されるため慣れが生じ、監視領域の再点検を求めるメッセージに注意を払わずに警備装置の前を離れたりすることが想定される。そのような場合に、上記特許文献1では、警備状態の設定変更を行った利用者が、再点検を求めるメッセージを失念し、監視領域を警備状態に設定したと誤って記憶すると、実際には、監視領域が警備解除状態で放置され、侵入者等を検知できないことになるという問題があった。
また、警備状態の設定変更を行った利用者が、自らの不注意により警備解除状態であることに気付いたとしても、既に警備装置から遠隔の場所にいる場合には、当該利用者本人が警備装置まで戻って警備状態への設定変更を行わず、監視領域の状況に適した警備状態に設定するよう警備会社等に依頼するということが考えられる。この場合、監視領域に警備会社の警備員等を向かわせることになり、警備員に多大な労力を負わせ、業務の運用効率が悪いという問題もあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、監視領域に対して警備装置が警備解除状態のまま放置される時間の低減を可能とするとともに、警備会社等の警備員の出動をできるかぎり抑制することで、業務の運用効率を向上させることができる警備システム、警備装置及び警備方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、監視領域において検知した異常を検知信号として出力するセンサを備え、通報を受信して所定の監視処理を行う監視センタとネットワークで接続された警備装置において、利用者に固有の利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付ける操作手段と、前記操作手段によって受け付けた前記利用者識別情報が前記利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証手段と、前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を行う警備状態切替手段と、前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行わないように前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御手段と、前記警備状態切替制御手段が、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記利用者情報には、前記利用者識別情報に対応して前記連絡先として利用者の電話番号が登録されており、前記連絡手段は、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する前記電話番号に前記連絡情報を通知すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記利用者情報には、前記利用者識別情報に対応して前記連絡先として利用者の電子メールアドレスが登録されており、前記連絡手段は、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する前記電子メールアドレスに前記連絡情報を送信すること、を特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置において、前記利用者情報には、前記利用者識別情報に対応して複数の前記連絡先が登録されており、前記連絡手段は、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する複数の前記連絡先に前記連絡情報を通知すること、を特徴とする。
を特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置において、前記連絡手段は、更に、前記監視センタの電話番号を含む前記連絡情報を前記連絡先に通知すること、を特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置において、前記連絡手段は、更に、前記監視センタの電子メールアドレスを含む前記連絡情報を前記連絡先に通知すること、を特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の警備装置において、前記連絡手段は、更に、異常を検知した前記センサを特定する情報を含む前記連絡情報を前記連絡先に通知すること、を特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の警備装置において、前記連絡手段による前記連絡先への通知より前に警備状態に切替えない旨を報知する報知手段を更に備えること、を特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の警備装置において、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、所定時間を計測するタイマ手段を更に備え、前記連絡手段は、前記タイマ手段によって計測された時間内に利用者によって所定の操作がなされた場合には、連絡情報の通知を行わないこと、を特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、監視領域において検知した異常を検知信号として出力するセンサを備えた警備装置と、警備装置とネットワークで接続され、警備装置からの警報を受信して所定の監視処理を行う監視センタとを備える警備システムにおいて、前記警備装置は、利用者に固有の利用者識別情報を登録した利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付ける操作手段と、前記操作手段によって受け付けた前記利用者識別情報が前記利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証手段と、前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を行う警備状態切替手段と、前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行わないように前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御手段と、前記警備状態切替制御手段が、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報を、前記監視センタに送信する送信手段とを備え、前記監視センタは、前記利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した連絡先情報を記憶する連絡先情報記憶手段と、前記警備装置から前記利用者識別情報を受信する受信手段と、前記警備装置において、前記警備状態切替制御手段による前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を、前記連絡先情報記憶手段における前記受信手段によって受信された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡手段とを備えること、を特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、利用者による利用者に固有の利用者識別情報の入力を受け付ける操作ステップと、前記操作ステップによって受け付けた前記利用者識別情報が、前記利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証ステップと、前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を警備状態切替手段によって行う警備状態切替ステップと、前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行わないように前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御ステップと、前記警備状態切替制御ステップが、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を前記認証ステップによって認証された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、監視領域において検知した異常を検知信号として出力するセンサを備えた警備装置と、警備装置とネットワークで接続され、警備装置からの警報を受信して所定の監視処理を行う監視センタとの間で実行される警備方法において、 前記警備装置において、利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、利用者による利用者に固有の利用者識別情報の入力を受け付ける操作ステップと、前記操作ステップによって受け付けた前記利用者識別情報が、前記利用者識別情報を登録した利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証ステップと、前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を警備状態切替手段によって行う警備状態切替ステップと、前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないよう前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御ステップと、前記警備状態切替制御ステップが前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、前記認証ステップによって認証された前記利用者識別情報を、前記監視センタに送信する送信ステップとを備え、前記監視センタにおいて、前記警備装置から前記利用者識別情報を受信する受信ステップと、前記警備装置において、前記警備状態切替制御ステップによる前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を、前記受信ステップによって受信された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、操作手段によって、利用者による利用者識別情報の入力を受け付け、認証手段によって、操作手段により受け付けた利用者識別情報が利用者情報に登録されている利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行い、警備状態切替手段によって、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報する警備状態と、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報しない警備解除状態との切替を行い、警備状態切替制御手段によって、センサから検知信号が出力されていない状態で、認証手段によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、センサから検知信号が出力されている状態で、認証手段によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わないように警備状態切替手段を制御し、連絡手段によって、警備状態切替制御手段による警備解除状態から警備状態への切替の制御を行わない場合に、その旨を示す連絡情報を認証手段により認証された利用者識別情報に対応する連絡先に通知する。即ち、センサから検知信号が出力されている状態で、利用者認証が成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替が行われないため、センサが検知信号を出力しても、監視センタへ異常検知情報の誤報が通報されることはない。また、登録されている連絡先に連絡情報が通知されるため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、利用者情報に、利用者識別情報に対応して連絡先として利用者の電話番号が登録され、連絡手段によって、認証手段により認証された利用者識別情報に対応する電話番号に連絡情報を通知する。このため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを携帯電話などで音声により直ちに知ることができ、警備解除状態のまま放置される時間をより低減できるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、利用者情報に、利用者識別情報に対応して前記連絡先として利用者の電子メールアドレスが登録され、連絡手段によって、認証手段により認証された利用者識別情報に対応する電子メールアドレスに連絡情報を送信する。このため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを携帯電話などの電子メールによって直ちに知ることができ、警備解除状態のまま放置される時間をより低減できるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、利用者情報に、利用者識別情報に対応して複数の連絡先が登録され、連絡手段によって、認証手段により認証された利用者識別情報に対応する複数の連絡先に連絡情報を通知する。このため、利用者だけでなく、例えば、利用者の上司や監視領域の管理人などの複数人が、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備解除状態のまま放置される時間をより低減できるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、連絡手段によって、更に、監視センタの電話番号を含む連絡情報を連絡先に通知する。このため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったこと及び監視センタの電話番号を知ることができる。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の派遣等を依頼するなどの場合には、容易に監視センタへ連絡することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、連絡手段によって、更に、監視センタの電子メールアドレスを含む連絡情報を連絡先に通知する。このため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったこと及び監視センタの電子メールアドレスを知ることができる。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の派遣等を依頼するなどの場合には、容易に監視センタへ連絡することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、連絡手段によって、更に、異常を検知したセンサを特定する情報を含む連絡情報を連絡先に通知する。このため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったこと及び検知信号が出力されているセンサを特定する情報を知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間をより低減できるとともに、検知信号を出力しているセンサの再点検を容易かつ確実に行うことができる。また、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、報知手段によって、連絡手段による連絡先への通知より前に警備状態に切替えない旨を報知する。このため、利用者が報知を認識できる範囲にいる場合は、ネットワークによる連絡情報の通知より迅速かつ直接的に警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間をより低減できるとともに、警備装置の再点検を容易かつ確実に行うことができる。また、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、タイマ手段によって、センサから検知信号が出力されている状態で、認証手段による利用者認証に成功した場合には、所定時間を計測し、連絡手段は、タイマ手段により計測された時間内に利用者による所定の操作がなされた場合には、連絡情報の通知を行わない。このため、既に警備状態に切替えられていないことを知っている利用者に、重複して同じ内容を知らせるという不都合を回避できるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、警備装置は、操作手段によって、利用者による利用者識別情報の入力を受け付け、認証手段によって、操作手段により受け付けた利用者識別情報が利用者情報に登録されている利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行い、警備状態切替手段によって、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報する警備状態と、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報しない警備解除状態との切替を行い、警備状態切替制御手段によって、センサから検知信号が出力されていない状態で、認証手段によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行なうように警備状態切替手段を制御し、センサから検知信号が出力されている状態で、認証手段によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わないように警備状態切替手段を制御し、送信手段によって、警備状態切替制御手段が警備解除状態から警備状態へ切替を行なわないように警備状態切替手段を制御する場合に、認証手段により認証された前記利用者識別情報を、監視センタに送信し、監視センタは、受信手段によって、警備装置から利用者識別情報を受信し、連絡手段によって、警備装置において、警備状態切替制御手段が警備解除状態から警備状態へ切替を行なわないように警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を、連絡先情報記憶手段における受信手段によって受信された利用者識別情報に対応する連絡先に通知する。このため、センサから検知信号が出力されている状態で、利用者認証が成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替は行われず、センサが検知信号を出力しても、監視センタへ異常検知情報の誤報が通報されることはない。また、監視センタにおいて登録されている連絡先に連絡情報が通知されるため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができる。更に、監視センタで連絡先を一括して管理できるため、既存の警備装置を活用して本発明を実施することができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、操作ステップによって、利用者による利用者に固有の利用者識別情報の入力を受け付け、認証ステップによって、操作ステップによって受け付けた利用者識別情報が、利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した利用者情報に登録されている利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行い、警備状態切替ステップによって、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報する警備状態と、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報しない警備解除状態との切替を警備状態切替手段によって行い、警備状態切替制御ステップによって、センサから前記検知信号が出力されていない状態で、認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように警備状態切替手段を制御し、センサから検知信号が出力されている状態で、認証ステップによって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わないように警備状態切替手段を制御し、連絡ステップによって、警備解除状態から警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を認証ステップによって認証された利用者識別情報に対応する連絡先に通知する。即ち、センサから検知信号が出力されている状態で、利用者認証が成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替が行われないため、センサが検知信号を出力しても、監視センタへ異常検知情報の誤報が通報されることはない。また、登録されている連絡先に連絡情報が通知されるため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、警備装置において、操作ステップによって、利用者による利用者に固有の利用者識別情報の入力を受け付け、認証ステップによって、操作ステップにより受け付けた利用者識別情報が、利用者識別情報を登録した利用者情報に登録されている利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行い、警備状態切替ステップによって、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報する警備状態と、センサが異常を検知した場合に異常検知情報を監視センタに通報しない警備解除状態との切替を警備状態切替手段によって行い、警備状態切替制御ステップによって、センサから検知信号が出力されていない状態で、認証ステップによって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行なうように警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、認証ステップによって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態へ切替を行なわないよう警備状態切替手段を制御し、送信ステップによって、警備状態切替制御ステップによる警備解除状態から警備状態へ切替を行なわないように警備状態切替手段を制御する場合に、認証ステップによって認証された利用者識別情報を、監視センタに送信し、監視センタにおいて、受信ステップによって、警備装置から利用者識別情報を受信し、連絡ステップによって、警備装置において、警備状態切替制御ステップによる警備解除状態から警備状態へ切替を行なわないように警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を、受信ステップより受信された利用者識別情報に対応する連絡先に通知する。このため、センサから検知信号が出力されている状態で、利用者認証が成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替は行われず、センサが誤った異常検知をすることはなく、監視センタへ異常検知情報の誤報が通報されることはない。また、監視センタにおいて登録されている連絡先に連絡情報が通知されるため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができる。更に、監視センタで連絡先を一括して管理できるため、既存の警備装置を活用して本発明を実施することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備システム、警備装置及び警備方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態の警備システムは、センサが検知した異常検知情報の警報を監視センタに送信する警備システムにおいて、センサから検知信号が出力されている状態では、警備解除状態から警備状態への切替を行わず、その旨を示す連絡情報を利用者の連絡先に通知するものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる警備システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる警備システム100は、警備装置110と、携帯端末130と、監視センタ140とから構成されており、警備装置110と携帯端末130、監視センタ140はネットワーク120を介して接続されている。
警備装置110は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ140や携帯端末130に送信するものである。また、警備装置110は、警備状態切替部151によって、警備状態に切替えられなかった場合、その旨を携帯端末130に通知するものである。
ネットワーク120は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどであって、警備装置110と携帯端末130、監視センタ140を接続している。
監視センタ140は、センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、異常通報部155より通報を受け、待機中の警備員に監視領域へ向かう旨の指令を送信するコンピュータである。
携帯端末130は、図示しない送受信部、制御部、表示部、操作部、音声通話部などから構成されており、公知の携帯電話と同様の構成である。送受信部は、ネットワーク120から無線でデータの送受信を行い、制御部は携帯端末130の各種の制御を行う。表示部は、送信されたデータまたは入力されたデータの表示を行い、操作部は、データの入力を行う。音声通話部は、警備装置110から送信される異常検知情報を音声データとして受信し出力するとともに、警備装置110付近にいる利用者との音声通話を行う。
次に、警備装置110の詳細について説明する。警備装置110は、さらに複数のセンサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、通信制御部116と、利用者データベース117と、制御部150とを主に備えている。
センサ111a〜111nは、例えば、赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサ、赤外線などの受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、電磁波の乱れで人の存在を検知する気配センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの各種センサであって、侵入者等の異常を検知すると検知信号を出力する。
警備モード操作部112は、警備装置110に対して種々の警備モードを設定するものである。警備モードとは、監視領域において、異常を検知したときの警報通報状態を示すモードであり、警備状態、警備解除状態などがある。また、警備モード操作部112は、利用者により入力された利用者IDを受け付けるものである。また、警備モード操作部112は、各種メッセージや警備モード設定のためのボタンを表示する液状画面を備えている。ここで、警備モード操作部112は、本発明における操作手段に、利用者IDは、本発明における利用者識別情報に相当する。尚、利用者IDは、利用者個人の識別可能な情報であれば、暗証番号、生体情報等でもよい。
マイク113は、警備装置110付近にいる者等が発した音声を取得し、スピーカ113は、送信された音声を出力するものである。
入出力制御部115は、警備モード操作部112の入出力制御、センサ111a〜111n、マイク113の入力制御、スピーカ114の出力制御により種々のデータの入出力を制御する処理部である。また、入出力制御部115は、センサ111が検知信号を出力していることにより、警備状態に切替られなかった場合に、再点検を行うよう要求する再点検要求メッセージ及び再点検を行ったことの確認するための再点検ボタンを出力し、再点検ボタンの押下を受け付けるものである。
通信制御部116は、警備装置110とネットワーク120との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
利用者データベース117は、予め設定された利用者ID及び各IDに対応する警備状態への切替を行わない旨を示す連絡情報の連絡先を登録したデータベースである。図2は、利用者データベース117のデータ構成の一例を示すデータ構造図である。図2に示すように、利用者ID及び各IDに対応する連絡先である電話番号、電子メールアドレス等が複数登録されている。ここで、利用者データベース117とは、本発明における利用者情報に相当する。
制御部150は、さらに警備状態切替部151と、警備状態記憶部152と、警備状態切替制御部153と、認証部154と、異常通報部155と、報知部156と、連絡部157と、タイマ部158とを主に備えている。
警備状態切替部151は、警備モード操作部112で設定された警備モードに従って、警備モードを上述の警備状態、警備解除状態のいずれかに切替えるものである。
警備状態記憶部152は、監視領域の現在の上述した警備モードを記憶するメモリなどの記憶媒体である。
警備状態切替制御部153は、センサ111a〜111nから検知信号が出力されているか否かの判断をし、出力されていない場合で、かつ、認証部154によって利用者認証に成功した場合には、警備状態切替部151に対して、警備解除状態から警備状態への切替を行うよう制御するものである。一方、センサ111a〜111nから検知信号が出力されている場合で、かつ、認証部154によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わないよう制御するものである。
認証部154は、警備モード操作部112により、警備モードの設定をした利用者が入力したIDが利用者データベース117に登録されている利用者IDであるかを照合する利用者認証を行うものである。
異常通報部155は、警備モードが警備状態に設定されている場合に、センサ111a〜111nが異常を検知すると、監視センタ140に対して異常が検知されたという異常検知情報を通報するものである。
報知部156は、連絡部157による利用者データベース117に登録されている連絡先への連絡情報の通知より前である、センサ111から検知信号が出力されており、現在の警備設定(警備解除状態)が維持されているタイミングで、警備状態に切替えない旨を報知するものである。
連絡部157は、警備状態切替制御部153による警備解除状態から警備状態への切替を行わない場合に、その旨を示す連絡情報を生成し、認証部154によって認証された利用者IDに対応する連絡先である電話番号、もしくは電子メールアドレスに通知するものである。連絡情報の詳細については、後述する。
タイマ部158は、センサ111a〜111nから検知信号が出力されている状態で、認証部154によって利用者認証に成功した場合であって、報知部156が警備状態に切り替えない旨を報知した場合に、予め設定された所定時間を計測するものである。
次に、このような警備装置110における連絡情報の通知処理について説明する。図3−1、図3−2は、本実施の形態にかかる警備装置110の連絡情報の通知処理の手順を示すフローチャートである。
まず、警備モードの切替を行おうとする利用者は、警備モード操作部112に対し、自己の利用者IDを入力する。警備モード操作部112は、利用者による利用者IDの入力を受け付ける(ステップS301)。次に、認証部154は、警備モード操作部112によって受け付けた利用者IDが利用者データベース117に登録されているか否かの照合をする(ステップS302)。
受け付けた利用者IDが利用者データベース117に登録されていない場合には(ステップS302:No)、認証が失敗したと判断し、警備モード操作部112に、例えば「このカードは登録されていませんので、警備状態に設定できません。」等のエラーメッセージを出力して(ステップS303)、利用者は再度の利用者IDの入力が必要となる。尚、エラーメッセージは、文字の表示の他、音声出力、ランプ等を用いてもよい。一方、受け付けた利用者IDが利用者データベース117に登録されている場合には(ステップS302:Yes)、利用者が正当な利用者であると認証する。
次に、警備状態切替制御部153は、警備状態記憶部152に記憶されている警備モードが、現在、警備解除状態に設定されているか否かの判断をする(ステップS304)。そして、警備解除状態に設定されていない場合(ステップS304:No)、即ち警備状態に設定されている場合、警備状態切替制御部153は警備状態切替部151に対し警備解除状態に切替えるよう制御信号を送出するので、警備状態切替部は151はこの制御信号を受けとり警備解除状態に切替え(ステップS305)、処理を抜ける。
一方、警備解除状態に設定されている場合(ステップS304:Yes)は、警備状態切替制御部153は、センサ111の出力信号の状態をチェックし(ステップS306)、センサ111から監視領域の異常を検知した旨の検知信号が出力されているか否かの判断をする(ステップS307)。
そして、センサ111から検知信号が出力されていない場合(ステップS307:No)は、窓やドア等が閉鎖され、警備を開始するのに適している状態であるため、警備状態切替制御部153は警備状態切替部151に対し警備解除状態に切替えるよう制御信号を送出するので、警備状態切替部は151はこの制御信号を受けとり警備解除状態に切替え(ステップS308)、処理を抜ける。一方、センサ111から、窓やドアの開放状態等を検知した検知信号が出力されている場合(ステップS307:Yes)、警備状態切替制御部153は警備状態切替部151に対し警備解除状態に切替えない制御信号を送出するので、警備状態切替部151はこの制御信号を受けとり、現在の警備モード、即ち警備解除状態を維持する(ステップS309)。
次に、報知部156は、警備状態切替部151が警備状態に切替えない旨をスピーカ114で出力することにより報知する(ステップS310)。即ち、例えば、報知部156は、「不良箇所があります。警備を開始できません。再点検をお願いします。」等の予め決められたエラーメッセージを出力する。また、報知部156による報知の形態は、音声を出力するスピーカまたは文字メッセージを表示する表示盤、またはそれらの組み合わせ等、利用者の注意を喚起するものであればよい。
そして、タイマ部158は、予め設定された所定時間の計測を開始する(ステップS311)。例えば、監視領域が地下街やビル内部のような電波が届かない領域で、携帯端末130が通信圏外の場合には、携帯端末130を所持した利用者が、利用者IDを入力した後、ビルの入り口等の携帯端末130の通信圏内への移動に要する時間を想定して、その時間をタイマ部158に所定時間として予め設定しておいてもよい。このような設定をすることにより、通信圏外の携帯端末130への通知という無駄な作業を防ぐことができる。
次いで、入出力制御部115は、再点検要求メッセージ及び再点検ボタンを、警備モード操作部112に出力する(ステップS312)。次に、タイマ部158は、計測している所定時間が経過したか否かの判断をする(ステップS313)。所定時間が経過していない場合(ステップS313:No)には、入出力制御部316は、再点検ボタンが押下されたか否かの判断をする(ステップS316)。
再点検ボタンが押下されていない場合(ステップS316:No)には、再度、タイマ部158は、所定時間が経過したか否かの判断をする(ステップS313)。一方、利用者によって再点検ボタンが押下された場合(ステップS316:Yes)は、連絡部157による連絡情報の通知はなされず、処理を終了する。そして、利用者は、監視領域を再点検し、例えば、開放されている窓を閉める等、警備に適した状態にした後、再度警備モード操作部112に利用者IDを入力すると、これを受け付けて(ステップS301)、警備モードの切替が行われる。
一方、所定時間が経過された場合(ステップS313:Yes)、連絡部157は、連絡情報を生成する(ステップS314)。ここで、図4は、連絡部157によって生成された連絡情報の一例を示す模式図である。図4に示すように、警備状態切替部151により警備状態に設定されなかった旨が表示され、検知信号を出力しているセンサ111のセンサID、監視センタ140の電話番号及び電子メールアドレスが含まれている。尚、連絡情報に、例えば、「事務所東側窓が開放状態です」等の、他の情報を含めてもよい。このように、監視領域内の検知信号を出力している箇所を示すことで、再点検時の確認が容易になる。
次に、連絡部157は、生成した連絡情報を利用者データベース117に登録されている連絡先の電話番号、電子メールアドレスに通知する(ステップS315)。連絡先が携帯電話などの場合は、音声による連絡情報が通知され、電子メールアドレスの場合は、図4に示すような画面が表示されて通知される。この連絡部157からの通知により、利用者は警備装置110の警備モードが警備状態へ切替えられなかったことを知ることができる。
また、連絡情報の連絡先については、警備装置110の直近にいる可能性が最も高い利用者に配信する他、監視領域の管理者、責任者等にも通知するようにしてもよい。これによって、管理者等も警備モードの切替の誤りについて知ることができ、管理者等から直接利用者に確認をすることも可能となる。
また、連絡部157は、ネットワーク120を介して携帯端末130が電子メールを着信しない場合は、携帯端末130が電子メールを着信するまで電子メールの送信を繰り返すようにしてもよい。また、この送信回数もある一定回数とするように予め設定してもよい。
更に、通知を受けた利用者が自ら再点検を行うか警備会社の警備員が行うかを選択できるような構成にしてもよい。この場合は、例えば「1:自分で再点検 2:警備会社が点検」等の表示を含む連絡情報を送信し、携帯端末130で1または2の番号を選択させるようにすればよい。警備会社が点検する場合、警備会社の警備員に派遣の指示をするのは警備会社の監視センタ140であるため、警備状態に設定するのに適していない状態で警備モードの切替がなされたために警備状態に切替できなかった旨の報知を受けた利用者は、監視センタ140に連絡をする必要がある。この連絡の方法としては、連絡情報に監視センタ140の電話番号、電子メールアドレスを含むようにすることで、通知を受けた利用者が監視センタ140に連絡を取ること可能となる。この場合、利用者が監視センタ140へ連絡すると同時に、携帯端末130から上記再点検の選択情報が監視センタ140に送信されるようにすればよい。そして、利用者が「2:警備会社が点検」を選択した場合には、監視センタ140は、警備員を監視領域に出動させて点検させることになる。
このように、本実施の形態では、センサ111から検知信号が出力されていない状態で、認証部154により利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行い、センサから検知信号が出力されている状態で、認証部154によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わない。そして、連絡部157は、警備状態切替制御部153による警備解除状態から警備状態への切替の制御を行わない場合に、その旨を示す連絡情報を認証部154により認証された利用者IDに対応する連絡先に通知する。即ち、センサ111から検知信号が出力されている状態で、利用者認証が成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替が行われないため、センサ111が検知信号を出力しても、監視センタ140へ異常検知情報の誤報が通報されることはない。また、登録されている連絡先に連絡情報が通知されるため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の警備システムは、監視領域に設置してある警備装置110の内部に連絡部157が含まれている構成となっているが、第2の実施の形態の警備システムでは連絡部722を監視センタ540の内部に含む構成とするものである。以下に、添付図面を参照して、第2の実施の形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態にかかる警備システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる警備システム500は、警備装置510と、携帯端末130と、監視センタ540とから構成されており、警備装置510と携帯端末130、監視センタ540はネットワーク120を介して接続されている。
ここで、ネットワーク120と、携帯端末130の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
監視センタ540は、センサ111a〜111nが異常を検知した場合に、異常通報部155より通報を受け、待機中の警備員に監視領域へ向かう旨の指令を送信するコンピュータである。また、監視センタ540は、警備装置510における警備状態切替部151によって、警備状態に切替えられなかった場合、その旨を携帯端末130に通知するものである。
警備装置510は、監視領域の異常を検知して、異常検知情報を監視センタ540や携帯端末130に送信するものである。
次に、警備装置510の詳細について説明する。警備装置510は、さらに複数のセンサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、通信制御部116と、利用者データベース517と、制御部550とを主に備えている。
ここで、センサ111a〜111nと、警備モード操作部112と、マイク113と、スピーカ114と、入出力制御部115と、通信制御部116の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
利用者データベース517は、予め設定された利用者IDを登録したデータベースである。図6は、利用者データベース517のデータ構成の一例を示すデータ構造図である。図6に示すように、利用者IDが複数登録されている。
制御部550は、警備状態切替部151と、警備状態記憶部152と、警備状態切替制御部153と、認証部154と、異常通報部155と、報知部156と、送信部557と、タイマ部158とを主に備えている。
ここで、警備状態切替部151と、警備状態記憶部152と、警備状態切替制御部153と、認証部154と、異常通報部155と、報知部156と、タイマ部158の構成及び機能は、第1の実施の形態と同様であるので、省略する。
送信部557は、警備状態切替制御部151による警備解除状態から警備状態への切替を行わない場合に、認証部154によって認証された利用者IDを、監視センタ540に送信するものである。
次に、監視センタ540の詳細について説明する。監視センタ540は、通信制御部710と、制御部720と、連絡先データベース730とを主に備えている。
通信制御部710は、監視センタ540とネットワーク120との間における通信を制御するものであり、具体的にはネットワークボードなどが該当する。
連絡先データベース730は、予め設定された利用者ID及び各IDに対応する警備状態への切替を行わない旨を示す連絡情報の連絡先を登録したデータベースである。ここで、連絡先データベース730とは、第1の実施の形態にかかる警備装置110における利用者データベース517と同様の構成である。従って、図2に示すように、利用者ID及び各IDに対応する連絡先である電話番号、電子メールアドレス等が複数登録されている。ここで、連絡先データベース730とは、本発明における連絡先情報に相当する。
制御部720は、受信部721と、連絡部722と、監視処理部723とを主に備えている。
受信部721は、警備装置510において、警備状態切替制御部153による警備解除状態から警備状態への切替を行わない場合、送信部557から送信された利用者IDを受信するものである。
連絡部722は、警備状態切替制御部153による警備解除状態から警備状態への切替を行わない場合に、その旨を示す連絡情報を、連絡先データベース517における受信部721よって受信された利用者IDに対応する連絡先の電話番号、電子メールアドレスに通知するものである。
監視処理部723は、警備装置510のセンサ111a〜111nが異常を検知した場合に、異常検知情報を受信し、待機中の警備員に監視領域へ向かう旨の指令を送信したり、警備装置510から監視領域の撮像画像を受信して警備装置510を介して監視領域を集中監視する等の予め定められた監視処理を行うものである。
次に、このような警備装置510及び監視センタ540における連絡情報の通知処理について説明する。図8−1、図8−2は、本実施の形態にかかる警備装置510の連絡情報の通知処理の手順を示すフローチャートである。
警備モード操作部112の利用者による利用者IDの受け付けから、入出力制御部115による再点検要求メッセージ及び再点検ボタンの警備モード操作部112への出力までの処理および流れ(ステップS801〜S812)については、図3−1、図3−2の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS301〜S312)と同様である。
また、タイマ部158は、計測している所定時間が経過したか否かの判断をし(ステップS813)、所定時間が経過していない場合から、再点検ボタンが押下されたか否かの判断までの処理および流れ(ステップS813:No〜ステップS815)についても、図3−2の第1の実施の形態で説明した処理および流れ(ステップS313:No〜S316)と同様である。
一方、所定時間が経過された場合(ステップS813:Yes)は、送信部557は、利用者により警備モード操作部112に入力され、認証部154により正当な利用者であると認証された利用者IDと、異常を検知したセンサIDを、監視センタ540に送信する(ステップS814)。
そして、図9は、本実施の形態にかかる監視センタ540の連絡情報の通知処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS814において警備装置510によって送信された利用者IDと異常を検知したセンサIDを、監視センタ540の受信部721が受信する(ステップS901)。次に、連絡部722は、連絡情報を生成する(ステップS902)。ここで、連絡部722によって生成された連絡情報の詳細は、第1の実施の形態にかかる警備装置110における連絡部157で生成された連絡情報の内容と同様である。
次に、連絡部722は、生成した連絡情報を連絡先データベース730に登録されている連絡先の電話番号、電子メールアドレスに通知する(ステップS903)。連絡先が携帯電話などの場合は、音声による連絡情報が通知され、電子メールアドレスの場合は、図4に示すような画面が表示されて通知される。この連絡部722からの通知により、利用者は警備装置510の警備モードが警備状態へ切替えられなかったことを知ることができる。
このように、本実施の形態では、センサ111から検知信号が出力されている状態で、認証部154によって利用者認証に成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替を行わず、送信部557によって、警備状態切替制御部153が警備解除状態から警備状態への切替えを行なわないように警備状態切替部151を制御する場合に、認証部154により認証された利用者IDを監視センタ540に送信し、監視センタ540は、受信部721によって、警備装置から利用者IDを受信し、連絡部722によって、警備装置において、警備状態切替制御手段による警備解除状態から警備状態への切替える警備状態切替部151の制御を行わない場合に、その旨を示す連絡情報を、連絡先データベース517における受信部721よって受信された利用者IDに対応する連絡先に通知する。このため、センサ111から検知信号が出力されている状態で、利用者認証が成功した場合には、警備解除状態から警備状態への切替は行われず、センサ111が検知信号を出力しても、監視センタ540へ異常検知情報の誤報が通報されることはない。また、監視センタ504において登録されている連絡先に連絡情報が通知されるため、利用者は、警備状態への切替が行われなかったことを知ることができ、警備会社等へ警備状態の設定のための警備員派遣依頼が不要となる場合もある。従って、警備解除状態のまま放置される時間を低減できるとともに、警備員の出動を抑制することができ、警備会社等の業務の運用効率を向上させることができる。更に、監視センタ540で連絡先を一括して管理できるため、既存の警備装置を活用して本発明を実施することができる。
第1の実施の形態にかかる警備システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる警備装置における利用者データベースのデータ構 成の一例を示すデータ構造図である。 第1の実施の形態にかかる警備装置の連絡情報の通知処理の手順を示す フローチャートである。 第1の実施の形態にかかる警備装置の連絡情報の通知処理の手順を示す フローチャート(続き)である。 第1の実施の形態にかかる警備装置における連絡部によって生成された連絡 情報の一例を示す模式図である。 第2の実施の形態にかかる警備システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる警備装置における利用者データベースのデータ構 成の一例を示すデータ構造図である。 第2の実施の形態にかかる監視センタの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる警備装置の連絡情報の通知処理の手順を示す フローチャートである。 第2の実施の形態にかかる警備装置の連絡情報の通知処理の手順を示す フローチャート(続き)である。 第2の実施の形態にかかる監視センタの連絡情報の通知処理の手順を示すフ ローチャートである。
符号の説明
100,500 警備システム
110,510 警備装置
120 ネットワーク
130 携帯端末
140,540 監視センタ
111a〜111n センサ
112 警備モード操作部
113 マイク
114 スピーカ
115 入出力制御部
116,710 通信制御部
117,517 利用者データベース
150,550,720 制御部
151 警備状態切替部
152 警備状態記憶部
153 警備状態切替制御部
154 認証部
155 異常通報部
156 報知部
157,722 連絡部
158 タイマ部
557 送信部
721 受信部
723 監視処理部
730 連絡先データベース

Claims (12)

  1. 監視領域において検知した異常を検知信号として出力するセンサを備え、通報を受信して所定の監視処理を行う監視センタとネットワークで接続された警備装置において、
    利用者に固有の利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段によって受け付けた前記利用者識別情報が前記利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証手段と、
    前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を行う警備状態切替手段と、
    前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行わないように前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御手段と、
    前記警備状態切替制御手段が、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡手段と、
    を備えることを特徴とする警備装置。
  2. 前記利用者情報には、前記利用者識別情報に対応して前記連絡先として利用者の電話番号が登録されており、
    前記連絡手段は、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する前記電話番号に前記連絡情報を通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記利用者情報には、前記利用者識別情報に対応して前記連絡先として利用者の電子メールアドレスが登録されており、
    前記連絡手段は、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する前記電子メールアドレスに前記連絡情報を送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  4. 前記利用者情報には、前記利用者識別情報に対応して複数の前記連絡先が登録されており、
    前記連絡手段は、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報に対応する複数の前記連絡先に前記連絡情報を通知すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の警備装置。
  5. 前記連絡手段は、更に、前記監視センタの電話番号を含む前記連絡情報を前記連絡先に通知すること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置。
  6. 前記連絡手段は、更に、前記監視センタの電子メールアドレスを含む前記連絡情報を前記連絡先に通知すること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置。
  7. 前記連絡手段は、更に、異常を検知した前記センサを特定する情報を含む前記連絡情報を前記連絡先に通知すること、
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の警備装置。
  8. 前記連絡手段による前記連絡先への通知より前に警備状態に切替えない旨を報知する報知手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の警備装置。
  9. 前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、所定時間を計測するタイマ手段を更に備え、
    前記連絡手段は、前記タイマ手段によって計測された時間内に利用者によって所定の操作がなされた場合には、連絡情報の通知を行わないこと、
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の警備装置。
  10. 監視領域において検知した異常を検知信号として出力するセンサを備えた警備装置と、警備装置とネットワークで接続され、警備装置からの警報を受信して所定の監視処理を行う監視センタとを備える警備システムにおいて、
    前記警備装置は、
    利用者に固有の利用者識別情報を登録した利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    利用者による前記利用者識別情報の入力を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段によって受け付けた前記利用者識別情報が前記利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証手段と、
    前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を行う警備状態切替手段と、
    前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証手段によって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行わないように前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御手段と、
    前記警備状態切替制御手段が、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、前記認証手段によって認証された前記利用者識別情報を、前記監視センタに送信する送信手段とを備え、
    前記監視センタは、
    前記利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した連絡先情報を記憶する連絡先情報記憶手段と、
    前記警備装置から前記利用者識別情報を受信する受信手段と、
    前記警備装置において、前記警備状態切替制御手段による前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を、前記連絡先情報記憶手段における前記受信手段によって受信された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡手段とを備えること、
    を特徴とする警備システム。
  11. 利用者による利用者に固有の利用者識別情報の入力を受け付ける操作ステップと、
    前記操作ステップによって受け付けた前記利用者識別情報が、前記利用者識別情報と利用者の連絡先とを対応付けて登録した利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証ステップと、
    前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を警備状態切替手段によって行う警備状態切替ステップと、
    前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行わないように前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御ステップと、
    前記警備状態切替制御ステップが、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を前記認証ステップによって認証された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡ステップと、
    を含むことを特徴とする警備方法。
  12. 監視領域において検知した異常を検知信号として出力するセンサを備えた警備装置と、警備装置とネットワークで接続され、警備装置からの警報を受信して所定の監視処理を行う監視センタとの間で実行される警備方法において、
    前記警備装置において、
    利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    利用者による利用者に固有の利用者識別情報の入力を受け付ける操作ステップと、
    前記操作ステップによって受け付けた前記利用者識別情報が、前記利用者識別情報を登録した利用者情報に登録されている前記利用者識別情報であるか否かを照合することにより利用者認証を行う認証ステップと、
    前記センサが異常を検知した場合に異常検知情報を前記監視センタに通報する警備状態と、前記センサが異常を検知した場合に前記異常検知情報を前記監視センタに通報しない警備解除状態との切替を警備状態切替手段によって行う警備状態切替ステップと、
    前記センサから前記検知信号が出力されていない状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態への切替を行なうように前記警備状態切替手段を制御し、前記センサから前記検知信号が出力されている状態で、前記認証ステップによって前記利用者認証に成功した場合には、前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないよう前記警備状態切替手段を制御する警備状態切替制御ステップと、
    前記警備状態切替制御ステップが前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、前記認証ステップによって認証された前記利用者識別情報を、前記監視センタに送信する送信ステップとを備え、
    前記監視センタにおいて、
    前記警備装置から前記利用者識別情報を受信する受信ステップと、
    前記警備装置において、前記警備状態切替制御ステップによる前記警備解除状態から前記警備状態へ切替を行なわないように前記警備状態切替手段を制御する場合に、その旨を示す連絡情報を、前記受信ステップによって受信された前記利用者識別情報に対応する連絡先に通知する連絡ステップと、
    を含むことを特徴とする警備方法。
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