JP3248966B2 - 監視システム - Google Patents
監視システムInfo
- Publication number
- JP3248966B2 JP3248966B2 JP34714292A JP34714292A JP3248966B2 JP 3248966 B2 JP3248966 B2 JP 3248966B2 JP 34714292 A JP34714292 A JP 34714292A JP 34714292 A JP34714292 A JP 34714292A JP 3248966 B2 JP3248966 B2 JP 3248966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- monitoring device
- address
- unit
- address number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば防犯,防災等の
様々な監視システムに関する。
様々な監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】防犯及び防災等の様々な監視システムに
おいて、その監視領域に配置した端末器毎にその作動状
態を把握できるように、各端末器に固有のアドレス番号
を与えて集中監視するシステムが知られている。従来、
このような端末器にアドレス番号を設定するためには、
例えば端末器を監視領域に取り付ける前に端末器内のデ
ィップスイッチ又はサムロータリースイッチ等を操作し
てアドレス番号を設定していた。
おいて、その監視領域に配置した端末器毎にその作動状
態を把握できるように、各端末器に固有のアドレス番号
を与えて集中監視するシステムが知られている。従来、
このような端末器にアドレス番号を設定するためには、
例えば端末器を監視領域に取り付ける前に端末器内のデ
ィップスイッチ又はサムロータリースイッチ等を操作し
てアドレス番号を設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアドレ
ス設定方式は、スイッチを操作してアドレス番号を設定
する方式であったので、アドレス番号を誤って設定して
しまったり、また前もってアドレス番号を正確に設定し
ても端末器の取付けの際に、違うアドレス番号の位置に
取り付けてしまう可能性があった。そのため端末器の取
付後にアドレス番号を確認する必要があり、しかもその
確認には複数の作業者が端末器側と監視装置側とでペア
になって行わねばならない等、設定作業全体が煩雑なも
のであった。更に、アドレス設定用のスイッチは、一般
に外側から操作できる位置にスイッチが設けられていた
ので、端末器を密封構造とすることができず、悪戯され
たり、雨等が侵入する恐れがあった。そこで本発明は、
上述の問題を解決することを目的とし、アドレス設定操
作を容易に行うことができ、機器の密封性を向上させる
ことができる監視システムを提供することにある。
ス設定方式は、スイッチを操作してアドレス番号を設定
する方式であったので、アドレス番号を誤って設定して
しまったり、また前もってアドレス番号を正確に設定し
ても端末器の取付けの際に、違うアドレス番号の位置に
取り付けてしまう可能性があった。そのため端末器の取
付後にアドレス番号を確認する必要があり、しかもその
確認には複数の作業者が端末器側と監視装置側とでペア
になって行わねばならない等、設定作業全体が煩雑なも
のであった。更に、アドレス設定用のスイッチは、一般
に外側から操作できる位置にスイッチが設けられていた
ので、端末器を密封構造とすることができず、悪戯され
たり、雨等が侵入する恐れがあった。そこで本発明は、
上述の問題を解決することを目的とし、アドレス設定操
作を容易に行うことができ、機器の密封性を向上させる
ことができる監視システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものである。本発明は、複数の端
末器と監視装置とが通信路を介して接続される監視シス
テムを対象とする。 前記端末器は、監視対象の状態を検
出する検出部と、前記通信路を介して前記監視装置との
通信を行う端末通信部と、自己のアドレスを記憶する端
末記憶部と、前記検出部とは別に設けられ、自己の端末
器への操作により励起される励起部と、この励起部が励
起されるとアドレス要求信号を前記端末通信部により前
記監視装置に送信し、前記励起部が励起されている間に
前記端末通信部により前記監視装置からアドレス番号を
受信すると、受信したアドレス番号を前記端末記憶部に
記憶させる端末制御部とを有する。 前記監視装置は、前
記通信路を介して前記端末器と通信を行う監視装置通信
部と、端末器のアドレスを記憶する監視装置記憶部と、
前記監視装置通信部により前記アドレス要求信号を受信
すると、所定規則に従ってアドレス番号を決定し、その
アドレス番号を、前記監視装置通信部により該当の端末
器に送信させるとともに、前記監視装置記憶部に記憶さ
せる監視装置制御部とを有する。
決するためになされたものである。本発明は、複数の端
末器と監視装置とが通信路を介して接続される監視シス
テムを対象とする。 前記端末器は、監視対象の状態を検
出する検出部と、前記通信路を介して前記監視装置との
通信を行う端末通信部と、自己のアドレスを記憶する端
末記憶部と、前記検出部とは別に設けられ、自己の端末
器への操作により励起される励起部と、この励起部が励
起されるとアドレス要求信号を前記端末通信部により前
記監視装置に送信し、前記励起部が励起されている間に
前記端末通信部により前記監視装置からアドレス番号を
受信すると、受信したアドレス番号を前記端末記憶部に
記憶させる端末制御部とを有する。 前記監視装置は、前
記通信路を介して前記端末器と通信を行う監視装置通信
部と、端末器のアドレスを記憶する監視装置記憶部と、
前記監視装置通信部により前記アドレス要求信号を受信
すると、所定規則に従ってアドレス番号を決定し、その
アドレス番号を、前記監視装置通信部により該当の端末
器に送信させるとともに、前記監視装置記憶部に記憶さ
せる監視装置制御部とを有する。
【0005】
【作用】上記形態によれば、端末器の励起部を励起させ
ることにより、監視装置との間でアドレス設定に係る送
受信が行われ、監視装置が自動的にアドレス番号を決定
し、監視装置から端末器にアドレス番号が送られてく
る。これによりアドレス番号は、端末器を取付けた後、
端末器への操作により励起部を励起させることにより順
次決定されるので、スイッチを操作してアドレス番号を
設定する作業が解消され、従来におけるアドレスの設定
ミス、及び端末器の取付けミス等の問題が解消される。
ることにより、監視装置との間でアドレス設定に係る送
受信が行われ、監視装置が自動的にアドレス番号を決定
し、監視装置から端末器にアドレス番号が送られてく
る。これによりアドレス番号は、端末器を取付けた後、
端末器への操作により励起部を励起させることにより順
次決定されるので、スイッチを操作してアドレス番号を
設定する作業が解消され、従来におけるアドレスの設定
ミス、及び端末器の取付けミス等の問題が解消される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面と共に説明
する。図1は、本アドレス設定方式を防犯システムに採
用した例を示したものである。図において、1は警戒領
域に配置される防犯センサであり、本アドレス設定方式
における端末器に相当しており、2は複数の防犯センサ
1を集中監視する防犯監視装置であり、本アドレス設定
方式における監視装置に相当している。防犯監視装置2
には複数の防犯センサ1が、少数の電線3で直列に接続
されている。
する。図1は、本アドレス設定方式を防犯システムに採
用した例を示したものである。図において、1は警戒領
域に配置される防犯センサであり、本アドレス設定方式
における端末器に相当しており、2は複数の防犯センサ
1を集中監視する防犯監視装置であり、本アドレス設定
方式における監視装置に相当している。防犯監視装置2
には複数の防犯センサ1が、少数の電線3で直列に接続
されている。
【0007】防犯センサ1は、例えば焦電素子を備えた
侵入センサ本体10と、このセンサ本体10等と接続さ
れ、例えばセンサ10の作動時にはセンサ10からの検
知信号にアドレス番号を付加した信号を生成すると共
に、監視装置2との通信制御を行うCPU11と、監視
装置2との通信を行う通信装置12と、CPU11と接
続されアドレス設定時に励起されるマグネット・リード
スイッチ13と、設定されたアドレス番号を格納するE
EPROM14と、CPU11と接続されセンサ本体の
作動及びアドレス番号を表すLED15とを備えて構成
されている。
侵入センサ本体10と、このセンサ本体10等と接続さ
れ、例えばセンサ10の作動時にはセンサ10からの検
知信号にアドレス番号を付加した信号を生成すると共
に、監視装置2との通信制御を行うCPU11と、監視
装置2との通信を行う通信装置12と、CPU11と接
続されアドレス設定時に励起されるマグネット・リード
スイッチ13と、設定されたアドレス番号を格納するE
EPROM14と、CPU11と接続されセンサ本体の
作動及びアドレス番号を表すLED15とを備えて構成
されている。
【0008】監視装置2は、本防犯システムを制御する
CPU21と、係る制御のプログラム及びデータを記憶
する記憶装置22と、係る制御のモード選択を行うため
の操作部23と、表示灯,LED又は液晶等により操作
内容及び警報内容を表示する表示部24と、CPU21
により制御され防犯センサ1との間で送受信を行う通信
装置25と、更に上位の監視システムと接続して階層構
造型監視システムを構築するための通信手段26とを備
えて構成されている。
CPU21と、係る制御のプログラム及びデータを記憶
する記憶装置22と、係る制御のモード選択を行うため
の操作部23と、表示灯,LED又は液晶等により操作
内容及び警報内容を表示する表示部24と、CPU21
により制御され防犯センサ1との間で送受信を行う通信
装置25と、更に上位の監視システムと接続して階層構
造型監視システムを構築するための通信手段26とを備
えて構成されている。
【0009】次に、上記構成により各防犯センサのアド
レス番号を設定する際の動作について説明する。防犯セ
ンサ1は、警備計画の通り各警戒領域内に設置完了さ
れ、通信装置12により監視装置2に接続されている。
この時点では未だ各防犯センサにはアドレス番号が無
く、監視装置2から電源が供給されているだけである。
アドレス番号設定に際し、作業者により監視装置2の操
作部23にあるモード設定スイッチ(図示せず)が操作
されて監視装置2がアドレス設定モードとなると、監視
装置2は防犯センサからの呼出しに備えて待機状態とな
る。
レス番号を設定する際の動作について説明する。防犯セ
ンサ1は、警備計画の通り各警戒領域内に設置完了さ
れ、通信装置12により監視装置2に接続されている。
この時点では未だ各防犯センサにはアドレス番号が無
く、監視装置2から電源が供給されているだけである。
アドレス番号設定に際し、作業者により監視装置2の操
作部23にあるモード設定スイッチ(図示せず)が操作
されて監視装置2がアドレス設定モードとなると、監視
装置2は防犯センサからの呼出しに備えて待機状態とな
る。
【0010】防犯センサ側では、警備計画で決められた
アドレス番号の内、一番小さいアドレス番号、例えば
「1」を割当てられた防犯センサ1から順次アドレス設
定操作が開始される。このアドレス設定操作は、先端に
マグネットの付いた点検棒(図示せず)を当該防犯セン
サのリードスイッチ13に近づけるだけで自動的に行わ
れる。
アドレス番号の内、一番小さいアドレス番号、例えば
「1」を割当てられた防犯センサ1から順次アドレス設
定操作が開始される。このアドレス設定操作は、先端に
マグネットの付いた点検棒(図示せず)を当該防犯セン
サのリードスイッチ13に近づけるだけで自動的に行わ
れる。
【0011】詳細すると、防犯センサのリードスイッチ
13に点検棒を近づけると、当該防犯センサのリードス
イッチ13が励起されてオンし、CPU11の制御によ
り監視装置2との伝送が開始されると共に、アドレス番
号付与の要求信号がCPU11で生成される。CPU1
1は、アドレス要求情報の他に、例えば当該防犯センサ
の種別情報等を基に所定の通信フォーマットを構成し、
通信装置の送信部にアドレス要求信号として出力する。
これによりアドレス要求信号が監視装置2に送られる。
尚、この間の伝送方式は、デジタル伝送方式で行われる
が、データの送受が可能なものであれば、その他アナロ
グ伝送方式,無線伝送方式あるいは光伝送方式でも構わ
ない。
13に点検棒を近づけると、当該防犯センサのリードス
イッチ13が励起されてオンし、CPU11の制御によ
り監視装置2との伝送が開始されると共に、アドレス番
号付与の要求信号がCPU11で生成される。CPU1
1は、アドレス要求情報の他に、例えば当該防犯センサ
の種別情報等を基に所定の通信フォーマットを構成し、
通信装置の送信部にアドレス要求信号として出力する。
これによりアドレス要求信号が監視装置2に送られる。
尚、この間の伝送方式は、デジタル伝送方式で行われる
が、データの送受が可能なものであれば、その他アナロ
グ伝送方式,無線伝送方式あるいは光伝送方式でも構わ
ない。
【0012】監視装置のCPU21にアドレス要求信号
が入力されると、CPU21は、現在まだ付与していな
い一番小さいアドレス番号(この場合、最初のアドレス
番号「1」)を決定し、決定されたアドレス番号と当該
防犯センサ1の情報をROM22内に記憶する。同時に
このアドレス番号は、アドレス信号としてフォーマット
され、通信装置25の送信部を介して伝送線3に送出さ
れる。
が入力されると、CPU21は、現在まだ付与していな
い一番小さいアドレス番号(この場合、最初のアドレス
番号「1」)を決定し、決定されたアドレス番号と当該
防犯センサ1の情報をROM22内に記憶する。同時に
このアドレス番号は、アドレス信号としてフォーマット
され、通信装置25の送信部を介して伝送線3に送出さ
れる。
【0013】当該防犯センサ1は、点検棒によりリード
スイッチが「オン」状態にあり、アドレス信号の入力待
機状態にあるので、このアドレス信号は、当該防犯セン
サ1にのみに受信され、CPU11を介してEEPRO
M14内にアドレス番号「1」が記憶される。このとき
他の各防犯センサ1’は、リードスイッチが「オン」さ
れていないので、このアドレス信号が受信されることは
ない。防犯センサ1においてアドレス番号が記憶される
と、CPU11は、防犯センサ外面に設けたLED15
をアドレス番号と対応する数だけ点滅させ、当該防犯セ
ンサに設定されたアドレス番号を告げる。上記の場合、
LED15は1回点滅する。
スイッチが「オン」状態にあり、アドレス信号の入力待
機状態にあるので、このアドレス信号は、当該防犯セン
サ1にのみに受信され、CPU11を介してEEPRO
M14内にアドレス番号「1」が記憶される。このとき
他の各防犯センサ1’は、リードスイッチが「オン」さ
れていないので、このアドレス信号が受信されることは
ない。防犯センサ1においてアドレス番号が記憶される
と、CPU11は、防犯センサ外面に設けたLED15
をアドレス番号と対応する数だけ点滅させ、当該防犯セ
ンサに設定されたアドレス番号を告げる。上記の場合、
LED15は1回点滅する。
【0014】続いて点検棒で次の防犯センサ1’を操作
すると、上記同様、その防犯センサのリードスイッチ1
3’が「オン」し、このセンサ1’と監視装置2との間
で通信が形成され、監視装置2にアドレス要求信号が送
出される。監視装置2のCPU21は、現在設定されて
いる最大アドレス番号を、例えば1つカウントアップし
たアドレス番号「2」を割当て、送信部25にそのアド
レス信号を送出する。これによりこの防犯センサ1’
に、アドレス番号「2」が設定され、LED15’が2
回点滅する。以下同様、各防犯センサは、警備計画で設
定された番号順に各防犯センサのリードスイッチを励起
させることにより、順番にアドレス番号が設定される。
すると、上記同様、その防犯センサのリードスイッチ1
3’が「オン」し、このセンサ1’と監視装置2との間
で通信が形成され、監視装置2にアドレス要求信号が送
出される。監視装置2のCPU21は、現在設定されて
いる最大アドレス番号を、例えば1つカウントアップし
たアドレス番号「2」を割当て、送信部25にそのアド
レス信号を送出する。これによりこの防犯センサ1’
に、アドレス番号「2」が設定され、LED15’が2
回点滅する。以下同様、各防犯センサは、警備計画で設
定された番号順に各防犯センサのリードスイッチを励起
させることにより、順番にアドレス番号が設定される。
【0015】次に、防犯センサの保守並びに修理等にお
いて、既にアドレス設定された防犯センサ1’を交換す
る場合の動作について説明する。防犯センサ1’の交換
時、監視装置2の電源は一旦「オフ」にされ、その間に
防犯センサ1’が交換される。防犯センサ1’の交換
後、監視装置2の電源が再投入されると、監視装置2
は、各防犯センサをアドレス番号で呼び出すポーリング
を開始する。既存の各防犯センサ1は、この呼出に応答
して折り返し応答信号を送出するが、交換された防犯セ
ンサ1’は、未だアドレス番号が設定されていないので
応答信号を送出しない。監視装置2は、この応答信号の
有無により交換された防犯センサのアドレス番号を識別
して記憶装置22に記憶する。この場合、アドレス信号
「2」の防犯センサに応答が無かったことを記憶してい
る。
いて、既にアドレス設定された防犯センサ1’を交換す
る場合の動作について説明する。防犯センサ1’の交換
時、監視装置2の電源は一旦「オフ」にされ、その間に
防犯センサ1’が交換される。防犯センサ1’の交換
後、監視装置2の電源が再投入されると、監視装置2
は、各防犯センサをアドレス番号で呼び出すポーリング
を開始する。既存の各防犯センサ1は、この呼出に応答
して折り返し応答信号を送出するが、交換された防犯セ
ンサ1’は、未だアドレス番号が設定されていないので
応答信号を送出しない。監視装置2は、この応答信号の
有無により交換された防犯センサのアドレス番号を識別
して記憶装置22に記憶する。この場合、アドレス信号
「2」の防犯センサに応答が無かったことを記憶してい
る。
【0016】交換した防犯センサ1’にアドレス番号を
設定するには、監視装置2を上記のアドレス設定モード
にし、上記同様、当該防犯センサ1’のリードスイッチ
13’を励起させることにより行う。これによるアドレ
ス要求信号が監視装置2に送出されると、監視装置は、
上記ポーリングの際に応答のなかったアドレス番号
「2」をこのアドレス信号として通信装置2の送信部に
送出する。これにより、交換された防犯センサ1’は、
従前のアドレス番号「2」に再設定される。尚、複数の
防犯センサを同時に交換する場合には、上記同様の操作
により行うが、アドレス番号の再設定の際には、その中
の若いアドレス番号順に行うことにより以前の番号に再
設定される。
設定するには、監視装置2を上記のアドレス設定モード
にし、上記同様、当該防犯センサ1’のリードスイッチ
13’を励起させることにより行う。これによるアドレ
ス要求信号が監視装置2に送出されると、監視装置は、
上記ポーリングの際に応答のなかったアドレス番号
「2」をこのアドレス信号として通信装置2の送信部に
送出する。これにより、交換された防犯センサ1’は、
従前のアドレス番号「2」に再設定される。尚、複数の
防犯センサを同時に交換する場合には、上記同様の操作
により行うが、アドレス番号の再設定の際には、その中
の若いアドレス番号順に行うことにより以前の番号に再
設定される。
【0017】また、防犯センサの個数が特定の警戒領域
で増減する場合、増えた防犯センサについては現在設定
されている最大のアドレス番号に続いてアドレス番号を
設定し、減少した防犯センサについては、例えば無くな
ったアドレス番号を「空番号」としてマスクして空き回
線処理を施してもよいが、このように防犯センサ毎に1
個のアドレス番号が対応していれば、監視装置のCPU
21に別途接続可能な保守ツール(図示せず)を用いて
特定のアドレス番号だけを変換して別のアドレス番号に
変更させることもできる。これは、アドレス設定の際に
アドレス設定順序を間違えた場合にも適用され得る。
で増減する場合、増えた防犯センサについては現在設定
されている最大のアドレス番号に続いてアドレス番号を
設定し、減少した防犯センサについては、例えば無くな
ったアドレス番号を「空番号」としてマスクして空き回
線処理を施してもよいが、このように防犯センサ毎に1
個のアドレス番号が対応していれば、監視装置のCPU
21に別途接続可能な保守ツール(図示せず)を用いて
特定のアドレス番号だけを変換して別のアドレス番号に
変更させることもできる。これは、アドレス設定の際に
アドレス設定順序を間違えた場合にも適用され得る。
【0018】最後に、このように防犯センサのアドレス
番号を設定後、防犯センサ側で確認する場合について説
明する。この場合、監視装置2を巡回モードにし、確認
したい防犯センサのリードスイッチに点検棒を近づける
ことにより、現在設定されているアドレス番号がLED
の点滅で確認され得る。この時、アドレス番号は、LE
Dの点滅数で表されるが、その番号が大きい時には、1
回当たりの点灯時間を変えて、例えば長い点灯を
「5」、短い点灯を「1」として表される。
番号を設定後、防犯センサ側で確認する場合について説
明する。この場合、監視装置2を巡回モードにし、確認
したい防犯センサのリードスイッチに点検棒を近づける
ことにより、現在設定されているアドレス番号がLED
の点滅で確認され得る。この時、アドレス番号は、LE
Dの点滅数で表されるが、その番号が大きい時には、1
回当たりの点灯時間を変えて、例えば長い点灯を
「5」、短い点灯を「1」として表される。
【0019】上記実施例では、各種防犯センサについて
のアドレス設定について述べたが、これに限らず、例え
ば電気鍵、シャッタ等の制御機器についてのアドレス設
定も同様に可能である。更に、点検棒を操作して端末器
側から監視装置に所定の信号を送り、現地から監視装置
の各モードを選択したり、或いは点検棒を操作して上記
防犯センサと制御機器との連動設定を現地で行うといっ
た応用も可能である。
のアドレス設定について述べたが、これに限らず、例え
ば電気鍵、シャッタ等の制御機器についてのアドレス設
定も同様に可能である。更に、点検棒を操作して端末器
側から監視装置に所定の信号を送り、現地から監視装置
の各モードを選択したり、或いは点検棒を操作して上記
防犯センサと制御機器との連動設定を現地で行うといっ
た応用も可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、防犯センサすなわ
ち端末器の一部に特定の操作を加えることにより、自動
的にアドレス番号が設定されるので、アドレス設定操作
に係る煩わしさが解消され、同時に、警備計画の変更に
伴うアドレス番号の変更に対して容易に対応できるので
施工コストが低減される。また、アドレス設定操作の
際、設定に係るスイッチを直に触れることなく行えるの
で、端末器の密閉化が可能となり、防滴防水,防塵,防
爆,耐酸等の用途に適応できる。
ち端末器の一部に特定の操作を加えることにより、自動
的にアドレス番号が設定されるので、アドレス設定操作
に係る煩わしさが解消され、同時に、警備計画の変更に
伴うアドレス番号の変更に対して容易に対応できるので
施工コストが低減される。また、アドレス設定操作の
際、設定に係るスイッチを直に触れることなく行えるの
で、端末器の密閉化が可能となり、防滴防水,防塵,防
爆,耐酸等の用途に適応できる。
【図1】本発明に係る一実施例を示すブロック構成図で
ある。
ある。
1,1’…防犯センサ 2,2’…監視装置 3…伝送線 10,10’…センサ本体 11,11’…CPU 12,12’…通信装置 13,13’…リードスイッチ 21…CPU 25…通信装置 26…階層システム構築用通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 23/00 - 31/00 H04L 12/28 H04Q 9/00 311
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の端末器と監視装置とが通信路を介
して接続される監視システムであって、 前記端末器は、 監視対象の状態を検出する検出部と、 前記通信路を介して前記監視装置との通信を行う端末通
信部と、 自己のアドレスを記憶する端末記憶部と、 前記検出部とは別に設けられ、自己の端末器への操作に
より励起される励起部と、 この励起部が励起されるとアドレス要求信号を前記端末
通信部により前記監視装置に送信し、前記励起部が励起
されている間に前記端末通信部により前記監視装置から
アドレス番号を受信すると、受信したアドレス番号を前
記端末記憶部に記憶させる端末制御部とを有し、 前記監視装置は、 前記通信路を介して前記端末器と通信を行う監視装置通
信部と、 端末器のアドレスを記憶する監視装置記憶部と、 前記監視装置通信部により前記アドレス要求信号を受信
すると、所定規則に従ってアドレス番号を決定し、その
アドレス番号を、前記監視装置通信部により該当の端末
器に送信させるとともに、前記監視装置記憶部に記憶さ
せる監視装置制御部とを有すること を特徴とする監視シ
ステム。 - 【請求項2】 前記端末器は、表示部を有し、 前記端末制御部は前記励起部が励起されている間に前記
監視装置から受信したアドレス番号を前記表示部に表示
させる請求項1に記載の監視システム。 - 【請求項3】 前記励起部は、前記複数の端末器におい
て、共通の操作により励起されるものである請求項1又
は2に記載の監視システム。 - 【請求項4】 前記監視装置制御部は、前記複数の端末
器へのポーリングを行い、その際に応答がなかった端末
器のアドレス番号を前記監視装置記憶部に記憶させ、 前記所定規則は、前記監視装置記憶部にアドレス番号を
記憶している場合は、その記憶したアドレス番号を要求
信号に応じたアドレス番号に決定する請求項3に記載の
監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34714292A JP3248966B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34714292A JP3248966B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06195582A JPH06195582A (ja) | 1994-07-15 |
JP3248966B2 true JP3248966B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=18388199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34714292A Expired - Fee Related JP3248966B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3248966B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4490548B2 (ja) * | 1999-08-31 | 2010-06-30 | 綜合警備保障株式会社 | アドレス送信機能付センサ |
JP3935000B2 (ja) | 2002-06-26 | 2007-06-20 | 株式会社デンソー | 車両制御システムと、これを実現するためのタイヤ空気圧監視装置、タイヤ空気圧センサ及びタイヤ空気圧監視装置用id登録ツール |
JP2011024081A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Mega Chips Corp | 通信モジュール、通信システム、センサシステムおよび電力監視システム |
JP6227944B2 (ja) * | 2013-09-11 | 2017-11-08 | 田淵電機株式会社 | 通信装置、通信方法、及びパワーコンディショナ |
JP2014014182A (ja) * | 2013-10-04 | 2014-01-23 | Mega Chips Corp | 通信システム、センサシステムおよび電力監視システム |
WO2023047880A1 (ja) * | 2021-09-24 | 2023-03-30 | 株式会社Gsユアサ | 管理装置、蓄電システム及び蓄電システムの構築方法 |
CN115834542A (zh) * | 2022-11-02 | 2023-03-21 | 中山市广卫消防设备科技有限公司 | 一种消防报警设备地址编码系统及应用该系统的消防报警设备编址方法 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP34714292A patent/JP3248966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06195582A (ja) | 1994-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100279901B1 (ko) | 빌딩 관리 시스템 | |
US5064026A (en) | Elevator monitor apparatus | |
JP3248966B2 (ja) | 監視システム | |
EP0770250B1 (en) | Smoke detector system with digital display | |
JPH10326384A (ja) | 警備システム | |
EP1202231B1 (en) | Fire alarm system | |
GB2405514A (en) | Distributed Monitoring and Control System | |
US11978333B2 (en) | Automatic addressing for fire loop | |
US11847901B2 (en) | Addressing for fire loop | |
JP2589208B2 (ja) | 火災感知器 | |
JPH06225416A (ja) | 制御盤用コントローラ | |
JP2765719B2 (ja) | 警備端末機器の設定登録システム | |
JP2002311069A (ja) | 電力モニタ及びそれを使用した配電盤システム | |
JPH09274695A (ja) | センサー個別信号識別制御装置 | |
JP2765715B2 (ja) | 警備計画データ設定送信機能を有する警備システム | |
JP2006060708A (ja) | 機器監視制御装置及び該機器監視制御装置を備えた機器監視制御システム | |
JP2733295B2 (ja) | セキュリティシステム | |
JPH11341026A (ja) | ネットワーク端末の通信制御システム | |
JP2000331269A (ja) | 集合住宅監視通話システム | |
JP3460310B2 (ja) | 防災端末器の自動登録機能を備えた火災受信機 | |
JPH05225456A (ja) | 感知器の感度設定変更装置 | |
KR950013140B1 (ko) | 그래픽 처리시스템을 구비한 빌딩관리 시스템 | |
JPS60169264A (ja) | 遠隔監視システム | |
JP3045040B2 (ja) | 監視制御システム | |
JPH05236546A (ja) | 耐圧防爆伝送システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |