JPH0350763Y2 - - Google Patents

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JPH0350763Y2
JPH0350763Y2 JP1985198943U JP19894385U JPH0350763Y2 JP H0350763 Y2 JPH0350763 Y2 JP H0350763Y2 JP 1985198943 U JP1985198943 U JP 1985198943U JP 19894385 U JP19894385 U JP 19894385U JP H0350763 Y2 JPH0350763 Y2 JP H0350763Y2
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door
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auxiliary
cabinet
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JP1985198943U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キツチン等に配置して鍋や食器類を
収納するための収納キヤビネツトに関する。
〔従来の技術〕
従来、食器類、鍋等の調理用具を収納する収納
キヤビネツトは、前面に扉や引戸等を備えたキヤ
ビネツト本体内に棚板を設けた構成のものが最も
一般的である。
また、このような収納キヤビネツトにおいて、
第5図に示すようにキヤビネツト本体50の前面
に取付けた扉51を蝶番52によつて開閉式とし
たものでは、棚板53の奥行き寸法をキヤビネツ
ト寸法より短くして扉51と棚板53との間に隙
間があくようにし、扉51の背面にハンガー54
や小物入れ用のトレー55を取付けた構成のもの
もある。これらのハンガー54やトレー55を利
用することによつて、扉51の背面に杓子や包丁
等の小物調理用具を鍋等とともにキヤビネツト本
体50内に収納することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、扉51の背面を有効に利用して小
物類の収納を図るものでは、ハンガー54やトレ
ー55に支持された物品を使用に際して取り出す
場合、扉51を開いた状態とする必要がある。開
いた状態では、扉51は自由に動くので、物品の
取り出し及び収納時に扉51が動いてしまい、取
り扱い難い面がある。
また、特に物品の収納の場合には、ハンガー5
4に物を掛けたりトレー55に置くときの負荷が
全て蝶番52にかかり、扉51が傾いたり、蝶番
52自体が破損する頻度が高く、耐久性に欠ける
という問題がある。
また、扉51の裏面に調理用具やトレー55等
を掛けておくので、扉51を開いてキヤビネツト
本体50から品物を出し入れするときにはこれら
が邪魔になりやすい。また、扉51を広く開かな
いとこのような障害は大きくなり、使い勝手が悪
くなる。
そこで、本考案は、扉構造の耐久性を向上させ
るとともに品物の出し入れもしやすくして使い勝
手の改良を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、本体の前面の間口方向の端部に扉を
開閉自在に枢着した収納キヤビネツトであつて、
前記扉の背部に対し奥行き方向に間隔を開けた位
置に補助扉を設け、該補助扉は、前記本体の扉の
取付け側の端部から間口方向に離れた位置で本体
への枢着を行なうとともに前記扉と同じ方向へ開
閉可能とし、更に前記補助扉の前面に小物類を支
持または収納するための支持機構を備えたことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図は本考案に係る収納キヤビネツトをキツ
チンの壁面に配置した斜視図である。
収納キヤビネツト1はフロアキヤビネツト2の
上位壁面に固定され、箱状の本体3の前面には観
音開き式の扉4を蝶番5により開閉自在に取付け
ている。
6は扉4の背部側に同様に観音開き式に取付け
た補助扉で、第2図及び第3図で示すように、両
側部から僅か中央寄りの部分には回転軸7と座金
8を配置して本体3の天板9と底板10に開閉自
在に枢着されている。この補助扉6と前面側の扉
4との間には隙間Aがあるような配置で、補助扉
6の背面には、閉じた状態を維持するためのロツ
ク機構としてのマグネツトキヤツチ11を備え、
把手12を持つて手前に軽く引くことによつて第
4図のように開くことができる。
補助扉6の前面には物品の支持収納機構を構成
するハンガー13とトレー14を配置し、扉4と
の間に隙間Aを利用してこのハンガー13に杓子
等を掛け、またトレー14にはその他の小物調理
用具を載置収納する。
さらに、補助扉6の背部側の本体3内には棚板
15を複数設け、この棚板15面に鍋、ボール、
食器等の大きな形状の調理用具を載置収納するこ
とができる。
以上のような収納キヤビネツト1においては、
扉4を開くと、補助扉6のハンガー13及びトレ
ー14を利用して収納した小物調理用具を正面か
ら観ることができる。また、これらを取り出した
り元の位置に収納する場合、補助扉6が本体1に
対して閉じた状態を維持して固定されているの
で、取り出す物は確実に手で捕らえられ、包丁等
であつても安全に取り扱える。
さらに、この補助扉6を閉じているときは、本
体3内部が露呈しないので、鍋や食器は見えず、
特にシステムキツチン等のように他の機器との調
和を重視するレイアウトには最適である。
また、調理や洗い物をしている間では、杓子や
その他の調理用具及び洗剤等を頻繁に交換した
り、取り出す必要があるが、この場合には補助扉
6は閉じているので、内部に収納した鍋や食器等
は外部と遮断され、埃の侵入を防いで衛生的な環
境を保つことができる。
本体3内に収納した鍋やその他の調理用具は、
第4図のように補助扉6を開くことによつて、通
常のキヤビネツトと同様に出し入れできる。そし
て、本体3の扉4と補助扉6とを開くと補助扉6
の前面は後ろを向く姿勢となり、本体3に物を出
し入れする際に補助扉6のトレー14や掛けた小
物類が邪魔になることはない。また、補助扉6の
枢着点となる回転軸7は、本体3の間口方向の端
部から中央寄りでありしかも本体3の扉4の背面
との間に隙間Aを開けているので、扉4と補助扉
6とを開いたときでもこれらの間に隙間できる。
ところが、本体3の端部を枢着点とした場合で
は、その前面に掛けた枢着点に近い側の小物類が
扉4の裏面に当たつてしまい、補助扉6の開く角
度も狭くなる。これに対し、枢着点を中央寄りに
していれば、前記のように隙間ができるため補助
扉6を大きく開くことができ、本体3からの品物
の出し入れにも支障がない。
なお、本実施例では、扉4と補助扉6を観音開
き式としたが、1枚扉として構成してもよく、ま
た補助扉6のロツク機構や本体3に対する枢着機
構も任意に変更できることは無論である。
〔考案の効果〕
本考案の収納キヤビネツトにおいては、キヤビ
ネツトの扉とは別に補助扉を設けてその前面を小
物類の支持収納に利用しているので、キヤビネツ
トの扉への負荷が抑えられ、位置ずれ等もなく耐
久性が向上する。また、補助扉の枢着点を端部か
ら離れた位置に設けているので、扉と共に開いた
ときには補助扉の裏面との間に隙間ができたまま
となり、補助扉に小物類を掛けていてもこれが扉
に干渉することはない。このため、補助扉を大き
く開くことができしかも小物類は後に隠れてしま
うので、キヤビネツトへの品物の出し入れも楽に
なり使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納キヤビネツトを壁面
に配置した場合の斜視図、第2図は一部を切欠し
て示す部分正面図、第3図は同第2図の−線
矢視による断面図、第4図は補助扉を開いたとき
の斜視図、第5図は従来の収納キヤビネツトの斜
視図である。 1……収納キヤビネツト、3……本体、4……
扉、6……補助扉、9……天板、10……底板、
11……マグネツトキヤツチ(ロツク機構)、1
3……ハンガー(支持収納機構)、14……トレ
ー(支持収納機構)、15……棚板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の前面の間口方向の端部に扉を開閉自在に
    枢着した収納キヤビネツトであつて、前記扉の背
    部に対し奥行き方向に間隔を開けた位置に補助扉
    を設け、該補助扉は、前記本体の扉の取付け側の
    端部から間口方向に離れた位置で本体への枢着を
    行なうとともに前記扉と同じ方向へ開閉可能と
    し、更に前記補助扉の前面に小物類を支持または
    収納するための支持機構を備えたことを特徴とす
    る収納キヤビネツト。
JP1985198943U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0350763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985198943U JPH0350763Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985198943U JPH0350763Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106537U JPS62106537U (ja) 1987-07-07
JPH0350763Y2 true JPH0350763Y2 (ja) 1991-10-30

Family

ID=31160106

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985198943U Expired JPH0350763Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JP (1) JPH0350763Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123155U (ja) * 1973-02-20 1974-10-22

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Publication number Publication date
JPS62106537U (ja) 1987-07-07

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