JP3834988B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、表示部と通信部とを有した表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、パーソナルコンピュータや携帯情報端末等の情報処理装置では、その内蔵されるCPU(Central Processing Unit )及びメモリによる情報処理機能の高度化と高速化が急速に進歩したため、複数種類のアプリケーションを複数のウインドウで同時に展開して処理を可能とするマルチタスク機能が実現されている。
【0003】
また、これら従来の情報処理装置では、通信環境の充実に伴いLANやインターネット等を利用して電子メールの送受信サービスや各種サービス情報(ニュース情報やイベント情報等)の通信サービスの提供を可能とする通信機能及び通信ソフトウエアを内蔵することが必須となっている。
【0004】
したがって、このような情報処理装置では、複数のアプリケーションを使用しながら、通信サービス会社からメールサービスを受けたり、所望のニュース情報を受信するといった設定を行うことが可能となっている。
【0005】
また、上記情報処理装置で利用される各種アプリケーションや通信ソフトウエアにあっては、搭載される各種処理機能が多様化したため、その処理内容を理解しやすく示すように機能別の操作アイコンを該当する処理ウインドウ枠内に常に表示したり、ユーザーからの処理要求内容に対応してアイコン表示枠内に処理内容を案内するキャラクターを表示するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の情報処理装置において利用される各種アプリケーションや通信ソフトウエアにあっては、搭載される各種処理機能が多様化したため、その処理内容を理解しやすく示すように機能別の操作アイコンを該当する処理ウインドウ枠内に常に表示するようになっていたが、操作アイコン自体は処理機能を示し、かつ操作ボタンとして機能するだけのものであるため、処理要求レベルをユーザーに対して認識させるものとはなっていない。
【0007】
すなわち、所定のアプリケーションの処理ウインドウを開いている最中に、情報サービス会社からメールの着信や情報サービスの提供等の割り込み処理が発生した場合、従来の通信アイコンでは、着信を知らせることはできたとしても、その情報内容がユーザーにとって緊急のものであるか否かを示すまでには至っておらず、ユーザーが緊急性の高い情報を確認する機会を逸してしまう可能性があった。
【0008】
また、従来の情報処理装置において利用される各種アプリケーションや通信ソフトウエアにあっては、ユーザーからの処理要求内容に対応してアイコン表示枠内に処理内容を案内するキャラクターを表示するようになっていたが、その表示されるキャラクターは画一的なものであり、上記操作アイコンと同様に割り込み処理の処理要求レベルをユーザーに対して認識させるものとはなっていない。
【0009】
さらに、上記操作アイコンの表示位置やキャラクターアイコンの表示位置は、ユーザーが表示位置を変更しない限り、処理ウインドウ枠内の所定位置に固定表示されるため、処理ウインドウ枠内における操作の妨げになるという問題もあった。
【0010】
この発明の課題は、着信要求時にアクティブ表示状態にあるアプリケーションがあれば、そのアプリケーションの表示状態を邪魔することがないように当該表示部の一部で上記着信要求の報知を行うようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、表示部と通信部とを有した表示制御装置であって、通信部からの着信要求があった際に、表示部でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがあるか否かを判別する判別手段と、上記判別手段でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがあると判別された際は、そのアクティブウインドウの表示領域枠を特定し、上記着信要求に対する着信処理に先立ち、当該着信要求があったことを示す着信アイコンを上記表示部に表示されるアクティブウインドウの表示領域枠に基づいて移動表示させる着信表示手段と、上記着信アイコンの表示後にあって当該着信要求に対する任意の指示操作があった際は、あるいは上記判別手段でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがないと判別された際は、上記着信要求に対する着信処理を実行する着信制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明を適用したコンピュータシステムの一実施の形態を示す図である。
【0018】
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態におけるコンピュータシステム1の制御系の要部構成を示すブロック図である。この図1において、コンピュータシステム1は、CPU2、入力部3、ROM4、RAM5、CCDカメラ6、通信制御部7、表示部8、印刷部9、記憶装置10、及び記憶媒体11により構成されており、記憶媒体11を除く各部はバス12に接続されている。
【0019】
CPU2(Central Processing Unit )2は、ROM4内に格納されているシステムプログラム及び当該システムに対応する記憶装置10内に格納されている各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM5内の図示しないプログラム格納領域に展開し、入力部3から入力される各種指示あるいはデータをRAM5内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置10内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM5内に格納するとともに、表示部7に表示する。そして、RAM5に格納した処理結果を入力部3から入力指示される記憶装置10内の保存先に保存する。
【0020】
また、CPU2は、マルチタスク処理に係る処理ウインドウを展開中に、通信等の他の割り込み処理の要求レベルに応じて、その処理要求レベルをユーザーに認識させるアイコン表示を行うため、後述するアシスタント処理(図2〜図4参照)を実行する。このアシスタント処理では、マルチタスク処理に係る処理ウインドウを展開中に割り込まれる処理要求として、電子メールに係る処理要求、テレビ電話に係る処理要求、あるいはニュース発信に係る処理要求等の通信処理に関わる処理要求が発生することを考慮して、CPU2は対応するアシスタントアイコンを表示制御する。
【0021】
すなわち、CPU2は、アシスタント処理において、アクティブである処理ウインドウが表示部8に展開されている場合、その電子メールに係る処理要求、テレビ電話に係る処理要求、あるいはニュース発信に係る処理要求の各処理要求レベルに応じて、対応するアシスタントアイコンの表示形態(表示位置や表示内容)を適宜制御して、ユーザーに各処理要求の要求レベルを通知する。
【0022】
入力部3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを含み、押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU2に出力する。
【0023】
ROM(Read Only Memory)4は、上記CPU2により実行されるシステムプログラム等を格納している。RAM(Random Access Memory)5は、CPU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行する際に各種データを展開するメモリ領域を形成するとともに、上記CPU2により実行されるアシスタント処理において電子メール、テレビ電話、あるいはニュース発信の各処理要求に応じた各アシスタントアイコンが表示される際に、セットされるメールフラグ、電話フラグ、ニュースフラグを格納するフラグテーブル5aを格納する。
【0024】
CCDカメラ6は、CCD(Charge Coupled Device )を撮像素子として利用するビデオカメラであり、テレビ電話による通話を行う際にユーザーを撮影し、その撮影画像信号を通信制御部7に出力する。
【0025】
通信制御部7は、外部の通信回線(公衆回線網、ISDN等)と接続されており、その通信回線を介して外部の通信端末あるいは通信機能を備えた情報処理装置等との間で各種通信処理を実行する通信制御機能を有し、CPU2により記憶装置10から読み出されて起動される電子メール用、テレビ電話用、あるいはニュース受信用の各アプリケーションプログラムにより、電子メールを送受信する電子メール通信処理と、テレビ電話による通話を可能とするテレビ電話通話処理と、情報サービス会社から発信されるニュース情報を受信するニュース受信処理と、を実行する。
【0026】
表示部8は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示パネル等により構成され、CPU2から入力される表示データを表示する。印刷部9は、CPU2から入力される印刷データを所定の用紙に印刷する。
【0027】
記憶装置10は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体11を有しており、この記憶媒体11は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体11は記憶装置10に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体11には上記システムプログラム、各種アプリケーションプログラム、アシスタント処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶するとともに、アシスタント処理において通信処理種別に対応して表示するための各種アシスタントアイコンデータも記憶する。また、記憶装置10は、テレビ電話の発信者の名称(氏名や会社名等)と、電話番号と、その発信者の顔写真データとを対応つけて登録した電話番号テーブル(図示せず)を格納している。
【0028】
また、この記憶媒体11に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体11に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0029】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
上記CPU2により実行されるアシスタント処理について図2〜図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0030】
図2に示すアシスタント処理において、CPU2は、まず、上記割り込み処理として電子メール処理、テレビ電話処理、あるいはニュース発信処理について通信制御部7からの処理の起動要求の有無を監視する(ステップS1)。すなわち、通信制御部7において電子メールの着信、テレビ電話の着信、あるいはニュース情報の着信が有り、その着信情報の種類に応じた通信処理の起動要求の有無が監視される。
【0031】
そして、CPU2は、通信制御部2から着信情報の種類に応じた通信処理の起動要求が有ると、現在アクティブとなっているアプリケーションの処理ウインドウが表示部8に表示されているかを判別する(ステップS2)。現在アクティブとなっている処理ウインドウが表示部8に表示されていなければ、上記起動要求が有った通信処理の種別が電子メールか、テレビ電話か、ニュース発信かを判別する(ステップS3)。通信処理の種別が電子メールである場合は、電子メールを送受信する電子メール用アプリケーションプログラムを記憶装置10から読み出して起動して通信制御部7によりメール着信処理を実行させて(ステップS4)、ステップS1の処理に戻る。
【0032】
また、通信処理の種別がテレビ電話である場合は、テレビ電話用アプリケーションプログラムを記憶装置10から読み出して起動して通信制御部7により相手先テレビ電話との接続処理を実行させ(ステップS5)、通信処理の種別がニュース発信である場合は、ニュース受信用アプリケーションプログラムを記憶装置10から読み出して起動して通信制御部7により情報サービス会社から配信されるニュース情報の受信するためのウインドウをオープンさせて(ステップS6)、ステップS1の処理に戻る。
【0033】
また、ステップS2において現在アクティブとなっている処理ウインドウが表示部8に表示されていれば、そのアクティブとなっているウインドウ枠領域(例えば、表示座標)を特定して(ステップS7)、上記起動要求が有った通信処理の種別が電子メールか、テレビ電話か、ニュース発信かを判別する(ステップS8)。
【0034】
その通信処理要求の種別が電子メールである場合は、その電子メールに対応するメールアシスタントアイコンデータを記憶装置10から選択し(ステップS9)、RAM5のフラグテーブル5aにメールフラグをセットする(ステップS10)。次いで、着信したメールの緊急度が高いものであるか否かを、その着信したメールに設定された重要度を示すマーク等により確認し(ステップS11)、緊急度が高くないメールであれば、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の上辺で、ステップS9で選択したメールアシスタントアイコンデータをゆっくり左右移動して表示させるように表示部8を制御する(ステップS12)。緊急度が高いメールであれば、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の上辺で、ステップS9で選択したメールアシスタントアイコンデータを速く左右移動して表示させるように表示部8を制御して(ステップS13)、ステップS28の処理に移行する。
【0035】
また、ステップS8において通信処理要求の種別がテレビ電話である場合は、そのテレビ電話に対応するテレビ電話アシスタントアイコンデータを記憶装置10から選択し(ステップS14)、RAM5のフラグテーブル5aにテレビ電話フラグをセットする(ステップS15)。次いで、その選択したテレビ電話アシスタントアイコンデータを現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠外部の周囲を移動して表示させるように表示部8を制御する(ステップS16)。
【0036】
次いで、今回の通話の発信元である発信者番号が記憶装置10に格納された電話番号テーブルに登録されているか否かを、受信した発信元電話番号から確認する(ステップS17)。発信者が登録されていなければ、その発信元電話番号だけを現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の一部にポップアップ表示して(ステップS18)、ステップS28の処理に移行する。発信者が登録されていれば、記憶装置10に格納された電話番号テーブルから当該発信者の顔写真データを読み出し(ステップS19)、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部に電話アシスタントアイコンを表示するスペースが有るか否かを判別する(ステップS20)。
【0037】
表示スペースが無い場合は、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠内のカーソル位置とは対角位置に、読み出した当該発信者の顔写真を表示するように表示部8を制御して(ステップS21)、ステップS28の処理に移行する。また、表示スペースが有る場合は、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部に、読み出した当該発信者の顔写真を表示するように表示部8を制御して(ステップS22)、ステップS28の処理に移行する。
【0038】
また、ステップS8において通信処理要求の種別がニュース発信である場合は、そのニュース発信に対応するニュースアシスタントアイコンデータを記憶装置10から選択し(ステップS23)、RAM5のフラグテーブル5aにニュースフラグをセットする(ステップS24)。次いで、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部にニュースアシスタントアイコンを表示するスペースが有るか否かを判別する(ステップS25)。表示スペースが無い場合は、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠内の右上端部にニュースアシスタントアイコンを固定表示するように表示部8を制御して(ステップS26)、ステップS28の処理に移行する。また、表示スペースが有る場合は、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部をニュースアシスタントアイコンを移動表示させるように表示部8を制御して(ステップS27)、ステップS28の処理に移行する。
【0039】
ここで、上記ステップS12あるいはステップS13において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の上辺にメールアシスタントアイコン(M)を左右移動表示した状態を図5(a)に示す。また、上記ステップS16において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部周囲に電話アシスタントアイコン(T)を移動表示した状態、及び上記ステップS22において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部に更に発信者の顔写真を表示した状態を図5(b)に示す。さらに、上記ステップS27において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部にニュースアシスタントアイコン(N)を移動表示した状態を図5(c)に示す。
【0040】
次いで、ステップS28において、入力部3におけるマウスのクリック操作による指示の有無を確認し、そのクリック指示位置が上記ステップS12あるいは上記ステップS13において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の上辺に移動表示したメールアシスタントアイコン位置か、また、上記ステップS16において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部周囲に移動表示した電話アシスタントアイコン位置か、また、上記ステップS26あるいは上記ステップS27において、現在アクティブとなっている処理ウインドウ枠の外部に表示したニュースアシスタントアイコン位置かを確認する。
【0041】
処理ウインドウ枠の上辺に移動表示したメールアシスタントアイコン位置が指示された場合は、RAM5内のフラグテーブル5aにメールフラグがセットされているか否かを確認し(ステップS29)、メールフラグがセットされていなければ、今回のメールが正常に着信していないものと判断して、メール受信処理を実行せずにステップS1の処理に戻る。メールフラグがセットされていれば、電子メールを送受信する電子メール用アプリケーションプログラムを記憶装置10から読み出して起動して通信制御部7によりメール着信処理を実行させて(ステップS30)、その着信メールを表示するウインドウをオープンさせて、ステップS1の処理に戻る。
【0042】
図6には、メールアシスタントアイコンが指示されて、その着信メールを表示するウインドウが開かれた状態の一例を示している。
【0043】
また、処理ウインドウ枠の外部周囲に移動表示した電話アシスタントアイコン位置が指示された場合は、RAM5内のフラグテーブル5aに電話フラグがセットされているか否かを確認し(ステップS31)、電話フラグがセットされていなければ、今回の相手先テレビ電話からの着呼が正常に着信していないものと判断して、テレビ電話処理を実行せずにステップS1の処理に戻る。メールフラグがセットされていれば、テレビ電話用アプリケーションプログラムを記憶装置10から読み出して起動して通信制御部7により相手先テレビ電話との接続処理を実行させ(ステップS32)、そのテレビ電話による発信者の映像を表示するウインドウをオープンさせて、ステップS1の処理に戻る。
【0044】
また、処理ウインドウ枠の外部に表示したニュースアシスタントアイコン位置が指示された場合は、ニュース受信用アプリケーションプログラムを記憶装置10から読み出して起動して通信制御部7により情報サービス会社から配信されるニュース情報の受信するためのウインドウをオープンさせて(ステップS33)、ステップS1の処理に戻る。また、クリック指示位置がどのアシスタントアイコン位置にも該当しないその他の位置である場合は、ステップS1の処理に戻る。
【0045】
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステム1では、CPU2におけるアシスタント処理により、アクティブである処理ウインドウが表示部8に展開されている場合、その電子メールに係る処理要求、テレビ電話に係る処理要求、あるいはニュース発信に係る処理要求の各処理要求レベルに応じて、対応するアシスタントアイコンの表示形態(表示位置や表示内容)を適宜制御して、処理要求レベルに応じたアイコンを自動的に表示可能としたため、ユーザーは、そのアシスタントアイコンの表示形態を見ることで各処理要求の要求レベルを認識することができる。
【0046】
また、アシスタント処理では、処理要求の発生に際して、アシスタントアイコンにその要求度合い、あるいはその処理種別に応じた動作(ウインドウ枠上辺あるいは周囲での移動表示等)を行わせるようにしたため、その動作状態から処理の要求度合い、あるいは処理種別を直ちに認識することができる。
【0047】
さらに、アシスタント処理では、アシスタントアイコンを表示する際は、表示画面内に表示されるアクティブウインドウの枠位置を基準にして表示位置が自動的に設定されるため、そのウインドウ枠の操作領域に邪魔にならない状態で処理要求に応じたメッセージを伝えることができる。
【0048】
なお、上記実施の形態では、マルチタスク処理に係る処理ウインドウを展開中に割り込まれる処理要求として、電子メールに係る処理要求、テレビ電話に係る処理要求、あるいはニュース発信に係る処理要求等の通信処理に関わる処理要求が発生することを考慮して、アシスタント処理を実行した場合を示したが、その処理要求が発生する処理の種別は限定されるものではなく、その処理要求内容及び処理種別に応じて、上記アシスタントアイコンの表示形態を制御する処理機能を適宜変更することは可能であることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、着信要求時にアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのウインドウがなければ直ちに着信処理ができ、一方で、着信要求時にアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのウインドウがあれば、先ずはそのアプリケーションの表示状態を邪魔することがないように当該ウインドウの表示領域枠に基づいて着信アイコンを移動表示させ、その上でオペレータの任意意志に基づく指示操作があってから上記着信処理に移ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるコンピュータシステム1の制御系の要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPU2により実行されるアシスタント処理の一部を示すフローチャートである。
【図3】図2に続いてCPU2により実行されるアシスタント処理の一部を示すフローチャートである。
【図4】図3に続いてCPU2により実行されるアシスタント処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】図2〜図4のアシスタント処理においてアクティブウインドウに表示されるアシスタントアイコンを示す図であり、(a)はメールアシスタントアイコンの表示例を示す図、(b)は電話アシスタントアイコンと発信者顔写真の表示例を示す図、(c)はニュースアシスタントアイコンの表示例を示す図である。
【図6】図2〜図4のアシスタント処理においてメールアシスタントアイコンが指示されて、その着信メールを表示するウインドウが開かれた状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム
2 CPU
3 入力部
4 ROM
5 RAM
5a フラグテーブル
6 CCDカメラ
7 通信制御部
8 表示部
9 印刷部
10 記憶装置
11 記憶媒体
12 バス

Claims (2)

  1. 表示部と通信部とを有した表示制御装置であって、
    通信部からの着信要求があった際に、表示部でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがあるか否かを判別する判別手段と、
    上記判別手段でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがあると判別された際は、そのアクティブウインドウの表示領域枠を特定し、上記着信要求に対する着信処理に先立ち、当該着信要求があったことを示す着信アイコンを上記表示部に表示されるアクティブウインドウの表示領域枠の周囲を移動表示させる着信表示手段と、
    上記着信アイコンの表示後にあって当該着信要求に対する任意の指示操作があった際は、あるいは上記判別手段でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがないと判別された際は、上記着信要求に対する着信処理を実行する着信制御手段と、
    を具備したことを特徴とする表示制御装置。
  2. コンピュータに、
    通信部からの着信要求があった際に、表示部でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがあるか否かを判別する機能と、
    上記判別でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがあると判別された際は、そのアクティブウインドウの表示領域枠を特定し、上記着信要求に対する着信処理に先立ち、当該着信要求があったことを示す着信アイコンを上記表示部に表示されるアクティブウインドウの表示領域枠に基づいて移動表示させる機能と、
    上記着信アイコンの表示後にあって当該着信要求に対する任意の指示操作があった際は、あるいは上記判別でアクティブ表示状態にある所定アプリケーションのアクティブウインドウがないと判別された際は、上記着信要求に対する着信処理を実行する機能と、
    を実現させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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