JPS63246105A - 厨房設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、台所に必要な多種多様の機能を備えたシス
テムキッチンとして利用される厨房設備に関する。

〈従来の技術〉 一般に、洗い終えた食器類等は、多数の通水孔を散在さ
せて開設してなる板状プレートや網状プレート等の水切
りプレートをシンクの一半分側の開口縁間に渉り載架し
、この水切りプレート上に置いて水切りを行なったり、
或いはシンク正面の吊戸棚の下面に上端を止着取付けて
吊持状に設けられたステンレス製の多段状棚に洗った食
器類等を載せて水切りを行なっているものである。

しかし乍ら、近年において此種厨房設備は台所に必要な
多種多様の機能を備えることは勿論、全体の外観的美感
、即ち、美しいインテリア性を持たせて快適なキッチン
ライフを願う全ての人々の要望を満たすべく開発が進ん
でいる中で、上述した前者の様にシンクの開口部上に水
切りプレートを介して洗った食器類等を置いておくと１
目食器類等が厨房設備の正面から見て視認される結果に
なって見苦しいばかりか、例えばリビングルームの様に
居間（洋間）としても使える様にした部屋にあっては美
しいインテリア性を持つ厨房設備のイメージを悪くする
。不都合があった。

一方、後者のものも前者と同様の不都合を有するばかり
か、シンク正面の窓が棚によってその開口面積が狭めら
れてしまう結果になって台所が暗くなる等の不都合を有
するものであった。

〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明が解決しようとする問題点は、美しいインテリア
性を悪くすることなく洗った食器類等の水切りを行なう
ことができろ水切用収納キャビネットを装備せる厨房設
備の提供にある。

〈問題点を解決するための手段〉 上記問題を解決するために本発明が講じる技術的手段は
、底面及び一側面を開口し、内部に水切棚を備えた所望
高さの収納キャビネットを、キッチンカウンターに備え
られたシンクの一側開口部位上に位置させて側面開口部
を同シンクの他側開口部側に向けて立設配備したことで
ある。

く作　用〉 而して、以上の如き構成によれば、洗った食器類等を収
納キャビネットの側面開口部より内部の水切棚に載せて
該キャビネット内に収納した状態で水切りを行なう。食
器類等から滴ドする水滴は収納キャビネットの底面開口
部を介してシンク内に滴下する。

〈実施例〉 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、収納キャ
ビネット（Ａ＞はキッチンキャビネット（Ｂ）上に配さ
れた長尺キッチンカウンター（Ｃ）の−側部側に吊持状
に、若しくは一体に落し込み配設されたシンク（１）の
−側開口部上に立設配備され、内部には洗った食器（Ｄ
）類等を置いて水切りを行なう水切棚（２）を多段状に
設けてなる。

収納キャビネット（Ａ）はキッチンカウンター（Ｃ）面
からシンク（１）上方の吊戸棚（Ｅ）の下面に至る高さ
く長さ）で所望の板幅に裁断した前後両板（ａ電Ｈａｚ
）と、この前後画板（ａｌ）（Ｃ２）と略同−の高さで
カウンター（Ｃ）の奥行方向略全長に捗る大きさに裁断
した側板（Ｃ３）と、前後画板（ａｔ　）（Ｃ２）の板
幅と略同幅で同両板（ａｔ　）（Ｃ２）の上部縁間に渉
る長さに裁断した天板（Ｃ４）とによって底面及び一側
面を開口したボックス状に形成すると共に、後板（Ｃ２
）の下端部から側板（Ｃ３）の一部をキッチンカウンタ
ー（Ｃ）のバックガード（Ｃ１）形状に合わせて切欠し
てなる。

また、この収納キャビネット（Ａ）の前後画板（ａｔ　
）（Ｃ２）の対向内面には数個の水切棚（２）を多段状
に載承配設する載承枠（３）取付は用のタボ穴（４）を
高さ方向適宜間隔毎に設けてなる。

水切棚（２）は、パイプ、線材等によって収納キャビネ
ット（Ａ）の内部を上下に仕切る平棚形状、籠状の棚形
状に形成され、その前後短辺縁を収納キャビネット（Ａ
）の前後両板（ａｔ　）（Ｃ２）内面に着脱自在に取付
けられた前後の載承枠（３）上に載承係止させることで
収納キャビネット（Ａ）の内部に任意の間隔をおいた多
段状に配設されるものである。

図中（Ｃ５）は吊戸棚（Ｅ）等の扉と同じデザインを施
した化粧板であり、この化粧板（Ｃ５）を収納キャビネ
ット（Ａ）の前板（ａｌ）表面に貼設せしめて厨房設備
全体のインテリア性を図る様にする。（５）は収納キャ
ビネット（Ａ）の内部上部側に水切５（２）と同じ取付
構造をもって配設した木製の棚、若しくは合成樹脂板か
らなる棚である。

また、他の実施例としては第５図に図示した様に、収納
キシビネット（Ａ）の前板（ａｔ　）側端を側板（Ｃ３
）の前部縁に開閉自在に枢着連結せしめて食器（Ｄ）類
等の出入れをし易くしてなる。

尚、斯る実施例にあっては水切棚（２）の取付構造とし
て、水切棚（２）の下面周囲に沿って同梱（２）を受は
止め載承しかつ、シンク（１）内への水滴の落下をさま
たげない形状に形成した載承枠（６）を収納キャビネッ
ト（Ａ）の後板（Ｃ２）内面と側板（Ｃ３）内面とに沿
わせて着脱可能に、若しくは一体的に取付けて水切棚（
２）を多段状に配設するものである。

而して、断る厨房設備は正面から視認不能に水切棚（２
）を多段状に備えた収納キャビネット（Ａ）の該水切棚
（２）に洗った食器（Ｄ）類等を置いてキャビネット（
Ａ）の内部に収納した状態でそれらの水切りを行なうこ
とができると共に、食器（Ｄ）類等から滴下する水滴は
収納キャビネット（Ａ）の底面開口部からシンク（１）
内に滴下し、同シンク（１）の排出口（７）から排出さ
れる。

従って、本実施例の厨房設備は洗った食器（Ｄ）類等を
視認されない状態で水切りを行なうことができると共に
、食器（Ｄ）類等から滴下する水滴によってキッチンカ
ウンター（Ｃ）を濡らすこともない。

尚、図中（８）はシンク（１）の−側コーナーのキッチ
ンカウンター（Ｃ）上に配設したシングルレバ一式の湯
水混合栓、（９）はキッチンカウンター（Ｃ）の他側部
に吊持状に落し込んで配設したガス、若しくは電気コン
°Ｏである。

〈発明の効果〉 本発明の厨房設備は叙上の如く、底面及び一側面を開口
し、内部に水切棚を備えた所望高さの収納キャビネット
を、キッチンカウンターに備えられたシンクの一側開口
部位上に位置させて側面開口部を同シンクの他側開口部
側に向けて立設配備してなるから、洗った食器類等を収
納キャビネットの内部に配設した水切棚に載せた収納状
態で水切りを行なうことが出来る。

よって、従来の様に洗った食器類等が厨房設備の正面か
ら視認されることがないため、厨房設備の美しいインテ
リア性を低下させることがない。

しかも、食器類等から滴下する水滴は収納キャビネット
の底面開口部からシンク内に滴下し、排出されるため、
キッチンカウンターを濡らすこともない。

更に、シンクの正面に背高の窓を設けることができ、台
所を明るくすることができる。

依って、所期の目的を達成し得る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明厨房設備の実施例を示し、第１図は斜視図
、第２図は同要部を拡大して示す正面図で一部切欠して
示す、第３図は第２図の（Ｉ［１）−（Ｉ［Ｉ）線横断
平面図、第４図は収納キャビネットを示す斜視図、第５
図は収納キャビネットの他の実施例を示す斜視図である
。 尚、図中 （Ａ）：収納キャビネット　（１）：シンク（２）：水
　切　棚 （Ｃ）：キッチンカウンター

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底面及び一側面を開口し、内部に水切棚を備えた所望高
   さの収納キャビネットを、キッチンカウンターに備えら
   れたシンクの一側開口部位上に位置させて側面開口部を
   同シンクの他側開口部側に向けて立設配備したことを特
   徴とする厨房設備。