JPH11265329A - 情報処理装置およびデータ通信方法 - Google Patents

情報処理装置およびデータ通信方法

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JPH11265329A
JPH11265329A JP10068300A JP6830098A JPH11265329A JP H11265329 A JPH11265329 A JP H11265329A JP 10068300 A JP10068300 A JP 10068300A JP 6830098 A JP6830098 A JP 6830098A JP H11265329 A JPH11265329 A JP H11265329A
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JP10068300A
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Inventor
Takahiro Harashima
高広 原島
Miwako Doi
美和子 土井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一通信相手に対するデータの送信を通信手段
に関わらずに同一操作で適切に実行可能とする情報処理
装置を提供する。 【解決方法】入力部1を介して通信相手とデータ送信指
示とが入力されると、通信切り換え部7は、通信先記憶
部6に記憶されたその通信相手の通信先情報を参照し
て、たとえばデータ通信によるデータの送信または電子
メールによるデータの送信のいずれかを選択し、その選
択結果に基づいて接続先を切り換えた後、通信部4にデ
ータの送信を実行させる。そして、接続状況検出部10
によってその接続先との接続状況を検出し、接続が不成
功に終わっている場合には、他の通信手段をさらに選択
して接続先を切り換えた後、通信部4にデータの送信を
実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば携帯電
話やPHS(Personal handyphone
System)などの無線通信機能を用いたデータ通
信手段を備えた情報処理装置および同装置に適用される
データ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信技術の向上は目覚しく、遠く
離れた相手とのリアルタイムなコミュニケーションを容
易に実施することのできる携帯電話やPHSなどの無線
電話が急速に普及し始めている。
【0003】また、最近では、ノートブックタイプやパ
ームトップタイプなどと称される携行が容易なパーソナ
ルコンピュータが種々開発されており、たとえばデジタ
ルカメラにより撮像された人や風景などの画像データを
取り込み、その画像データを任意に加工できるのはもち
ろんのこと、前述した携帯電話やPHSなどの無線通信
機能を用いたデータ通信手段を備えて、通話のみなら
ず、他のコンピュータとの間で画像データを含む各種デ
ータをデータ通信や電子メールなどで送受信できるもの
も登場してきている。
【0004】しかしながら、このようなパーソナルコン
ピュータにおいて、データ通信や電子メール送信を行な
う際、同じ相手に対するものであっても、通常はデータ
通信と電子メール送信とでは無線電話の接続先が異なる
ために、ユーザはそのことを意識して通信操作を行なわ
なければならなかった。
【0005】したがって、たとえばデジタルカメラで撮
像したばかりの画像データを今すぐ相手にみせたくて、
その画像データをコンピュータ内に取り込んで送信しよ
うとした場合に、その画像データをまずデータ通信によ
って送信すべく操作を行なった際、相手がそのデータを
受けられない状況であったときには、たとえ相手が電子
メールを受けられる状態にあったとしても、ユーザはそ
のデータ通信処理を終了させるといった操作を行なった
後に、無線電話の接続先を切り換えて、電子メールによ
るデータ送信操作を行なわなければならなかった。
【0006】また、相手と通話している最中に画像デー
タを含む各種データをその通話相手に送信することにな
ったような場合には、その度ごとに一旦電話を切り、画
像データ送信のための操作を完了させた上で、再度通話
をかける操作を行なうといった無線電話の接続先の切り
換えを伴なう手間のかかる手順を踏まなければならなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の複
数種の通信手段を備えた情報処理装置では、たとえ通信
相手が同じであったとしても、通信手段それぞれで異な
る通信先情報が設定されるために、その都度接続先を適
切に切り替える操作が必要であった。
【0008】また、たとえば通話中の相手に対してデー
タの送信を行なおうとした場合、一旦通話を終了させる
という操作と、データの送信を実行させるという操作
と、そのデータ送信完了後に再度通話を開始するという
操作といった、接続先の切り換えを伴なう複数の操作を
行なわなければならなかった。
【0009】さらに、たとえばデータ通信処理を実行し
た際、通信相手がそのデータを受けられない状況にある
ときに、たとえ相手が電子メールを受けられる状態にあ
ったとしても、ユーザはそのデータ通信処理を終了させ
るといった操作を行なった後に、接続先を切り換えて電
子メール送信操作を行なわなければならなかった。
【0010】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、たとえばユーザに接続先を意識させるこ
となく、同一通信相手に対するデータの送信を通信手段
に関わらずに同一操作で実行可能とする情報処理装置お
よび同装置に適用されるデータ通信方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、通話、データ通信およびメール送
受信を含む複数種の通信手段を備えた情報処理装置にお
いて、前記複数種の通信手段それぞれで設定される前記
情報処理装置の所有者情報を記憶する所有者情報記憶手
段と、前記複数種の通信手段それぞれで設定される通信
先情報を同一の通信相手ごとに組にして記憶する通信先
情報記憶手段と、通信相手およびデータ送信指示を入力
する入力手段と、前記入力手段によりデータ送信指示が
入力されたときに、前記通信先情報記憶手段に記憶され
た前記通信相手の通信先情報群から前記複数種の通信手
段の中のいずれかの通信手段を選択する選択手段と、前
記選択手段により選択された通信手段用の前記所有者情
報を必要に応じて前記所有者情報記憶手段から取り出す
とともに、その通信手段用の前記通信相手の通信先情報
を前記通信先情報記憶手段から取り出して、その取り出
した所有者情報および通信先情報を用いたデータ送信を
その通信手段に実行させる通信制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0012】この発明においては、たとえばデータ送信
を指示された際、その通信相手がメールアドレスのみを
もっている場合には、そのデータを電子メールによって
送信し、また、データ通信用の電話番号およびメールア
ドレスの双方をもっている場合には、データ通信によっ
てそのデータを送信するといったように、通信相手の通
信先情報群から複数種の通信手段の中のいずれかの通信
手段を自動的に選択するとともに、その通信手段用の通
信先情報が自動的に取り出されるため、ユーザは、通信
手段や通信先などを意識することなく、単一の操作で適
切な通信を実行させることが可能となる。
【0013】また、この発明は、通話相手を示す通信先
情報を記憶する通信先記憶手段をさらに具備し、前記通
信制御手段が、通話中に前記入力手段によりデータ送信
指示が入力されたときに、その通話中の通話相手を示す
通信先情報を前記通信先記憶手段に記憶させるとともに
その通話を終了させる手段と、前記入力手段によるデー
タ送信指示の入力に伴なって前記選択手段により選択さ
れた通信手段用の前記所有者情報を必要に応じて前記所
有者情報記憶手段から取り出すとともに、その通信手段
用の前記通話相手の通信先情報を前記通信先情報記憶手
段から取り出して、その取り出した所有者情報および通
信先情報を用いたデータ送信を前記選択手段により選択
された通信手段に実行させる手段と、前記選択手段によ
り選択された通信手段によるデータ送信が完了したとき
に、前記通信先記憶手段に記憶された通信先情報で示さ
れる通話相手との通話を再開させる手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】この発明においては、たとえば通話中の相
手に対してデータの送信を行なおうとした場合に、その
通話先を記憶して一旦その通話を終了し、かつデータ送
信完了後に自動的に通話を再開するために、ユーザに対
し、一旦通話を終了させ、データ通信を実行させ、デー
タ通信完了後に再度通話を開始させるといった煩雑な操
作を強いる必要がなくなり、通常時と同様の指示操作を
行なわせるだけでこれらの処理を実行させることが可能
となる。
【0015】また、この発明は、前記通信手段による通
信相手との接続状況を検出する接続状況検出手段をさら
に具備し、前記通信制御手段が、前記選択手段により選
択された通信手段による前記通信相手との接続が成立し
なかったことを前記接続状況検出手段により認識したと
きに、前記選択手段に他の通信手段を新たに選択させる
手段と、前記選択手段により選択された前記他の通信手
段用の前記所有者情報を必要に応じて前記所有者情報記
憶手段から取り出すとともに、前記他の通信手段用の前
記通信相手の通信先情報を前記通信先情報記憶手段から
取り出して、その取り出した所有者情報および通信先情
報を用いた通信を前記他の通信手段に実行させる手段を
具備することを特徴とする。
【0016】この発明においては、たとえば通信先相手
がデータ通信により送信されるデータを受けられない状
況にある場合でも、たとえば電子メールを受けられる状
態にある場合には、接続先を電子メールの送信先に自動
的に切り替えてデータの送信を行なうことなどが可能と
なる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。 (第1実施形態)まず、この発明の第1実施形態を説明
する。図1は、この第1実施形態に係る情報処理装置の
概略構成を示す図である。
【0018】図1に示すように、この第1実施形態の情
報処理装置は、通話先などの情報あるいは指示の入力を
行なうための入力部1と、画像を撮像するためのたとえ
ばCCDカメラなどの撮像部2と、画像などの各種デー
タを表示するためのたとえば液晶パネルなどの表示部3
と、通話およびデータ通信を行なうためのたとえばPH
Sなどの通信部4と、所有者の名前、電話番号、メール
アドレス、プロバイダの電話番号およびブロバイダのI
Dなどの所有者情報を記憶する所有者情報記憶部5と、
複数種の通信先の情報、たとえば電話番号情報、データ
通信先情報およびメールアドレス情報などを同一の通信
相手ごとに記憶する通信先記憶部6と、通信先記憶部6
に記憶された通信先情報に基づき、通信部4の通信先を
自動的に切り換える通信先切り替え部7とから構成され
ている。
【0019】図2は、この第1実施形態の情報処理装置
の外観を例示する図である。図2に示すように、この第
1実施形態の情報処理装置は、テンキー、ボタンおよび
入力ペンなどで構成される入力部11と、たとえばCM
OS(Complementary Metal Ox
ide Semiconductor)イメージセンサ
などの撮像部12と、たとえば2.5インチカラー液晶
パネルなどの表示部13と、通信アンテナ14となどが
設けられている。
【0020】図3は、所有者情報記憶部5の記憶形式の
一例を示すものである。図3に示すように、所有者情報
記憶部5は、所有者の名前、電話番号、メールアドレ
ス、プロバイダ電話番号およびプロバイダIDなどを記
憶する。
【0021】この図3の例では、所有者は「日本はじ
め」であり、所有者の電話番号は「03−9876−5
432」であり、電子メールアドレスは「Tos@ni
ppon.co.jp」である。
【0022】また、サーバアドレスが「Nippon.
co.jp」であり、契約プロバイダ接続先が「03−
3333−3333」である。プロバイダとは、インタ
ーネットに接続するための契約業者のことを意味し、電
子メールの送信などは、電話回線を使ってこのプロバイ
ダのもつアクセスポイントに接続して行なう。また、P
HSを使って接続するには、アクセスポイントがたとえ
ばPIAFS(PHS Internet Acces
s ForumStandard)対応などである必要
があり、図3の例の場合は、「03−3333−333
3」がたとえばPIAFS対応である。
【0023】図4は、通信先記憶部6の記憶形式の一例
を示すものである。図4に示すように、通信先記憶部6
は、同一の通信相手に対して設定される複数種の通信先
(ここでは、電話番号情報、データ通信先情報およびメ
ールアドレス情報の3種類)を記憶する。電話番号は、
通常の音声によるアナログ通話回線の番号である。デー
タ通信先情報は、たとえばPHSの32kbpsの高速
データ通信により、撮像した画像などを送るための回線
の番号である。メールアドレス情報は、電子メールの宛
先である。
【0024】この図4の例では、通信先は3種類である
が、必ずしもこれに限定されることはない、たとえば、
電話番号としては、オフィスの電話番号の他に、携帯電
話の番号を併せて記憶することも可能である。
【0025】たとえば、電話番号情報として「東京太
郎」さんの電話番号は「03−1234−5678」で
あり、データ通信先情報もメールアドレス情報もある。
これに対して「横浜二郎」さんは、データ通信先情報が
ないので、番号が記されておらず、代わりに、“‐”が
記述されている。このような場合には、データ通信の代
わりにメールによる送信を行なうように、通信先切り替
え部7は処理を制御する。
【0026】また、図4の例では、「東京太郎」さんに
は「050−1234−5678」でデータ通信するこ
とができ、「横浜二郎」さんには、メールによりデータ
通信を行なえることになる。メールアドレス情報とし
て、たとえば、「横浜二郎」さんのメールアドレスはY
oko@dokosoko.co.jpである。
【0027】図5は、この第1実施形態の情報処理装置
の動作を説明するためのフローチャートである。まず、
ユーザは撮像部2のカメラで画像を撮る(ステップA
1)。図2に示す構成例では、入力部11の撮影ボタン
を押すことに相当する。図6は、車の画像を撮った後の
例であり、表示部13には車の画像が表示されている。
【0028】次に、ユーザは入力部1から送信指示を入
力する(ステップA2)。図2に示す例では、画像送信
ボタンを押すことに相当する。そして、ユーザは通信相
手を選択する(ステップA3)。図2に示す例では、た
とえば図7のように、表示部13に表示される通信先リ
ストの中から所望の通信先を入力ペンで選択する。な
お、図7の例では、通信相手として「横浜二郎」さんが
選択されている。
【0029】ここで、通信先切り替え部7は、入力され
た相手情報をもとに、通信先記憶部6からデータ通信先
情報を得て、通信部4に通知する(ステップA4,ステ
ップA5,ステップA6)。図4に示す例では、通話相
手が「横浜二郎」さんの場合には、データ通信先情報で
の記述が“‐”となっているので(ステップA4のN
O)、データ通信先としては、メールを使ってYoko
@dokosoko.co.jp宛に送信する必要があ
るというデータ通信先情報が得られる。また、通信先切
り替え部7は、前述したデータ通信先情報をもとに、通
信先の切り替えを行なう。その後、通信部4は、データ
の送信を実行する(ステップA7)。
【0030】このように、この第1実施形態の情報処理
装置によれば、ユーザは、画像データなどを送信する際
に、それがデータ通信および電子メールのいずれで行な
うかを意識する必要、すなわち、接続先を意識する必要
なしに、同一の操作を行なえば良いことになる。
【0031】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態を説明する。図8は、この第2実施形態に係る情
報処理装置の概略構成を示す図である。
【0032】図8に示すように、この第2実施形態の情
報処理装置は、通話先などの情報あるいは指示の入力を
行なうための入力部1と、画像を撮影するためのたとえ
ばCCDカメラなどの撮像部2と、画像などの各種デー
タを表示するためのたとえば液晶パネルなどの表示部3
と、通話およびデータ通信を行なうためのたとえばPH
Sなどの通信部4と、所有者の名前、電話番号、メール
アドレス、プロバイダの電話番号およびブロバイダのI
Dなどの所有者情報を記憶する所有者情報記憶部5と、
複数種の通信先の情報、たとえば電話番号情報、データ
通信先情報およびメールアドレス情報などを同一の通信
相手ごとに記憶する通信先記憶部6と、通信先記憶部6
に記憶された通信先情報に基づき、通信部4の通信先を
自動的に切り替える通信先切り替え部7と、通話中の相
手の情報を記憶する通話相手記憶部8と、通話相手記憶
部8に記憶された通話状態に復帰させる復帰部9とから
構成されている。
【0033】図9は、通話相手記憶部8の記憶形式の一
例を示すものである。図9に示すように、通話相手記憶
部8は、たとえば通話中の相手の電話番号が「045−
678−9012」の場合にその番号「045−678
−9012」を記憶する。
【0034】図10は、この第2実施形態の情報処理装
置の動作を説明するためのフローチャートである。入力
部1からの通話先情報の入力によって情報情報装置が通
話状態にあるときに(ステップB1)、ユーザが撮像部
2を使って画像を撮り(ステップB2)、さらに送信指
示を入力すると(ステップB3)、通信先切り替え部7
は、通話相手記憶部8の通話番号により通話相手を判別
し、通信先記憶部6からデータ通信先情報を得て、通信
部4に通知する(ステップB4,ステップB5,ステッ
プB6)。通話相手記憶部8の内容が図9に示す状態の
場合には、図4に示す通信先記憶部6の内容から「横浜
二郎」さんが通信相手であることが判明する。
【0035】そして、通信部は、データの送信を実行さ
せるが(ステップB7)、このデータ送信が終了すると
(ステップB8)、復帰部9が、通話相手記憶部8にデ
ータがある場合には(ステップB9のYES)、通信先
切り換え部7および通信部4にその通話相手への再通話
処理を行なわせる(ステップB10,ステップB1
1)。したがって、通話相手記憶部8の内容が図9に示
す場合には、「横浜二郎」さんへ再度電話するように処
理される。
【0036】このように、この第2実施形態の情報処理
装置によれば、ユーザは、煩雑な操作を必要とせずに、
一旦通話を終了させてデータを送信し、その送信後に自
動的に通話を再開させることが可能になる。
【0037】(第3実施形態)次に、この発明の第3実
施形態を説明する。図11は、この第3実施形態に係る
情報処理装置の概略構成を示す図である。
【0038】図11に示すように、この第3実施形態の
情報処理装置は、通話先などの情報あるいは指示の入力
を行なうための入力部1と、画像を撮影するためのたと
えばCCDカメラなどの撮像部2と、画像などの各種デ
ータを表示するためのたとえば液晶パネルなどの表示部
3と、通話およびデータ通信を行なうためのたとえばP
HSなどの通信部4と、所有者の名前、電話番号、メー
ルアドレス、プロバイダの電話番号およびブロバイダの
IDなどの所有者情報を記憶する所有者情報記憶部5
と、複数種の通信先の情報、たとえば電話番号情報、デ
ータ通信先情報およびメールアドレス情報などを同一の
通信相手ごとに記憶する通信先記憶部6と、通信先記憶
部6に記憶された通信先情報に基づき、通信部4の通信
先を自動的に切り替える通信先切り替え部7と、通話中
の相手の情報を記憶する通話相手記憶部8と、通話先と
の接続状況を検出する接続状況検出部10とから構成さ
れている。
【0039】図12は、この第3実施形態の情報処理装
置の動作を説明するためのフローチャートである。ユー
ザが撮像部2のカメラで画像を撮り(ステップC1)、
入力部1からデータ送信指示および通信相手を入力する
と(ステップC2,ステップC3)、通信先切り替え部
7は、たとえばデータ通信端末へのデータ通信を実行す
る(ステップC4)。なお、このデータ通信の選択は、
前述した第1実施形態の選択処理を経たものとし、ここ
ではその説明を省略する。
【0040】そして、接続状況検出部10によってデー
タ通信の通信先との接続が可能であると判断されると
(ステップC5のYES)、即座に通信部4によるデー
タ送信を実行する(ステップC7)。
【0041】一方、接続が不可能な状態と判断されると
(ステップC5のNO)、通信先切り換え部7は、通信
先記憶部6に記憶された通信先情報からその通信相手が
メール送信可能な相手かどうかを判別する(ステップC
6)。
【0042】そして、メール送信可能であった場合(ス
テップC6のYES)、メール送信用の通信先を設定
し、通信部4にデータ送信を実行させる(ステップC
7)。たとえば、通信相手が「東京太郎」さんであった
場合に、通信先記憶部6の内容が図4に示すものであっ
たときには、Tokyo@hogehoge.co.j
pというメールアドレスをもっているので、メールでの
画像データ送信が行われることになる。
【0043】このように、この第3実施形態の情報処理
装置によれば、相手の状況に応じて自動的にデータ通信
方法を切り替えることが可能になる。なお、この発明の
手法は、ソフトウェアとしての実現が可能であるため、
コンピュータによって実行させることのできるプログラ
ムとして、フロッピィディスク、光ディスクおよび半導
体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
格納して頒布することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、たとえばユーザが携帯電話やPHSなどを用いてデ
ータ通信や電子メールによるデータの送信を行なう際、
その通信手段の選択および通信先変更が自動的に行なわ
れるので、ユーザは通信手段別の通信先番号などを意識
することなく、また簡略化された操作のみで通信ができ
るために、相手とのコミュニケーションを円滑に行なう
こと可能となる。また、通話中の相手に対するデータの
送信および通話状態への復帰も煩雑な操作を繰り返すこ
となく実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る情報処理装置の
概略構成を示す図。
【図2】同第1実施形態の情報処理装置の外観を例示す
る図。
【図3】同第1実施形態の所有者情報記憶部の記憶形式
の一例を示す図。
【図4】同第1実施形態の通信先記憶部の記憶形式の一
例を示す図。
【図5】同第1実施形態の情報処理装置の動作を説明す
るためのフローチャート。
【図6】同第1実施形態の撮像操作後の機器イメージの
一例を示す図。
【図7】同第1実施形態の通信相手選択時の機器イメー
ジの一例を示す図。
【図8】同第2実施形態に係る情報処理装置の概略構成
を示す図。
【図9】同第2実施形態の通話相手記憶部の記憶形式の
一例を示す図。
【図10】同第2実施形態の情報処理装置の動作を説明
するためのフローチャート。
【図11】同第3実施形態に係る情報処理装置の概略構
成を示す図。
【図12】同第2実施形態の情報処理装置の動作を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…入力部 2…撮像部 3…表示部 4…通信部 5…所有者情報記憶部 6…通信先記憶部 7…通信先切り替え部 8…通話相手記憶部 9…復帰部 10…接続状況検出部 11−入力部 12…撮像部 13…表示部 14…通信アンテナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話、データ通信およびメール送受信を
    含む複数種の通信手段を備えた情報処理装置において、 前記複数種の通信手段それぞれで設定される前記情報処
    理装置の所有者情報を記憶する所有者情報記憶手段と、 前記複数種の通信手段それぞれで設定される通信先情報
    を同一の通信相手ごとに組にして記憶する通信先情報記
    憶手段と、 通信相手およびデータ送信指示を入力する入力手段と、 前記入力手段によりデータ送信指示が入力されたとき
    に、前記通信先情報記憶手段に記憶された前記通信相手
    の通信先情報群から前記複数種の通信手段の中のいずれ
    かの通信手段を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された通信手段用の前記所有者
    情報を必要に応じて前記所有者情報記憶手段から取り出
    すとともに、その通信手段用の前記通信相手の通信先情
    報を前記通信先情報記憶手段から取り出して、その取り
    出した所有者情報および通信先情報を用いたデータ送信
    をその通信手段に実行させる通信制御手段とを具備する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 通話相手を示す通信先情報を記憶する通
    信先記憶手段をさらに具備し、 前記通信制御手段は、 通話中に前記入力手段によりデータ送信指示が入力され
    たときに、その通話中の通話相手を示す通信先情報を前
    記通信先記憶手段に記憶させるとともにその通話を終了
    させる手段と、 前記入力手段によるデータ送信指示の入力に伴なって前
    記選択手段により選択された通信手段用の前記所有者情
    報を必要に応じて前記所有者情報記憶手段から取り出す
    とともに、その通信手段用の前記通話相手の通信先情報
    を前記通信先情報記憶手段から取り出して、その取り出
    した所有者情報および通信先情報を用いたデータ送信を
    前記選択手段により選択された通信手段に実行させる手
    段と、 前記選択手段により選択された通信手段によるデータ送
    信が完了したときに、前記通信先記憶手段に記憶された
    通信先情報で示される通話相手との通話を再開させる手
    段とを具備することを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段による通信相手との接続状
    況を検出する接続状況検出手段をさらに具備し、 前記通信制御手段は、 前記選択手段により選択された通信手段による前記通信
    相手との接続が成立しなかったことを前記接続状況検出
    手段により認識したときに、前記選択手段に他の通信手
    段を新たに選択させる手段と、 前記選択手段により選択された前記他の通信手段用の前
    記所有者情報を必要に応じて前記所有者情報記憶手段か
    ら取り出すとともに、前記他の通信手段用の前記通信相
    手の通信先情報を前記通信先情報記憶手段から取り出し
    て、その取り出した所有者情報および通信先情報を用い
    た通信を前記他の通信手段に実行させる手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 通話、データ通信およびメール送受信を
    含む複数種の通信手段を備えた情報処理装置のデータ通
    信方法であって、 前記複数種の通信手段それぞれで設定される前記情報処
    理装置の所有者情報を記憶し、 前記複数種の通信手段それぞれで設定される通信先情報
    を同一の通信相手ごとに組にして記憶し、 通信相手およびデータ送信指示を入力し、 前記記憶した前記通信相手の通信先情報群から前記複数
    種の通信手段の中のいずれかの通信手段を選択し、 前記選択した通信手段用の前記所有者情報を必要に応じ
    て前記記憶した所有者情報の中から取り出すとともに、
    その通信手段用の前記通信相手の通信先情報を前記記憶
    した通信先情報の中から取り出して、その取り出した所
    有者情報および通信先情報を用いたデータ送信を前記通
    信手段に実行させることを特徴とするデータ通信方法。
  5. 【請求項5】 さらに、通話中にデータ送信指示が入力
    されたときに、その通話中の通信相手を示す通信先情報
    を記憶してその通話を終了させ、 前記データ送信指示の入力に伴なって選択した通信手段
    用の前記所有者情報を必要に応じて前記記憶した所有者
    情報の中から取り出すとともに、ぞの通信手段用の前記
    通話相手の通信先情報を前記記憶した通信先情報の中か
    ら取り出して、その取り出した所有者情報および通信先
    情報を用いたデータ送信を前記選択した通信手段に実行
    させ、 前記選択した通信手段によるデータ送信が完了したとき
    に、前記記憶した通信先情報で示される通話相手との通
    話を再開させることを特徴とする請求項4記載のデータ
    通信方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記選択した通信手段による前
    記通信相手との接続が成立しなかったことを認識したと
    きに、他の通信手段を新たに選択し、 前記選択した前記他の通信手段用の前記所有者情報を必
    要に応じて前記記憶した所有者情報の中から取り出すと
    ともに、前記他の通信手段用の前記通信相手の通信先情
    報を前記記憶した通信先情報の中から取り出して、その
    取り出した所有者情報および通信先情報を用いた通信を
    前記他の通信手段に実行させることを特徴とする請求項
    4または5記載のデータ通信方法。
  7. 【請求項7】 通話、データ通信およびメール送受信を
    含む複数種の通信手段を備えた情報処理装置のデータ通
    信を制御するためのプログラムであって、 前記複数種の通信手段それぞれで設定される前記情報処
    理装置の所有者情報を記憶し、 前記複数種の通信手段それぞれで設定される通信先情報
    を同一の通信相手ごとに組にして記憶し、 通信相手およびデータ送信指示を入力し、 前記記憶した前記通信相手の通信先情報群から前記複数
    種の通信手段の中のいずれかの通信手段を選択し、 前記選択した通信手段用の前記所有者情報を必要に応じ
    て前記記憶した所有者情報の中から取り出すとともに、
    その通信手段用の前記通信相手の通信先情報を前記記憶
    した通信先情報の中から取り出して、その取り出した所
    有者情報および通信先情報を用いたデータ送信を前記通
    信手段に実行させるように前記情報処理装置を動作させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムは、さらに、通話中にデ
    ータ送信指示が入力されたときに、その通話中の通信相
    手を示す通信先情報を記憶してその通話を終了させ、 前記データ送信指示の入力に伴なって選択した通信手段
    用の前記所有者情報を必要に応じて前記記憶した所有者
    情報の中から取り出すとともに、ぞの通信手段用の前記
    通話相手の通信先情報を前記記憶した通信先情報の中か
    ら取り出して、その取り出した所有者情報および通信先
    情報を用いたデータ送信を前記選択した通信手段に実行
    させ、 前記選択した通信手段によるデータ送信が完了したとき
    に、前記記憶した通信先情報で示される通話相手との通
    話を再開させるように前記情報処理装置を動作させる請
    求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記プログラムは、さらに、前記選択し
    た通信手段による前記通信相手との接続が成立しなかっ
    たことを認識したときに、他の通信手段を新たに選択
    し、 前記選択した前記他の通信手段用の前記所有者情報を必
    要に応じて前記記憶した所有者情報の中から取り出すと
    ともに、前記他の通信手段用の前記通信相手の通信先情
    報を前記記憶した通信先情報の中から取り出して、その
    取り出した所有者情報および通信先情報を用いた通信を
    前記他の通信手段に実行させるように前記情報処理装置
    を動作させる請求項7または8記載の記録媒体。
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