JP2019046492A - 情報処理装置およびその制御方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単なタッチ操作で複数のオブジェクトをバインド可能とする。【解決手段】複数のアイコンを表示する表示部を備え、表示部に対するユーザ操作によってアイコンを別のアイコンに重ねることが可能な情報処理装置は、3つのアイコンが重ねられることで3つのアイコンを格納したフォルダが作成される条件が満たされる場合にフォルダを作成し、条件が満たされない場合にはフォルダを作成しない。【選択図】図4

Description

本発明は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)におけるオブジェクトの管理技術に関するものである。
従来、PCやスマートフォンといったファイルやアプリケーションなどのオブジェクトを管理するシステム上で、1以上のオブジェクトをまとめて格納する仕組みとして、フォルダと呼ばれる保管オブジェクトを用いてまとめる(以下、バインドする)ことが一般的に行われている。ところで、複数のオブジェクトをバインドするに際して当該複数のオブジェクトの配置によっては一括選択ができない場合がある。その場合、ユーザは複数のオブジェクトを1つずつフォルダに移動する必要がある。
そこで、特許文献1には、タッチパネルやタブレット、スマートフォンなどに対する接触によって複数のオブジェクトを選択し、選択順番に応じて処理パターンを変化させる技術が開示されている。より具体的には、タッチパネルを操作する指の接触数及び接触順番やジェスチャを設定し、設定した操作を行った場合に実行される動作を登録する技術が提案されている。これにより、例えば、ユーザはオブジェクトを1つずつ選択していき、最後にフォルダを選択することにより、先行して選択した複数のオブジェクトを最後に選択したフォルダ内に移動するといった操作が可能となる。
特開2000−222130号公報
しかしながら、特許文献1では、複数のオブジェクトに対して操作(例えば移動操作)を行う場合、接触順番を意識しなければならない。すなわち、接触順番を間違えてしまった場合、登録済の他の処理動作を行ってしまうことになる。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、簡単なタッチ操作で複数のオブジェクトをバインド可能とする技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、複数のアイコンを表示する表示部を備え、前記表示部に対するユーザ操作によってアイコンを別のアイコンに重ねることが可能な情報処理装置は、3つのアイコンが重ねられることで前記3つのアイコンを格納したフォルダが作成される条件が満たされる場合に前記フォルダを作成し、前記条件が満たされない場合には前記フォルダを作成しない。
本発明によれば、簡単なタッチ操作で複数のオブジェクトをバインド可能とする技術を提供することができる。
タッチパネルディスプレイを備える情報処理装置のハードウェア構成図である。 オブジェクト管理装置のソフトウェア構成図である。 複数のオブジェクトをバインドしフォルダとしてドロップする際の画面の遷移を例示的に示す図である。 複数のオブジェクトをバインドしフォルダとしてドロップする処理の流れを示すフローチャートである。 複数のオブジェクトをバインドしドラッグ中フォルダとする際の画面の遷移を例示的に示す図である。 複数のオブジェクトをバインドしドラッグ中フォルダとする処理の流れを示すフローチャートである。 フリック操作によりバインド処理する際の画面の遷移を例示的に示す図である。 フリック操作によるバインド処理の流れを示すフローチャートである。 複数のフリック操作により一括バインド処理する際の画面の遷移を例示的に示す図である。 複数のフリック操作による一括バインド処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る情報処理装置の第1実施形態として、複数の接触点を検出可能(所謂マルチタッチ)に構成されたタッチパネルディスプレイ(タッチスクリーン、マルチタッチスクリーンとも呼ばれる)を備える情報処理装置を例に挙げて以下に説明する。
<タッチパネルにおける操作>
まず、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)、特にタッチパネルにおける操作で使用される用語について説明する。なお、ここでは、タッチパネルと表示画面が一体となったタッチパネルディスプレイを使用することを想定している。
なお、タッチ操作とは、タッチパネルディスプレイに対し、指やスタイラスなどの指示具を用いた操作全般を指す用語であり、以下のような操作を含む。
タップ:指示具をタッチパネルに接触させる操作(非接触状態から接触状態)
リリース:指示具をタッチパネルから離す操作(接触状態から非接触状態)
ドラッグ:タップにより特定のオブジェクトが選択された状態のまま、指示具をタッチパネルからリリースせずに移動する操作
ドロップ:ドラッグしたオブジェクトが存在する状態において、任意の位置で指示具をタッチパネルからリリースする操作
フリック:指示具をタッチパネル上で任意の方向にはじくように移動する操作。
<情報処理装置のハードウェア構成>
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置はタッチパネルディスプレイを備えており、タッチパネルディスプレイを介してユーザーからの各種操作を受け付けるよう構成されている。
コントローラ101は、例えばCPUであり、演算・制御を司る。具体的には、コントローラ101は、ストレージ105に記憶されている処理プログラムに含まれる命令を実行して、タッチパネルディスプレイ102を制御することによって後述する各種機能を実現する。コントローラ101は、タッチパネルディスプレイ102等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。もちろん、コントローラ101の一部または全部を特定用途向けIC(ASIC)により実現するよう構成してもよい。
タッチパネルディスプレイ102は、文字、画像、記号または図形などを表示するディスプレイ部と、ユーザからのフリック・ピンチなどの操作受付を行うタッチパネル部を有する。ボタン103は、例えば、情報処理装置を操作するための物理的なボタン(例えば、ホームボタン、メニューボタン、電源ボタン等)である。カメラ104は、物体を撮影するカメラである。
ストレージ105は、プログラムおよびデータを記憶する領域である。また、ストレージ105は、コントローラ101の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ105に記憶されるプログラムには、フォアグランドまたはバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援するOSがある。また、後述するバインド処理はアプリケーションとして実装してもよいし、OSと一体となって動作するデバイスドライバとして実装してもよい。
通信ユニット106は、有線通信又は無線通信により外部機器と情報のやりとりをする機能部である。例えば、無線通信規格として、無線LANやセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格として、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM(登録商標)、PHS(Personal Handy-phone System)等がある。
<情報処理装置のソフトウェア構成>
図2は、情報処理装置で動作するオブジェクト管理機能のソフトウェア構成図である。オブジェクト管理機能は、OS201、オブジェクト管理部202、一時記憶部203、記憶部204により実現される。ここで、オブジェクトとは、タッチパネルディスプレイ102に表示されるアイコンを意味している。ただし、オブジェクトは、画面に表示され操作可能なものであればよく、アイコンに限定されるものではない。
OS201は、タッチパネルディスプレイ102のタッチパネル部からの入力や、ディスプレイ部への出力といった入出力機能を制御する。オブジェクト管理部202は、オブジェクト操作に関する処理ロジックを集めたソフトウェアであり、後述する処理シーケンスを制御する。
一時記憶部203は、ストレージ105の一時記憶領域(メモリ)である。以下の説明では、一時記憶部203は、「現在ドラッグ中のオブジェクト」を管理するための情報など、現在ユーザ操作の対象となっているオブジェクトを管理するために利用される。記憶部204は、オブジェクトに関する各種情報(オブジェクトの実体データやメタデータ)を記憶する。
<ドロップ操作による複数のオブジェクトのバインド処理(フォルダとしてドロップ)>
図3は、複数のオブジェクトをバインドしフォルダとしてドロップする際の画面の遷移を例示的に示す図である。ここで、オブジェクトバインド操作とは、複数のオブジェクトをまとめて1つのフォルダ内に格納する操作を意味する。特に、図3では、複数のオブジェクトをバインドし、当該複数のオブジェクトを格納したフォルダを表示画面上にドロップする例を示している。
表示画面300aは、一覧表示された8個のオブジェクトの中の3つのオブジェクトに対し、ユーザがタッチ操作を行っている画面を例示的に示している。具体的には、ユーザは、それぞれ別々の指示具により3つのオブジェクトをタップし、それぞれの指示具を独立して移動開始することにより当該3つのオブジェクトそれぞれを同時にドラッグ状態とした状態を示している。ここでいう指示具とは、例えばユーザの右手の人差指、中指、左手の人差指である。あるいは、あるユーザの右手および左手の人差指と、別のユーザの右手の人差指であっても良い。オブジェクト301は、ユーザの、タッチ操作によってドラッグ状態にある3つのオブジェクトを示している。図3においては、ドラッグ状態にあるアイコンの左右を、黒色帯を付して示している。
表示画面300bは、ユーザが、ドラッグ状態とした3つのオブジェクトを近づけた状態を示している。すなわち、ユーザは、それぞれの指示具によって、3つのオブジェクトそれぞれを互いに近づける方向へのドラッグ操作を、それぞれのオブジェクトに対して行う。ここでは、ユーザのドラッグ操作によって、互いに重なり合った状態となっている。
表示画面300cは、ユーザが、互いに重なりあった3つのオブジェクトを全てリリース(すなわちドロップ)した後の画面を示している。特に、ここでは、当該3つのオブジェクトをバインドして格納した1つのフォルダ303が示されている。なお、当該フォルダ303には内部に格納しているオブジェクトの個数を示す「3」の文字が併せて示されている。
以下では、上述の3つのオブジェクトをバインドし1つのフォルダとして表示画面上にドロップする動作の詳細について説明する。
図4は、複数のオブジェクトをバインドしフォルダとしてドロップする処理の流れを示すフローチャートである。なお、当該フローチャートの開始時には、既に、表示画面300aに示すように、3つのオブジェクトがドラッグ状態にあるものとして説明する。
ステップS401では、オブジェクト管理部202は、ドラッグ状態の各オブジェクトのリリース(ドロップ)を検出すると共に、それぞれのオブジェクトをドロップした際の位置を取得する。位置とは、例えば、タッチパネルディスプレイ102における表示画面上の座標である。
ステップS402において、オブジェクト管理部202は、ドロップされたオブジェクトが複数存在するか判定する。例えば、S401で各オブジェクトのドロップ時刻を取得し、同時にドロップされたか否かを判定する。すなわち、ドロップされた時刻の時間差が所定の時間差以内である場合に「同時にドロップされた」と判定する。ドロップされたオブジェクトが複数存在すると判定した場合はステップS403に進み、ドロップされたオブジェクトが1つのみと判定した場合はステップS407に進む。
ステップS403では、オブジェクト管理部202は、同時にドロップされたと判定された複数のオブジェクトにおいて、ドロップ位置が近いオブジェクトが存在するか判定する。具体的には、各オブジェクトのドロップ位置を参照し所定の距離以内である場合に「ドロップ位置が近いオブジェクトが存在する」と判定する。ドロップ位置が近いオブジェクトが存在すると判定した場合はステップS404に進み、ドロップ位置が近いオブジェクトが存在しないと判定した場合はステップS407に進む。
ステップS404では、オブジェクト管理部202は、ドロップ位置を位置属性として付与したフォルダを記憶部204に生成する。当該ドロップ位置は、同時にドロップされかつドロップ位置が近いと判定された複数のオブジェクトの平均位置として算出してもよいし、最初にドロップされたオブジェクトの位置としてもよい。
ステップS405では、オブジェクト管理部202は、同時にドロップされかつドロップ位置が近いと判定された複数のオブジェクトのデータを、S404で生成したフォルダ内に移動する。
ステップS406では、OS201は、記憶部204に記憶されている更新されたオブジェクトの情報に基づいて表示画面を更新する。
ステップS407では、オブジェクト管理部202は、ドロップされたオブジェクトの、記憶部204に記憶された位置情報を更新する。
このように、構成することにより、ユーザは、選択した複数のオブジェクトをフォルダに格納する処理を、同時に行われている個々のドラッグ操作で行うことが可能となる。
<ドロップ動作による複数のオブジェクトのバインド処理(ドラッグ状態を維持)>
上述の説明では、同時にドロップされかつドロップ位置が近いと判定された複数のオブジェクトを格納したフォルダを表示画面上にドロップする形態について説明した。しかし、場合によっては、直ちにフォルダ(バインドした複数のオブジェクト)を表示画面上にドロップしたくない場合もある。以下では、ドラッグ状態のオブジェクトに近接してドロップされたオブジェクトを、ドラッグ状態のままバインドする形態について説明する。
図5は、複数のオブジェクトをバインドしドラッグ中フォルダとする際の画面の遷移を例示的に示す図である。特に、図5では、図3とは異なり、複数のオブジェクトを格納したフォルダをドロップせず、ドラッグ状態として保持する例を示している。
表示画面500aは、一覧表示された8個のオブジェクトの中の3つのオブジェクトに対し、ユーザがタッチ操作を行っている画面を例示的に示している。具体的には、ユーザは、それぞれ別々の指示具により3つのオブジェクトをタップし、それぞれの指示具を独立して移動開始することにより当該3つのオブジェクトそれぞれを同時にドラッグ状態とした状態を示している。ここでいう指示具とは、例えばユーザの右手の人差指、中指、左手の人差指である。あるいは、あるユーザの右手および左手の人差指と、別のユーザの右手の人差指であっても良い。オブジェクト501は、ユーザの、タッチ操作によってドラッグ状態にある3つのオブジェクトを示している。図5においては、ドラッグ状態にあるアイコンの左右を、黒色帯を付して示している。
表示画面500bは、ユーザが、ドラッグ状態とした3つのオブジェクトを近づけた状態を示している。ここでは、ユーザのドラッグ操作によって、互いに重なり合った状態となっている。
表示画面500cは、ユーザが、互いに重なりあった3つのオブジェクトのうち2つのオブジェクトをリリース(すなわちドロップ)した後の画面を示している。特に、ここでは、当該3つのオブジェクトをバインドして格納した1つのフォルダ503が示されている。また、フォルダ503は、ドラッグ状態が維持された状態となっている。なお、当該フォルダ503には内部に格納しているオブジェクトの個数を示す「3」の文字が併せて示されている。
以下では、上述の3つのオブジェクトをバインドし、ドラッグ状態として保持された1つのフォルダとする動作の詳細について説明する。
図6は、複数のオブジェクトをバインドしドラッグ状態のフォルダとする処理の流れを示すフローチャートである。なお、当該フローチャートの開始時には、既に、表示画面500aに示すように、3つのオブジェクトがドラッグ状態にあるものとして説明する。
ステップS601では、オブジェクト管理部202は、ドラッグ状態の各オブジェクトのリリース(ドロップ)を検出すると共に、それぞれのオブジェクトをドロップした際の位置を取得する。位置とは、例えば、タッチパネルディスプレイ102における表示画面上の座標である。
ステップS602では、オブジェクト管理部202は、ドラッグ状態が維持されているオブジェクトの位置を取得する。例えば、S601でドロップを検出したオブジェクトのドロップ時刻から所定の時間が経過したとき、ドラッグ状態が継続(維持)されているオブジェクトの位置を取得する。
ステップS603では、オブジェクト管理部202は、S601で取得したドロップ位置に近接してS602で取得したドラッグ状態のオブジェクトが存在するか判定する。存在すると判定した場合はステップS604に進み、存在しないと判定した場合は処理を終了する。
ステップS604では、オブジェクト管理部202は、記憶部204にフォルダを生成する。ステップS605では、オブジェクト管理部202は、記憶部204に記憶されているドロップされたオブジェクトのデータ及びドラッグ状態のオブジェクトのデータを、S604で生成したフォルダ内に移動する。
ステップS606では、オブジェクト管理部202は、一時記憶部203に記憶された複数のドラッグ状態のオブジェクトに代わって、作成フォルダをドラッグ状態に変更する。
ステップS607では、OS201は、一時記憶部203からドラッグ状態のオブジェクト情報を取得して、ドラッグ状態のオブジェクト画像をフォルダ画像に変更する。
このように、構成することにより、ユーザは、選択した複数のオブジェクトをフォルダに格納しつつ当該フォルダをドラッグ状態として保持する処理を、同時に行われている個々のドラッグ操作で行うことが可能となる。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、選択した複数のオブジェクトをバインドしフォルダに格納する処理を、同時に行われている個々のドラッグ操作で行うことが可能となり、ユーザの利便性が向上する。なお上述の説明では、それぞれがドラッグ状態である3つのオブジェクトを1つのフォルダにバインドした。しかし、それぞれがドラッグ状態である2つのオブジェクトを1つのフォルダにバインドするようにしても、上述の第1実施形態による効果を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、ドラッグ状態のオブジェクトを他のドラッグ状態のオブジェクト方向にフリック動作をすることでオブジェクト同士をバインドする形態について説明する。装置のハードウェア構成やソフトウェア構成は第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
<オブジェクトに対するフリック操作によるバインド処理>
図7は、フリック操作によりバインド処理する際の画面の遷移を例示的に示す図である。
表示画面700aは、一覧表示された8個のオブジェクトの中の2つのオブジェクトに対し、ユーザがタッチ操作を行っている画面を例示的に示している。具体的には、ユーザは、指示具(例えばユーザの右手および左手の人差指)により2つのオブジェクトをタップし、指示具を独立して移動開始することにより当該2つのオブジェクトそれぞれを同時にドラッグ状態とした状態を示している。オブジェクト701は、ユーザの、タッチ操作によってドラッグ状態にある双方のオブジェクトを示している。図7においては、ドラッグ状態にあるアイコンの左右を、黒色帯を付して示している。
表示画面700bは、ユーザが、ドラッグ状態とした2つのオブジェクトにおいて、一方のオブジェクトの位置を保持しつつ、もう一方のオブジェクトに対してフリック操作を行っている状況を示している。すなわち、ユーザが、それぞれの指示具によって、そのもう一方のオブジェクトに対して、そのもう一方のオブジェクトをその一方のオブジェクトに近づける方向へのフリック操作を行う。具体的には、位置が保持されたオブジェクトの方向にフリック操作をおこなっている。
表示画面700cは、2つのオブジェクトをバインドして格納した1つのフォルダ703が示されている。また、フォルダ703は、ドラッグ状態が維持された状態となっている。なお、当該フォルダ703には内部に格納しているオブジェクトの個数を示す「2」の文字が併せて示されている。
以下では、上述の2つのオブジェクトをバインドし、ドラッグ状態として保持された1つのフォルダとする動作の詳細について説明する。
図8は、フリック操作によるバインド処理の流れを示すフローチャートである。なお、当該フローチャートは、表示画面700bに示すように、ドラッグ状態にある2つのオブジェクトの一方に対しフリック操作がなされたことをトリガとして開始される。
ステップS801では、オブジェクト管理部202は、OS201からフリックされたオブジェクトの位置及びフリック入力方向を受信する。ステップS802では、オブジェクト管理部202は、位置を起点としたフリック方向の直線座標(延長線)を算出する。ステップS803では、オブジェクト管理部202は、算出した延長線上に、ドラッグ状態のオブジェクトが存在するか判定する。なお、算出した直線座標から上下左右に幅を持たせて判定するよう構成してもよい。すなわち、延長線から所定の距離内にドラッグ状態のオブジェクトが存在する場合も、延長線上に存在すると判定してもよい。存在すると判定した場合はステップS804に進み、存在しないと判定した場合は処理を終了する。
ステップS804では、オブジェクト管理部202は、記憶部204にフォルダを生成する。ステップS805では、オブジェクト管理部202は、記憶部204に記憶されているフリックされたオブジェクトのデータ及びドラッグ状態のオブジェクトのデータを、S804で生成したフォルダ内に移動する。
ステップS806では、オブジェクト管理部202は、一時記憶部203に記憶されたドラッグ状態のオブジェクトに代わって、作成フォルダをドラッグ状態に変更する。
ステップS807では、OS201は、一時記憶部203からドラッグ状態のオブジェクト情報を取得して、ドラッグ状態のオブジェクト画像をフォルダ画像に変更する。
このように、構成することにより、ユーザは、すなわち、タッチパネルディスプレイ上の長い距離のドラッグ操作を行うことなく、複数のオブジェクトをバインドすることが可能となる。
<複数のオブジェクトに対するフリック操作による一括バインド処理>
上述の説明では、ドラッグ状態のオブジェクトの方向にフリック操作を行うことによりオブジェクトをバインドする形態について説明した。しかしながら、1つずつ順にフリック操作をするのはユーザにとって煩わしい操作である場合がある。そこで、以下では、すべての選択オブジェクトに対して同時にフリック動作をすることでオブジェクト同士をバインドして保存する形態について説明する。
図9は、複数のフリック操作により一括バインド処理する際の画面の遷移を例示的に示す図である。
表示画面900aは、一覧表示された8個のオブジェクトの中の3つのオブジェクトに対し、ユーザがタッチ操作を行っている画面を例示的に示している。具体的には、ユーザは、指示具(ユーザの指)により3つのオブジェクトをタップし、指示具を移動開始することにより当該3つのオブジェクトをドラッグ状態とした状態を示している。オブジェクト901は、ユーザの、タッチ操作によってドラッグ状態にある3つのオブジェクトを示している。図9においては、ドラッグ状態にあるアイコンの左右を、黒色帯を付して示している。
表示画面900bは、ユーザが、ドラッグ状態とした3つのオブジェクトにおいて、画面中央方向にフリック操作を行っている状況を示している。具体的には、3つのオブジェクトに対するそれぞれのフリック方向を、ほぼ1点で交わるように構成している。
表示画面900cは、4つのオブジェクトをバインドして格納した1つのフォルダ903が示されている。なお、当該フォルダ903には内部に格納しているオブジェクトの個数を示す「3」の文字が併せて示されている。
以下では、上述の3つのオブジェクトをバインドし1つのフォルダに格納する動作の詳細について説明する。
図10は、複数のフリック操作による一括バインド処理の流れを示すフローチャートである。なお、当該フローチャートは、表示画面900bに示すように、ドラッグ状態にある3つのオブジェクトのそれぞれ対しフリック操作がなされたことをトリガとして開始される。
ステップS1001では、オブジェクト管理部202は、OS201からフリック操作された各オブジェクトの位置及びフリック入力方向を受信する。
ステップS1002では、オブジェクト管理部202は、位置情報及びフリック方向からフリック方向の直線座標を算出する。ステップS1003では、オブジェクト管理部202は、直線座標から各オブジェクトのフリックの交点座標を算出する。なお、交点座標が表示画面の外側となる場合は、表示画面の中心や一覧の先頭といった任意の場所を交点座標とすることができる。
ステップS1004では、オブジェクト管理部202は、交点座標を位置属性として付与したフォルダを記憶部204に生成する。ステップS1005では、オブジェクト管理部202は、記憶部204に記憶されたフリック操作された各オブジェクトのデータを、S1004で作成したフォルダ内に移動する。
ステップS1006では、OS201は、記憶部204から各オブジェクト情報を取得して、表示画面300の表示を更新する。
以上説明したとおり第2実施形態によれば、選択した複数のオブジェクトをバインドしフォルダに格納する処理を、1回のフリック操作で行うことが可能となり、ユーザの利便性が向上する。特に、タッチパネルディスプレイ上の長い距離のドラッグ操作を行うことなく複数のオブジェクトをバインドすることが可能となるため、大画面のタッチパネルにおける操作がより容易になる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
300a〜300c 表示画面;301 ドラッグ状態のオブジェクト;303 フォルダ

Claims (9)

  1. 複数のアイコンを表示する表示部を備え、前記表示部に対するユーザ操作によってアイコンを別のアイコンに重ねることが可能な情報処理装置であって、
    3つのアイコンが重ねられることで前記3つのアイコンを格納したフォルダが作成される条件が満たされる場合に前記フォルダを作成し、
    前記条件が満たされない場合には前記フォルダを作成しない
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置の表示部は、
    作成された前記フォルダ上に、前記フォルダに含まれるアイコンの数を認識できる情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記フォルダは、前記表示部に表示されるアイコンの一覧とともに表示される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記3つのアイコンが重ねられてから所定の時間が経過した後に前記フォルダを作成する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記3つのアイコンが表示されている位置に基づいて、前記3つのアイコンが所定の距離以内に存在するかを判定する判定手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記3つのアイコンは第一のアイコンと第二のアイコンと第三のアイコンによって構成され、
    前記判定手段は、
    ドロップされた前記第一のアイコンと前記第二のアイコンとが表示されている位置から前記所定の距離以内に、ユーザ操作によってドラッグ状態である前記第三のアイコンが存在するかを判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定手段は、
    前記第一のアイコンと前記第二のアイコンとがドロップされた時刻から第2の所定の時間が経過した際に、前記第三のアイコンがドラッグ状態を継続している場合に、前記ドロップされた前記第一のアイコンと前記第二のアイコンとが表示されている位置から前記所定の距離以内に、ユーザ操作によってドラッグ状態である前記第三のアイコンが存在するかを判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 複数のアイコンを表示する表示部を備え、前記表示部に対するユーザ操作によってアイコンを別のアイコンに重ねることが可能な情報処理装置の制御方法であって、
    3つのアイコンが重ねられることで前記3つのアイコンを格納したフォルダが作成される条件が満たされる場合に前記フォルダを作成し、
    前記条件が満たされない場合には前記フォルダを作成しない
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 複数のアイコンを表示する表示部を備え、前記表示部に対するユーザ操作によってアイコンを別のアイコンに重ねることが可能な情報処理装置を、
    3つのアイコンが重ねられることで前記3つのアイコンを格納したフォルダが作成される条件が満たされる場合に前記フォルダを作成し、
    前記条件が満たされない場合には前記フォルダを作成しない
    ように機能させるためのプログラム。
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