JP2001143180A - アドレス送信機能付センサ - Google Patents

アドレス送信機能付センサ

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JP2001143180A JP2000096583A JP2000096583A JP2001143180A JP 2001143180 A JP2001143180 A JP 2001143180A JP 2000096583 A JP2000096583 A JP 2000096583A JP 2000096583 A JP2000096583 A JP 2000096583A JP 2001143180 A JP2001143180 A JP 2001143180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス送信機能を持たない検知器をアドレ
ス送信機能付侵入検知センサに接続できるようにして検
知器のアドレスを特定できるようにする。 【解決手段】 侵入検知センサ13は、侵入検知部13
1、制御部132、記憶部133、送信部134、接点
信号入力部135、接点信号入力表示部136から成っ
ている。接点信号入力部135にはアドレス送信機能を
持たない検知器14が接続され、検知器14から異常を
検知する接点信号が接点信号入力部135に入力される
と、記憶部133に記憶される侵入検知センサ13のア
ドレス又は検知器14に付与されたアドレスを警報と共
に送信部134から侵入検知センサ13が接続される配
線を介して監視センタに送信できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号送信時にセン
サのアドレスをも送信することができるようにしたアド
レス送信機能付センサに関するものであり、特にアドレ
ス送信機能のない検知器を接続することができるように
したアドレス送信機能付センサに関する。
【従来の技術】従来、監視対象施設の適所に防災監視セ
ンサを配置し、それらを制御装置に接続し、制御装置よ
り監視センタに異常の際に警報を発するようにした監視
システムが実施されている。そして、制御装置に接続さ
れた同一の配線に複数のセンサを接続する場合、それぞ
れのセンサが警報と共に自己の識別情報であるアドレス
を送信することで、制御装置や監視センタ側で警報を発
したセンサを特定することができる。
【0002】図8は、従来の監視システムの一例を示
し、制御装置1には配線2が接続され、この配線2には
異常検知センサとして、例えば、侵入検知センサ3が複
数個接続されている。配線2には、また、アドレス送信
機能の付いていない検知器4がアドレスユニット5を介
して接続され検知器4が何らかの異常を検知したときそ
の検知器4のアドレスを制御装置1側で特定できるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図8に示
すような監視システムの場合、自己アドレスの送信機能
を有する侵入検知センサ3はそのまま配線に接続するこ
とができるが、自己アドレス送信機能のない検知器4は
アドレスユニット5を介して配線2に接続しなければな
らず、手間と費用がかかるという問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたものであり、アドレス送信機能のない検知器
を接続して使用することができ、そのアドレス送信機能
のない検知器が異常を検知した場合、異常検知信号と共
にアドレスを送信するようにして、制御装置あるいは監
視センタ側で異常を検知した検知器を識別することがで
きるようにした異常検知センサを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明による
以下の手段により解決される。
【0006】本願の請求項1の発明のアドレス送信機能
付センサは、機械警備を行う制御装置に接続され、該制
御装置への信号送信時にアドレスを付加して送信するこ
とができるアドレス送信機能付センサにおいて、他の検
知器の検知信号を入力する信号入力部を備えたことを特
徴とする。
【0007】また、請求項2のアドレス送信機能付セン
サは、機械警備を行う制御装置に接続され、該制御装置
への信号送信時にアドレスを付加して送信することがで
きるアドレス送信機能付センサにおいて、侵入者を検知
すると侵入検知信号を出力する侵入検知部と、アドレス
を記憶する記憶部と、他の検知器の検知信号を入力する
検知信号入力部と、前記他の検知器から検知信号入力中
及び検知信号消失後所定時間内表示を行う表示部と、前
記検知信号入力部へ検知信号の入力があった場合に、検
知信号に記憶部に記憶されているアドレスを付加して監
視センタへ送信する送信部と、を有することを特徴とす
る。また、請求項3のアドレス送信機能付きセンサは、
機械警備を行う制御装置に接続され、制御装置への信号
送信時にアドレスを送信するアドレス送信機能付きセン
サであって、侵入者を検知する侵入検知部と、他の検知
器の検知信号を入力する検知信号入力部と、アドレスを
記憶する記憶部と、検知信号を入力すると、アドレスを
付加した検知信号を送信部に出力し、侵入検知信号を入
力すると、アドレスを付加した侵入検知信号を送信部に
出力する制御部と、入力した検知信号もしくは侵入検知
信号を制御装置に送信する送信部と、を備え、上記制御
部は、検知信号を入力しているときに侵入検知信号を入
力すると、予め設定された時間、検知信号の出力を停止
し、前記予め設定された時間が経過するとアドレスを付
加した侵入検知信号を出力することを特徴とする。
【0008】また、請求項4のアドレス送信機能付きセ
ンサは、請求項1乃至請求項3に記載のアドレス送信機
能付センサにおいて、自己アドレスと異常検知信号入力
部に接続された検知器のアドレスを別々に設定可能とし
たことを特徴とする。
【0009】また、請求項5のアドレス送信機能付セン
サは請求項1、請求項3または請求項4に記載のアドレ
ス送信機能付センサにおいて、検知信号入力部への検知
信号の入力状態を示す表示部を備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、請求項6のアドレス送信機能付きセ
ンサは、請求項2または請求項5記載のアドレス送信機
能付きセンサにおいて、前記表示部が発光手段であり、
信号入力中は点灯状態を、信号消失後所定時間は点滅状
態となることを特徴とする。
【0011】本願請求項1の発明においては、のアドレ
ス送信機能付センサに接続された検知器より異常検知信
号が入力されると、アドレス送信機能付センサは、検知
器よりの異常検知信号と共にアドレス送信機能付センサ
に記憶されているアドレスを送信することができる。
【0012】また、請求項2の発明においては、異常検
知信号入力表示部の表示が、異常検知信号入力中及び異
常検知信号消失後所定時間は点灯あるいは点滅状態とな
るようにすることにより、検知器が異常検知した後の状
態を視覚的に容易に把握することが可能となる。
【0013】また、請求項3の発明においては、アドレ
ス送信機能付きセンサに接続された検知器から検出信号
を送信しているときでも、アドレス送信機能付きセンサ
の検出信号を制御装置に送信することができる。
【0014】また、請求項4の発明においては、自己ア
ドレスと異常検知信号入力部に接続された検知器のアド
レスを別々に設定することにより、検知器の固有のアド
レスを送信することができる。
【0015】また、請求項5の発明においては、アドレ
ス送信機能付センサに、異常検知信号入力部への異常検
知信号の入力状態を示す異常検知信号入力表示部を備え
ることにより、検知器よりの異常検知信号の出力状態を
表示するようにすることができる。
【0016】また、請求項6の発明は、異常検知信号入
力表示部の表示が、異常検知信号入力中は点灯状態を、
異常検知信号消失後所定時間は点滅状態となるようにす
ることにより、検知器が異常検知した後の状態を視覚的
に容易に把握することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施例につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、本発明の第1の実
施の形態について図1乃至図3を参照して説明する。
【0018】〔構成〕図1は、本発明の第1の実施例の
アドレス送信機能付センサを用いた監視システムの概略
構成図である。
【0019】制御装置10には監視用の各種センサを接
続するための配線12が接続されており、この配線2に
監視対象の区域を監視するためのセンサ、例えば、不正
な侵入者を監視する異常検知センサとしての侵入検知セ
ンサ13が、監視対象の区域、あるいは施設の適所に複
数個接続されている。侵入検知センサ13は固有のアド
レスを有し、後述するように、そのアドレスを送信する
機能を有している。
【0020】本実施例による侵入検知センサ13はさら
に他の種類の侵入を検知するための検知器14を接続す
る機能を有している。検知器14は、たとえば、扉の開
閉を検知するマグネットスイッチであり、扉の開放を検
知すると検知信号となる接点信号を出力する。
【0021】図2はアドレス送信機能付異常検知センサ
としての侵入検知センサ13の構成を示すブロック図で
ある。侵入検知センサ13は、侵入検知部131、制御
部132、記憶部133、送信部134、接点信号入力
部135、接点信号入力表示部136から成っている。
【0022】侵入検知部131は、赤外線センサ等の侵
入者を検知するセンサからなり、侵入を検知すると侵入
検知信号を出力する。制御部132は侵入検知部131
等の各種信号の入出力を制御する。記憶部133は侵入
検知センサ13の自己のアドレス及び必要に応じ侵入検
知センサ13に接続される他の検知器14のアドレスを
記憶する。送信部134は、侵入検知部131又は他の
検知器で検出された検知信号に基づき警報を検知センサ
のアドレスと共に制御装置10に送信する。接点信号入
力部135は、本発明の異常検知信号入力部に相当し、
他の検知器14と接続され、検知器14が侵入を検知し
た際、検知器14から異常検知信号としての接点信号を
入力する。接点信号入力表示部136は、本発明の異常
検知信号入力表示部に相当し、たとえば、LEDからな
る表示装置であり、検知器14からの入力状態を点灯あ
るいは点滅によって表示する。
【0023】なお、侵入検知センサ13に接続される検
知器14は、それが接続される侵入検知センサ13の近
傍に位置する必要はなく、配線により監視区域の適宜の
場所に設置することができる。
【0024】〔動作〕次に、上記構成になる本実施例の
侵入検知センサの動作について説明する。
【0025】(i)侵入検知センサが検知した場合 侵入検知センサ13の侵入検知部131が侵入を検知す
ると、制御部132は、送信部134より侵入検知信号
を記憶部133に記憶されているアドレスと共に監視セ
ンタ(図示せず)に送信する。監視センタ側では、侵入
検知信号の受信により侵入のあったことを知ると共に侵
入を検知した侵入検知センサを特定することができる。
【0026】(ii)検知器が検知した場合 検知器14が侵入を検知した場合の侵入検知センサの動
作について図3のフローチャートにしたがって説明す
る。
【0027】侵入を検知した検知器14から侵入検知セ
ンサ13の接点信号入力部135へ接点信号が入力され
ると制御部132はその接点信号の入力を判断し(ステ
ップ1:S1)、記憶部133に記憶されている侵入検
知センサ13のアドレスと共に警報を送信部134から
制御装置10を介して監視センタ(図示せず)に送信す
る。なお、この場合、記憶部133に検知センサ13の
アドレスの他に、接続されている検知器14のアドレス
を記憶している場合にはその検知器14のアドレスを送
信する(S2)。また、同時に接点入力表示部136の
表示を点灯状態とする(S3)。
【0028】そして、検知器14から侵入検知センサ1
3へ入力する接点信号が消失した場合(S4)、接点信
号入力表示部136の表示を点滅状態とする(S5)。
接点信号入力表示部136が点滅状態を開始すると、制
御部132は点滅状態の開始からの時間を計時し、予め
設定した時間、例えば60分、が経過したかどうかを判
断し、所定時間経過したとき処理を終了する(S6)。
なお、接点信号入力表示部136の表示が点滅状態のと
き、再び、接点信号の入力があると(S7)、ステップ
3の処理に戻り接点信号入力表示部136を再び点灯状
態に戻す。また、このとき、ステップ2に戻り、再び、
警報及びアドレスを送信するようにしてもよい。
【0029】上記の検知器14が侵入を検知した場合の
動作において、接点信号入力表示部136の表示を点灯
状態から接点信号の入力の消失後所定時間だけ点滅状態
とする理由は、検知器14から接点信号が入力され、警
報として監視センタに送信された場合、監視対象施設に
派遣された監視センタの係員が侵入を検知した検知器が
接続されている侵入検知センサを特定することを容易に
するためである。したがって、点滅状態の継続する時間
の設定にあったては監視センタから監視施設へ到達する
時間を考慮して設定することが好ましい。
【0030】なお、S4,S5で接点信号入力消失時に
接点信号入力表示部136を点滅としたが、S1の接点
信号入力時から所定時間(たとえば3分間)は接点信号
が消失しても、接点信号入力表示部136を点灯状態と
して、所定時間経過後点滅状態としてもよい。その場
合、表示をみることで検知器からの接点信号出力が所定
時間の内外のいずれかであるかを識別することできる。
【0031】以上説明したように、本実施例による侵入
検知センサはアドレス送信機能を持たない検知器を接続
する接続部を設け、その接続された検知器が侵入を検知
したとき警報と共にアドレスを送信できるようにしてお
り、アドレス機能を持たない検知を使用する場合であっ
ても、特別にアドレスユニットを設ける必要もなく、ア
ドレスを付与して使用することが容易となる。
【0032】また、侵入検知センサは、接続される他の
検知器からの接点信号の入力状態に応じて点灯あるいは
点滅状態とする表示部を備えているため、検知器が接続
されている検知センサの位置や、侵入を検知してからの
経過時間やその後の状態の変化等を把握することができ
る。
【0033】次に、本発明の第2の実施例のアドレス送
信機能付きセンサ15を用いた監視システムについて、
図4乃至図7を用いて説明する。なお、図1、図2に示
した構成と共通の構成部分については説明を省略してい
る。
【0034】[構成]侵入検知センサ15は、例えば不
正な侵入者を監視する赤外線等のセンサであり、監視対
象の区域、あるいは施設の適所に複数個接続されてい
る。また、それぞれ固有のアドレスを有しており、アド
レスを送信する機能を有している。侵入検知センサ15
について詳しくは図2を用いて説明する。
【0035】制御装置20は、侵入検知センサ15が出
力した異常検知信号を入力すると、異常検知信号を出力
しているアドレスに対応したLEDを点灯する等によっ
て異常検知している旨を報知し、また監視センタ30に
通報を行う。
【0036】監視センタ30は、例えば警備会社等の監
視センタであり、制御装置20から通報を受信すると警
備員を急行させる等の措置を取る。
【0037】図5は侵入検知センサ15のブロック図で
ある。
【0038】侵入検知センサ15は、接点信号入力部1
51、制御部152、侵入検知部153、記憶部15
4、送信部155、タイマa156、表示部a157、
タイマb158、表示部b159から構成される。
【0039】接点信号入力部151は、検知器14から
検知信号を入力すると、前記検知信号を制御部152に
出力する。
【0040】制御部152は、接点信号入力部151か
ら検知信号を入力すると、記憶部154からアドレスを
読み込み、送信部155に前記アドレスを付加した検知
信号を出力し、表示部a157を点滅状態とする。検知
信号入力の消失後、表示部a157を点灯状態とし、タ
イマa156に計時開始信号を出力する。タイマa15
6から計時終了信号を入力すると、表示部a157を消
灯状態とする。
【0041】また制御部152は、侵入検知部153か
ら侵入検知信号を入力すると、記憶部154からアドレ
スを読み込み、送信部155に前記アドレスを付加した
侵入検知信号を出力し、また表示部b159を点滅状態
とする。侵入検知信号入力の消失後、表示部b159を
点灯状態とし、タイマb158に計時開始信号を出力す
る。タイマb158から計時終了信号を入力すると、表
示部b159を消灯状態とする。
【0042】侵入検知部153は、赤外線センサ等の侵
入者を検知するセンサからなり、侵入を検知すると侵入
検知信号を出力する。
【0043】記憶部154は、侵入検知センサ15の自
己アドレスおよび必要に応じ侵入検知センサ15に接続
される検知器14のアドレスを記憶する。
【0044】送信部155は、制御部152から入力し
たアドレスを付加した検知信号を制御装置20に送信す
る。
【0045】タイマa156は、制御部152から計時
開始信号を入力すると計時を開始し、予め設定された設
定時間T2(たとえば50分)が経過すると制御部15
2に計時終了信号を出力し、計時を終了する。
【0046】表示部a157は、例えばLEDからな
り、検知器14からの入力状態を点灯、点滅、消灯によ
って表示する。
【0047】タイマb158は、制御部152から計時
開始信号を入力すると計時を開始し、予め設定された設
定時間T2(たとえば50分)が経過すると制御部15
2に計時終了信号を出力し、計時を終了する。
【0048】表示部b159は、例えばLEDからな
り、侵入検知部153からの入力状態を点灯、点滅、消
灯によって表示する。
【0049】[動作]以下本実施例の侵入検知センサの
動作を図6のタイムチャートを用いて説明する。
【0050】[a.侵入検知センサが検知した場合]侵
入検知センサ15の侵入検知部153が侵入を検知する
と、制御部152に侵入検知信号を出力する。侵入検知
部153から侵入検知信号を入力した制御部152は、
記憶部154に記憶されているアドレスを付加した侵入
検知信号を送信部155に出力する。制御部152より
アドレスを付加した侵入検知信号を入力した送信部15
5は、配線12を介して制御装置20に前記侵入検知信
号を送信する。
【0051】また制御部152は侵入検知部153から
侵入検知信号を入力すると、表示部b159を点滅状態
とする。信号入力の消失後、タイマb158に計時開始
信号を出力し、表示部b159を点灯状態とする。
【0052】計時開始信号を入力したタイマb158は
計時を開始し、予め設定された設定時間T2(たとえば
50分)が経過すると、制御部22に計時終了信号を出
力し、計時を終了する。
【0053】タイマb158から計時終了信号を入力し
た制御部152は、表示部b159を消灯状態とする。
【0054】検知信号が入力している間は表示部b15
9を点滅し、検知信号の入力が終了してから予め設定さ
れた時間T2(たとえば50分)は表示部b159を点
灯状態とする理由は、次に述べる通りである。すなわ
ち、検知器14から検知信号が入力され、警報として監
視センタに送信された場合、監視センタの係員や警備員
が監視対象施設に急行する。そこで表示部b159が点
滅していると、監視対象施設に入った係員や警備員が侵
入を検知した検知器が接続されている侵入検知センサを
容易に特定することができるためである。したがって、
点灯状態の継続する時間の設定にあたっては、実施例で
は50分としているが、監視センタから監視対象施設へ
到達する時間を考慮して設定することが好ましい。
【0055】[b.検知器および侵入検知センサが検知
した場合]検知器14が侵入を検知し、更に侵入検知セ
ンサ15が侵入を検知した場合の侵入検知センサの動作
について図6のタイムチャートおよび図5のフローチャ
ートにしたがって説明する。
【0056】検知器14は、侵入を検知すると侵入検知
センサ15の接点信号入力部151に検知信号を出力す
る[a]。
【0057】検知器14から検知信号を入力した侵入検
知センサ15の接点信号入力部151は、前記検知信号
を制御部152に出力する。
【0058】検知信号を入力した制御部152は(S1
1)、記憶部154に記憶されている自己のアドレスを
読み取り(S12)、読み込んだ前記アドレスを付加し
た検知信号を送信部155に出力する(S13)。ま
た、表示部a157を点灯状態にする(S14)。ま
た、検知器14が復旧して検知信号が消失すると(S1
5)、表示部a157を点滅状態とし(S16)、タイ
マa156に計時開始信号を出力する(S17)。
【0059】検知器14が復旧して検知信号が消失する
前に侵入検知部15が侵入を検知し[b]、侵入検知信号
を入力した制御部152は(S18)、表示部b159
を点灯状態とし(S19)、出力している自己のアドレ
スを付加した検知信号の出力をT1(たとえば2秒)の
間停止し(S20)、T1が経過した後[c]、自己のア
ドレスを付加した侵入検知信号を出力する(S21)。
【0060】侵入検知部が復旧して侵入検知信号が消失
すると(S22)、表示部b159を点滅状態とし(S
23)、タイマb158に計時開始信号を出力する(S
24)[d]。また侵入検知部が復旧する前に検知部14
が復旧して検知信号が消失すると(S25)、表示部a
157を点滅状態とし(S16)、タイマa156に計
時開始信号を出力する(S27)[e]。
【0061】計時開始信号を入力してから計時を開始
し、予め設定された時間を計時したタイマa156は制
御部152に計時終了信号を出力する。タイマa156
から計時終了信号を入力した制御部152は、表示部a
157を消灯状態とする[f]。
【0062】また、計時開始信号を入力してから計時を
開始し、予め設定された時間を計時したタイマb158
は制御部152に計時終了信号を出力する。タイマb1
58から計時終了信号を入力した制御部152は、表示
部b159を消灯状態とする[g]。
【0063】上述のように、本顔第2の実施例による侵
入検知センサは、アドレス送信機能を持たない検知器を
接続する接続部を設け、その接続された検知器が侵入を
検知したとき検知信号とともにアドレスを送信でき、検
知器が侵入を検知して検知信号を出力している間に侵入
検知部が侵入を検知しても、侵入検知信号を送信するこ
とができる。
【0064】なお、上述の第1及び第2の実施例として、
アドレス送信機能付き検知センサとして侵入検知センサ
を例に説明したが、検知センサとして侵入検知センサに
限ることなく、火災感知器や煙感知器等、他の異常を検
知するセンサにも適用できることは言うまでもない.。
また、アドレス送信機能のない検知器としてマグネット
スイッチを例に説明したが、他の侵入検知器や防災セン
サなど他の検知器、センサであっても良い。
【0065】さらに、侵入検知センサの接点信号入力部
の表示を、監視対象施設の警備状態と連携させることも
できる。たとえば、警備状態時は上記図3及び図7のフ
ローチャートの動作とし、警備解除状態にあるときは接
点信号消失後所定時間の点滅を消灯とする。ただし、点
滅中に警備状態を警備解除状態にした場合は点滅のまま
とするのが望ましい。それは、駆けつけた係員が警備を
解除した場合に警報を発してセンサを特定することがで
きなくなることを防ぐためである。これにより、点滅表
示を見れば、それが正当な利用者でなく、侵入者による
ものであると特定することができる。
【0066】また、表示部としてLEDを例に説明した
が、LEDに限るものではなく、LCDなど他の表示手
段であってもよい。また、実施例に示した点灯/点滅/
消灯表示に限定されるものではなく、点灯と点滅を規則
的、あるいは不規則的に組み合わせてもよい。
【0067】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1の発明の
アドレス送信機能付センサによれば、異常検知信号入力
部をを備えていることで、アドレス送信機能のない検知
器を接続することができ、手間と費用が少ない監視シス
テムを実現することができる。
【0068】請求項2の発明のアドレス送信機能付セン
サによれば、異常検知信号入力表示部の表示が異常検知
信号の入力中は点灯状態、異常検知信号消失後所定時間
は点滅状態となることで、検知信号が接点信号を消失し
てからでも、所定時間以内であれば、目視により直前に
異常検知信号を出力していた検知器を特定することがで
きる。
【0069】また、請求項3の発明のアドレス送信機能
付センサによれば、アドレス送信機能付きセンサに接続
された検知器から検出信号を送信しているときでも、ア
ドレス送信機能付きセンサの検出信号を制御装置に送信
することができるため、検知信号に続いて侵入検知信号
を受信した警備会社等の監視センタは、侵入者が警備施
設内部に入りこんでいることを知ることができ、前記警
備施設に急行した警備員等に適切な措置を指示すること
ができる。
【0070】さらに,請求項4の発明のアドレス送信機
能付きセンサによれば、自己アドレスと異常検知信号入
力部に接続された検知器のアドレスを別々に設定するこ
とで、制御装置や監視センタ側において、警報を発した
検知器を特定することができる。
【0071】また、請求項5の発明のアドレス送信機能
付センサによれば、異常検知信号入力表示部を備えてい
ることで、検知器の異常検知信号の出力状態を知ること
ができる。
【0072】また、請求項6の発明のアドレス送信機能
付センサによれば、異常検知信号入力表示部の表示が異
常検知信号の入力中は点灯状態、異常検知信号消失後所
定時間は点滅状態となることで、検知信号が接点信号を
消失してからでも、所定時間以内であれば、目視により
直前に異常検知信号を出力していた検知器を特定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例のアドレス送信機能付セン
サを用いた監視システムの概略構成図である。
【図2】第1の実施例の侵入検知センサの機能及び構成
を示す図である。
【図3】検知器が接点信号を出力したときの侵入検知セ
ンサの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明第2の実施例のアドレス送信機能付セン
サを用いた監視システムの概略構成図である。
【図5】第2の実施例の侵入検知センサの機能及び構成
を示す図である。
【図6】第2の実施例の侵入検知センサ及び検知器の動
作を示すタイムチャートである。
【図7】検知器が接点信号を出力したときの第2の実施
例の侵入検知センサの動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】従来のアドレス送信機能付センサを用いた監視
システムの構成図である。
【符号の説明】
10、20 制御装置 12 配線 13、15 侵入検知センサ 131、153 侵入検知部 132、152 制御部 133、154 記憶部 134 、155送信部 135、151 接点信号入力部 136 接点信号入力表示部 156 タイマa 157 表示部a 158 タイマb 159 表示部b 14 検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA12 AA23 AA25 BB03 BB74 DD04 DD05 DD20 EE12 EE14 FF01 FF04 GG11 GG12 GG23 GG30 GG32 GG41 GG71

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械警備を行う制御装置に接続され、該
    制御装置への信号送信時にアドレスを付加して送信する
    ことができるアドレス送信機能付センサにおいて、 他の検知器の検知信号を入力する信号入力部を備えたこ
    とを特徴とするアドレス送信機能付センサ。
  2. 【請求項2】 機械警備を行う制御装置に接続され、該
    制御装置への信号送信時にアドレスを付加して送信する
    ことができるアドレス送信機能付センサにおいて、 侵入者を検知すると侵入検知信号を出力する侵入検知部
    と、 アドレスを記憶する記憶部と、 他の検知器の検知信号を入力する検知信号入力部と、 前記他の検知器から検知信号入力中及び検知信号消失後
    所定時間内表示を行う表示部と、 前記検知信号入力部へ検知信号の入力があった場合に、
    検知信号に記憶部に記憶されているアドレスを付加して
    監視センタへ送信する送信部と、 を有することを特徴とするアドレス送信機能付センサ。
  3. 【請求項3】 機械警備を行う制御装置に接続され、制
    御装置への信号送信時にアドレスを送信するアドレス送
    信機能付きセンサであって、 侵入者を検知する侵入検知部と、 他の検知器の検知信号を入力する検知信号入力部と、 アドレスを記憶する記憶部と、 検知信号を入力すると、アドレスを付加した検知信号を
    送信部に出力し、 侵入検知信号を入力すると、アドレスを付加した侵入検
    知信号を送信部に出力する制御部と、 入力した検知信号もしくは侵入検知信号を制御装置に送
    信する送信部と、 を備え、 上記制御部は、 検知信号を入力しているときに侵入検知信号を入力する
    と、予め設定された時間、検知信号の出力を停止し、 前記予め設定された時間が経過するとアドレスを付加し
    た侵入検知信号を出力することを特徴とするアドレス送
    信機能付きセンサ。
  4. 【請求項4】 自己アドレスと異常検知信号入力部に接
    続された検知器のアドレスを別々に設定可能としたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のアドレス送
    信機能付センサ。
  5. 【請求項5】 検知信号入力部への検知信号の入力状態
    を示す表示部を備えたことを特徴とする請求項1、請求
    項3または請求項4に記載のアドレス送信機能付セン
    サ。
  6. 【請求項6】 前記表示部が発光手段であり、信号入力
    中は点灯状態を、信号消失後所定時間は点滅状態となる
    ことを特徴とする請求項2または請求項5記載のアドレ
    ス送信機能付きセンサ。
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