JP5041485B2 - 携帯無線端末 - Google Patents
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このことにより、待受画面のお知らせ表示に予約録画したデータが録画できたか否かを表示することが出来る。図9(a)(b)に、スケジュールと、待受け画面に表示される内容がそれぞれ示されている。
例えば、予約番組からテレビのアプリケーションを起動するテレビ受信方法(例えば、特許文献1参照)、受信した放送データからフォントの色やスタイルを抽出し、携帯電話に反映するテレビ機能付携帯電話(例えば、特許文献2参照)、テレビアプリと電話アプリの機能を切り分け、それぞれに固有の動作を可能とさせるデジタル複合機(例えば、特許文献3参照)等が知られている。
また、図1(a)に示されるように、下部筐体102には、図1(b)に示す携帯電話10の閉状態において外部には露出しない一面に操作部12が配置されている。
なお、EVDO通信は、1x通信よりも高速であり、1x通信は、EVDO通信と異なり、データ通信の他に音声通信もサポートするといった特徴を有している。
操作部12は、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部18に入力する。
すなわち、音声入出力部13は、マイクロフォンから入力される音声を増幅し、アナログ−デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部18に出力する。
また、音声入出力部13は、制御部18又は、放送受信部15から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部14は、例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報を表示する。その他に表示部14は、後述する放送受信部15により受信される映像、および放送録画部16により録画された映像を表示する。
記憶部17は、例えば、制御部18に備わるプログラム、テレビアプリケーションプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。
ここでは、記憶部17は、更に、放送記録部16により録画された放送番組(映像および音声)を記憶する他、後述するスケジュールテーブル170も記憶する。スケジュールテーブル170のデータ構造等については後述する。
上記した記憶部17は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
すなわち、制御部18は、携帯電話10の各種の処理が操作部12の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作を制御する。各種の処理とは、例えば、回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトの閲覧、放送受信、録画などである。また、各ブロックの動作は、例えば、通信部11における信号の送受信、音声入出力部13における音声の入出力、表示部14における画像の表示、放送受信部15における放送受信、放送記録部16における録画などである。
制御部18は、記憶部17に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えている。そして制御部18は、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。すなわち、制御部18は、記憶部17に格納されるオペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム(テレビアプリ、録画アプリ、待受けアプリ、スケジュール帳アプリ等)の各種プログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
また、制御部18は、更新が発生する都度、予約番組として記録待ちであるにもかかわらず成否情報が記憶されている予約番組については不整合であると判定し、修正を行う。
また、制御部18は、番組予約情報に基づいて、予約番組の放送終了時間になると、放送受信部15による放送受信を停止するとともに放送記録部16による放送記録を停止し、当該予約番組に記録成功を示すフラグを付与する。
以下、図5、図6のフローチャートを参照しながら、図1〜図4に示す本発明の実施の形態に係わる携帯無線端末の動作について詳細に説明する。
スケジュール表示部185は、スケジュールデータ処理部184による制御の下、記憶部17から録画予約情報を取得してその内容を表示部14に表示する。
アラーム鳴動終了後、表示部14は待受画面の表示に戻り、スケジュールデータ処理部184は、テレビ受信処理部181(テレビアプリ)を起動する(ステップS103)。
このとき、待受け画面表示・処理部183(待受けアプリ)は、該当する録画予約情報の「録画フラグ」を“録画中”に変更する(ステップS104)。
ここで、鳴動する録画予約情報が他にある場合、すなわち、同時刻に複数の放送番組が録画予約されていた場合(ステップS105“Yes”)、スケジュールデータ処理部184は、全ての録画予約番組の「録画フラグ」を“録画済”とする。一方、実際に記録した録画予約番組以外については「録画結果」を“NG”に設定する(ステップS106)。
録画が正常終了したか否かは、テレビ受信処理部181(テレビアプリ)が、放送受信部15が内蔵する映像CODECと音声CODECの復号結果が所定の品質を満たしているか否かを判定することにより決定される。
「録画結果」を“OK”に設定し(ステップS109)、録画が正常終了しなかった場合、「録画結果」を“NG”に設定する(ステップS110)。そして、テレビ受信処理部181と方送受信部15と、録画処理部182と放送記録部16とを終了させる。その後、待受画面表示・処理部183は、その録画結果を表示部14に表示する(ステップS111)。
そして、スケジュールデータ処理部184はその内容を確認する。ここで、録画フラグと録画結果に不整合がある場合は(ステップS203“Yes”)、不整合を修正し(ステップS204)、表示部14に表示する録画予約情報を更新し(ステップS205)、スケジュール表示部185により表示部14に表示する(ステップS206)。
一方、「録画フラグ」が“予約中”であって、「録画結果」が“OKまたはNG”であった場合、予約(まだ録画が終了していない)にもかかわらず録画結果が入力されているのは不正であるためエラーと判定する。そして、「録画フラグ」を“録画済み”に、 「録画結果」を“NG”に修正する。
具体的には、制御部18がシングルタスクでなくマルチタスクの場合には、複数のアプリケーションを共に動作させることが出来る。この場合には、テレビアプリおよび放送受信部15、さらに動画アプリと放送記録部16とをバックグランドで動作させつつ、表面上は待受けアプリやスケジュール帳アプリを動作させることも可能となる。すなわち、このような表示上は待受画面やスケジュール画面を表示しつつも、バックグランドで録画が実行される状態をバックグラウンド録画という。
なお、逆に、バックグランド録画を行わない場合は、録画中にスケジュールデータ処理部184を立ち上げる必要性が無い。つまり、録画中にスケジュール表示部185が録画予約情報にアクセスすることは無いため、エラーと判定してもよい。その場合は、「録画フラグ」を“録画済み”に、「録画結果」を“NG”に修正する。
また、スケジュールデータ処理部184は、「録画フラグ」が“録画中”であって、「録画結果」が“OKまたはNG”であった場合、バックグランド録画非対応の場合には同じ理由でエラーと判定し、「録画フラグ」を“録画済み”に、「録画結果」を“NG”に修正する。
また、スケジュールデータ処理部184は、「録画フラグ」が“録画済”で、「録画結果」が“OK”であった場合、正常と判定し、スケジュール表示部185を介して表示部14に録画OKのアイコンを表示する。
また、「録画フラグ」が“録画済”で、「録画結果」が“NG”であった場合、正常と判定し、スケジュール表示部185にて表示部14に録画失敗のアイコンを表示する。図8に画面表示の一例が示されている。
ここでは、スケジュール帳アプリ、待受けアプリ、アラーム、テレビアプリ、そして、スケジュールテーブル170との間の処理およびデータの流れが示されている。
スケジュール帳アプリは録画予約時間の監視を行っており、予約時間に到達したときにアラームアプリを起動してアラームを鳴動させる(ステップS302)。
上記のように処理され、表示部14に表示される、スケジュール画面の画面構成の一例を図8に示す。図8に示されるように、スケジュールテーブル170(予約録画情報)の内容が、録画予約番組毎、予約中、録画成功、あるいは録画失敗を示すアイコンとともに表示される。
また、不整合を修正することで、同時に録画を開始する予約があっても正常にスケジュール反映が可能である。
ワンセグアブリとスケジュール帳アプリは、本来、異なるアプリケーションプログラムであるが、テレビアプリを起動することなくスケジュール(カレンダ確認のみ)により録画結果を一覧表示することができる。また、テレビアプリの変更無しに本発明を実現できるため、サードパーティのテレビアプリの活用が可能である。
Claims (5)
- 放送波を受信する放送受信部と、
前記放送受信部により受信した放送番組を記録する放送記録部と、
前記放送記録部による記録のスケジュールを記録するスケジュール記録部と、
前記放送番組の表示および前記スケジュールに基づいた表示のいずれかを行う表示部と、
前記スケジュール記録部にて記録の予約が行われた番組ごとに、未記録である予約の状態か記録済みの状態かを示すステータス情報と、記録が正常終了したか否かを示す成否情報とを対応付けて前記スケジュール記録部に記憶する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記スケジュールに基づいて前記放送受信部を起動して前記放送記録部による記録を開始すると、前記予約番組のステータス情報を更新し、その後に前記放送記録部による記録を終了すると、当該記録が正常であるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて前記成否情報も更新し、
前記スケジュールに基づいた表示を前記表示部に行う際には、前記予約番組ごとの成否情報に基づいて、予約番組ごとの記録成否を表示させる
ことを特徴とする携帯無線端末。 - 前記制御部は、
前記スケジュールに基づいて前記放送受信部を起動した際、当該放送受信部における前記放送波の復号結果に基づいて前記放送記録部による記録が正常であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線端末。 - 前記制御部は、
前記予約番組ごとのステータス情報および成否情報の対応関係を確認し、未記録である予約の状態のステータスが記録されているにもかかわらず成否情報が既に記録されている番組が生じれば、当該番組に関してのステータス情報および成否情報を修正する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯無線端末。 - 前記制御部は、
同時刻の予約番組が複数重複している場合には、前記同時刻の番組のステータス情報を全て記録済みの状態とし、一の番組の記録を前記放送記録部により行うと共に、前記同時刻の他の番組の成否情報について正常終了しなかったことを記憶する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯無線端末。 - 前記制御部は、
前記スケジュールに基づいて、番組の終了時間になると、前記放送受信部を停止すると共に前記放送記録部による記録を停止して、前記判定を行う
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯無線端末。
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