JP2004121595A - 家具における踏み台 - Google Patents

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Kuniko Shima
島 久仁子
Yutaka Yamamoto
山本 豊
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Abstract

【課題】キッチンカウンタ、食器棚、もしくは書類用収納棚など家具自体の外見上の形状も損なうことなく、収納を可能とした踏み台を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の家具における踏み台9は、家具本体の上下の引き出し5、6間の空きスペースに踏み台収納部10が設けられ、該踏み台収納部10には、踏み板7と該踏み板7に対して折り畳み可能に取り付けられた脚部8とが出し入れ可能に収納され、かつ、踏み台9として利用する時は、該脚部8が起立し、前記踏み板7を略水平状態に保持できるようになっている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家具における踏み台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、台所等において、一般にキッチンカウンタの上方に調理器具等を収納する収納棚が設けられており、高い位置に設けられている収納棚から収納物を出し入れする場合に手が届かず、テーブルの椅子等を踏み台として使用しているが、その都度片付けたりしなければならず面倒であった。また、放置すると床面のスペースを占有して邪魔になり、台所仕事に支障をきたしていた。
【0003】
そこでキッチンカウンタに予め設けられている最下段の収納部開口部に踏み台兼用の蓋板を設けることで、人が乗り降りできるようにし、収納部を踏み台として使用するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、キャビネットに踏み台収納部が設けられ、この収納部から踏み台が出し入れ可能に収納されているものがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−103951号公報(第1−3頁、第1図)
【特許文献2】
特開平9−164032号公報(第1−3頁、第2−4図)
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、文献1にあっては、踏み台兼用の蓋板が設けられており、収納部内部の収納物を取り出すたびごとに、この蓋板を開けなければならず、踏み台として使用しない収納物の取り出しの際には、不便であった。
【0007】
文献2の第2図に示されたものは、踏み台を収納する収納部が、略コ字状をしており、該踏み台収納部を製作するのが困難であり、かつ、その他の収納部の寸法他扉の寸法及び収納容積を制限しなければならず、そのため特別な設計寸法となり実用的ではなかった。特に、一部の収納部の形状が不揃いとなり、外見上、そのデザインが劣るものでもあった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、収納部本来の寸法に極力影響を与えず、かつキッチンカウンタ、食器棚、もしくは書類用収納棚など家具自体の外見上の形状も損なうことなく、収納を可能とした踏み台を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を解決するために、本発明の家具における踏み台は、家具本体の上下の収納部の間の空きスペースに踏み台収納部が設けられ、該踏み台収納部には、踏み板と該踏み板に対して折り畳み可能に取り付けられた脚部とが出し入れ可能に収納され、かつ、踏み台として利用する時は、該脚部が起立し、前記踏み板を略水平状態に保持できるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、家具本体の上下の収納部の間の空きスペースに踏み台収納部が設けられ、該踏み台収納部より踏み板を引き出し、脚部を展開することにより踏み台として使用できるため、収納時には他の収納部の左右の寸法に影響を与えないため従来の収納部とほとんど差異がなく、また上下の収納部の間に踏み板が収納されるため、外見上一般の家具と変わるところも少ないものとなる。
【0010】
本発明の家具における踏み台の踏み台収納部は、箱状または板状の隔板で構成され、少なくとも下の引き出しの上方が前記隔板で仕切られていることが好ましい。
このようにすれば、踏み板及び脚部に付着するゴミや埃などが隔板により下方の収納部内に落下せず、収納している調理器具等の収納物を汚すことなく保管することができる。また、踏み台の出し入れの際に他の収納部の収納物に踏み台が接触し破損してしまう恐れがないので、安全に収納物を保管することができる。
【0011】
本発明の家具における踏み台は、収納状態の踏み板の前面に、脚部を隠蔽するための遮蔽部兼用取手が設けられていることが好ましい。
このようにすれば、取手が脚部を隠蔽する遮蔽部の役目を果たすことができるので、見栄えが良いばかりか取手を遮蔽部として兼用することができるので部品点数を省略できコストダウンが期待できる。
【0012】
本発明の家具における踏み台は、収納状態の踏み板の前面に、脚部が踏み板に対して出し入れ可能に設けられると共に、この脚部の一部が踏み板を引き出すための取手になっていることが好ましい。
このようにすれば、脚部を取手として兼用できるので部品点数を省略できコストダウンが期待できる。
【0013】
本発明の家具における踏み台は、少なくとも踏み台としての利用時に、踏み板の後部が家具本体に支持された状態にあり、家具本体で踏み板にかかる荷重の一部を支持することができるようになっていることが好ましい。
このようにすれば、踏み台使用時、踏み板の後方部が、家具本体で支えられているため、踏み板の前方のみを脚部で支持すれば足り、脚部としての部品点数を減らすことができる。
【0014】
本発明の家具における踏み台は、脚部が略コ字状の弾力性のある材質で構成されており、踏み板に対して脚部を起立させた時、脚部の端部が踏み板に形成されたロック凹部に係合し該脚部の移動が制限されるようになっているロック機構を有していることが好ましい。
このようにすれば、踏み台としての使用時に脚部の動きを固定することができ、踏み台の安定性を向上させることができるようになっている。
【0015】
本発明の家具における踏み台は、踏み板には脚部格納構部が形成され、脚部が踏み板の構部に格納され踏み板と共に踏み台収納部に収納できることが好ましい。
このようにすれば、踏み台の収納時に脚部が前面に露出することなく隠蔽することができるようになる。
【0016】
本発明の家具における踏み台は、踏み板の下面側に脚部を格納できる脚部格納構部が設けられていることが好ましい。
このようにすれば、踏み台の利用時に踏み板の上側表面に脚部格納構部が無いので、踏み板の上側表面を広く足の載せ場として使用できるようになる。
【0017】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1には本発明の実施例としてのキッチンカウンタに設けられた第1実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタの側面図、図2は図1の踏み台収納部の部分拡大側面断面図、図3の(a)は踏み台が踏み台収納部に収納された状態を示し、(b)は踏み台が利用可能に展開された状態を示す斜視図、図4は、本発明の使用例を示す側面図である。
【0018】
図1〜図4により本発明の第1実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタについて説明する。図1に示されるように、1はキッチンカウンタを示し、2はキッチンカウンタ1の上方に設けられた調理用具などを収納する収納棚を示す。キッチンカウンタ1は、天板3にシンク4、ガス台などを備えており、このキッチンカウンタ1の前面には、上下に引き出し5、6が収容されている。
【0019】
上部の引き出し5はシンク4の手前側に引き出される構造であり、その引き出し5は、収納時にはシンク4の下部空間に位置しており、該引き出し5の下部には少なくとも踏み板7と脚部8とから成る踏み台9を収納できる踏み台収納部10が設けられている。さらに下部に位置する引き出し6は、前記踏み台収納部10の下部に配置されている。なおこの踏み台収納部10は前方だけが開放した箱状であり、キッチンカウンタの側板もしくはフレームに固定されている。
【0020】
図1に示すキッチンカウンタ1において、踏み台9は略水平状態を保持するように踏み台収納部10に出し入れ可能に収納されている。該踏み板7は該踏み台収納部10を前後にスライド移動することでキッチンカウンタ1内部から出し入れができるようになっている
【0021】
図2に示すように、脚部8は踏み板7に、ヒンジ11によって連結されており、踏み台として利用する際に脚部8は、ヒンジ11を中心として円弧状に動いて略垂直状態にすることができる。
【0022】
より詳しくは、図3(b)に示すように、踏み台9は、少なくとも踏み板7と、該踏み板7の裏面に折り畳むことができる2本で一対を成す脚部8とから構成されている。脚部8は、略コ字状のバーから成り踏み板7の下側裏面の左右両側にヒンジ結合してある。
【0023】
特に図2に示されるように、踏み台9を収納する踏み台収納部10は、箱状になっているが、この収納部10は箱状に限らず1枚の隔板12のみで構成されてもよい。これは少なくともキッチンカウンタ1内部の下の引き出しの空間と踏み台収納部10とを隔離することにより、踏み板7及び脚部8に付着するゴミや埃などを下部の収納箱13に撒き散らすことを防止し、収納している調理器具等の収納物を汚すことがないようにするためである。また、この隔板12により踏み板7の出し入れの際に収納箱13の収納物に踏み板7が接触し破損してしまう恐れがなく、安全に収納物を保管することができる。
【0024】
さらに図2の取手14は、板を円弧状に湾曲させて収納状態の踏み板7の前面を覆うように構成されており、脚部8を隠蔽して収納することができるようになっており踏み踏み板7を引き出す際には、取手14の下部の隙間15より手を入れて取手14を掴んで引き出すことで、踏み台収納部10から踏み板7を引き出すことができる。また、踏み板7は、その後方部にストッパー凸部16が設けられ、踏み台収納部10の開口部に設けられた係止片17と連携して踏み台収納部10から抜け出しが防止されるようになっている。
【0025】
図3の(a)には、踏み台9がキッチンカウンタ1に収納されている状態が示され、踏み板7が略水平状態で収納されており、(b)に示すように踏み板7が引き出された際にも略水平状態を保ちながら引き出される。その後脚部8を手動にて展開し略垂直状態にし起立させ床面に支持されるようにすることで踏み板7にかかる荷重を支えられるようになり踏み台9として利用できるようになる。
【0026】
前記したように踏み板7の一辺は、ストッパー凸部16と係止片17とで常時キッチンカウンタ1本体から離れることなく踏み台収納部10の開口部18周辺の底面で踏み板7にかかる荷重の一部を支持することができるようになっている。そのため、キチンカウンタ1の本体が脚として働き、人が載った際においても、踏み板7にかかる大きな荷重の半分はキッチンカウンタ1の本体で支えられ、脚部8にかかる負担を半減できる。
【0027】
図3(b)に示すように、踏み板7内に収納されている脚部8は、収納時にはロック機構19により不用意に展開しないように係止されている。また該脚部8が起立した際には、ロック機構20が展開状態を維持している。
【0028】
踏み台9の脚部8下端となる部分には、床面に接するように設けられた滑り止め用ゴム21が設けられており、ロック機構20と共に踏み台9の使用時に該踏み台9の安定性を向上させることができるようになっている。
【0029】
このように図1に示すように、踏み台収納部10は、上下の引き出し5、6の間に有する空間に設けられており踏み台9の不使用時、この踏み台9は、脚部8を踏み板7内に折り畳んで踏み台収納部10に収納されており、また、キッチンカウンタ1の上方に設けられた収納棚2にある調理器具等の収納物を使用者22が取り出したり収納したりする際には、図4に示すように踏み板7の前面に取り付けられたの取手14を掴み略水平状態で踏み板7を手前に引き出して脚部8を略垂直状態に展開するだけで踏み台9を容易に準備することができる。
【0030】
次に、第2実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタにつき、図5〜6を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する説明を省略する。
【0031】
図5は第2実施形態に係る踏み台を有するキチンカウンタの斜視図を示しており、この踏み台23は、踏み板24と踏み板24を引き出す時の取手としても使用できる取手兼用の脚部25を有している。該脚部25は、略コ字状をしている1本のバーで構成されており、踏み台23の収納時には、略水平状態にし踏み板24内部に設けられた脚部収納孔部26にその横架部25’を残して収納される。脚部収納孔部26は、踏み板24内に前側から後側に延びる孔であり、その内部を脚部25は前後にスライド移動できるようになっている。
【0032】
図5に示すように、この脚部25は、踏み板24内から略水平状態を保ちながら引き出され、その後略垂直状態にし床面に支持するようにすることで踏み板24の前側を支えることが出来るようになり、踏み台23として利用可能になる。踏み板24にかかる荷重の一部は、踏み台収納部の開口部周辺の底面でも支えることができるので脚部としての部品点数を減らすことができるようになり人が載った際にも踏み台23にかかる大きな荷重を十分に支えることができるようになる。
【0033】
より詳しく説明すると、図6の(a)は踏み板24から脚部25が引き出された状態を示す上面図であり、略コ字状の脚部25の両後端部は、互いに外側に折曲され、突出端部27を構成している。また、脚部25は、弾力性のある材質で出来ており、該脚部25の両側のバーは、収納時には、脚部収納孔部26内で若干内側に傾くようになって収納されている。
【0034】
図6の(b)は、脚部収納孔部26の開口部付近を示しており、脚部収納孔部26の開口部付近の側面には、脚部25の突出端部27と係合するように設けられた円形の穴であるロック凹部28が設けられており、また、ロック凹部28の下側には、脚部25の端部29が嵌まるロック構部30が設けられている。さらに脚部収納孔部26内のロック凹部28に相対する側面にはバネ板31が設けられている。
【0035】
このような構造の本実施例にあっては、図6(a)に示すように、脚部25の横架部25’を掴んで、略水平状態で踏み板24内から引き出すことができる。脚部25は弾力性のある材質で構成されており、踏み板24内から引き出された際に脚部25の外側に折曲した突出端部27が踏み板24内のロック凹部28に係合する。その後脚部25を略垂直状態に起立させ(b)に示すように脚部25の端部29がロック溝部30に嵌まりロックされる。さらにバネ板31が脚部25の端部29を適宜押圧力で付勢するので脚部25の動きを固定することができ、踏み台23の使用時に該踏み台23の安定性を向上させることができるようになっている。
【0036】
次に、第3実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタにつき、図7〜8を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する説明を省略する。
【0037】
図7は第3実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタの斜視図を示しており、踏み台32は、踏み板33と略コ字状の弾力性のあるバー状の脚部34で構成されており、脚部34は、踏み板33の前側にヒンジ結合している。また、踏み板33の上側表面には脚部34を格納できる略コ字状の溝である脚部格納構部35が設けられており、踏み板33の前側には、該踏み板33を引き出すための取手36が取り付けられている。
【0038】
踏み台32を使用する際には、取手36を掴み手前に引くことで踏み板33がスライド移動し引き出され、その後、脚部34を掴み脚部格納構部35より円弧状に揺動運動をしながら取り出し略垂直状態にして床面に支持するようにする。また、踏み台32の収納時には、脚部格納構部35に脚部34が格納され、踏み板33と共に踏み台収納部37に収納される。
【0039】
図8は踏み板33と脚部34との間のロック機構を示す部分拡大斜視図であり、脚部34の端部38は踏み板33の前側にヒンジ39によって連結されている。脚部格納構部35の前側付近の側面には、脚部34を略垂直状態にした際に該脚部34の端部38が嵌まるために設けられたロック構部40があり、脚部格納構部35内のロック構部40に相対する側面にはバネ板41が設けられている。
【0040】
脚部34は弾力性のある材質で構成されており、略垂直状態にされた際に脚部34の端部38がロック溝部40に嵌まりロックされる。さらにバネ板41が脚部34の端部38を適宜押圧力で付勢するので脚部34の動きを固定することができ、踏み台32の使用時に該踏み台32の安定性を向上させることができるようになっている。
【0041】
次に、第4実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタにつき、図9を参照して説明する。なお、上記実施形態と同一構成で重複する説明を省略する。
【0042】
図9は第4実施形態に係る踏み台を有するキチンカウンタの斜視図を示しており、この踏み台42は、踏み板43と該踏み板43の裏面に格納される脚部44及び踏み板43を引き出す取手45によって構成されている。
【0043】
脚部44は、四角形のバー状の2つの部材を互いに交差するようにヒンジ46で連結され、開いたり畳んだり出来るようになっており、踏み板43の前側の下面裏側に設けられた係止具47に該脚部44の一辺が回転可能に固定されている。該脚部44を展開する際には、脚部44の一辺を踏み板43の下側裏面にあるロック機構48に係止させて固定することで床面に支持され、踏み板43にかかる荷重をささえることができるようになる。収納する際には、踏み板43の下側裏面にあるロック機構49に畳んだ脚部44を係止させ、不用意に脚部44が展開しないようにする。
【0044】
踏み台42を展開する際には、取手45を掴み手前に引き出すことで踏み板43が踏み台収納部50より引き出され、その後ロック機構49から脚部44を外し、脚部44の一辺をロック機構48に係止させることで固定され、床面に支持し、踏み板43にかかる荷重をささえることができるようになる。
【0045】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は以下の効果を奏する。
【0047】
(a)請求項1に記載の発明によれば、家具本体の収納部の間の空きスペースに踏み台収納部が設けられ、該踏み台収納部より踏み板を引き出し、脚部を展開することにより踏み台として使用できるため、踏み台の収納時には他の収納部の左右の寸法に影響を与えないため従来の収納部とほとんど差異がなく、また上下の収納部の間に踏み板が収納されるため、外見上一般の家具と変わるところも少ないものとなる。
【0048】
(b)請求項2に記載の発明によれば、箱状または板状の隔板で構成され、少なくとも下の収納部の上方が前記隔板で仕切られているため、踏み板及び脚部に付着するゴミや埃などが隔板により下方の収納部内に落下せず、収納している調理器具等の収納物を汚すことなく保管することができる。また、踏み台の出し入れの際に他の収納部の収納物に踏み台が接触し破損してしまう恐れがないので、安全に収納物を保管することができる。
【0049】
(c)請求項3に記載の発明によれば、収納状態の踏み板の前面に、脚部を隠蔽するための遮蔽部兼用取手が設けられているため、取手が脚部を隠蔽する遮蔽部の役目を果たすことができるので、見栄えが良いばかりか取手を遮蔽部として兼用することができるので部品点数を省略できコストダウンが期待できる。
【0050】
(d)請求項4に記載の発明によれば、脚部の一部が踏み板を引き出すための取手になっているため、脚部を取手として兼用できるので部品点数を省略できコストダウンが期待できる。
【0051】
(e)請求項5に記載の発明によれば、少なくとも踏み台としての利用時に、踏み板の後部が家具本体に支持された状態にあり、家具本体で踏み板にかかる荷重の一部を支持することができるようになっているため、踏み台使用時、踏み板の後方部が、家具本体で支えられているため、踏み板の前方のみを脚部で支持すれば足り、脚部としての部品点数を減らすことができる。
【0052】
(f)請求項6に記載の発明によれば、脚部が略コ字状の弾力性のある材質で構成されており、踏み板に対して脚部を起立させた時、脚部の端部が踏み板に形成されたロック凹部に係合し該脚部の移動が制限されるようになっているため、踏み台としての使用時に脚部の動きを固定することができ、踏み台の安定性を向上させることができるようになる。
【0053】
(g)請求項7に記載の発明によれば、踏み板には脚部格納構部が形成され、脚部が踏み板の構部に格納され踏み板と共に踏み台収納部に収納できるため、踏み台の収納時に脚部が前面に露出することなく隠蔽することができるようになる。
【0054】
(h)請求項8に記載の発明によれば、踏み板の下面側に脚部を格納できる脚部格納構部が設けられているため、踏み台の利用時に踏み板の上側表面に脚部格納構部が無いので、踏み板の上側表面を広く足の載せ場として使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キッチンカウンタに設けられた第1実施形態に係る踏み台の側面図である。
【図2】踏み台収納部の部分拡大側面断面図である。
【図3】(a)は踏み台がキッチンカウンタに収納された状態を示し、(b)は踏み台が利用可能に引き出された状態を示すキッチンカウンタの斜視図である。
【図4】本発明の使用例を示す側面図である。
【図5】第2実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタを示す斜視図である。
【図6】(a)は踏み台から脚部が引出された状態を示す上面図を示し、(b)は踏み板と脚部との間のロック機構を示す部分拡大斜視図である。
【図7】第3実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタを示す斜視図である。
【図8】踏み板と脚部との間のロック機構を示す部分拡大斜視図である。
【図9】第4実施形態に係る踏み台を有するキッチンカウンタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1          キッチンカウンタ
2          収納棚
3          天板
4          シンク
5、6         引き出し
7、24、33、43 踏み板
8、25、34、44 脚部
9、23、32、42 踏み台
10、37、50   踏み台収納部
11、39、46   ヒンジ
12         隔板
13         収納箱
14、36、45   取手
15         隙間
16         ストッパー凸部
17         係止片
18         開口部
19、20      ロック機構
48、49      ロック機構
21         滑り止め用ゴム
22         使用者
25’        横架部
26         脚部収納孔部
27         突出端部
28         ロック凹部
29、38      端部
30、40      ロック構部
31、41      バネ板
35         脚部格納構部
47         係止具

Claims (8)

  1. 家具本体の上下の収納部の間の空きスペースに踏み台収納部が設けられ、該踏み台収納部には、踏み板と該踏み板に対して折り畳み可能に取り付けられた脚部とが出し入れ可能に収納され、かつ、踏み台としての利用時は、該脚部が起立し、前記踏み板を略水平状態に保持できるようになっていることを特徴とする家具における踏み台。
  2. 踏み台収納部は、箱状または板状の隔板で構成され、少なくとも下の収納部の上方が前記隔板で仕切られている請求項1に記載の家具における踏み台。
  3. 収納状態の踏み板の前面には、脚部を隠蔽するための遮蔽部兼用取手が設けられている請求項1に記載の家具における踏み台。
  4. 収納状態の踏み板の前面には、脚部が踏み板に対して出し入れ可能に設けられると共に、この脚部の一部が踏み板を引き出すための取手になっている請求項1に記載の家具における踏み台。
  5. 少なくとも踏み台としての利用時に、踏み板の後部が家具本体に支持された状態にあり、家具本体で踏み板にかかる荷重の一部を支持することができるようになっている請求項1ないし4の何れかに記載の家具における踏み台。
  6. 脚部が略コ字状の弾力性のある材質で構成されており、踏み板に対して脚部を起立させた時、脚部の端部が踏み板に形成されたロック凹部に係合し該脚部の移動が制限されるようになっているロック機構を有している請求項1ないし5の何れかに記載の家具における踏み台。
  7. 踏み板には脚部格納構部が形成され、脚部が踏み板の構部に格納され踏み板と共に踏み台収納部に収納できる請求項1ないし6の何れかに記載の家具における踏み台。
  8. 踏み板の下面側に脚部を格納できる脚部格納構部が設けられている請求項7に記載の家具における踏み台。
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FR2972621A1 (fr) * 2011-03-17 2012-09-21 Delagrave Sa Meuble comprenant un corps et une tablette.
CN107432584A (zh) * 2016-12-31 2017-12-05 广州燃烧医疗技术开发有限公司 一种自带应急灯的阶梯式医疗箱
KR200485236Y1 (ko) * 2017-06-19 2017-12-11 안경란 싱크대
JP2021003172A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配ボックス

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