JP2535661Y2 - ロッカー - Google Patents

ロッカー

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JP2535661Y2
JP2535661Y2 JP1199391U JP1199391U JP2535661Y2 JP 2535661 Y2 JP2535661 Y2 JP 2535661Y2 JP 1199391 U JP1199391 U JP 1199391U JP 1199391 U JP1199391 U JP 1199391U JP 2535661 Y2 JP2535661 Y2 JP 2535661Y2
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JP
Japan
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locker
unit
ceiling
plate
ceiling surface
Prior art date
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JP1199391U
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JPH04101643U (ja
Inventor
徳寿 大浜
一郎 勝野
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Publication of JPH04101643U publication Critical patent/JPH04101643U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ロッカー設置位置上
部の無駄な空間を排除し、ロッカー機能とともに物入れ
としての機能を兼備したロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】個人用の着替えその他私物入れとして用
いられるロッカーは、一般に使い易さを勘案して高さが
約170cm程度であり、また背広等を横にして収納す
るのに十分な奥行き寸法に設定されている。また、特に
多数の人が使う場合には、多人数用に横方向に複数の間
仕切で仕切り、その間仕切毎に個別の前面扉を備え、ユ
ニット化されている。また、個々の扉には上下に空気抜
きが開口され、湿気や臭気が内部にこもらない工夫もさ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造ではロッカーの天板と天井面との間にはかなり大きな
デッドスペースが生じ、天板の上面に埃がたまりがちで
あった。また、天板の上面はこのデッドスペースを利用
して適当な書類やダンボール、その他の物置場として利
用されているが、高さや奥行き寸法の関係で容易に手が
届きにくいため、乱雑におかれている場合が多く、見苦
しいなどの美観上の問題を生じていた。実際、この高さ
では設置された物品を取り出したり置く場合には椅子な
どの上に人が立って出し入れする必要があり、日常的に
は手軽に取出したり整理することができない位置となっ
ていた。さらにはこの種のロッカーは背が高いため、建
物の揺れによって倒壊する危険性もあった。
【0004】この考案は以上の問題を解決するものであ
って、ロッカー設置位置上部の無駄な空間を排除し、地
震などによる倒壊を防止し、ロッカー機能とともに物入
れとしての機能を兼備できるロッカーを提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この考案は、天井面に天板を接して配置されたロッ
カーユニットと、このロッカーユニットの底板下に設け
られた物入れと、床面上でこの物入れの下部前面に開口
された空気吸込み口と、該空気吸込み口から前記物入れ
の背面及びロッカーユニット内を介して天井面裏に連通
形成されたレターン流路とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案に係るロッカーの上下は、天井面および
床面に接する。ロッカーユニットの下部に設けた物入れ
は書類棚、その他の物入れとして利用できる。またレタ
ーン流路と空気吸込み口とで、レターン空気を利用して
各ロッカー内を積極的に換気することができる。
【0007】
【実施例】図1,図2はこの考案にかかるロッカーを示
すものである。図におけるロッカーは4人用に作られた
もので、全体としては床面1aに設置され、背面を部屋
の壁面1bに接して配設されており、詳しくは天板2b
が天井面1cに接するロッカーユニット2と、ロッカー
ユニット2の下部側に設けられた共用の物入れ、すなわ
ち書類棚3と、書類棚3の下部前面に開口した空気吸込
み口4とを備えている。
【0008】ロッカーは、床面1aから天井面1cに到
達する高さ寸法に形成された両側面板2aと、壁面1b
に接する背面板2cとを有し、殊にロッカーユニット2
はさらに、天井面1cに接する天板2bおよび前記書類
棚3の上部を仕切る底板2dで囲われている。
【0009】そして、これらの空間内部を3つの間仕切
によって横方向に4つに間仕切り、さらに仕切られた毎
の前面開口を個別の扉2eによって開閉可能に覆い、こ
の各扉2eの内部を各個人別のロッカーに区画してい
る。
【0010】前記天板2bは多数の空気流通孔を形成す
る孔明き板によって構成されている。この実施例では、
この天板2bは天井面1cの裏に連通している。また、
前記底板2dの後部側も孔明き板で構成され、これに形
成された多数の空気流通孔を通じて前記書類棚3の背面
と前記背面板2cとの間に形成されたレターン流路6に
連通している。
【0011】書類棚3は前記底板2dを天板とし、前記
両側面板2aの間に配置された底板3aと背面板3bお
よび書類棚3の上下を二段に仕切る棚板3cによって構
成されている。なお、書類棚3の前面に扉,引き戸を設
けても良いことは勿論であるが、要はこの書類棚3は書
類を二段に収納するスペースとして用いられ、周囲を仕
切られることにより見栄えが向上し、出し入れなどの作
業性も良好となる。
【0012】また、書類棚3の奥行き寸法は、ロッカー
より浅くて良く、それゆえ前記背面板2c,3b間には
前述のレターン流路6が形成され、このレターン流路6
は、前記空気吸込み口4に連通している。空気吸込み口
4には格子4aが取外し可能に形成され、この格子4a
の背面には空気浄化用のフィルタ4bが設けられてい
る。尚、書類棚3は、飾り棚としても使用できる。
【0013】以上の構成において、空気吸込み口4から
吸い込まれるレターン空気はフィルタ4bで浄化され、
図1の矢印に示すごとく各ロッカー内を通過し、天井面
1cの裏側へ送られるため、各ロッカーユニット2内に
湿気や臭気がこもることなく、衛生上好ましい状態とな
る。
【0014】さらに、各ロッカーユニット2の間仕切り
には扉2eの開閉動作に連動し、下端側を支点として垂
直位置と水平位置の間を揺動するアーム7が配置され、
このアーム7の上部揺動端に設けたフック7aに洋服の
ハンガー8を吊り下げている。
【0015】そして、開扉動作に連動してアーム7が水
平位置まで回動し、ロッカーの開口前面に突出すること
で、アーム7のフック7aは図1の鎖線で示すごとく洋
服を掛けやすい高さ位置となる。また、閉扉動作によ
り、アーム7はロッカー内に回動して垂直に位置し、引
っ掛けた洋服の下部が底板2dの上部に干渉しない高さ
に保持する。それゆえ、各ロッカーユニット2の高さ位
置が高い場合であっても洋服その他私物の出し入れ作業
は従来の一般的な高さのロッカーと同様の作業性であ
り、特に不便はない。なお、以上の扉2eと連動するア
ーム7の動作は簡単なリンク機構によって実現できる。
【0016】また、以上の実施例では、両側面板2aお
よび背面板2cを床面1aから天井面1cまでの一体の
構造としているが、搬出入時の作業性を考慮してロッカ
ーユニット2側と書棚3側とに上下二分割しても良いこ
とは勿論である。さらに壁面1bに立て掛けるのでなく
室内の任意の位置に配置することで間仕切としての機能
も兼用できる。
【0017】
【考案の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この考案によるロッカーにあっては、天井面との間
のデッドスペースがなく、ロッカーユニット下部に設け
た物入れを共用の物入れスペースとして利用できるた
め、省スペース化を図れると共に、従来のようにロッカ
ーと天井面との間のデッドスペースを物置に利用するこ
となどによる乱雑さがなく、美観上好ましいものとな
る。また、ロッカーの上下は天井面および床面に接して
いるため、地震などの揺れがあったとしても容易に倒れ
ることがなく、安全面からも好ましい。さらには天板を
天井面裏に連通させることで、レターン空気を利用して
各ロッカーユニット内を積極的に換気できるため、衛生
上も好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるロッカーの側断面図である。
【図2】同ロッカーの正面図である。
【符号の説明】
1a 床面 1b 壁面 1c 天井面 2 ロッカーユニット 2b 天板 2d 底板 3 書棚 4 空気吸込み口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に天板を接して配置されたロッカ
    ーユニットと、このロッカーユニットの底板下に設けら
    れた物入れと、床面上でこの物入れの下部前面に開口さ
    れた空気吸込み口と、該空気吸込み口から前記物入れの
    背面及びロッカーユニット内を介して天井面裏に連通形
    成されたレターン流路とを備えたことを特徴とするロッ
    カー。
JP1199391U 1991-02-13 1991-02-13 ロッカー Expired - Lifetime JP2535661Y2 (ja)

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JPH04101643U JPH04101643U (ja) 1992-09-02
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