JPS6397584A - エレベ−タの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は遠隔操作盤を備えたエレベータの制御装置に関
する。

（従来の技術） ホテル、旅館、商店等容サービスを目的とするエレベー
タの中には、店員が目視、ビデオカメラ。

呼鈴等で来客があることを知ると客の便宜を計るためあ
らかじめ客がエレベータに乗り込もうとする階にエレベ
ータを回送することのできる遠隔操作盤をフロント、店
員室、管理人室等に設置したものがある。

又、会社や事務所ビルでは重役やビルのオーナー等の特
定の重要人物の便宜を計るためあらかじめ重要人物がエ
レベータに乗り込もうとする階にエレベータを回送する
ことのできる遠隔操作盤を設置したものもある。

第５図はエレベータの制御装置のうち呼登録してからエ
レベータの運転指令が出されるまでの部分をブロック線
図で表わした図である。第５図において、カゴ呼登録装
置４、ホール呼登録装置５はカゴ呼、ホール呼をそれぞ
れ階床別、方向別にｐづ 登録して各々の呼に応答し終るまで幹を保持し、方向選
択装置７は呼登録装置に登録された呼の位置と現在のカ
ゴ位置とからエレベータが動くべき方向を決定し、運転
指令発生装置８は方向選択装置７からの信号を受は図示
しないエレベータの各種安全装置が正常であれば運転指
令を発生する。

第５図において、従来遠隔操作盤３の呼釦はカゴ操作盤
１の呼登録釦と並列に接続されており。

ことができる。これにより管理人室等のエレベータから
隔った場所にある遠隔操作盤３でカゴ呼を作りエレベー
タを希望する階へ回送することができた。

一方１個人のプライバシーが重視される近年エレベータ
の操作方式にカゴ呼優先運転を採用するものが増えてい
る。カゴ呼優先運転はカゴ呼が登録されるとホール呼に
は応答せずカゴ呼のみに応答する。カゴ内の乗客の行き
たい階まで直通運転することから客同志が鉢合せしたり
、客同志が同じカゴに乗り合せる可能性の少ないプライ
バシーを詐重したエレベータの操作方式である。第６図
は操作方式がカゴ呼優先運転であるエレベータ制御装置
の呼登録から運転指令が出されるまでの部分をブロック
線図で表わしたものである。第５図と比べ呼び登録装置
４．５と方向選択装置７との間にカゴ呼が発生した場合
にはカゴ呼のみに応答させるカゴ呼優先装置９が加えら
れている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来、来客を認知した管理人又は店員が客の便を計るた
め遠隔操作盤で来客のあった階の呼を登録してエレベー
タを回送しようとした時にたまた＃カゴ内に先客があり
カゴ呼が登録されていた場合、第６図のブロック図で示
されるように遠隔操作盤外は単にカゴ呼と並列に接続さ
れているだけなのでどちらの呼も同等に扱われるためエ
レベータは遠隔操作盤外とカゴ呼の両方の呼に応答して
運転される。このため乗客のためにエレベータを回送し
てもカゴ内の先客とこれから乗ろうとする客の行先階の
方向が異れば無意味な回送となるばかりか運転効率の低
下を招いていた。

また１客同志が鉢合せするのを防ぐためカゴ呼優先方式
を操作したエレベータにおいて、遠隔操作盤が設置され
ている場合にはカゴ内に先客があるのを知らずに遠隔操
作盤で来客のあった階へエレベータを回送させるとカゴ
内の先客と来訪した客とが鉢合せしてしまい客のプライ
バシーを守ることができない。

本発明は遠隔操作盤付エレベータにおいて運転効率が良
く、乗客のプライバシーを確保するエレベータの制御装
置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） カゴ呼を登録するカゴ呼登録装置とエレベータのホール
、カゴ以外に設けられた遠隔操作盤からの呼を登録する
遠隔操作盤呼登録装置とホール呼を登録するホール゛呼
登録装置のいずれかに呼が登録されるとカゴ呼、遠隔操
作盤外、ホール呼の順に優先順位を付けてエレベータを
呼に応答させる優先順位付装置とを有するエレベータの
制御装置。

（作　　用） カゴ呼登録装置と遠隔操作盤呼登録装置とホール呼登録
装置のいずれかに呼が登録されると優先順位付装置によ
りカゴ呼、遠隔操作盤外、ホール呼の順に優先順位を付
けてエレベータを呼に応答させる。

（実　施　例） 第１図は本発明によるエレベータ制御装置の呼登録から
エレベータ運転指令を出力するまでを表わすブロック図
である。従来は、第５，６図のようにカゴ操作盤１の呼
釦と遠隔操作盤３の呼釦が共にカゴ呼登録装置４に入力
されていた。本発明録装置６へ入力させることによりエ
レベータの制御装置がカゴ呼と遠隔操作盤外を区別でき
るようにした。さらにカゴ呼、遠隔操作盤呼、ホール呼
の順に優先順位を付けて応答する優先順位付装置１０を
設け、カゴ呼が９．録された場合にはカゴ呼のみに応答
し遠隔操作盤外とホール呼には応答せず、カゴ呼が登録
されていなく遠隔操作盤外が登録された場合には遠隔操
作盤外にのみ応答しホール呼に応答しないようにする。

第２図は第１図のブロック図をマイクロコンピュータを
用いて実施した例である制御盤内に収められたマイクロ
コンピュータ５０はＣＰｔ１５１．　ＲＡＭ５２゜ＲＯ
Ｍ５３．入出力インターフェース５４Ａ−５４０、パス
ライン５５を備える。

カゴ操作盤１．遠隔操作盤３、ホール呼釦２からの信号
は、入出力インターフェース５４Ａ〜５４Ｃを介してマ
イクロコンピュータ５０に入出力される。

入出力インターフェース５４Ｄを介してマイクロコンピ
ュータ５０からの信号が運転指令発生装置８１１！入力
され、運転指令信号が出力される。

第３図はエレベータの制御装置の構成図である。

４１は機械室に設置された制御盤、ｌはカゴ４０内に設
置されたカゴ操作盤、２Ａ〜２Ｆはホールに設置された
ホール呼釦、３は管理人室、店員室等に設置された遠隔
操作盤で行先階の呼釦３Ａ〜３Ｄが設けられている。

以上のように構成されたエレベータの制御装置において
以下にその作用を説明する。

カゴ操作盤１の呼釦からのカゴ呼信号はインターフェー
ス５４Ａを通してＲＡＭ５２のカゴ呼登録アドレスに記
憶される。ホール呼釦２からのホール呼信号はＲＡＭ５
２のホール呼登録アドレスに記憶される。

遠隔操作盤３の呼釦からの信号はＲＡＭ５２の遠隔操作
盤外アドレスに記憶される。

第４図はＣＰＵ５１で行われる処理を表わすフローチャ
ートであらかじめＲＯＭ５３に記憶されている。

第４図のフローチャートは第１図に示すブロック図中の
優先順位付装置ｌＯに相当するもので、カゴ呼、遠隔操
作盤外、ホール呼の３種類の呼のうちカゴ呼が登録され
た場合にはカゴ呼のみに応答し、カゴ呼が登録されてお
らず遠隔操作盤の呼が登録された場合には遠隔操作盤の
呼のみに応答し、カゴ呼も遠隔操作盤外も登録されてい
ない場合にはホール呼に応答するものである。　ＣＰＵ
５１において第４図のフローチャートの処理が行ねれる
と方向指令がインターフェース５４Ｄから出力されエレ
ベータ運転指令装置８に入力される。エレベータ運転指
令装置８ではエレベータの各種安全装置が正常であれば
エレベータ運転指令を出力する。減速指令についても同
様にカゴ呼が登録されている場合はカゴ呼に対してのみ
減速指令が出され、カゴ呼が登録されておらず遠隔操作
盤外が登録されている場合には遠隔操作盤外に対しての
み減速指令が出され、カゴ呼も遠隔操作盤外もｇ、録さ
れておらずホール呼のみ登録されている場合にはホール
呼に対して減速指令が出される。

さらに、遠隔抛作盤外に応答した場合の戸開時間を延長
させることにより来客があった階へエレベータを回送し
、客が乗り込むまでエレベータを待機させることもでき
る。これは呼登録装置を呼の種類毎に設けたことにより
エレベータ制御装置が呼の種類を判断することができる
ことによる。

〔発明の効果〕

本発明によればカゴ呼と遠隔操作盤外が同時に登録され
た場合でも呼の種類を判別し優先順位を付けて応答する
ためカゴ呼によるサービス終了後遠隔操作盤外に応答す
るのでカゴ内に乗客のいるエレベータを来客のため回送
したり、客のプライバシーを重視して客同志を鉢合せさ
せたりすることはない。又、ホール呼に関してもカゴ呼
、遠隔操作盤外によるサービス終了後応答するので客同
志が鉢合せすることがなく客のプライバシーを守ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるエレベータ制御装置の構成を示す
ブロック図、第２図はマイクロコンピュータによるエレ
ベータ制御装置の構成を示すブロック図、第３図は第１
図に示すブロック図を操作釦と共に示した構成図、第４
図は本発明によるエレベータ制御装置の動作を示すフロ
ーチャート。 第５図第６図は従来のエレベータ制御装置の構成を示す
ブロック図である。 １・・・カゴ操作盤　　　　２・・・ホール呼釦３・・
・遠隔操作盤　　　　４・・・カゴ呼登録装置５・・・
ホール呼登録装置 ６・・・遠隔操作盤外３１録装置 １０・・・優先順位付装置 第１図 第２図 第３図 第４図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カゴ呼を登録するカゴ呼登録装置と、 エレベータのホール、カゴ以外に設けられた遠隔操作盤
   からの呼を登録する遠隔操作盤呼登録装置と、 ホール呼を登録するホール呼登録装置と、 前記かご呼登録装置、遠隔操作盤呼登録装置。 ホール呼登録装置のいずれかに呼が登録されるとかご呼
   、遠隔操作盤呼、ホール呼の順に優先順位を付けてエレ
   ベータを呼に応答させる優先順位付装置 とを有するエレベータの制御装置。