JP4764496B2 - 通話履歴を用いた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及びその方法 - Google Patents

Description

本発明は、通話履歴を用いた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及びその方法に係り、特に使用者によって選択された通話タイプに応じた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及びその方法に関する。

移動通信端末により提供される従来の最新通話履歴提供機能において、移動通信端末が音声電話、テレビ電話及びメッセージを発信または受信すれば、その通話に関連した情報、例えば、発信情報、受信情報、通話接続時間、通話時間、メッセージ発信時間、メッセージ受信時間などがメモリ領域に記憶され得る。その後、最新通話履歴検索の応答として、メモリ領域に記憶されている最新通話履歴を読み出して端末使用者に提供される。

図１は、移動通信端末において表示される従来の最新通話履歴を例示的に示す。図１に示すように、最新通話履歴には、通話の性格に適した外見を有する通話識別アイコン、例えば、音声電話発信であることを示すアイコン１０１、音声電話受信であることを示すアイコン１０２、音声電話不在着信であることを示すアイコン１０３、テレビ電話発信であることを示すアイコン１０４、テレビ電話受信であることを示すアイコン１０５、テレビ電話不在着信であることを示すアイコン１０６、発信メッセージであることを示すアイコン１０７、受信メッセージであることを示すアイコン１０８などが表示される。また、通話を発信した相手または通話を受信した相手の電話番号や愛称が表示される。

しかし、図１に示すように、最新通話履歴を発生順に表示するため、同じ相手との通話情報が分離されて表示されることがある。

さらに、従来の移動通信端末において、使用者が最新通話履歴から相手の電話番号または愛称を選択した後に通話をするためのボタンを押すと、従来の移動通信端末は、選択された電話番号または愛称に対応する相手の端末を呼び出す。

しかし、使用者が音声電話ではなく、テレビ電話をしたい場合、またはメッセージを送りたい場合は、使用者はテレビ電話の呼び出しのためのメニュー項目を選択し、またはメッセージ作成のためのメニュー項目を選択する必要があった。

したがって、従来には、最新通話履歴を用いて所望の相手に直接テレビ電話を試みることができず、ＳＭＳ（ショートメッセージサービス）メッセージやＭＭＳ（マルチメディアメッセージサービス）メッセージなどを直接送ることができないという問題がある。

本背景技術の項目に開示された上記情報は、単に背景技術の理解を助けるためのものであるに過ぎず、本発明が属する分野における通常の知識を有する者に知られた既存の技術を形成しない情報を含み得る。

本発明は、最新通話履歴からアイコンを選択することによってテレビ電話、またはメッセージをより素早く実行できるようにするために通話履歴を用いた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及びその方法を提供することをその目的とする。

本発明の一実施形態によって、短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末において、第１の相手に対応する、テレビ電話アイコンまたはメッセージアイコンを含む第１の通話識別アイコンを含む最新通話履歴を一緒に表示するディスプレイ部と、上記移動通信端末によって音声電話、テレビ電話またはメッセージが発信または受信されると生成される通話履歴情報、電話番号簿情報、及び前記最新通話履歴を記憶するメモリ部、及び上記第１の通話識別アイコンが選択されると、上記第１の通話識別アイコンのタイプに応じてテレビ電話またはメッセージを発生させる制御部とを含む短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末が提供される。

また、本発明の一実施形態によって、移動通信端末のディスプレイ部上に第１の相手に対応する、テレビ電話アイコンまたはメッセージアイコンを含む第１の通話識別アイコンを含む通話履歴を一緒に表示し、上記第１の通話識別アイコンを選択し、及び上記第１の通話識別アイコンのタイプに応じて上記第１の相手にテレビ電話またはメッセージを発生させることを含む短縮ダイヤルの実行方法が提供される。

本発明の通話履歴を用いた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及びその方法によれば、最新通話履歴からアイコンを選択することによってテレビ電話、またはメッセージをより素早く実行することができるという効果を奏する。

移動通信端末上に表示される従来の最新通話履歴を例示的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態による移動通信端末上に表示される最新通話履歴を例示的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態による移動通信端末の構成を概略的に示す図である。 本発明の例示的な実施形態による最新通話履歴を用いて短縮ダイヤルを実行する方法を説明するためのフローチャートである。

本発明の追加的な特徴は、以下の説明内において特定され、また部分的に以下の説明から明らかになり、または本発明の実施によって学習されるであろう。

上述した内容と以後の詳細な説明はいずれも例示的で且つ発明の理解に役立てるためのもので、請求された発明に追加的な説明を提供するためのものである。

以下では、本発明の実施形態が示された添付図面を参照して本発明について詳述する。なお、本発明は、種々の形態に変更することができ、後述する実施形態に限定されるものではない。かかる実施形態は、開示された発明内容を当該技術分野において熟練された者に分かりやすく伝達するためのものである。また、添付図面において、明瞭化のためにレイヤーのサイズや関連サイズが拡大されていることもある。添付図面において類似の構成要素に対しては類似の図面符号を付してある。

以下では、添付した図面を参照して本発明の種々の実施形態による最新通話履歴を用いた短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末及び方法について詳細に説明する。

図３は、本発明の例示的な実施形態による移動通信端末の構成を概略的に示す図である。

図３において、ディスプレイ部１０は、制御部３０の制御下で移動通信端末の動作に応じてスクリーン上にイメージを表示する。例示的に、ディスプレイ部１０は、移動通信端末の上面にタッチスクリーンを備えてもよく、端末使用者の選択情報は、タッチスクリーンを介して入力されて制御部３０に伝達されてもよい。

メモリ部２０は、音声電話、テレビ電話及びメッセージが発信または受信されると生成される通話履歴情報を記憶する。以下、「メッセージ」という用語は、ショートメッセージ（ＳＭＳ）またはマルチメディアメッセージ（ＭＭＳ）を指し示すものとするが、これに限定されるものではない。メモリ部２０は、更に、端末使用者から入力された電話番号簿情報（一般に、「連絡先情報」と知られている）を記憶し、通話履歴情報が生成されると電話番号簿情報と連動して更新される最新通話履歴を記憶する。

制御部３０は、音声電話、テレビ電話及びメッセージが発信または受信すると通話履歴情報を生成してメモリ部２０に記憶し、通話履歴情報が生成されると電話番号簿情報を参照して最新通話履歴を更新する。また、端末使用者が最新通話履歴の表示を要請すれば、制御部３０は、メモリ部２０に記憶されている最新通話履歴を読み出し、それを相手別に分類してディスプレイ部１０上に表示する。

図２は、本発明の例示的な実施形態による移動通信端末において表示される最新通話履歴を示す図である。図２に示すように、各相手別の音声電話情報、テレビ電話情報及びメッセージ（ＳＭＳまたはＭＭＳ）の送受信情報が、通話識別アイコンを用いて相手情報（例えば、電話番号、愛称）とともにディスプレイ部１０に表示される。

ここで、相手情報とともに表示される通話識別アイコンは、音声電話発信、音声電話受信、音声電話不在着信を示す音声電話アイコンであるか、テレビ電話発信、テレビ電話受信、テレビ電話不在着信を示すテレビ電話アイコンであるか、発信メッセージ、受信メッセージを示すメッセージアイコンであればよい。

当該相手との間で実行した通話タイプによる通話識別アイコンは、メモリ部２０に記憶されている通話履歴情報に基づいた相手情報とともに表示される。例えば、図２において、端末使用者が、相手情報（例えば、通話相手の愛称や職責）が「部長」と設定されている相手に音声電話だけを発信した場合、「部長」という相手情報とともに音声電話発信アイコン２０１だけが表示される。相手情報が「かわいい妹」と設定されている相手にテレビ電話を発信し、メッセージ及び音声電話を受信した場合、「かわいい妹」という相手情報とともに受信メッセージアイコン２０２、テレビ電話発信アイコン２０３、音声電話受信アイコン２０４が一緒に表示される。

最新通話履歴から端末使用者が特定の相手に関する通話識別アイコンのうち所望のタイプの呼出し作業を示す通話識別アイコンを選択すれば、制御部３０は、端末使用者から選択された通話識別アイコンに相応する呼出し作業を実行する。

例えば、図２において、端末使用者が「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている受信メッセージアイコン２０２、テレビ電話発信アイコン２０３、音声電話受信アイコン２０４のうちからテレビ電話発信アイコン２０３を選択すれば、テレビ電話が発生して「かわいい妹」の電話番号に発信される。また、図２において、端末使用者が「部長」という相手情報とともに表示されている音声電話発信アイコン２０１をタッチしまたは選択すれば、音声電話が発生して「部長」の電話番号に発信される。また、図２において、端末使用者が「母」という相手情報とともに表示されている発信メッセージアイコン２０６、音声電話発信アイコン２０５のうちから発信メッセージアイコン２０６をタッチして選択すれば、メッセージ作成画面が発生し着信電話番号として表示される「母」の電話番号が提供されるか、または着信アドレスとして表示される「母」の電子メールアドレスが提供される。

移動通信端末は、他の構成要素、例えば、無線送受信処理部、音声処理部、キー入力部を含むことができるが、これらの詳細な説明は省略する。

図４は、本発明の例示的な実施形態による最新通話履歴を用いて短縮ダイヤルを実行する方法を示したフローチャートである。

先ず、端末使用者は、最新通話履歴の検索を要請する（Ｓ１０）。制御部３０は、メモリ部２０に記憶されている最新通話履歴を読み出し、それを相手別に分類した後、相手別に分類された音声電話情報、テレビ電話情報及びメッセージ送受信情報を、通話識別アイコンを用いて相手情報（電話番号、または愛称）とともにディスプレイ部１０に表示する（Ｓ１２）。

端末使用者が最新通話履歴上のある相手と音声電話またはテレビ電話を希望し、または相手にメッセージを送ることを希望する場合、当該相手情報とともに表示されている通話識別アイコンのうちから所望する当該相手との通話タイプの通話識別アイコンを選択する。すなわち、図２を参照すれば、端末使用者が、相手情報が「かわいい妹」である相手との音声電話を希望する場合、「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている通話識別アイコン２０２、２０３、２０４から音声電話受信アイコン２０４を選択する。端末使用者が、相手情報が「かわいい妹」である相手とのテレビ電話を希望する場合、「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている通話識別アイコン２０２、２０３、２０４からテレビ電話発信アイコン２０３を選択する。端末使用者が、相手情報が「かわいい妹」である相手にメッセージを送りたい場合は、「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている通話識別アイコン２０２、２０３、２０４から受信メッセージアイコン２０２を選択する。

通話識別アイコンは、例えば、使用者端末に備えられたキー入力部、タッチスクリーン、または音声コマンドを介して選択すればよい。端末使用者がタッチスクリーンを介して通話識別アイコンを選択したい場合は、端末使用者は当該相手に関する通話識別アイコンに相応する領域内のディスプレイ部１０の表面をタッチする。

端末使用者が最新通話履歴上のある相手に関する相手情報とともに表示されている通話識別アイコンを選択すれば（Ｓ１４）、端末の制御部３０は、選択された通話識別アイコンが音声電話アイコンであるか否かを確認する（Ｓ１６）。

選択された通話識別アイコンが音声電話アイコンであれば、選択された音声電話アイコンとともに表示されている相手情報を用いて音声電話を発信する（Ｓ１８）。

例えば、図２において、端末使用者が「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている通話識別アイコン２０２、２０３、２０４から音声電話受信アイコン２０４をタッチして選択すれば、「かわいい妹」の電話番号を用いて「かわいい妹」に対応する端末に音声電話を発信する。

一方、選択された通話識別アイコンが音声電話アイコンでない場合は、選択された通話識別アイコンがテレビ電話アイコンであるか否かを確認する（Ｓ２０）。

選択された通話識別アイコンがテレビ電話アイコンである場合は、選択されたテレビ電話アイコンとともに表示されている相手情報を用いてテレビ電話を発信する（Ｓ２２）。

例えば、図２において、端末使用者が「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている通話識別アイコン２０２、２０３、２０４からテレビ電話発信アイコン２０３をタッチして選択すれば、「かわいい妹」の電話番号を用いて「かわいい妹」に対応する端末にテレビ電話を発信する。

一方、選択された通話識別アイコンがテレビ電話アイコンでない場合は、当該選択された通話識別アイコンはメッセージアイコンであるため、着信情報として設定された相手情報、例えば、電話番号または電子メールアドレスとともにメッセージ作成画面が提供される（Ｓ２４）。

例えば、図２において、端末使用者が「かわいい妹」という相手情報とともに表示されている通話識別アイコン２０２、２０３、２０４から受信メッセージアイコン２０２をタッチして選択すれば、着信情報として設定された相手情報、例えば、「かわいい妹」に対応する端末の電話番号または電子メールアドレスとともにメッセージ作成画面が提供される。

本発明の技術思想は添付された図面と上記説明内容に限定されず、本発明の思想を逸脱しない範囲内で種々の形態の変形が可能であることがこの分野における通常の知識を有する者には自明な事実であり、かかる形態の変形は、本発明の精神に違背しない範囲内で本発明の特許請求の範囲に属するものとみなされるべきである。

１０：ディスプレイ部
２０：メモリ部
３０：制御部

Claims (16)

1. 短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末において、
   第１の相手に対応する、テレビ電話アイコンまたはメッセージアイコンを含む第１の通話識別アイコンを含む最新通話履歴を一緒に表示するディスプレイ部と、
   前記移動通信端末によって音声電話、テレビ電話またはメッセージが発信または受信されると生成される通話履歴情報、電話番号簿情報、及び前記最新通話履歴を記憶するメモリ部、及び
   前記第１の通話識別アイコンが選択されると、前記第１の通話識別アイコンのタイプに応じてテレビ電話またはメッセージを発生させる制御部とを含むことを特徴とする短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
2. 前記最新通話履歴は、前記第１の相手に対応する、音声電話アイコン、前記テレビ電話アイコンまたは前記メッセージアイコンを含む第２の通話識別アイコンを更に含むことを特徴とする請求項１に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
3. 前記第１の通話識別アイコンは、前記ディスプレイ部の表面のうち前記第１の通話識別アイコンにあたる領域内の前記ディスプレイ部の表面上で使用者コマンドを受信することによって選択されることを特徴とする請求項１に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
4. 前記第１の通話識別アイコンは、前記移動通信端末に備えられたキー入力部から入力されるコマンドによって選択され、または音声コマンドによって選択されることを特徴とする請求項１に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
5. 前記制御部は、
   前記音声電話アイコンが選択されると、前記第１の相手に音声電話を発信し、
   前記テレビ電話アイコンが選択されると、前記第１の相手にテレビ電話を発信し、
   前記メッセージアイコンが選択されると、前記第１の相手を着信にするメッセージを作成するための画面を提供することを特徴とする請求項２に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
6. 前記最新通話履歴は、第２の相手に対応する、前記音声電話アイコン、前記テレビ電話アイコン、または前記メッセージアイコンを含む第３の通話識別アイコンを更に含むことを特徴とする請求項２に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
7. 前記第１の通話識別アイコン、前記第２の通話識別アイコンは発生順に表示されることを特徴とする請求項６に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
8. 前記第１の通話識別アイコン、前記第２の通話識別アイコン、及び前記第３の通話識別アイコンは、相手別にソートされて表示されることを特徴とする請求項６に記載の短縮ダイヤル機能を有する移動通信端末。
9. 移動通信端末のディスプレイ部上に第１の相手に対応する、テレビ電話アイコンまたはメッセージアイコンを含む第１の通話識別アイコンを含む通話履歴を一緒に表示し、
   前記第１の通話識別アイコンを選択し、及び
   前記第１の通話識別アイコンのタイプに応じて前記第１の相手にテレビ電話またはメッセージを発生させることを含むことを特徴とする短縮ダイヤルの実行方法。
10. 前記通話履歴は、前記ディスプレイ部上の前記第１の相手に対応する、音声電話アイコン、前記テレビ電話アイコンまたは前記メッセージアイコンを含む第２の通話識別アイコンを更に含むことを特徴とする請求項９に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
11. 前記第１の通話識別アイコンを選択することには、前記通話識別アイコンにあたる領域内の前記ディスプレイ部の表面をタッチすることを含むことを特徴とする請求項９に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
12. 前記第１の通話識別アイコンを選択することには、前記移動通信端末内のキー入力部を介してコマンドを入力すること、または音声コマンドを入力することを含むことを特徴とする請求項９に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
13. 前記テレビ電話または前記メッセージを発生させることには、
    前記第１の通話識別アイコンが前記テレビ電話アイコンであれば、前記テレビ電話を前記第１の相手に発信すること、及び
    前記第１の通話識別アイコンが前記メッセージアイコンであれば、前記第１の相手を着信にするメッセージを作成するための画面を提供することを含むことを特徴とする請求項９に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
14. 前記通話履歴は、第２の相手にあたる、前記音声電話アイコン、前記テレビ電話アイコン、または前記メッセージアイコンを含む第３の通話識別アイコンを更に含むことを特徴とする請求項１０に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
15. 前記第１の通話識別アイコン、前記第２の通話識別アイコンは発生順に表示されることを特徴とする請求項１０に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
16. 前記第１の通話識別アイコン、前記第２の通話識別アイコン、及び前記第３の通話識別アイコンは、相手別にソートされて表示されることを特徴とする請求項１０に記載の短縮ダイヤルの実行方法。
    

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