JP2013197684A - 端末装置、及び安否確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】災害発生時において、災害に関連する情報もしくは自身に関係する情報のみを迅速に確認することができる端末装置、及び安否確認システムを提供する。
【解決手段】本発明の端末装置は、通信部と、表示部と、メッセージ情報の送受信及び表示を行うメッセージ処理部と、災害発生を検知する災害検知部とを備える。さらに、災害検知部により災害発生が検知された場合に、メッセージ情報の表示様態を変更するようメッセージ処理部を制御する表示制御部を備える。表示制御部は、災害検知部により災害発生が検知された場合に、予め設定されている条件に該当するメッセージ情報や災害に関連するメッセージ情報を判別し、判別したメッセージ情報をタブにより分別表示するよう、メッセージ処理部を制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、広域通信網に接続されて通信を行う端末装置、及び安否確認システムに関するものであり、特に災害時において通信網を介した安否確認を行う端末装置、及び安否確認システムに関する。
近年、通信インフラの発達により、通信に関する様々な付加サービスが普及するようになってきた。例えば、地震等の災害時において、携帯電話網等の無線通信網を用いて捜索活動や安否確認を行うためのシステムが提案されている。
地震等の災害においては、災害地域にいる被災者の安否確認は、速やかに開始されることが望ましい。しかしながら災害発生後、即座に活動できるレスキュー隊の人員には限りがあり、こと大規模災害時は人員及び機材の不足が想定される。
上記の課題に対し、災害発生時に災害に遭う可能性のある人の安否を確認できるようにするため、災害発生域情報と当該災害発生域内の携帯端末加入者情報を基に、加入者端末へ災害通報を送信し、安否情報を加入者から返信を受けることで当該加入者が安全状態かどうか判断できるシステムや、位置情報を用いた安否確認システムが提案されている(例えば特許文献1〜3を参照)。
また、日本国内で震度6弱以上の地震など大規模な災害が発生した場合にメッセージの伝言板の役割を果たすシステムとして、各電話会社(事業者、キャリア)が提供する電子掲示板が存在する。この電子掲示板を用いることにより、災害時に電話網が輻輳状態になった場合の対処を行うことができる。
特開2003−248885号公報 特開2009−100391号公報 特開2003−248885号公報
しかしながら特許文献1〜3に開示されている技術では、被災者の安否情報は災害通報の送信者(サーバ側)のみしか把握できない。また、システムと端末とのやりとりがベースとなっているため、被災地域内の特定の端末加入者情報のみを取得することはできない。このため、被災地域内の家族、友人などの特定者の安否情報が把握できない。
また、上記の電子掲示板は、条件によっては使用できない。例えば現在の運用では、震度の閾値を震度6弱とし、この閾値を超えた場合にのみ伝言版の役割を果たす。このため、震度5弱、5強などのケースでは、電子掲示板を使用できない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、災害発生時において端末装置の所有者が、災害に関連する情報、もしくは所有者に関連のある情報のみを迅速に確認することができる端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の端末装置は、通信を行う通信部と、画像の表示を行う表示部と、前記通信部により通信網を介してメッセージ情報の送受信を行い、前記表示部に前記メッセージ情報を表示するメッセージ処理部と、災害発生を検知する災害検知部と、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に前記メッセージ情報の表示様態を変更するよう前記メッセージ処理部を制御する表示制御部と、を備えることを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の端末装置が備える前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、予め設定されている条件に該当する前記メッセージ情報を判別し、判別した前記メッセージ情報を分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御することを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の端末装置が備える前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、判別した前記メッセージ情報をタブを用いて分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御することを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の端末装置が備える前記表示制御部は、前記タブにより分別表示する前記メッセージ情報の条件設定を受け付け、前記条件設定に基づいて分別表示を行うことを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の端末装置が備える前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、前記災害に関連する前記メッセージ情報を判別し、前記タブとして災害用タブを作成し、判別した前記メッセージ情報を前記災害用タブにより分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御することを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の端末装置が備える前記表示制御部は、前記分別表示を行う条件を受け付け、前記条件を満たす場合に、判別した前記メッセージ情報を前記タブを用いて分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御することを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の端末装置が備える前記メッセージ処理部は、前記通信部を用いて、ツイッターシステムで用いられるツイッター管理サーバに接続し、前記ツイッター管理サーバとの間で前記メッセージ情報の送受信を行い、前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、前記ツイッター管理サーバより受信した前記メッセージ情報を前記タブを用いて分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御することを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の安否確認システムは上記のいずれかの構成の端末装置と、広域通信網に接続されてメッセージ情報の送受信を管理する行うメッセージ管理サーバと、災害発生の検知及び災害発生の報知を行う災害監視システムと、を含むことを特徴としている。
また上記目的を達成するために本発明の安否確認システムは、前記端末装置が、前記端末装置の使用者が被災者であるか否かを示す使用者情報の入力を受け付け、前記使用者情報を前記ツイッター管理サーバへ送信し、前記ツイッター管理サーバは、前記使用者情報に基づいて、被災者が使用している前記端末装置より受信した前記メッセージ情報と、被災者以外が使用している前記端末装置より受信した前記メッセージ情報とを判別し、前記判別の結果に基づいて前記メッセージ情報の配信を行うことを特徴としている。
本発明の端末装置によれば、災害発生時において、端末装置使用者の関係者や被災者が送信したメッセージ情報を、タブを用いて分別表示することができる。このため使用者は、安否確認を行いたい人物に関する情報を、迅速に確認することができる。
本発明の端末装置が含まれる安否確認システムの構成を示すブロック図である。 本発明の端末装置の構成を示すブロック図である。 端末装置のメッセージ表示画面を示す画面図である。 端末装置のメッセージ表示画面を示す画面図である。 端末装置のメッセージ表示画面を示す画面図である。 本発明の端末装置が実施する災害時表示処理を示すフロー図である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.システム構成について〉
ここで、本発明の一実施形態に係る携帯電話100(=端末装置)が含まれる安否確認システムの構成を、図1のブロック図を用いながら説明する。安否確認システムは少なくとも、携帯電話100、携帯電話網200(=通信網)、インターネット300(=通信網)、災害監視システム400、及びツイッター管理サーバ500(=メッセージ管理サーバ)を含むように構成されている。
携帯電話100は、携帯電話網200に接続されることにより、携帯電話網200を介した音声通信やデータ通信が可能な端末装置である。また携帯電話100は、携帯電話網200を介して、災害監視システム400が配信する災害情報を受信する機能を備える。なお、携帯電話100の内部構造の詳細については後述する。
携帯電話網200は、複数の携帯電話100が無線接続された広域無線通信網である。携帯電話100は携帯電話網200に接続されることにより、相互に通信が可能となっている。なお、携帯電話網200を構成する物理的な手段としては、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)等の無線通信方式があげられる。また携帯電話網200は、インターネット300にも接続されている。
インターネット300は、複数のネットワークを相互接続して構築された広域通信網である。インターネット300は、大小様々なコンピュータネットワークを相互に連結させて、国際的な通信ネットワークが構築されている。通信プロトコルとしては主に、TCP/IPが標準的なプロトコルとして採用されている。
災害監視システム400は、災害発生時において災害発生地域や災害発生状況等を示す災害情報を、広域通信網を介して配信するシステムである。災害監視システム400には、例えば気象庁のような公的機関や、企業が運営するサーバ施設等が含まれる。
ツイッター管理サーバ500は、ツイッターシステムの制御を行う通信制御装置である。ツイッターシステムは、インターネット等の広域通信網を利用した情報配信システムの一種であり、不特定多数の端末装置よりメッセージ情報を収集し、不特定多数の端末装置に対してメッセージ情報を即座に配信することを特徴とする。
ツイッターシステムでは、ユーザがツイッタークライアントに文字を入力することにより、他のツイッタークライアント、つまり不特定多数の人間に対して自分自身の情報を送信したり、情報を共有したりすることができる。この文字入力のことを一般に「つぶやく」または「ツイート」するという。また、文字入力されたメッセージ情報を「つぶやき」という。
一般的なツイッタークライアントは、時系列(タイムライン)で縦方向につぶやきをリスト表示し、画面の上位に新しいつぶやきを表示する。またつぶやきには、GPS等により取得した位置情報を付加することもできる。
ツイッタークライアントアプリケーション(以下、「ツイッターアプリ」という)の一つとして、Janetterがあげられる。このツイッターアプリは、「フォローメンバーのつぶやき」、「自分への返信」、「ダイレクトメッセージ」、「その他」などのタブを用いて、つぶやきをタブ単位で分別して表示することが可能である。このような表示様態は一般的に、タブ表示と呼ばれている。(Janetter情報URL:http://www.forest.impress.co.jp/docs/special/20110210#426041.html)
また、位置情報を利用したツイッターアプリとして、TwitterMapがあげられる。このツイッターアプリは、自身や周辺のつぶやきを地図上に表示可能である。(TwitterMap情報URL:http://tweetmap.info/gadget.html )
しかしながら上記で例示したような従来のツイッターアプリは、最新のつぶやきしか掲載されないため、災害発生時において、災害に関連するつぶやきとそれ以外のつぶやきが混在するという問題があった。また、地図上につぶやきを表示させた場合、被災地において大量のつぶやきが重なり、全てのつぶやきを把握するのが難しいという問題があった。本発明の端末装置は、上記の問題を回避するため、以下の構成をとる。
〈2.携帯電話の内部構成について〉
ここで、本発明の一実施形態に係る携帯電話100の内部構成を、図2のブロック図を用いながら説明する。
図2に示すように、本実施形態の携帯電話100は少なくとも、制御部11(=メッセージ処理部、災害検知部)、通信部12、LCD13(=表示部)、キーパッド14、メモリ15、ROM16、スピーカ部17、音声入力部18、及び表示制御部19を含むように構成されている。
制御部11は、携帯電話100を構成する各部の動作を制御することにより、通話処理や画面表示処理等を行う。制御部11は、例えば複数のマイクロプロセッサから構成されている。また制御部11は、各装置の制御やデータの計算、加工処理等を行う中枢部分となっている。また制御部11は、後述するツイッターアプリを実行することにより、つぶやき(=メッセージ情報)の送受信や、つぶやきの表示を行う。
通信部12は、図示しないアンテナにより受信した電波を復調する受信処理を行う。そして復調した文字データ及び画像データ等の受信データを、所定の通信プロトコルに基づいて制御部11に送る。また通信部12は、制御部11から送られてくる文字データ及び画像データ等を変調して増幅し、アンテナを介して基地局に送信する送信処理を行う。
LCD13は、液晶ディスプレイ等の表示装置と、ドライバ部とを含む。ドライバ部は、画像データのデコードを行い、表示装置の各画素電極に対して駆動電圧を印加する。これを受けた表示装置は、印加された駆動電圧に基づいて画像を表示する。これにより、携帯電話100が保持する各種情報の表示を行うことが可能である。
キーパッド14は、ユーザが携帯電話100に対して、発呼指示や電子メール作成指示等の各種指示を入力するためのものである。キーパッド14により入力された指示は制御部11により受け付けられ、指示の内容に基づいて各種制御処理が行われる。
メモリ15は、制御部11が各種処理を実施する際の処理データを一時的に記録する読み書き可能な記録媒体である。例えばキーパッド14が検知したユーザ操作の内容や、ユーザ操作に基づいて設定される各設定項目のオン/オフ情報等を記録する。
ROM16は、プログラムや工場出荷時の各種設定情報等、ユーザによる書き換えが行われることのない情報を記録する、読み取り専用の記録媒体である。ROM16例えば、制御部11が実行するファームウェアプログラム等を記録している。
スピーカ部17は、制御部11から与えられる音声データのD/A(Digital-to-Analogue)変換を行い、変換により得られた音声信号に基づいて音声の出力を行う。音声入力部18は、図示しないマイクより入力された音声から音声信号を生成し、さらにA/D(Analogue-to-Digital)変換を行うことにより音声データに変換し、制御部11に与える。
表示制御部19は、通信部12により取得された災害情報に基づいて、LCD13に表示する画像の表示制御を行う。より具体的には表示制御部19は、制御部11により災害情報が検知された場合に、ツイッター表示画面におけるタブの追加や、一部画像の強調表示等を行う。表示制御部19が行う表示制御の詳細について、次に説明する。
〈3.ツイッター表示画面について〉
図3は、制御部11が実行するツイッターアプリによってLCD13に表示されるツイッターアプリの表示画面の一例を示した画面図である。また図4及び図5は、表示制御部19により表示制御がなされた表示画面の一例を示した画面図である。
図3の画面は、タブ表示を用いないツイッターアプリの表示画面であり、つまり従来技術の表示画面と同じ画面である。従来のツイッターアプリの表示画面を安否確認に使用する場合、災害に関連する情報、例えば被災地情報や警報情報等を、分別して表示することができない。
そこで表示制御部19は、図4または図5に示すように、災害発生時にタブ表示を行うよう、表示様態を変更する。さらに災害時用のタブとして「家族」「友人」「被災者周辺」「災害地域に近い人」「自分周辺」等の災害用タブを用いた表示を行う。
「家族」及び「友人」は、ユーザの身近な人物の安否を確認するための災害時用タブである。また「被災者周辺」、「災害地域に近い人」、及び「自分周辺」は、被災者を安全な場所へ避難誘導するのに有益な情報や、或いは自分が被災者である場合に自分が避難するのに有益な情報を得るための災害時用タブである。
災害発生直後においては、「家族」や「友人」等の災害時用タブによりその安否が確認されたとしても、その後も各人が安全であるとは限らない。例えば地震が発生した直後の安否確認では被災していなくても、その後に発生した火事や津波等によって被災する可能性がある。
従って、家族や友人に対して避難誘導を行うべきか否かを、判断する必要がある。この際、家族や友人の位置情報と、「被災者周辺」及び「災害地域に近い人」に表示されるつぶやきによって、各人が避難のために移動すべきか否か、移動するとしてもどこへ、どの方向へ、どのルートで移動すべきか、といった判断を行うことが可能である。
一方、自分が被災者である場合、つぶやきにより自分の安否を他者へ通知した後、自分が避難すべきか否かを判断する必要がある。この際、「自分周辺」に表示されるつぶやきによって、自分が避難のために移動すべきか否か、移動するとしてもどこへ、どの方向へ、どのルートで移動すべきか、といった判断を行うことが可能である。
緊急地震速報の受信等により制御部11により災害発生が検知された場合、表示制御部19は、上記の図4または図5に示すように表示様態を変更する。なお災害用タブの内容や、各災害用タブに表示するつぶやきの条件設定等は、予めユーザ設定可能とする。例えば、災害用タブでつぶやきを表示する人物(例えば家族や友人)のアカウントを、ツイッターアプリに登録する登録設定を受け付ける。
災害発生時のつぶやき表示画面では、この登録されている人物のつぶやきを、災害用タブを用いて表示する。これによりユーザは、いち早く、身近な人の安否情報や被災地周辺者のつぶやきをリアルタイムで取得することができる。
また表示制御部19は、事前にユーザ設定により、災害発生時のつぶやき表示画面に移行する移行条件を受け付ける。具体的な設定方法としては、例えば地震発生時における震度を、移行条件として受け付ける。受け付けた震度を超える地震が発生したことが地震情報等により検知された場合、災害発生時のつぶやき表示画面に移行する。一方、受け付けた震度を超えない場合は、通常のつぶやき表示画面を維持する。
〈4.災害時表示処理について〉
ここで、本発明の一実施形態における端末装置を用いた、災害時表示処理について、図6のフロー図を用いながら説明する。
図6に示す処理フローは、携帯電話100の電源が起動されている状態において、ツイッターアプリの起動指示が検知された時点で開始される。本処理の開始後、制御部11はステップS110において、ツイッターアプリの起動を行う。
次に制御部11はステップS120において、災害用タブの作成指示を受け付ける。より具体的には、タブ作成用の設定画面をLCD13に表示し、キーパッド14による災タブ作成操作を受け付ける。これにより例えば、災害用タブに家族や知人のアカウントが登録される。
次に制御部11はステップS130において、通常モードによる動作を開始する。これにより図3に示す通常のツイッター画面が、LCD13に表示される。
次に表示制御部19はステップS140において、災害発生が検知されたか否かを判定する。具体的には例えば、通信部12により緊急地震速報が受信された場合に、災害発生が検知されたとみなす。災害発生が検知されていない場合、後述するステップS180へ移行する。災害発生が検知された場合、表示制御部19はステップS150において、災害用タブ用いたツイッター画面表示する。これにより、図4または図5に示す画面状態となる。
次に制御部11はステップS160において、災害時用の動作モード(以下、「災害時モード」という)による動作を開始する。なお災害時モードへの切り替えは、災害発生検知時において自動で行う形態でもよいし、ユーザが通常モードと災害時モードとを手動で切り替える形態でもよい。
災害時モードにおいて制御部11は、ユーザが被災者であるか否かに関する操作入力を受け付ける。ユーザが被災者である場合、制御部11は、災害時モードにおいてつぶやき(=メッセージ情報)が入力されると、通常時のつぶやきと判別するための付加情報を付加してから送信する。
これによりツイッター管理サーバ500は、被災者のつぶやきとそれ以外のつぶやきとを判別できる。また制御部11は、災害時モードにおいて入力されたつぶやきに対して、GPS等で取得した位置情報を付加してから送信する。これによりツイッター管理サーバ500は、被災者の位置を判別できる。
ツイッター管理サーバ500は、災害時モードの携帯電話100より受信したつぶやきを配信する際に、配信データに上記の付加情報及び位置情報を付加する。これにより、受信側の携帯電話100で被災者のつぶやきや、自身周辺のつぶやきを判別できるようにする。
次に制御部11はステップS170において、災害履歴の管理を開始する。これにより、災害時に検知されたデータや送受信されたデータを、その他の通常データと区別できるようにする。災害時のデータはメモリ15に記録し、後で削除や復元を可能とする。
次に制御部11はステップS180において、ツイッターアプリの終了指示を検知したか否かを判定する。終了指示を検知した場合、本処理を終了する。終了指示を検知していない場合、再びステップS150へ移行する。なお以上の処理フローは、携帯電話100に対する電源供給が停止される等により、携帯電話100が稼働停止状態となった時点で、実施中のステップに関係なく終了する。
以上に説明した本実施形態によれば、災害発生において一刻も早く被災者の安否を確認したい場合に、身近な人の安否情報を迅速に取得できる。また被災者のつぶやきの内容、さらには被災者がつぶやきを行うことができるという事実から、その安否を確認することができる。このため、ネットニュース、テレビ、ラジオ情報よりも迅速に情報取得できる。
また本実施形態によれば、災害発生以降のつぶやきを、ツイッター管理サーバ500や携帯電話100に残すことができる。このため、従来のツイッターアプリのように、最新のつぶやきしか掲載されない状態を回避できる。また、地図上につぶやきが重なる等により、被災地域のつぶやきを把握するのが困難となることもない。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)上記の実施形態では、携帯電話100が災害発生を検知するための手段として災害監視システム400を例示しているが、これ以外の手段により災害発生を検知する形態でもよい。例えば携帯電話100がワンセグ放送受信機能を備え、ワンセグ放送で配信される緊急地震速報等により、災害発生を検知する形態でもよい。
(B)上記の実施形態では、本発明の災害時表示機能を備えた端末装置として携帯電話100を例にあげているが、広域通信網に接続可能な端末装置であれば、これ以外の端末装置において本発明を実施する形態でもよい。例えば、PHS、PDA、ノートパソコン、タブレット端末等において実施する形態であってもよい。
(C)上記の実施形態では、本発明の災害時表示処理に関わる携帯電話100の各種機能部が、マイクロプロセッサ等の演算処理装置上で所定のプログラムを実行することにより実現されているが、各種機能部が複数の回路により実現される形態でもよい。また上記の実施形態では、制御部11と表示制御部19とが異なる機能部として存在する構成を例示しているが、表示制御部19が制御部11の内部に含まれる形態でもよい。
100 携帯電話(端末装置)
200 携帯電話網(通信網)
300 インターネット(通信網)
400 災害監視システム
500 ツイッター管理サーバ(メッセージ管理サーバ)
11 制御部(メッセージ処理部、災害検知部)
12 通信部
13 LCD(表示部)
14 キーパッド
15 メモリ
16 ROM
17 スピーカ部
18 音声入力部
19 表示制御部

Claims (9)

  1. 通信を行う通信部と、
    画像の表示を行う表示部と、
    前記通信部により通信網を介してメッセージ情報の送受信を行い、前記表示部に前記メッセージ情報を表示するメッセージ処理部と、
    災害発生を検知する災害検知部と、
    前記災害検知部により災害発生が検知された場合に前記メッセージ情報の表示様態を変更するよう前記メッセージ処理部を制御する表示制御部と、を備えること
    を特徴とする端末装置。
  2. 前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、予め設定されている条件に該当する前記メッセージ情報を判別し、判別した前記メッセージ情報を分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、判別した前記メッセージ情報をタブを用いて分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記表示制御部は、前記タブにより分別表示する前記メッセージ情報の条件設定を受け付け、前記条件設定に基づいて分別表示を行うこと
    を特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、前記災害に関連する前記メッセージ情報を判別し、前記タブとして災害用タブを作成し、判別した前記メッセージ情報を前記災害用タブにより分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御すること
    を特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記表示制御部は、前記分別表示を行う条件を受け付け、前記条件を満たす場合に、判別した前記メッセージ情報を前記タブを用いて分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御すること
    を特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記メッセージ処理部は、前記通信部を用いて、ツイッターシステムで用いられるツイッター管理サーバに接続し、前記ツイッター管理サーバとの間で前記メッセージ情報の送受信を行い、
    前記表示制御部は、前記災害検知部により災害発生が検知された場合に、前記ツイッター管理サーバより受信した前記メッセージ情報を前記タブを用いて分別表示するよう前記メッセージ処理部を制御すること
    を特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の端末装置と、
    広域通信網に接続されてメッセージ情報の送受信を管理する行うメッセージ管理サーバと、
    災害発生の検知及び災害発生の報知を行う災害監視システムと、を含むこと
    を特徴とする安否確認システム。
  9. 前記端末装置は、前記端末装置の使用者が被災者であるか否かを示す使用者情報の入力を受け付け、前記使用者情報を前記ツイッター管理サーバへ送信し、
    前記ツイッター管理サーバは、前記使用者情報に基づいて、被災者が使用している前記端末装置より受信した前記メッセージ情報と、被災者以外が使用している前記端末装置より受信した前記メッセージ情報とを判別し、前記判別の結果に基づいて前記メッセージ情報の配信を行うこと
    を特徴とする請求項8に記載の安否確認システム。
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