JP4818901B2 - 携帯情報端末 - Google Patents
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このため、待受画面は、背景表示、時計表示、カレンダ表示、貼付メモ、アイコン等、互いの表示が重ならないように表示位置をユーザが指定し、あるいは待受画面に表示される内容を設定やキー押下で切替え、アイコンを小さくすることで対応していた。
上記したタブ待受画面B〜Eにおいて、カレンダ、貼付メモ、BCMCS(Broadcast/Multicast Service)、機能切換えのための実行画面が表示される各シートには、カレンダタブ、貼付メモタブ、お知らせタブ、機能切換タブのそれぞれがタイトル付で付加されている。上記したタブ待受画面B〜Eにおいて、カレンダタブを選択中は「カレンダタブ」が、貼付メモタブを選択中は「貼付メモタブ」が、お知らせタブを選択中は「お知らせタブ」が、機能切替えタブを選択中は「機能切替えタブ」が、ユーザへの報知情報タブとして他のタブとは異なる形態で表示される。ここで、表示形態としては、対応する実行画面と同色で優先表示(アクティブ表示)することが考えられる。また、ユーザは、上記したいずれのタブも選択されない「タブ非選択」状態も選択することができ、この場合、携帯電話は、符号Aで示されるように、ユーザの好みの画像や時計等、中断中アイコン表示を伴わないいわゆる待受画面のみ表示される待機画面を表示することができる。
また、上記した「貼付メモ」とは、メールアドレスや電話番号、URL(Uniform Resource Locator)、メモ等の情報を付箋紙のように待受画面に貼り付け、当該貼り付けた貼付メモを選べば直ぐにメールや電話、スケジュール確認、サイト接続を可能とする機能をいう。
本発明と特に関係するところでは、タブ判別記憶テーブル121と、システム退避領域122とが割り付けられ記憶される。
なお、上記した記憶部13は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
すなわち、音声処理部14は、マイク16から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部12に出力する。
また、音声処理部14は、制御部12から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ15に出力する。
主制御部120は、待機画面からいずれかの機能が実行される実行画面に切替える際、待機画面において選択していた選択領域の種別を記憶しておき、実行画面から再度待機画面に復帰する際に、実行した機能に関する新たな報知事項が生じた場合には待機画面を表示する際に新たな事項の生じた機能に対応する選択領域を選択した状態で表示し、新たな報知事項が無い場合には、記憶しておいた選択領域を選択した状態で表示させるように制御する、制御部12が持つ機能を実現するための制御中枢となり、ここでは、後述する各ブロックのシーケンス制御を司る。
待受表示内容更新制御部122は、記憶部13に割り付けられたタブ判別記憶テーブル131の待受表示内容フィールドに、アプリ実行部121により生成される表示情報を書き込む(更新する)機能を持ち、また、判別フラグ更新制御部123は、同じく記憶部13に割り付けられるタブ判別記憶テーブル131の各待受表示内容フィールドに対応して設けられるタブの選択状態を示すタブ判別フラグを更新する機能を持つ。
なお、上記した各ブロック120〜125がそれぞれ持つ機能は、記憶部13に記憶されるそれぞれのプログラムを制御部12で実行することにより達成されるものであって、制御部12内において実体的に他のブロックと区分され内蔵されるもののみを指すのではなく、あくまで説明の簡略化のために各処理部を分けて表現したものである。
以下、図4、図5のフローチャートを参照しながら、図1〜図3に示す本発明の実施の形態に係る携帯情報端末の動作について詳細に説明する。
ここで、更新が必要であると判定されれば、図5のフローチャートに示されるようにアプリ実行制御部121により生成される待受表示内容を随時更新し、タブ判別記憶テーブル131の内容を更新する(ここではS41:イベント中として示した)。待受表示内容更新時の処理については図5のフローチャートを参照しながら後述する。
図3に、表示内容の更新が必要であると判定された場合のアプリ実行制御部121による処理の一例が示されている。例えば、時計アプリ実行による壁紙変更、カレンダアプリ実行による誕生日更新、貼付メモアプリ実行による貼付メモ削除、BCMCSアプリ実行によるニュース速報の更新、機能切替えにおけるメール中断処理等であり、更新時において選択されるタブに対応して設けられるタブ判別フラグがON(“1”)する。なお、図3中、黒塗りしてあるタブ、あるいは黒塗りしてあるシート表示箇所が更新の対象になっている。
すなわち、主制御部120が、例えば、BCMCSによるニュース速報受信に関するイベントの発生を検知した場合、アプリ実行制御部121よる制御の下、表示内容更新制御部122は、タブ判別記憶テーブル131の待受表示内容1312を更新し、また、判別フラグ更新部123は、BCMCSに対応するタブ判別フラグ1313の内容を更新(タブ判別フラグ1313に“1”を設定する)する。
そして、待受画面へ復帰するときに、表示制御部124は、図6(a)(b)にイベント発生時の画面遷移の一例が示されるように、「お知らせタブ」の表示を行い、お知らせのための実行画面Dとともに表示部17に優先表示(アクティブ表示)する。このように、イベント発生後、待受画面に復帰する際に、そのイベント発生の内容が反映されたタブを優先表示するため、ユーザは、自らタブ切り替え操作を行なうことなく発生したイベントの内容を確認することができる。
このように、複数ある待受表示内容1312で、イベント発生前に有効になっていた待受表示内容1312をイベント終了後に優先表示し、このとき、イベント発生中に更新された情報が反映されたうえで元の待受画面A〜Eの表示が行なわれる。
また、イベント発生後、待受画面に復帰する際に、そのイベント発生の内容が反映されたタブを優先表示するため、ユーザは、自らタブ切り替え操作を行なうことなく発生したイベントの内容を確認することができる。また、複数ある待受表示内容で、イベント発生前に有効になっていた待受表示内容をイベント終了後にも表示でき、更に、イベント発生時に更新された情報で、待受画面に表示すべき内容が全て反映されたうえで元の待受画面の表示を行うことができる。
Claims (4)
- ユーザへの報知事項が生成される複数の機能に対応付けられた複数の選択領域を有するとともに、選択された選択領域のみを他の選択領域とは異なる形態で表示させる項目情報表示領域、および複数の選択領域のうちの選択された一つの選択領域に関する機能の報知事項を示す報知情報を表示可能な報知情報表示領域を有する待機画面を表示可能な表示部と、
複数の機能を実行可能であって、いずれかの機能が実行されると、前記表示部を、待機画面から実行する機能に応じた実行画面に切替えて表示させる制御部とを備え、
前記制御部は、
前記待機画面からいずれかの機能が実行される実行画面に切替える際、待機画面において選択していた選択領域の種別を記憶しておき、実行画面から再度待機画面に復帰する際に、実行した機能に関する新たな報知事項が生じた場合には待機画面を表示する際に前記新たな事項の生じた機能に対応する選択領域を選択した状態で表示し、新たな報知事項が無い場合には、前記記憶しておいた選択領域を選択した状態で表示させるように制御する、
ことを特徴とする携帯情報端末。 - 前記制御部は、
前記複数の機能のうちのいずれかが実行される状態において、全ての実行中機能が終了あるいは中断されて待機画面に復帰する際、待機画面として前記報知情報表示領域と前記選択領域とを前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。 - 通信部を更に備え、
前記制御部は、
前記通信部を用いる所定の機能を実行して所定の情報の受信が生じた場合に、当該所定の受信発生を前記所定の機能に関する前記新たな報知事項とする
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。 - 前記制御部に指示入力を行う操作部を有し、
前記制御部は、
前記操作部により前記複数の選択領域のいずれかが選択指示されると、
選択された選択領域を他の選択領域とは異なる形態にて表示させる
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯情報端末。
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Family Applications (1)
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