JP4818901B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

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本発明は、タブ等(項目情報)により機能毎の実行画面を切替え表示可能な、特に、携帯電話に用いて好適な、携帯情報端末に関する。
現在普及している携帯電話等の携帯情報端末は、小型軽量化とともに操作性の向上が最重要設計事項になっている。高機能化が進む一方で、様々な機能について効果的な選択操作を実現しようとしても比較的少ない表示領域しか持たない携帯電話においては限界があり、一度にたくさんの情報を表示することができない。
このため、待受画面は、背景表示、時計表示、カレンダ表示、貼付メモ、アイコン等、互いの表示が重ならないように表示位置をユーザが指定し、あるいは待受画面に表示される内容を設定やキー押下で切替え、アイコンを小さくすることで対応していた。
その一方、従来、携帯電話における電話帳表示や発着信履歴表示等の単一機能において、タブにより切替え表示が可能なシートを複数備え、それぞれのシートを機能別に割当て報知事項を表示する表示形態が知られている。
また、携帯電話の機能設定時に、現在どの機能(通信、メール、カメラ)についての操作や設定を行なっているかを判りやすくするために、機能設定のための実行画面毎にタブを付してマルチウインドウ表示を行い、タブを選択操作(切替え)により該当する機能設定画面をアクティブ表示する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−283635号公報
従来の携帯電話は、待受表示のための画面領域が比較的小さく限られた領域であったにもかかわらず、高機能化に伴い表示すべき情報量が増える一方であったため、表示アイコンをできる限り小さくし、あるいは配置を工夫したりすることで、表示が重ならないように対応していたが、表示内容の煩雑さはぬぐえず、見映えが悪かった。
一方、特許文献1に開示された技術によれば、タブ切替えにより該当する機能設定画面がアクティブ表示され他のウイドウは隠れるため、表示内容の煩雑さは解消され、見た目は改善される。しかしながら、切替先のウインドウは機能設定画面にすぎないため、機能実行の観点からの操作性に関しては依然として解消されない。
本発明は上記した事情に基づいてなされたものであり、待受画面の報知情報量が増加したことに伴い待受画面が雑然としてしまうことを防ぐとともに、機能実行の観点からの操作性の向上をはかった、携帯情報端末を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の携帯情報端末は、ユーザへの報知事項が生成される複数の機能に対応付けられた複数の選択領域を有するとともに、選択された選択領域のみを他の選択領域とは異なる形態で表示させる項目情報表示領域、および複数の選択領域のうちの選択された一つの選択領域に関する機能の報知事項を示す報知情報を表示可能な報知情報表示領域を有する待機画面を表示可能な表示部と、複数の機能を実行可能であって、いずれかの機能が実行されると、前記表示部を、待機画面から実行する機能に応じた実行画面に切替えて表示させる制御部とを備え、前記制御部は、前記待機画面からいずれかの機能が実行される実行画面に切替える際、待機画面において選択していた選択領域の種別を記憶しておき、実行画面から再度待機画面に復帰する際に、実行した機能に関する新たな報知事項が生じた場合には待機画面を表示する際に前記新たな事項の生じた機能に対応する選択領域を選択した状態で表示し、新たな報知事項が無い場合には、前記記憶しておいた選択領域を選択した状態で表示させるように制御する。
また、本発明の携帯情報端末において、前記制御部は、前記複数の機能のうちのいずれかが実行される状態において、全ての実行中機能が終了あるいは中断されて待機画面に復帰する際、待機画面として前記報知情報表示領域と前記選択領域とを前記表示部に表示させるように構成してもよい。
また、本発明の携帯情報端末において、通信部を更に備え、前記制御部は、前記通信部を用いる所定の機能を実行して所定の情報の受信が生じた場合に、当該所定の受信発生を前記所定の機能に関する前記新たな報知事項とするように構成してもよい。
また、本発明の携帯情報端末において、前記制御部に指示入力を行う操作部を有し、前記制御部は、前記操作部により前記複数の選択領域のいずれかが選択指示されると、選択された選択領域を他の選択領域とは異なる形態にて表示させるように構成してもよい。
本発明によれば、待受画面の報知情報量が増加したことに伴い待受画面が雑然としてしまうことを防ぐとともに、機能実行の観点からの操作性の向上をはかった、携帯情報端末を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の画面遷移時における各画面構成の一例を示す図である。
図1において、符号Aが付された画面は、時計が表示される通常の待受画面を、符号B〜Eが付された画面は、タブ待受画面を示す。なお、タブとは、ユーザへの報知事項が生成される複数の機能に対応付けられた複数の選択領域を有するとともに、選択された選択領域のみを他の選択領域とは異なる形態で表示させる、符号1で示される項目情報表示領域(タブ表示領域)のことをいう。
上記したタブ待受画面B〜Eにおいて、カレンダ、貼付メモ、BCMCS(Broadcast/Multicast Service)、機能切換えのための実行画面が表示される各シートには、カレンダタブ、貼付メモタブ、お知らせタブ、機能切換タブのそれぞれがタイトル付で付加されている。上記したタブ待受画面B〜Eにおいて、カレンダタブを選択中は「カレンダタブ」が、貼付メモタブを選択中は「貼付メモタブ」が、お知らせタブを選択中は「お知らせタブ」が、機能切替えタブを選択中は「機能切替えタブ」が、ユーザへの報知情報タブとして他のタブとは異なる形態で表示される。ここで、表示形態としては、対応する実行画面と同色で優先表示(アクティブ表示)することが考えられる。また、ユーザは、上記したいずれのタブも選択されない「タブ非選択」状態も選択することができ、この場合、携帯電話は、符号Aで示されるように、ユーザの好みの画像や時計等、中断中アイコン表示を伴わないいわゆる待受画面のみ表示される待機画面を表示することができる。
なお、符号2で示される領域は、「複数の選択領域のうちの選択された一つの選択領域に関する機能の報知事項を示す報知情報を表示可能な報知情報表示領域」としてのシート表示領域を、符号3で示される領域はソフトキー表示領域をそれぞれ示す。それぞれ示す。
また、上記した「貼付メモ」とは、メールアドレスや電話番号、URL(Uniform Resource Locator)、メモ等の情報を付箋紙のように待受画面に貼り付け、当該貼り付けた貼付メモを選べば直ぐにメールや電話、スケジュール確認、サイト接続を可能とする機能をいう。
上記した画面構成において、タブが未選択の状態である通常の待受画面Aの状態から、タブが選択状態にあるタブ待受画面B〜Eの各状態に移行する際には、それぞれのタブのシート表示に対応して割り付けられたワンタッチキー、もしくは任意のキーを押下することで、あるいはニュース受信等のイベントの発生により遷移するものとする。
タブ表示領域1に表示されたタブの一つが選択されると、そのタブに対応して設けられるシート表示領域2の内容が表示される。タブの選択(切替え)は、携帯電話の操作部に割り付けられた左右キー等で、B→C→D→Eの順で切替えるか、もしくはタッチキーや画面上のポインタ等でA→C、B→Dなどの遷移も可能にしている。また、タブ待ち受け画面に遷移して所定の機能を実行後、通常は時計表示の通常の待受画面に復帰するが、復帰時、不在着信、メール受信、ニュース受信等のイベントが発生した場合、そのイベント発生の内容が反映されたタブ待受画面に遷移する。詳細は後述する。また、選択中のタブは色を変更して表示される。
なお、ソフトキー表示領域3には、各シートの表示内容に合った適切なソフトキーが表示され、シートによっては表示の有無も異なる。B〜Eで示すタブ待受画面から通常の待受画面Aに戻る際も、任意のキー押下でどの画面からも遷移可能とする。
図2は、本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の内部構成を示すブロック図である。ここでは、携帯情報端末として、携帯電話10が例示されている。図2に示されるように、携帯電話10は、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、音声処理部14、スピーカ15(SP)と、マイクロフォン(以下、マイクという)16(MIC)と、表示部17と、操作部18とにより構成される。
通信部11は、不図示の基地局のいずれかによって割り当てられるチャネルを介し、当該基地局との間で無線信号の送受信を行う。ここでは、発着信の他に所望のサーバに接続してのWebページの取得や、BCMCSによる契約サーバ(不図示)からのデータの配信を受ける。
制御部12は、複数の機能(アプリケーションプログラム)を実行可能であって、いずれかの機能が実行されると、後述する表示部17を、待機画面から実行する機能に応じた実行画面に切替えて表示させる機能を持つ。具体的に、制御部12は、待機画面からいずれかの機能が実行される実行画面に切替える際、待機画面において選択していた選択領域の種別を記憶しておき、実行画面から再度待機画面に復帰する際に、実行した機能に関する新たな報知事項が生じた場合には待機画面を表示する際に新たな事項の生じた機能に対応する選択領域を選択した状態で表示し、新たな報知事項が無い場合には、記憶しておいた選択領域を選択した状態で表示させるように制御する。詳細は後述する。
記憶部13は、制御部12において処理に利用される各種のデータを記憶する。例えば、制御部12に備わるコンピュータのプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。
本発明と特に関係するところでは、タブ判別記憶テーブル121と、システム退避領域122とが割り付けられ記憶される。
タブ判別記憶テーブル131には、図3にそのデータ構造の一例が示されるように、タブ番号(タブNo.)1311と、待受け表示内容1312と、タブ判別フラグ1313とが対応付けられ記憶される。タブ番号1311は、タブ表示領域1に表示されるタブを特定する番号、待受表示内容1312は、シート表示領域2に表示されるシートの内容を、タブ判別フラグ1313は、選択中のタブを示す。なお、図3中、★マークは、イベント発生後に表示される更新情報の一例を示している。詳細は後述する。また、システム退避領域132には、イベント発生により、アプリケーションプログラム(以下、単にアプリという)の実行が中断される毎、中断中アプリの中断直前の処理中データ、およびシステム情報が、復帰用に退避され記憶される。
なお、上記した記憶部13は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
音声処理部14は、スピーカ15から出力される音声信号やマイク16において入力される音声信号の処理を行う。
すなわち、音声処理部14は、マイク16から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部12に出力する。
また、音声処理部14は、制御部12から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ15に出力する。
表示部17は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部12から供給される映像信号に応じた画像(図1など)を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。ここでは、待受画面として、図1に示した待受画面Aと、タブ待受画面B〜Eとを切替え表示する。
また、操作部18は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キー、前述のワンタッチキーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部12に入力する。ここでは、待受画面に表示されるタブ選択のための入力手段として使用される。
制御部12は、図2にその内部構成が機能展開して示されるように、主制御部120と、アプリ実行制御部121と、待受表示内容更新制御部122と、判別フラグ更新制御部123と、表示制御部124と、により構成される。
主制御部120は、待機画面からいずれかの機能が実行される実行画面に切替える際、待機画面において選択していた選択領域の種別を記憶しておき、実行画面から再度待機画面に復帰する際に、実行した機能に関する新たな報知事項が生じた場合には待機画面を表示する際に新たな事項の生じた機能に対応する選択領域を選択した状態で表示し、新たな報知事項が無い場合には、記憶しておいた選択領域を選択した状態で表示させるように制御する、制御部12が持つ機能を実現するための制御中枢となり、ここでは、後述する各ブロックのシーケンス制御を司る。
アプリ実行部121は、時計、カレンダ、貼付メモ、BCMCS、機能切替え等、複数のアプリを実行する機能を有し、また、後述する記憶部13に割り付けられ記憶されるシステム退避領域132を使用して実行アプリの起動、実行、中断もしくは終了の各ステータスを管理する。
待受表示内容更新制御部122は、記憶部13に割り付けられたタブ判別記憶テーブル131の待受表示内容フィールドに、アプリ実行部121により生成される表示情報を書き込む(更新する)機能を持ち、また、判別フラグ更新制御部123は、同じく記憶部13に割り付けられるタブ判別記憶テーブル131の各待受表示内容フィールドに対応して設けられるタブの選択状態を示すタブ判別フラグを更新する機能を持つ。
表示制御部124は、記憶部13に割り付けられ記憶されるタブ判別記憶テーブル131の表示内容を表示部17の表示タイミングに同期して読み出し、選択中のタブに対応する待受表示内容を表示部17に優先表示(アクティブ表示)する機能を持つ。
なお、上記した各ブロック120〜125がそれぞれ持つ機能は、記憶部13に記憶されるそれぞれのプログラムを制御部12で実行することにより達成されるものであって、制御部12内において実体的に他のブロックと区分され内蔵されるもののみを指すのではなく、あくまで説明の簡略化のために各処理部を分けて表現したものである。
図4、図5は、図1〜図3に示す本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の動作を示すフローチャートであり、タブ判別記憶テーブル131のアクセス処理、待受表示内容の更新処理のそれぞれの流れを示す。
以下、図4、図5のフローチャートを参照しながら、図1〜図3に示す本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の動作について詳細に説明する。
携帯電話10は、図1に示す待受画面A〜Eが表示された状態において、どのタブが選択され、どの待受表示内容(シート)が表示されていたかについて、タブ判別フラグ1313を用いて記憶しておくものとする。具体的に、タブ判別フラグ1313は、アプリ実行制御部121による制御の下で判別フラグ更新制御部123が実行中機能に対応する判別フラグをON設定“1”することによってタブ判別記憶テーブル131に記憶される。
図4のフローチャートにおいて、図1に、符号Aで示した通常の待受画面、あるいは符号B〜Eで示したタブ待受画面が表示されていた状態から、不在着信、メール受信、BCMCSによるニュース受信等のイベント(割込み)が発生すると、制御部12(主制御部120)は、当該イベントの発生を検知してアプリ実行制御部121を起動する。そして、アプリ実行制御部121は、上記したイベントの処理に必要なアプリを読み出し、発生したイベントが待受画面A〜Eのいずれかの待受表示内容やアイコンを更新する必要があるかを判定する。
ここで、更新が必要であると判定されれば、図5のフローチャートに示されるようにアプリ実行制御部121により生成される待受表示内容を随時更新し、タブ判別記憶テーブル131の内容を更新する(ここではS41:イベント中として示した)。待受表示内容更新時の処理については図5のフローチャートを参照しながら後述する。
一方、タイムアウトもしくは終話キーの押下が検出されてアプリケーションプログラムの全てを終了か中断するなどして(S42“Yes”)、待受画面A〜Eに復帰する際、アプリ実行部121は、記憶部13のタブ判別記憶テーブル131をアクセスしてタブ判別フラグ1313を参照する(S43)。続いてアプリ実行制御部121は、表示制御部124を起動し、表示制御部124は、タブ判別フラグ1313に“1”が設定されている箇所の待受表示内容1312を読み出し(S44)、A〜Eで示した待受画面の中から適切な待受画面を優先表示(選択された状態で表示する)するように表示部17を制御する(S45)。
次に、図5に示したフローチャートを参照しながらタブ表示内容更新時の処理の流れについて説明する。
上記したイベント発生時(S51“Yes”)、主制御部120は、イベント種別を判定してアプリ実行制御部121を起動し(S52)、アプリ実行制御部121は、該当するアプリケーションプログラムを読み出し実行する。続いて、アプリ実行制御部121は、発生したイベントが、新たな報知事項であって、待受画面A〜Eの表示内容やアイコンを更新する必要があるか否かを判定する(S53)。ここで、更新する必要ありと判定された場合(S53“Yes”)、アプリ実行制御部121は、当該アプリに対応するタブ番号1311を決定して待受表示内容更新制御部122を起動する(S54)。
このとき、待受表示内容更新制御部122は、アプリ実行制御部121により引き渡されるタブ番号1311に基づき、タブ判別記憶テーブル131を参照し、同じくアプリ実行制御部121から引き渡される更新情報に基づきタブ判別記憶テーブル131の待受表示内容1312を更新する(S55)。
図3に、表示内容の更新が必要であると判定された場合のアプリ実行制御部121による処理の一例が示されている。例えば、時計アプリ実行による壁紙変更、カレンダアプリ実行による誕生日更新、貼付メモアプリ実行による貼付メモ削除、BCMCSアプリ実行によるニュース速報の更新、機能切替えにおけるメール中断処理等であり、更新時において選択されるタブに対応して設けられるタブ判別フラグがON(“1”)する。なお、図3中、黒塗りしてあるタブ、あるいは黒塗りしてあるシート表示箇所が更新の対象になっている。
上記した表示内容更新後、不在着信やメール受信等のイベントが発生した場合、ユーザ自らが該当のタブを切替えなければ発生したイベントの内容を確認することかできないといった不都合が考えられる。このため、ここでは、イベントが発生して待受画面へ復帰する際、そのイベントの内容が反映されたタブ待受画面に遷移する仕組みも提供されている。
すなわち、主制御部120が、例えば、BCMCSによるニュース速報受信に関するイベントの発生を検知した場合、アプリ実行制御部121よる制御の下、表示内容更新制御部122は、タブ判別記憶テーブル131の待受表示内容1312を更新し、また、判別フラグ更新部123は、BCMCSに対応するタブ判別フラグ1313の内容を更新(タブ判別フラグ1313に“1”を設定する)する。
そして、待受画面へ復帰するときに、表示制御部124は、図6(a)(b)にイベント発生時の画面遷移の一例が示されるように、「お知らせタブ」の表示を行い、お知らせのための実行画面Dとともに表示部17に優先表示(アクティブ表示)する。このように、イベント発生後、待受画面に復帰する際に、そのイベント発生の内容が反映されたタブを優先表示するため、ユーザは、自らタブ切り替え操作を行なうことなく発生したイベントの内容を確認することができる。
なお、メール中断処理等が発生した場合は、主制御部120による制御の下、アプリ制御部121は、記憶部13のシステム退避領域132に、中断直前に入力された内容と、そのときのシステム状態等、システム再現に要する情報を退避し、復帰時、システム退避領域132に退避された情報を読み出しシステム状態他を再現して、中断直前の状態からアプリ実行処理を再開する。
説明を図5のフローチャートに戻す。待受表示内容が更新された後(S55)、あるいは、新たな報知事項が無く、待受画面A〜Eの表示内容やアイコンを更新する必要がないと判定された場合(S53“No”)、主制御部120は、表示制御部124を起動し、表示制御部124は、タブ判別フラグ1313に“1”が設定されている待受表示内容(シート)を読み出し、A〜Eで示した中から適切な待受表示内容1312を表示部17に出力して優先表示(アクティブ)表示を行う(S56)。
このように、複数ある待受表示内容1312で、イベント発生前に有効になっていた待受表示内容1312をイベント終了後に優先表示し、このとき、イベント発生中に更新された情報が反映されたうえで元の待受画面A〜Eの表示が行なわれる。
以上説明のように、本発明の携帯情報端末によれば、タブ表示により、待受画面に多数のアイコンが乱雑に並ぶのを防いで待受画面の表示内容が整理でき、したがって、携帯情報端末のように比較的少ない表示領域しか持たなくても多くの情報を待受画面に表示することを可能にする。また、煩わしい設定操作を要することなく、待受画面をさまざまな表示内容に切り替えることができる。
また、イベント発生後、待受画面に復帰する際に、そのイベント発生の内容が反映されたタブを優先表示するため、ユーザは、自らタブ切り替え操作を行なうことなく発生したイベントの内容を確認することができる。また、複数ある待受表示内容で、イベント発生前に有効になっていた待受表示内容をイベント終了後にも表示でき、更に、イベント発生時に更新された情報で、待受画面に表示すべき内容が全て反映されたうえで元の待受画面の表示を行うことができる。
なお、上記した本発明の実施の形態によれば、携帯情報端末として携帯電話10のみ例示したが、携帯電話10に限らず、PDA(Personal Digital Assistants)、ゲーム機等にも同様に適用が可能である。また、本発明の携帯情報端末が持つ各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。例えば、制御部12における処理や、通信部11、音声処理部14におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の画面遷移における各画面構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の内部構成を示すブロック図である。 図2に示すタブ判別記憶テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯情報端末のタブ判別記憶テーブルのアクセス処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯情報端末のタブ判別記憶テーブルの待受表示内容の更新処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の画面遷移の一例を示す図である。
符号の説明
1…タブ表示領域、2…シート表示領域、3…ソフトキー表示領域、10…携帯電話、11…通信部、12…制御部、13…記憶部、14…音声処理部、15…スピーカ(SP)、16…マイク(MIC)、17…表示部、18…操作部、120…主制御部、121…アプリ実行制御部、122…待受表示内容更新制御部、123…判別フラグ更新制御部、124…表示制御部、131…タブ判別記憶テーブル、132…システム退避領域、1311…タブ番号、1312…待受表示内容、1313…タブ判別フラグ。

Claims (4)

  1. ユーザへの報知事項が生成される複数の機能に対応付けられた複数の選択領域を有するとともに、選択された選択領域のみを他の選択領域とは異なる形態で表示させる項目情報表示領域、および複数の選択領域のうちの選択された一つの選択領域に関する機能の報知事項を示す報知情報を表示可能な報知情報表示領域を有する待機画面を表示可能な表示部と、
    複数の機能を実行可能であって、いずれかの機能が実行されると、前記表示部を、待機画面から実行する機能に応じた実行画面に切替えて表示させる制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記待機画面からいずれかの機能が実行される実行画面に切替える際、待機画面において選択していた選択領域の種別を記憶しておき、実行画面から再度待機画面に復帰する際に、実行した機能に関する新たな報知事項が生じた場合には待機画面を表示する際に前記新たな事項の生じた機能に対応する選択領域を選択した状態で表示し、新たな報知事項が無い場合には、前記記憶しておいた選択領域を選択した状態で表示させるように制御する、
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記制御部は、
    前記複数の機能のうちのいずれかが実行される状態において、全ての実行中機能が終了あるいは中断されて待機画面に復帰する際、待機画面として前記報知情報表示領域と前記選択領域とを前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 通信部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記通信部を用いる所定の機能を実行して所定の情報の受信が生じた場合に、当該所定の受信発生を前記所定の機能に関する前記新たな報知事項とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 前記制御部に指示入力を行う操作部を有し、
    前記制御部は、
    前記操作部により前記複数の選択領域のいずれかが選択指示されると、
    選択された選択領域を他の選択領域とは異なる形態にて表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯情報端末。
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