JP2532118Y2 - 集合郵便受け - Google Patents

集合郵便受け

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JP2532118Y2
JP2532118Y2 JP3282091U JP3282091U JP2532118Y2 JP 2532118 Y2 JP2532118 Y2 JP 2532118Y2 JP 3282091 U JP3282091 U JP 3282091U JP 3282091 U JP3282091 U JP 3282091U JP 2532118 Y2 JP2532118 Y2 JP 2532118Y2
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newspaper
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JP3282091U
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JPH04120672U (ja
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和男 吉岡
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、集合住宅や事務所ビル
のエントランスホール等に設置して使用される集合郵便
受けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】箱状本体の内部を上下複数段に且つ左右
方向複数例に区画して、横幅よりも上下幅が狭い多数の
郵便物収納室を形成し、各郵便物収納室には、上端側に
横長の郵便物投入用開口部が形成された扉を、その一側
縁部を支点として揺動開閉自在に設けた集合郵便受け
は、既に知られている。
【0003】また各扉の郵便物投入用開口部に、ネーム
プレートを兼ねた揺動自在な垂れ蓋を設けた集合郵便受
けも公知かも知れない。
【0004】しかし、いずれにしろ、従来の集合郵便受
けでは、各段の郵便物収納室に容積的な制約があるた
め、手紙類に比してボリュームが大きい新聞まで収納す
ることは困難であり、集合郵便受けとは別の箇所に専用
の新聞受けを設置する必要があった。
【0005】勿論、従来の集合郵便受けにおいても、各
郵便物収納室の上下幅を広く設定することによって、郵
便物だけでなく、ボリュームの大きい新聞でも収納可能
となるから、郵便受けを新聞受けとしても利用すること
が可能であろう。
【0006】しかしながら、この場合には、上下複数段
に形成された各列の郵便物収納室群全体としての上下幅
が広くなり、最上段の郵便物収納室の高さには、実用
上、自ずと限界があるから、各郵便物収納室の上下幅を
広くした分、各列の郵便物収納室群全体としての最下端
位置が下降することになり、その結果、最下段の郵便受
けに対する郵便物や新聞の出し入れ操作に不自然な姿勢
が要求され、出し入れ操作が非常にやりずらいことにな
る。
【0007】また、収納物が手紙類であれば、扉に施錠
することが望ましいが、新聞を収納するだけなら施錠の
必要性はない。このため、上述した通り、集合郵便受け
とは別の箇所に施錠装置のない専用の新聞受けを設置し
たり、適当な容器を置き、新聞受けとして使用していた
のが実情である。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の点に
留意してなされたものであって、その目的とするところ
は、集合郵便受けと新聞受けを一体化して、デザイン上
の統一、エントランスホール等における空間利用の明快
化を図ると共に、最下段の郵便受けに対しても郵便物の
出し入れ操作を容易に行え、しかも、一般的に操作しに
くい低位置のスペースを利用して新聞収納室を形成する
にもかかわらず、当該新聞収納室に対する新聞の出し入
れ操作を楽な姿勢で容易に行えるようにすることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めになされた本考案の集合郵便受けは、箱状本体の内部
を上下複数段に且つ左右方向複数例に区画して、横幅よ
りも上下幅が狭い多数の郵便物収納室を形成すると共
に、各列の郵便物収納室群の下方には、横幅よりも上下
幅が広い新聞収納室を形成し、前記各郵便物収納室に
は、上端側に横長の郵便物投入用開口部が形成され、当
該開口部に上縁側を支点にして揺動自在な垂れ蓋が枢設
された扉を、その一側縁部を支点として揺動開閉するよ
うに設けて多数の個別郵便受けを形成し、前記各新聞収
納室には、上面の開口した引出しを設け、各引出しの内
部を奥行き方向に間隔を隔てて配設された複数の仕切り
板で区画して、各列における個別郵便受け数に対応する
数の個別新聞受けを形成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、各列の郵便物収納室群の
下方に新聞収納室を形成してあるため、個別郵便受けが
床面から高い位置に位置することになり、最下段の個別
郵便受けに対しても郵便物の出し入れ操作を容易に行え
る。
【0011】各列の新聞収納室は低位置にあるが、新聞
収納室の引出しを前方に引き出し、引出し内部に区画形
成された個別新聞受けに対して、上方から新聞を出し入
れすることになるため、不自然な姿勢を強いられること
がなく、新聞の出し入れ操作も容易に行える。
【0012】
【実施例】図1〜図3は本考案に係る集合郵便受けの一
例を示す。図において、1は箱状本体であり、左右の側
板2a,2bと天井板3と背面板4とを備え、一方の側板2b
側に偏った位置には当該側板2bと平行な仕切り板5とを
備えている。
【0013】一方の側板2bと仕切り板5との間のスペー
スには私設ポストAが設けられている。私設ポストA
は、普通郵便用投入口6aと速達郵便用投入口6bとを備
え、且つ郵便集配人によって開閉操作される施錠装置付
きの扉7を備えている。
【0014】他方の側板2aと仕切り板5との間には天井
板3と平行な上板8が設けられており、上板8と天井板
3との間には、後述するカード式施錠システムの制御装
置の収容部9が形成され、その両側部に物品収納棚10
a,10bが形成されている。
【0015】箱状本体1の内部のうち、前記側板2aと仕
切り板5と上板8とで囲まれた部分は、上下複数段(図
示の実施例では7段)に且つ左右方向複数例(図示の実
施例では12列)に区画され、横幅よりも上下幅が狭い
多数(図示の実施例では7×12個)の郵便物収納室11
が形成されている。各列の郵便物収納室11群の下方に
は、横幅よりも上下幅が広い新聞収納室12が形成されて
いる。
【0016】前記各郵便物収納室11には、図4に示すよ
うに、上端側に横長の郵便物投入用開口部13が形成され
且つ当該開口部13に上縁側を支点にして揺動自在な垂れ
蓋14が枢設された扉15を、その一側縁部を支点として揺
動開閉するように設けて多数(図示の実施例では7×1
2個)の個別郵便受けBを形成してある。
【0017】前記垂れ蓋14は、各個別郵便受けBのネー
ムプレートを兼用するものである。具体的には、透明ア
クリル板等によって二重構造の垂れ蓋14を形成し、表裏
の板部間に形成された溝にネームプレートを差し込むよ
うに構成してある。
【0018】前記個別郵便受けBには、カード式施錠シ
ステムが装備されている。即ち、各個別郵便受けBに、
各々、電気的に施錠・解錠操作される施錠装置が装備さ
れ、個別郵便受けB群の中央部に設けられた操作パネル
16には、磁気カード差込み溝を有するカードリーダー1
7、カードエラー表示灯18、カード受取可能表示灯19、
故障連絡用のボタン20等が設けられている。
【0019】そして、暗唱番号等が記録された磁気カー
ドを前記カードリーダー17に通すことにより、当該磁気
カードが、紛失等による失効の登録を受けたものでない
場合には、前記カード受取可能表示灯19が点灯すると共
に、当該磁気カードに記録された暗唱番号等に対応する
個別郵便受けBの施錠装置が解錠され、当該個別郵便受
けBの扉15がスプリング力等により個別郵便受けB群の
表面から若干量突出して、操作者に施錠装置が解錠した
ことと、解錠した個別郵便受けBの位置を知らせるよう
になっている。
【0020】また、施錠装置の解錠後、設定時間内に施
錠されない場合や、前記磁気カードが、警備室に届け出
て、紛失等による失効の登録を受けたものである場合に
は、カードエラー表示灯18が点灯すると共に、警備室の
ブザーが鳴動するようになっている。
【0021】前記各新聞収納室12には、上面の開口した
キャスター21付きの引出し22が設けられている。各引出
し22の内部は、図3や図5に示すように、奥行き方向に
間隔を隔てて配設された複数の仕切り板23で区画され、
各列における個別郵便受けB数に対応する数(図示の実
施例では7個)の個別新聞受けCが形成されている。
【0022】従って、個別新聞受けCに対する新聞の出
し入れは、引出し22を前方に引き出した状態で、上方か
ら行われることになり、低位置に個別新聞受けCが設け
られているにもかかわらず、不自然な姿勢を強いられる
ことがない。
【0023】前記仕切り板23は着脱自在に構成され、且
つ、各仕切り板23の上端部には立上り板部24と、該立上
り板部24に対向して位置する透明アクリル板25とが設け
られており、立上り板部24と透明アクリル板25との間に
形成した溝にネームプレートを差し込むように構成され
ている。
【0024】尚、上記の実施例では、集合郵便受けと新
聞受けとを一体化するだけでなく、私設ポストAも一体
化しているが、私設ポストAを、集合郵便受けとは別体
に構成して、近くの位置に設置してもよい。
【0025】
【考案の効果】本考案は、上述した構成よりなり、集合
郵便受けと新聞受けを一体化したことにより、デザイン
上の統一、エントランスホール等における空間利用の明
快化を図ることができる。
【0026】殊に、本考案によれば、各列の郵便物収納
室群の下方に新聞収納室を形成してあるため、個別郵便
受けが床面から高い位置に位置することになり、最下段
の個別郵便受けに対しても郵便物の出し入れ操作を容易
に行え、それでいて、低位置に形成された新聞収納室に
新聞を出し入れするにあたっては、引出しを前方に引き
出し、引出し内部に区画形成した個別新聞受けに対して
上方から新聞を出し入れすることになるため、不自然な
姿勢を強いられることがなく、新聞の出し入れ操作も容
易に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す郵便受けの全体斜視図
である。
【図2】要部の正面図である。
【図3】要部の縦断側面図である。
【図4】要部の斜視図である。
【図5】要部の斜視図である。
【符号の説明】
B…個別郵便受け、C…個別新聞受け、11…郵便物収納
室、12…新聞収納室、13…郵便物投入用開口部、14…垂
れ蓋、15…扉、22…引出し、23…仕切り板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状本体の内部を上下複数段に且つ左右
    方向複数例に区画して、横幅よりも上下幅が狭い多数の
    郵便物収納室を形成すると共に、各列の郵便物収納室群
    の下方には、横幅よりも上下幅が広い新聞収納室を形成
    し、前記各郵便物収納室には、上端側に横長の郵便物投
    入用開口部が形成され、当該開口部に上縁側を支点にし
    て揺動自在な垂れ蓋が枢設された扉を、その一側縁部を
    支点として揺動開閉するように設けて多数の個別郵便受
    けを形成し、前記各新聞収納室には、上面の開口した引
    出しを設け、各引出しの内部を奥行き方向に間隔を隔て
    て配設された複数の仕切り板で区画して、各列における
    個別郵便受け数に対応する数の個別新聞受けを形成して
    あることを特徴とする集合郵便受け。
JP3282091U 1991-04-10 1991-04-10 集合郵便受け Expired - Lifetime JP2532118Y2 (ja)

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JP3282091U JP2532118Y2 (ja) 1991-04-10 1991-04-10 集合郵便受け

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JPH04120672U JPH04120672U (ja) 1992-10-28
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