JPH04101643U - ロツカー - Google Patents

ロツカー

Info

Publication number
JPH04101643U
JPH04101643U JP1199391U JP1199391U JPH04101643U JP H04101643 U JPH04101643 U JP H04101643U JP 1199391 U JP1199391 U JP 1199391U JP 1199391 U JP1199391 U JP 1199391U JP H04101643 U JPH04101643 U JP H04101643U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locker
locker unit
unit
ceiling
document shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1199391U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2535661Y2 (ja
Inventor
徳寿 大浜
一郎 勝野
Original Assignee
株式会社大林組
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大林組 filed Critical 株式会社大林組
Priority to JP1199391U priority Critical patent/JP2535661Y2/ja
Publication of JPH04101643U publication Critical patent/JPH04101643U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2535661Y2 publication Critical patent/JP2535661Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッカーユニットを天井部まで延長し、上部
側のデッドスペースを無くすとともに、下部側を物入れ
に利用し、さらにレターン流路を構成したロッカーを提
供する。 【構成】 ロッカーユニット2を組み込んだロッカー
は、床面1aに設置され、天井面1cに接する高さ寸法
に形成される。ロッカーユニット2の下部に設けられた
書類棚3と、書類棚3の下部前面に開口した空気吸込み
口4とを備える。ロッカーユニット2の天板2bおよび
底板2dは孔明き板であり、空気吸込み口4は、書類棚
3の背面及びロッカーユニット2内に形成されたレター
ン流路6を通じて天井面1cの裏に連通している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロッカー設置位置上部の無駄な空間を排除し、ロッカー機能とと もに物入れとしての機能を兼備したロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
個人用の着替えその他私物入れとして用いられるロッカーは、一般に使い易さ を勘案して高さが約170cm程度であり、また背広等を横にして収納するのに 十分な奥行き寸法に設定されている。また、特に多数の人が使う場合には、多人 数用に横方向に複数の間仕切で仕切り、その間仕切毎に個別の前面扉を備え、ユ ニット化されている。また、個々の扉には上下に空気抜きが開口され、湿気や臭 気が内部にこもらない工夫もされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この構造ではロッカーの天板と天井面との間にはかなり大きな デッドスペースが生じ、天板の上面に埃がたまりがちであった。また、天板の上 面はこのデッドスペースを利用して適当な書類やダンボール、その他の物置場と して利用されているが、高さや奥行き寸法の関係で容易に手が届きにくいため、 乱雑におかれている場合が多く、見苦しいなどの美観上の問題を生じていた。実 際、この高さでは設置された物品を取り出したり置く場合には椅子などの上に人 が立って出し入れする必要があり、日常的には手軽に取出したり整理することが できない位置となっていた。さらにはこの種のロッカーは背が高いため、建物の 揺れによって倒壊する危険性もあった。
【0004】 この考案は以上の問題を解決するものであって、ロッカー設置位置上部の無駄 な空間を排除し、地震などによる倒壊を防止し、ロッカー機能とともに物入れと しての機能を兼備できるロッカーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この考案は、天井面に天板を接して配置されたロッ カーユニットと、このロッカーユニットの底板下に設けられた物入れと、床面上 でこの物入れの下部前面に開口された空気吸込み口と、該空気吸込み口から前記 物入れの背面及びロッカーユニット内を介して天井面裏に連通形成されたレター ン流路とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案に係るロッカーの上下は、天井面および床面に接する。ロッカーユニッ トの下部に設けた物入れは書類棚、その他の物入れとして利用できる。またレタ ーン流路と空気吸込み口とで、レターン空気を利用して各ロッカー内を積極的に 換気することができる。
【0007】
【実施例】
図1,図2はこの考案にかかるロッカーを示すものである。図におけるロッカ ーは4人用に作られたもので、全体としては床面1aに設置され、背面を部屋の 壁面1bに接して配設されており、詳しくは天板2bが天井面1cに接するロッ カーユニット2と、ロッカーユニット2の下部側に設けられた共用の物入れ、す なわち書類棚3と、書類棚3の下部前面に開口した空気吸込み口4とを備えてい る。
【0008】 ロッカーは、床面1aから天井面1cに到達する高さ寸法に形成された両側面 板2aと、壁面1bに接する背面板2cとを有し、殊にロッカーユニット2はさ らに、天井面1cに接する天板2bおよび前記書類棚3の上部を仕切る底板2d で囲われている。
【0009】 そして、これらの空間内部を3つの間仕切によって横方向に4つに間仕切り、 さらに仕切られた毎の前面開口を個別の扉2eによって開閉可能に覆い、この各 扉2eの内部を各個人別のロッカーに区画している。
【0010】 前記天板2bは多数の空気流通孔を形成する孔明き板によって構成されている 。この実施例では、この天板2bは天井面1cの裏に連通している。また、前記 底板2dの後部側も孔明き板で構成され、これに形成された多数の空気流通孔を 通じて前記書類棚3の背面と前記背面板2cとの間に形成されたレターン流路6 に連通している。
【0011】 書類棚3は前記底板2dを天板とし、前記両側面板2aの間に配置された底板 3aと背面板3bおよび書類棚3の上下を二段に仕切る棚板3cによって構成さ れている。なお、書類棚3の前面に扉,引き戸を設けても良いことは勿論である が、要はこの書類棚3は書類を二段に収納するスペースとして用いられ、周囲を 仕切られることにより見栄えが向上し、出し入れなどの作業性も良好となる。
【0012】 また、書類棚3の奥行き寸法は、ロッカーより浅くて良く、それゆえ前記背面 板2c,3b間には前述のレターン流路6が形成され、このレターン流路6は、 前記空気吸込み口4に連通している。空気吸込み口4には格子4aが取外し可能 に形成され、この格子4aの背面には空気浄化用のフィルタ4bが設けられてい る。尚、書類棚3は、飾り棚としても使用できる。
【0013】 以上の構成において、空気吸込み口4から吸い込まれるレターン空気はフィル タ4bで浄化され、図1の矢印に示すごとく各ロッカー内を通過し、天井面1c の裏側へ送られるため、各ロッカーユニット2内に湿気や臭気がこもることなく 、衛生上好ましい状態となる。
【0014】 さらに、各ロッカーユニット2の間仕切りには扉2eの開閉動作に連動し、下 端側を支点として垂直位置と水平位置の間を揺動するアーム7が配置され、この アーム7の上部揺動端に設けたフック7aに洋服のハンガー8を吊り下げている 。
【0015】 そして、開扉動作に連動してアーム7が水平位置まで回動し、ロッカーの開口 前面に突出することで、アーム7のフック7aは図1の鎖線で示すごとく洋服を 掛けやすい高さ位置となる。また、閉扉動作により、アーム7はロッカー内に回 動して垂直に位置し、引っ掛けた洋服の下部が底板2dの上部に干渉しない高さ に保持する。それゆえ、各ロッカーユニット2の高さ位置が高い場合であっても 洋服その他私物の出し入れ作業は従来の一般的な高さのロッカーと同様の作業性 であり、特に不便はない。なお、以上の扉2eと連動するアーム7の動作は簡単 なリンク機構によって実現できる。
【0016】 また、以上の実施例では、両側面板2aおよび背面板2cを床面1aから天井 面1cまでの一体の構造としているが、搬出入時の作業性を考慮してロッカーユ ニット2側と書棚3側とに上下二分割しても良いことは勿論である。さらに壁面 1bに立て掛けるのでなく室内の任意の位置に配置することで間仕切としての機 能も兼用できる。
【0017】
【考案の効果】
以上実施例によって詳細に説明したように、この考案によるロッカーにあって は、天井面との間のデッドスペースがなく、ロッカーユニット下部に設けた物入 れを共用の物入れスペースとして利用できるため、省スペース化を図れると共に 、従来のようにロッカーと天井面との間のデッドスペースを物置に利用すること などによる乱雑さがなく、美観上好ましいものとなる。また、ロッカーの上下は 天井面および床面に接しているため、地震などの揺れがあったとしても容易に倒 れることがなく、安全面からも好ましい。さらには天板を天井面裏に連通させる ことで、レターン空気を利用して各ロッカーユニット内を積極的に換気できるた め、衛生上も好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるロッカーの側断面図である。
【図2】同ロッカーの正面図である。
【符号の説明】
1a 床面 1b 壁面 1c 天井面 2 ロッカーユニット 2b 天板 2d 底板 3 書棚 4 空気吸込み口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に天板を接して配置されたロッカ
    ーユニットと、このロッカーユニットの底板下に設けら
    れた物入れと、床面上でこの物入れの下部前面に開口さ
    れた空気吸込み口と、該空気吸込み口から前記物入れの
    背面及びロッカーユニット内を介して天井面裏に連通形
    成されたレターン流路とを備えたことを特徴とするロッ
    カー。
JP1199391U 1991-02-13 1991-02-13 ロッカー Expired - Lifetime JP2535661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199391U JP2535661Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 ロッカー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199391U JP2535661Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 ロッカー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04101643U true JPH04101643U (ja) 1992-09-02
JP2535661Y2 JP2535661Y2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=31745650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1199391U Expired - Lifetime JP2535661Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 ロッカー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2535661Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112971380A (zh) * 2021-02-20 2021-06-18 江西阳光安全设备集团有限公司 带有应急抽出功能的档案柜
JP2021116581A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 ウォークインクローゼット、および、建築物

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5631558B2 (ja) * 2009-04-24 2014-11-26 旭化成ホームズ株式会社 住宅
KR102175926B1 (ko) * 2013-11-07 2020-11-06 대우조선해양 주식회사 강제 배기가 가능한 탈의실 라커

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021116581A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 ウォークインクローゼット、および、建築物
CN112971380A (zh) * 2021-02-20 2021-06-18 江西阳光安全设备集团有限公司 带有应急抽出功能的档案柜
CN112971380B (zh) * 2021-02-20 2023-07-04 江西阳光安全设备集团有限公司 带有应急抽出功能的档案柜

Also Published As

Publication number Publication date
JP2535661Y2 (ja) 1997-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04101643U (ja) ロツカー
KR200298276Y1 (ko) 수납공간부가 구비된 침대
JP4320090B2 (ja) ランドリーユニット及びその設置構造
KR200340855Y1 (ko) 선반을 구비한 침대
JP2017066647A (ja) 集合住宅および寝室ユニット
JP3227089U (ja) 集合住宅
JPH0548740U (ja) 収納棚
JPH0537784Y2 (ja)
JP3069944U (ja) デスク下収納用サイドチェスト
JPS624198Y2 (ja)
JP3024561U (ja) 安定で見栄えのする和風タンス
JPH03186210A (ja) 病室用床頭台
JPH0546684Y2 (ja)
JPS6214925Y2 (ja)
JPH0568452U (ja) まな板収納装置
JPH0215126U (ja)
JPS58136527U (ja) 収納家具
KR200249126Y1 (ko) 벽면에 설치가 용이한 붙박이장
KR200472591Y1 (ko) 다기능 매립형 가구
JPH01238807A (ja) 事務用サイドスペーサ
JPH05228034A (ja) 収納装置
JP2023001293A (ja) 住居構造
JPH0511775Y2 (ja)
JP3064491U (ja) 建物空間内の間仕切り構造
JPH0919331A (ja) 収納家具と収納家具を設置した建物