JPS6124101Y2 - - Google Patents

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JPS6124101Y2
JPS6124101Y2 JP14961282U JP14961282U JPS6124101Y2 JP S6124101 Y2 JPS6124101 Y2 JP S6124101Y2 JP 14961282 U JP14961282 U JP 14961282U JP 14961282 U JP14961282 U JP 14961282U JP S6124101 Y2 JPS6124101 Y2 JP S6124101Y2
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JP
Japan
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plate
electric wire
cabinet
side plates
wiring space
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JP14961282U
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JPS5955043U (ja
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は病室内に設置される病室用ロツカーに
関するものである。
従来、患者等の所持品、衣服を収納しておくロ
ツカーは、患者のベツド頭側部に設置され、単に
物品を収納する機能を有しているにすぎなかつ
た。
一方、圧縮空気、酸素等の取出口、及び、各測
定器機等のコンセント、読書等照明装置、ナース
コール、テレビ端子等の電気設備を有する医療設
備ユニツトは、患者の頭部壁面上部に固定され、
いずれか一方の端部に臨ませたガス管等と、天井
面に突出せしめたガス管等の立ち上り管を配線、
配管した後、壁面にカバーをとりつけて、この配
線、配管部を隠蔽していた。このため、ロツカー
の設置、カバーの取付け等作業効率が悪く、又上
記カバーが室内に露呈し、美観的にもよくないば
かりか、必要以上にスペースを取る問題があつ
た。
本考案は、ロツカーの側板内部に、配管、配線
スペースをもうける事により、医療設備ユニツト
に連設する事が出来、作業効率にすぐれ、美観的
にもよく、又、最少限のスペースで、ロツカー、
医療設備ユニツトが設置できる病室用ロツカーを
提供する事を目的とする。
第1図において、1は上部に前面パネル2を取
りつけた状態のロツカー、3は医療設備ユニツ
ト、10はベツド、10′はワゴン、21は、ロ
ツカー1の前面に着脱自在にとりつけた吊りキヤ
ビネツト、第2図において、4は前面パネル2の
代わりにロツカー1の上部にとりつけたキヤビネ
ツトである。
医療設備ユニツト3は、背部が壁面に固定され
た筒状で前面に、酸素取出用バルブ、圧縮空気取
出用バルブ等をもうけた医療用ガス取出装置31
と、読書用照明装置、各種測定器機のコンセント
(強電)、インターホーンテレビ端子(弱電)の電
気設置装置32をもうけ、内部を強電配線スペー
スと、弱電配線スペースに区画して、使用電圧の
相違による雑音の発生、画像のちらつきをなくす
様、配線、配管を行いその端部をロツカー1側に
臨ませている。
ロツカー1は、天井面まで達する高さの左右側
板6,6′と、側板6,6′間の中程上部に取りつ
けられた中仕切板11と、側板6,6′間の下端
部に、床面から所定高さの間隔を有して取りつけ
られた底板12と、側板6,6′間後端部で、中
仕切板11の下方にもうけられた後板13と、側
板6,6′間前端で、中仕切板11、底板12間
にもうけられた扉30によつて、基本的な形態が
構成されている。
14は後板13の上部にもうけられたガウン等
のハンガーつり下げ用のフツク、15はワイヤー
棚である。
側板6,6′は150〜200mm程度の奥行で、対向
した左右対称形をなしており、中仕切板11の上
部に位置する前端部を内方に折り曲げて前縁6
1、を形成し、扉3が位置する個所は、さらに内
側に折り曲げて扉当り縁62を形成し、後端を内
方にL字形に折り曲げて後縁63を形成してい
る。そして前縁61の上部には後述するキヤビネ
ツト4等の取付孔64を形成している。
そして、医療設備ユニツト3が位置する側の側
板(本実施例では左側板6)の側面部65の後部
に、前記医療設備ユニツト3の端部開口に連続す
る連結孔7が形成され、側面部65の裏面前方
に、連結孔7の中程から天井面まで、ほぼ側板6
の厚みを有する断面略Z字形の隔壁材8が固着さ
れ、前方を弱電配線スペース81、後方を強電配
線スペース82に区画すると共に、隔壁材8の下
端を前記連結孔7側に折り曲げて、連結孔7を強
電線取出口71、弱電線取出口72に区画してい
る。
そして弱電配線スペース81には、医療用ガス
配管用の保持座83が上下所定位置に固着され、
隔壁材8には、中仕切板11、後述する裏板9を
ネジ止めする取付孔84…,85…が形成されて
いる。
さらに、側板6,6′の後縁63,63′間の上
端内部に断面略コ字形の後継ぎ材91がとりつけ
られている。
後継ぎ材91は、上下片911,912を有
し、上片911は、下片912より奥行方向が短
く、下片912の端部上方が開口され下片912
の端部に切り欠きをもうけ、強電配線スペース8
2の上端に下片912の上面部が連続する様形成
し、下片912の横方向所定位置に後述する上面
カバー92の取付孔913…が形成されている。
上面カバー92は、断面L字形をなし、下方に
取付孔921…を形成して、後継ぎ材91にネジ
止めされ、上方が開口する第2配線スペース90
を構成する。
93は、側板6の扉当り縁62,62′の上端
部にもうけた中仕切板取付座で、表面に取付孔9
31…が形成されている。
中仕切板11は、前端を下向きL字形に折り曲
げて扉上端当り縁112を形成し、さらに左右端
部を下方に折り曲げて取付縁113を形成し、隔
壁材8の取付孔84…、中仕切取付座93の取付
孔931にネジ止めされる。
94は、前継ぎ材で、前面パネル2を取りつけ
る場合使用され、断面略コ字形に形成されてい
る。
9は、中仕切板11の下方に形成される。衣服
の収納部95の側板6上部で、連結孔7、隔壁材
8、また後述する配管、配線を隠蔽する裏板で、
左右下側を内方に折りまげ、前端を、側板6の前
端部に嵌入され隔壁材8にネジ止めされる略箱形
形状に形成されている。
中仕切板11の上部前面を隠蔽する時に使用さ
れる前面パネル2は、上端内方にL字形に折り曲
げて形成した上縁21と、左右端部を内側に折り
曲げて形成した側縁22と、下端を内方にL字形
に折り曲げた後、さらに後方に折り曲げて段部2
3を形成した下縁24からなり、さらに上縁21
の下方で上向きL字形に突出せしめた係合突片2
5が内面に固着されて、下縁24には前記中仕切
板11にもうけた取付孔11′…に対応して取付
孔24′が形成されている。一方、中仕切板11
の上方を収納個所として使用する際、とりつけら
れるキヤビネツト4は、後端上部に切り欠き41
を形成した左右のキヤビネツト側板42,43
と、該キヤビネツト側板42,43間の切り欠き
41の前方に固着され、後端に垂下縁44′を形
成したキヤビネツト天板45と、キヤビネツト側
板42,43間の下端に固着されたキヤビネツト
底板46と、キヤビネツト側板42,43間の後
端に固着され、上端に水平突片47を有するキヤ
ビネツト後板48と、前面にもうけられた片開き
戸49よりなり、キヤビネツト側板42,43の
切り欠き41の内面には後述する遮蔽板96の側
端部を取りつける為の取付片50が固着され、側
板6,6′にもうけた取付孔64,64′に対応し
て取付孔50′と遮蔽板96の取付孔96′が形成
されている。又、上記キヤビネツト天板45が垂
下縁44には、遮蔽板96の取付孔44′が形成
されている。
遮蔽板96は断面略上向きL字形をなし、キヤ
ビネツト天板45の垂下縁44に対応する取付孔
961、取付片50に対応する取付孔962がも
うけられている。
さらに、キヤビネツト底板46の下面には、後
部に中仕切板11の扉上端当り縁112に当接す
る下方突部461を有する補助底板86がとりつ
けられ、該補助底板86には、中仕切板11にも
うけた取付孔11′に対応するキヤビネツト取付
孔86′が形成されている。
本考案は、上記の如く構成され、次の様にして
設置される。
あらかじめ医療設備ユニツト3の取付位置に臨
む様、天井面に突設した医療用ガス立ち上り管6
0′、強電線立ち上がり管61′、弱電線立ち上が
り管62′に対応して、すでに配線、配管を行
い、医療用ガス管、強電線、弱電線を端部外方に
突出せしめた医療設備ユニツト3を、ベツド頭部
上方の壁面にアンカーボルト等にて固定する。
つぎに、前記医療設備ユニツト3の側端部に連
結孔7を一致せしめ、ロツカー1を立設し、壁面
に固定する。
この時、医療設備ユニツト3から導ぎかれた医
療用ガス管80′と弱電線81′、強電線82′
は、連結孔7の弱電線取出口71、強電線82′
は強電線取出口72より側板6内に導びかれ、側
板6内の弱電配線スペース81に、医療用ガス管
80′は保持座83に保持金具83′を介して配管
され、端部を立ち上がり管60′に配管される。
又弱電線81′も弱電配線スペース81内に配線
され、弱電線立ち上がり管61′と接続され、一
方強電線82′は強電配線スペース82内から、
第2配線スペース90内に延長され強電線立ち上
がり管61′と接続される。
しかるのち、上面カバー92を後継ぎ材91に
ネジ止めし、上部での弱電線81′と、弱電線8
2′を完全に分離せしめ、中仕切板11を、隔壁
材8、中仕切取付座93にネジ止めし、中仕切取
付座93下方の収納個所に、裏板9の前端を第7
図仮想線に示す様に挿入した後、隔壁材8とネジ
止めし、下方の配線、配管部を隠蔽する。
次に、中仕切板11の上部を、収納部として使
用する場合キヤビネツト4の後部を前方より、中
仕切板11の上面に位置せしめ、側板6の取付孔
64、中仕切板11の取付孔11′、キヤビネツ
ト4の取付孔50′を介して側板6,6′にネジ止
め固定される。
この時、キヤビネツト4の後端上部に切り穴き
41を形成しているので、第2配線スペース90
に影響をおよぼす事がない。
そして遮蔽板96が下方よりキヤビネツト天板
45、取付片50にとりつけられ切り欠き41を
隠蔽する。
次に、中仕切板11の上部を収納部として使用
しない場合側板6,6′の前端上部に前継ぎ材9
4をとりつけ前面パネル2を下方から上方に移動
せしめて、係合突片25を前継ぎ材9に係合せし
めた後、前面パネル2の下端を、中仕切板11側
に押しやり、段部23と中仕切板11の前端を当
接せしめ、取付孔11′,24′を介してネジ止め
する。
尚、本考案では天井面にもうける各立上り管の
位置によつては第2配線スペースを必要とせず、
側板の配線スペースより直接上方にもちだして、
各立上り管と連結してもよい。
以上の如く、本考案は、側板の後部に連結孔を
形成する事により、医療設備ユニツトに連設する
事が出来、側板内部に隔壁材をもうけて強電配線
スペースと弱電配線スペースを形成し、これに連
続して連結孔を強電線取出口、弱電線取出口に区
画し、さらに上部に第2配線スペースをもうける
事により、インターホーン、テレビ等に悪影響を
あたえる事なく、また医療設備ユニツトとロツカ
ーの意匠的調和がはかられ、作業効率にすぐれ、
全体として安価に製作出来る等、実用的にすぐれ
た有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は上
部に前面パネルを取りつけた状態の斜視図、第2
図は上部にキヤビネツトを取りつけた状態の斜視
図、第3図は本考案の要部分解斜視図、第4図は
第1図のA−A線断面図、第5図は第2図のB−
B線断面図、第6図は第4図のC−C線要部拡大
断面図、第7図は第5図のD−D要部線拡大断面
図、第8図は、キヤビネツト後部の斜視図であ
る。 1……病室用ロツカー、2……前面パネル、3
……医療設備ユニツト、4……キヤビネツト、
6,6′……左右側板、65……表面板、7……
連結孔、71……弱電線取出口、72……強電線
取出口、8……隔壁材、81……弱電配線スペー
ス、82……強電配線スペース、9……裏板、9
0……第2配線スペース、92……上面カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右側板の少なくとも一方の表面板後部に、壁
    面に固定された医療設備ユニツトの少なくとも 左右端部の一方が当接する個所に連結孔を形成
    し、表面板裏面に隔壁材をもうけて、側板内部
    を、強電配線スペースに、弱電配線スペースに、
    連結孔を強電線取出口と、弱電線取出口に区画し
    た事を特徴とする病室用ロツカー。
JP14961282U 1982-10-01 1982-10-01 病室用ロツカ− Granted JPS5955043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14961282U JPS5955043U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 病室用ロツカ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14961282U JPS5955043U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 病室用ロツカ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955043U JPS5955043U (ja) 1984-04-11
JPS6124101Y2 true JPS6124101Y2 (ja) 1986-07-19

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ID=30332059

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14961282U Granted JPS5955043U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 病室用ロツカ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4492137B2 (ja) * 2004-01-29 2010-06-30 積水ハウス株式会社 寝室システム家具

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JPS5955043U (ja) 1984-04-11

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