JP2006085250A - 防災システム - Google Patents
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Abstract
【課題】学校等の防災システムにおいて、異常の発生をその内容を含めて迅速に通報し、さらに生徒等の点呼や避難誘導等を正確且つ迅速に行えるようにする。
【解決手段】アクセスポイント2、2…を介して校内ネットワーク1へ接続可能な携帯無線端末3、3…に、生徒等の出欠記録と確認(点呼)を行うための機能と、アクセス可能なアクセスポイントの位置から適切な避難経路を取得して表示する機能と、異常発生時にその異常内容に応じた緊急通報をアクセス可能なアクセスポイントの位置情報とともに簡単操作でセンタ通信装置4へ送信する機能を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】アクセスポイント2、2…を介して校内ネットワーク1へ接続可能な携帯無線端末3、3…に、生徒等の出欠記録と確認(点呼)を行うための機能と、アクセス可能なアクセスポイントの位置から適切な避難経路を取得して表示する機能と、異常発生時にその異常内容に応じた緊急通報をアクセス可能なアクセスポイントの位置情報とともに簡単操作でセンタ通信装置4へ送信する機能を設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は防災システムに係り、特に学校等での不測の事態発生の防止や迅速な対処を可能とする防災システムに関する。
学校等の構内への不審者の侵入や火災発生等の不測の事態に対処する対処法としては、監視カメラや各種センサによる監視、非常用ボタン押下による通報や警報ベルの鳴動等がある。しかし、特に不審者侵入の場合、入構してきた人物が不審者か否かを自動的に判断するのは容易でないから、教師や職員等の第一発見者が他職員等に通報して対処行動を迅速に行えるようにするのが好ましい。
不審者侵入等は、例えばグランドで授業中の教師が発見する確率が大きいが、このような場所では建物等に固定された非常用ボタンの所まで行かないと通報操作ができない。例え比較的近くにあっても子供達の安全確保の行動も同時に求められるから、そのような通報行動が困難な状況も起こりうる。
上記したような状況に対処するための従来技術として、例えば特許文献1に記載された「学校施設緊急連絡システム」がある。この従来技術では、PHS端末を各職員に所持させ、校内の複数個所にアンテナとPHS用基地局を配置し、職員室等にサーバを設けて校内LANを構成する。PHS端末にはそれぞれ固有の内線番号が与えられていて互いに通信が行えると共に、特定の呼出番号を緊急通報として利用する。緊急通報が発せられた場合にはその内容や通報者がサーバに表示され、またその通報を受信したアンテナ位置も表示することで問題発生の位置情報が表示される。
特開2003−346257号公報
前記した従来技術によれば、個々の職員がPHS端末を用いて通報やメッセージ交換できるので、固定場所に設置された非常用ボタン等のところまで行かなくても通報が可能となり、又通報を発報した位置、即ち問題発生場所もサーバ表示によって他職員が即座に認識できる。
しかし、異常な事態といってもその内容は火災、不審者の侵入、犯罪行為の発生等と種々ありうるが、PHS端末ではメール機能や通話によってその内容を通報する必要があり、発見者がそのための端末操作をやっている余裕のない場合がある。又、生徒達の安全確保のためには出席状況やその場にいるかどうかの確認、避難経路の把握などを迅速に行う必要もあり、上記従来技術ではこのような点での対応が難しい。
本発明の目的は、迅速な通報を異常事態の内容を含めて行え、さらに生徒がいるか否かの把握や避難経路の把握を迅速に行える防災システムを提供することにある。
本発明は、1又は複数の携帯無線端末と、校内ネットワークと、この校内ネットワークを介して前記携帯無線端末と通信するセンタ通信装置と、前記校内ネットワークと携帯無線端末とを接続するアクセスポイントとを備えた防災システムにおいて、
前記携帯無線端末は、当該携帯無線端末の所持者が管割するメンバーの出欠状況を登録し確認する第1機能と、異常事態発生時の避難経路を当該携帯無線端末がアクセス可能なアクセスポイントの位置情報をキーとして検索し取得する第2機能と、異常事態発生時にその異常事態の内容に応じた緊急通報とアクセス可能なアクセスポイントの位置情報とを前記校内ネットワークを介して前記センタ通信装置へ備えられた通報用ボタンの操作のみで通報する第3機能との内の少なくとも1つの機能を備えたことを特徴とする防災システムを開示する。
前記携帯無線端末は、当該携帯無線端末の所持者が管割するメンバーの出欠状況を登録し確認する第1機能と、異常事態発生時の避難経路を当該携帯無線端末がアクセス可能なアクセスポイントの位置情報をキーとして検索し取得する第2機能と、異常事態発生時にその異常事態の内容に応じた緊急通報とアクセス可能なアクセスポイントの位置情報とを前記校内ネットワークを介して前記センタ通信装置へ備えられた通報用ボタンの操作のみで通報する第3機能との内の少なくとも1つの機能を備えたことを特徴とする防災システムを開示する。
前記第一機能を備えれば、生徒等の出欠状況を記録しておき、異常時にはその記録を参照して点呼を容易・確実に行える。前記第2機能を備えれば、構内の情報に不慣れな場合でも避難誘導を正確且つ迅速に行える。さらに前記第3機能を備えれば、異常発生の内容と場所が簡単な操作でセンタ通信装置に伝えられ、この情報の表示や他携帯無線端末への通知により事態の全職員等による迅速な把握と対処が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図2は本発明の防災システムを構成する校内LANの説明図で、アンテナを備えたアクセスポイント2、2…が教室、グランド、職員室等に設けられ、また緊急ボタン5が廊下、階段等に設けられ、これらアクセスポイントや緊急ボタンは校内ネットワーク1に接続される。職員が所持する携帯無線端末3、3…は、いずれかのアクセスポイントの通信可能エリアにいる時に当該アクセスポイント経由でセンタ通信装置4又は他の携帯無線端末と通信可能である。センタ通信装置4はモバイル型パソコン等の、携帯無線端末と同様に移動可能な装置とする。
図1は、携帯無線端末3の操作面の例を示したもので、メニューボタン11、カーソル操作ボタン12、確定ボタン13、表示画面14等が図示されている。この他にも通常の携帯電話機と同様に電源オン/オフ、通話用のオン/オフフック、数字/文字入力等々のためのボタンが必要に応じて設けられるが、図1では本発明の特徴的な部分のみを図示している。
図3は、メニューボタン11を押下した時に表示されるメニューの一部を示しており、「緊急発報」「出欠」「避難点呼」「メール」「通話」「RFID READ」「避難経路」等から成っていて、カーソル操作ボタン12の操作で選択され、確定ボタン13押下で起動される。また数字キーが設けられていれば、メニュー項目に付けられた番号を入力して選択するようにしてもよい。
「緊急発報」は不審者発見時等に用いるもので、起動されると異常発生がセンタ通信装置4へ通報され、発報した携帯無線端末のID又は所持者名及び経由したアクセスポイント位置とともにセンタ通信装置4の表示画面へ表示される。またこの表示内容は、センタ通信装置4の処理によって他の携帯無線端末へも通知され、表示される。なお、この「緊急発報」メニュー選択時に、サブメニューとして「不審者発見」「火災発生」「生徒けが」等を表示し、それを選択・決定することで異常の内容に対応した緊急発報を行うようにすれば、他職員は即座に何が起こったかを認識できる。
「出欠」は、教師が出欠確認を教室等で行うときに用いるもので、これが起動された時は図1の表示画面14に例示したような表示が行われ、カーソル操作ボタン12及び確定ボタン13の操作によって出欠の記録を行う。この出欠データは当該携帯無線端末内の不揮発性メモリに格納するのが好ましい。又、センター通信装置へ送信してセンター通信装置側でも出欠状況を把握できるようにしてもよい。
「避難点呼」は、生徒達を避難させる時の点呼をサポートするモードで、起動すると「出欠」モードにより得られた出欠データが図1のように表示され、これをみて教師はグランド等にいるときでも容易且つ確実に点呼が行える。
「メール」「通話」はセンタ通信装置4と携帯無線端末3、3…との間、あるいは携帯無線端末3間のメール交換や通話を行うときに選択する。これは通常のPHS通話等と同様の機能であって、異常事態等の確認や校長等からの指示に用いる。
「RFID READ」は、生徒が自分のIDを格納した無線タグを所持していて、かつそれを読みとる機能を携帯無線端末が備えている時に利用できるモードで、この場合には「避難点呼」を自動化して短時間に行え、避難行動を迅速に行える。
「避難経路」は、生徒を誘導すべき避難経路を確認するためのモードで、これを選択・起動すると、通信可能なアクセスポイントと交信して自端末の位置を検出し、その位置に対応した避難経路を画面に表示する。これによって緊急時でも、またその学校に不慣れな職員であっても、適格な避難誘導を行うことができる。なおこの避難経路の情報は、センタ通信装置4に格納しておいて各携帯無線端末が校内ネットワーク1経由でアクセスして取得するようにしてもよいし、各携帯無線端末がその情報を内蔵して利用できるようにしてもよい。
なお、センタ通信装置4は、通常職員室に配置するが、職員室が火災等となった時は他の場所でも機能できる必要があり、このためにセンタ通信装置4はモバイル型のパソコン等の移動可能なものとしている。
1 校内ネットワーク
2 アクセスポイント
3 携帯無線端末
4 センタ通信装置
11 メニューボタン
12 カーソル操作ボタン
13 確定ボタン
14 表示画面
2 アクセスポイント
3 携帯無線端末
4 センタ通信装置
11 メニューボタン
12 カーソル操作ボタン
13 確定ボタン
14 表示画面
Claims (1)
- 1又は複数の携帯無線端末と、校内ネットワークと、この校内ネットワークを介して前記携帯無線端末と通信するセンタ通信装置と、前記校内ネットワークと携帯無線端末とを接続するアクセスポイントとを備えた防災システムにおいて、
前記携帯無線端末は、当該携帯無線端末の所持者が管割するメンバーの出欠状況を登録し確認する第1機能と、異常事態発生時の避難経路を当該携帯無線端末がアクセス可能なアクセスポイントの位置情報をキーとして検索し取得する第2機能と、異常事態発生時にその異常事態の内容に応じた緊急通報とアクセス可能なアクセスポイントの位置情報とを前記校内ネットワークを介して前記センタ通信装置へ備えられた通報用ボタンの操作のみで通報する第3機能との内の少なくとも1つの機能を備えたことを特徴とする防災システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004266833A JP2006085250A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 防災システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004266833A JP2006085250A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 防災システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006085250A true JP2006085250A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36163738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004266833A Pending JP2006085250A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 防災システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006085250A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021752A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Toa Corp | 緊急放送システムおよびその端末装置 |
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-
2004
- 2004-09-14 JP JP2004266833A patent/JP2006085250A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114333091B (zh) * | 2021-11-19 | 2024-04-16 | 合肥晶合集成电路股份有限公司 | 疏散点名系统、安全疏散方法、可读存储介质及电子设备 |
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