JPH10326394A - 警備装置及びそれに用いるカード - Google Patents

警備装置及びそれに用いるカード

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JPH10326394A
JPH10326394A JP9133986A JP13398697A JPH10326394A JP H10326394 A JPH10326394 A JP H10326394A JP 9133986 A JP9133986 A JP 9133986A JP 13398697 A JP13398697 A JP 13398697A JP H10326394 A JPH10326394 A JP H10326394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
mode
tenant
card
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP9133986A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Terashita
茂和 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Atsumi Electric Co Ltd filed Critical Atsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テナントビルにおいて、清掃が行われる場合
には、清掃されるテナントのエリアに対して清掃モード
を設定する。 【解決手段】 清掃業者は、自己に割り当てられた識別
番号が書き込まれているカードを有している。このカー
ドが操作されると制御部2は当該清掃業者と契約してい
るテナントのエリアに清掃モードを設定し、当該テナン
トのエリアに配置されているセンサループから発報信号
が出力されても無視する。また、清掃モード時には、当
該テナントのフロアにエレベータが停止するようにす
る。その後再びこのカードが操作されると、制御部2は
当該テナントのエリアに対する動作モードを元のモード
に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードによって動作モ
ードの設定を行う方式の警備装置及びその警備装置に用
いるカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カードによって動作モードの設定
を行う方式の警備装置が知られており、この種の警備装
置はテナントビル等に広く用いられている。その概略の
構成を図3に示す。図中、1はカードリーダ、2はプロ
セッシングユニットからなる制御部、3は登録テーブ
ル、4はエレベータ制御手段、5は電話回線、SLはセ
ンサループを示す。
【0003】この警備装置はテナントビルの出入口の近
傍に設けられている。カードリーダ1は、カードが操作
されたときにカードに書き込まれている情報を読み取
り、その情報を制御部2に渡す。なお、ここでは、カー
ドを操作するとは、カードをカードリーダ1へ挿入して
引き抜く動作を行うことを意味するものとする。カード
としてはJISカードが広く用いられているが、ICカ
ード等でもよい。少なくとも、テナントを識別できる識
別番号等の情報が書き込まれていればよい。
【0004】また、制御部2には、複数のセンサループ
が接続されている。図3ではSL1〜SLn のn個のセ
ンサループが接続されている。一つのセンサループには
少なくとも一つの防犯センサが設けられている。そし
て、一つのテナントのエリアには一つあるいは複数のセ
ンサループが配置されている。なお、防犯センサとして
は、人の移動を検知したときに発報信号を出力する熱線
センサ、窓が開いているときに発報信号を出力するマグ
ネットスイッチ等が用いられる。
【0005】制御部2は、登録テーブル3を管理してい
る。この登録テーブル3は、図4に示すように、テナン
ト番号毎に、そのテナント番号に対応するテナントに登
録された識別番号と、そのテナント番号に対応するテナ
ントのエリアに配置されているセンサループの番号が書
き込まれているものである。図4ではテナント番号が1
番のテナントのエリアにはSL1 、SL2 の二つのセン
サループが配置されていることになっている。なお、識
別番号は一つのテナントに複数割り当てることが可能で
ある。
【0006】さて、いまカード操作が行われたとする
と、このときカードリーダ1は当該カードに書き込まれ
た情報を読み取り、制御部2に渡す。制御部2は、カー
ドリーダ1から情報が渡されると、当該情報の中の識別
番号を認識し、登録テーブル3を参照して、当該識別番
号がどのテナント番号に対応するテナントのものである
か、そして、当該テナントのエリアに配置されているセ
ンサループ番号を認識して、当該テナントのエリアの動
作モードを警戒モードから解除モードへ、あるいは解除
モードから警戒モードへ切り換える。即ち、当該テナン
トのエリアが警戒モードにあるときにカードが操作され
た場合には当該テナントエリアは解除モードに切り換わ
り、解除モードにあるときにカードが操作された場合に
は警戒モードに切り換わるようになされている。そし
て、制御部2は動作モードが警戒モードから解除モード
へ、または解除モードから警戒モードへ切り換わったこ
とを電話回線5を介して警備会社の警備センター等へ通
報する。
【0007】制御部2は、あるセンサループから発報信
号を受けた場合には、登録テーブル3を参照して、当該
センサループがどのテナント番号に対応するものである
かを認識し、当該テナント番号に対応するテナントのエ
リアが警戒モードにある場合には当該テナントのエリア
に異常が発生したと判断して電話回線5を介して警備会
社の警備センター等に異常通報を行う。センサループか
ら発報信号を受けたときに、当該センサループが配置さ
れているテナントのエリアが解除モードにある場合には
制御部2は発報信号を無視して何の処理も行わない。
【0008】また、制御部2は、あるフロアのテナント
が全て警戒モードになった場合にはエレベータ制御手段
4に対して、当該フロアにエレベータを停止しないよう
に要求する信号を通知する。この信号を受けるとエレベ
ータ制御手段4は、当該フロアを不停止に設定する。こ
のことによって、当該フロアにはエレベータは停止しな
いようになる。そして、その後、当該フロアのテナント
の従業員がカード操作を行うと、当該テナントのエリア
は解除モードに切り換わるので、このとき制御部2はエ
レベータ制御手段4に対して、当該フロアにエレベータ
が停止するように要求する信号を通知する。なお、ここ
では、制御部2は、どのテナント番号に対応するテナン
トがどのフロアにあるかは別のテーブル(図示せず)に
よって認識できるものとする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テナントビ
ルでは、各テナントのエリアの清掃は、テナント毎に清
掃業者と契約するのが通常であり、その清掃は日曜日等
当該テナントのエリアが警戒モードにあるときに行われ
るのが通常である。そのような場合、従来においては清
掃業者は、警備装置の登録テーブル3に予め登録されて
いる識別番号が書き込まれているカードを操作して当該
テナントのエリアに対する動作モードを警戒モードから
解除モードに切り換えて当該テナントのエリアに入り、
清掃を行っているが、このようにテナントの従業員以外
にも警戒モードと解除モードの切り換えを行うことので
きるカードを持つことは防犯上望ましいことではない。
【0010】そこで、本発明の目的は、清掃の場合には
警備装置が清掃であることを認識できるようにすること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の警備装置は、警戒モードまたは解
除モードにある場合に清掃用であることを示す情報が書
き込まれたカードが操作された場合には清掃モードに入
り、当該カードに対応する清掃されるエリアに設置され
ている防犯センサが異常を示す信号を出力しても異常が
発生したとは判断しないことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の警備装置は、請求項1記載
の警備装置において、清掃モード時にはエレベータ制御
手段に対して清掃されるエリアのフロアにエレベータが
停止するように要求する信号を通知することを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の警備装置は、請求項1また
は2記載の警備装置において、清掃モードにある場合に
清掃用であることを示す情報が書き込まれたカードが操
作された場合には、清掃モードに入る前のモードに戻る
ことを特徴とする。
【0014】また、本発明に掛かるカードは、警備装置
のモード設定のためのカードであって、少なくとも清掃
用であることを示す情報が書き込まれていることを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ実施の形
態について説明する。図1は本発明に係る警備装置の一
実施形態を示す図であり、図中、6は清掃用テーブルを
示す。なお、図3と同等な構成要素については同一の符
号を付して重複する説明を省略する。
【0016】まず、当該テナントビルに入居しているテ
ナントと清掃業務の契約をしている清掃業者は、少なく
とも自己に割り当てられた識別番号が書き込まれている
カードを有している。この清掃業者毎に割り当てられた
識別番号が清掃用であることを示す情報となることは明
らかである。
【0017】さて、この警備装置の制御部2は清掃用テ
ーブル6を管理している。この清掃用テーブル6は、例
えば、図2に示すように、清掃業者に割り当てられた業
者番号毎に、その業者に割り当てられた識別番号と、そ
の業者が契約しているテナントのテナント番号、及びそ
れらのテナントのエリアに配置されているセンサループ
の番号が対応して書き込まれているものである。
【0018】さて、いま全てのテナントのエリアが警戒
モードにあるとし、清掃業者が清掃に赴いてカードの操
作を行ったとする。このときカードリーダ1は当該カー
ドに書き込まれた情報を読み取り、制御部2に渡す。制
御部2は、カードリーダ1から情報が渡されると、当該
情報の中の識別番号を認識し、登録テーブル3、清掃用
テーブル6を参照する。
【0019】このことによって、この場合には、制御部
2は当該識別番号が清掃業者に割り当てられたものであ
るかを認識することになる。そして、清掃用テーブル6
から当該識別番号に対応するテナント番号、センサルー
プ番号を認識して、当該テナント番号に対応するテナン
トのエリアに清掃モードを設定して電話回線5によって
警備センターに清掃モードに入ったことを通報する。な
お、このとき清掃業者の業者番号をも通報するようにす
るのが望ましいものである。
【0020】また、このとき制御部2は、エレベータ制
御手段4に対して、これらのテナント番号がどのフロア
に対応しているかを認識して、これらのフロアにエレベ
ータを停止するように要求する信号を通知する。
【0021】清掃中は作業者が動き回ったり、窓を開け
たりすることになるので、清掃の対象となっているテナ
ントのエリアに配置されているセンサループからは発報
信号が出力されることになるが、制御部2は、清掃モー
ドが設定されているテナントのエリアに配置されている
センサループからの発報信号は無視する。
【0022】清掃業者は契約している全てのテナントの
エリアの清掃が終了すると、再びカードを操作する。こ
のことによって、制御部2は、清掃モードを設定してい
たテナントのエリアに対する動作モードを、清掃モード
が設定される直前の動作モード、この場合には警戒モー
ドに戻すと共に、電話回線5を介して警備センターに清
掃モードが終了して再び警戒モードに戻ったことを通報
する。また、このとき制御部2は、エレベータ制御手段
4に対して、エレベータを停止するように要求していた
フロアにエレベータを停止させないように要求する信号
を通知する。
【0023】以上、清掃業者が有するカードを操作した
場合の動作について説明したが、テナントの従業員がカ
ードを操作した場合の動作は上述したと同様である。
【0024】以上のように、清掃を行うときには清掃業
者は清掃用であることを示す情報が書き込まれたカード
を操作するので、警備装置の制御部2は清掃であること
を認識して対応するテナントのエリアに対して清掃モー
ドを設定することができる。
【0025】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく種
々の変形が可能である。例えば、上記の説明では警備装
置はカード操作だけを行う方式のものであるとしたが、
本発明は、カード操作とキー操作を行う方式の警備装置
にも適用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る警備装置の一実施形態を示す図
である。
【図2】 警備装置の制御部2が管理する清掃用テーブ
ル6の構造の例を示す図である。
【図3】 従来のカードによって動作モードの設定を行
う方式の警備装置の概略の構成例を示す図である。
【図4】 警備装置の制御部2が管理する登録テーブル
3の構造の例を示す図である。
【符号の説明】
1…カードリーダ、2…制御部、3…登録テーブル、4
…エレベータ制御手段、5…電話回線、6…清掃用テー
ブル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警戒モードまたは解除モードにある場合
    に清掃用であることを示す情報が書き込まれたカードが
    操作された場合には清掃モードに入り、当該カードに対
    応する清掃されるエリアに設置されている防犯センサが
    異常を示す信号を出力しても異常が発生したとは判断し
    ないことを特徴とする警備装置。
  2. 【請求項2】 清掃モード時にはエレベータ制御手段に
    対して清掃されるエリアのフロアにエレベータが停止す
    るように要求する信号を通知することを特徴とする請求
    項1記載の警備装置。
  3. 【請求項3】 清掃モードにある場合に清掃用であるこ
    とを示す情報が書き込まれたカードが操作された場合に
    は、清掃モードに入る前のモードに戻ることを特徴とす
    る請求項1または2記載の警備装置。
  4. 【請求項4】 警備装置のモード設定のためのカードで
    あって、少なくとも清掃用であることを示す情報が書き
    込まれていることを特徴とするカード。
JP9133986A 1997-05-23 1997-05-23 警備装置及びそれに用いるカード Pending JPH10326394A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002094502A (ja) * 2000-05-25 2002-03-29 Inventio Ag 建物内において手続きを開始する方法
JP2006277394A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 警備システム、警備装置及び警備方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002094502A (ja) * 2000-05-25 2002-03-29 Inventio Ag 建物内において手続きを開始する方法
JP2013021717A (ja) * 2000-05-25 2013-01-31 Inventio Ag 建物内において手続きを開始する方法
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