JPH0511775Y2 - - Google Patents

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JPH0511775Y2
JPH0511775Y2 JP12123288U JP12123288U JPH0511775Y2 JP H0511775 Y2 JPH0511775 Y2 JP H0511775Y2 JP 12123288 U JP12123288 U JP 12123288U JP 12123288 U JP12123288 U JP 12123288U JP H0511775 Y2 JPH0511775 Y2 JP H0511775Y2
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JP
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stored
box
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JP12123288U
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JPH0242533U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はキツチン家具等の天井下面に設置され
る吊り戸棚に関する。
〈従来技術及び考案が解決しようとする課題〉 システムキツチンユニツトは、台所の壁面に、
流し台、調理台、ガステーブル等のフロアユニツ
トと吊り戸棚、レンジフード等の天井ユニツトと
を適宜組み合わせて設置されている。この天井ユ
ニツトにおける吊り戸棚は上部空間の有効利用を
図るために広く用いられているものであるが、そ
の設置位置の故に、しばしば踏台等を用いて収納
品の出し入れを行わなければならず、不便である
だけでなく危険を伴うこともある。
この観点から、吊り戸棚自体を電動で昇降させ
ることも一部において提案されているが、極めて
高価であつて一般的でない。
また、日常的に使用する食器類や調味料類等を
収容するための比較的小型の補助収納部を主収納
部の下方に設けた吊り戸棚も提案されている(例
えば特公昭58−25442号)が、抜本的な解決策と
は言いがたく、依然として主収納部の収納品を出
し入れする際の不便は解消されない。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、天井に固定的に設置されるものであ
りながら、その収納品の出し入れを容易に行うこ
とのできる新規な構造の吊り戸棚を安価にて提供
することを目的とする。
この目的を達成するために創案された本考案
は、底面が開放された箱体と、該箱体内に前後二
重構造に格納された前方及び後方収納箱と、これ
ら前方及び後方収納箱のいずれか一方を該箱体の
開放底面から引き出した後にこれに連動して他方
を引き出すように構成された昇降手段と、を有し
て成る吊り戸棚である。
〈作用〉 前方及び後方収納箱を昇降手段により下方に連
動して引き出すことにより、その内部の収納品の
出し入れが容易となる。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例について添付図面を参照
しながら説明すると、この吊り戸棚は、一対の側
板2,天板3、前板4及び裏板5より成る箱体1
を有し、この箱体1は底板を持たずに下方に開口
している。前板4は透明なガラスやプラスチツク
等で形成すると、内部の収納品を確認することが
できて便利である。
箱体1の内部には、複数の棚板8が設けられた
前方収納箱6と、同様に棚板9が設けられた後方
収納箱7とが、前後二重構造に収納されている。
これら前方収納箱6及び後方収納箱7は、夫々、
箱体1の内部から下方に引き出し可能に設けられ
ている。
これら前方収納箱6及び後方収納箱7を下方に
引き出し、また箱体1に収容するための昇降装置
として、図示の実施例では、天板3の下面側に取
り付けた巻き付け部12からローラ13を介して
駆動機構(図示せず)によつて巻上げ、巻戻し可
能とされたワイヤー14を用いたワイヤー巻上げ
装置が採用されている。駆動機構をオン/オフす
るために適所に配置されたスイツチ(図示せず)
を操作してこれら収納箱6,7を任意位置にまで
引き下げることによつて、これら収納箱内の収納
品を容易に出し入れすることができる。なお、こ
の昇降装置は同様の目的を達成することのできる
ものであればいかなるタイプのものでもよく、例
えばパンタグラフ式装置による電動式や、バラン
サー装置による手動式等を適宜採用することがで
きる。
これら前方及び後方の収納箱6,7は上記昇降
装置によつて、一方が引き出された後にこれに連
動して他方が引き出されるように構成される。即
ち、後方収納箱が引き出された後に前方収納箱が
連動して引き出され、或は前方収納箱が引き出さ
れた後に後方収納箱が連動して引き出される。例
えば、第4図に示す状態から更にスイツチを操作
することにより、前方収納箱6と後方収納箱7と
の相対的位置関係を保持したままで双方共に引き
下げられ、第5図に示すような状態を形成するよ
う構成することにより、これら収納箱内の収納品
の出し入れを一度に行うことができる。この場合
後方収納箱6は殆ど目前にまで引き下げられるこ
とになるので、収納品の出し入れが特に容易であ
る。
前方及び後方収納箱6,7には各々底板9,1
0が設けられ、これら底板9,10は互いに共働
して収納箱6,7が箱体1内に完全に格納された
ときに箱体1の開放底面を閉じ、害虫等の侵入を
防止する。また、収納箱6,7の前面にガラス扉
や網戸等を取り付けて、下方に引き出された状態
においてもこれら収納箱内に害虫等が侵入しない
よう構成することができる。
本考案は図示の実施例の他にも様々な変形態様
を取り得る。例えば箱体1の前板5に代えて、一
般の吊り戸棚に見られるような片開き戸、両開き
戸、引き違い戸等の戸板を取り付けることができ
る。このようにすれば前方収納箱6については箱
体1に格納されたままの位置においても収納品の
出し入れが可能となる。
〈考案の効果〉 本考案の吊り戸棚によれば、天井近くに設置さ
れた吊り戸棚でありながら、収納箱を連動して引
き下げて用いることができるので、その収納品の
出し入れが容易である。収納箱は前方及び後方収
納箱として二重構造とされているので、収納スペ
ースを有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による吊り戸棚にお
いて前方及び後方の収納箱を箱体内に収納した状
態を示す斜視図、第2図は第1図におけるA−A
断面図、第3図は後方収納箱のみを箱体内から下
方に引き出した状態を示す部分斜視図、第4図は
第3図の状態における第2図と同様の断面図、第
5図は第4図の状態から更に前方及び後方の収納
箱を下方に引き出した状態を示す断面図である。 符号の説明、1……箱体、6……前方収納箱、
7……後方収納箱、10,11……底板、14…
…ワイヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面が開放された箱体と、該箱体内に前後二重
    構造に格納された前方及び後方収納箱と、これら
    前方及び後方収納箱のいずれか一方を該箱体の開
    放底面から引き出した後にこれに連動して他方を
    引き出すように構成された昇降手段、を有して成
    ることを特徴とする吊り戸棚。
JP12123288U 1988-09-16 1988-09-16 Expired - Lifetime JPH0511775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12123288U JPH0511775Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12123288U JPH0511775Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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Publication Number Publication Date
JPH0242533U JPH0242533U (ja) 1990-03-23
JPH0511775Y2 true JPH0511775Y2 (ja) 1993-03-24

Family

ID=31368051

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JP12123288U Expired - Lifetime JPH0511775Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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JPH0242533U (ja) 1990-03-23

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