JPH0537784Y2 - - Google Patents

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JPH0537784Y2
JPH0537784Y2 JP10285189U JP10285189U JPH0537784Y2 JP H0537784 Y2 JPH0537784 Y2 JP H0537784Y2 JP 10285189 U JP10285189 U JP 10285189U JP 10285189 U JP10285189 U JP 10285189U JP H0537784 Y2 JPH0537784 Y2 JP H0537784Y2
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vertical
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、オフイスやレジヤー施設、およびス
ポーツ施設等の更衣室などに好適に採用可能なロ
ツカーに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のロツカーは、筐体内を隔壁によ
り区成して前方に開口する複数の収納空間を形成
するとともに、それら各収納空間の前面にそれぞ
れ扉を螺着したものが一般的であり、複数の人
が、各収納空間に服や手荷物等を収納して使用す
るようになつている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような構成のロツカーは、多人
数で使用できるようにするために、各筐体当りの
収納空間数を多くすると、各収納空間は、間口の
狭いものとなる。そのため、服等は横向きにして
なんとか収納することはできるが、折り畳んだり
変形させることが不可能な手荷物等を収納するこ
とは困難になる。
また、このような構成のロツカーは、扉が装着
された一面側でのみ使用できるようになつている
ため、広いフロアー上に通路を確保しつつ多数の
ロツカーを隣接配置して、各通路に臨む各面側か
らそれぞれ使用し得るようにするには、ロツカー
同士を背合わせに配置する必要がある。ところ
が、ロツカー同士を背合せに配置すると、ロツカ
ー列の奥行きが2倍になるため、部屋によつては
扉側に通路および着替え等のための十分なスペー
スが確保し難く、ロツカーの収納設置数も大巾に
制限されてしまう。しかも、このような配置形態
を採る場合には、隣接するロツカー同士を前後お
よび左右に位置合せする必要があるため、配設作
業に比較的手間がかかるとともに、ロツカーに位
置ずれが生じる可能性が比較的高い。
また、単一のロツカーを上下にも仕切ると、各
筐体当りの収納空間数を減少させることなしに、
幅の広い収納空間を形成することが可能となる
が、このようにすると、上下に隣接する収納空間
を同じ面側から二人で使用することになるため、
窮屈な姿勢を強いられる場合が少なくない。しか
も、上部側の扉を開けている場合には、扉の下端
やその角が上下方向の中間に位置するため、身を
屈めた場合等に扉の角で頭等を打つ可能性があ
り、安全性に欠ける面がある。また、収納空間の
上下方向寸法がロツカー全体の背丈の半分になる
ため、長いコート等を収容した場合にその裾を引
き摺ることがあり、好ましくない。
本考案は、以上のような課題をことごとく解消
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、このような目的を達成するために、
次のような構成を採用したものである。
すなわち、本考案にかかるロツカーは、前後両
面をそれぞれ使用面となすロツカー本体と、それ
ら各使用面に配設した扉と、前記ロツカー本体内
を前後に区成する仕切板とを具備してなるもので
あつて、前記仕切壁が、前記ロツカー本体の上半
部に配設され一方の扉との間に前後に偏平な空間
を形成する第1の鉛直部と、前記ロツカー本体の
下半部に配設され他方の扉との間に前後に偏平な
空間を形成する第2の鉛直部と、この第2の鉛直
部の上縁と前記第1の鉛直部の下縁との間に配設
した水平部とからなることを特徴とする。
前述の偏平な空間を、衣類を収容するための空
間として利用するには、その偏平な空間の上方部
分にハンガーを掛止するためのフツクをそれぞれ
設けておくのがよい。
[作用] このような構成のものであれば、一面側の収納
空間は、仕切板の第1の鉛直部と扉との間に形成
される偏平な空間と、水平部の下方に形成される
奥行きのある空間とを連続させたものとなる。そ
のため、その偏平な空間と奥行きのある空間の入
り口部分に、服等を収容することができ、奥行き
のある空間には、折り畳んだり変形させることが
できない嵩のある物品を適宜収容することが可能
となる。また、他面側の収納空間は、仕切板の第
2の鉛直部と扉との間に形成される偏平な空間
と、水平部の上方に形成される奥行きのある空間
とを連続させたものとなる。そのため、その奥行
きのある空間の入り口部分と偏平な空間に、服等
を収容することができ、奥行きのある空間には、
嵩の高い物品を適宜収容することが可能となる。
しかして、このようなものであれば、所定幅寸
法当りの収納空間数(使用人数)が同一の従来品
と比較して、その収納空間の開口幅を2倍にする
ことが可能となる。そのため、服等も正面を向け
たまま収納することもでき、その出し入れを容易
に行うことができるだけでなく、従来品では収納
が不可能であつた幅のある物品の収納も可能とな
る。
また、隣接するロツカーの側板を相互に当接さ
せて左右に隣接配置すると、両面側で使用可能な
ロツカー列を形成することができるので、ロツカ
ー列の両面側に形成すべき通路等の幅を狭めるこ
となく、ロツカーの収納設置数を確実に増加させ
ることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
このロツカー1は、第1図および第2図に示す
ように、天板2と底板3により左右の側板4L
Rを結合した縦長箱形のロツカー本体1aを備
えたもので、内部に設けた空間を仕切板5により
両面側に仕切り、両面側に形成した収納空間S1
S2の開口部に扉61,62をそれぞれ蝶着してな
る。なお、このロツカー1は、第3図および第5
図に示すように、側板4L,4Rの外側面41を相
互に当接させて、左右に隣接配置されるようにな
つている。
左右の側板4L,4Rは、第4図に概略的に示す
ように、中空板金製のもので、その後端部分およ
び前端近傍部分にその厚み内に収まる中空の補強
枠(図示せず)を有している。そして、この側板
L,4Rの内側面42の両縁部分に、前方に向か
つて該側板4L,4Rが漸次薄肉になる方向の傾斜
面部43を形成している。この実施例の傾斜面部
43は、側板4L,4Rの内側面42に対して、
45°傾斜させてある。
仕切板5は、第1図および第2図に示すよう
に、第1の鉛直部51の下縁を第2の鉛直部52
の上縁との間に水平部53を連続的に設けた階段
状のもので、上端と下端を天板2の下面21と底
板3の上面31にそれぞれ保持させ、両側端を左
右の側板4L,4Rの内側面42に密着させてあ
る。第1の鉛直部51および第2の鉛直部52の
中間部分には棚板54,55をそれぞれ配設して
ある。しかして、前記第1の鉛直部51と扉61
との間には、偏平な空間aが形成されており、一
方の使用面に開口する収納空間S1は、この偏平な
空間aと前記水平部の下方に形成される奥行きの
深い空間bとを連続させたものとなつている。ま
た。第2の鉛直部52と扉62との間にも、偏平
な空間cが形成されており、前記収納空間S2は、
この空間cと前記水平部53の上方に形成される
奥行きのある空間dとを連続させたものとなつて
いる。また、一方の収納空間S1内における天板2
の下面21と、他方の収納空間S2内における棚板
54の下面54aには、フツク71,72をそれぞ
れ設けてある。すなわち、これらのフツク71
2は、前述した偏平な空間a,cの上方に位置
させて設けてある。
扉61,62は、第4図に概略的に示すように、
面板61と背板62との間に空間を有した板金製
のもので、その空間に図示しない吸音材を充填し
ている。そして、前記面板61に形成したルーバ
63を介して、扉内の空間を外部に連通させてい
る。各扉61,62は、一側端を図示しないヒンジ
を介して前記側板4L,4Rにそれぞれ蝶着してあ
るとともに、左右の端面64を、閉成時に前記側
板4L,4Rの傾斜面部43と平行になるように傾
斜させている。なお、前記フツク71,72は、こ
の扉61,62の裏面に取付けてもよい。また、扉
1,62の裏面には、鏡やその他のアクセサリー
等を取付けてもよい。
このような構成によると、一面側の収納空間S1
は、仕切板5の第1の鉛直部51と扉61との間
に形成される偏平な空間aと、水平部53の下方
に形成される奥行きのある空間bとを連続させた
ものとなる。そのため、その偏平な空間aと奥行
きのある空間bの入り口部分に、フツク71を利
用して服等を懸吊状態で収容することができ、奥
行きのある空間bには、折り畳んだり変形させる
ことができない嵩のある物品を適宜収容すること
が可能となる。また、他面側の収納空間S2は、仕
切板5の第2の鉛直部52と扉62との間に形成
される偏平な空間cと、水平部53の上方に形成
される奥行きのある空間dとを連続させたものと
なる。そのため、その奥行きのある空間dの入り
口部分と偏平な空間cに、フツク72を利用して
服等を収容することができ、奥行きのある空間d
には、嵩の高い物品を適宜収容することが可能と
なる。
しかして、このようなものであれば、所定幅寸
法当りの収納空間数(使用人数)が同一の従来品
と比較して、その収納空間S1,S2の開口幅を2倍
にすることが可能となる。そのため、服等も正面
を向けたまま収納することもでき、その出し入れ
を容易に行うことができるだけでなく、従来品で
は収納が不可能であつた幅のある物品の収納も可
能となる。
また、かかるロツカー1を左右に複数個隣接さ
せて配置すれば、従来のように、ロツカーを背合
わせに配置する必要がないので、ロツカー1の配
設作業を迅速に行うことができるとともに、扉6
,62の前面に設けるべき通路の幅を十分に確保
しつつ、ロツカー1の設置個数を無理なく高める
ことができる。
以上、本考案の一実施例について述べたが、本
考案は上記実施例に限定されないのは勿論であ
る。例えば、仕切板に設けた水平部の奥行きを設
置施設の用途等の応じて、具体的には、収納物に
応じて変更するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、以上のような構成であるから、単位
幅寸法当りの収納空間数(使用人数)を少なくす
ることなしに、長尺な衣類や、幅のある手荷物等
を共に不具合なく収納することができる。また、
多数のロツカーを両面から使用し得るように設置
する場合の作業を能率よく円滑に行うことができ
るとともに、収納設置数を無理なく増加させるこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側断
面図、第2図は一部省略の正面図、第3図はロツ
カーを複数個隣接配置した場合の正面図、第4図
はロツカーを複数個隣接配置した場合の概略的な
平面図である。 1……ロツカー、2……天板、3……底板、4
,4R……側板、5……仕切板、61,62……
扉、71,72……フツク、51……第1の鉛直
部、52……第2の鉛直部、53……水平部、
a,c……偏平な空間、b,d……奥行きのある
空間、S1,S2……収納空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前後両面をそれぞれ使用面となすロツカー本
    体と、それら各使用面に配設した扉と、前記ロ
    ツカー本体内を前後に区成する仕切板とを具備
    してなるロツカーであつて、 前記仕切壁が、前記ロツカー本体の上半部に
    配設され一方の扉との間に前後に偏平な空間を
    形成する第1の鉛直部と、前記ロツカー本体の
    下半部に配設され他方の扉との間に前後に偏平
    な空間を形成する第2の鉛直部と、この第2の
    鉛直部の上縁と前記第1の鉛直部の下縁との間
    に配設した水平部とからなることを特徴とする
    ロツカー。 2 偏平な空間の上方部分にハンガーを掛止する
    ためのフツクをそれぞれ設けていることを特徴
    とする請求項1記載のロツカー。
JP10285189U 1989-08-31 1989-08-31 Expired - Lifetime JPH0537784Y2 (ja)

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JP10285189U JPH0537784Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31

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JP10285189U Expired - Lifetime JPH0537784Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31

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KR100787158B1 (ko) * 2007-02-28 2007-12-21 노규포 상다리 절첩장치

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