JPH0863686A - 巡回監視機能を備えた防犯監視システム - Google Patents
巡回監視機能を備えた防犯監視システムInfo
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- JPH0863686A JPH0863686A JP20117094A JP20117094A JPH0863686A JP H0863686 A JPH0863686 A JP H0863686A JP 20117094 A JP20117094 A JP 20117094A JP 20117094 A JP20117094 A JP 20117094A JP H0863686 A JPH0863686 A JP H0863686A
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- Japan
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- patrol
- monitoring
- area
- monitor
- timer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 警備員が監視エリア内の巡回エリアに予め設
定された巡回時間以上滞留することを防ぐことができ、
警備員が窃盗や商品破壊などの犯罪を侵すことを未然に
防止できる巡回監視機能を備えた防犯監視システムを提
供する。 【構成】 監視エリア内に予め割り当てられた巡回エリ
アA,Bに設置され、巡回監視モードの設定と、その解
除操作を行うための巡回操作スイッチ4A,4Bと、こ
の巡回操作スイッチ3A,3Bの設定操作によって巡回
監視モードに切換設定されたときに起動され、予め巡回
エリア毎に設定された巡回時間を計時する巡回監視タイ
マ−9と、警報を発生するための警報発生手段10を備
え、巡回操作スイッチ3A,3Bの操作によって、巡回
監視タイマー9が起動された後、巡回時間を経過するま
でに解除操作が行われたときには、巡回した事実を記録
する一方、解除操作が行われなかったときに、警報信号
を出力する巡回監視コントローラ5とを備えたものであ
る。
定された巡回時間以上滞留することを防ぐことができ、
警備員が窃盗や商品破壊などの犯罪を侵すことを未然に
防止できる巡回監視機能を備えた防犯監視システムを提
供する。 【構成】 監視エリア内に予め割り当てられた巡回エリ
アA,Bに設置され、巡回監視モードの設定と、その解
除操作を行うための巡回操作スイッチ4A,4Bと、こ
の巡回操作スイッチ3A,3Bの設定操作によって巡回
監視モードに切換設定されたときに起動され、予め巡回
エリア毎に設定された巡回時間を計時する巡回監視タイ
マ−9と、警報を発生するための警報発生手段10を備
え、巡回操作スイッチ3A,3Bの操作によって、巡回
監視タイマー9が起動された後、巡回時間を経過するま
でに解除操作が行われたときには、巡回した事実を記録
する一方、解除操作が行われなかったときに、警報信号
を出力する巡回監視コントローラ5とを備えたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視エリアに設置され
た防犯センサの検知信号を受信して、警報を発報させる
ようにした防犯監視システムにおいて、特に、監視エリ
ア内に予め割り当てられた巡回エリアを警備員が巡回す
るときに、タイマーで所定の巡回時間を計時して、この
巡回時間内に巡回を終了しないときに警報信号を出力す
るようにした巡回監視機能を備えた防犯監視システムに
関する。
た防犯センサの検知信号を受信して、警報を発報させる
ようにした防犯監視システムにおいて、特に、監視エリ
ア内に予め割り当てられた巡回エリアを警備員が巡回す
るときに、タイマーで所定の巡回時間を計時して、この
巡回時間内に巡回を終了しないときに警報信号を出力す
るようにした巡回監視機能を備えた防犯監視システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、博物館などにおける防犯監視シス
テムは、防犯監視盤を守衛室などに設置し、博物館など
に設けられた監視エリアに設置された防犯センサの動作
状態を防犯監視盤で確認できるように構成されている。
そして、監視エリア内に予め割り当てられた巡回エリア
を警戒モードに設定したり、巡回監視モードに設定する
ことによって、防犯監視を行うようにしていた。
テムは、防犯監視盤を守衛室などに設置し、博物館など
に設けられた監視エリアに設置された防犯センサの動作
状態を防犯監視盤で確認できるように構成されている。
そして、監視エリア内に予め割り当てられた巡回エリア
を警戒モードに設定したり、巡回監視モードに設定する
ことによって、防犯監視を行うようにしていた。
【0003】即ち、警戒モードに設定されているとき
に、巡回エリアの防犯センサが動作すると、防犯警報と
判断してブザーを鳴動し、液晶表示部で該当エリアを表
示するとともにプリント印字して、防犯警報を確認して
いた。また、巡回監視モードに設定されているときに、
巡回エリアの防犯センサが動作すると、防犯警報と判断
し、ブザーを鳴動し、液晶表示部で該当エリアを表示す
るとともにプリント印字して、巡回警報を確認してい
た。
に、巡回エリアの防犯センサが動作すると、防犯警報と
判断してブザーを鳴動し、液晶表示部で該当エリアを表
示するとともにプリント印字して、防犯警報を確認して
いた。また、巡回監視モードに設定されているときに、
巡回エリアの防犯センサが動作すると、防犯警報と判断
し、ブザーを鳴動し、液晶表示部で該当エリアを表示す
るとともにプリント印字して、巡回警報を確認してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の上記
防犯監視システムでは、警戒モード時の防犯警報だけを
警備センターに通報するだけであって、巡回モード時に
は、警備員が巡回エリアを巡回して警備しているときに
は、防犯監視盤では、巡回警報を確認することができる
が、同一巡回エリア内に警備員が長時間滞留していて
も、これを防犯監視盤では確認することができなかっ
た。
防犯監視システムでは、警戒モード時の防犯警報だけを
警備センターに通報するだけであって、巡回モード時に
は、警備員が巡回エリアを巡回して警備しているときに
は、防犯監視盤では、巡回警報を確認することができる
が、同一巡回エリア内に警備員が長時間滞留していて
も、これを防犯監視盤では確認することができなかっ
た。
【0005】このために、博物館などの監視エリア内の
巡回エリアを警備員が巡回するときに、この警備員が、
巡回エリア内に長時間滞留して万一窃盗したり、展示さ
れている商品を破壊したりして犯罪を侵したときに、こ
れを防犯監視盤や警備センターで確認することができな
いという問題があった。本発明は、上記従来の問題に鑑
みてなされたものであって、警備員が監視エリア内の巡
回エリアに一定時間(巡回に必要とする時間)以上滞留
することを防ぐことができ、警備員が窃盗や商品破壊な
どの犯罪を侵すことを未然に防止することができる巡回
監視機能を備えた防犯監視システムを提供することを目
的としている。
巡回エリアを警備員が巡回するときに、この警備員が、
巡回エリア内に長時間滞留して万一窃盗したり、展示さ
れている商品を破壊したりして犯罪を侵したときに、こ
れを防犯監視盤や警備センターで確認することができな
いという問題があった。本発明は、上記従来の問題に鑑
みてなされたものであって、警備員が監視エリア内の巡
回エリアに一定時間(巡回に必要とする時間)以上滞留
することを防ぐことができ、警備員が窃盗や商品破壊な
どの犯罪を侵すことを未然に防止することができる巡回
監視機能を備えた防犯監視システムを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1の巡回
監視機能を備えた防犯監視システムは、監視エリアに設
置された防犯センサの検知信号を受信して、警報を発報
させるようにした防犯監視システムにおいて、監視エリ
ア内に予め割り当てられた巡回エリアに設置され、巡回
監視モードの設定と、その解除操作を行うための巡回操
作スイッチと、この巡回操作スイッチの設定操作によっ
て巡回監視モードに切換設定されたときに起動され、予
め巡回エリア毎に設定された巡回時間を計時する巡回監
視タイマ−と、警報を発生するための警報発生手段を備
え、上記巡回操作スイッチの操作によって、上記タイマ
ーが起動された後、巡回時間を経過するまでに解除操作
が行われたときには、巡回した事実を記録する一方、解
除操作が行われなかったときには、警報信号を出力する
巡回監視コントローラとを備えたものである。
成するために提案されたものであって、請求項1の巡回
監視機能を備えた防犯監視システムは、監視エリアに設
置された防犯センサの検知信号を受信して、警報を発報
させるようにした防犯監視システムにおいて、監視エリ
ア内に予め割り当てられた巡回エリアに設置され、巡回
監視モードの設定と、その解除操作を行うための巡回操
作スイッチと、この巡回操作スイッチの設定操作によっ
て巡回監視モードに切換設定されたときに起動され、予
め巡回エリア毎に設定された巡回時間を計時する巡回監
視タイマ−と、警報を発生するための警報発生手段を備
え、上記巡回操作スイッチの操作によって、上記タイマ
ーが起動された後、巡回時間を経過するまでに解除操作
が行われたときには、巡回した事実を記録する一方、解
除操作が行われなかったときには、警報信号を出力する
巡回監視コントローラとを備えたものである。
【0007】請求項2の巡回監視機能を備えた防犯監視
システムは、上記巡回操作スイッチは、各巡回エリア毎
に設置されており、上記巡回監視コントローラは、上記
巡回エリア毎に設置された巡回操作スイッチを操作して
起動させた上記巡回監視タイマーによって計時される巡
回時間を経過するまでに、次の巡回エリアに設置された
巡回操作スイッチが操作されたときには、上記巡回監視
タイマーをリセットした後、巡回監視タイマーを順次起
動する構成としている。
システムは、上記巡回操作スイッチは、各巡回エリア毎
に設置されており、上記巡回監視コントローラは、上記
巡回エリア毎に設置された巡回操作スイッチを操作して
起動させた上記巡回監視タイマーによって計時される巡
回時間を経過するまでに、次の巡回エリアに設置された
巡回操作スイッチが操作されたときには、上記巡回監視
タイマーをリセットした後、巡回監視タイマーを順次起
動する構成としている。
【0008】請求項3の巡回監視機能を備えた防犯監視
システムは、前記巡回監視コントローラは、前記警報発
生手段からの警報信号を警備センターに移信する構成と
している。
システムは、前記巡回監視コントローラは、前記警報発
生手段からの警報信号を警備センターに移信する構成と
している。
【0009】
【作用】請求項1の巡回監視機能を備えた防犯監視シス
テムによれば、監視エリア内に予め割り当てられた巡回
エリアを警備員が順次巡回するときには、巡回エリアに
設置された巡回操作スイッチを警備員が操作し、巡回監
視モードに切換設定してから巡回を開始する。
テムによれば、監視エリア内に予め割り当てられた巡回
エリアを警備員が順次巡回するときには、巡回エリアに
設置された巡回操作スイッチを警備員が操作し、巡回監
視モードに切換設定してから巡回を開始する。
【0010】このとき、巡回操作スイッチの設定操作に
よって、巡回監視タイマーが起動されて、予め巡回エリ
ア毎に設定された巡回時間を計時する。そして、この巡
回監視タイマーが起動された後、巡回時間を経過するま
でに、巡回監視モードの解除即ち巡回操作スイッチの解
除操作が行われたときには、巡回した事実を記録する一
方、解除操作が行われなかったときには、巡回監視コン
トローラの警報発生手段から警報信号が出力される。
よって、巡回監視タイマーが起動されて、予め巡回エリ
ア毎に設定された巡回時間を計時する。そして、この巡
回監視タイマーが起動された後、巡回時間を経過するま
でに、巡回監視モードの解除即ち巡回操作スイッチの解
除操作が行われたときには、巡回した事実を記録する一
方、解除操作が行われなかったときには、巡回監視コン
トローラの警報発生手段から警報信号が出力される。
【0011】これにより、警備員による監視エリア内の
巡回エリアの巡回履歴が記録され、警備員が監視エリア
内の巡回エリアに巡回時間以上滞留することを防ぐこと
ができるので、警備員による巡回エリア内での窃盗や商
品の破壊などの犯罪を未然に防止することができる。請
求項2の巡回監視機能を備えた防犯監視システムによれ
ば、警備員が、巡回エリア毎に設置された巡回操作スイ
ッチを操作すると、巡回監視タイマーが起動される。そ
して、巡回時間を経過するまでに、警備員が次の巡回エ
リアに設置された巡回操作スイッチを操作すると上記巡
回監視タイマーがリセットされ、その後に、巡回監視タ
イマーが起動される。
巡回エリアの巡回履歴が記録され、警備員が監視エリア
内の巡回エリアに巡回時間以上滞留することを防ぐこと
ができるので、警備員による巡回エリア内での窃盗や商
品の破壊などの犯罪を未然に防止することができる。請
求項2の巡回監視機能を備えた防犯監視システムによれ
ば、警備員が、巡回エリア毎に設置された巡回操作スイ
ッチを操作すると、巡回監視タイマーが起動される。そ
して、巡回時間を経過するまでに、警備員が次の巡回エ
リアに設置された巡回操作スイッチを操作すると上記巡
回監視タイマーがリセットされ、その後に、巡回監視タ
イマーが起動される。
【0012】これにより、警備員は、各巡回エリアを巡
回操作スイッチを操作しながら巡回を引き続いて行うこ
ととなり、各巡回エリアを、エリア内に滞留することな
くスムーズに巡回実行することとなり、各巡回エリアで
警備員が長時間滞留することを防ぐことができ、各巡回
エリア内での警備員による犯罪を未然に防止することが
できる。
回操作スイッチを操作しながら巡回を引き続いて行うこ
ととなり、各巡回エリアを、エリア内に滞留することな
くスムーズに巡回実行することとなり、各巡回エリアで
警備員が長時間滞留することを防ぐことができ、各巡回
エリア内での警備員による犯罪を未然に防止することが
できる。
【0013】請求項3の巡回監視機能を備えた防犯監視
システムによれば、警備員が巡回エリア内を巡回すると
きに、巡回時間を経過しても巡回操作スイッチが解除操
作されず、巡回エリア内に警備員が長時間滞留している
と判断されたときには、巡回監視コントローラは、警報
発生手段からの警報信号を警備センターに移信するの
で、警備センターでは、警備員による巡回エリア内での
犯罪の虞を察知し、これに対して即時対処することがで
きる。
システムによれば、警備員が巡回エリア内を巡回すると
きに、巡回時間を経過しても巡回操作スイッチが解除操
作されず、巡回エリア内に警備員が長時間滞留している
と判断されたときには、巡回監視コントローラは、警報
発生手段からの警報信号を警備センターに移信するの
で、警備センターでは、警備員による巡回エリア内での
犯罪の虞を察知し、これに対して即時対処することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る巡回監視機能を備えた防
犯監視システムの一実施例について、図面を参照しつつ
説明する。図1は、本実施例の巡回監視機能を備えた防
犯監視システムの基本構成を示すものである。
犯監視システムの一実施例について、図面を参照しつつ
説明する。図1は、本実施例の巡回監視機能を備えた防
犯監視システムの基本構成を示すものである。
【0015】博物館などに設けられた監視エリア内に予
め割り当てられた各巡回エリアA,B・・・n(図2参
照)には、複数の中継器1を介して人体検知センサから
なる防犯センサ2と、巡回操作スイッチ3A,3B・・
・3nがそれぞれ設置されている。各中継器1は、守衛
室などに設置された防犯監視盤4と巡回監視コントロー
ラ5とに接続されている。
め割り当てられた各巡回エリアA,B・・・n(図2参
照)には、複数の中継器1を介して人体検知センサから
なる防犯センサ2と、巡回操作スイッチ3A,3B・・
・3nがそれぞれ設置されている。各中継器1は、守衛
室などに設置された防犯監視盤4と巡回監視コントロー
ラ5とに接続されている。
【0016】巡回監視コントローラ5には、ダミー用中
継器6、制御中継器7、シーケンサ8、巡回監視タイマ
ー9、アラームなどからなる警報発生手段10が設けら
れている。ここで、巡回操作スイッチ3A,3B・・・
3nは、各巡回エリアA,B・・・nにおける巡回監視
モードの設定と、その解除操作を行うためのものであ
る。
継器6、制御中継器7、シーケンサ8、巡回監視タイマ
ー9、アラームなどからなる警報発生手段10が設けら
れている。ここで、巡回操作スイッチ3A,3B・・・
3nは、各巡回エリアA,B・・・nにおける巡回監視
モードの設定と、その解除操作を行うためのものであ
る。
【0017】巡回監視タイマー9は、巡回操作スイッチ
3A,3B・・・3nの設定操作によって巡回監視モー
ドに切換設定されたときに、起動されて予め巡回エリア
A,B・・・n毎に設定された巡回時間を計時するもの
である。巡回監視コントローラ5は、巡回操作スイッチ
3A,3B・・・3nの操作によって、巡回監視タイマ
ー9が起動された後、巡回時間を経過するまでに解除操
作が行われなかったときに、警報発生手段10から警報
信号を出力するように構成されている。
3A,3B・・・3nの設定操作によって巡回監視モー
ドに切換設定されたときに、起動されて予め巡回エリア
A,B・・・n毎に設定された巡回時間を計時するもの
である。巡回監視コントローラ5は、巡回操作スイッチ
3A,3B・・・3nの操作によって、巡回監視タイマ
ー9が起動された後、巡回時間を経過するまでに解除操
作が行われなかったときに、警報発生手段10から警報
信号を出力するように構成されている。
【0018】本実施例では、巡回監視コントローラ5に
よる警報発生手段10からの警報信号は警備センター1
1に移信されるように構成されている。また、巡回監視
コントローラ5は、各巡回エリアA,B・・・n毎に設
置された巡回操作スイッチ3A,3B・・・3nを操作
して起動された巡回監視タイマー9が巡回時間を経過す
るまでに、次の巡回エリアB・・・nに設置された巡回
操作スイッチ3B・・・3nが操作される毎に巡回監視
タイマー9をリセットさせた後、巡回監視タイマー9を
順次起動する構成としている。
よる警報発生手段10からの警報信号は警備センター1
1に移信されるように構成されている。また、巡回監視
コントローラ5は、各巡回エリアA,B・・・n毎に設
置された巡回操作スイッチ3A,3B・・・3nを操作
して起動された巡回監視タイマー9が巡回時間を経過す
るまでに、次の巡回エリアB・・・nに設置された巡回
操作スイッチ3B・・・3nが操作される毎に巡回監視
タイマー9をリセットさせた後、巡回監視タイマー9を
順次起動する構成としている。
【0019】図2は、監視エリア内に割り当てられた2
箇所の巡回エリアA,Bを示すものであって、これらの
巡回エリアA,Bの出入り口a,bの外部近傍箇所に巡
回操作スイッチ3A,3Bが設置されている。これらの
巡回操作スイッチ3A,3Bには、図3に示すように、
キー挿入口31と操作した時に点灯される表示灯32と
が設けられ、図4(a)に示すキーKをキー挿入口41
に挿入した状態から、図4(b)に示すように、キーK
を回転操作した状態にすると、例えば、巡回エリアAが
巡回監視モードに切換設定されるように構成されてい
る。
箇所の巡回エリアA,Bを示すものであって、これらの
巡回エリアA,Bの出入り口a,bの外部近傍箇所に巡
回操作スイッチ3A,3Bが設置されている。これらの
巡回操作スイッチ3A,3Bには、図3に示すように、
キー挿入口31と操作した時に点灯される表示灯32と
が設けられ、図4(a)に示すキーKをキー挿入口41
に挿入した状態から、図4(b)に示すように、キーK
を回転操作した状態にすると、例えば、巡回エリアAが
巡回監視モードに切換設定されるように構成されてい
る。
【0020】巡回操作スイッチ3A,3B・・・3n
は、図4(a)の状態においてキーKが抜き差し可能で
あるが、図4(b)の操作状態においてキーKが抜き差
しできない構造となっている。次に、図2〜図6を参照
しつつ、警備員による巡回エリアA,Bの巡回監視実行
について概略説明する。
は、図4(a)の状態においてキーKが抜き差し可能で
あるが、図4(b)の操作状態においてキーKが抜き差
しできない構造となっている。次に、図2〜図6を参照
しつつ、警備員による巡回エリアA,Bの巡回監視実行
について概略説明する。
【0021】警備員が巡回エリアAを巡回警備する直前
に、巡回操作スイッチ3Aを図4(a)の状態から図4
(b)の状態になるように操作すると、巡回エリアA
は、巡回監視モードに切換設定される。この巡回操作ス
イッチ3Aの操作によって、巡回監視タイマー9が起動
され予め設定された巡回エリアAの巡回時間Tが計時さ
れる。
に、巡回操作スイッチ3Aを図4(a)の状態から図4
(b)の状態になるように操作すると、巡回エリアA
は、巡回監視モードに切換設定される。この巡回操作ス
イッチ3Aの操作によって、巡回監視タイマー9が起動
され予め設定された巡回エリアAの巡回時間Tが計時さ
れる。
【0022】警備員は、その直後に出入り口aの扉を開
け巡回エリアA内に入って巡回警備を実行する。警備員
が巡回時間T内に巡回エリアAの巡回警備を終了し、巡
回エリアAの出入り口aから外部にでて、巡回エリアB
の出入り口bの外部近傍箇所に設置された次の巡回操作
スイッチ3Bを操作すると、巡回した事実が巡回監視コ
ントローラ5によって記録され、図5に示すように、こ
の巡回監視コントローラ5は、警報発生手段10から警
備センター11へは警報信号を出力しないが、図6に示
すように、警備員が巡回時間Tが過ぎても巡回エリアA
から出てこなくて、巡回操作スイッチ3Bが操作されな
い場合には、巡回監視コントローラ5は、警報発生手段
10から警備センター11へ警報信号を出力する。
け巡回エリアA内に入って巡回警備を実行する。警備員
が巡回時間T内に巡回エリアAの巡回警備を終了し、巡
回エリアAの出入り口aから外部にでて、巡回エリアB
の出入り口bの外部近傍箇所に設置された次の巡回操作
スイッチ3Bを操作すると、巡回した事実が巡回監視コ
ントローラ5によって記録され、図5に示すように、こ
の巡回監視コントローラ5は、警報発生手段10から警
備センター11へは警報信号を出力しないが、図6に示
すように、警備員が巡回時間Tが過ぎても巡回エリアA
から出てこなくて、巡回操作スイッチ3Bが操作されな
い場合には、巡回監視コントローラ5は、警報発生手段
10から警備センター11へ警報信号を出力する。
【0023】警備センター11は、この警報信号の出力
を受信すると同時に、必要な防犯体制を整えて、この警
報に対処する。このように、巡回エリアA内を警備員が
巡回時間Tが経過するまでに、巡回警備を完了しなけれ
ばならない構成となっているので、警備員による巡回エ
リアA内における窃盗や商品の破壊などの犯罪を未然に
防止することができるとともに、警備員が犯罪を侵した
場合にも、警備センターでは、これに即時対処すること
ができる。
を受信すると同時に、必要な防犯体制を整えて、この警
報に対処する。このように、巡回エリアA内を警備員が
巡回時間Tが経過するまでに、巡回警備を完了しなけれ
ばならない構成となっているので、警備員による巡回エ
リアA内における窃盗や商品の破壊などの犯罪を未然に
防止することができるとともに、警備員が犯罪を侵した
場合にも、警備センターでは、これに即時対処すること
ができる。
【0024】次に、図7のフローチャートを参照しつ
つ、警備員による各巡回エリアA,B・・・nの巡回警
備手順について説明する。警備員による巡回警備が開始
されると、まず、巡回スイッチ3Aが操作されたかどう
かが判断され、巡回スイッチ3Aが操作された場合に
は、巡回エリアAの警戒モードが解除され、巡回監視タ
イマー9が起動されて巡回エリアAの巡回時間Tが計時
される。
つ、警備員による各巡回エリアA,B・・・nの巡回警
備手順について説明する。警備員による巡回警備が開始
されると、まず、巡回スイッチ3Aが操作されたかどう
かが判断され、巡回スイッチ3Aが操作された場合に
は、巡回エリアAの警戒モードが解除され、巡回監視タ
イマー9が起動されて巡回エリアAの巡回時間Tが計時
される。
【0025】次に、巡回時間Tがタイムアップしたかど
うかが判断され、巡回時間Tがタイムアップした場合、
即ち巡回時間Tが経過するまでに、次の巡回エリアBの
巡回操作スイッチ3Bが操作されず、巡回監視モードの
ままである場合には、警備員が巡回エリアA内に滞留し
ていると判断されて、巡回監視コントローラ5は、警報
発生手段10から警備センター11へ警報信号を出力す
る。
うかが判断され、巡回時間Tがタイムアップした場合、
即ち巡回時間Tが経過するまでに、次の巡回エリアBの
巡回操作スイッチ3Bが操作されず、巡回監視モードの
ままである場合には、警備員が巡回エリアA内に滞留し
ていると判断されて、巡回監視コントローラ5は、警報
発生手段10から警備センター11へ警報信号を出力す
る。
【0026】一方、巡回時間Tがタイムアップするまで
に、巡回スイッチ3Bが操作された場合には、巡回エリ
アAが警戒モードに切替設定されるとともに、巡回エリ
アBの警戒モードが解除され、巡回監視タイマー9が起
動されて、巡回エリアBの巡回時間が計時される。一
方、巡回時間がタイムアップするまでに、次の巡回エリ
アCの巡回操作スイッチ3Cが操作された場合には、巡
回エリアBが警戒モードに切替設定され、順次、各エリ
ア毎に上記動作手順が繰替えされる(ステップ101〜
113参照)。
に、巡回スイッチ3Bが操作された場合には、巡回エリ
アAが警戒モードに切替設定されるとともに、巡回エリ
アBの警戒モードが解除され、巡回監視タイマー9が起
動されて、巡回エリアBの巡回時間が計時される。一
方、巡回時間がタイムアップするまでに、次の巡回エリ
アCの巡回操作スイッチ3Cが操作された場合には、巡
回エリアBが警戒モードに切替設定され、順次、各エリ
ア毎に上記動作手順が繰替えされる(ステップ101〜
113参照)。
【0027】尚、上記実施例においては、博物館に設け
た監視エリア内の巡回エリアにおける巡回警備について
説明したが、本発明は、博物館に限らず、絵などの展示
会場などの他の施設にも適用できるものである。
た監視エリア内の巡回エリアにおける巡回警備について
説明したが、本発明は、博物館に限らず、絵などの展示
会場などの他の施設にも適用できるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の巡回監
視機能を備えた防犯監視システムでは、監視エリア内に
予め割り当てられた各巡回エリアに、巡回操作スイッチ
を設置し、この巡回操作スイッチの設定操作によって巡
回監視モードに切換設定されたときに巡回監視タイマー
を起動して、予め巡回エリア毎に設定された巡回時間を
計時し、この巡回時間が経過するまでに、次の巡回操作
スイッチが操作されたときには、巡回した事実が記録さ
れ、操作されなかったときには、巡回監視コントローラ
が、警報発生手段から警報信号を出力するようにしたの
で、警備員が監視エリア内の巡回エリアに予め設定され
た巡回時間以上滞留することを防ぐことができ、警備員
が窃盗や商品破壊などの犯罪を侵すことを未然に防止す
ることができる。
視機能を備えた防犯監視システムでは、監視エリア内に
予め割り当てられた各巡回エリアに、巡回操作スイッチ
を設置し、この巡回操作スイッチの設定操作によって巡
回監視モードに切換設定されたときに巡回監視タイマー
を起動して、予め巡回エリア毎に設定された巡回時間を
計時し、この巡回時間が経過するまでに、次の巡回操作
スイッチが操作されたときには、巡回した事実が記録さ
れ、操作されなかったときには、巡回監視コントローラ
が、警報発生手段から警報信号を出力するようにしたの
で、警備員が監視エリア内の巡回エリアに予め設定され
た巡回時間以上滞留することを防ぐことができ、警備員
が窃盗や商品破壊などの犯罪を侵すことを未然に防止す
ることができる。
【0029】請求項2の巡回監視機能を備えた防犯監視
システムでは、巡回操作スイッチが各巡回エリア毎に設
置され、巡回監視コントローラは、巡回エリア毎に設置
された巡回操作スイッチを操作して起動させた巡回監視
タイマーが巡回時間を経過するまでに、次の巡回エリア
に設置された巡回操作スイッチが操作される毎に巡回監
視タイマーをリセットした後、巡回監視タイマーを順次
起動する構成としたので、警備員は、各巡回エリアを巡
回操作スイッチを操作しながら巡回を引き続いて行うこ
とになり、各巡回エリアを、エリア内に滞留することな
くスムーズに巡回警備を実行することができる。
システムでは、巡回操作スイッチが各巡回エリア毎に設
置され、巡回監視コントローラは、巡回エリア毎に設置
された巡回操作スイッチを操作して起動させた巡回監視
タイマーが巡回時間を経過するまでに、次の巡回エリア
に設置された巡回操作スイッチが操作される毎に巡回監
視タイマーをリセットした後、巡回監視タイマーを順次
起動する構成としたので、警備員は、各巡回エリアを巡
回操作スイッチを操作しながら巡回を引き続いて行うこ
とになり、各巡回エリアを、エリア内に滞留することな
くスムーズに巡回警備を実行することができる。
【0030】請求項3の巡回監視機能を備えた防犯監視
システムでは、巡回監視コントローラは、警報発生手段
からの警報信号を警備センターに移信する構成としたの
で、警備センターでは、警備員が巡回エリア内に巡回時
間以上の長時間滞留して、窃盗や商品の破壊などの犯罪
を侵している虞があることを察知することができ、これ
に対して即時対処することができる。
システムでは、巡回監視コントローラは、警報発生手段
からの警報信号を警備センターに移信する構成としたの
で、警備センターでは、警備員が巡回エリア内に巡回時
間以上の長時間滞留して、窃盗や商品の破壊などの犯罪
を侵している虞があることを察知することができ、これ
に対して即時対処することができる。
【図1】本発明に係る巡回監視機能を備えた防犯監視シ
ステムの一実施例の基本構成を示すブロック図である。
ステムの一実施例の基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る巡回監視機能を備えた防犯監視
システムの監視エリア内に設けられた巡回エリアと巡回
操作スイッチの配置状態を示す説明図である。
システムの監視エリア内に設けられた巡回エリアと巡回
操作スイッチの配置状態を示す説明図である。
【図3】巡回操作スイッチの正面図である。
【図4】巡回操作スイッチのキー操作を示す説明図であ
って、(a)は操作前の状態を示し、(b)は操作時の
状態を示すものである。
って、(a)は操作前の状態を示し、(b)は操作時の
状態を示すものである。
【図5】巡回エリア内の巡回監視実行時における巡回時
間内に巡回操作スイッチの操作が行われたときのタイム
チャートである。
間内に巡回操作スイッチの操作が行われたときのタイム
チャートである。
【図6】巡回エリア内の巡回監視実行時における巡回時
間内に巡回操作スイッチの操作が行われなかったたとき
のタイムチャートである。
間内に巡回操作スイッチの操作が行われなかったたとき
のタイムチャートである。
【図7】監視エリア内に予め割り当てられた巡回エリア
を順次巡回警備実行するときの動作手順を示すフローチ
ャートである。
を順次巡回警備実行するときの動作手順を示すフローチ
ャートである。
A,B 巡回エリア 2 防犯センサ 3A,3B 巡回操作スイッチ 5 巡回監視コントローラ 9 巡回監視タイマー 10 警報発生手段 11 警備センター
Claims (3)
- 【請求項1】監視エリアに設置された防犯センサの検知
信号を受信して、警報を発報させるようにした防犯監視
システムにおいて、 監視エリア内に予め割り当てられた巡回エリアに設置さ
れ、巡回監視モードの設定と、その解除操作を行うため
の巡回操作スイッチと、 この巡回操作スイッチの設定操作によって巡回監視モー
ドに切換設定されたときに起動され、予め巡回エリア毎
に設定された巡回時間を計時する巡回監視タイマ−と、 警報を発生するための警報発生手段を備え、上記巡回操
作スイッチの操作によって、上記タイマーが起動された
後、巡回時間を経過するまでに解除操作が行われたとき
には、巡回した事実を記録する一方、解除操作が行われ
なかったときには、警報信号を出力する巡回監視コント
ローラとを備えたことを特徴とする巡回監視機能を備え
た防犯監視システム。 - 【請求項2】上記巡回操作スイッチは、各巡回エリア毎
に設置されており、 上記巡回監視コントローラは、上記巡回エリア毎に設置
された巡回操作スイッチを操作して起動させた上記巡回
監視タイマーによって計時される巡回時間を経過するま
でに、次の巡回エリアに設置された巡回操作スイッチが
操作されたときには、上記巡回監視タイマーをリセット
した後、巡回監視タイマーを順次起動する構成としてい
る請求項1に記載の巡回監視機能を備えた防犯監視シス
テム。 - 【請求項3】前記巡回監視コントローラは、前記警報発
生手段からの警報信号を警備センターに移信する構成と
した請求項1または2に記載の巡回監視機能を備えた防
犯監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20117094A JPH0863686A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 巡回監視機能を備えた防犯監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20117094A JPH0863686A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 巡回監視機能を備えた防犯監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863686A true JPH0863686A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16436529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20117094A Withdrawn JPH0863686A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 巡回監視機能を備えた防犯監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0863686A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005293150A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Secom Co Ltd | 非常通報システム |
JP2005339066A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Secom Co Ltd | 非常通報システム |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP20117094A patent/JPH0863686A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005293150A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Secom Co Ltd | 非常通報システム |
JP2005339066A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Secom Co Ltd | 非常通報システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |