JP4488115B2 - 配達物受け取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、共同住宅において、配達物を受け取るための配達物受け取り装置に関するものである。
従来から、配達物を受け取るための配達物受け取り装置が特許文献1により知られている。この特許文献1の配達物受け取り装置は、複数の郵便物ボックスを上下方向に多段に積み重ね、また左右方向にも複数並設し、これら上下左右方向に並べた複数の個別郵便ボックスはそれぞれ上下方向、左右方向に相互に連結してあった。
そして、各個別郵便ボックスにはそれぞれ開閉蓋と、各開閉蓋を施錠するための錠装置と、当該錠装置を施錠、開錠操作する錠操作部とを備えていた。
このような従来例にあっては、各住戸毎の個別郵便ボックスがそれぞれ別々の独立したボックスであって、この別体となった個別郵便ボックスを上下、左右に複数連結しているため、コストが高く、また、連結に手間がかかると共に外観が悪く、更に、各住戸別の個別郵便ボックス一つ一つ毎にそれぞれ錠操作部を設ける必要があってこの分でもコストが高くなるという問題があった。
また、個別郵便ボックスに設けた電気錠装置を制御するようなシステムも考えられるが、現場における配線工事が面倒となるという問題がある。
特開平9−173201号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、配線が容易で、全体の構成が簡略化されてコストが安く、外観がよい配達物受け取り装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る配達物受け取り装置は、配線路を有するボックス本体の内部を仕切りで仕切った分割空所からなる複数の郵便物入れ用空所と、郵便物入れ用空所のそれぞれの開口部に設けた開閉自在なと、それぞれの施錠、開錠を行うための電気錠装置と、電気錠装置を制御するための制御部とを設け、制御部と電気錠装置とを配線路内に通した配線により接続して成る配達物受け取り装置であって、配線路は、ボックス本体の側壁部内に形成され、郵便物入れ用空所の仕切りの一側端部に切欠きが設けられて、該切欠きを介して上下に連通し、側壁部の上下端部に配線路に連通し且つ上方に開口する上孔部と、下方及び外側方に開口する下孔部とが設けられ、複数のボックス本体を横方向に並べて配置し、コネクタを介してボックス本体間の配線を接続したことを特徴とするものである。
また、開閉自在な扉と扉を施錠、開錠するための錠装置とを前面側及び背面側に備えた宅配ボックスを設け、宅配ボックスの上にボックス本体を設けたものを横方向に複数列並設することが好ましい。
さらに、分割空所の少なくとも一つは、背面側に認証部を備え、認証部における認証に基づいて電気錠装置の中から対応する電気錠装置の開錠、施錠を行うことが好ましい。
さらにまた、背面側に認証部を設けた蓋を有する分割空所に、電気錠装置の制御を行うための制御部を設けることが好ましい。
また、ボックス本体は、複数の郵便物入れ用空所の前面側に投入口を有する前板を設け、投入口に開閉扉を設け、開閉扉の閉状態を保つためのロック装置を設けることが好ましい。
あるいはまた、ボックス本体は、複数の郵便物入れ用空所の前面側に投入口を有する前板を設け、投入口に開閉扉を設け、開閉扉の閉状態を保つためのロック装置を設け、ロック装置は、配線を介して制御部に接続するのが好ましい。
本発明にあっては、上記のように構成したので、ボックス本体の側壁部内に形成された配線路は、郵便物入れ用空所の仕切りに設けた切欠きにより上下に連通するから、郵便物入れ用空所にそれぞれ設けた電気錠装置に配線を接続することができる。さらに、ボックス本体を横方向に並べて配置したときには、隣接するボックス本体の配線を下孔部から導出しコネクタを介して接続することができる。一方、ボックス本体に他のボックス本体を載置する場合には、下段のボックス本体の上孔部と上段のボックス本体の下孔部とを連通させ、コネクタを介して上下のボックス本体の配線を接続することができる。すなわち、全体の構成が簡略化すると共にコストが安くなり、しかも、ボックス本体内で配線を通すことができて配線作業が容易となり、配線を工場で行うことも可能で、現場の省施工化が図れる。
本発明の一実施形態の全体斜視図である。 (a)は同上の全体背面図であり、(b)は同上の全体正面図である。 同上に用いる郵便ボックスの斜視図である。 同上に用いるボックス本体の斜視図である。 同上の内壁板を外して配線路を露出させた状態の斜視図である。 同上の投入口部分の斜視図である。 同上の配線図である。 本発明の他の実施形態の郵便ボックスの斜視図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図3には郵便ボックス11の一例が示してあり、郵便ボックス11は、図4のようにボックス本体1の内部を仕切り2により複数の分割空所3に分割し、このように分割した各分割空所3の開口部5にそれぞれ蓋7を設けることで構成してある。
図4に示す実施形態ではボックス本体1の内部を棚よりなる仕切り2で上下方向に複数の分割空所3に仕切ってあり、この分割空所3は左右巾及び前後巾が上下高さよりも長くなっている。
ボックス本体1内を仕切り2で仕切って形成した複数の分割空所3のうち、一つの分割空所3を残して他の分割空所3が郵便物入れ用空所4となっている。添付図面に示す実施形態では最下部の分割空所3を残して他の分割空所3が郵便物入れ用空所4となっている。
各分割空所3の前面部側はそれぞれ前板15で遮蔽してあり、各郵便物入れ用空所4に対応した前板15にはそれぞれ投入口16が設けてある。なお、各分割空所3の前面部側はそれぞれ別々の前板15で遮蔽するものにのみ限定されず、一枚の前板15でボックス本体1の前面部を形成するようにしてもよい。
各分割空所3はボックス本体1の後端部に開口していて開口部5となっており、この各分割空所3の後端部の開口部5に設けた蓋7のうち各郵便物入れ用空所4の開口部5に設けた蓋7がそれぞれ開閉自在な開閉蓋7aとなっている。
このように各郵便物入れ用空所4に対応してそれぞれ投入口16を設けると共に各郵便物入れ用空所4の開口部にそれぞれ開閉自在な開閉蓋7aを形成することで、複数の郵便ボックス部40が形成される。
なお、添付図面に示す実施形態では、残り一つの分割空所3aの開口部5にも蓋7が取付けられるが、この残り一つの分割空所3aの開口部5に取付ける蓋7は、前述の開閉蓋7aと同じパネルを用いてあり、この残り一つの分割空所3aの開口部5に取付ける蓋7としては開閉できないように固定した固定蓋であってもよく、また、開閉できる開閉蓋7bであってもよい。なお、添付図面の実施形態では開閉蓋7bの例で説明している。
そして、図3の実施形態では蓋7(開閉蓋7a、7b)は各分割空所3の開口部5の一側部にそれぞれヒンジ部材により回動自在に取付けてある。
ボックス本体1には配線路10が設けてある。添付図面に示す実施形態においては、ボックス本体1の上記蓋7を回動自在に取付けるヒンジ部材を設けた方でない方の側壁部13内に図4に示すように配線路10が形成してあり、各分割空所3の一側面に図4のように内壁板17を取付けることで、配線路10を隠すようになっている。仕切り2の一側端部には切欠き18が設けてあり、該切欠き18を介して上下の配線路10が連通し、これにより配線路10は上下方向に連続したものとなる。更に、側壁部13の上下端部には配線路10に連通し且つ上方に開口する上孔部19と、下方及び外側方に開口する下孔部20とが設けてある。また、図示を省略しているが、郵便物入れ用空所4とならない残り一つの分割空所3aのヒンジ部材側の側壁には内外に貫通した孔が形成される。
上記配線路10を設けた側壁部13内には配線路10と連通するように各分割空所3に対応して複数の錠装置配設部14を凹設してあり、各錠装置配設部14にそれぞれ対応する各開閉蓋7a、7bの施錠、開錠を行うための電気錠装置6を取付けてある。
複数の分割空所3のうち残りの一つの分割空所3aの開口部5に設けられる蓋7には認証部8が設けてある。
認証部8は例えば半導体メモリを備える非接触ICカードからなる認証媒体、あるいは携帯電話機に内蔵した半導体メモリを用いた非接触ICカードと同様に用いることができる認証媒体について認証処理を行う機能を有している。
この認証機能とは、半導体メモリに登録された情報が、あらかじめ登録されている情報と規定の関係を満たすか否かの照合を行い、照合結果が合格であれば認証し、照合結果が不合格であれば非認証とする機能である。認証・非認証の照合結果は、後述の制御部9に与えられ、この認証部8における認証に基づいて複数の電気錠装置6の中から対応する電気錠装置6の開錠、施錠の制御を行うようになっている。
上記の構成の郵便ボックス11は、図1、図2に示すように、共同住宅の共用スペースに横に複数台並べて施工されるもので、各郵便ボックス11はそれぞれ宅配ボックス12上に載設される。つまり、一台の宅配ボックス12上に一台の郵便ボックス11が載設される。
宅配ボックス12には前面側及び背面側にそれぞれ扉25a、25bが開閉自在に設けてあり、更に、該両面の扉25a、25bをそれぞれ施錠、開錠するための錠装置26、27が設けてある。前面側には配達人が操作するテンキー、着荷センサ、配達人に対して受領レシートを発行するプリンタが設けてある。
また、図1、図2の実施形態では各郵便ボックス11の上に更に、上段用郵便ボックス11aが載置してある。この上段用郵便ボックス11aは、仕切り2により分割した複数の分割空所3のすべてが郵便物入れ用空所4となり、各分割空所3の開口部5に設けた蓋7が全て開閉蓋7aとなっていて、認証部8を有する蓋7が存在しない点が異なるのみで他の構成はすべて前述の郵便ボックス11と同じ構成となっている。
そして、この上段用郵便ボックス11aを郵便ボックス11上に載設した状態で上段用郵便ボックス11aの下孔部20が郵便ボックス11の上孔部19に連通している。
上記の郵便ボックス11、上段用郵便ボックス11a、宅配ボックス12は、上記のように上下に積み重ねてワンセットとし、このセットを横方向に複数列並設して配達物受け取り装置を構成するのであるが、この配達物受け取り装置は共同住宅の玄関ロビーなどの壁の一部を構成し、前面側が玄関ロビーなどに面し、背面側が共同住宅の住人のみが専用で使用する空間に開口している。
そして、上記横に並べる複数台の郵便ボックス11のうちの一つの郵便ボックス11の最下部の分割空所3a(つまり郵便物入れ用空所4でない分割空所3a)の認証部8を設けた蓋7の裏側又は該分割空所3a内に、電気錠装置6を制御するための制御部9と、インターフェイス21とが設けてあり、更に該蓋7の表面側には液晶表示機23が設けてある。
制御部9と各郵便ボックス11に設けた認証部8、各郵便ボックス11、各上段郵便ボックス11aに設けた複数の電気錠装置6はそれぞれ配線路10内に通した配線22により接続されるものである。
ここで、郵便ボックス11の側壁に形成した孔と、隣接する郵便ボックス11の下孔部20とが連通しており、分割空所3a内に制御部9を内装した郵便ボックス11から配線22を導出して、横方向の1番目に隣接する郵便ボックス11の認証部8に配線22を接続すると共に1番目に隣接する郵便ボックス11の配線路10に配線を通して各電気錠装置6に配線22を接続するには、制御部9を内装した郵便ボックス11の分割空所3aに通した配線22と、隣接する郵便ボックス11の分割空所3a、配線路10に通した配線22とをコネクタ24を介して接続するものである。更に、横方向に2番目に隣接する郵便ボックス11内の配線路10に通した配線22と接続するには、分割空所3a内に制御部9を内装した郵便ボックス11に通した配線22と、横方向の1番目に隣接する郵便ボックス11内の分割空所3a内に通した配線22とをコネクタ24を介して接続し、更に、1番目に隣接する郵便ボックス11内の分割空所3a内を通した配線と、2番目に隣接する郵便ボックス11の通した配線22とをコネクタ24を介して接続する。このようにして横方向に並べた複数台の郵便ボックス11の各配線路10に配線22を送り配線ができる。図7に配線図を示している。
また、郵便ボックス11の上孔部19と上段用郵便ボックス11aの下孔部20とが上下に連通しており、各郵便ボックス11の上に載置した上段用郵便ボックス11aの配線路10内に通して各電気錠装置6に接続した配線22は、いずれも、下段の郵便ボックス11内に挿通した上記配線22とコネクタ24を介して接続するものである。
本実施形態では更に、郵便ボックス11の下孔部20と宅配ボックス12の上面部に形成した孔(図示せず、この孔は宅配ボックス12内に形成した通線路に連通している)とが連通しており、通線路に配線し且つ錠装置26、27に接続した配線22が、郵便ボックス11の分割空所3a内に通した配線22とコネクタ24を介して接続してあって、分割空所3a内に通した配線22を制御部9に接続してある。
上記のように、ボックス本体1内を仕切って複数の郵便物入れ用空所4を形成し、ボックス本体1内に設けた配線路10に配線22を通して各電気錠装置6に接続するので、ボックス本体1内で配線22を通すことができて配線作業が容易となる。
また、ボックス本体1間における配線22の接続を上記のようにコネクタ24を介しておこなうことで、各ボックス本体1の配線路10、分割空所3a内に予め工場で配線22を通しておくことができ、現場工事が簡略化する。
上記制御部9はインターフェイス21を介して管理センターと通信ネットワークを介して接続してある。
また、図6の実施形態では、各投入口16に開閉扉29が設けてあると共に該開閉扉29の閉状態をロック自在としたロック装置30が設けてあり、該ロック装置30も前述と同様にして各配線路10、分割空所3aに通した配線22を介して制御部9に接続してある。
上記のような構成の配達物受け取り装置は、各郵便ボックス11の最下段に設けた分割空所3aの開口部5を遮蔽する蓋7に設けた認証部8に、認証媒体を近づける又は接触させることで、認証媒体に登録された情報が、あらかじめ登録されている情報と規定の関係を満たすか否かの照合を行い、照合結果が合格であれば認証して認証された該当する郵便ボックス部40の電気錠装置6の開錠を行う。この場合、開錠と同時に該当する開閉蓋7aが自動的に開くようにしてもよく、また、手動で開くようにしてもよい。このように電気錠装置6が開錠された対応する開閉蓋7aが開くことで、対応する郵便物入れ用空所4から郵便物、新聞を取り出す。取り出した後は開閉蓋7aを手動で閉じると、該当する電気錠装置6が閉じるようになっている。
また、各郵便ボックス部40の投入口16のロック装置30は通常は開(つまり非ロック状態)となっていて、開閉扉29を自由に開いて配達人が郵便物や新聞を入れることができるようになっているが、該当する郵便ボックス部40を専用に使用することができるように割り当てられた共同住宅の特定の住戸の住人が旅行などで長期間留守にする場合は、配達物が投入口16から溢れる場合がある。したがって、このように長期間留守にする場合はロック装置30により開閉蓋29が開かないようにロックすることができるようになっている。この場合は、該当する住人が管理センターに連絡することで、管理センターから通信ネットワークを介して制御部9に信号を送り、該当するロック装置30をロック操作して該当する開閉扉29を閉状態でロックするようになっている。該ロック解除は該当する住人からの連絡を受けて管理センターから解除信号を送ることで、制御部9によりロック装置30のロック解除操作を行うことによりロック解除をする。
一方、配達人が宅配物を宅配ボックス12に入れる場合は、テンキーを使って住戸番号を入力すると、該入力した住戸番号とあらかじめ登録してある住戸番号と一致すると、該当する住戸番号の郵便ボックス部40の真下の宅配ボックス12に宅配物が入っているかいないかを着荷センサの出力により求め、入っていない場合は、真下の宅配ボックス12の前の扉25aの錠装置26を開錠して前の扉25aを開く、ここで、真下の宅配ボックス12にすでに宅配物が入っている場合は、真下の宅配ボックス12に最も近い別の宅配ボックス12を検出して、その真下の宅配ボックス12の前の扉25aの錠装置26を開いて前の扉25aを開く。これらの制御は制御部9により行われる。
配達人が、宅配物を前の扉25aを開いた宅配ボックス12内に入れると、着荷センサにより宅配物の収納が検出されるから、この状態で前の扉25aを閉じると閉錠センサ(図示せず)が閉扉を検出して制御部9では着荷センサの検出状態と閉錠センサの検出状態とを用いて錠装置26を施錠するように制御する。
その後、インターフェイス21を介して管理センターに着荷を通知し、液晶表示機23に該当する宅配ボックス12と該当する住戸番号の表示をする。
制御部9では、錠装置26の施錠を指示した後に、プリンタを作動させて受領シートを発行する。
このように液晶表示部23に表示された収納されている宅配物のあて先を示す住戸番号を見ることで、該当する住戸番号の住人は、該当する住戸番号宛の宅配物がどの宅配ボックス12に収納されているかを知ることができる。
したがって、該当する住戸番号の住人は、認証部8に、認証媒体を近づける又は接触させて認証させ、認証が合格すると制御部9により該当する宅配ボックス12の後の扉25bの錠装置27を開錠して該後の扉25bを自動的に開く。宅配物を取り出して後の扉25bを閉じると閉じた状態を閉錠センサで検知すると制御部9により錠装置27を施錠するように制御する。
ところで、上記実施形態では、認証部8を設けた蓋7が開閉蓋7bとなっていて、該開閉蓋7bを電気錠装置6で施錠してあるが、電気錠装置6は管理センターからの信号で開錠したり、あるいは、管理人に与えられている認証媒体を認証部8に近づける又は接触させて認証させることで、開錠することができるようになっていて、制御部9のメンテナンス等ができるようになっている。この場合は、ボックス本体1の内部を仕切り2で仕切って複数の分割空所3の開口部5のうち、任意の開口部5を自由に選択して認証部8を設けた蓋7を取付け、他の開口部5に開閉蓋7aを取付けることで、認証部8を設けた蓋7の位置を自由に選べるものである。もちろん、既に述べたように、認証部8を設けた蓋7が開閉できないタイプのものであってもよく、この場合には認証部8を設けた蓋7専用の電気錠装置6は必要ない。
本発明にあっては、複数の電気錠装置6を個別に開錠するための認証部8がボックス本体1に設けた分割空所3の開口部5の蓋7に設けられるので、認証部8を設ける別体の箱を特別に設ける必要がない。
また、複数の電気錠装置6を個別に開錠するための認証部8が一つのボックス本体1の背面に整然と並ぶ蓋7の一つに設けられることになって、収まりがよくて郵便ボックス11の外観がよくなる。
前述の実施形態のように、郵便ボックス11の最下段の分割空所3の蓋7に認証部8を設け、上記郵便ボックス11を別体の宅配ボックス12の上に載設する構造としたものにおいては、認証部8の上が郵便ボックス11、下が宅配ボックス12となって認証部8からの配線が分かりやすいと共に認証部8も分かり易い位置となって、利用しやすくなる。
また、認証部8が宅配ボックス12の直上に位置しているので、認証部8からの配線工事が行い易い高さとなり、更に、使用に当たっても、宅配ボックス12の直上位置に認証部8が位置するので、利用者が荷物を持った時であっても認証部8における認証操作が行いやすくなる。勿論、認証部8を設ける蓋7は上記のように最下段の分割空所3の蓋7にのみ限定されず、他の任意の段の分割空所3の蓋7に認証部8を設けるようにしてもよい。
図8には本発明の蓋7の他の実施形態が示してある。この実施形態においては、少なくとも蓋7のうち郵便物入れ用空所4の開口部5に設けた開閉自在な開閉蓋7aを上開きとなっている(図8ではすべての蓋7が上開きとなっている例である)。
図8においては、蓋7の左右上端部に取付けたヒンジ部材35をそれぞれ開口部5の左右上端部に取付けてある。
このように蓋7を上開きとすると、開閉蓋7aに子供がいたずらでぶら下がっても開閉蓋7aが壊れ難くなる。
また、郵便ボックス11の最下段の分割空所3の蓋7に認証部8を設け、上記郵便ボックス11を別体の宅配ボックス12の上に載設したものにおいては、開閉蓋7aを上開きにした場合には、認証部8を設けた蓋7の上下高さだけ各上開きの開閉蓋7aの位置が上にずれて位置することになり、上開きの開閉蓋7aの使い勝手も悪さを低減できる(つまり、上開きの開閉蓋7aは、低い位置だと使い勝手がわるいので、少しでも高くするほうがよい)ことになる。
なお、上記したいずれの蓋7を開いた場合、裏面側が隣接する他の蓋7の前面側に位置することができるように蓋7の厚み分だけ前方に突出するような形態のヒンジ部材35を用いるのが好ましい。
1 ボックス本体
2 仕切り
3 分割空所
4 郵便物入れ用空所
5 開口部
6 電気錠装置
7 蓋
7a 開閉蓋
8 認証部
9 制御部
10 配線路
11 郵便ボックス
12 宅配ボックス
15 前板
16 投入口
18 切欠き
19 上孔部
20 下孔部
22 配線
24 コネクタ
25a,25b 扉
26,27 錠装置
29 開閉扉
30 ロック装置

Claims (6)

  1. 配線路を有するボックス本体の内部を仕切りで仕切った分割空所からなる複数の郵便物入れ用空所と、前記郵便物入れ用空所のそれぞれの開口部に設けた開閉自在なと、前記それぞれの施錠、開錠を行うための電気錠装置と、前記電気錠装置を制御するための制御部とを有し、前記制御部と前記電気錠装置とを配線路内に通した配線により接続して成る配達物受け取り装置であって、前記配線路は、前記ボックス本体の側壁部内に形成され、前記郵便物入れ用空所の仕切りの一側端部に切欠きが設けられて、該切欠きを介して上下に連通し、前記側壁部の上下端部に前記配線路に連通し且つ上方に開口する上孔部と、下方及び外側方に開口する下孔部とが設けられ、複数の前記ボックス本体が横方向に並べて配置され、コネクタを介して前記ボックス本体間の配線が接続されることを特徴とする配達物受け取り装置。
  2. 開閉自在な扉と前記扉を施錠、開錠するための錠装置とを前面側及び背面側に備えた宅配ボックスを有し、前記宅配ボックスの上に前記ボックス本体を設けたものが横方向に複数列並設されて成ることを特徴とする請求項1記載の配達物受け取り装置。
  3. 記分割空所の少なくとも一つは、背面側に認証部が設けられ、前記認証部における認証に基づいて前記電気錠装置の中から対応する電気錠装置の開錠、施錠を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の配達物受け取り装置。
  4. 前記背面側に前記認証部を設けた蓋を有する前記分割空所に、前記電気錠装置の制御を行うための制御部が設けられていることを特徴とする請求項3記載の配達物受け取り装置。
  5. 前記ボックス本体は、前記複数の郵便物入れ用空所の前面側に投入口を有する前板を備え、前記投入口は開閉扉を有し、前記開閉扉の閉状態を保つためのロック装置を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の配達物受け取り装置。
  6. 前記ボックス本体は、前記複数の郵便物入れ用空所の前面側に投入口を有する前板を備え、前記投入口は開閉扉を有し、前記開閉扉の閉状態を保つためのロック装置を有し、前記ロック装置は、配線を介して前記制御部に接続されることを特徴とする請求項4記載の配達物受け取り装置。
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