JP2001169365A - リモートコントローラー - Google Patents

リモートコントローラー

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JP2001169365A
JP2001169365A JP35329899A JP35329899A JP2001169365A JP 2001169365 A JP2001169365 A JP 2001169365A JP 35329899 A JP35329899 A JP 35329899A JP 35329899 A JP35329899 A JP 35329899A JP 2001169365 A JP2001169365 A JP 2001169365A
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JP
Japan
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time
remote controller
time information
standard
video cassette
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JP35329899A
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Masashi Kuroda
雅士 黒田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカセットレコーダなどの機器を正確な
時刻によって動作させることができるリモートコントロ
ーラーを提供する。 【構成】 リモートコントローラー1の時計制御部2a
は標準電波処理回路6から標準時刻情報を取得し、この
標準時刻情報に基づいて基本時計回路4の時刻補正を行
う。制御部2は正確な現在時刻を基本時計回路4から取
得し、現在時刻が録画開始の指定時刻になると、リモコ
ン信号送出部8を駆動し、予約録画開始を指示するリモ
コン信号をビデオカセットレコーダ10に送出する。こ
のようにリモートコントローラー1が保有する正確な時
刻によってビデオカセットレコーダ10は正確な時刻に
録画を開始することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカセットレコ
ーダなどの時刻情報を必要とする機器等を操作するリモ
ートコントローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】正確な時刻情報(タイムコード)を乗せ
た標準電波が郵政省通信総合研究所から発信されてい
る。長波帯(周波数40KHz)の標準電波は、JG2
ASと呼ばれる符号で送出されており、これを受信して
検波・復調を行って標準時刻情報を取り出すことによ
り、正確な日本標準時を得ることができる。そして、上
記長波帯の標準電波、或いは旧来の短波帯の標準電波な
どを利用した技術として、特開昭57−130133号
公報(IPC:G06F 1/04)に開示された「電
子計算機システムにおける時計方式」や、特開平9−3
19460号公報(IPC:G06F 1/14)に開
示された「電波時計を利用したパソコン」などが知られ
ている。
【0003】一方、内蔵した時計装置からの時刻情報を
基に、現在時刻が設定時刻となったときに、放送の受信
を開始し、予めセットされているカセットテープに受信
番組を記録するビデオカセットレコーダ(VCR)があ
る。また、CSディジタル放送を受信するディジタル放
送受信装置などにおいても、内蔵した時計装置からの時
刻情報を基に、現在時刻が設定時刻となったときに、予
約してあるチャンネルの放送の受信を開始することがで
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ビ
デオカセットレコーダやディジタル放送受信装置などの
機器に内蔵されている時計装置の精度はあまり高くな
く、時刻誤差が大きくなればユーザーが時刻を修正しな
ければならない。また、このような修正はユーザーにと
って比較的手間であるため、これを怠りがちである。こ
のため、番組の放送開始に遅れて受信を開始するといっ
たことが生じていた。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、ビデオカ
セットレコーダやディジタル放送受信装置などの機器を
標準電波に基づく正確な時刻によって動作させることが
できるリモートコントローラーを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のリモートコン
トローラーは、上記の課題を解決するために、標準電波
を受信する受信部と、受信した標準電波から標準時刻情
報を取り出す標準時刻情報取得手段と、時刻情報を出力
する時計装置と、前記時計装置を前記標準時刻情報によ
って補正する補正手段と、補正された時刻情報に基づい
て予め設定された時刻にリモートコントロール信号を送
出する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】上記の構成であれば、リモートコントロー
ラーは標準時刻情報に基づく正確な時刻にリモートコン
トロール信号を送出することができ、ビデオカセットレ
コーダやディジタル放送受信装置などの機器は上記リモ
ートコントロール信号を受けて正確な時刻に動作するこ
とになる。
【0008】前記制御手段は、予め設定された時刻の所
定時間前に前記標準時刻情報の取得とこれによる前記時
計装置の補正のための構成要素に給電を開始する制御を
行うように構成されているのがよい。これによれば、予
め設定された時刻の例えば数分前には標準時刻情報を得
て正確な現在時刻を獲得することができ、この正確な現
在時刻に基づいて指定時刻に機器を動作させることがで
きる。その一方、標準時刻情報の取得を常時行うもので
はないので、省電力化が図れることになる。
【0009】複数機器のリモートコントロールが行える
ように構成されているのがよい。複数の機器の各々が電
波時計を備えるとしたのでは、各機器のコスト高を招来
するが、一つの電波時計を備えた一つのリモートコント
ローラーによって複数の機器を電波時計に基づく正確な
時刻にて動作させることにより、システム(例えば、A
Vシステムやホームシアターなど)全体における高い時
刻精度確保とコスト低減を両立することが可能になる。
【0010】バックアップ電源を備える構成としてもよ
い。かかる構成であれば、主電源による各回路への電力
供給が途絶えても、必要機器への電力供給を確保するこ
とが可能になる。
【0011】前記時計装置の時刻補正の履歴情報を記憶
する記憶手段を備えてもよい。かかる構成であれば、上
記履歴情報に基づいて各種制御が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。図1はこの実施形態のリ
モートコントローラーの構成を示すブロック図であり、
図2および図3は処理内容を示すフローチャートであ
る。
【0013】図1において、リモートコントローラー1
のキー部3には、電源操作キー、チャンネルキー、音量
キー、再生キー、停止キー、録画キー(いずれも図示せ
ず)など、AVシステムを構成するビデオカセットレコ
ーダー(VCR)10、アンプ11、およびモニター1
2などを操作するのに必要なキーが設けてある。キー部
3のキーが押されると、そのキーが押されたことを示す
信号が制御部2に供給される。制御部2は、押されたキ
ーに対応した信号を生成してこれをリモコン信号送出部
8に供給する。リモコン信号送出部8は、例えば赤外発
光部を前記信号に基づいて明滅させることによって指示
コードを送出する。ビデオカセットレコーダー10、ア
ンプ11、およびモニター12は、その各々の受光部1
0a,11a,12aにて前記指示コードを受光し、こ
の指示コードに基づいて指令内容を判断することにな
る。なお、AVシステム全体として一つのリモコン信号
受信部を備えることとし、この信号受信部にて受信した
リモコン信号に基づいて各機器を図示しないコントロー
ラーにて制御するようにしてもよい。
【0014】キー部3を操作することにより、録画予約
指示が行える。録画予約には、録画する放送のチャンネ
ル番号、録画開始時刻、及び録画終了時刻等を直に入力
する方法や、Gコード予約の方法等がある。リモートコ
ントローラー1には表示部7が設けてあり、上記入力情
報の表示、現在時刻の表示、更にはモード表示等が行え
るようになっている。
【0015】制御部2は、リモートコントローラー1に
おける各種制御を担うものである。特にこの発明にかか
る処理として、基本時計回路4から取得した現在時刻が
指定時刻(録画開始時刻や録画終了時刻)になったかど
うかを判断し、現在時刻が指定時刻になると録画開始指
示や録画終了指示のための制御を行う。また、標準電波
処理回路6の給電制御も行うようになっている。
【0016】基本時計回路4は、図示しない発振子から
クロック信号を入力し、カウント処理を行うことによっ
て現在時刻情報を生成し、この現在時刻情報を制御部2
に与える。この基本時計回路4は一般家庭用機器に備え
られる時計回路と同等のものであり、高い精度であるこ
とを要しない。
【0017】標準電波処理回路6は、この実施形態で
は、郵政省通信総合研究所からJG2ASの符号で送出
されている長波帯(40KHz)の標準電波を受信し、
検波・復調を行って標準時刻情報を取り出すように構成
されている。具体的には、この標準電波処理回路6は、
バーアンテナ5にて捕らえられた電波のなかから40K
Hzの周波数を通すフィルタ、このフィルタを通過した
電波を検波して信号を取り出す検波器、信号を所定レベ
ルに増幅するオートゲインコントローラ(AGC)、J
G2ASのフォーマットに基づいて前記信号から標準時
刻情報を生成する処理部などを備えて成る。
【0018】時計制御部2aは標準電波処理回路6から
標準時刻情報を入力し、この標準時刻情報に基づいて基
本時計回路4の時刻補正を行う。
【0019】バックアップ電池9は、主電源(商用電
源、1次電池、或いは2次電池)による電力供給が途絶
えたときでも、必要な機能(動作)を確保できるように
設けられている。バックアップ対象は、リモートコント
ローラー1の設計コンセプトにもよるが、例えば、基本
時計回路4のみ、或いは基本時計回路4と標準電波処理
回路6等とすることがある。
【0020】次に、リモートコントローラー1によるA
Vシステムの操作処理について説明していく。リモート
コントローラー1のキー部3を操作することで、AVシ
ステムを構成しているビデオカセットレコーダ10、ア
ンプ11、およびモニター12の電源をONさせること
ができる(AVシステムON)。このAVシステムON
の状態において、キー部3を更に操作することで、ビデ
オカセットレコーダ10にセットしてある例えば映画ソ
フトを再生状態とし、モニター12をビデオ入力モード
にして再生映像を表示させ、アンプ11によって再生音
声を図示しない外付けスピーカに供給し、臨場感ある音
を楽しむことができる。鑑賞が終了したなら、リモート
コントローラー1のキー部3を操作することで、AVシ
ステムをOFFとすることができる。かかる操作はAV
システムに対する通常の操作(通常モード)である。こ
の通常モードをフローチャートにて簡単に示せば、図2
に示すように、AVシステムON(ステップS1)、ユ
ーザーが操作したキーに対応する各種動作の実行(ステ
ップS2)、各種動作の終了(ステップS3)、AVシ
ステムのOFF(ステップS4)となる。なお、通常モ
ードにおけるAVシステムの操作時、リモートコントロ
ーラー1の構成要素全体が動作する電力供給状態となる
ようにしてもよいが、この標準モード時には、正確な時
刻情報は特に必要としないのであるから、標準電波処理
回路6などには電力供給を行わないようにしてもよい。
【0021】ユーザーによって録画予約の操作が行わ
れ、この予約された録画の処理が終了していないのであ
れば、リモートコントローラー1は録画予約モードの状
態となる。録画予約モードに入ると、図3のフローチャ
ートに示すように、第1電力消費状態となる(ステップ
S10)。この第1電力消費状態においては、基本時計
回路4から現在時刻を入力し(ステップS11)、現在
時刻が指定時刻の5分前かどうかの判断を行っており
(ステップS12)、かかる処理に必要な構成要素のみ
に電力供給が行われる。上記5分は基本時計回路4にお
ける誤差の程度等を考慮して決まるものであり、当該5
分に限るものではない。また、録画予約における指定時
刻には、録画開始時刻と録画終了時刻とがあり、録画予
約処理ループで最初にステップS12を通るときの指定
時刻は録画開始時刻である。
【0022】上記ステップS12で指定時刻の5分前に
なったと判断されると、第2電力消費状態となり(ステ
ップS13)、標準時刻情報の取得に必要な構成要素で
ある標準電波処理回路6にも電力供給が行われることに
なる。時計制御部2aは、標準電波処理回路6から標準
時刻情報を入力し、この標準時刻情報に基づいて基本時
計回路4の時刻補正を行う(ステップS14)。
【0023】制御部2は補正により得られた正確な現在
時刻を基本時計回路4から得て、当該現在時刻が指定時
刻になったかどうかを判断する(ステップS15)。現
在時刻が指定時刻になったのであれば、録画フラグFが
“0”か否かを判断する(ステップS16)。ここで、
録画フラグFは初期状態(録画予約処理開始当初)にお
いて“0”であるとする。録画フラグFが“0”のとき
は、リモコン信号送出部8からビデオ電源ON信号及び
録画指令信号を送出する(ステップS17)。これによ
り、ビデオカセットレコーダ10が立ち上がって録画が
開始されることになる。なお、この録画処理ではビデオ
カセットレコーダ10のみが立ち上げられて録画が行わ
れるのであり、AVシステムの全体を立ち上げる(ON
する)必要はない。
【0024】次に、録画フラグFを“1”にセットする
(ステップS18)。このステップS18を経た場合に
は、録画予約モードは終了しておらず、リモートコント
ローラー1は第1電力消費状態に戻り(ステップS1
0)、ステップS11にて現在時刻を取得し、ステップ
S12にて現在時刻が録画終了時刻の5分前になったか
否かを判断することになる。そして、録画終了時刻の5
分前になったのであれば、第2電力消費状態となり(ス
テップS13)、時刻補正(ステップS14)、および
指定時刻判断(ステップS15)を経てステップS16
に進む。録画フラグFは“1”にセットされているの
で、ステップS16ではNOの判断がされることにな
り、リモコン信号送出部8から録画終了信号およびビデ
オ電源OFF信号を送出する(ステップS19)。これ
により、ビデオカセットレコーダ10は録画動作を停止
して電源OFFとなる。次に、録画フラグFは“0”に
リセットされ、録画予約モードが終了し(ステップS2
0)、通常モードに移行することになる。
【0025】以上説明したように、上記構成のリモート
コントローラー1は、標準時刻情報に基づく正確な時刻
によって動作するため、この正確な時刻によってビデオ
カセットレコーダ10等が操作されることになり、放送
時間に遅れて録画を開始してしまうといった不具合を確
実に防止できることになる。
【0026】また、上記実施形態では、指定時刻(録画
開始時刻或いは録画終了時刻)に至る5分前に第2電力
消費状態となって標準電波処理回路6が作動し、当該回
路6からの標準時刻情報に基づいて基本時計回路4の時
刻補正が行われる。かかる制御により、ビデオカセット
レコーダ10等を動作させる時刻の5分前には正確な時
刻情報を獲得してこの正確な時刻情報に基づいてビデオ
カセットレコーダ10等を動作させることができる。そ
の一方、時刻補正動作(標準電波受信動作)を常時行う
ものではないので、省電力化が図れる。また、リモート
コントローラー1は、機器に対してリモートコントロー
ル信号を送出した後には、次の指定時刻がやってくるま
で当該時刻判断部分を除いてOFF状態となることがで
き、制御部2を構成しているマイクロコンピュータのハ
ングアップの発生も低減できることになる。
【0027】また、上記実施形態では、一つのビデオカ
セットレコーダ10を操作したが、時刻情報を必要とす
る複数の機器(複数のビデオカセットレコーダ或いはビ
デオカセットレコーダとディジタル放送受信装置など)
に対して各機器のリモコンコードにてリモートコントロ
ールが行えるようにしてもよい。例えば、2台のビデオ
カセットレコーダを操作するような場合には、ユーザー
は予約録画の際に録画するビデオカセットレコーダを指
定しておく。制御部2は、第1のビデオカセットレコー
ダに指令を行うときには、当該ビデオカセットレコーダ
で用いられているリモコンコードに基づいてリモコン信
号送出部8を駆動し、第2のビデオカセットレコーダに
対する指令を行うときには、当該ビデオカセットレコー
ダで用いられているリモコンコードに基づいてリモコン
信号送出部8を駆動する。各機器に対するリモコンコー
ドの設定は、例えば取扱説明書に記載した各社機器とリ
モコンコードとの対応表に基づいてリモートコントロー
ラー1のキー部3を操作することで行える。
【0028】ここで、複数機器の各々が電波時計を備え
るとしたのでは、各機器のコスト高を招来するが、上記
のごとく、一つの電波時計を備えた一つのリモートコン
トローラー1が複数の機器に対してリモートコントロー
ルを行えば、各機器が電波時計を備えなくても各機器を
電波時計に基づく正確な時刻にて動作させることが可能
になり、システム(例えば、AVシステムやホームシア
ターなど)全体における高い時刻精度確保とコスト低減
を両立することができる。
【0029】また、標準時刻情報に基づく基本時計回路
4の時刻補正の履歴(いつ補正をしたか、或いは補正に
おいてどのくらいの誤差が生じていたのか(補正量)な
ど)を記憶部に格納するようにしてもよい。このような
履歴を保持しておくことにより、例えば上記補正量に基
づいて指定時刻前の補正開始時点(ステップS12にお
ける5分前)の調整処理が可能となる。例えば、補正量
の平均が4分30秒進めるというものであるとすれば、
幾分余裕をみてステップS12における5分を6分に変
更するような処理が考えられる。一方、深夜時間帯やリ
モートコントローラー1の起動時点などに自動的に標準
電波を受信して現在時刻補正を行う場合には、基本時計
回路4が出力する現在時刻はほぼ正確になると考えら
れ、補正量の平均が数秒程度となるようであれば、上記
ステップS12における5分を1分に変更するといった
処理を行うことも考えられる。
【0030】また、図3のフローチャートで示した処理
においては、録画終了時刻についても標準時刻情報に基
づいて現在時刻を補正し、録画終了時刻の正確を期すこ
ととしたが、このような処理に限定するものではない。
すなわち、録画開始時点で正確な現在時刻を得ているの
で、録画終了時刻については特に時刻補正を行わないと
する処理を採用してもよい。
【0031】また、この実施形態で示したリモートコン
トローラー1は、キー部3を備えてユーザーによって直
に操作されるタイプのものであり、ビデオカセットレコ
ーダ10等の機器から離れて置かれるものである。ここ
で、ビデオカセットレコーダ10等の本体内に電波時計
を組み込む場合には、当該ビデオカセットレコーダ10
或いはモニター12等からはノイズが発生しているた
め、電波時計が正確に動作しないおそれがあるが、これ
ら機器から離間して置かれるタイプのリモートコントロ
ーラーに電波時計を組み込む場合には、ノイズの影響は
あまり受けないという利点がある。一方、例えば、ディ
ジタル放送受信装置がビデオカセットレコーダを制御す
るためのリモートコントローラーを具備し、予約した番
組が開始される時刻になるとリモートコントローラーに
よってビデオカセットレコーダを自動操作し、受信した
ディジタル放送番組を当該ビデオカセットレコーダに録
画させるようにする構成も考えられ、かかるディジタル
放送受信装置のリモートコントローラーが電波時計を具
備して上記ビデオカセットレコーダを正確な時刻情報に
て制御するようにしてもよいものである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、標準時刻情報に基づく正確な時刻によってビデオカ
セットレコーダなどの機器をリモートコントロールする
ことができる。また、操作される機器自体には時計装置
を組み込まないとすることも可能となる。また、標準時
刻情報に基づく時刻補正の処理を常時行うようなことは
しない構成であれば、省電力化が図れる。また、一つの
電波時計を備えた一つのリモートコントローラーによっ
て複数の機器を電波時計に基づく正確な時刻にて動作さ
せることにより、システム全体における高い時刻精度確
保とコスト低減を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のリモートコントローラー
のブロック図である。
【図2】リモートコントローラーの処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図3】リモートコントローラーの処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 リモートコントローラー 2 制御部 3 キー部 4 基本時計回路 5 バーアンテナ 6 標準電波処理回路 7 表示部 8 リモコン信号送出部 9 バックアップ電池 10 ビデオカセットレコーダ 11 アンプ 12 モニター
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/00 G06F 1/04 351A 5/765 H04N 5/91 L Fターム(参考) 2F002 AA00 AA07 AC01 AD06 AD07 AE04 AF01 BA26 BB05 FA16 GA08 5C053 FA20 FA21 FA30 JA01 KA08 KA11 KA18 KA20 KA24 LA06 LA20 5C056 AA05 BA01 BA02 BA03 BA05 BA08 CA06 CA08 CA10 CA15 CA17 EA05 EA09 5K048 AA16 BA03 DA02 EB11 HA04 HA06 HA37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準電波を受信する受信部と、受信した
    標準電波から標準時刻情報を取り出す標準時刻情報取得
    手段と、時刻情報を出力する時計装置と、前記時計装置
    を前記標準時刻情報によって補正する補正手段と、前記
    時計装置の時刻情報に基づいて予め設定された時刻に予
    め指令された処理に対応するコードのリモートコントロ
    ール信号を送出する制御手段と、を備えたことを特徴と
    するリモートコントローラー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリモートコントローラ
    ーにおいて、前記制御手段は、予め設定された時刻の所
    定時間前に前記標準時刻情報の取得とこれによる前記時
    計装置の補正のための構成要素に給電を開始する制御を
    行うように構成されていることを特徴とするリモートコ
    ントローラー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のリモート
    コントローラーにおいて、複数機器のリモートコントロ
    ールが行えるように構成されていることを特徴とするリ
    モートコントローラー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のリモートコントローラーにおいて、バックアップ電源
    を備えていることを特徴とするリモートコントローラ
    ー。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のリモートコントローラーにおいて、前記時計装置の時
    刻補正の履歴情報を記憶する記憶手段を備えたことを特
    徴とするリモートコントローラー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020284A (ja) * 2004-05-31 2006-01-19 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電話機及び携帯電話システム
JP2009246412A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Kyocera Corp 携帯無線端末
JP2010045509A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Toshiba Corp リモートコントロール装置,機器,および無線制御システム

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