JP2508012Y2 - 収納庫 - Google Patents

収納庫

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JP2508012Y2
JP2508012Y2 JP3250790U JP3250790U JP2508012Y2 JP 2508012 Y2 JP2508012 Y2 JP 2508012Y2 JP 3250790 U JP3250790 U JP 3250790U JP 3250790 U JP3250790 U JP 3250790U JP 2508012 Y2 JP2508012 Y2 JP 2508012Y2
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一夫 川上
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一夫 川上
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、留守時に届けられた荷物の一時保管に便利
に利用出来る収納庫に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 前記のように、留守時に届けられた荷物の一時保管に
安全に利用出来る収納庫としては、荷物を収納した後に
扉を施錠することが出来、それ以後は鍵等の開錠用具又
は暗唱番号入力等による特定者開錠操作のみによって扉
を開くことが出来るものでなくてはならない。
従って、閉じた扉が自動施錠される収納庫又は、鍵等
で任意に施錠し得る収納庫が必要となるが、例えば、閉
じた扉が自動施錠される収納庫を前記のような目的で屋
外に設置して利用しょうとする場合には、荷物が入れら
れる前に扉が不測に閉じてしまわないように開扉状態維
持に工夫を凝らす必要があり、確実性に欠けるばかりで
なく、収納庫内部が不衛生となり、実用的ではない。
又、鍵等で任意に施錠し得る収納庫を前記のような目的
で屋外に設置して利用しょうとする場合には、荷物を届
ける特定の第三者にも開錠用具を持たせたり開錠用暗唱
番号を知らせておく必要が生じるので、開錠操作可能な
特定者が増えることになり、安全性等の面でやはり実用
的ではない。
換言すれば、従来の施錠可能な収納庫では、前記のよ
うに留守時に届けられた荷物を一時保管させるための収
納庫としては効果的に利用することが出来なかった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解決するため
に、収納庫の開閉扉を自動施錠する電気錠利用施錠手段
と、当該施錠手段の電気錠を開錠させる開錠用スイッチ
と、庫内の在荷検出手段と、前記電気錠を制御する制御
装置とを備え、前記制御装置は、前記在荷検出手段が荷
検出状態にあって前記開閉扉が閉じられていることを条
件に、前記施錠手段を、前記開錠用スイッチによる開錠
を不能にして、開錠用具又は暗唱番号入力等による特定
者開錠操作のみによって開錠し得る施錠状態に切り換え
るように構成した収納庫を提案するものである。
(考案の作用) 上記の収納庫に於いては、閉じられた開閉扉は前記施
錠手段の電気錠により自動施錠されている。この収納庫
に荷物を収納するときは、前記開錠用スイッチを操作し
て前記電気錠を開錠させることにより、扉を自由に開く
ことが出来る。扉を開いて荷物を庫内に収納させ、再び
扉を閉じると、当該扉は前記電気錠により自動施錠され
且つ前記在荷検出手段が庫内の荷物を検出するので、前
記制御装置の作動条件が整い、当該制御装置により前記
施錠手段が、前記開錠用スイッチによる開錠は不能であ
るが、開錠用具又は暗唱番号入力等による特定者開錠操
作では開錠し得る施錠状態に切り換えられる。
従って、第三者が前記開錠用スイッチを操作して扉を
開くことは出来なくなるが、鍵や磁気カード等の開錠用
具を持っているか又は暗唱番号等を知っている特定者
は、当該開錠用具又は暗唱番号入力等による特定者開錠
操作により前記施錠手段を開錠して扉を開き、収納荷物
を取り出すことが出来る。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図に於いて、1は開閉可能な扉2を備えた収納庫
であって、上部に制御装置ボックス3が設けられ、当該
制御装置ボックス3の前面には、施錠手段の開錠用テン
キー4、開錠用押し釦スイッチ5、及び在荷表示灯6が
取付けられた制御盤7が設けられている。
前記扉2は、第2図〜第4図に示す施錠手段12により
閉じ位置で自動施錠される。当該施錠手段12は、収納庫
側壁13の内側に固着された電気錠14と、扉2に取付けら
れ且つ扉2の外側から鍵により操作し得るシリンダー錠
15、及び前記開錠用テンキー4とから構成されている。
前記電気錠14は従来周知のもので、第2図実線で示す施
錠位置aと第2図仮想線で示す開錠位置bとの間で運動
可能で且つ内蔵のスプリングにより施錠位置aに保持さ
れるラッチ16、当該ラッチ16を前記スプリングに抗して
開錠位置bに切り換えるソレノイド17、及びスプリング
18により突出位置に保持される扉開閉状態検出用出退可
動片19を備えている。前記シリンダー錠15は、鍵操作に
より第4図実線で示す施錠位置cと第4図の仮想線で示
す開錠位置dとに切り換えられる被錠止片20を備えてお
り、当該被錠止片20が施錠位置cにある状態で扉2を閉
じたとき、当該被錠止片20が前記電気錠14の施錠位置a
にあるラッチ16と自動係合すると同時に、前記出退可動
片19をスプリング18に抗して退入させるように構成して
いる。
前記収納庫1の庫内には、第5図及び第6図に示すよ
うに在荷検出手段21が設けられている。この在荷検出手
段21は、投光器22と受光器23とから成る透過形光電セン
サーから成り、投光器22は、収納庫側壁13の内側に取付
けられた囲い形ブラケット24の内部に取付けられ、受光
器23は、庫内底板25の下側で当該庫内底板25に設けられ
た開口部26に近い位置にブラケット27を介して取付けら
れ、投光器22からの光線22aが庫内底部を斜めに横切
り、前記開口部26を通過して前記受光器23に到達するよ
うに構成している。従って、庫内に何も入っていないと
きは、受光器23が投光器22からの光線22aを受けて非在
荷検出状態となり、仮想線で示すように庫内底板25上に
前記光線22aを遮る状態に荷物が置かれたときは、前記
光講器23には光線22aが届かないので在荷検出状態とな
る。在荷検出手段21が在荷検出状態になると、第1図に
示す在荷表示灯7が点灯する。
在荷検出手段21は、上記の透過形光電センサー利用の
ものに限定されないが、上記のように構成するときは、
薄い封筒状の荷物が庫内底板25上に置かれたときも、当
該荷物が前記開口部26を塞ぐ状態にある限り確実に検出
し得ると共に、受光器23か開口部26の真下で上向きに取
付けられていないので、当該受光器23の受光面が塵埃等
で汚れて在荷検出に誤動作が生じる恐れも極減する。
第1図に示す制御装置ボックス3内には、第7図に示
す制御装置28が設けられている。この制御装置28はマイ
クロコンピューター等により構成されるもので、前記開
錠用テンキー4、開錠用押し釦スイッチ5、電気錠14、
及び在荷検出手段21からの信号を取込み、前記電気錠14
を所定の条件で自動制御するようにプログラムされてい
る。
この制御装置28による制御の手順を第8図に示すフロ
ーチャートに基づいて説明すると、先に説明したように
扉2を閉じると、第2図〜第4図に示すように扉2側の
シリンダー錠15に於ける被錠止片20(前以って施錠位置
cにセットされている)が電気錠14の施錠位置aにある
ラッチ16と自動係合して、当該扉2が自動施錠されると
同時に、前記被錠止片20が電気錠14の出退可動片19をス
プリング18に抗して退入させるので、当該出退可動片19
の位置に基づいて電気錠14から扉閉信号29(第7図参
照)が出力されている。そして庫内に荷物が収納されて
いないときは、在荷検出手段21は先に説明したように非
在荷検出状態にあって、在荷検出信号が出力されていな
い。
係る状態で扉2を開いて荷物を庫内に収納するために
開錠用押し釦スイッチ5を操作すると、在荷検出状態で
ないため制御装置28は電気錠14に対し開錠信号30(第7
図参照)を出力し、電気錠14の開錠用ソレノイド17を通
電励磁してラッチ16を開錠位置bに切り換えるので、ス
プリング18の付勢力を出退可動片19及び被錠止片20を介
して受けている扉2が若干開動する。前記出退可動片19
がスプリング18の付勢力で突出すると、当該出退可動片
19の位置の変化に基づいて電気錠14から扉開信号31(第
7図参照)が出力されるので、これに基づいて制御装置
28からの開錠信号30が消去し、開錠用ソレノイド17は消
磁してラッチ16が元の施錠位置aにスプリングで自動復
帰する。
上記のように荷物が庫内にないときは、開錠用押し釦
スイッチ5の操作により電気錠14による扉2の施錠が解
除されるので、扉2を開いて荷物を庫内に収納すること
が出来る。この後、扉2を閉じると、前記のように電気
錠14のラッチ16と扉2側の被錠止片20とが係合して扉2
が自動施錠され、扉閉信号29が出力される。又、荷物が
庫内に収納されているので、在荷検出手段21は前記のよ
うに在荷検出状態となる。従って、この状態で開錠用押
し釦スイッチ5を操作しても、在荷検出状態であるため
に電気錠14に対する開錠信号30は出力されない。即ち、
開錠用押し釦スイッチ5の操作により扉2を開くことは
出来ない。
庫内に荷物が収納されていることは、在荷表示灯7の
点灯により外部から知ることが出来る。この庫内に収納
されている荷物を取り出すときは、暗唱番号を開錠用テ
ンキー4から入力する。然して入力された暗唱番号が予
め設定されている番号と一致した場合にのみ、制御装置
28から電気錠14に開錠信号30が出力されるので、前記の
ように電気錠14による扉2の施錠が解かれ、扉2を開く
ことが出来る。又、停電により電気錠14が作動しないと
き等、シリンダー錠15に適合する鍵により当該シリンダ
ー錠15を操作して、被錠止片20を施錠位置cから開錠位
置dに切り換えることによっても、開錠して扉2を開く
ことが出来る。換言すれば、開錠用テンキー4を無くし
て、シリンダー錠15の鍵操作のみにより開錠するように
構成しても良い。逆に停電を考慮しないで、シリンダー
錠15を無くし、被錠止片20を扉2側に固定することも可
能である。
尚、上記実施例では、荷物を庫内に収納した後に扉2
が閉じられると、開錠用押し釦スイッチ5の操作では2
度と扉2を開くことは出来ないが、第9図のフローチャ
ートに示すようにタイマーを併用し、扉2を閉じた後、
設定時間(例えば10秒程度)内であれば、開錠用押し釦
スイッチ5の操作により扉2を開くことが出来るように
構成することも出来る。このように構成するときは、複
数個の荷物を収納する途中で扉2が不測に閉じてしまっ
たとき、或いは他の荷物の入れ忘れに気付いたとき等に
便利である。
又、収納庫には、振動等を関知して自動的に警報を発
するような、従来周知の盗難防止用警報装置を併設し
て、安全性を一層向上させることも出来る。
(考案の効果) 以上のように本考案の収納庫によれば、荷物を収納す
る前も扉を閉じて施錠しておくことが出来るにも拘わら
ず、荷物を収納するときには開錠用スイッチにより誰で
も簡単に開錠して扉を開くことが出来るので、開扉状態
に維持しておかなければならない場合と比較して庫内を
衛生的に保つことが出来るし、扉が不測に閉じてしまっ
て荷物の収納が出来なくなる恐れもない。
しかも荷物を収納した後に扉を閉じると、前記開錠用
スイッチでは開錠することが出来なくなり、鍵や磁気カ
ード等の開錠用具又は暗証番号入力等による特定者開錠
操作のみによって開錠し得るので、庫内に収納された荷
物を安全に確保することが出来る。
従って本考案による収納庫は、留守時に届けられた荷
物を一時保管させるための収納庫として非常に便利且つ
有効的に活用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の斜視図、第2図は施錠手段を開扉前の状
態で示す側面図、第3図は施錠手段を施錠状態で示す平
面図、第4図は第3図の扉省略正面図、第5図は在荷検
出手段を示す縦断正面図、第6図は同横断平面図、第7
図は制御装置とその周辺機器とを示すブロック線図、第
8図及び第9図は制御手順を説明するフローチャートで
ある。 1……収納庫、2……開閉扉、4……開錠用テンキー、
5……開錠用押し釦スイッチ、12……施錠手段、14……
電気錠、15……シリンダー錠、16……ラッチ、19……扉
開閉状態検出用出退可動片、20……被錠止片、21……在
荷検出手段、22……透過形光電センサーの投光器、23…
…透過形光電センサーの受光器、28……制御装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納庫の開閉扉を自動施錠する電気錠利用
    施錠手段と、当該施錠手段の電気錠を開錠させる開錠用
    スイッチと、庫内の在荷検出手段と、前記電気錠を制御
    する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記在荷検出
    手段が荷検出状態にあって前記開閉扉が閉じられている
    ことを条件に、前記施錠手段を、前記開錠用スイッチに
    よる開錠を不能にして、開錠用具又は暗唱番号入力等に
    よる特定者開錠操作のみによって開錠し得る施錠状態に
    切り換えるように構成した収納庫。
JP3250790U 1990-03-27 1990-03-27 収納庫 Expired - Lifetime JP2508012Y2 (ja)

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JP3515083B2 (ja) * 2001-04-23 2004-04-05 タキゲン製造株式会社 引き出し回転操作型扉用ロックハンドル装置
JP2020073761A (ja) * 2019-11-05 2020-05-14 東芝テック株式会社 ロックシステム、電気錠および手動錠

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