JP2020073761A - ロックシステム、電気錠および手動錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的制御と手動操作とのいずれによっても施錠・開錠が可能とする。【解決手段】ロックシステムは、電気錠、手動錠、ロック制御部を備える。電気錠は、閂部と作動部とを有し、扉および本体部の一方に設けられている。閂部は、所定の位置に設定された第一位置と当該第一位置とは異なる位置である第二位置との間で移動可能である。作動部は、電力を受けて作動し閂部を第一位置および第二位置の一方から他方へ移動させる。手動錠は、第二閂部と手動作動部とを有し、扉および本体部の他方に設けられている。第二閂部は、第三位置と第四位置との間で移動可能である。第三位置は、第一位置に位置する閂部に干渉して施錠状態を作り且つ第二位置に位置する閂部に干渉しない。第四位置は、閂部に干渉しない。手動作動部は、鍵を用いた手動の操作を受けて作動し第二閂部を第三位置および第四位置の一方から他方へ移動させる。ロック制御部は、電気錠を制御する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、ロックシステム、扉構造、および電子機器に関する。
筐体を開閉する扉を有する各種電子機器には、扉に錠を備えるものがある。従来、電子機器が備える錠は、電気錠か手動錠のいずれか一方である。電気錠は、電気的制御により閂を移動させて施錠・開錠する。手動錠は、鍵を用いた手動操作により閂を移動させて施錠・開錠する。いずれの錠を採用するかは、電子機器に想定される運用状況に合わせて決定されてきた。
しかし近年、電子機器の使用者から電気錠と手動錠とを併用したいという要望が出てきている。両錠の併用が望まれている電子機器としては、例えば、セルフチェックアウト装置がある。上記要望は、通常時にはIDチェックなどにより権限に応じて電気錠を開錠し、停電時や電源が入っていないときには鍵を用いて手動錠を開錠する、という運用を想定したものである。
本発明が解決しようとする課題は、電気的制御と手動操作とのいずれによっても施錠・開錠が可能なロックシステム、扉構造、および電子機器を提供することである。
実施形態のロックシステムは、扉と当該扉によって開閉される開口を有する本体部との間に設けられて、前記扉による前記開口の開閉が可能である開錠状態と不可能である施錠状態との一方から他方への移行を管理するものであって、電気錠、手動錠、およびロック制御部を備える。電気錠は、閂部と作動部とを有し、前記扉および前記本体部の一方に取り付けられている。閂部は、所定の位置に設定された第一位置と当該第一位置とは異なる位置である第二位置との間で移動可能である。作動部は、電力を受けて作動し前記閂部を第一位置および第二位置の一方から他方へ移動させる。手動錠は、第二閂部と手動作動部とを有し、前記扉および前記本体部の他方に取り付けられている。第二閂部は、第三位置と第四位置との間で移動可能である。第三位置は、第一位置に位置する前記閂部に干渉して施錠状態を作り且つ第二位置に位置する前記閂部に干渉しない。第四位置は、前記閂部に干渉しない。手動作動部は、鍵を用いた手動の操作を受けて作動し前記第二閂部を第三位置および第四位置の一方から他方へ移動させる。ロック制御部は、前記電気錠を作動させる電力を制御する。
図1は、実施形態のセルフPOSの外観を示す斜視図である。 図2は、本体部および扉の概略的な平面図であって、上側の扉の動きを示す図である。 図3は、ロックシステムの外観を示す斜視図であって、(a)は施錠状態を示し(b)は開錠状態を示す図である。 図4は、ロックシステムの構造を示す平面図であって、(a)は施錠状態を示し(b)は開錠状態を示す図である。 図5は、デッドボルトが第三位置にある状態で開放された扉が開口を閉じる方向に押された場合の閂部の動きを説明する図である。 図6(a)は、セルフPOSの各部の電気的接続を示すブロック図であり、図6(b)は、セルフPOSの制御部の機能構成を示すブロック図である。
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、セルフPOS100の外観を示す斜視図である。セルフPOS100は、セルフチェックアウト装置とも呼ばれるもので、扉構造を備える電子機器の一例である。扉構造はロックシステムを備える。セルフPOS100は、買物客が店員によらずに自身でチェックアウト作業を済ませるための装置である。チェックアウト作業とは、例えば購入商品の登録および決済である。
セルフPOS100は、縦長の本体部110の上に表示操作パネル120を備えている。本体部110は、外装ケースである筐体111内に、通信I/F(Interface、インタフェース)112(図6参照)や、読取装置113、入出金装置114を内蔵している。読取装置113および入出金装置114は、本体部110に収納されている所定の装置の例である。読取装置113は、入出金装置114よりも上に配置されている。通信I/F112は、ストアコントローラやサーバなどの上位端末とのデータ送受信を実現する。
また、セルフPOS100は、扉130,140を備えている。本体部110は、正面に、扉130,140によって開閉される2つの開口(不図示)を有する。つまり、筐体111は、正面の2か所が開口した容器である。開口は上下に並んでおり、上側の開口は読取装置113およびその周囲を露出させ、下側の開口は入出金装置114を露出させる。扉130は上側の開口を覆い、扉140は下側の開口を覆う。
図2は、本体部110および扉130の概略的な平面図であって、扉130の動きを示す図である。扉130は、セルフPOS100に向かって正面左側の辺131を軸に回動することによって、筐体111の開口111aを開閉する。扉140は、上辺を軸に回動することによって筐体111の開口を開閉する。
扉130は、読取窓115を正面の上部に備えている。読取装置113は、カメラ(不図示)を読取窓115の奥に備えている。買物客は、購入する商品の登録に際して、商品のバーコードなどを読取窓115に向かい合わせる。読取装置113は、カメラによって読取窓115越しに撮像した商品のバーコードなどから、商品情報を得る。
入出金装置114は、硬貨受入口116、釣銭返却口117、紙幣受入口118、および紙幣返却口119を備え、扉140から露出させている。入出金装置114は、硬貨受入口116から受け入れた硬貨と紙幣受入口118から受け入れた紙幣とを収納する。また、入出金装置114は、釣銭としての硬貨を釣銭返却口117から返却し、釣銭としての紙幣を紙幣返却口119から返却する。
表示操作パネル120は、モニタ121および当該モニタ121の表面に重ねて配置されたタッチパネル122を備えている。表示操作パネル120は、モニタ121にユーザに向けた情報を文字や画像で示すとともに、モニタ121の表示内容に応じた内容の操作をタッチパネル122から受け付ける。
セルフPOS100は、扉130の開閉を規制するロックシステム200および扉140の開閉を規制するロックシステム(不図示)を備えている。両ロックシステムは同様の構成であるので、一方のロックシステム200についてのみ説明する。図3は、ロックシステム200の外観を示す斜視図であって、図4は、ロックシステム200の構造を示す平面図である。いずれの図においても(a)は施錠状態を示し(b)は開錠状態を示す。
ロックシステム200は、扉130と本体部110との間に設けられて、開錠状態と施錠状態との一方から他方への移行を管理する。開錠状態は、扉130による開口111aの開閉が可能な状態である。施錠状態は、扉130による開口111aの開閉が不可能な状態である。
ロックシステム200は、電気錠の一例としての電磁ロック210および手動錠220を備えている。ロックシステム200は、扉130とともに、扉構造を構成する。
ここで、単に電気制御の錠と手動操作の錠との両方を取り付けただけであると、一方の錠を開錠しても他方の錠が開錠されないので、電気制御と手動操作との両方で施錠・開錠を行うという運用ができない。本実施形態のロックシステム200によればこの運用が可能である。また従来、手動錠の動作を電気制御によっても作動させ得る錠がある。そのような錠であれば、扉130を手動および自動で施錠/開錠させることは可能となる。しかしながら、本実施形態の扉130のように周りに鍵穴を設けるスペースがない場合、錠は本体部110でなく扉130に取り付けられることが多い。この場合、扉130に荷重負荷がかかるばかりか、錠への給電線が本体部110側から扉130側へと伸びることとなるため、給電線の断線による故障のおそれがある。本実施形態のロックシステム200には、そのような不都合がない。
電磁ロック210は、本体部110に取り付けられており、閂部211、ソレノイド212、フレーム213(図3参照)および弾性部材214(図5参照)を備えている。ソレノイド212は、閂部211を所定の二つの位置の一方から他方へ移動させる作動部の一例である。
フレーム213は、板金で形成された略直方体の囲い(枠)であって、ソレノイド212を覆って保護する。また、フレーム213の扉130に対向する面には、扉130を撥ね退ける方向へ付勢する弾性力を有する板ばね(不図示)が取り付けられている。
ここで、図4は、電磁ロック210による施・開錠を示している(手動錠220は、施錠可能な位置で不動)。閂部211は、棒状の部材であって、所定の二つの位置の間で長手方向に沿って移動可能である。所定の二つの位置は、本実施形態では、ホームポジション(第一位置)および吸引位置(第二位置)である。
ホームポジションは、ソレノイド212が非作動中の閂部211の位置である。このホームポジションにおける閂部211のフレーム213からの突出長は、吸引位置に位置するときよりも長い。吸引位置は、ソレノイド212が作動中の閂部211の位置である。この吸引位置における閂部211は、ソレノイド212によって、フレーム213からの突出長が短くなる方向に吸引されている。つまり、閂部211は、ホームポジションにおいて突出し、吸引位置において引っ込んでいる。
ソレノイド212は、電力を受けて作動して、ホームポジションから吸引位置へ閂部211を移動させる駆動力を発する。また、ソレノイド212の非作動時に閂部211が長手方向に沿った荷重を受けた場合、閂部211は吸引位置まで移動可能である。さらに、閂部211が受ける荷重がなくなると、弾性部材214の弾性力により、閂部211はホームポジションへ復帰する。弾性部材214は、例えば弦巻ばねやゴムである。
手動錠220は、鍵230を用いて手動で操作されることにより、施錠状態および開錠状態の一方から他方に変わる。ここで、図3は、手動錠220による施・開錠を示している(電磁ロック210は、施錠可能な位置(ホームポジション)で不動)。手動錠220は、第二閂部としてのデッドボルト(dead bolt)221、手動作動部としてのシリンダー222、および鍵穴223を備えている。
鍵穴223は、鍵230が差し込まれる穴である。シリンダー222は、鍵穴223に差し込まれた鍵230が、鍵230の差し込み方向に向かって時計回り方向または反時計回り方向に回動される動作を受けて、作動する。これにより、シリンダー222は、デッドボルト221を、時計回り方向または反時計回り方向に回動させる。これにより、デッドボルト221は、第三位置と第四位置との間で回動し、第三位置および第四位置の一方から他方へ移動する。本実施形態の第三位置は、デッドボルト221が電磁ロック210方向へ向く横向き位置であり、第四位置は、デッドボルト221が第三位置から90°回転した上向き位置である。
デッドボルト221は、第三位置に位置するとき(図3(a)参照)、施錠可能である。つまり、第三位置におけるデッドボルト221は、ホームポジションに位置する閂部211に干渉して施錠状態を作る。ただし、第三位置におけるデッドボルト221は、吸引位置に位置する閂部211に干渉しない。
また、デッドボルト221は、第四位置において(図3(b)参照)、電磁ロック210の閂部211の位置によらず、閂部211に干渉しない(開錠状態)。
このように、ロックシステム200において、図3に示すように、手動錠220にとって、ホームポジションに位置する閂部211は、デッドボルト221と干渉して施錠状態を作る「ストライク(strike)」として機能する。また、図4に示すように、電磁ロック210の閂部211は、先端に案内斜面211aを有している。これにより閂部211は、後に図5を参照して詳述するが、いわゆる「ラッチボルト(latch bolt)」のように機能する。ただし、「ラッチボルト」を移動させる「ドアノブ」に相当するものを、ロックシステム200は備えない。
ここで、本実施形態の鍵230は、デッドボルト221が第三位置にあるときにのみ、鍵穴223に対して抜き差し自在である。つまり、デッドボルト221が第四位置にあるときには、鍵230は、鍵穴223から抜き去り不可である。
またここで、図5は、デッドボルト221が第三位置にある状態で開放された扉130が開口を閉じる方向に押された場合の閂部211の動きを説明する図である。なお、図5は、図4に示す面の裏面から見た図である。本実施形態の閂部211は、デッドボルト221が第三位置にある状態で扉130が開口を閉じる方向に押されると、図5に示すように移動して施錠状態を作る。
つまり、閂部211が第三位置にあるデッドボルト221から力を加えられると(図5(a)参照)、当該力が案内斜面211aで受けられることにより閂部211を引っ込める力に変換される。デッドボルト221が、閂部211の先端に到達し(図5(b)参照)、さらに当該先端を越えると、閂部211は、弾性部材214が閂部211に与える弾性力によってホームポジションに復帰して、施錠状態となる(図5(c)参照)。
図6(a)は、セルフPOS100の各部の電気的接続を示すブロック図であり、図6(b)は、セルフPOS100の制御部310の機能構成を示すブロック図である。セルフPOS100は、上述の構成に加えて、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、およびフラッシュメモリ(Flash Memory)304を備えている。
ROM302は、CPU301が実行する各種プログラムを記憶する。RAM303は、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用される。CPU301は、ROM302が記憶するプログラムをRAM303に展開して各種演算処理を実行することにより、各種モジュールとして機能して、セルフPOS100の各部を統括的に制御する。フラッシュメモリ304は、各種設定などを記憶する書き換え可能な不揮発性メモリである。
CPU301、ROM302、およびRAM303は、制御部310を構成する。制御部310は、セルフPOS100の各部を統括的に制御する。制御部310は、ロック制御部311を有する。
ロック制御部311は、電磁ロック210を作動させる電力を制御する。つまり、ロック制御部311は、ソレノイド212への通電を制御して、ソレノイド212の作動/不作動を切り替える。また、ロック制御部311は、オペレータのIDチェックを行い、当該IDに開錠権限が与えられている場合に、電磁ロック210を作動させて開錠状態とする。オペレータのIDチェックは、例えば、オペレータが所持するIDカードに表示されたIDコードを読取装置113に読み取らせるなどにより実施可能である。
このような構成において、ロックシステム200は、電気的制御と手動操作との両方でのセルフPOS100の施錠・開錠を可能とする。以下、その手順を説明する。開錠権限を有するオペレータは、通常時は、IDカードを読取窓115にかざす。これを受けて、ロック制御部311は、電磁ロック210を作動させ、開錠する。すると、扉130は、フレーム213に取り付けられた板ばねの弾性力により弾かれて、開く。
また、停電時や電源が入っていないとき、オペレータは、鍵230を鍵穴223に差し込んで第四位置まで回し、手動錠220を開錠する。すると、扉130は、フレーム213に取り付けられた板ばねの弾性力により弾かれて、開く。続いてオペレータは、鍵230を逆方向に回し、第三位置で鍵穴223から引き抜く。
扉130を閉じる場合、オペレータは、扉130を、開口111aを閉じる方向へ回動させる。扉130側にあるデッドボルト221が本体部110側にある閂部211に接すると、オペレータは、フレーム213に取り付けられた板ばねの弾性力やソレノイド212に内蔵された弾性部材の弾性力に抗して、扉130を閉じる。このとき、電磁ロック210の閂部211は、図5(a)〜(c)のように移動する。これにより、扉130側にあるデッドボルト221が閂部211を越え、施錠状態となる。
このように、本実施形態によれば、セルフPOS100の施錠・開錠を、電気的制御と手動操作との両方で行うことができる。
なお、上記手順において、手動錠220の開錠後の鍵230の抜き去りは、必須ではないが行う方がより望ましい。手動錠220の開錠後、本実施形態の鍵230はセルフPOS100から分離可能であるので、オペレータが鍵230をポケットなどに収めることができる。これにより、鍵230の紛失を防ぐことができる。また、鍵230がストラップなどでオペレータと繋がった状態である場合、開錠後に鍵230がセルフPOS100から分離することで、オペレータの動作を自由にすることができる。
また、手動錠220の開錠後、鍵230を抜き去らない場合は、デッドボルト221は第四位置に留まるので、オペレータは、扉130を閉じる際に弾性力に抗することはない。そして、オペレータは、扉130を閉じた後で、鍵230を、第三位置まで回して鍵穴223から引き抜く。
なお、本実施形態の電磁ロック210は本体部110に取り付けられているが、実施にあたっては、扉130(140)に取り付けられていてもよい。ただし、通電が必要な電磁ロック210を扉130(140)に取り付けると、給電線が断線するおそれがあるため、本体部110に設けた方がより好適である。
また、本実施形態では、作動部の一例をソレノイド212としたが、実施にあたっては作動部がソレノイドでなくともよい。
さらに、本実施形態では、手動錠220は、回動するデッドボルト221を備えるものであるが、実施にあたっては、デッドボルト221の移動方向は問わない。例えば、デッドボルト221の移動方向が直線的であってもよい。
同様に、本実施形態では、閂部211は直線的に移動するものであるが、実施にあたって閂部211の移動方向は問わない。例えば、閂部211が回動により移動するものであってもよい。
また、本実施形態では、閂部211のホームポジションを、通電時よりも突出した位置としているが、実施にあたっては、本実施形態と逆であってもよい。つまり、通電時に突出するタイプのソレノイドを用いて電磁ロックが構成されていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…セルフPOS(セルフチェックアウト装置、電子機器)
110…本体部
111…筐体、111a…開口
113…読取装置(装置)
114…入出金装置(装置)
130…扉
140…扉
200…ロックシステム
210…電磁ロック(電気錠)
211…閂部
212…ソレノイド(作動部)
220…手動錠
221…デッドボルト(第二閂部)
222…シリンダー(手動作動部)
230…鍵
311…ロック制御部
特開2015−141586号公報
本発明の実施形態は、ロックシステム、電気錠および手動錠に関する。
本発明が解決しようとする課題は、電気的制御と手動操作とのいずれによっても施錠・開錠が可能なロックシステム、電気錠および手動錠を提供することである。
実施形態のロックシステムは、扉と当該扉によって開閉される開口を有する本体部との間に設けられて、前記扉による前記開口の開閉が可能である開錠状態と不可能である施錠状態との一方から他方への移行を管理するものであって、電気錠、手動錠、およびロック制御部を備える。電気錠は、閂部と作動部とを有し、前記扉および前記本体部の一方に取り付けられている。閂部は、所定の位置に設定された第一位置と当該第一位置とは異なる位置である第二位置との間で移動可能である。作動部は、電力を受けて作動し前記閂部を第一位置および第二位置の一方から他方へ移動させる。手動錠は、第二閂部と手動作動部とを有し、前記扉および前記本体部の他方に取り付けられている。第二閂部は、第三位置と第四位置との間で移動可能である。第三位置は、第一位置に位置する前記閂部に干渉して施錠状態を作り且つ第二位置に位置する前記閂部に干渉しない。第四位置は、前記閂部に干渉しない。手動作動部は、手動の操作を受けて作動し前記第二閂部を第三位置および第四位置の一方から他方へ移動させる。ロック制御部は、前記電気錠を作動させる電力を制御する。

Claims (5)

  1. 扉と当該扉によって開閉される開口を有する本体部との間に設けられて、前記扉による前記開口の開閉が可能である開錠状態と不可能である施錠状態との一方から他方への移行を管理するロックシステムであって、
    所定の位置に設定された第一位置と当該第一位置とは異なる位置である第二位置との間で移動可能な閂部と、電力を受けて作動し前記閂部を第一位置および第二位置の一方から他方へ移動させる作動部と、を有し、前記扉および前記本体部の一方に取り付けられた電気錠と、
    第一位置に位置する前記閂部に干渉して施錠状態を作り且つ第二位置に位置する前記閂部に干渉しない第三位置と、前記閂部に干渉しない第四位置との間で移動可能な第二閂部と、鍵を用いた手動の操作を受けて作動し前記第二閂部を第三位置および第四位置の一方から他方へ移動させる手動作動部と、を有し、前記扉および前記本体部の他方に取り付けられた手動錠と、
    前記電気錠を作動させる電力を制御するロック制御部と、
    を備えるロックシステム。
  2. 前記電気錠は、前記本体部に取り付けられ、
    前記手動錠は、前記扉に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のロックシステム。
  3. 前記手動錠は、前記手動作動部が、前記第二閂部を所定の角度範囲で回転させることにより、第三位置と第四位置との間で移動させ、
    前記電気錠は、前記作動部として前記閂部を移動させるソレノイドを備え、前記閂部は、前記ソレノイドの駆動力により長手方向に沿って移動し、第一位置において突出し第二位置において引っ込む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のロックシステム。
  4. 開口を有する本体部の前記開口を開閉する扉と、
    前記扉と前記本体部との間に設けられて施錠および開錠を管理する請求項1〜3のいずれか1つに記載のロックシステムと、
    を備える扉構造。
  5. 扉によって開閉される開口を有し、所定の装置を収納する本体部と、
    前記扉と前記本体部との施錠および開錠が可能な請求項4に記載の扉構造と、
    を備える電子機器。
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