JP5580679B2 - 通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、強盗などの非常事態の発生を検出して通報する通報装置に関し、特に、通報ボタン等の操作を要しない通報装置に関する。
従来、店舗や事務所などの利用者が強盗などの非常事態を外部に通報するための通報装置として、いわゆる非常ボタンの操作により、非常信号とともに監視カメラが撮像している画像を遠隔の監視センタに送出するものが広く知られている。
この種の通報装置は、利用者の自発的な操作に基づくために非常事態を誤って通報することが少ない反面、強盗などの非常事態が発生したときに当該強盗により非常ボタンの操作が妨げられたり、利用者の気が動転して非常ボタンの操作を失念してしまうことがあり、通報の確実性に欠けるという問題があった。
また、客と対面して現金の受け渡しに従事している人は、強奪目的の加害者が凶器などを所有していることから迂闊にカウンター下部等に取り付けてある警察等への通知機能を作動させる行為をとると加害者を刺激し傷害を負う可能性がある。
特許文献1には、異常な行動をしている不審者を特定して識別できる不審行動検知システムを提供することを目的として、ステレオカメラの映像を利用して、監視対象の移動軌跡情報を取得する移動軌跡取得部と、移動軌跡情報に基づいて監視対象の行動状態を識別して、監視対象の不審行動を自動で判定する行動識別部22とを備え監視対象の不審行動を検知する不審行動検知システムが開示されている。
特開2008−217602号公報
特許文献1に提案される不審行動検知システムによれば、人の歩行軌跡等より高齢者がふらふらと歩行していると徘徊老人と識別したり、滞留している不審者を識別することができる。
しかしながら、コンビエンスストアの店舗内等においては、一般の客であっても様々な行動をとり、その移動軌跡も多様である。例えば商品の品定めをするときにはうろうろしたり、一箇所に滞留したりするような状況は通常起こりえる。したがって、移動軌跡のみで不審者と判定することは困難である。
また、例えばコンビニなどの店舗などで発生する強盗事件は、強盗犯人の行動パターンは類型化しており、例えば、店舗入口から店内に入店すると、カウンターを乗り越えてレジエリアに入り込んで、店員を脅したり、レジを強制的に開けて現金を奪うという行動をとる場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、不特定多数の人の出入りが許可されている店舗等において、通常は取られることが無く強盗などの非常事態においてのみ取られる人の行動を検知して通報することができる通報装置の提案を目的とする。
上記の目的を達成するために本発明による通報装置は、不特定の人物が出入りを許可された第1のエリアと、特定の人物のみが出入りを許可された第2のエリアと、前記第1のエリアと前記第2のエリアの間に設けられた非通路である特定エリアから構成される監視領域内の人物の行動を追跡する追跡手段と、前記追跡手段にて、前記第1のエリアの人物が前記特定エリアを通って前記第2のエリアに進入したことを検出した場合に非常通報要と判定する通報判定手段と、 前記通報判定手段によって通報要と判定された場合に通報を行う通報手段を備える。
これにより、通報装置は、強盗犯特有の行動を検知して通報することできる。

追跡手段は、更に、監視領域の画像を取得する画像取得手段を備え、前記画像から監視領域内の人物の行動を追跡する。
本発明によれば、通常の営業時には生じることのない強盗犯特有の行動を検出することができる。
本発明の通報装置による通報システムの全体構成を示す概略図である。 本発明の通報装置の構成を示すブロック図である。 本発明の通報装置の監視処理を示すフローチャートである。 本発明の人物の移動軌跡を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態では、例えば金融機関や商店などの営業所を監視対象とし、この監視対象の監視領域として店舗エリア(第1のエリア)とレジカウンターエリア(第2のエリア)及びレジカウンターの上部空間である特定エリアとが設けられている場合を例示するが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の通報装置を用いた通報システム1を示す構成図である。
図1は、外部との出入口を有する店舗エリア2a、レジカウンターエリア2b及びレジカウンター22の上部空間である特定エリア2cからなる監視領域2と、監視領域2に設置される監視カメラ3と、熱線センサや開閉センサなどの警備センサ7と、この監視カメラ3及び警備センサ7が接続される通報装置4との関係を模式的に平面図上に示している。
ここで、本実施形態において、監視領域2は、店舗エリア2aと、レジカウンターエリア2bと、レジカウンター22の上部空間である特定エリア2cに分割されている。
店舗エリア2aは一般の客など不特定の人物の出入りが認められている空間である。
レジカウンターエリア2bは店員など、特定の人物みの出入りが認められている専用エリアである。特定エリア2cは、店舗エリア2aと、レジカウンターエリア2bを隔てているレジカウンター22の上部の空間であり、通常は客と店員にて商品や金銭の受け渡しが行なわれるが、通路ではないので人物自体がその空間を通過することは無い。
図1に示すように、店舗エリア2aは、外部との出入口として店舗出入口21が設けられている。
図1の例では、店舗エリア2aの店舗出入口21を含む店舗エリア2aとレジカウンターエリア2b及びレジカウンター22の上部空間である特定エリア2c全体が撮像可能な位置に監視カメラ3が設置されている。これら監視カメラ3と通報装置4とは図示しないLANにより接続され、通報装置4は更に遠隔の監視センタ5と通信回線網6を介して接続されている。
また、店舗エリア2aの店舗出入口21には警備センサ(開閉センサ)7が設置され、店舗エリア2a及びレジカウンターエリア2bには図示しない熱線センサが設置されている。これらの警備センサ7は通報装置4と監視カメラ3とを結ぶLANに接続されている。
監視カメラ3は、監視領域2の監視情報を生成する監視手段である。監視カメラ3は、予め各監視カメラ3を識別するカメラ番号を記憶しており、撮像素子から入力される画像信号を所定の撮影間隔(例えば0.2秒周期、すなわち5fps(フレーム/秒))でデジタル信号に変換し、圧縮符号化処理を行い所定の規格(例えばJPEG規格)に準拠した画像データを生成する。生成された画像データは、LANに出力され通報装置4に送信される。このとき送信される画像データには、カメラ番号が含まれる。なお、監視カメラ3は、マイクから入力される音声信号を圧縮符号化して音声データを生成し、画像データと音声データを多重化してLANに出力してもよい。
警備センサ7は、監視領域2の内部へ侵入する侵入者を検出する監視手段である。警備センサ7は、予め各警備センサ7を識別するセンサ番号を記憶しており、侵入者を検出するとセンサ番号を含む検出信号を通報装置4に出力する。
通報装置4は、警備センサ7からの検出信号及び監視領域2に設定された警備モードに基づき監視領域2内に侵入する侵入者を監視する。警備モードには、監視モードとしての警備セットモードと、非監視モードとしての警備解除モードとがある。警備セットモードは、監視領域2に利用者が存在しない無人状態において設定するモードであり、通報装置4は、この警備セットモードが設定されている場合、警備センサ7から検出信号を受信したとき侵入異常と判定し、侵入検出信号を監視センタ5に送信する。警備解除モードは、監視領域2内に利用者が存在する有人状態において設定するモードであり、通報装置4は、この警備解除モードが設定されている場合において、警備センサ7から検出信号を受信しても侵入異常と判定せず、侵入検出信号を監視センタ5に送信しない。
また、通報装置4は、監視カメラ3から入力される画像データを受信して、監視領域2内の人物の行動から、通報要と判定されると、通信回線網6を介して監視センタ5に非常通報信号を通報するとともに、監視カメラ3から受信する画像データを監視センタ5に送信する。画像データの送信処理は監視センタ5又は監視領域2の利用者から停止入力があるまで継続して行われる。
特に、本実施形態において、通報装置4は、監視領域2のエリア情報として、店舗エリア2aとレジカウンターエリア2b及びレジカウンター22の上部空間である特定エリア2cの画像上の位置情報であるエリア情報を記憶している。
通報装置4は、店舗エリア2a内に人物を検出したときに、その人物の行動を追跡し、当該人物が、店舗エリア2aから特定エリア2cを通過してレジカウンターエリア2bに進入したときに非常通報の処理を実行する。
監視センタ5は、警備会社などが運営するセンタ装置51を備えた施設である。センタ装置51は、1又は複数のコンピュータで構成されており、本発明に関連する監視センタ5の機能を実現する。監視センタ5では、センタ装置51により各種機器が制御され、通報装置4から非常通報として受信した不審者検出信号を記録するとともに、通報装置4から送信される画像データをディスプレイ52に表示することで、監視員が監視対象となる複数の監視区域2を監視している。
<通報装置>
次に、図2を用いて通報装置4の構成について説明する。図2は、通報装置4の構成を示すブロック図である。
通報装置4は、監視領域2内(本実施形態ではレジカウンターエリア2b)に設置され、監視カメラ3、警備センサ7と接続され、通信回線網6を介して監視センタ5と接続されている。
通報装置4は、LANに接続される通信I/F(インタフェース)としての監視情報取得部41と、通信回線網6と接続される通信部42と、利用者が入力操作を行う操作部43と、HDDやメモリなどで構成される記憶部44と、MPUやマイコンなどで構成され各部の制御を行う制御部45とを有して概略構成される。
監視情報取得部41は、監視カメラ3及び警備センサ7と接続され、監視領域2の監視情報として監視カメラ3から出力されるカメラ番号及び画像データ、警備センサ7から出力される検出信号を受信して制御部45にこれらデータを出力する。
通信部42は、通信回線網6を介してセンタ装置51と接続されて監視センタ5との間で通信を行う。通信部42は、制御部45にて通報要と判定されると、自己のアドレス情報を含む非常通報信号および監視カメラ3が撮像する画像データを監視センタ5に送信する。また、通信部42は、制御部45にて警備セットモードに設定されている監視領域2内に侵入者が存在すると判定されたとき自己のアドレス情報を含む侵入検出信号を監視センタ5に送信する。
操作部43は、警備モードの設定操作など各設定情報が入力可能なスイッチである。
記憶部44は、ROMやRAM、又はHDDにて構成され自己を特定するためのアドレス情報と各種プログラムなどを記憶しており、更に通報装置4を動作させるための各種情報を記憶する。具体的に、記憶部44は、移動物体を抽出するための背景情報となる基準データと、現在の警備モードを示すモード情報と、非常通報の要否判断処理を行うためのエリア情報とを記憶している。また、記憶部44には、監視カメラ3から出力された過去所定時間分の画像データが記憶されている。
ここで、記憶部44に記憶される基準データは、後述する入場者検出処理にて現在の画像データと比較して監視領域2内の移動物体を抽出するために用いられる比較基準情報であり、予め無人時の監視領域2を撮像して取得された画像データである。
また、モード情報は、監視領域2に現在設定されている警備モード(警備セットモード又は警備解除モード)を記憶している。警備モードは利用者による操作部43への操作入力に基づき制御部45にて設定される。
エリア情報は、監視領域2の店舗エリア2aとレジカウンターエリア2b及びレジカウンター22の上部空間である特定エリア2cを画像上で区別するための位置情報である。
制御部45は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータ及びその周辺回路で構成され、上述した各部を制御する。そのために、制御部45は、このマイクロコンピュータ及びマイクロコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムによって実現される機能モジュールとして、現在日時を取得する時計手段としての電子カレンダ部450と、監視領域2の警備モードを設定/変更するモード設定部451と、監視領域2内への侵入者を検出する侵入者検出部452と、監視領域2の人物の行動を追跡する行動追跡部453と、通報の要否を判定する通報判定部454と、通信部42による通信処理を制御する通信制御部455を備えている。
モード設定部451は、利用者が警備モードを設定する際に操作部43から入力する情報を照合し、照合OKと判定できれば、操作部43の入力に基づいて監視領域2の警備モードを警備セットモードまたは警備解除モードに設定する。モード設定部451にて設定された警備モードは、記憶部44のモード情報に記憶される。
上述したように、警備セットモードは、例えば営業時間外や休日など監視領域2が無人となるときに設定され、警備センサ7が事象の変化を検出したときに通信部42を介して遠隔の監視センタ5に異常通報を行うモードである。また、警備解除モードは、監視領域2が有人のときに設定され、警備センサ7による事象の変化の検出による異常通報を行わないモードである。
侵入者検出部452は、警備センサ7から監視情報取得部41を介して検出信号の入力があると、記憶部44に記憶されたモード情報を参照して、現在の警備モードが警備セットモードの場合に、監視領域2内に侵入者が存在すると判定する。一方、現在の警備モードが警備解除モード時に警備センサ7が検出信号を出力した場合には、侵入者の存在を判定しない。侵入者検出部452が侵入者を検出した情報、及び検出信号を出力した警備センサ7の情報は、記憶部44に記憶され侵入検出信号として監視センタ5へ通報される。
行動追跡部453は、記憶部44にて記憶されている無人時の画像データと監視情報取得部41より入力された画像データから移動物体像を追跡するための追跡情報を生成する。具体的には、追跡情報は、人が居ないときに撮像された監視画像を基に生成され記憶部44に記憶された基準データ(無人時の画像データ)と、各移動物体像から抽出された特徴量である。特徴量としては移動物体像の輝度ヒストグラム、テクスチャ情報等を用いることができる。追跡は、前後する時刻における移動物体像のうち特徴量が類似するものを同一移動物体の像として同定することにより移動物体像ごとの移動軌跡を求める処理である。同定された移動物体像には共通の識別子(像ID)が付与され、特徴量は同定された移動物体像ごとに像IDと対応付けて記憶される。
移動軌跡は、監視画像における移動物体である人物の位置の履歴であり、行動追跡の結果として生成される。移動軌跡は、同定された移動物体像ごとにその像ID及び時刻情報と対応付けて記憶部44に記憶される。
通報判定部454は、行動追跡部453にて検出した人物の移動軌跡と記憶部44に記憶されたエリア情報とを照合し、店舗エリア2aからレジカウンター22の上部空間である特定エリア2cを通過してレジカウンターエリア2bに移動した場合に非常通報の必要があると判定する。
通信制御部455は、通報判定部454により非常通報の必要が有ると判定された場合、監視センタ5に非常通報信号を送信する。非常通報信号には通報装置4のアドレス情報が含まれる。また、通信制御部455は、非常通報が必要と判定された場合、監視カメラ3から入力される画像データを監視センタ5に送信開始する。送信される画像データにはカメラ番号と通報装置4のアドレス情報がヘッダ情報として付加され、監視カメラ3から入力される都度継続的に現在の画像データを送信する。そして、通信制御部455は、操作部43の停止入力による画像送信停止信号、又は監視センタ5から送信される画像送信の停止信号の何れかを受け付けると監視センタ5への画像データ送信処理を停止する。
また、通信制御部455は、侵入者検出部452により警備セットモードに設定されている監視領域2内に侵入者が存在すると判定されると、監視センタ5に侵入検出信号を送信する。
<動作の説明>
以上のように構成された通報システム1について、図面を参照してその動作を説明する。ここでは、主として通報装置4による非常通報処理に関する動作について説明する。図3は通報装置4にて繰り返し実行される監視プログラムの動作を示すフローチャートである。
通報装置4は、所定周期(例えば0.2秒周期、すなわち5fps(フレーム/秒))ごとに監視情報取得部41より監視カメラ3が撮像した画像データの入力を受け付けて記憶部44に記憶する。
図3に示す監視プログラムが実行されると、制御部45は、行動追跡部453を動作させて監視領域2内の人物102(図4)の行動追跡処理を開始する。行動追跡部453は、人物102を検出した時点より監視情報取得部41にて取得した画像データに画像処理を施して監視領域2内において人物の移動軌跡を検出する。(ステップST1)
図4は店舗エリア2aの天井設置された監視カメラ3で撮影した画像を処理したもので、黒丸は人物102の移動軌跡を例示したものである。図中の各黒丸は各時刻における移動物体像の重心と対応し、移動物体像ごとにその重心の座標が時系列に並べられたデータが移動軌跡である。黒丸f+1は人物を検出した時点から例えば0.5秒後の人物102の位置、黒丸f+2は例えば1秒後の人物102の位置を示す。なお、この時間ピッチはもっと狭くても広くてもよく、監視領域2の大きさ等において決定されるものである。
通報判定部455は、行動追跡部453にて検出した人物102の移動軌跡を記憶部44から読み出したエリア情報と照合し、特定の移動パターンに一致するか否かを判定して、一致した場合に非常通報信号を送信する処理に移行する。具体的には、行動追跡部453にて検出した人物102の移動軌跡が店舗エリア2aの領域からレジカウンター22の上部空間である特定エリア2cの領域を通過してレジカウンターエリア2bの領域に移動した場合に非常通報の必要があると判定する。
すなわち、通常店員は、店舗エリア2aからレジカウンターエリア2bに移動する場合には、レジカウンター22の上を乗り越えて移動することはないので、このレジカウンター22の上部空間である特定エリア2cを人物が通過した場合は、強盗が金銭を奪うためにレジカウンターエリア2b内に侵入したものと看做すのである。
図4は、人物102が店舗出入口21から店舗エリア2a内に入場した時点fから人物102の移動軌跡を追跡した例を示す。
そして、検出した人物102が店舗出入口21から店舗エリア2aの領域内をレジカウンター22の前まで移動し(黒丸f→f+1→f+2→f+3→f+4)、次にレジカウンター22を乗り越えて特定エリア2cの領域を通過し(黒丸f+5)、レジカウンターエリア2bの中まで移動(黒丸f+6)した場合に非常通報の送信が必要と判定して(ステップST2−Yes)非常通報信号を送信する処理に移行する。
なお、行動追跡部453は、人物102が特定エリア2cの領域を通過せずに、店舗出入口21から店舗エリア2a外に退出すると、当該人物の追跡処理を終了する。
通信制御部455が監視センタ5に非常通報信号を送信し(ステップST4)、監視カメラ3から入力される画像データを監視センタ5に送信開始する(ステップST5)。画像データの送信は、操作部43から又は監視センタ5から画像送信の停止信号が入力されるまで継続して行われる。操作部43から又は監視センタ5から画像送信の停止信号が入力されると(ステップST6−Yes)、監視センタ5への画像データの送信を停止して処理を終了する(ステップST7)。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、追跡手段として、監視情報取得部41が監視領域2の監視情報として画像データを取得し、この画像データを用いて入場者102の行動を追跡する例について説明したが、これに限定されない。すなわち、監視情報としては画像データに限らず、監視領域2の移動物体を識別してその位置を認識可能な情報であればよい。例えば、監視カメラ3に換えて、若しくは監視カメラ3の他に、監視手段として監視領域2内にレーザ光を照射しながら所定周期で空間走査を行い、光路上にある物体にて反射した反射光を受光することで、監視領域内に存在する物体までの距離データと照射方向を得て当該物体の位置を検出するレーザ走査型距離センサを用いてもよい。
1 通報システム
2 監視領域
2a 店舗エリア
2b レジカウンターエリア
2c 特定エリア
3 監視カメラ
21 店舗出入口
22 レジカウンター
4 通報装置
41 監視情報取得部
42 通信部
43 操作部
44 記憶部
45 制御部
450 電子カレンダ部
451 モード設定部
452 侵入者検出部
453 行動追跡部
454 通報判定部
455 通信制御部
5 監視センタ
51 センタ装置
52 ディスプレイ
6 通信回線網
7 警備センサ

Claims (2)

  1. 店舗内において不特定の人物が出入りを許可された店舗エリアと、特定の人物のみが出入りを許可されたレジカウンターエリアと、前記店舗エリアと前記レジカウンターエリアの間に設けられた非通路であるレジカウンターの上部空間である特定エリアから構成される監視領域内の人物の行動を追跡する追跡手段と、
    前記追跡手段にて、前記店舗エリアへ人物が進入すると追跡を開始し、当該追跡中の人物が前記レジカウンターエリアに進入したことを検出した場合に当該人物が前記特定エリアを通過して前記レジカウンターエリアに進入したときに強盗行為の発生として非常通報要と判定する通報判定手段と、
    前記通報判定手段によって通報要と判定された場合に通報を行う通報手段と、を備えたことを特徴とする通報装置。
  2. 前記追跡手段は、更に、前記監視領域の画像を取得する画像取得手段を備え、
    前記画像から監視領域内の人物の行動を追跡することを特徴とした請求項1記載の通報装置。
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