JP2004049565A - アイランド型キッチン - Google Patents

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JP2004049565A
JP2004049565A JP2002211521A JP2002211521A JP2004049565A JP 2004049565 A JP2004049565 A JP 2004049565A JP 2002211521 A JP2002211521 A JP 2002211521A JP 2002211521 A JP2002211521 A JP 2002211521A JP 2004049565 A JP2004049565 A JP 2004049565A
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island
cabinet
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sink
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Yoshikazu Matsunobu
松延 義和
Shinya Nakamura
中村 伸也
Eri Uchida
内田 絵理
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Abstract

【課題】物品を置いたり作業をするスペースや収納スペースを増やすとともに、水はね防止及び手元隠しを可能とし、シンク側利用者だけでなくダイニング側利用者にも使い勝手がよいアイランド型キッチンを実現する。
【解決手段】天板2と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置されるキャビネット5を備え、天板2の背面側の端部に回動可能に取り付けられた補助天板3を有し、この補助天板3は、天板2と同じ面となるような水平状態と、垂直に起立した起立状態に選択的に保持可能である。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アイランド型キッチンに関し、特に、シンク側だけでなく、ダイニング側からも使い勝手のよい、収納設備を備えているとともに、食器等の物品を置いたり、作業をしたり、簡単な食事をしたりすることができ、必要に応じて使用状態にセットでき、不使用時には収納可能となる補助的な台、棚、テーブル等の多機能的な設備を備えたアイランド型キッチンに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のキッチンでは、ダイニング(又はリビング)とのつながりを考慮したアイランド型キッチンの利用が多くなっている。従来、アイランド型キッチンにおいて、シンクを有する天板と、この天板の下方に収納用の各種のタイプのキャビネットを設けた構成は知られている(特開平5−76421号公報、特開平5−130919号公報参照。)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のアイランド型キッチンでは、次のような問題があり、さらに使い勝手の改善が求められている。
(1)アイランド型キッチンは、キッチンルームの壁、窓或いはコーナー等に沿って設けられる従来のキッチンと異なり、キッチンルーム、ダイニングルーム等の境界や中央に設けられて使用されるという性質上、天板は余り広くすることができず、食器等の物品を置く面積に制限があり、この面で利用スペースが少なく、シンク側からもダイニング側からも使い勝手の改善が必要であった。
【0004】
(2)アイランド型キッチンは、よりダイニング側に進出し、キッチンとダイニング側のつながりを強くし、又キッチン利用者だけでなく、ダイニング側の使用者にいろいろと便宜が図れるというきわめて特徴的なコンセプトを有するにも拘わらず、従来のアイランド型キッチンは、やはりシンク側の便利さに片寄りがちで、ダイニング側の使用者が利用できる設備、例えばごく簡単にセットできる補助的な棚やテーブル、或いは本や新聞等を入れるちょっとした収納具、必要に応じて引き出して座れるような収納自在の椅子等を設けるようなきめ細かい配慮はされていない。
【0005】
(3)アイランド型キッチンが、キッチンとダイニングの境界等、部屋の中で利用されるという特殊性により新たに生じる問題点、例えば、水はねを特に注意する必要があるという点、或いはキッチン利用者とダイニング側に居る人があまりにも近すぎることによる両者の心理的な負担(シンク側利用者は調理や食器洗い中は手元を見られたくない等)があるという点等を解決する仕切板等の配慮はされていない。
【0006】
本発明は、このような従来のアイランド型キッチンのいろいろな問題を解決することを目的とし、使用及び不使用に際して、簡単にセット及び収納できる補助的なテーブルや棚を有し、水はね防止及び手元隠しのための仕切として機能し、さらに本、雑誌、椅子等収納できる等、シンク側利用者だけでなくダイニング側利用者にも使い勝手がよいアイランド型キッチンを実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記天板のシンクに対する背面側の端部に回動可能に取り付けられた補助天板を有し、該補助天板は、前記天板と同じ面となるような水平状態と、前記天板に対して垂直に起立した起立状態に選択的に保持可能であることを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0008】
このアイランド型キッチンにおいて、補助天板の裏面に収納部を備えた構成としてもよい。
【0009】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記天板の上面に握りバーを備えたことを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0010】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記天板の側面又は前記キャビネットの側板に握りバーを備えたことを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0011】
前記握りバーに物品載置台を取り付けた構成としてもよい。
【0012】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットの側板にレール部材が取り付けられており、前記レール部材によって前記天板の上方を水平方向に移動可能な物品載置台を備えたことを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0013】
このアイランド型キッチンにおいて、物品載置台が回動可能である構成としてもよい。
【0014】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットは、前記シンク側の前側キャビネットと、前記前側キャビネットの背面に位置する背面キャビネットに分けられており、前記天板に設置可能な物品載置台が前記背面キャビネット内に格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0015】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられるシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットは、前記シンク側の前側キャビネットと、前記前側キャビネットの背面に位置する背面キャビネットに分けられ、前記背面キャビネット内に椅子が格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0016】
このアイランド型キッチンにおいて、椅子の背板が背面キャビネットの面材を兼ねている構成としてもよい。
【0017】
このアイランド型キッチンにおいて、背面キャビネット内の椅子の上部に棚が格納可能である構成としてもよい。
【0018】
本発明は上記課題を解決するために、天板と、該天板に取り付けられるシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットは、前記シンク側の前側キャビネットと、前記前側キャビネットの背面に位置する背面キャビネットに分けられており、前記背面キャビネット内にキャスター付きの収納棚が格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチンを提供する。
【0019】
このアイランド型キッチンにおいて、前記収納棚の上部に、前記天板よりも上側に位置する物品載置台を備えた構成としてもよい。
【0020】
このアイランド型キッチンにおいて、収納棚の背面に折り畳み可能な棚を備えた構成としてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係るアイランド型キッチンの実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して以下に説明する。なお、本明細書では、「シンク側」とは、調理者から見てシンクの手前側を言い、「背面側」とは、シンクに対する背面側、即ちシンクの奥の側を言い、「ダイニング側」とも言う。
【0022】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1を説明する図である。図1において、実施例1のアイランド型キッチン1は、図1(a)でその斜視図を示すが、天板2と、補助天板3と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置される収納用のキャビネット5とを備えている。
【0023】
補助天板3は、図1(b)、(c)に示すように、天板2の背面側の端部に、端縁に沿って設けたヒンジ6で枢着されており、回動可能である。しかも、補助天板3は、天板2と面一な水平状態(図1(b)、(e))とするか、天板2に対して垂直に起立した起立状態(図1(c)、(f))とするか、回動して二つの位置に選択することができる。
【0024】
起立状態では、起立保持手段で起立状態を維持する。起立保持手段としてはいろいろな構成が考えられるが、簡単な構成としては、図1(c)に示すように、起立状態で係止され外力により係止が解除される構造のヒンジ(節動型のヒンジ)を利用してもよいし、或いは図1(d)に示すように、補助天板3の側面にピン7を設け、このピン7に係脱自在な掛け金8を天板2の側面に枢着して設ける構成としてもよい。
【0025】
実施例1は、このような構成であるから、図1(e)に示すように、補助天板3を水平状態にセットすれば、使用者が背面側から補助的なテーブルとして使用でき、例えば、使用者が椅子9に座って補助天板3を使用して簡単な食事をとるようなこともできる。又、図1(f)に示すように、補助天板3を起立状態にセットすれば、調理時の手元隠しや水はねを防止する仕切板として使用することもできる。
【0026】
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2を説明する図である。この実施例2は、実施例1と略同じ構成であるが、実施例2に特有な構成は、図2(a)でその斜視図を示すように、補助天板3の裏面(背面)に収納部を設けた点である。この収納部は、いろいろな態様が考えられるが、この実施例2のアイランド型キッチン10は、収納部としてネット状ポケット11を設けたものを示す。
【0027】
実施例1と同様に、使用者は補助天板3を水平状態として補助的なテーブルとしてダイニング側から使用できるが、この場合、図2(b)に示すように、補助天板3の裏面(下面)に付設されたネット状ポケット11に物、例えば雑誌12や新聞等を収納できる。この場合、収納部がネット状ポケット11であると、補助天板3を水平状態にしても、ネット状ポケット11が下方に膨らみ収納した物が落ちにくい。
【0028】
又、図2(c)に示すように、補助天板3を起立した垂直位置に選択し、調理時の手元隠しや水はねを防止する仕切板として使用する場合でも、裏面に付設されたネット状ポケット11に物、例えば雑誌12や新聞等を収納できる。
【0029】
(実施例3)
図3、4は、本発明の実施例3のアイランド型キッチン13及びその変形例を説明する図である。この実施例3及びその変形例に示すアイランド型キッチンの特徴的な構成は、握りバー14を備えているとともに、この握りバー14に物品載置台15を着脱可能に取り付けられるようにした構成である。
【0030】
図3(a)に斜視図で示す実施例3のアイランド型キッチン13は、天板2と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置されるキャビネット5と、握りバー14とを備え、必要に応じて、物品載置台15が着脱可能に取り付けられ、物品載置台15の不使用時は握りバー14が使用者のサポートバーとして機能するものである。
【0031】
握りバー14は、ほぼU型をしており、天板2の上面であって左右両側に夫々前後方向(シンク側と背面側の方向)に延びるように上方に向けて取り付けられている。具体的には、図3(b)に示すように、握りバー14の前後の脚部14’が、天板2の下面からネジ16で固定して取り付けられている。
【0032】
図3(c)は、図3(a)のA−A断面を示し、物品載置台15の下面左右夫々に、下方に凹部を有する若干弾性を有する位置決め部材17が固定されている。この位置決め部材17の凹部に握りバー14を弾力的に係合するように嵌入し、物品載置台15を握りバー14に着脱自在に取り付けることができる。従って、シンク側又は背面側から使用者が物品載置台15を使用する場合には、簡単に取り付けることができ、使用後は取り除くことができる。
【0033】
図3(d)は実施例3の変形例1を示し、U型の握りバー14を、天板2の左右両側面18の夫々に、前後方向に延びるように外側方に向けて固定し、このU型の握りバー14に、物品載置台15を、取り付けブラケット19を介して着脱可能に取り付けられるようにしたものである。
【0034】
図3(e)は実施例3の変形例2を示し、U型の握りバー14を、キャビネット5の左右両側板20の夫々に前後方向に延びるように外側方に向けて固定し、このU型の握りバー14に物品載置台15を、取り付けブラケット19を介して着脱可能に取り付けられるようにしたものである。
【0035】
図4(a)は、実施例3の変形例3を示し、U型の握りバー14を、天板2の上面の背面側の端縁近くに該端縁に沿って左右方向に延びるように上方に向けて固定し、このU型の握りバー14上に、図4(b)に示すように、物品載置台15を該載置台15の下面にねじ止め取り付け具21を介して着脱可能に取り付けられるようにしたものである。このねじ止め取り付け具21は、その下面に凹部を有し、この凹部に対してねじが水平に前後方向に進出自在に螺着されて構成される。
【0036】
このねじ止め取り付け具21は、左右方向に短いものでも良く、この場合は、複数のねじ止め取り付け具21を該載置台15の下面の左右中央等、複数箇所に固定しておく。又、ねじ止め取り付け具21は、U型の握りバー14とほぼ同じ長さの長いものでも良く、この場合もねじ止め取り付け具21を載置台15の下面に固定しておく。このねじ止め取り付け具21の凹部にU型の握りバー14を嵌めるようにして、握りバー14上にねじ止め取り付け具21を介して物品載置台15を置いて、ねじで握りバー14に水平に締着する。
【0037】
天板2を使用する場合は、図4(b)に示すように、調理者が使用しやすいようにシンク側に向けて取り付けても良いし、図4(c)に示すように、ダイニング側の人が使いやすいように背面側に向けて取り付けてもよい。
【0038】
(実施例4)
図5は、本発明の実施例4のアイランド型キッチン22を説明する図である。図5(a)に斜視図で示す実施例4のアイランド型キッチン22は、天板2と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置されるキャビネット5と、左右の走行ブラケット23で支持されて前後方向に移動する物品載置台15を備えている。
【0039】
キャビネット5の左右両側板20には夫々レール部材24が取り付けられており、左右の走行ブラケット23は、夫々このレール部材24を転動する車輪25を有する。これにより、左右の走行ブラケット23は、左右両側板20の外面に沿って前後方向に走行可能である。左右の走行ブラケット23は、その上端部で物品載置台15を支持している。
【0040】
実施例4は以上の構成であるから、物品載置台15は、天板2の上方において前後方向に移動可能である。例えば、図5(b)に示すように、調理者26がシンク側から物品載置台15上に食器27等を置く際には、調理者が物品載置台15にアプローチしやすい前後方向の適宜位置に物品載置台15を移動する。又、背面側から使用者28が天板2上に食器27を置きたいような場合は、図5(c)に示すように、物品載置台15をシンク側に移動しておくことができる。
【0041】
(実施例5)
図6は、本発明の実施例5のアイランド型キッチン29を説明する図である。
図5(a)、(c)に斜視図で示す実施例5のアイランド型キッチン29は、実施例4とほぼ同様な構成であるが、その特徴とする構成は、左右の走行ブラケット23により支持された物品載置台15は、回動可能である点である。
【0042】
具体的には、図6(c)に示されているように、左右の走行ブラケット23の間であって、左右の走行ブラケット23の上端かつ後端(背面側の端)の角部に、物品載置台15の端面が枢支ピン30で枢着され、回動可能である。左右の走行ブラケット23の夫々の内面の上部には物品載置台15を水平に保持する受け片31が水平状態に突設されているとともに、左右の走行ブラケット23の夫々の内面の下部の後縁近くには物品載置台15を垂直に規制する規制片32が垂直状態で突設されている。
【0043】
実施例5はこのような構成であるから、左右の走行ブラケット23をシンク側又は背面側に移動して、物品載置台15を使用することができる点は、実施例4と同様である。さらに実施例5の上記特徴的な構成によれば、図6(a)、(b)に示すように、物品載置台15を枢支ピン30を中心に矢印のように反時計針方向に回動し、受け片31で受け止めるようにして水平状態とすれば、物品載置台15を食器等の物を置く棚として使用することができる。
【0044】
又、図6(c)、(d)に示すように、物品載置台15を枢支ピン30を中心に時計針方向に回動して、その自重で規制片32に当接した垂直状態とすれば、調理時の手元隠しや水はねを防止する仕切板として使用できる。
【0045】
(実施例6)
図7は、本発明の実施例6のアイランド型キッチン33を説明する図である。図7(a)、(b)に斜視図で示すように、実施例6のアイランド型キッチン33は、天板2と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置されるキャビネット5と、天板2上に設置可能な物品載置台15を備えている。
【0046】
この実施例6のキャビネット5は、シンク側に位置する前側キャビネット34と、背面側に位置する背面キャビネット35に分けられて構成されている。背面キャビネット35は、開閉扉で開閉可能な開閉収納部36と、この開閉収納部36の上方の開閉扉等のない開放収納部37とから構成されている。
【0047】
物品載置台15は、その左右両側の夫々の下面に脚板38が固定されている。
この物品載置台15は、開放収納部37内に図7(b)及び図7(c)(図7(a)、(b)のC−C断面図)の想像線(二点鎖線)で示すように、すっぽりと格納できるようなサイズに形成されている。
【0048】
実施例6はこのような構成であるから、図7(a)、(c)に示すように、天板2上に載置すれば、物品載置台15を物品を載置する棚板として使用することができる。そして、物品載置台15を不使用時には、図7(b)及び図7(c)の想像線で示すように、物品載置台15を開放収納部37に格納することができる。この場合は、物品載置台15が、背面の開放収納部37を閉じて背面側からみて壁面を形成する面材として機能する。
【0049】
なお、図7(d)は、実施例6の変形例を示す断面図である。この変形例の特徴は、物品載置台15の左右両側の夫々の下面に固定された脚板39の前縁に凹部40が形成されており、この凹部40に天板2の後縁を挿入し、止めねじ41で下方から締着できるようにした構成である。この構成により、物品載置台15を天板2に着脱自在、かつしっかりと固定することができる。
【0050】
(実施例7)
図8は、本発明の実施例7のアイランド型キッチン42を説明する図である。
図8(a)に斜視図で示すように、実施例7のアイランド型キッチン42は、天板2と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置されるキャビネット5と、天板2の背面側の端部からダイニング方向に向けて水平に設置可能な可動棚43を備えている。
【0051】
この実施例7のキャビネット5は、実施例6と同様に、シンク側に位置する前側キャビネット34と、背面側に位置する背面キャビネット35に分けられて構成されている。背面キャビネット35は、特に引き出しや開閉扉等の設けられていない開放収納部44を有する。この開放収納部44には、二つのキャスター付き椅子45が格納可能である。
【0052】
可動棚43は、図8(a)、(b)(図8(a)のB−B断面図)に示すように、その左右両側面がキャビネットの左右側板20の内面であって背面側かつ上端部(要するに背面キャビネットの開口側であって内面上端部)に、ピン46で枢着されている。このピン46を中心に、選択的に、垂直状態(図8(a)、(b)の実線で示す位置)と水平状態(図8(a)、(b)の想像線で示す位置)となるように回動することができる。
【0053】
可動棚43を水平状態として使用する場合は、水平状態を維持する手段が必要である。水平維持手段としては、いろいろな手段が考えられる。例えば、図8(c)に一部断面図で示すように、キャビネットの側板20と可動棚43の自由端側の間に、折り畳み可能な支持用リンク47を設け、この支持用リンク47で可動棚43を水平状態に支持できるような構成としてもよい。
【0054】
ところで、可動棚43を図8(a)、(b)に示すような垂直状態とした際に、キャスター付き椅子45の背板48の上端に、可動棚43の下端が当らないように、可動棚43及と背板48の寸法が決められる。このようにすると、可動棚43及びキャスター付き椅子45の不使用時には、キャスター付き椅子45を開放収納部44内に格納し、可動棚43を垂直の状態(図8(a)、(b)参照)とすると、背面側(ダイニング側)から見て開放収納部44が背板48と可動棚43で連続的に閉じられた状態となり、両者が面材としての機能を有する。
【0055】
そして、図8(a)、(b)で想像線で示すように、可動棚43を水平状態にすれば、可動棚43を補助的なテーブルとして使用でき、実施例1で述べたように、ダイニング側の使用者は、キャスター付き椅子45を使用して簡単な食事等に利用することができる。
【0056】
なお、図8(d)は、実施例7の変形例を示す断面図であって、可動棚49を常時は水平状態で開放収納部44内に格納されており、使用時には背面側に水平に引き出し自在な構成としたものである。この変形例では、開放収納部44に格納されるキャスター付き椅子45の背板48は図8(b)のキャスター付き椅子45に較べて高くして、水平な可動棚43の直ぐ下まで延び、開放収納部44を閉じることのできる面材として機能するように構成されている。
【0057】
(実施例8)
図9は、本発明の実施例8のアイランド型キッチン50を説明する図である。
図9(a)に斜視図で示すように、実施例8のアイランド型キッチン50は、天板2と、天板2に取り付けられたシンク4と、天板2の下部に配置されるキャビネット5を備えている。
【0058】
この実施例8のキャビネット5は、実施例7同様に、図9(c)に断面図で示すように、シンク側に位置する前側キャビネット34と、背面側に位置する背面キャビネット35に分けられて構成されている。背面キャビネット35は、特に引き出しや開閉扉等の設けられていない開放収納部44を有する。この開放収納部44には、二つのキャスター付き収納庫51(収納棚)を格納可能である。
【0059】
キャスター付き収納庫51は、その前面に開閉可能な抽斗収納部52が形成されており、その背面には折り畳み可能な棚53が付設されている。折り畳み可能な棚53は、互いに回動可能であるが、一方向(図9(c)では矢印のような反時計針方向)には90度しか回動可能ではない水平支持板54と、垂直支持板55と、棚板56とから成り、水平支持板54の基端は、キャスター付き収納庫51の背面上端に回動可能に取り付けられている。
【0060】
なお、水平支持板54と、垂直支持板55と、棚板56とを互いに一方向には90度しか回動できない構成としては、この一方向に、90度回動すると図示しない規制部材に係合しそれ以上回動できないような構造とすればよい。
【0061】
図9(b)(図9(a)のB−B断面図)に示すように、折り畳み可能な棚53は、その不使用時には、キャスター付き収納庫51の背面に沿って垂直に垂れた不使用な状態としてキャスター付き収納庫51を、折り畳み可能な棚53を開放収納部44内に向けて格納する。そして、抽斗収納部52をダイニング側に向けて使用可能な状態とする。
【0062】
逆に、図9(c)に示すように、その抽斗収納部52を開放収納部44内に向けて不使用な状態とする場合は、折り畳み可能な棚53を外側に向け、水平支持板54を、反時計針方向に90度回動して水平状態とし、垂直支持板を反時計針方向に90度回動して垂直状態とし、棚板56を90度反時計針方向に回動して水平状態とし、天板2上に水平な状態で支持する。
【0063】
なお、水平支持板を図9(a)、(c)に示すように、水平状態に維持する必要があるが、いろいろな手段が考えられる。このための維持手段はここでは特に図示はしないが、例えば、実施例7の図8(c)で示したものと同じような支持用リンクを利用し、これをキャスター付き収納庫51の左右の側面と水平支持板の側面の間に取り付ける構成とすればよい。
【0064】
実施例8は、以上の構成であるから、図9(a)、(c)に示すように、棚板56を天板2上で水平状態とすれば、物品を載置して使用することができる。そして、棚板56の不使用時には、図9(b)で示すように、キャスター付き収納庫51を開放収納部44内に収納し、その抽斗収納部52を外側に向けて使用可能な状態とすればよい。
【0065】
ところで、実施例8において、キャスター付き収納庫(収納棚)として図9に示すキャスター付き収納庫51とは異なる構造の収納庫を利用してもよい。これを図10に実施例8の変形例として示す。図10に示すキャスター付き収納庫57は、実施例8のキャスター付き収納庫51と同様に、図10(a)に示すように、その前面に開閉可能な抽斗収納部52が形成されているが、キャスター付き収納庫51とは異なり、その背面には折り畳み可能な棚53は付設されていない。その代わりに、キャスター付き収納庫57には、断面L型板58が取り付けられており、その一部が水平な物品載置台59を構成し、抽斗収納部52の上部に配置するように形成されている。
【0066】
図10(b)(図10(a)でキャスター付き収納庫57を格納した場合のB−B断面図)に示すように、このキャスター付き収納庫57は、その背面側からキャビネット5の開放収納部44内に格納でき、この時、水平な物品載置台59が天板2より上側に位置する。又、図10(c)に断面図で示すように、キャスター付き収納庫57を開放収納部44からダイニング側に引き出し、物品載置台59を天板2より上側であってダイニング側に寄せて使用することもできる。
【0067】
以上、本発明に係るアイランド型キッチンの実施形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこのような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
【0068】
【発明の効果】
以上のような構成の本発明に係るアイランド型キッチンによると、次のような効果が生じる。
(1)天板とは別に、補助天板、物品載置台又は棚等を着脱可能に設けることができるから、食器等を置くスペースが広くなり、シンク側からもダイニング側からも使い勝手が良くなる。
【0069】
(2)シンク側だけでなく、ダイニング側でも作業や食事に利用できる補助的なテーブル、収納、椅子等の諸設備を設けたので、キッチンとダイニングルームの間等に設置するアイランド型キッチンの良さを十分生かして、有意義に活用することができる。
【0070】
(3)補助天板や物品載置台は、物品を置くだけでなく、調理者の手元を隠したり、水はねを防止したりする仕切板としても有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を説明する図である。
【図2】本発明の実施例2を説明する図である。
【図3】本発明の実施例3及びその変形例を説明する図である。
【図4】本発明の実施例3の変形例説明する図である。
【図5】本発明の実施例4を説明する図である。
【図6】本発明の実施例5を説明する図である。
【図7】本発明の実施例6及びその変形例を説明する図である。
【図8】本発明の実施例7及びその変形例を説明する図である。
【図9】本発明の実施例8を説明する図である。
【図10】本発明の実施例8の変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1  実施例1のアイランド型キッチン
2  天板
3  補助天板
4  シンク
5  キャビネット
6  ヒンジ
7、46  ピン
8  掛け金
9  椅子
10  実施例2のアイランド型キッチン
11  ネット状ポケット
12  雑誌
13  実施例3のアイランド型キッチン
14  握りバー
15、59  物品載置台
16  ネジ
17  位置決め部材
18  天板2の側面
19  取り付けブラケット
20  キャビネットの側板
21  ねじ止め取り付け具
22  実施例4のアイランド型キッチン
23  走行ブラケット
24  レール部材
25  車輪
26  調理者
27  食器
28  使用者
29  実施例5のアイランド型キッチン
30  枢支ピン
31  受け片
32  規制片
33  実施例6のアイランド型キッチン
34  前側キャビネット
35  背面キャビネット
36  開閉収納部
37、44  開放収納部
38、39  脚板
40  脚板前縁の凹部
41  止めねじ
42  実施例7のアイランド型キッチン
43  棚
45  キャスター付き椅子
47  支持用リンク
48  背板
49  可動棚
50  アイランド型キッチン
51、57  キャスター付き収納庫
52  抽斗収納部
53  折り畳み可能な棚
54  水平支持板
55  垂直支持板
56  棚板
58  断面L型板

Claims (14)

  1. 天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記天板のシンクに対する背面側の端部に回動可能に取り付けられた補助天板を有し、該補助天板は、前記天板と同じ面となるような水平状態と、前記天板に対して垂直に起立した起立状態に選択的に保持可能であることを特徴とするアイランド型キッチン。
  2. 請求項1記載のアイランド型キッチンにおいて、前記補助天板の裏面に収納部を備えたことを特徴とするアイランド型キッチン。
  3. 天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配配されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記天板の上面に握りバーを備えたことを特徴とするアイランド型キッチン。
  4. 天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記天板の側面又は前記キャビネットの側板に握りバーを備えたことを特徴とするアイランド型キッチン。
  5. 請求項3又は4記載のアイランド型キッチンにおいて、前記握りバーに物品載置台を取り付けたことを特徴とするアイランド型キッチン。
  6. 天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットの側板にレール部材が取り付けられており、前記レール部材によって前記天板の上方を水平方向に移動可能な物品載置台を備えたことを特徴とするアイランド型キッチン。
  7. 請求項6記載のアイランド型キッチンにおいて、前記物品載置台が回動可能であることを特徴とするアイランド型キッチン。
  8. 天板と、該天板に取り付けられたシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットは、前記シンク側の前側キャビネットと、前記前側キャビネットの背面に位置する背面キャビネットに分けられており、前記天板に設置可能な物品載置台が前記背面キャビネット内に格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチン。
  9. 天板と、該天板に取り付けられるシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットは、前記シンク側の前側キャビネットと、前記前側キャビネットの背面に位置する背面キャビネットに分けられ、前記背面キャビネット内に椅子が格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチン。
  10. 請求項9記載のアイランド型キッチンにおいて、前記椅子の背板が前記背面キャビネットの面材を兼ねていることを特徴とするアイランド型キッチン。
  11. 請求項9又は10記載のアイランド型キッチンにおいて、前記背面キャビネット内の前記椅子の上部に棚が格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチン。
  12. 天板と、該天板に取り付けられるシンクと、該天板の下部に配置されるキャビネットとから成るアイランド型キッチンにおいて、前記キャビネットは、前記シンク側の前側キャビネットと、前記前側キャビネットの背面に位置する背面キャビネットに分けられており、前記背面キャビネット内にキャスター付きの収納棚が格納可能であることを特徴とするアイランド型キッチン。
  13. 請求項12記載のアイランド型キッチンにおいて、前記収納棚の上部に、前記天板よりも上側に位置する物品載置台を備えたことを特徴とするアイランド型キッチン。
  14. 請求項12記載のアイランド型キッチンにおいて、前記収納棚の背面に折り畳み可能な棚を備えたことを特徴とするアイランド型キッチン。
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